説明

2−シアノフェニル縮合複素環式化合物および組成物、ならびにその使用

式(1)に記載の縮合複素環式化合物が提供される:ここで、R、R、Rおよびmは、本明細書中において定義されるとおりである。提供される化合物およびその薬学的組成物は、ヒトをはじめとした哺乳動物における、種々の状態(例えば、疼痛、炎症、認知障害、不安、鬱病などが挙げられるがこれらは非限定的な例である)の予防および処置に有用である。一つの実施形態において、本発明で提供される化合物、薬学的組成物および方法は、哺乳動物における一連の状態(例えば、様々な起源または病因の疼痛、例えば、急性、慢性、炎症性および神経因性の疼痛、歯痛および頭痛(例えば、片頭痛、群発性頭痛および緊張性頭痛)であるがこれらに限定されない)を処置、予防または改善するために有用である。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式1に記載の化合物:
【化92】

またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体であって、ここで、
は、置換されていないか、または1つ以上のR基で置換された、シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、アリールまたはヘテロアリールであり;
は、H、置換または非置換の、C−Cアルキルまたはシクロアルキルであり;
およびRの各々は、独立して、H、アルキル、アシル、アシルアミノ、アルキルアミノ、アルキルチオ、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルアリールアミノ、アリールアルキルオキシ、アリールアルキルオキシ、アミノ、アリール、アリールアルキル、スルホ、置換スルホ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換スルファニル、アジド、カルバモイル、カルボキシル、シアノ、シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、ジアルキルアミノ、ハロ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロアリール、ヘテロアルキル、ヒドロキシ、ニトロおよびチオールからなる群から選択され;mは、1、2、3または4である;
化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体。
【請求項2】
式2に記載の化合物:
【化93】

またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体であって、
ここで、R、RおよびRは、請求項1に記載の通りであり;Rは、ハロ、置換または非置換の、C−Cアルキルまたはシクロアルキルである;
化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体。
【請求項3】
式3aまたは3bに記載の鏡像異性的に純粋な化合物:
【化94】

またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体であって、
ここで、R、RおよびRは、請求項1に記載の通りであり;Rは、ハロ、置換または非置換の、C−Cアルキルまたはシクロアルキルである;
鏡像異性的に純粋な化合物またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、互変異性体もしくは同位体改変体。
【請求項4】
が、置換または非置換の、アリールまたはヘテロアリールである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項5】
が、置換または非置換の、ビシクロアリール、ビシクロアルキルまたはビシクロヘテロアリールである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
が、非置換の、フェニル、ピリジルまたはピリミジニルである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
が、非置換の、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリン、メチレンジオキシフェニル、イミダゾピリジル、ベンゾオキサゾリルおよびインドリルから選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
が、Me、Et、Pr、イソ−Pr、Ph、Cl、F、Br、CN、OH、OMe、OEt、OPh、COPh、COMe、CH−N−モルホリノ、CH−N−(4−Me−ピペリジノ)、NH、CONH、CF、CHF、OCF、OCHF、t−Bu、SMe、CH=CH−COH、SOMe、SOMe、SOCF、SONH、SOH、SOMe、シクロプロピルで置換された、キノリニル、イソキノリニル、キノキサリン、メチレンジオキシフェニル、イミダゾピリジル、ベンゾオキサゾリルおよびインドリルから選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
が、
【化95】

であり、ここで、下付き文字n’は、1〜5から選択され、各Rは、独立して、水素、置換または非置換のアルキル、置換または非置換のアシル、置換または非置換のアシルアミノ、置換または非置換のアルキルアミノ、置換または非置換のアルキルチオ、置換または非置換のアルコキシ、アリールオキシ、アルコキシカルボニル、置換アルコキシカルボニル、置換または非置換のアルキルアリールアミノ、アリールアルキルオキシ、置換アリールアルキルオキシ、アミノ、アリール、置換アリール、アリールアルキル、スルホ、置換スルホ、置換スルホニル、置換スルフィニル、置換スルファニル、アジド、置換または非置換のカルバモイル、カルボキシル、シアノ、置換または非置換のシクロアルキル、置換または非置換のシクロヘテロアルキル、置換または非置換のジアルキルアミノ、ハロ、ヘテロアリールオキシ、置換または非置換のヘテロアリール、置換または非置換のヘテロアルキル、ヒドロキシ、ニトロおよびチオールから選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
下付き文字n’が、1、2または3である、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
下付き文字n’が、1または2である、請求項9に記載の化合物。
【請求項12】
各Rが、独立して、H、Me、Et、Pr、イソ−Pr、Ph、Cl、F、Br、CN、OH、OMe、OEt、OPh、COPh、COMe、CH−N−モルホリノ、CH−N−(4−Me−ピペリジノ)、NH、CONH、CF、CHF、OCF、OCHF、t−Bu、SMe、CH=CH−COH、SOMe、SOMe、SOCF、SONH、SOH、SOMe、シクロプロピル、トリアゾリル、モルホリニルおよびピリジルから選択される、請求項9〜11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
前記化合物が、式4a、4bまたは4c:
【化96】

