161P2F10Bタンパク質に結合する抗体および関連分子
【課題】新規161P2F10Bタンパク質に結合する抗体およびその抗体に由来する分子、ならびにそれらの改変体、および、癌に対する診断標的、予後標的、予防標的および/または治療標的の提供。
【解決手段】161P2F10Bは、正常な成体組織において組織特異的発現を示し、列挙される癌において異常に発現される。161P2F10B遺伝子もしくはそのフラグメント、あるいはそのコード化タンパク質、またはその改変体、もしくはそのフラグメントは、体液性免疫反応または細胞性免疫反応を誘発するために使用され得る;161P2F10Bと反応性の抗体またはT細胞は、能動免疫または受動免疫で使用される。
【解決手段】161P2F10Bは、正常な成体組織において組織特異的発現を示し、列挙される癌において異常に発現される。161P2F10B遺伝子もしくはそのフラグメント、あるいはそのコード化タンパク質、またはその改変体、もしくはそのフラグメントは、体液性免疫反応または細胞性免疫反応を誘発するために使用され得る;161P2F10Bと反応性の抗体またはT細胞は、能動免疫または受動免疫で使用される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
161P2F10Bタンパク質(配列番号4)に特異的に結合する抗原結合部位を含むモノクローナル抗体またはその抗原結合フラグメントであって、該モノクローナル抗体は、図2および図3に示されるH16−7.213、H16−9.69、Ha16−1.52、Ha16−1(1)23、Ha16−9.44、H16−1.67.、Ha16−1(3,5)36、H16−1.86、Ha16−9.10、H16−9.33、H16−1.68、Ha16−1(1)11、Ha16−1(3,5)18、Ha16−1(2,4)4、Ha16−1(3,5)56、H16−1.93、H16−7.8、Ha16−1(3,5)27.1、H16−1.61、H16−1(3,5)5、H16−7.200、Ha16−1(3,5)42、H16−9.65、H16−1.29、H16−3.4、H16−1.92、Ha16−1(3,5)19、またはHa16−1.80である、抗体またはフラグメント。
【請求項2】
前記抗体が完全ヒト抗体である、請求項1に記載の抗体またはフラグメント。
【請求項3】
前記フラグメントが、Fab、F(ab’)2、FvまたはSfvフラグメントである、請求項1または2に記載の抗体またはフラグメント。
【請求項4】
前記抗体またはフラグメントが、検出可能なマーカー、毒素、治療剤、または化学療法剤に結合されている、請求項1、2または3のいずれか1項に記載の抗体またはフラグメント。
【請求項5】
前記検出可能なマーカーが、放射性同位体、金属キレート剤、酵素、蛍光化合物、生物発光化合物または化学発光化合物である、請求項4に記載の抗体またはフラグメント。
【請求項6】
前記放射性同位体が、212Bi、131I、131In、90Y、186Re、211At、125I、188Re、153Sm、213Bi、32P、またはLuを含む、請求項5に記載の抗体またはフラグメント。
【請求項7】
前記毒素が、リシン、リシンA鎖、ドキソルビシン、ダウノルビシン、メイタンシノイド、タキソール、エチジウムブロミド、マイトマイシン、エトポシド、テノポシド、ビンクリスチン、ビンブラスチン、コルヒチン、ジヒドロキシアントラシンジオン、アクチノマイシン、ジフテリア毒素、Pseudomonas体外毒素(PE)A、PE40、アブリン、アブリンA鎖、モデクシンA鎖、αサルシン、ゲロニン、マイトジェリン、レトストリクトシン、フェノマイシン、エノマイシン、キュリシン、クロチン、カリケアマイシン、sapaonaria officinalisインヒビター、糖質コルチコイド、アウリスタチン、アウロマイシン、イットリウム、ビスマス、コンブレスタチン、デュオカルマイシン、ドロスタチン、cc1065、またはシスプラチンを含む、請求項4に記載の抗体またはフラグメント。
【請求項8】
請求項1に記載のモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ。
【請求項9】
請求項1、2または3のいずれか1項に記載の抗体をコードするポリヌクレオチドを含むベクター。
【請求項10】
重鎖および軽鎖の可変ドメインを含む一本鎖である、請求項9に記載のベクター。
【請求項11】
ヒト単位用量形態中に請求項1に記載の抗体またはフラグメントを含む薬学的組成物。
【請求項12】
