2段熱対流装置及びその使用法
2段熱対流装置のような多段熱対流装置及びその使用法が開示される。一実施例において、2段熱対流装置は、熱対流による重合酵素連鎖反応(polymerase chain reaction(PCR))を助ける温度形状化要素を備える。本発明は、多くの従来の装置と関連した面倒で高価なハードウェアを使用しないで核酸を増幅することを含む多様な応用を有する。一般的な実施例において、本装置は、携帯用であり、作動が簡単で、かつ低費用であるPCR増幅装置として使用されるために、ユーザの手の平に合うように作られることができる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱対流PCRを行うように適応された装置であって、
(a)PCRを行うための反応容器を収容するように適応されたチャネルを加熱又は冷却し、上部面と下部面とを有する第1熱源と、
(b)前記チャネルを加熱又は冷却し、上部面と前記第1熱源の上部面と向き合う下部面とを有する第2熱源であって、前記チャネルは、前記第1熱源と接触する下端部と前記第2熱源の上部面と接する貫通口により定義され、また前記下端部と前記貫通口との間の中心点がチャネル軸を形成し、前記チャネル軸を基準に前記チャネルが配置される、第2熱源と、
(c)前記第2又は第1熱源の少なくとも一部内で前記チャネルの周囲に配置されたチャンバーのような少なくとも一つの温度形状化要素であって、前記チャンバーは、前記第2又は第1熱源及び前記チャネルの間に、前記第2又は第1熱源と前記チャネルとの間の熱伝逹を減少させるほど十分なチャネルギャップを有する、少なくとも一つの温度形状化要素と、
(d)前記第1熱源内で前記チャネルを収容するように適応された収容口と
備えることを特徴とする熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項2】
前記装置は、前記第1熱源の上部面と前記第2熱源の下部面との間に位置した第1断熱体を備えることを特徴とする請求項1に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項3】
前記装置は、前記第2熱源内に全的に位置した第1チャンバーを備え、チャネル軸に沿って第1チャンバー下端部と向き合う第1チャンバー上端部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項4】
前記装置は、前記第2熱源に位置する第2チャンバーをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項5】
前記装置は、前記第2熱源に位置する第3チャンバーをさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項6】
前記第1チャンバーは、前記第1熱源内に位置し、前記チャネル軸に沿って第1チャンバーの下端部と向き合う第1チャンバーの上端部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項7】
前記装置は、前記第2熱源に位置する第2チャンバーをさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項8】
前記装置は、第2熱源に位置する第3チャンバーをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項9】
前記チャンバーは、前記チャネル軸の周囲に配置された少なくとも一個のチャンバー壁をさらに備えることを特徴とする請求項3ないし8のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項10】
前記チャンバーは、前記チャネル軸に沿って前記チャネルによりさらに定義されることを特徴とする請求項9に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項11】
前記チャンバー壁は、前記チャネル軸に対して本質的に平行に配置されることを特徴とする請求項9に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項12】
前記第1チャンバーの上端部と前記第1チャンバーの下端部のそれぞれは、前記チャネル軸に対して本質的に垂直をなすことを特徴とする請求項9ないし11のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項13】
前記第1断熱体は、固体又は気体を含むことを特徴とする請求項2ないし12のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項14】
少なくとも一個のチャンバーは、固体又は気体を含むことを特徴とする請求項3ないし12のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項15】
前記第1断熱体は、固体又は気体を含むことを特徴とする請求項14に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項16】
前記気体は、空気であることを特徴とする請求項13ないし15のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項17】
前記チャネルは、前記チャネルの下端部から前記貫通口の上端部までの前記チャネル軸の方向の高さhによりさらに定義されることを特徴とする請求項1ないし16のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項18】
前記チャネルは、前記チャネル軸に本質的に垂直な第1方向に従う第1幅w1によりさらに定義されることを特徴とする請求項17に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項19】
前記チャネルは、前記第1方向と前記チャネル軸に対して本質的に垂直をなす第2幅(w2)によりさらに定義されることを特徴とする請求項18に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項20】
前記第1及び/又は第2幅(w1及び/又はw2)は、前記チャネル軸に沿って前記上端部から前記下端部まで減少することを特徴とする請求項18又は19に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項21】
前記チャネルの前記第1及び第2幅(w1又はw2)は、約0度ないし約15度のテーパー角(θ)により定義されることを特徴とする請求項20に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項22】
前記第1及び/又は第2幅(w1及び/又はw2)は、前記チャネル軸に沿って本質的に変わらないことを特徴とする請求項18又は19に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項23】
前記チャネルの下端部は、球形であるか、平らであるか、又は曲面形であることを特徴とする請求項17ないし22のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項24】
前記高さhは、少なくとも約5mmないし約25mmであることを特徴とする請求項17ないし23のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項25】
前記チャネル軸の方向の前記第1又は第2幅(w1又はw2)の平均は、少なくとも約1mmないし約5mmであることを特徴とする請求項17ないし24のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項26】
前記第1又は第2幅(w1又はw2)に対した前記高さhの比率により定義された前記チャネルの垂直縦横比は、約4ないし約15であることを特徴とする請求項17ないし25のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項27】
前記第2幅(w2)に対した前記第1幅(w1)の割合で定義される前記チャネルの水平の横縦比は、約1ないし約4であることを特徴とする請求項17ないし26のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項28】
前記チャネルの少なくとも一部は、前記チャネル軸に本質的に垂直な面に沿って水平形態を有することを特徴とする請求項1ないし27のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項29】
前記水平形態は、少なくとも一つの反射又は回転対称要素を有することを特徴とする請求項28に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項30】
前記水平形態は、前記面に沿って円形、ひし形、正方形、丸い正方形、楕円形、長斜方形、長方形、丸い長方形、卵形、半円形、台形、又は丸い台形であることを特徴とする請求項29に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項31】
前記チャネル軸に垂直な前記面は、前記第1又は第2熱源内に存在することを特徴とする請求項28ないし30のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項32】
前記チャンバーの少なくとも一部は、前記チャネル軸に本質的に垂直な面に沿って水平形態を有することを特徴とする請求項3ないし31のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項33】
前記水平形態は、少なくとも一つの反射又は回転対称要素を有することを特徴とする請求項32に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項34】
前記水平形態は、前記面に沿って円形、ひし形、正方形、丸い正方形、楕円形、長斜方形、長方形、丸い長方形、卵形、半円形、台形、又は丸い台形であることを特徴とする請求項33に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項35】
前記チャネル軸に垂直な前記面は、前記第2又は第1熱源内に存在することを特徴とする請求項32ないし34のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項36】
前記チャンバーは、前記チャネル軸に垂直な面に沿って前記チャネルを基準に本質的に対称的に配置されることを特徴とする請求項3ないし35のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項37】
前記チャンバーの少なくとも一部は、前記チャネル軸に垂直な面に沿って前記チャネルを基準に非対称的に配置されることを特徴とする請求項3ないし35のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項38】
前記チャネルの少なくとも一部は、前記チャネル軸に垂直な面に沿って前記チャンバー内に位置することを特徴とする請求項36又は37に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項39】
前記チャネルの少なくとも一部は、前記チャネル軸に垂直な面に沿って前記チャンバー壁に接触することを特徴とする請求項38に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項40】
前記チャネルの少なくとも一部は、前記チャネル軸に垂直な面に沿って前記チャンバーの外部に位置し、前記第2又は第1熱源と接触することを特徴とする請求項37に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項41】
前記チャネル軸に垂直な前記面は、前記第2又は第1熱源と接触することを特徴とする請求項36ないし40のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項42】
前記チャンバーの少なくとも一部は、前記チャネル軸に沿ってテーパーされていることを特徴とする請求項36ないし41に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項43】
前記チャンバーの少なくとも一部は、前記第2熱源内に位置し、前記第1熱源に向かってより大きくなる前記チャネル軸に垂直な幅(w)を有することを特徴とする請求項42に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項44】
前記チャンバーの少なくとも一部は、前記第2熱源内に位置し、前記第1熱源に向かってより小さくなる前記チャネル軸に垂直な幅(w)を有することを特徴とする請求項42に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項45】
前記装置は、前記第2熱源内に位置する前記第1チャンバー及び前記第2チャンバーを備え、前記第1チャンバーは、前記第2チャンバーの幅(w)と相異なった前記チャネル軸に垂直な幅(w)を有することを特徴とする請求項36ないし41のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項46】
前記第1チャンバーは、前記第1熱源と向き合うことを特徴とする請求項45に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項47】
前記収容口は、前記チャネル軸を基準に対称的に配置されることを特徴とする請求項1ないし46のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項48】
前記収容口は、前記チャネルの幅(w1又はw2)とほぼ同じ前記チャネル軸に垂直な幅を有することを特徴とする請求項47に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項49】
前記収容口は、前記チャネルの幅(w1又はw2)より約0.01mmないし約0.2mm大きな前記チャネル軸に対して垂直な幅を有することを特徴とする請求項47に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項50】
前記装置は、前記第2熱源の内部に位置する前記第1チャンバー及び前記第2チャンバーを備え、前記第1チャンバーは、前記第2チャンバーから前記チャネル軸の方向の長さ(l)だけ離隔していることを特徴とする請求項3ないし49のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項51】
前記第1チャンバー、前記第2チャンバー、及び前記第2熱源は、前記第1熱源からの熱伝逹を減少させるほど十分な面積と厚さ(又は体積)で前記第1及び第2チャンバーの間で前記チャネルと接触する第1温度ブレーキを定義することを特徴とする請求項50に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項52】
前記第1温度ブレーキは、上部面と下部面とを有することを特徴とする請求項51に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項53】