に記載の通りであり、ここで、Rは、請求項1に記載の通りであり;Rは、請求項2に記載の通りであり;Rは、請求項9に記載の通りである、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
各Rが、独立して、H、Me、Et、Pr、イソ−Pr、Ph、Cl、F、CN、OH、OMe、OEt、OPh、CF、CHF、OCF、OCHF、t−Bu、SOMe、SOCFおよびSOMeから選択される、請求項9〜13のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
が、H、Cl、F、Me、CFまたはOMeである、請求項9〜13のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
が、H、Me、Et、n−Pr、t−Bu、CF、CHOH、CHCHOH、CHCHOAc、CH(CHOH、CHCHNHMe、CHNMe、CHCHNMe、CHCONH、CHCONMe、CHCOOH、CHCHCOOH、CH(CHCOOH、CHOMeおよびCHCHOMeから選択される、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項17】
が、CHNR2’2”、CHCHNR2’2”およびCHCHCHNR2’2”から選択され;ここで、R2’およびR2”は、一緒に結合して、複素環式環を形成し得る、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項18】
が、シクロプロピル、シクロブチルまたはシクロヘキシルから選択される、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
が、Meである、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項20】
が、CHOHまたはCHCHOHである、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項21】
が、置換または非置換のアルキルである、請求項1〜20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
が、MeまたはCFである、請求項1〜20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項23】
が、ハロである、請求項1〜20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項24】
が、Clである、請求項1〜20のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項25】
前記化合物が、式5a、5bまたは5c:
【化97】

