説明

2段パイル構造を含む編物地、およびそれを編む方法

【課題】 簡単な構成の編み機によって2重ループ構造を実現できるパイル編物地およびそれを編む方法を提供する。
【解決手段】 互いに弾性の異なる2本のパイル糸11、55を採用し、シンガーが後退した後のパイル糸の縮径量の違いを利用して、相対的にループ径の異なる2重ループを実現する。したがって、シンガーおよび編み針の構成および配置については、1重ループを有するパイル編物地を編成するのに従来から使用されてきた編み機をそのまま使用でき、糸道を含めた給糸機構部をわずかに改変するだけで足りる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パイル構造を含む編物地(ニット)に関する。
【背景技術】
【0002】
編み機を用いて編物地を編成する場合に、保温性を高めたり、肌ざわりを良くする等の目的で、当該編物地にパイル構造を付加することが従来から行われている。
【0003】
≪編み機の原理≫
まず、パイル構造を含む編物地を編み機を用いて製造する場合の基本原理を説明する。これらは、一般的に知られた機構であるので、概略的に説明する。
編み機において、実際に編成作業を行う編成機構部には、図1に示したように、多数のシンガーと呼ばれるプレート状部材1が360°に渡って放射状に配置されている。また、隣接する各シンガー1間には、編み針2が配置されている。図1では、図示を簡略化するために、シンガー1および編み針2を一部分しか描いていないが、実際には、図2に示すように、シンガー1および編み針2は、360°に渡って多数配置されている。図2は、図1中の矢印A方向に見た平面図である。
【0004】
なお、シンガー1および編み針2は、釜と呼ばれる円筒状の部材8(図1および図2中に一点鎖線で概略的に示している)にスライド可能に支持されていて、図2において、シンガー1は半径方向に、編み針2は紙面垂直方向に(すなわち、編み針自身の長手方向に)、それぞれ往復スライド移動が可能である。後述するように、編成機構部に糸を供給して、シンガー1の半径方向往復スライド移動と、編み針2の上下方向往復スライド移動との組み合わせによって、ニットの編成が行われる。
【0005】
なお、各シンガー1の実際の往復スライド移動は、バット1aと後述するキャップ裏面に設けた溝部分(シンガー道)との協働により実現される。また、各編み針2の往復スライド移動は、バット2aと後述するカム機構との協働により実現される。
【0006】
すなわち、釜8の上面近傍にはキャップと呼ばれるリング状の金具(不図示)が配置されていて、当該キャップの裏面にはシンガー道と呼ばれる大略円環状の溝が形成されている。また、釜8の側面近傍には、上げカムおよび下げカムを含むカム機構(不図示)が配置されている。釜8は不図示の駆動機構により回動可能であるが、上記キャップおよびカム機構は不動である。
【0007】
各シンガー1に一体的に設けられ上方に突出する突起(シンガーバット)1aが上記キャップ裏面のシンガー道内に位置し、一方、各編み針2に一体的に設けられた突起(編み針バット)2aは釜8の側面から外部に露出して上記カム機構と係合する。
キャップおよびカム機構は不動であるから、不図示の駆動機構によって釜8が回転すると、各シンガーはシンガー道に案内され、また各編み針2はカム機構に案内され、それぞれ、往復スライド移動を行う。
【0008】
≪パイル構造の従来例(タイプ1、タイプ2)≫
パイル構造として、従来から知られている2つのタイプを図3に示した。図3(a)および(b)は、編物地の厚み方向の断面図を示しており、各糸の相対関係を模式的に簡略化して示している。
ここでは便宜上、図3(a)に示した構造をタイプ1と呼び、図3(b)に示した構造をタイプ2と呼ぶ。いずれのタイプも、図3において、上側が編物地の外表面側で、下側が内表面側である。すなわち、この編物地から肌着を作る場合、ループ11aが存在する編物地の下側が人体側にくる。
【0009】
タイプ1では、一点鎖線で示した1本の地糸10に対して、パイル糸11を編み込んでループ11aを構成している。図3(a)から分かるように、タイプ1では、編物地の表裏に同一のループ糸11が露出する。ただし、ループ11aは、裏側にのみ形成される。
タイプ1の編物地は、風合いが良く毛玉ができにくいという特徴がある。
【0010】
一方、タイプ2では、編物の表裏が異なる2本の地糸10aおよび10bで構成されていて、そこにパイル糸11を編み込んでループ11aを構成している。
タイプ2の編物地は、表側には地糸10aが露出し、裏側にはパイル糸11が露出する。このように、表裏に異なる糸材が露出するので、性質の異なる糸を適宜組み合わせて着用感のよい編物を作ることができる。例えば、表地を構成する糸10aには吸湿性の高い糸材を使用し、裏面に露出するループ糸11には保温性が高くて吸湿性の低い糸材を使用すれば、湿気が外側の地糸10aに吸収されるので、暖かくて着用感の良い編物地とすることができる。