前記長さ(l)は、約0.1mmないし前記チャネル軸の方向の前記第2熱源の高さの約60%であることを特徴とする請求項52に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項54】
前記第1チャンバーは、前記第2熱源内に位置し、前記第1チャンバー及び前記第1断熱体は、前記第1熱源からの熱伝逹を減少させるほど十分な面積と厚さ(又は体積)で前記第1チャンバー及び前記第1断熱体の間で前記チャネルと接触する第1温度ブレーキを定義することを特徴とする請求項3ないし49のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項55】
前記第1温度ブレーキは、上部面と下部面とを有することを特徴とする請求項54に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項56】
前記第1温度ブレーキの前記下部面は、前記第2熱源の前記下部面とほぼ同じ高さに位置することを特徴とする請求項55に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項57】
前記第1チャンバーは、前記第1断熱体から前記チャネル軸の方向の長さ(l)だけ離隔していることを特徴とする請求項56に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項58】
前記長さ(l)は、約0.1mmないし前記チャネル軸の方向の前記第2熱源の高さの約60%の間であることを特徴とする請求項57に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項59】
前記第2熱源は、前記第2熱源から遠ざかって延びる少なくとも一つの突出部を備えることを特徴とする請求項1ないし58のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項60】
前記第2熱源の突出部は、前記チャネル軸と本質的に平行であり、前記第1熱源に向かって又は第2熱源の上面から遠ざかって延びることを特徴とする請求項59に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項61】
前記第2熱源は、前記第1熱源に向かって延び、前記第1チャンバー又は前記チャネルの一部を定義する第1突出部を備えることを特徴とする請求項59又は60に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項62】
前記第2熱源の第1突出部は、前記第1断熱体及び前記第2熱源の一部を定義することを特徴とする請求項61に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項63】
前記第2熱源の第1突出部は、前記チャンバー又は前記チャネルから前記第1断熱体を分離させることを特徴とする請求項61に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項64】
前記第1熱源は、前記第1熱源から遠ざかって延びる少なくとも一つの突出部を備えることを特徴とする請求項1ないし63のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項65】
前記第1熱源の第1突出部は、前記チャネル軸と本質的に平行であり、前記第2熱源に向かったり前記第1熱源の下部面から遠ざかって延びることを特徴とする請求項64に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項66】
前記第1熱源は、前記第2熱源に向かって延び、前記チャネルの一部を定義する第1突出部を備えることを特徴とする請求項64又は65に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項67】
前記第1熱源の第1突出部は、前記第1断熱体及び前記第1熱源の一部を定義することを特徴とする請求項66に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項68】
前記第1熱源の第1突出部は、前記チャネルから前記第1断熱体を分離させることを特徴とする請求項66に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項69】
前記第1断熱体は、少なくとも前記第1熱源、前記第1熱源の第1突出部、前記第2熱源の第1突出部、及び前記第2熱源により定義される第1断熱体チャンバーを備えることを特徴とする請求項66に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項70】
前記装置は、前記チャネル軸が重力方向に対して傾斜するように適応されることを特徴とする請求項1ないし69のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項71】
前記チャネル軸は、前記第1及び第2熱源のうち何れか一つの上部面又は下部面に垂直で、前記装置は、傾斜していることを特徴とする請求項70に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項72】
前記チャネル軸は、前記第1及び第2熱源のうち何れか一つの上部面又は下部面に垂直な方向から傾斜していることを特徴とする請求項70に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項73】
前記傾斜は、前記チャネル軸と前記重力方向の間の角度(θg)により定義され、前記傾斜角は、約2度ないし約60度の範囲であることを特徴とする請求項70に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項74】
前記収容口は、前記第1熱源から前記チャネルへの水平的に不均一な熱伝逹を発生させるほど十分に前記チャネル軸を基準に非対称的に配置されることを特徴とする請求項1ないし73のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項75】
前記収容口は、前記チャネル軸に対して中心を外れていることを特徴とする請求項74に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項76】
前記収容口は、約0.2mmないし0.5mmだけ中心を外れていることを特徴とする請求項75に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項77】
前記収容口の少なくとも一部は、前記チャネルの幅(w1又はw2)より大きな前記チャネル軸に垂直な幅を有することを特徴とする請求項76に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項78】
前記収容口の幅(w)は、前記チャネルの幅(w1又はw2)より約0.04mmないし約1mm大きいことを特徴とする請求項77に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項79】
前記装置は、前記チャネル軸の方向に一方側上において他方側より大きな深さを有する前記収容口を備えることを特徴とする請求項74に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項80】
前記第1熱源は、前記第2熱源の下部面に向かって延び、前記チャネル軸の方向に一方側において他方側より高い高さを有する第1突出部を備えることを特徴とする請求項79に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項81】
前記第2熱源は、前記チャネルの周囲の領域から前記チャネル軸の方向に一定の高さを有することを特徴とする請求項79又は80に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項82】
前記第2熱源は、前記チャネル周囲の領域において一方側において他方側より前記チャネル軸の方向に沿ってより高い高さを有することを特徴とする請求項79又は80に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項83】
前記収容口の上端部は、前記チャネル軸の方向に一方側において他方側より前記第2熱源の下部面により隣接したことを特徴とする請求項81又は82に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項84】
前記収容口の上端部は、前記チャネル軸の方向に前記第2熱源の下部面から一定の高さに位置することを特徴とする請求項82に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項85】
前記チャンバーの少なくとも一部は、前記第2又は第1熱源から前記チャネルへの水平的に不均一な熱伝逹を発生させるほど十分に前記チャネル軸を基準に非対称的に配置されることを特徴とする請求項3ないし84のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項86】
前記第1チャンバーは、前記第2熱源内に位置し、前記第2熱源から前記チャネルへの水平的に不均一な熱伝逹を発生させるほど十分に前記チャネル軸の方向に一方側において他方側より高い高さを有することを特徴とする請求項85に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項87】
前記収容口は、前記チャネル軸の方向に前記チャネルの周囲に一定の深さを有することを特徴とする請求項86に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項88】
前記収容口の上端部は、前記チャネル軸の方向に一方側において他方側より前記第2熱源の下部面により隣接したことを特徴とする請求項87に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項89】
前記収容口は、前記チャネル軸の方向に一方側において他方側より大きな深さを有することを特徴とする請求項86に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項90】
前記収容口の上端部は、前記チャネル軸の方向に一方側において他方側より前記第2熱源の下部面により隣接したことを特徴とする請求項89に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項91】
前記収容口の上端部は、前記チャネル軸の方向に前記第2熱源の下部面から一定の高さに位置することを特徴とする請求項89に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項92】
前記装置は、前記第2熱源内に位置し、それぞれ反対方向に沿って前記チャネル軸から中心を外れている第1チャンバー及び第2チャンバーを備えることを特徴とする請求項85に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項93】
前記第1チャンバーの上端部は、前記第2チャンバーの下端部と本質的に同じ高さに位置することを特徴とする請求項92に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項94】
少なくとも一個のチャンバーの前記チャンバー壁は、前記チャネル軸に対して傾斜していることを特徴とする請求項85に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項95】
前記傾斜角は、約2度ないし約30度の範囲であることを特徴とする請求項94に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項96】
前記第2熱源内のチャンバーの少なくとも一つは、前記第2熱源から前記チャネルへの水平的に不均一な熱伝逹を発生させるほど十分に一方側において他方側より高く配置されるチャンバー壁を有することを特徴とする請求項85に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項97】
前記第1及び第2チャンバーは、前記第2熱源内に位置し前記チャネル軸を基準に対称的に配置されていることを特徴とする請求項3ないし84のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項98】
前記第1チャンバーは、前記第2チャンバーから前記チャネル軸の方向に長さ(l)だけ離隔していることを特徴とする請求項97に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項99】
前記装置は、前記第1及び第2チャンバーの間の長さ(l)上において前記チャネルと接触する前記第2熱源の一部をさらに備え、前記接触は、前記第1熱源からの熱伝逹を減少させるほど十分な温度ブレーキとして機能することを特徴とする請求項97又は98に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項100】
前記温度ブレーキは、前記第1及び第2チャンバーの間の長さ(l)上において前記チャネルの一方と接触し、前記チャネルの他方側は、前記第2熱源から離隔していることを特徴とする請求項99に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項101】
前記チャンバーの少なくとも一部は、前記チャネル軸に対して約0.1mmないし約3mmだけ中心を外れていることを特徴とする請求項85に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項102】
前記チャンバーの少なくとも一部は、前記チャネル軸に垂直な方向に沿って一方側において他方側より大きなチャンバーギャップを有することを特徴とする請求項101に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項103】
前記装置は、前記チャネルと接触する前記第2熱源の一部をさらに備え、前記接触は、前記第1熱源からの熱伝逹を減少させるほど十分な温度ブレーキとして機能することを特徴とする請求項101又は102に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項104】
前記温度ブレーキは、一方側において前記チャネルと接触し、他方側は、前記第2熱源から離隔していることを特徴とする請求項103に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項105】
前記温度ブレーキは、前記第2熱源内で前記チャネルの一方側の全体高さと接することを特徴とする請求項104に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項106】
前記温度ブレーキは、前記第2熱源内で前記チャネルの高さの一部と接触することを特徴とする請求項103に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項107】
