2液混合吐出装置およびそれを用いた吐出製品

【課題】2種類の組成物を混合して発泡内容物を吐出する2液混合吐出装置を提供する。
【解決手段】2つのステムを受け入れるステム係合部33fと、それぞれのステムから供給される組成物を混合する混合室36と、その混合された組成物を発泡し、吐出する発泡室38と、ステム係合部33fおよび混合室36を連通する2本の本体内通路35と、混合室36と発泡室38を連通し、組成物の流れを制限する絞り孔39とを備えている2液混合吐出装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2液混合吐出装置およびそれを用いた吐出製品に関する。詳しくは、それぞれ独立して保管される組成物を使用時に混合して発泡内容物を吐出するための2液混合吐出装置およびそれを用いた吐出製品に関する。
【背景技術】
【0002】
2種類の組成物を別々に保管し、使用直前に混合して用いる2液混合用の内容物が知られている。一般的に、この2液混合用の内容物は、反応性の有効成分を2つの組成物に分けて配合しており、使用時にこの2つの組成物を混合することで有効成分が酸化還元などの化学反応を起こし、その効果を発揮する。そのため、それぞれの組成物を使用直前までなるべく独立して保管する必要がある。一方、使用直前に2本のチューブなどから2液を別々に取り出して混合すると作業が煩雑になる。
これらを解決する吐出製品として、例えば、特許文献1〜4、6に示すように、それぞれの組成物を保管する2つのエアゾール容器と、2つのエアゾール容器のエアゾールバルブと連結され、かつ、2つの組成物を混合する2液混合吐出装置とからなる2液吐出用のエアゾール製品が知られている。また特許文献5に示すように、2種類の組成物を独立して保管して独立して吐出するエアゾール容器と、そのエアゾール容器のエアゾールバルブと連結され、かつ、吐出される2つの組成物を混合する2液混合吐出装置とからなるエアゾール製品が知られている。
【0003】
また、特許文献1、3、4の2液混合吐出装置には、右回りの螺旋通路と、左回りの螺旋通路とからなり、それらの螺旋通路が交差するように構成された混合室が開示されている。これらの2液混合吐出装置のそれぞれの螺旋通路に2種類の内容物を通すことにより、混合室において2種類の内容物を均等に混合することができる。
さらに、特許文献6には、液化噴射ガスを含有する発泡性液状内容物を液状の状態で混合する2液吐出装置が開示されている。この2液吐出装置では、2つの組成物を導入する2つの連結管および2つの組成物を混合する混合室の断面積をそれぞれの組成物が液体の状態を維持できるように小さく設計されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開昭49−28207号公報
【特許文献2】特公昭60−21779号公報
【特許文献3】特開平10−86982号公報
【特許文献4】実用新案登録2523173号
【特許文献5】国際公開番号WO03/091128号
【特許文献6】特表2002−537107
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1、3、4の2液混合吐出装置は、液体あるいは流動性の強い内容物を混合するのには好ましいが、発泡した内容物を混合するのには適さない。つまり、発泡した内容物は内部に気体を含有した小さな泡が多数集まったものであり、泡は流動性が悪く泡同士を混ぜても均一に混合できない。さらに有効成分は泡表面の液膜中にあるため、泡の状態で混ぜても有効成分の接触が少なく混合効率が悪い。また、泡を外力等でかき混ぜると、そのかき混ぜ操作により泡(液体の膜)を潰すことになり、液化して泡質が低下し垂れ落ちやすくなる。
さらに、特許文献6の2液混合吐出装置は液状で混合するために通路を小さくしているが、単に通路を小さくするだけでは使用後、通路内に各組成物が残りやすく、通路内で乾燥して詰まりやすくなる。
本発明は、2種類の組成物を混合して発泡内容物を吐出する2液混合吐出装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の2液混合吐出装置は、少なくとも一方に液化ガスを含有する第1組成物および第2組成物を混合した発泡内容物を吐出する2液混合吐出装置であって、第1組成物を供給する第1通路および第2組成物を供給する第2通路と、それぞれの通路と連通し、第1組成物および第2組成物を液体の状態で混合する混合室と、その混合室と連通し、混合された液体を発泡させた発泡内容物を吐出する吐出孔と、混合室と吐出孔との間に設けられ、混合室内で組成物の発泡を抑制する発泡抑制手段とを備えたことを特徴としている。
このような2液混合吐出装置において、前記発泡抑制手段と吐出孔との間に、前記混合した第1組成物および第2組成物を発泡させる発泡室をさらに備えているものが好ましい。
前記発泡抑制手段が、断面積が2つの通路の断面積の合計以下である絞り孔であるものが好ましく、また、前記発泡抑制手段が、混合室内の圧力上昇により開弁する弁であるものが好ましい。ここで通路の断面積とは、第1組成物および第2組成物を2液混合吐出装置まで供給する通路における最小の断面積を言う。
【0007】