に記載の通りであり、ここで、Rは、請求項1に記載の通りであり;Rは、請求項9に記載の通りである、請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
が、H、Me、Et、CHOHまたはCHCHOHである、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
が、H、Cl、F、Me、CFまたはOMeである、請求項25に記載の化合物。
【請求項28】
以下:
5−メチル−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−ブロモ−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−シクロプロピル−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−トリフルオロメチル−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−ブロモ−2−{4−[(R)−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−{4−[(R)−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(R)−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−フルオロ−2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(2−メチル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(6−ジメチルアミノ−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(6−メトキシ−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−ブロモ−2−{4−[(6−メトキシ−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(6−メトキシ−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(3−クロロ−5−トリフルオロメチル−ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(5−トリフルオロメチル−ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
(R)−3−[6−(4−クロロ−2−シアノ−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピオン酸tert−ブチルエステル;
(R)−3−[6−(4−クロロ−2−シアノ−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピオン酸;
5−クロロ−2−{4−[(R)−3−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(R)−3−ヒドロキシ−1−(6−メチル−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(R)−1−(6−ジフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−3−ヒドロキシ−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(R)−3−ヒドロキシ−1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[3−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(S)−2−メトキシ−1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(6−クロロ−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(5−クロロ−ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−{4−[(ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(5−シクロプロピル−ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(4−アミノ−2−メチル−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(3,5−ジクロロ−ピリジン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(6−エチル−ピリジン−3−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(R)−3−ヒドロキシ−1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−[4−(3−シアノ−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(ベンゾオキサゾール−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−{4−[(2−メチル−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−[4−(4−メチル−3−[1,2,4]トリアゾール−1−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
(R)−3−[6−(2−シアノ−4−メチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピオン酸;
(R)−3−[6−(2−シアノ−4−メチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−プロピオンアミド;
(R)−3−[6−(2−シアノ−4−メチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)−N,N−ジメチル−プロピオンアミド;
5−クロロ−2−{4−[(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(2−メチル−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−[4−(3−フルオロ−4−メチル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−[4−(4−メチル−3−メチルスルファニル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
2−[4−(4−クロロ−3−[1,2,4]トリアゾール−4−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−[4−(3−[1,2,4]トリアゾール−4−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−[4−(4−クロロ−3−[1,2,4]トリアゾール−4−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−[4−(3−[1,2,4]トリアゾール−4−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