前記装置は、前記第2熱源内に位置する第1チャンバー及び第2チャンバーを備え、前記第1チャンバーは、前記チャネル軸の方向に前記第2チャンバーから長さ(l)だけ離隔していることを特徴とする請求項106に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項108】
前記温度ブレーキは、前記第1及び第2チャンバーの間の長さ(l)上において前記チャネルの全体周りと接触することを特徴とする請求項107に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項109】
前記第1チャンバー及び前記第2チャンバーは、同じ方向に沿って前記チャネル軸から中心を外れていることを特徴とする請求項108に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項110】
前記第1チャンバー及び前記第2チャンバーは、反対方向に沿って前記チャネル軸から中心を外れていることを特徴とする請求項108に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項111】
前記温度ブレーキは、前記第1及び第2チャンバーの間の長さ(l)上において前記チャネルの一方と接触し、前記チャネルの他方側は、前記第2熱源から離隔していることを特徴とする請求項107に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項112】
前記第1チャンバーの上端部は、前記第2チャンバーの下端部と本質的に同じ高さに位置し、前記温度ブレーキは、前記第1又は第2チャンバー内の一方側において前記チャネルと接触し、前記チャネルの他方側は、前記第2熱源から離隔していることを特徴とする請求項106に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項113】
前記第1チャンバーと前記第2チャンバーとは、同じ方向に沿って前記チャネル軸から中心を外れていることを特徴とする請求項107に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項114】
前記第1チャンバーと前記第2チャンバーとは、反対方向に沿って前記チャネル軸から中心を外れていることを特徴とする請求項107に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項115】
前記温度ブレーキは、前記第1及び第2チャンバーの間の長さ(l)上において前記チャネルの一方と接触し、前記チャネルの他方側は、前記第2熱源から離隔していることを特徴とする請求項113又は114に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項116】
前記装置は、前記第1チャンバー内の一方側において前記チャネルと接触する第1温度ブレーキを備え、他方側は、前記第2熱源から離隔していることを特徴とする請求項92に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項117】
前記装置は、前記第2チャンバー内の一方側において前記チャネルと接触する第2温度ブレーキをさらに備え、他方側は、前記第2熱源から離隔していることを特徴とする請求項116に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項118】
前記第1温度ブレーキの上端部は、前記第2温度ブレーキの下端部と本質的に同じ高さに位置することを特徴とする請求項117に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項119】
前記第1温度ブレーキの上端部は、前記第2温度ブレーキの下端部より高く位置することを特徴とする請求項117に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項120】
前記第1温度ブレーキの上端部は、前記第2温度ブレーキの下端部より低く位置することを特徴とする請求項117に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項121】
前記第1チャンバーの上端部と前記第2チャンバーの下端部とは、前記チャネル軸に垂直な方向に対してそれぞれ傾斜していることを特徴とする請求項107に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項122】
前記温度ブレーキは、前記第1チャンバーと前記第2チャンバーとの間で、そして一方側において他方側より高い位置で、前記チャネルの全体周りと接触することを特徴とする請求項121に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項123】
前記第1チャンバーと前記第2チャンバーとは、前記チャネル軸に対してそれぞれ傾斜していることを特徴とする請求項107に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項124】
前記第1チャンバーの下端部と前記第2チャンバーの上端部とは、それぞれが前記チャネル軸に本質的に垂直であることを特徴とする請求項123に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項125】
前記温度ブレーキは、前記第1チャンバーと前記第2チャンバーとの間の前記チャネルの全体周りと接触することを特徴とする請求項124に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項126】
前記第1チャンバーの下端部と前記第2チャンバーの上端部とは、それぞれ前記チャネル軸に垂直な方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項123に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項127】
前記温度ブレーキは、前記第1チャンバーと前記第2チャンバーとの間で、そして一方側において他方側より高い位置で、前記チャネルの全体周りと接触することを特徴とする請求項126に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項128】
前記第1熱源及び前記第2熱源のそれぞれは、少なくとも一つの固定要素を備えることを特徴とする請求項3ないし127のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項129】
前記第1断熱体は、少なくとも一つの固定要素を備えることを特徴とする請求項128に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項130】
前記装置は、前記第1熱源、第2熱源、及び第1断熱体を取り囲む第1ハウジング要素を備えることを特徴とする請求項128又は129に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項131】
前記装置は、前記第1ハウジング要素を取り囲む第2ハウジング要素をさらに備えることを特徴とする請求項130に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項132】
前記固定要素は、前記第1熱源、第2熱源、及び第1断熱体を互いに又は前記第1ハウジング要素に固定させるように適応されることを特徴とする請求項130又は131に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項133】
前記固定要素のうち、少なくとも一つは、前記第1熱源、第2熱源、及び第1断熱体のうち、少なくとも一つ、好ましくは、すべての外部領域に位置することを特徴とする請求項132に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項134】
前記固定要素のうち、少なくとも一つは、前記第1熱源、第2熱源、及び第1断熱体のうち、少なくとも一つ、好ましくは、すべての内部領域に位置することを特徴とする請求項132又は133に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項135】
前記第1熱源、第1断熱体、及び第2熱源のうち、少なくとも一つは、少なくとも一つのウィング構造を含むことを特徴とする請求項128ないし134のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項136】
前記ウィング構造は、第1、第2、第3、及び第4ウィング構造を含むことを特徴とする請求項135に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項137】
前記第2熱源は、前記ウィング構造を含むことを特徴とする請求項135又は136に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項138】
前記ウィング構造は、前記第1及び第2熱源と前記第1ハウジング要素との間の第2断熱体を定義することを特徴とする請求項135ないし137のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項139】
前記第1及び第2ウィング構造は、前記第2断熱体の第1部分を定義することを特徴とする請求項138に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項140】
前記第2及び第3ウィング構造は、前記第2断熱体の第2部分を定義することを特徴とする請求項139に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項141】
前記第3及び第4ウィング構造は、前記第2断熱体の第3部分を定義することを特徴とする請求項140に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項142】
前記第4及び第1ウィング構造は、前記第2断熱体の第4部分を定義することを特徴とする請求項141に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項143】
前記第2断熱体の第1、第2、第3、及び第4部分のそれぞれは、前記第1ハウジング要素によりさらに定義されることを特徴とする請求項139ないし142のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項144】
前記第1熱源の下部と前記第1ハウジング要素とは、第3断熱体を定義することを特徴とする請求項143に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項145】
前記装置は、前記第1ハウジング要素及び前記第2ハウジング要素により定義される第4断熱体及び/又は第5断熱体をさらに備えることを特徴とする請求項144に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項146】
前記第1及び第2熱源のそれぞれは、少なくとも一つの加熱及び/又は冷却要素を備えることを特徴とする請求項128ないし145のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項147】
前記第1及び第2熱源のそれぞれは、温度センサをさらに備えることを特徴とする請求項146に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項148】
前記装置は、前記第1及び/又は第2熱源から熱を除去するための少なくとも一つのファン装置をさらに備えることを特徴とする請求項147に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項149】
前記装置は、前記第2熱源から熱を除去するために前記第2熱源の上部に位置する第1ファン装置を備えることを特徴とする請求項148に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項150】
前記装置は、前記第1熱源から熱を除去するために前記第1熱源の下部に位置する第2ファン装置をさらに備えることを特徴とする請求項149に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項151】
前記装置は、対流PCRを変調するように前記チャネルの内部に遠心力を生成するように適応されることを特徴とする請求項1ないし150のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項152】
前記装置は、回転軸を基準に前記熱源を回転させるために回転子に回転可能に装着された少なくとも前記第1及び第2熱源を備えることを特徴とする請求項151に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項153】
前記装置は、前記回転軸から前記チャネルの中心まで前記遠心回転の半径を定義する前記回転子に付着された回転腕を備えることを特徴とする請求項152に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項154】
前記回転軸は、重力の方向と本質的に平行であることを特徴とする請求項152又は153に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項155】
前記チャネル軸は、重力と前記遠心力により形成されたネット力の方向と本質的に平行であることを特徴とする請求項152ないし154のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項156】
前記チャネル軸は、重力と前記遠心力により形成されたネット力の方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項152ないし154のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項157】
前記チャネル軸と前記ネット力の方向との間の傾斜角は、約2度ないし約60度の範囲であることを特徴とする請求項156に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項158】
前記装置は、前記チャネル軸と前記ネット力との間の角度を制御するように適応された傾斜軸をさらに備えることを特徴とする請求項155ないし157のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項159】
前記回転軸は、前記第1及び第2熱源の外部に位置することを特徴とする請求項152ないし158のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項160】
前記回転軸は、前記第1及び第2熱源の中心に本質的に位置することを特徴とする請求項152ないし158のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項161】
前記装置は、前記回転軸に対して同心的に位置する複数のチャネルを備えることを特徴とする請求項160に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項162】