本発明の2液混合吐出装置であって、前記第1通路および第2通路がそれぞれ独立して混合室と連通しているものが好ましい。しかし、前記第1通路および第2通路が合流して混合室と連通してもよい。
【0008】
本発明の吐出製品は、第1組成物が充填された第1エアゾール製品と、第2組成物が充填された第2エアゾール製品と、それぞれのエアゾール製品のステムと連結される本発明の2液混合吐出装置とからなることを特徴としている。
本発明の吐出製品の第2の態様は、第1組成物および第2組成物をそれぞれ独立して供給する2つのステムを備えたエアゾール製品と、それぞれのステムと連結される本発明の2液混合吐出装置とからなることを特徴としている。
本発明の吐出製品の第3の態様は、第1組成物および第2組成物をそれぞれ独立して供給する1つのステムを備えたエアゾール製品と、そのステムと連結される請求項1記載の2液混合吐出装置とからなることを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の2液混合吐出装置は、少なくとも一方に液化ガスを含有する第1組成物および第2組成物を混合した発泡内容物を吐出する2液混合吐出装置であって、第1組成物を供給する第1通路および第2組成物を供給する第2通路と、それぞれの通路と連通し、第1組成物および第2組成物を液体の状態で混合する混合室と、その混合室と連通し、混合された液体を発泡させた発泡内容物を吐出する吐出孔と、混合室と吐出孔との間に設けられ、混合室内で組成物の発泡を抑制する発泡抑制手段とを備えているため、混合室内の圧力を高く保つことができ、第1組成物および第2組成物は液化ガスの気化が抑制されてほぼ液体状態で混合室内に導入されて混合される。そのため混合効率が良く、組成物中の有効成分の効果が得られやすい。そして、混合した組成物は発泡抑制手段を通過すると液化ガスが気化して発泡内容物となり、吐出孔から吐出される。そのため、第1組成物および第2組成物は均等に混合されており、吐出後に混合する必要が無くそのまま塗布できるため泡質が低下することなく使用できる。
前記発泡抑制手段と吐出孔との間に、混合した第1組成物および第2組成物を発泡させる発泡室を備えている場合は、発泡室で確実に発泡させてから吐出孔より吐出できると共
に吐出の勢いが弱められて飛び散りを防止できる。
前記発泡抑制手段が、断面積が2つの通路の断面積の合計以下である絞り孔である場合、および、混合室内の圧力上昇により開弁する弁である場合は、混合室内の圧力を制御することができ、混合室内で液化ガスの気化を抑制する効果が高く、液体状態で混合しやすい。特に発泡抑制手段が混合室内の圧力上昇により開弁する弁である場合は、吐出操作後に吐出が続くアフタードローを防止できる。
前記第1通路および第2通路がそれぞれ独立して混合室と連通している場合、混合室までそれぞれの組成物を独立して供給できるため、発泡内容物の劣化(泡質の低下)が抑えられる。前記第1通路および第2通路が合流して混合室と連通している場合、構造を簡素化できる。
【0010】
本発明の吐出製品は、本発明の2液混合吐出装置を備えているため、均等に混合された、泡質の高い発泡内容物を吐出できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の吐出製品の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1の吐出製品を示す正面断面図である。
【図3】図3a〜dは、図1の吐出製品の押ボタンを示す斜視図、その組立図、X1−X1線断面図、X2−X2線断面図であり、図3eはその基材を示す上面図であり、図3fはX3−X3線断面図である。
【図4】図4a、bは、本発明の吐出製品に用いることができる押ボタンの他の形態を示す上面断面図、正面図である。
【図5】図5a、bは、本発明の吐出製品に用いることができる押ボタンのさらに他の形態を示す側面断面図、正面断面図であり、図5cは図5bの一部拡大図であり、図5dはその通路部材を示す上面図であり、図5eはX4−X4線断面図である。
【図6】図6a、bは、本発明の吐出製品に用いることができる押ボタンのさらに他の形態を示す側面断面図、正面断面図であり、図6cは図6bの一部拡大図であり、図6dはその通路部材を示す上面図であり、図6eはX5−X5線断面図である。
【図7】図7a、bは、本発明の吐出製品に用いることができる押ボタンのさらに他の形態を示す側面断面図、正面断面図であり、図7cはその基材を示す上面図である。
【図8】図8aは本発明の吐出製品の他の実施形態を示す断面図であり、図8bはそのX6−X6線断面図である。
【図9】本発明の吐出製品のさらに他の実施形態を示す断面図である。
【図10】図10aは本発明の吐出製品に用いることができる押ボタンのさらに他の形態を示す上面断面図であり、図10bはその組立図であり、図10cは本発明の吐出製品に用いることができる押ボタンのさらに他の形態を示す正面断面図であり、図10dはその組立図である。
【図11】図11aは本発明の吐出製品のさらに他の実施形態を示す断面図であり、図11bはその一部拡大図である。