2−{4−[(4−アミノ−2−メトキシ−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−[4−(3−ヨード−4−メチル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(R)−1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(R)−1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−[4−(3−メタンスルホニル−4−メチル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(2−イソプロピル−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(R)−1−(6−ジフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−3−ヒドロキシ−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−[4−(4−メチル−3−モルホリン−4−イル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
2−{4−[(R)−3−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(S)−3−ヒドロキシ−1−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロピルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−{4−[(R)−1−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−{4−[(S)−1−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(2−メトキシ−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(2−メトキシ−ピリミジン−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(S)−1−(6−ジフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−2−ヒドロキシ−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−[4−(4−クロロ−3−メタンスルホニル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(S)−1−(6−ジフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−2−ヒドロキシ−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(R)−1−(2−メチル−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−[4−(3−メタンスルホニル−4−メチル−ベンジルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
酢酸(R)−3−[6−(2−シアノ−4−メチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−ピリド[4,3−d]ピリミジン−4−イルアミノ]−3−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロピルエステル;
5−クロロ−2−{4−[(S)−2−ヒドロキシ−1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−{4−[(キノキサリン−6−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−{4−[(キノリン−2−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(1H−インドール−6−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−[4−(1−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−クロロ−2−{4−[(キノキサリン−6−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−[4−(1−ピラジン−2−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−[4−(1−キノキサリン−6−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
2−{4−[(S)−1−(2−メトキシ−ピリミジン−5−イル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[1−(4−クロロ−3−メタンスルホニル−フェニル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−[4−((R)−1−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−[4−((S)−1−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[1−(3−メタンスルホニル−4−メチル−フェニル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−{4−[(キノリン−7−イルメチル)−アミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−ベンゾニトリル;
2−{4−[(R)−1−(4−クロロ−3−メタンスルホニル−フェニル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
2−{4−[(S)−1−(4−クロロ−3−メタンスルホニル−フェニル)−エチルアミノ]−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル}−5−メチル−ベンゾニトリル;
5−メチル−2−[4−((R)−1−キノキサリン−6−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;および
5−メチル−2−[4−((S)−1−キノキサリン−6−イル−エチルアミノ)−7,8−ジヒドロ−5H−ピリド[4,3−d]ピリミジン−6−イル]−ベンゾニトリル;
からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、立体異性体、互変異性体もしくは同位体改変体。
【請求項29】
薬学的に許容可能なキャリア、および薬学的に有効量の請求項1〜28のいずれか1項に記載の化合物を含む、薬学的組成物。
【請求項30】
前記キャリアが、非経口投与に適したものである、請求項29に記載の薬学的組成物。
【請求項31】
前記キャリアが、経口投与に適したものである、請求項29に記載の薬学的組成物。
【請求項32】
前記キャリアが、局所的投与に適したものである、請求項29に記載の薬学的組成物。
【請求項33】
疾患または状態を予防するかまたは処置する必要のある哺乳動物において、そのような予防または処置を行うための方法であって、該方法は、該哺乳動物に、疾患を処置するかまたは状態を処置するのに有効な量の請求項29〜32のいずれか1項に記載の薬学的組成物を投与する工程を包含する、方法。
【請求項34】