前記第1及び第2熱源は、円形形態を有することを特徴とする請求項161に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項163】
遠心分離条件下に重合酵素連鎖反応(PCR)を行うように適応されたPCR遠心分離機であって、請求項151ないし162のうちの何れか1項に記載の装置を備えることを特徴とするPCR遠心分離機。
【請求項164】
熱対流により重合酵素連鎖反応(PCR)を行うための方法であって、
(a)二本鎖核酸分子を変性させて一本鎖鋳型を形成するのに適した温度範囲に収容口を備える第1熱源を維持するステップと、
(b)少なくとも一つのオリゴヌクレオチドプライマーを前記一本鎖鋳型にアニールするのに適した温度範囲に第2熱源を維持するステップと、
(c)プライマー伸長生成物を生成するのに十分な条件下で前記収容口と前記第2熱源との間に熱対流を生成するステップと
のうち、少なくとも一つを、好ましくは、すべてのステップを含むことを特徴とする熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項165】
前記方法は、水溶液内にある前記二本鎖核酸及びオリゴヌクレオチドプライマーを含む反応容器を提供するステップをさらに含むことを特徴とする請求項164に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項166】
前記反応容器は、DNA重合酵素をさらに含むことを特徴とする請求項165に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項167】
前記DNA重合酵素は、固定化されたDNA重合酵素であることを特徴とする請求項166に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項168】
前記方法は、前記反応容器を前記収容口、及び前記第2又は第1熱源のうち、少なくとも一つの中に配置されたチャンバーに接触させるステップをさらに含み、前記接触は、前記反応容器内で前記熱対流を助けるほど十分であることを特徴とする請求項164ないし167のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項169】
前記方法は、前記反応容器を前記第1及び第2熱源の間の第1断熱体に接触させるステップをさらに含むことを特徴とする請求項168に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項170】
前記第1及び第2熱源は、前記反応容器又はその中の水溶液より少なくとも約10倍大きな熱伝導率を有することを特徴とする請求項169に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項171】
前記第1断熱体は、前記反応容器又はその中の水溶液より少なくとも約5倍小さな熱伝導率を有し、前記第1断熱体の熱伝導率は、前記第1及び第2熱源間の熱伝逹を減少させるのに十分であることを特徴とする請求項170に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項172】
前記方法は、前記チャネル軸に対して本質的に対称的な前記反応容器内の流体流れを生成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項164ないし171のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項173】
前記方法は、前記チャネル軸を基準に非対称である前記反応容器内の流体流れを生成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項164ないし171のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項174】
少なくともステップ(a)ないし(b)は、プライマー伸長生成物を生成するために、反応容器当たりの約1Wの電力より少ない電力を消費することを特徴とする請求項165ないし173のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項175】
前記方法を行うための前記電力は、バッテリーにより提供されることを特徴とする請求項174に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項176】
前記PCR伸長生成物は、約15分ないし30分内又はその以内に生成されることを特徴とする請求項164ないし175のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項177】
前記反応容器は、約50マイクロリットルより少ない体積を有することを特徴とする請求項165ないし176のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項178】
前記反応容器は、約20マイクロリットルより少ない体積を有することを特徴とする請求項177に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項179】
前記方法は、PCRを行うことを助けるために、前記反応容器に遠心力を適用するステップをさらに含むことを特徴とする請求項164ないし178のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項180】
熱対流により重合酵素連鎖反応(PCR)を行うための方法であって、前記方法は、プライマー伸長生成物を生成するのに十分な条件下で請求項1ないし162のうちの何れか1項に記載の装置により収容される反応容器に、オリゴヌクレオチドプライマー、核酸鋳型、及び緩衝溶液を追加するステップを含むことを特徴とする熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項181】
前記方法は、前記反応容器にDNA重合酵素を追加するステップをさらに含むことを特徴とする請求項180に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項182】
熱対流により重合酵素連鎖反応(PCR)を行うための方法であって、前記方法は、請求項163に記載のPCR遠心分離機により収容される反応容器にオリゴヌクレオチドプライマー、核酸鋳型、及び緩衝溶液を追加するステップと、プライマー伸長生成物を生成するのに十分な条件下で前記反応容器に遠心力を適用するステップとを含む熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項183】
前記方法は、前記反応容器にDNA重合酵素を追加するステップをさらに含むことを特徴とする請求項182に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項184】
請求項1ないし162のうちの何れか1項に記載の装置又は請求項163に記載のPCR遠心分離器により収容されるように適応された反応容器であって、
前記反応容器は、上端部、下端部、外壁、及び内壁を有し、前記外壁の垂直横縦比が少なくとも約4ないし約15の範囲であり、前記外壁の水平の横縦比が約1ないし約4の範囲であり、前記外壁のテーパー角(θ)が約0度ないし約15度の範囲であることを特徴とする反応容器。
【請求項185】
前記外壁の上端部と下端部の中心点は、反応容器軸を定義することを特徴とする請求項184に記載の反応容器。
【請求項186】
前記反応容器軸方向の前記反応容器の高さは、少なくとも約6mmないし約35mmの範囲であることを特徴とする請求項185に記載の反応容器。
【請求項187】
前記外壁の幅の平均は、約1mmないし約5mmの範囲であることを特徴とする請求項186に記載の反応容器。
【請求項188】
前記内壁の幅の平均は、約0.5mmないし約4.5mmの範囲であることを特徴とする請求項187に記載の反応容器。
【請求項189】
前記外壁と前記内壁とは、前記反応容器軸に沿って本質的に同じ垂直形態を有することを特徴とする請求項185ないし188のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項190】
前記外壁及び前記内壁は、前記反応容器軸に垂直な断面に沿って本質的に同じ水平形態を有することを特徴とする請求項189に記載の反応容器。
【請求項191】
前記外壁及び前記内壁は、前記反応容器軸に沿って相異なった垂直形態を有することを特徴とする請求項185ないし188のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項192】
前記外壁及び前記内壁は、前記反応容器軸に垂直な断面に沿って相異なった水平形態を有することを特徴とする請求項191に記載の反応容器。
【請求項193】
前記水平形態は、円形、ひし形、正方形、丸い正方形、楕円形、長斜方形、長方形、丸い長方形、卵形、三角形、丸め三角形、台形、丸い台形、又は楕円形長方形のうちの何れか一つ又はそれ以上であることを特徴とする請求項190又は192に記載の反応容器。
【請求項194】
前記内壁は、前記反応容器軸に対して本質的に対称的に配置されることを特徴とする請求項189ないし193のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項195】
前記反応容器壁の厚さは、約0.1mmないし約0.5mmの範囲であることを特徴とする請求項194に記載の反応容器。
【請求項196】
前記反応容器壁の厚さは、前記反応容器軸に沿って本質的に変わらないことを特徴とする請求項195に記載の反応容器。
【請求項197】
前記内壁は、前記反応容器軸に対して中心から外れるように配置されていることを特徴とする請求項189ないし193のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項198】
前記反応容器壁の厚さは、約0.1mmないし約1mmの範囲であることを特徴とする請求項197に記載の反応容器。
【請求項199】
前記反応容器壁の厚さは、一方側において少なくとも約0.05mmだけ他方側より薄いことを特徴とする請求項198に記載の反応容器。
【請求項200】
前記下端部は、平らであるか、曲面形、又は球形であることを特徴とする請求項184ないし199のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項201】
前記下端部は、前記反応容器軸に対して本質的に対称的に形成されたことを特徴とする請求項200に記載の反応容器。
【請求項202】
前記下端部は、前記反応容器軸に対して非対称的に配置されることを特徴とする請求項200に記載の反応容器。
【請求項203】
前記下端部は、詰まっていることを特徴とする請求項200ないし202のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項204】
前記反応容器は、プラスチック、セラミック又はガラスからなるか、これらを含むことを特徴とする請求項184ないし203のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項205】
固定化されたDNA重合酵素をさらに含むことを特徴とする請求項184ないし204のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項206】
前記反応容器と密封接触するキャップをさらに備えることを特徴とする請求項184ないし205のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項207】
前記キャップは、光学ポートを備えることを特徴とする請求項206に記載の反応容器。
【請求項208】
前記反応容器の内壁と前記光学ポートの側面部分との間に開放された空間をさらに備えることを特徴とする請求項207に記載の反応容器。
【請求項209】
少なくとも一つの光学検出装置をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし162のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項210】
請求項181ないし192のうちの何れか1項に記載の装置は、少なくとも一つの光学検出装置をさらに備えることを特徴とする請求項163に記載のPCR遠心分離機。
【請求項211】
少なくとも一つの光学検出装置を使用して前記プライマー伸長生成物をリアルタイムで検出するステップをさらに含むことを特徴とする請求項164ないし179のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項212】
少なくとも一つの光学検出装置を使用してプライマー伸長生成物をリアルタイムで検出するステップをさらに含む請求項180ないし183のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項1】
熱対流PCRを行うように適応された装置であって、
(a)PCRを行うための反応容器を収容するように適応されたチャネルを加熱又は冷却し、上部面と下部面とを有する第1熱源と、
(b)前記チャネルを加熱又は冷却し、上部面と前記第1熱源の上部面と向き合う下部面とを有する第2熱源であって、前記チャネルは、前記第1熱源と接触する下端部と前記第2熱源の上部面と接する貫通口により定義され、また前記下端部と前記貫通口との間の中心点がチャネル軸を形成し、前記チャネル軸を基準に前記チャネルが配置される、第2熱源と、
(c)前記第2又は第1熱源の少なくとも一部内で前記チャネルの周囲に配置されたチャンバーのような少なくとも一つの温度形状化要素であって、前記チャンバーは、前記第2又は第1熱源及び前記チャネルの間に、前記第2又は第1熱源と前記チャネルとの間の熱伝逹を減少させるほど十分なチャネルギャップを有する、少なくとも一つの温度形状化要素と、
(d)前記第1熱源内で前記チャネルを収容するように適応された収容口と
備えることを特徴とする熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項2】
前記装置は、前記第1熱源の上部面と前記第2熱源の下部面との間に位置した第1断熱体を備えることを特徴とする請求項1に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項3】
前記装置は、前記第2熱源内に全的に位置した第1チャンバーを備え、チャネル軸に沿って第1チャンバー下端部と向き合う第1チャンバー上端部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項4】
前記装置は、前記第2熱源に位置する第2チャンバーをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項5】
前記装置は、前記第2熱源に位置する第3チャンバーをさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項6】
前記第1チャンバーは、前記第1熱源内に位置し、前記チャネル軸に沿って第1チャンバーの下端部と向き合う第1チャンバーの上端部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項7】