【0011】
≪タイプ1の編み方≫
図1および図2に示した編成機構部に、編物地を構成する2本の糸10、11が供給される。図5に概略的に示したように、各糸10、11は、それぞれ回転可能に保持されたロール110、111から、糸道と呼ばれる金具20に供給され、貫通孔24、25を通過して、編成機構部へと至る。地糸10は、シンガー1の下方側の第1糸受け部5へと供給され、パイル糸11は、シンガー1の上縁で構成される第2糸受け部6に供給される。そして、上下動する編み針2が両糸10、11をかぎ取って編成作業を行う。
編み針2が両糸10、11を下方へかぎ取ると、シンガー1が図5中矢印B方向に後退し、パイル糸11がループ形状となる。図5から分かるように、パイル糸11により構成されるループの径は、上下2つの糸受け部5、6間の寸法Hによって決まる。なお、図4は、1枚のシンガー1を示す拡大図であって、上下2つの糸受け部5、6およびその間の寸法Hを示している。
【0012】
≪タイプ2の編み方≫
タイプ2の編み方も原理的には、タイプ1の場合と同じである。タイプ2は3本の糸から編成されるので、図6に示したように、糸道20a、20bの構成が図5に示したものとは異なる。3本の糸10a、10b、11は、個別の3つのロールから供給されて、糸道20a、20bに設けた貫通孔27、28、29をそれぞれ通過して、編成機構部に至る。ループを構成しない地糸10a、10bは、下方側の第1糸受け部5に供給され、ループを構成するパイル糸11が図5の場合と同様に、上方側の第2糸受け部6へと供給される。
ここでも、パイル糸11のループ径は、シンガー1の上下2つの糸受け部5、6間の寸法Hによって決まる。
【0013】
≪2重ループを実現することの困難性≫
以上に説明した従来のパイル構造は、タイプ1およびタイプ2のいずれにおいても、ループ部分は一巻き構成となっている(パイル糸10で構成されるループ部分11a)。ループ部分が径の異なる大小2つループから構成される2重ループ構造とすれば、肌ざわりや保温性が向上することはある程度予想できる。しかしながら、そのような2重ループ構造を備えたものは、これまで存在しなかった。その理由は、2重ループを実現するためには、編み機の構成が相当複雑になるからであると考えられる。
すなわち、上述したようにループ径はシンガー1上の寸法Hによって決まるので、2重ループを実現するためには、寸法Hの異なる2種類のシンガーを、釜8に対して交互に組み付けることが必要となる。
【0014】
本出願人は、2重巻きのループ構造を備えたパイル編物地を開示した文献を知らない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
上記従来の事情に鑑み、本発明は、簡単な構成の編み機によって2重ループ構造を実現できるパイル編物地およびそれを編む方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
本発明の2段パイル編物地は、地糸で編成される編物地の片面に、所定のループ径を有する多数のループ部分が表出するようにパイル糸を編み込んでなるパイル編物地である。各ループ部分は、ループ径の異なる小径ループと大径ループから2重に構成される。小径ループを構成する第1パイル糸と、大径ループを構成する第2パイル糸とは、長さ方向の弾性が互いに異なっていて、第1パイル糸の方が第2パイル糸よりも弾性が大きい。
【0017】
上記構成を備えた本発明の2段パイル編物地を編成するには、「半径方向に往復スライド移動可能に放射状に配置した複数のシンガーと、各シンガー間に上記半径方向と直角方向に往復スライド移動可能に配置した編み針と、を備え、各シンガーは上記直角方向に間隔をおいた第1糸受け部と第2糸受け部とを有している編み機」を用いる。この編み機においては、編物地を編成する地糸が第1糸受け部に供給され、ループ部分を編成するパイル糸が第2糸受け部に供給される。そして、第1糸受け部に供給した地糸と第2糸受け部に供給したパイル糸とを、編み針でかぎ取った後、シンガーを後退させることで、第1糸受け部と第2糸受け部との上記直角方向における間隔寸法で決まるループ径を有するループ部分が編物地の表面に表出するように編成される。
このような編み方を前提として、本発明においては、長さ方向の弾性が異なる2つのパイル糸を上記第2糸受け部に供給し、シンガーを後退させた後の両パイル糸の縮径量の異なりによって、ループ径が互いに異なる小径ループと大径ループからなる2重ループ構造を実現している。
【発明の効果】
【0018】