生物学的サンプル中の161P2F10Bタンパク質の存在を検出するためのアッセイであって、該アッセイは、該サンプルを請求項1、2または3のいずれか1項に記載の抗体と接触させる工程、および該サンプル中の161P2F10Bタンパク質(配列番号4)の結合を検出する工程を包含する、アッセイ。
【請求項13】
被験体において161P2F10B(配列番号4)を発現する細胞の増殖を阻害する方法であって、該方法は、
161P2F10Bタンパク質(配列番号4)に特異的に結合する請求項1、2または3のいずれか1項に記載の抗体を含む一本鎖モノクローナル抗体をコードするベクターを、該被験体に投与する工程であって、その結果、該ベクターが該一本鎖モノクローナル抗体コード配列を癌細胞に送達し、コードされた単鎖抗体が該癌細胞内で細胞内発現される、工程
を包含する、方法。
【請求項14】
細胞毒性因子または診断因子を161P2F10Bタンパク質(配列番号4)を発現する細胞に送達する方法であって、該方法は、
請求項1、2または3のいずれか1項に記載の抗体または抗体のフラグメントに結合体化された細胞毒性因子または診断因子を提供し、抗体因子結合体またはフラグメント因子結合体を形成させる工程;および
該細胞を該抗体因子結合体またはフラグメント因子結合体に曝露する工程
を包含する、方法。
【請求項15】
前記細胞毒性因子または前記診断因子が、検出可能なマーカー、毒素および治療剤からなる群より選択される、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記検出可能なマーカーが、放射性同位体、金属キレート剤、酵素、蛍光化合物、生物発光化合物または化学発光化合物である、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記放射性同位体が、212Bi、131I、131In、90Y、186Re、211At、125I、188Re、153Sm、213Bi、32P、またはLuを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記毒素が、リシン、リシンA鎖、ドキソルビシン、ダウノルビシン、メイタンシノイド、タキソール、エチジウムブロミド、マイトマイシン、エトポシド、テノポシド、ビンクリスチン、ビンブラスチン、コルヒチン、ジヒドロキシアントラシンジオン、アクチノマイシン、ジフテリア毒素、Pseudomonas体外毒素(PE)A、PE40、アブリン、アブリンA鎖、モデクシンA鎖、αサルシン、ゲロニン、マイトジェリン、レツトリクトシン、フェノマイシン、エノマイシン、キュリシン、クロチン、カリケアマイシン、sapaonaria officinalisインヒビター、糖質コルチコイド、アウリスタチン、アウロマイシン、イットリウム、ビスマス、コンブレスタチン、デュオカルマイシン、ドロスタチン、cc1065、またはシスプラチンを含む、請求項15に記載の方法。
【請求項19】
生物学的サンプル中の161P2F10Bタンパク質(配列番号4)を検出するための方法であって、該方法は、
該生物学的サンプルおよびコントロールサンプルを提供する工程;
該生物学的サンプルおよび該コントロールサンプルを、該161P2F10Bタンパク質と特異的に結合する請求項1、2または3のいずれか1項に記載の抗体と接触させる工程、ならびに
該生物学的サンプルおよび該コントロールサンプル中に存在する該161P2F10Bタンパク質を含む物質と該抗体との複合体の量を決定する工程
を包含する、方法。
【請求項20】
請求項19に記載の方法であって
、
前立腺癌、膵臓癌、膀胱癌、腎臓癌、結腸癌、肺癌、卵巣癌、もしくは乳癌を有するか、または前立腺癌、膵臓癌、膀胱癌、腎臓癌、結腸癌、肺癌、卵巣癌、もしくは乳癌を有すると考えられる患者から前記生物学的サンプルおよび前記コントロールサンプルを採取する工程をさらに包含する、方法。
【請求項21】
図2に示されるタンパク質(配列番号4)またはその部分配列をコードする核酸に対応する161P2F10B siRNA(二重鎖RNA)を含む組成物であって、ここで、該部分配列は、長さが19、20、21、22、23、24または25個の連続したRNAヌクレオチドであり、かつmRNAコード配列の少なくとも一部に対して相補的である配列およびそれらに相補的でない配列を含む、組成物。
【請求項22】
細胞増殖を調節する分子を同定するための方法であって、該方法は、
(a)系に分子を導入する工程であって、該分子は、図2に示されるタンパク質またはその部分配列をコードする核酸に対応する161P2F10B siRNA(二重鎖RNA)を含む組成物であって、ここで、該部分配列は、長さが19、20、21、22、23、24または25個の連続したRNAヌクレオチドであり、かつmRNAコード配列の少なくとも一部に対して相補的である配列およびそれらに相補的でない配列を含む、工程;ならびに