前記疾患または状態が:急性疼痛、炎症性疼痛および神経因性疼痛を含む疼痛、慢性疼痛、歯痛、ならびに片頭痛、群発性頭痛および緊張性頭痛を含む頭痛、パーキンソン病、アルツハイマー病および多発性硬化症;神経炎症、脳炎によって媒介されるか、またはそれらをもたらす、疾患および障害;中枢的に媒介される神経精神医学的な疾患および障害、躁鬱病、双極性疾患、不安、統合失調症、摂食障害、睡眠障害、ならびに認知障害;神経性および神経変性の疾患および障害;癲癇および発作性障害;前立腺、膀胱および腸の機能不全、尿失禁、排尿躊躇、直腸過敏症、便失禁、良性前立腺肥大、ならびに炎症性腸疾患;呼吸器および気道の疾患および障害、アレルギー性鼻炎、喘息、ならびに反応性気道疾患および慢性閉塞性肺疾患;炎症、関節炎、関節リウマチおよび変形性関節症によって媒介されるかまたはそれらをもたらす疾患および障害、心筋梗塞、自己免疫疾患および自己免疫障害、そう痒/そう痒症、乾癬;肥満症;脂質障害;癌;および腎障害から選択される、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記疾患または状態が、パーキンソン病である、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記疾患または状態が、アルツハイマー病である、請求項34に記載の方法。
【請求項37】
前記疾患または状態が、疼痛である、請求項34に記載の方法。
【請求項38】
前記疼痛が、乳房切除後疼痛症候群、断端痛、幻肢痛、口腔神経因性疼痛、シャルコー疼痛、歯痛、毒ヘビ咬傷、クモ咬傷、昆虫刺傷、帯状疱疹後神経痛、糖尿病性ニューロパシー、反射性交感神経性ジストロフィ、三叉神経痛、変形性関節症、関節リウマチ、線維筋痛症、ギランバレー症候群、知覚異常性大腿神経痛、口腔灼熱症候群、両側末梢神経障害、灼熱痛、坐骨神経炎、末梢神経炎、多発性神経炎、分節性神経炎、ゴンボール神経炎(Gombault’s neuritis)、ニューロン炎、頚腕神経痛、頭部神経痛、膝神経痛(egniculate neuralgia)、舌咽神経痛、片頭痛性神経痛、特発性神経痛、肋間神経痛、乳房神経痛、顎関節神経痛、モートン神経痛、鼻毛様体神経痛、後頭神経痛、紅神経痛、スラダー神経痛、蝶形口蓋(splenopalatine)神経痛、眼窩上神経痛、ビディアン(vidian)神経痛、副鼻腔炎性頭痛、緊張性頭痛、分娩、出産、腸内ガス、月経、癌および外傷からなる群から選択される状態に関連している、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
前記疾患または状態が、神経因性疼痛である、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
前記疾患または状態が、自己免疫疾患である、請求項38に記載の方法。
【請求項41】
前記疾患または状態が、炎症性の疾患または状態である、請求項38に記載の方法。
【請求項42】
前記疾患または状態が、神経性または神経変性の疾患または状態である、請求項38に記載の方法。
【請求項43】
インビボでのP2Xレセプターの異常な活性に因果関係がある疾患または状態を哺乳動物において予防するか、処置するかまたは改善するための、請求項1に記載の化合物または請求項29に記載の組成物。
【請求項44】
インビボにおけるP2Xレセプターの異常な活性に因果関係がある疾患または状態を哺乳動物において予防するか、処置するかまたは改善するための、請求項1〜28のいずれかに記載の化合物、または請求項29〜32のいずれかに記載の組成物。
【請求項45】
前記疾患または状態が、疼痛状態である、請求項43に記載の化合物または組成物。
【請求項46】
前記疾患または状態が、炎症性の疾患または状態である、請求項43に記載の化合物または組成物。
【請求項47】
医薬として使用するための、請求項1〜28のいずれかに記載の化合物。
【請求項48】
急性疼痛、炎症性疼痛および神経因性疼痛を含む疼痛、慢性疼痛、歯痛、ならびに片頭痛、群発性頭痛および緊張性頭痛を含む頭痛、パーキンソン病、多発性硬化症;神経炎症、外傷性脳損傷、脳炎によって媒介されるかまたはそれらをもたらす疾患および障害;中枢的に媒介される神経精神医学的な疾患および障害、躁鬱病、双極性疾患、不安、統合失調症、摂食障害、睡眠障害、ならびに認知障害;癲癇および発作性障害;前立腺、膀胱および腸の機能不全、尿失禁、排尿躊躇、直腸過敏症、便失禁、良性前立腺肥大、ならびに炎症性腸疾患;呼吸器および気道の疾患および障害、アレルギー性鼻炎、喘息、ならびに反応性気道疾患および慢性閉塞性肺疾患;炎症、関節炎、関節リウマチおよび変形性関節症によって媒介されるかまたはそれらをもたらす疾患および障害、心筋梗塞、様々な自己免疫疾患および自己免疫障害、ブドウ膜炎、ならびにアテローム性動脈硬化症;そう痒/そう痒症、乾癬;肥満症;脂質障害;癌;血圧;脊髄損傷;および腎障害から選択される疾患または状態の処置または予防において医薬として使用するための、請求項1〜28のいずれかに記載の化合物。
【請求項49】
前記疾患または状態が、関節リウマチである、請求項48に記載の化合物。
【請求項50】
前記疾患または状態が、外傷性脳損傷である、請求項48に記載の化合物。
【請求項51】
前記疾患または状態が、変形性関節症である、請求項48に記載の化合物。
【請求項52】
前記疾患または状態が、疼痛である、請求項48に記載の化合物。
【請求項53】
前記疾患または状態が、神経因性疼痛である、請求項48に記載の化合物。
【請求項54】
前記疼痛が、乳房切除後疼痛症候群、断端痛、幻肢痛、口腔神経因性疼痛、シャルコー疼痛、歯痛、毒ヘビ咬傷、クモ咬傷、昆虫刺傷、帯状疱疹後神経痛、糖尿病性ニューロパシー、反射性交感神経性ジストロフィ、三叉神経痛、変形性関節症、関節リウマチ、線維筋痛症、ギランバレー症候群、知覚異常性大腿神経痛、口腔灼熱症候群、両側末梢神経障害、灼熱痛、坐骨神経炎、末梢神経炎、多発性神経炎、分節性神経炎、ゴンボール神経炎、ニューロン炎、頚腕神経痛、頭部神経痛、膝神経痛、舌咽神経痛、片頭痛性神経痛、特発性神経痛、肋間神経痛、乳房神経痛、顎関節神経痛、モートン神経痛、鼻毛様体神経痛、後頭神経痛、紅神経痛、スラダー神経痛、蝶形口蓋神経痛、眼窩上神経痛、ビディアン神経痛、副鼻腔炎性頭痛、緊張性頭痛、分娩、出産、腸内ガス、月経、癌および外傷からなる群から選択される状態に関連している、請求項48に記載の化合物。
【請求項55】
急性疼痛、炎症性疼痛および神経因性疼痛を含む疼痛、慢性疼痛、歯痛、ならびに片頭痛、群発性頭痛および緊張性頭痛を含む頭痛、パーキンソン病、および多発性硬化症;神経炎症、外傷性脳損傷および脳炎によって媒介されるかまたはそれらをもたらす疾患および障害;中枢的に媒介される神経精神医学的な疾患および障害、躁鬱病、双極性疾患、不安、統合失調症、摂食障害、睡眠障害、ならびに認知障害;前立腺、膀胱および腸の機能不全、尿失禁、排尿躊躇、直腸過敏症、便失禁、良性前立腺肥大ならびに炎症性腸疾患;呼吸器および気道の疾患および障害、アレルギー性鼻炎、喘息、ならびに反応性気道疾患および慢性閉塞性肺疾患;炎症、関節炎、関節リウマチおよび変形性関節症によって媒介されるかまたはそれらをもたらす疾患および障害、心筋梗塞、様々な自己免疫疾患および自己免疫障害、ブドウ膜炎、ならびにアテローム性動脈硬化症;そう痒/そう痒症、乾癬;肥満症;脂質障害;癌;血圧;免疫機能不全から生じるかまたは免疫機能不全に関係する脊髄損傷状態;および腎障害から選択される疾患または状態を処置するかまたは予防するための薬物の製造における、請求項1〜28のいずれかに記載の化合物の使用。

【公表番号】特表2010−524930(P2010−524930A)
【公表日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−504040(P2010−504040)
【出願日】平成20年3月31日(2008.3.31)
【国際出願番号】PCT/US2008/004208
【国際公開番号】WO2008/130481
【国際公開日】平成20年10月30日(2008.10.30)
【出願人】(505140384)レノビス, インコーポレイテッド (23)
【Fターム(参考)】