前記装置は、前記第2熱源に位置する第2チャンバーをさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項8】
前記装置は、第2熱源に位置する第3チャンバーをさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項9】
前記チャンバーは、前記チャネル軸の周囲に配置された少なくとも一個のチャンバー壁をさらに備えることを特徴とする請求項3ないし8のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項10】
前記チャンバーは、前記チャネル軸に沿って前記チャネルによりさらに定義されることを特徴とする請求項9に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項11】
前記チャンバー壁は、前記チャネル軸に対して本質的に平行に配置されることを特徴とする請求項9に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項12】
前記第1チャンバーの上端部と前記第1チャンバーの下端部のそれぞれは、前記チャネル軸に対して本質的に垂直をなすことを特徴とする請求項9ないし11のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項13】
前記第1断熱体は、固体又は気体を含むことを特徴とする請求項2ないし12のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項14】
少なくとも一個のチャンバーは、固体又は気体を含むことを特徴とする請求項3ないし12のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項15】
前記第1断熱体は、固体又は気体を含むことを特徴とする請求項14に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項16】
前記気体は、空気であることを特徴とする請求項13ないし15のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項17】
前記チャネルは、前記チャネルの下端部から前記貫通口の上端部までの前記チャネル軸の方向の高さhによりさらに定義されることを特徴とする請求項1ないし16のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項18】
前記チャネルは、前記チャネル軸に本質的に垂直な第1方向に従う第1幅w1によりさらに定義されることを特徴とする請求項17に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項19】
前記チャネルは、前記第1方向と前記チャネル軸に対して本質的に垂直をなす第2幅(w2)によりさらに定義されることを特徴とする請求項18に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項20】
前記第1及び/又は第2幅(w1及び/又はw2)は、前記チャネル軸に沿って前記上端部から前記下端部まで減少することを特徴とする請求項18又は19に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項21】
前記チャネルの前記第1及び第2幅(w1又はw2)は、約0度ないし約15度のテーパー角(θ)により定義されることを特徴とする請求項20に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項22】
前記第1及び/又は第2幅(w1及び/又はw2)は、前記チャネル軸に沿って本質的に変わらないことを特徴とする請求項18又は19に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項23】
前記チャネルの下端部は、球形であるか、平らであるか、又は曲面形であることを特徴とする請求項17ないし22のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項24】
前記高さhは、少なくとも約5mmないし約25mmであることを特徴とする請求項17ないし23のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項25】
前記チャネル軸の方向の前記第1又は第2幅(w1又はw2)の平均は、少なくとも約1mmないし約5mmであることを特徴とする請求項17ないし24のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項26】
前記第1又は第2幅(w1又はw2)に対した前記高さhの比率により定義された前記チャネルの垂直縦横比は、約4ないし約15であることを特徴とする請求項17ないし25のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項27】
前記第2幅(w2)に対した前記第1幅(w1)の割合で定義される前記チャネルの水平の横縦比は、約1ないし約4であることを特徴とする請求項17ないし26のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項28】
前記チャネルの少なくとも一部は、前記チャネル軸に本質的に垂直な面に沿って水平形態を有することを特徴とする請求項1ないし27のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項29】
前記水平形態は、少なくとも一つの反射又は回転対称要素を有することを特徴とする請求項28に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項30】
前記水平形態は、前記面に沿って円形、ひし形、正方形、丸い正方形、楕円形、長斜方形、長方形、丸い長方形、卵形、半円形、台形、又は丸い台形であることを特徴とする請求項29に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項31】
前記チャネル軸に垂直な前記面は、前記第1又は第2熱源内に存在することを特徴とする請求項28ないし30のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項32】
前記チャンバーの少なくとも一部は、前記チャネル軸に本質的に垂直な面に沿って水平形態を有することを特徴とする請求項3ないし31のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項33】
前記水平形態は、少なくとも一つの反射又は回転対称要素を有することを特徴とする請求項32に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項34】
前記水平形態は、前記面に沿って円形、ひし形、正方形、丸い正方形、楕円形、長斜方形、長方形、丸い長方形、卵形、半円形、台形、又は丸い台形であることを特徴とする請求項33に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項35】
前記チャネル軸に垂直な前記面は、前記第2又は第1熱源内に存在することを特徴とする請求項32ないし34のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項36】
前記チャンバーは、前記チャネル軸に垂直な面に沿って前記チャネルを基準に本質的に対称的に配置されることを特徴とする請求項3ないし35のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項37】
前記チャンバーの少なくとも一部は、前記チャネル軸に垂直な面に沿って前記チャネルを基準に非対称的に配置されることを特徴とする請求項3ないし35のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項38】
前記チャネルの少なくとも一部は、前記チャネル軸に垂直な面に沿って前記チャンバー内に位置することを特徴とする請求項36又は37に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項39】
前記チャネルの少なくとも一部は、前記チャネル軸に垂直な面に沿って前記チャンバー壁に接触することを特徴とする請求項38に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項40】
前記チャネルの少なくとも一部は、前記チャネル軸に垂直な面に沿って前記チャンバーの外部に位置し、前記第2又は第1熱源と接触することを特徴とする請求項37に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項41】
前記チャネル軸に垂直な前記面は、前記第2又は第1熱源と接触することを特徴とする請求項36ないし40のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項42】
前記チャンバーの少なくとも一部は、前記チャネル軸に沿ってテーパーされていることを特徴とする請求項36ないし41に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項43】
前記チャンバーの少なくとも一部は、前記第2熱源内に位置し、前記第1熱源に向かってより大きくなる前記チャネル軸に垂直な幅(w)を有することを特徴とする請求項42に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項44】
前記チャンバーの少なくとも一部は、前記第2熱源内に位置し、前記第1熱源に向かってより小さくなる前記チャネル軸に垂直な幅(w)を有することを特徴とする請求項42に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項45】
前記装置は、前記第2熱源内に位置する前記第1チャンバー及び前記第2チャンバーを備え、前記第1チャンバーは、前記第2チャンバーの幅(w)と相異なった前記チャネル軸に垂直な幅(w)を有することを特徴とする請求項36ないし41のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項46】
前記第1チャンバーは、前記第1熱源と向き合うことを特徴とする請求項45に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項47】
前記収容口は、前記チャネル軸を基準に対称的に配置されることを特徴とする請求項1ないし46のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項48】
前記収容口は、前記チャネルの幅(w1又はw2)とほぼ同じ前記チャネル軸に垂直な幅を有することを特徴とする請求項47に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項49】
前記収容口は、前記チャネルの幅(w1又はw2)より約0.01mmないし約0.2mm大きな前記チャネル軸に対して垂直な幅を有することを特徴とする請求項47に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項50】
前記装置は、前記第2熱源の内部に位置する前記第1チャンバー及び前記第2チャンバーを備え、前記第1チャンバーは、前記第2チャンバーから前記チャネル軸の方向の長さ(l)だけ離隔していることを特徴とする請求項3ないし49のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項51】
前記第1チャンバー、前記第2チャンバー、及び前記第2熱源は、前記第1熱源からの熱伝逹を減少させるほど十分な面積と厚さ(又は体積)で前記第1及び第2チャンバーの間で前記チャネルと接触する第1温度ブレーキを定義することを特徴とする請求項50に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項52】
前記第1温度ブレーキは、上部面と下部面とを有することを特徴とする請求項51に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項53】
前記長さ(l)は、約0.1mmないし前記チャネル軸の方向の前記第2熱源の高さの約60%であることを特徴とする請求項52に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項54】
前記第1チャンバーは、前記第2熱源内に位置し、前記第1チャンバー及び前記第1断熱体は、前記第1熱源からの熱伝逹を減少させるほど十分な面積と厚さ(又は体積)で前記第1チャンバー及び前記第1断熱体の間で前記チャネルと接触する第1温度ブレーキを定義することを特徴とする請求項3ないし49のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項55】
前記第1温度ブレーキは、上部面と下部面とを有することを特徴とする請求項54に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項56】
前記第1温度ブレーキの前記下部面は、前記第2熱源の前記下部面とほぼ同じ高さに位置することを特徴とする請求項55に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項57】
前記第1チャンバーは、前記第1断熱体から前記チャネル軸の方向の長さ(l)だけ離隔していることを特徴とする請求項56に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項58】
前記長さ(l)は、約0.1mmないし前記チャネル軸の方向の前記第2熱源の高さの約60%の間であることを特徴とする請求項57に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項59】
前記第2熱源は、前記第2熱源から遠ざかって延びる少なくとも一つの突出部を備えることを特徴とする請求項1ないし58のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項60】
前記第2熱源の突出部は、前記チャネル軸と本質的に平行であり、前記第1熱源に向かって又は第2熱源の上面から遠ざかって延びることを特徴とする請求項59に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項61】
前記第2熱源は、前記第1熱源に向かって延び、前記第1チャンバー又は前記チャネルの一部を定義する第1突出部を備えることを特徴とする請求項59又は60に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項62】
前記第2熱源の第1突出部は、前記第1断熱体及び前記第2熱源の一部を定義することを特徴とする請求項61に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項63】
前記第2熱源の第1突出部は、前記チャンバー又は前記チャネルから前記第1断熱体を分離させることを特徴とする請求項61に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項64】