(b)該分子と該ヌクレオチド配列またはタンパク質との間の相互作用の存在または非存在を決定する工程を包含し、それによって、該分子と該ヌクレオチド配列との間の相互作用の存在は、該分子を細胞増殖を調節する分子として同定する、方法。
【請求項23】
前記系がインビボである、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記系がインビトロである、請求項22に記載の方法。
【請求項25】
哺乳動物において前立腺癌腫瘍、膵臓癌腫瘍、膀胱癌腫瘍、腎臓癌腫瘍、結腸癌腫瘍、肺癌腫瘍、卵巣癌腫瘍、または乳癌腫瘍の増殖を減少させるための方法であって、該方法は、該哺乳動物を161P2F10B(配列番号4)に特異的に結合する請求項1、2または3のいずれか1項に記載のモノクローナル抗体またはそのフラグメントと放射線との組み合わせの有効量で処置する工程を包含する、方法。
【請求項26】
哺乳動物において前立腺癌腫瘍、膵臓癌腫瘍、膀胱癌腫瘍、腎臓癌腫瘍、結腸癌腫瘍、肺癌腫瘍、卵巣癌腫瘍、または乳癌腫瘍の増殖を減少させるための方法であって、該方法は、該哺乳動物を161P2F10B(配列番号4)に特異的に結合する請求項1、2または3のいずれか1項に記載のモノクローナル抗体またはそのフラグメントと化学療法剤との組み合わせの有効量で処置する工程を包含する、方法。
【請求項27】
哺乳動物において前立腺癌、膵臓癌、膀胱癌、腎臓癌、結腸癌、肺癌、卵巣癌、もしくは乳癌の処置のための医薬の調製のための、請求項1、2または3のいずれか1項に記載のモノクローナル抗体またはそのフラグメントの使用であって、該モノクローナル抗体またはそのフラグメントは、放射線または化学療法剤と組み合わせて投与される、使用。
【請求項1】
161P2F10Bタンパク質(配列番号4)に特異的に結合する抗原結合部位を含むモノクローナル抗体またはその抗原結合フラグメントであって、該モノクローナル抗体は、図2および図3に示されるH16−7.213、H16−9.69、Ha16−1.52、Ha16−1(1)23、Ha16−9.44、H16−1.67.、Ha16−1(3,5)36、H16−1.86、Ha16−9.10、H16−9.33、H16−1.68、Ha16−1(1)11、Ha16−1(3,5)18、Ha16−1(2,4)4、Ha16−1(3,5)56、H16−1.93、H16−7.8、Ha16−1(3,5)27.1、H16−1.61、H16−1(3,5)5、H16−7.200、Ha16−1(3,5)42、H16−9.65、H16−1.29、H16−3.4、H16−1.92、Ha16−1(3,5)19、またはHa16−1.80である、抗体またはフラグメント。
【請求項2】
前記抗体が完全ヒト抗体である、請求項1に記載の抗体またはフラグメント。
【請求項3】
前記フラグメントが、Fab、F(ab’)2、FvまたはSfvフラグメントである、請求項1または2に記載の抗体またはフラグメント。
【請求項4】
前記抗体またはフラグメントが、検出可能なマーカー、毒素、治療剤、または化学療法剤に結合されている、請求項1、2または3のいずれか1項に記載の抗体またはフラグメント。
【請求項5】
前記検出可能なマーカーが、放射性同位体、金属キレート剤、酵素、蛍光化合物、生物発光化合物または化学発光化合物である、請求項4に記載の抗体またはフラグメント。
【請求項6】
前記放射性同位体が、212Bi、131I、131In、90Y、186Re、211At、125I、188Re、153Sm、213Bi、32P、またはLuを含む、請求項5に記載の抗体またはフラグメント。
【請求項7】
前記毒素が、リシン、リシンA鎖、ドキソルビシン、ダウノルビシン、メイタンシノイド、タキソール、エチジウムブロミド、マイトマイシン、エトポシド、テノポシド、ビンクリスチン、ビンブラスチン、コルヒチン、ジヒドロキシアントラシンジオン、アクチノマイシン、ジフテリア毒素、Pseudomonas体外毒素(PE)A、PE40、アブリン、アブリンA鎖、モデクシンA鎖、αサルシン、ゲロニン、マイトジェリン、レトストリクトシン、フェノマイシン、エノマイシン、キュリシン、クロチン、カリケアマイシン、sapaonaria officinalisインヒビター、糖質コルチコイド、アウリスタチン、アウロマイシン、イットリウム、ビスマス、コンブレスタチン、デュオカルマイシン、ドロスタチン、cc1065、またはシスプラチンを含む、請求項4に記載の抗体またはフラグメント。
【請求項8】
請求項1に記載のモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ。