本発明の2段パイル編物地は、2重ループ構造を実現するために、ループ部分を構成するパイル糸を2本、シンガーの第2糸受け部に供給している。一般的にループ径は、上記の第1糸受け部と第2糸受け部との間隔寸法(すなわち、第1糸受け部に対する第2糸受け部の高さ)によって決まるが、本発明では、第2糸受け部に供給される2本のパイル糸の弾性を互いに異ならせているため、シンガーが後退した後、第2パイル糸と比べて相対的に弾性の大きな第1パイル糸は、第2パイル糸よりも縮径量が大きい。
その結果、第1パイル糸により構成されるループの径よりも、第2パイル糸により構成されるループの径の方が相対的に大きくなり、2重ループ構造を実現できる。
【0019】
本発明においては、2重ループを実現するために、弾性の異なる2つのパイル糸をシンガーの第2糸受け部に供給している。このシンガー自体は、従来の1重ループを実現するために使用されるものと同じである。
つまり、2重ループを実現するに当たって、シンガーおよび編み針の形状や配置を変更する必要はなく、1重ループを実現するための従来のものを採用できる。ただし、シンガーに供給するパイル糸が1つ増えるので、糸をシンガーに導く供給機構を変更する必要はある。
このように、本発明によれば、従来の編み機に大幅な変更を加えることなく、簡単に2重ループを実現できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
本発明の実施形態を添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
【0021】
≪従来のタイプ1に対する改良≫
図7は、本発明により2重ループが実現された編物地の断面図を示しており、図3に対応するものである。すなわち、図7(a)の編物地は、従来のタイプ1に対して大径の第2ループ55aを追加して2重ループとしたものである。なお、後述するように、図7(b)の編物地は、従来のタイプ2に対して大径の第2ループ55aを追加して2重ループとしたものである。
【0022】
図8は、図7(a)に示した編物地の編み方を説明する要部斜視図である。図5に示したタイプ1を編む機構と比較して、パイル糸55を追加した点のみが異なっている。他の機構は図5に示したものと同じであるので、ここでは説明を省略する。
パイル糸55は、回転可能に支持されたロール155から金具(糸道)51の貫通孔52を通過してシンガー1の上方側の第2糸受け部6(図4参照)に、すなわち、パイル糸11が供給される糸受け部と同じ糸受け部に供給される。
【0023】
編み針2が2つのパイル糸11、55を下方にかぎ取った後、シンガー1が矢印B方向に後退することで、各パイル糸11、55がそれぞれループ状となる。
本発明では、パイル糸11、55として、長さ方向の弾性が互いに異なるものを使用する。図8の例では、パイル糸11の方がパイル糸55よりも弾性が相対的に大きい。したがって、シンガー1が後退した後の縮径量は、パイル糸11の方が大きく、結果としてループ径が小さくなる。その結果、図7(a)に示したように、パイル糸11で小径のループ部11aが構成され、パイル糸55で大径のループ部55aが構成され、結果として2重ループが実現される。
【0024】
なお、図10は、図7(a)に示した編成構造(三層二段パイル構造)を、理解し易いように斜視図的に示した模式図である。
【0025】
以上のように、本発明では、互いに弾性の異なる2本のパイル糸を採用し、シンガーが後退した後のパイル糸の縮径量の違いを利用して、相対的にループ径の異なる2重ループを実現している。したがって、シンガーおよび編み針の構成および配置については、1重ループを有するパイル編物地を編成するのに従来から使用されてきた編み機(図5)をそのまま使用でき、糸道を含めた給糸機構部をわずかに改変するだけで足りる。
【0026】
なお、パイル糸55をシンガー1に供給するに当たって、既に存在する金具20のいずれか一方の貫通孔24または25にパイル糸55を通すことも考えられる。しかし、1つの貫通孔24または25に2本の糸を通すこととなり、給糸時にパイル糸55が他方の糸に引きずられ、パイル糸11と55に弾性の違いを設けた効果が十分に発揮されないことも起こり得る。
このようなことを防ぐ意味で、図8に示したように、パイル糸55を通すための別の金具51を追加することが好ましい。なお、既に存在する金具20に、第3の貫通孔を設けることとしてもよい。
【0027】
≪従来のタイプ2に対する改良≫
図7(b)の編物地は、従来のタイプ2に対して大径の第2ループ55aを追加して2重ループとしたものである。そして、図9は、図7(b)に示した編物地の編み方を説明する要部斜視図である。
図6に示したタイプ2を編む機構と図9の機構との関係は、タイプ1についての図5と図8の関係と同じである。すなわち、図9の機構は、図6の機構に対して、パイル糸55を追加した点のみが異なっている。他の機構は図6に示したものと同じであるので、ここでは説明を省略する。
【0028】