前記第1熱源は、前記第1熱源から遠ざかって延びる少なくとも一つの突出部を備えることを特徴とする請求項1ないし63のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項65】
前記第1熱源の第1突出部は、前記チャネル軸と本質的に平行であり、前記第2熱源に向かったり前記第1熱源の下部面から遠ざかって延びることを特徴とする請求項64に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項66】
前記第1熱源は、前記第2熱源に向かって延び、前記チャネルの一部を定義する第1突出部を備えることを特徴とする請求項64又は65に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項67】
前記第1熱源の第1突出部は、前記第1断熱体及び前記第1熱源の一部を定義することを特徴とする請求項66に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項68】
前記第1熱源の第1突出部は、前記チャネルから前記第1断熱体を分離させることを特徴とする請求項66に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項69】
前記第1断熱体は、少なくとも前記第1熱源、前記第1熱源の第1突出部、前記第2熱源の第1突出部、及び前記第2熱源により定義される第1断熱体チャンバーを備えることを特徴とする請求項66に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項70】
前記装置は、前記チャネル軸が重力方向に対して傾斜するように適応されることを特徴とする請求項1ないし69のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項71】
前記チャネル軸は、前記第1及び第2熱源のうち何れか一つの上部面又は下部面に垂直で、前記装置は、傾斜していることを特徴とする請求項70に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項72】
前記チャネル軸は、前記第1及び第2熱源のうち何れか一つの上部面又は下部面に垂直な方向から傾斜していることを特徴とする請求項70に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項73】
前記傾斜は、前記チャネル軸と前記重力方向の間の角度(θg)により定義され、前記傾斜角は、約2度ないし約60度の範囲であることを特徴とする請求項70に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項74】
前記収容口は、前記第1熱源から前記チャネルへの水平的に不均一な熱伝逹を発生させるほど十分に前記チャネル軸を基準に非対称的に配置されることを特徴とする請求項1ないし73のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項75】
前記収容口は、前記チャネル軸に対して中心を外れていることを特徴とする請求項74に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項76】
前記収容口は、約0.2mmないし0.5mmだけ中心を外れていることを特徴とする請求項75に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項77】
前記収容口の少なくとも一部は、前記チャネルの幅(w1又はw2)より大きな前記チャネル軸に垂直な幅を有することを特徴とする請求項76に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項78】
前記収容口の幅(w)は、前記チャネルの幅(w1又はw2)より約0.04mmないし約1mm大きいことを特徴とする請求項77に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項79】
前記装置は、前記チャネル軸の方向に一方側上において他方側より大きな深さを有する前記収容口を備えることを特徴とする請求項74に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項80】
前記第1熱源は、前記第2熱源の下部面に向かって延び、前記チャネル軸の方向に一方側において他方側より高い高さを有する第1突出部を備えることを特徴とする請求項79に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項81】
前記第2熱源は、前記チャネルの周囲の領域から前記チャネル軸の方向に一定の高さを有することを特徴とする請求項79又は80に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項82】
前記第2熱源は、前記チャネル周囲の領域において一方側において他方側より前記チャネル軸の方向に沿ってより高い高さを有することを特徴とする請求項79又は80に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項83】
前記収容口の上端部は、前記チャネル軸の方向に一方側において他方側より前記第2熱源の下部面により隣接したことを特徴とする請求項81又は82に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項84】
前記収容口の上端部は、前記チャネル軸の方向に前記第2熱源の下部面から一定の高さに位置することを特徴とする請求項82に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項85】
前記チャンバーの少なくとも一部は、前記第2又は第1熱源から前記チャネルへの水平的に不均一な熱伝逹を発生させるほど十分に前記チャネル軸を基準に非対称的に配置されることを特徴とする請求項3ないし84のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項86】
前記第1チャンバーは、前記第2熱源内に位置し、前記第2熱源から前記チャネルへの水平的に不均一な熱伝逹を発生させるほど十分に前記チャネル軸の方向に一方側において他方側より高い高さを有することを特徴とする請求項85に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項87】
前記収容口は、前記チャネル軸の方向に前記チャネルの周囲に一定の深さを有することを特徴とする請求項86に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項88】
前記収容口の上端部は、前記チャネル軸の方向に一方側において他方側より前記第2熱源の下部面により隣接したことを特徴とする請求項87に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項89】
前記収容口は、前記チャネル軸の方向に一方側において他方側より大きな深さを有することを特徴とする請求項86に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項90】
前記収容口の上端部は、前記チャネル軸の方向に一方側において他方側より前記第2熱源の下部面により隣接したことを特徴とする請求項89に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項91】
前記収容口の上端部は、前記チャネル軸の方向に前記第2熱源の下部面から一定の高さに位置することを特徴とする請求項89に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項92】
前記装置は、前記第2熱源内に位置し、それぞれ反対方向に沿って前記チャネル軸から中心を外れている第1チャンバー及び第2チャンバーを備えることを特徴とする請求項85に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項93】
前記第1チャンバーの上端部は、前記第2チャンバーの下端部と本質的に同じ高さに位置することを特徴とする請求項92に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項94】
少なくとも一個のチャンバーの前記チャンバー壁は、前記チャネル軸に対して傾斜していることを特徴とする請求項85に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項95】
前記傾斜角は、約2度ないし約30度の範囲であることを特徴とする請求項94に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項96】
前記第2熱源内のチャンバーの少なくとも一つは、前記第2熱源から前記チャネルへの水平的に不均一な熱伝逹を発生させるほど十分に一方側において他方側より高く配置されるチャンバー壁を有することを特徴とする請求項85に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項97】
前記第1及び第2チャンバーは、前記第2熱源内に位置し前記チャネル軸を基準に対称的に配置されていることを特徴とする請求項3ないし84のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項98】
前記第1チャンバーは、前記第2チャンバーから前記チャネル軸の方向に長さ(l)だけ離隔していることを特徴とする請求項97に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項99】
前記装置は、前記第1及び第2チャンバーの間の長さ(l)上において前記チャネルと接触する前記第2熱源の一部をさらに備え、前記接触は、前記第1熱源からの熱伝逹を減少させるほど十分な温度ブレーキとして機能することを特徴とする請求項97又は98に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項100】
前記温度ブレーキは、前記第1及び第2チャンバーの間の長さ(l)上において前記チャネルの一方と接触し、前記チャネルの他方側は、前記第2熱源から離隔していることを特徴とする請求項99に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項101】
前記チャンバーの少なくとも一部は、前記チャネル軸に対して約0.1mmないし約3mmだけ中心を外れていることを特徴とする請求項85に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項102】
前記チャンバーの少なくとも一部は、前記チャネル軸に垂直な方向に沿って一方側において他方側より大きなチャンバーギャップを有することを特徴とする請求項101に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項103】
前記装置は、前記チャネルと接触する前記第2熱源の一部をさらに備え、前記接触は、前記第1熱源からの熱伝逹を減少させるほど十分な温度ブレーキとして機能することを特徴とする請求項101又は102に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項104】
前記温度ブレーキは、一方側において前記チャネルと接触し、他方側は、前記第2熱源から離隔していることを特徴とする請求項103に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項105】
前記温度ブレーキは、前記第2熱源内で前記チャネルの一方側の全体高さと接することを特徴とする請求項104に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項106】
前記温度ブレーキは、前記第2熱源内で前記チャネルの高さの一部と接触することを特徴とする請求項103に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項107】
前記装置は、前記第2熱源内に位置する第1チャンバー及び第2チャンバーを備え、前記第1チャンバーは、前記チャネル軸の方向に前記第2チャンバーから長さ(l)だけ離隔していることを特徴とする請求項106に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項108】
前記温度ブレーキは、前記第1及び第2チャンバーの間の長さ(l)上において前記チャネルの全体周りと接触することを特徴とする請求項107に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項109】
前記第1チャンバー及び前記第2チャンバーは、同じ方向に沿って前記チャネル軸から中心を外れていることを特徴とする請求項108に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項110】
前記第1チャンバー及び前記第2チャンバーは、反対方向に沿って前記チャネル軸から中心を外れていることを特徴とする請求項108に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項111】
前記温度ブレーキは、前記第1及び第2チャンバーの間の長さ(l)上において前記チャネルの一方と接触し、前記チャネルの他方側は、前記第2熱源から離隔していることを特徴とする請求項107に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項112】
前記第1チャンバーの上端部は、前記第2チャンバーの下端部と本質的に同じ高さに位置し、前記温度ブレーキは、前記第1又は第2チャンバー内の一方側において前記チャネルと接触し、前記チャネルの他方側は、前記第2熱源から離隔していることを特徴とする請求項106に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項113】
前記第1チャンバーと前記第2チャンバーとは、同じ方向に沿って前記チャネル軸から中心を外れていることを特徴とする請求項107に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項114】
前記第1チャンバーと前記第2チャンバーとは、反対方向に沿って前記チャネル軸から中心を外れていることを特徴とする請求項107に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項115】
前記温度ブレーキは、前記第1及び第2チャンバーの間の長さ(l)上において前記チャネルの一方と接触し、前記チャネルの他方側は、前記第2熱源から離隔していることを特徴とする請求項113又は114に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項116】
前記装置は、前記第1チャンバー内の一方側において前記チャネルと接触する第1温度ブレーキを備え、他方側は、前記第2熱源から離隔していることを特徴とする請求項92に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項117】