【請求項9】
請求項1、2または3のいずれか1項に記載の抗体をコードするポリヌクレオチドを含むベクター。
【請求項10】
重鎖および軽鎖の可変ドメインを含む一本鎖である、請求項9に記載のベクター。
【請求項11】
ヒト単位用量形態中に請求項1に記載の抗体またはフラグメントを含む薬学的組成物。
【請求項12】
生物学的サンプル中の161P2F10Bタンパク質の存在を検出するためのアッセイであって、該アッセイは、該サンプルを請求項1、2または3のいずれか1項に記載の抗体と接触させる工程、および該サンプル中の161P2F10Bタンパク質(配列番号4)の結合を検出する工程を包含する、アッセイ。
【請求項13】
被験体において161P2F10B(配列番号4)を発現する細胞の増殖を阻害する方法であって、該方法は、
161P2F10Bタンパク質(配列番号4)に特異的に結合する請求項1、2または3のいずれか1項に記載の抗体を含む一本鎖モノクローナル抗体をコードするベクターを、該被験体に投与する工程であって、その結果、該ベクターが該一本鎖モノクローナル抗体コード配列を癌細胞に送達し、コードされた単鎖抗体が該癌細胞内で細胞内発現される、工程
を包含する、方法。
【請求項14】
細胞毒性因子または診断因子を161P2F10Bタンパク質(配列番号4)を発現する細胞に送達する方法であって、該方法は、
請求項1、2または3のいずれか1項に記載の抗体または抗体のフラグメントに結合体化された細胞毒性因子または診断因子を提供し、抗体因子結合体またはフラグメント因子結合体を形成させる工程;および
該細胞を該抗体因子結合体またはフラグメント因子結合体に曝露する工程
を包含する、方法。
【請求項15】
前記細胞毒性因子または前記診断因子が、検出可能なマーカー、毒素および治療剤からなる群より選択される、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記検出可能なマーカーが、放射性同位体、金属キレート剤、酵素、蛍光化合物、生物発光化合物または化学発光化合物である、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記放射性同位体が、212Bi、131I、131In、90Y、186Re、211At、125I、188Re、153Sm、213Bi、32P、またはLuを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記毒素が、リシン、リシンA鎖、ドキソルビシン、ダウノルビシン、メイタンシノイド、タキソール、エチジウムブロミド、マイトマイシン、エトポシド、テノポシド、ビンクリスチン、ビンブラスチン、コルヒチン、ジヒドロキシアントラシンジオン、アクチノマイシン、ジフテリア毒素、Pseudomonas体外毒素(PE)A、PE40、アブリン、アブリンA鎖、モデクシンA鎖、αサルシン、ゲロニン、マイトジェリン、レツトリクトシン、フェノマイシン、エノマイシン、キュリシン、クロチン、カリケアマイシン、sapaonaria officinalisインヒビター、糖質コルチコイド、アウリスタチン、アウロマイシン、イットリウム、ビスマス、コンブレスタチン、デュオカルマイシン、ドロスタチン、cc1065、またはシスプラチンを含む、請求項15に記載の方法。
【請求項19】
生物学的サンプル中の161P2F10Bタンパク質(配列番号4)を検出するための方法であって、該方法は、
該生物学的サンプルおよびコントロールサンプルを提供する工程;
該生物学的サンプルおよび該コントロールサンプルを、該161P2F10Bタンパク質と特異的に結合する請求項1、2または3のいずれか1項に記載の抗体と接触させる工程、ならびに
該生物学的サンプルおよび該コントロールサンプル中に存在する該161P2F10Bタンパク質を含む物質と該抗体との複合体の量を決定する工程
を包含する、方法。
【請求項20】
請求項19に記載の方法であって
、
前立腺癌、膵臓癌、膀胱癌、腎臓癌、結腸癌、肺癌、卵巣癌、もしくは乳癌を有するか、または前立腺癌、膵臓癌、膀胱癌、腎臓癌、結腸癌、肺癌、卵巣癌、もしくは乳癌を有すると考えられる患者から前記生物学的サンプルおよび前記コントロールサンプルを採取する工程をさらに包含する、方法。
【請求項21】
図2に示されるタンパク質(配列番号4)またはその部分配列をコードする核酸に対応する161P2F10B siRNA(二重鎖RNA)を含む組成物であって、ここで、該部分配列は、長さが19、20、21、22、23、24または25個の連続したRNAヌクレオチドであり、かつmRNAコード配列の少なくとも一部に対して相補的である配列およびそれらに相補的でない配列を含む、組成物。