パイル糸55は、回転可能に支持されたロール155から金具(糸道)51の貫通孔52を通過してシンガー1の上方側の第2糸受け部6(図4参照)に、すなわち、パイル糸11が供給される糸受け部と同じ糸受け部に供給される。
【0029】
2重ループを実現する原理は、図8で説明したのと全く同一である。すなわち、パイル糸11の方がパイル糸55よりも弾性が相対的に大きく、シンガー1が後退した後の縮径量の相違を利用して、相対的に径の異なる2重ループを実現している。
つまり、上記と同様に、シンガーおよび編み針の構成および配置については、1重ループを有するパイル編物地を編成するのに従来から使用されてきた編み機(図6)をそのまま使用でき、糸道を含めた給糸機構部をわずかに改変するだけで足りる。
【0030】
≪本発明のポイント≫
以上の説明から分かるように、本発明の本質は、互いに弾性の異なる2本のパイル糸を採用し、シンガーが後退した後のパイル糸の縮径量の違いを利用して、相対的にループ径の異なる2重ループを実現した点にある。
したがって、基本となる1重ループを実現するための編み機の機構は、特に図示して説明したものに限られず、適宜の機構に対して本発明を適用することが可能である。そのような編み機に対して、ループ部を構成するパイル糸を2本供給できるように給糸機構部に改良を加えるだけで、シンガーや編み針については改変を加えることなく従来のものをそのまま使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】一般的な編み機の構成を示す概略斜視図。
【図2】図1中の矢印A方向から見た概略平面図。
【図3】従来の1重ループを有するパイル編物地を説明する概略断面図。
【図4】図1および図2中のシンガーを示す拡大図。
【図5】図3(a)の編物地を編む機構を説明する概略斜視図。
【図6】図3(b)の編物地を編む機構を説明する概略斜視図。
【図7】本発明による2重ループを有するパイル編物地を説明する概略断面図。
【図8】図7(a)の編物地を編む機構を説明する概略斜視図。
【図9】図7(b)の編物地を編む機構を説明する概略斜視図。
【図10】図7(a)の編成構造を斜視図的に示した模式図。
【符号の説明】
【0032】
1 シンガー
1a シンガーバット
2 編み針
2a 編み針バット
5 第1糸受け部
6 第2糸受け部
8 釜
10、10a、10b 地糸
11 パイル糸
11a ループ部
20、20a、20b、51 金具(糸道)
24、25、27、28、29、52 貫通孔
55 パイル糸
55a ループ部
110、111、155 ロール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
地糸(10、10a、10b)で編成される編物地の片面に、所定のループ径を有する多数のループ部分が表出するようにパイル糸を編み込んでなるパイル編物地であって、
各ループ部分は、ループ径の異なる小径ループ(11a)と大径ループ(55a)から2重に構成されていて、
小径ループ(11a)を構成する第1パイル糸(11)と、大径ループ(55a)を構成する第2パイル糸(55)とは、長さ方向の弾性が互いに異なっていて、第1パイル糸(11)の方が第2パイル糸(55)よりも弾性が大きいことを特徴とする、2段パイル編物地。
【請求項2】
半径方向に往復スライド移動可能に放射状に配置した複数のシンガー(1)と、各シンガー間に上記半径方向と直角方向に往復スライド移動可能に配置した編み針(2)と、を備え、各シンガーは上記直角方向に間隔をおいた第1糸受け部(5)と第2糸受け部(6)とを有している編み機を用いて、
編物地を編成する地糸(10、10a、10b)を第1糸受け部(5)に供給し、ループ部分を編成するパイル糸を第2糸受け部(6)に供給し、
第1糸受け部(5)に供給した地糸と第2糸受け部(6)に供給したパイル糸とを、編み針でかぎ取った後、シンガー(1)を後退させることで、第1糸受け部(5)と第2糸受け部(6)との上記直角方向における間隔寸法(H)で決まるループ径を有するループ部分が編物地の表面に表出するように編成するパイル編み方法において、
長さ方向の弾性が異なる2つのパイル糸(11、55)を上記第2糸受け部(6)に供給し、シンガー(1)を後退させた後の両パイル糸(11、55)の縮径量の異なりによって、ループ径が互いに異なる小径ループ(11a)と大径ループ(55a)からなる2重ループ構造を実現したことを特徴とする、2段パイル編み方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−193857(P2006−193857A)
【公開日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−6504(P2005−6504)
【出願日】平成17年1月13日(2005.1.13)
【出願人】(593099768)株式会社ハヤシ・ニット (5)
【Fターム(参考)】