前記装置は、前記第2チャンバー内の一方側において前記チャネルと接触する第2温度ブレーキをさらに備え、他方側は、前記第2熱源から離隔していることを特徴とする請求項116に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項118】
前記第1温度ブレーキの上端部は、前記第2温度ブレーキの下端部と本質的に同じ高さに位置することを特徴とする請求項117に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項119】
前記第1温度ブレーキの上端部は、前記第2温度ブレーキの下端部より高く位置することを特徴とする請求項117に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項120】
前記第1温度ブレーキの上端部は、前記第2温度ブレーキの下端部より低く位置することを特徴とする請求項117に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項121】
前記第1チャンバーの上端部と前記第2チャンバーの下端部とは、前記チャネル軸に垂直な方向に対してそれぞれ傾斜していることを特徴とする請求項107に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項122】
前記温度ブレーキは、前記第1チャンバーと前記第2チャンバーとの間で、そして一方側において他方側より高い位置で、前記チャネルの全体周りと接触することを特徴とする請求項121に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項123】
前記第1チャンバーと前記第2チャンバーとは、前記チャネル軸に対してそれぞれ傾斜していることを特徴とする請求項107に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項124】
前記第1チャンバーの下端部と前記第2チャンバーの上端部とは、それぞれが前記チャネル軸に本質的に垂直であることを特徴とする請求項123に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項125】
前記温度ブレーキは、前記第1チャンバーと前記第2チャンバーとの間の前記チャネルの全体周りと接触することを特徴とする請求項124に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項126】
前記第1チャンバーの下端部と前記第2チャンバーの上端部とは、それぞれ前記チャネル軸に垂直な方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項123に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項127】
前記温度ブレーキは、前記第1チャンバーと前記第2チャンバーとの間で、そして一方側において他方側より高い位置で、前記チャネルの全体周りと接触することを特徴とする請求項126に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項128】
前記第1熱源及び前記第2熱源のそれぞれは、少なくとも一つの固定要素を備えることを特徴とする請求項3ないし127のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項129】
前記第1断熱体は、少なくとも一つの固定要素を備えることを特徴とする請求項128に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項130】
前記装置は、前記第1熱源、第2熱源、及び第1断熱体を取り囲む第1ハウジング要素を備えることを特徴とする請求項128又は129に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項131】
前記装置は、前記第1ハウジング要素を取り囲む第2ハウジング要素をさらに備えることを特徴とする請求項130に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項132】
前記固定要素は、前記第1熱源、第2熱源、及び第1断熱体を互いに又は前記第1ハウジング要素に固定させるように適応されることを特徴とする請求項130又は131に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項133】
前記固定要素のうち、少なくとも一つは、前記第1熱源、第2熱源、及び第1断熱体のうち、少なくとも一つ、好ましくは、すべての外部領域に位置することを特徴とする請求項132に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項134】
前記固定要素のうち、少なくとも一つは、前記第1熱源、第2熱源、及び第1断熱体のうち、少なくとも一つ、好ましくは、すべての内部領域に位置することを特徴とする請求項132又は133に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項135】
前記第1熱源、第1断熱体、及び第2熱源のうち、少なくとも一つは、少なくとも一つのウィング構造を含むことを特徴とする請求項128ないし134のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項136】
前記ウィング構造は、第1、第2、第3、及び第4ウィング構造を含むことを特徴とする請求項135に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項137】
前記第2熱源は、前記ウィング構造を含むことを特徴とする請求項135又は136に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項138】
前記ウィング構造は、前記第1及び第2熱源と前記第1ハウジング要素との間の第2断熱体を定義することを特徴とする請求項135ないし137のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項139】
前記第1及び第2ウィング構造は、前記第2断熱体の第1部分を定義することを特徴とする請求項138に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項140】
前記第2及び第3ウィング構造は、前記第2断熱体の第2部分を定義することを特徴とする請求項139に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項141】
前記第3及び第4ウィング構造は、前記第2断熱体の第3部分を定義することを特徴とする請求項140に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項142】
前記第4及び第1ウィング構造は、前記第2断熱体の第4部分を定義することを特徴とする請求項141に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項143】
前記第2断熱体の第1、第2、第3、及び第4部分のそれぞれは、前記第1ハウジング要素によりさらに定義されることを特徴とする請求項139ないし142のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項144】
前記第1熱源の下部と前記第1ハウジング要素とは、第3断熱体を定義することを特徴とする請求項143に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項145】
前記装置は、前記第1ハウジング要素及び前記第2ハウジング要素により定義される第4断熱体及び/又は第5断熱体をさらに備えることを特徴とする請求項144に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項146】
前記第1及び第2熱源のそれぞれは、少なくとも一つの加熱及び/又は冷却要素を備えることを特徴とする請求項128ないし145のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項147】
前記第1及び第2熱源のそれぞれは、温度センサをさらに備えることを特徴とする請求項146に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項148】
前記装置は、前記第1及び/又は第2熱源から熱を除去するための少なくとも一つのファン装置をさらに備えることを特徴とする請求項147に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項149】
前記装置は、前記第2熱源から熱を除去するために前記第2熱源の上部に位置する第1ファン装置を備えることを特徴とする請求項148に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項150】
前記装置は、前記第1熱源から熱を除去するために前記第1熱源の下部に位置する第2ファン装置をさらに備えることを特徴とする請求項149に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項151】
前記装置は、対流PCRを変調するように前記チャネルの内部に遠心力を生成するように適応されることを特徴とする請求項1ないし150のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項152】
前記装置は、回転軸を基準に前記熱源を回転させるために回転子に回転可能に装着された少なくとも前記第1及び第2熱源を備えることを特徴とする請求項151に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項153】
前記装置は、前記回転軸から前記チャネルの中心まで前記遠心回転の半径を定義する前記回転子に付着された回転腕を備えることを特徴とする請求項152に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項154】
前記回転軸は、重力の方向と本質的に平行であることを特徴とする請求項152又は153に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項155】
前記チャネル軸は、重力と前記遠心力により形成されたネット力の方向と本質的に平行であることを特徴とする請求項152ないし154のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項156】
前記チャネル軸は、重力と前記遠心力により形成されたネット力の方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項152ないし154のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項157】
前記チャネル軸と前記ネット力の方向との間の傾斜角は、約2度ないし約60度の範囲であることを特徴とする請求項156に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項158】
前記装置は、前記チャネル軸と前記ネット力との間の角度を制御するように適応された傾斜軸をさらに備えることを特徴とする請求項155ないし157のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項159】
前記回転軸は、前記第1及び第2熱源の外部に位置することを特徴とする請求項152ないし158のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項160】
前記回転軸は、前記第1及び第2熱源の中心に本質的に位置することを特徴とする請求項152ないし158のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項161】
前記装置は、前記回転軸に対して同心的に位置する複数のチャネルを備えることを特徴とする請求項160に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項162】
前記第1及び第2熱源は、円形形態を有することを特徴とする請求項161に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項163】
遠心分離条件下に重合酵素連鎖反応(PCR)を行うように適応されたPCR遠心分離機であって、請求項151ないし162のうちの何れか1項に記載の装置を備えることを特徴とするPCR遠心分離機。
【請求項164】
熱対流により重合酵素連鎖反応(PCR)を行うための方法であって、
(a)二本鎖核酸分子を変性させて一本鎖鋳型を形成するのに適した温度範囲に収容口を備える第1熱源を維持するステップと、
(b)少なくとも一つのオリゴヌクレオチドプライマーを前記一本鎖鋳型にアニールするのに適した温度範囲に第2熱源を維持するステップと、
(c)プライマー伸長生成物を生成するのに十分な条件下で前記収容口と前記第2熱源との間に熱対流を生成するステップと
のうち、少なくとも一つを、好ましくは、すべてのステップを含むことを特徴とする熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項165】
前記方法は、水溶液内にある前記二本鎖核酸及びオリゴヌクレオチドプライマーを含む反応容器を提供するステップをさらに含むことを特徴とする請求項164に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項166】
前記反応容器は、DNA重合酵素をさらに含むことを特徴とする請求項165に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項167】
前記DNA重合酵素は、固定化されたDNA重合酵素であることを特徴とする請求項166に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項168】
前記方法は、前記反応容器を前記収容口、及び前記第2又は第1熱源のうち、少なくとも一つの中に配置されたチャンバーに接触させるステップをさらに含み、前記接触は、前記反応容器内で前記熱対流を助けるほど十分であることを特徴とする請求項164ないし167のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項169】
前記方法は、前記反応容器を前記第1及び第2熱源の間の第1断熱体に接触させるステップをさらに含むことを特徴とする請求項168に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項170】
前記第1及び第2熱源は、前記反応容器又はその中の水溶液より少なくとも約10倍大きな熱伝導率を有することを特徴とする請求項169に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項171】