【請求項22】
細胞増殖を調節する分子を同定するための方法であって、該方法は、
(a)系に分子を導入する工程であって、該分子は、図2に示されるタンパク質またはその部分配列をコードする核酸に対応する161P2F10B siRNA(二重鎖RNA)を含む組成物であって、ここで、該部分配列は、長さが19、20、21、22、23、24または25個の連続したRNAヌクレオチドであり、かつmRNAコード配列の少なくとも一部に対して相補的である配列およびそれらに相補的でない配列を含む、工程;ならびに
(b)該分子と該ヌクレオチド配列またはタンパク質との間の相互作用の存在または非存在を決定する工程を包含し、それによって、該分子と該ヌクレオチド配列との間の相互作用の存在は、該分子を細胞増殖を調節する分子として同定する、方法。
【請求項23】
前記系がインビボである、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記系がインビトロである、請求項22に記載の方法。
【請求項25】
哺乳動物において前立腺癌腫瘍、膵臓癌腫瘍、膀胱癌腫瘍、腎臓癌腫瘍、結腸癌腫瘍、肺癌腫瘍、卵巣癌腫瘍、または乳癌腫瘍の増殖を減少させるための方法であって、該方法は、該哺乳動物を161P2F10B(配列番号4)に特異的に結合する請求項1、2または3のいずれか1項に記載のモノクローナル抗体またはそのフラグメントと放射線との組み合わせの有効量で処置する工程を包含する、方法。
【請求項26】
哺乳動物において前立腺癌腫瘍、膵臓癌腫瘍、膀胱癌腫瘍、腎臓癌腫瘍、結腸癌腫瘍、肺癌腫瘍、卵巣癌腫瘍、または乳癌腫瘍の増殖を減少させるための方法であって、該方法は、該哺乳動物を161P2F10B(配列番号4)に特異的に結合する請求項1、2または3のいずれか1項に記載のモノクローナル抗体またはそのフラグメントと化学療法剤との組み合わせの有効量で処置する工程を包含する、方法。
【請求項27】
哺乳動物において前立腺癌、膵臓癌、膀胱癌、腎臓癌、結腸癌、肺癌、卵巣癌、もしくは乳癌の処置のための医薬の調製のための、請求項1、2または3のいずれか1項に記載のモノクローナル抗体またはそのフラグメントの使用であって、該モノクローナル抗体またはそのフラグメントは、放射線または化学療法剤と組み合わせて投与される、使用。
【図1A−1】
【図1A−2】
【図1A−3】
【図1B−1】
【図1B−2】
【図1B−3】
【図1C−1】
【図1C−2】
【図1D−1】
【図1D−2】
【図1D−3】
【図1E−1】
【図1E−2】
【図1E−3】
【図1F−1】
【図1F−2】
【図1F−3】
【図1G−1】
【図1G−2】
【図1G−3】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図2E】
【図2F】
【図2G】
【図2H】
【図2I】
【図2J】
【図2K】
【図2L】
【図2M】
【図2N】
【図2O】
【図2P】
【図2Q】
【図2R】
【図2S】
【図2T】
【図2U】
【図2V】
【図2W】
【図2X】
【図2Y】
【図2Z】
【図2AA】
【図2AB】
【図2AC】
【図2AD】
【図2AE】
【図2AF】
【図2AG】
【図2AH】
【図2AI】
【図2AJ】
【図2AK】
【図2AL】
【図2AM】
【図2AN】
【図2AO】
【図2AP】
【図2AQ】
【図2AR】
【図2AS】
【図2AT】
【図2AU】
【図2AV】
【図2AW】
【図2AX】
【図2AY】
【図2AZ】
【図2AAA】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図3D】
【図3E】
【図3F】
【図3G】
【図3H】
【図3I】
【図3J】
【図3K】
【図3L】
【図3M】
【図3N】
【図3O】
【図3P】
【図3Q】
【図3R】
【図3S】
【図3T】
【図3U】
【図3V】
【図3W】
【図3X】
【図3Y】
【図3Z】
【図3AA】
【図3AB】
【図3AC】
【図3AD】
【図3AE】
【図3AF】
【図3AG】
【図3AH】
【図3AI】
【図3AJ】
【図3AK】
【図3AL】
【図3AM】
【図3AN】
【図3AO】
【図3AP】
【図3AQ】
【図3AR】
【図3AS】
【図3AT】
【図3AU】
【図3AV】
【図3AW】
【図3AX】
【図3AY】
【図3AZ】
【図3AAA】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図4E】
【図4F】
【図4G】
【図4H】
【図4I】
【図4J】
【図4K】
【図4L】
【図4M】
【図4N】
【図4O】
【図4P】
【図4Q】
【図4R】
【図4S】
【図4T】
【図4U】
【図4V】
【図4W】
【図4X】
【図4Y】
【図4Z】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図5E】
【図5F】
【図5G】
【図5H】
【図5I】
【図5J】
【図5K】
【図5L】
【図5M】
【図5N】
【図5O】
【図5P】
【図5Q】
【図5R】
【図5S】
【図5T】
【図5U】
【図5V】
【図5W】
【図5X】
【図6−1】
【図6−2】
【図6−3】
【図7−1】
【図7−2】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22−A】
【図22−B】
【図23】
【図24】
【図25−A】
【図25−B】
【図25−C】
【図25−D】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33−A】
【図33−B】
【図34−A】
【図34−B】
【図35−A】
【図35−B】
【図36】
【図37】
【図1A−2】
【図1A−3】
【図1B−1】
【図1B−2】
【図1B−3】
【図1C−1】
【図1C−2】
【図1D−1】
【図1D−2】
【図1D−3】
【図1E−1】
【図1E−2】
【図1E−3】
【図1F−1】
【図1F−2】
【図1F−3】
【図1G−1】
【図1G−2】
【図1G−3】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図2E】
【図2F】
【図2G】
【図2H】
【図2I】
【図2J】
【図2K】
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【図2Q】
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【図2X】
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【図2AA】
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【図2AD】
【図2AE】
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【図2AQ】
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【図2AU】
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【図2AAA】
【図3A】
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【図4A】
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【図5X】
【図6−1】
【図6−2】
【図6−3】
【図7−1】
【図7−2】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22−A】
【図22−B】
【図23】
【図24】
【図25−A】
【図25−B】
【図25−C】
【図25−D】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33−A】
【図33−B】
【図34−A】
【図34−B】
【図35−A】
【図35−B】
【図36】
【図37】
【公開番号】特開2012−90642(P2012−90642A)
【公開日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−9690(P2012−9690)
【出願日】平成24年1月20日(2012.1.20)
【分割の表示】特願2009−74057(P2009−74057)の分割
【原出願日】平成18年3月31日(2006.3.31)
【出願人】(500553659)アジェンシス,インコーポレイテッド (35)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年1月20日(2012.1.20)
【分割の表示】特願2009−74057(P2009−74057)の分割
【原出願日】平成18年3月31日(2006.3.31)
【出願人】(500553659)アジェンシス,インコーポレイテッド (35)
【Fターム(参考)】
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