前記第1断熱体は、前記反応容器又はその中の水溶液より少なくとも約5倍小さな熱伝導率を有し、前記第1断熱体の熱伝導率は、前記第1及び第2熱源間の熱伝逹を減少させるのに十分であることを特徴とする請求項170に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項172】
前記方法は、前記チャネル軸に対して本質的に対称的な前記反応容器内の流体流れを生成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項164ないし171のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項173】
前記方法は、前記チャネル軸を基準に非対称である前記反応容器内の流体流れを生成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項164ないし171のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項174】
少なくともステップ(a)ないし(b)は、プライマー伸長生成物を生成するために、反応容器当たりの約1Wの電力より少ない電力を消費することを特徴とする請求項165ないし173のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項175】
前記方法を行うための前記電力は、バッテリーにより提供されることを特徴とする請求項174に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項176】
前記PCR伸長生成物は、約15分ないし30分内又はその以内に生成されることを特徴とする請求項164ないし175のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項177】
前記反応容器は、約50マイクロリットルより少ない体積を有することを特徴とする請求項165ないし176のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項178】
前記反応容器は、約20マイクロリットルより少ない体積を有することを特徴とする請求項177に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項179】
前記方法は、PCRを行うことを助けるために、前記反応容器に遠心力を適用するステップをさらに含むことを特徴とする請求項164ないし178のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項180】
熱対流により重合酵素連鎖反応(PCR)を行うための方法であって、前記方法は、プライマー伸長生成物を生成するのに十分な条件下で請求項1ないし162のうちの何れか1項に記載の装置により収容される反応容器に、オリゴヌクレオチドプライマー、核酸鋳型、及び緩衝溶液を追加するステップを含むことを特徴とする熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項181】
前記方法は、前記反応容器にDNA重合酵素を追加するステップをさらに含むことを特徴とする請求項180に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項182】
熱対流により重合酵素連鎖反応(PCR)を行うための方法であって、前記方法は、請求項163に記載のPCR遠心分離機により収容される反応容器にオリゴヌクレオチドプライマー、核酸鋳型、及び緩衝溶液を追加するステップと、プライマー伸長生成物を生成するのに十分な条件下で前記反応容器に遠心力を適用するステップとを含む熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項183】
前記方法は、前記反応容器にDNA重合酵素を追加するステップをさらに含むことを特徴とする請求項182に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項184】
請求項1ないし162のうちの何れか1項に記載の装置又は請求項163に記載のPCR遠心分離器により収容されるように適応された反応容器であって、
前記反応容器は、上端部、下端部、外壁、及び内壁を有し、前記外壁の垂直横縦比が少なくとも約4ないし約15の範囲であり、前記外壁の水平の横縦比が約1ないし約4の範囲であり、前記外壁のテーパー角(θ)が約0度ないし約15度の範囲であることを特徴とする反応容器。
【請求項185】
前記外壁の上端部と下端部の中心点は、反応容器軸を定義することを特徴とする請求項184に記載の反応容器。
【請求項186】
前記反応容器軸方向の前記反応容器の高さは、少なくとも約6mmないし約35mmの範囲であることを特徴とする請求項185に記載の反応容器。
【請求項187】
前記外壁の幅の平均は、約1mmないし約5mmの範囲であることを特徴とする請求項186に記載の反応容器。
【請求項188】
前記内壁の幅の平均は、約0.5mmないし約4.5mmの範囲であることを特徴とする請求項187に記載の反応容器。
【請求項189】
前記外壁と前記内壁とは、前記反応容器軸に沿って本質的に同じ垂直形態を有することを特徴とする請求項185ないし188のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項190】
前記外壁及び前記内壁は、前記反応容器軸に垂直な断面に沿って本質的に同じ水平形態を有することを特徴とする請求項189に記載の反応容器。
【請求項191】
前記外壁及び前記内壁は、前記反応容器軸に沿って相異なった垂直形態を有することを特徴とする請求項185ないし188のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項192】
前記外壁及び前記内壁は、前記反応容器軸に垂直な断面に沿って相異なった水平形態を有することを特徴とする請求項191に記載の反応容器。
【請求項193】
前記水平形態は、円形、ひし形、正方形、丸い正方形、楕円形、長斜方形、長方形、丸い長方形、卵形、三角形、丸め三角形、台形、丸い台形、又は楕円形長方形のうちの何れか一つ又はそれ以上であることを特徴とする請求項190又は192に記載の反応容器。
【請求項194】
前記内壁は、前記反応容器軸に対して本質的に対称的に配置されることを特徴とする請求項189ないし193のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項195】
前記反応容器壁の厚さは、約0.1mmないし約0.5mmの範囲であることを特徴とする請求項194に記載の反応容器。
【請求項196】
前記反応容器壁の厚さは、前記反応容器軸に沿って本質的に変わらないことを特徴とする請求項195に記載の反応容器。
【請求項197】
前記内壁は、前記反応容器軸に対して中心から外れるように配置されていることを特徴とする請求項189ないし193のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項198】
前記反応容器壁の厚さは、約0.1mmないし約1mmの範囲であることを特徴とする請求項197に記載の反応容器。
【請求項199】
前記反応容器壁の厚さは、一方側において少なくとも約0.05mmだけ他方側より薄いことを特徴とする請求項198に記載の反応容器。
【請求項200】
前記下端部は、平らであるか、曲面形、又は球形であることを特徴とする請求項184ないし199のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項201】
前記下端部は、前記反応容器軸に対して本質的に対称的に形成されたことを特徴とする請求項200に記載の反応容器。
【請求項202】
前記下端部は、前記反応容器軸に対して非対称的に配置されることを特徴とする請求項200に記載の反応容器。
【請求項203】
前記下端部は、詰まっていることを特徴とする請求項200ないし202のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項204】
前記反応容器は、プラスチック、セラミック又はガラスからなるか、これらを含むことを特徴とする請求項184ないし203のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項205】
固定化されたDNA重合酵素をさらに含むことを特徴とする請求項184ないし204のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項206】
前記反応容器と密封接触するキャップをさらに備えることを特徴とする請求項184ないし205のうちの何れか1項に記載の反応容器。
【請求項207】
前記キャップは、光学ポートを備えることを特徴とする請求項206に記載の反応容器。
【請求項208】
前記反応容器の内壁と前記光学ポートの側面部分との間に開放された空間をさらに備えることを特徴とする請求項207に記載の反応容器。
【請求項209】
少なくとも一つの光学検出装置をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし162のうちの何れか1項に記載の熱対流PCRを行うように適応された装置。
【請求項210】
請求項181ないし192のうちの何れか1項に記載の装置は、少なくとも一つの光学検出装置をさらに備えることを特徴とする請求項163に記載のPCR遠心分離機。
【請求項211】
少なくとも一つの光学検出装置を使用して前記プライマー伸長生成物をリアルタイムで検出するステップをさらに含むことを特徴とする請求項164ないし179のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【請求項212】
少なくとも一つの光学検出装置を使用してプライマー伸長生成物をリアルタイムで検出するステップをさらに含む請求項180ないし183のうちの何れか1項に記載の熱対流により重合酵素連鎖反応を行うための方法。
【図1】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図3A】
【図3B】
【図4A】
【図4B】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図7A−D】
【図8A−J】
【図9A−I】
【図10A−P】
【図11A】
【図11B】
【図12A】
【図12B】
【図13A】
【図13B】
【図14A】
【図14B】
【図14C】
【図14D】
【図15】
【図16A】
【図16B】
【図17A】
【図17B】
【図18A】
【図18B】
【図18C】
【図18D】
【図19A】
【図19B】
【図20A】
【図20B】
【図20C】
【図21】
【図22】
【図23A】
【図23B】
【図24A】
【図24B】
【図24C】
【図24D】
【図25A】
【図25B】
【図26A】
【図26B】
【図26C】
【図26D】
【図27A】
【図27B】
【図27C】
【図27D】
【図27E】
【図27F】
【図28A】
【図28B】
【図29A】
【図29B】
【図29C】
【図29D】
【図30】
【図31A】
【図31B】
【図32】
【図33】
【図34A】
【図34B】
【図35A】
【図35B】
【図36A】
【図36B】
【図37】
【図38A】
【図38B】
【図39A】
【図39B】
【図40A−D】
【図41A−J】
【図42A】
【図42B】
【図42C】
【図43】
【図44A−D】
【図45A】
【図45B】
【図47】
【図48】
【図49A−E】
【図50A−E】
【図51】
【図52A−E】
【図53A】
【図53B】
【図54】
【図56A】
【図56B】
【図57A】
【図57B】
【図58A】
【図58B】
【図59A】
【図59B】
【図60A】
【図60B】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64A】
【図64B】
【図65】
【図66A】
【図66B】
【図67】
【図46】
【図55】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図3A】
【図3B】
【図4A】
【図4B】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図7A−D】
【図8A−J】
【図9A−I】
【図10A−P】
【図11A】
【図11B】
【図12A】
【図12B】
【図13A】
【図13B】
【図14A】
【図14B】
【図14C】
【図14D】
【図15】
【図16A】
【図16B】
【図17A】
【図17B】
【図18A】
【図18B】
【図18C】
【図18D】
【図19A】
【図19B】
【図20A】
【図20B】
【図20C】
【図21】
【図22】
【図23A】
【図23B】
【図24A】
【図24B】
【図24C】
【図24D】
【図25A】
【図25B】
【図26A】
【図26B】
【図26C】
【図26D】
【図27A】
【図27B】
【図27C】
【図27D】
【図27E】
【図27F】
【図28A】
【図28B】
【図29A】
【図29B】
【図29C】
【図29D】
【図30】
【図31A】
【図31B】
【図32】
【図33】
【図34A】
【図34B】
【図35A】
【図35B】
【図36A】
【図36B】
【図37】
【図38A】
【図38B】
【図39A】
【図39B】
【図40A−D】
【図41A−J】
【図42A】
【図42B】
【図42C】
【図43】
【図44A−D】
【図45A】
【図45B】
【図47】
【図48】
【図49A−E】
【図50A−E】
【図51】
【図52A−E】
【図53A】
【図53B】
【図54】
【図56A】
【図56B】
【図57A】
【図57B】
【図58A】
【図58B】
【図59A】
【図59B】
【図60A】
【図60B】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64A】
【図64B】
【図65】
【図66A】
【図66B】
【図67】
【図46】
【図55】
【公表番号】特表2013−516976(P2013−516976A)
【公表日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−548513(P2012−548513)
【出願日】平成23年1月11日(2011.1.11)
【国際出願番号】PCT/IB2011/050104
【国際公開番号】WO2011/086498
【国際公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【出願人】(510002338)アーラム バイオシステムズ インコーポレイテッド (2)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年1月11日(2011.1.11)
【国際出願番号】PCT/IB2011/050104
【国際公開番号】WO2011/086498
【国際公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【出願人】(510002338)アーラム バイオシステムズ インコーポレイテッド (2)
【Fターム(参考)】
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