【図12】本発明の吐出製品のさらに他の実施形態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1の吐出製品10は、2本のエアゾール製品11(第1エアゾール製品11a、第2エアゾール製品11b)と、2本のエアゾール製品11を連結し、2本のエアゾール製品11の組成物を混合して発泡内容物を吐出する2液混合吐出装置15とからなる。
【0013】
図2に示すように、エアゾール製品11は、エアゾール容器12と、その内部に充填される組成物A(第1エアゾール製品に充填される第1組成物A1、第2エアゾール製品に充填される第2組成物A2)とからなる。エアゾール容器12は、耐圧容器13と、その開口部に取り付けられるエアゾールバルブ14とからなる。
【0014】
耐圧容器13は、円筒状の胴部13aと、その下端を閉じる底部13bと、その胴部の上端に形成される肩部13cと、その肩部の上端に形成される口部13dとからなる一体成形体である。また、肩部13cと口部13dの境界には、半径方向内側に向けて凹んだ環状凹部13eが形成されている。さらに、口部13dの上端の環状の切り口13fは、真っ直ぐ上を向いている。
【0015】
エアゾールバルブ14は、耐圧容器の口部13dに挿入されて、口部を塞ぐ筒状のハウジング16と、そのハウジング内に上下動自在に保持されるステム17と、ハウジング内に保持され、ステムのステム孔を塞ぐステムラバー18と、ステム17を常時上方に付勢するバネ19と、ハウジング16を覆い、下端が耐圧容器の環状凹部13eにカシメつけられるカバーキャップ20とからなる。ステム17は、上端に開口部17aを有し、側面にステム孔17bを有し、内部が開口部17aとステム孔17bとを連通するステム内通路17cとなっている。また、ステム17の下端はバネ19を受ける受け部17dとなっている。エアゾールバルブ14は、常時、ステム孔17bがステムラバー18に塞がれることにより閉じられ、ステム17を下方に押し下げることによりステム孔17bがステムラバー18から開放されて開く。ステム孔17bは、エアゾールバルブ14の通路において、断面積が一番小さくなっており、エアゾールバルブから供給される組成物の量を制限する部位となっている。
【0016】
組成物Aは、第1組成物A1または第2組成物A2の少なくとも一方が液化ガスを含有しており、エアゾール容器内において液化ガスの一部が原液と共に液体状態となっているものである。この液化ガスを含有した組成物は、エアゾール容器から吐出されると液化ガスが気化して発泡した状態を呈する。そのため、他方の組成物が液化ガスを含有していないものであっても、両組成物A1、A2を液体の状態で混合することにより混合物の発泡体となる。
前記組成物Aとして、2液を混合することによって反応する2液式染毛剤を用いる場合、第1組成物A1としては、酸化染料を含むアルカリ性の第1剤原液と液化ガス(噴射剤)とからなるものが挙げられ、第2組成物A2としては、酸化剤を含む酸性の第2剤原液と液化ガス(噴射剤)とからなるものが挙げられる。詳しくは、第1剤原液として、酸化染料、染毛補助成分、アンモニアや有機アミンなどのアルカリ剤、安定化剤、粘度調整剤、発泡剤(界面活性剤)、染毛効果以外の効果を発揮する他の有効成分、油性成分などを溶媒に含有させたものが挙げられ、第2剤原液として、過酸化水素水などの酸化剤、pH調整剤、安定化剤、粘度調整剤、発泡剤(界面活性剤)、染毛効果以外の効果を発揮する他の有効成分、油性成分などを溶媒に含有させたものが挙げられる。
また、第1組成物A1および第2組成物A2の少なくとも一方に含有する液化ガスとしては、プロパン、ノルマルブタン、イソブタン、ノルマルペンタン、イソペンタンおよびこれらの混合物である液化石油ガス、ジメチルエーテル、トランス−1,3,3,3−テトラフルオロオレフィンなどのハイドロフルオロオレフィン、およびこれらの混合物などが挙げられる。
【0017】
2液混合吐出装置15は、2つのエアゾール製品11を保持する筒状の保持部材26と、その保持部材内に上下移動自在に配置され、かつ、2つのエアゾール製品のステム17と連結される押ボタン27とを備えている。2液混合吐出装置15の吐出孔15aは、2本に並べたエアゾール製品に対して垂直方向(図2の表面方向)に向いている。ここで吐出孔15aの方向を前方向とする。
保持部材26は、筒状の外筒部26aと、その内部に設けられ、それぞれのエアゾール製品11を保持する2つの筒状の保持部26bと、外筒部26aと保持部26bとを繋ぐ環状の外連結部26cと、保持部26b同士を連結する円板状の内連結部26dとからなる。外筒部26aの前方には、図1に示すように、後述する押ボタン27のスパウト部3
2を通す前溝26eが形成されており、外筒部26aの後方には、後述する押ボタン27を指で操作するための後溝26fが形成されている。
【0018】
押ボタン27は、図3a、bに示すように、矩体状の本体31と、その前面に取り付けられる筒状のスパウト部32とからなる。本体31は、図3c、dに示すように、基材33と、その基材の上に挿入されるカバー34とからなる。
基材33は、図3e、fに示すように、矩体状のものであり、下端外周縁にカバー34の下端と係合するフランジ33aと、基材の両側に上下を貫通する平行した2本の基材内貫通路33bと、その基材内通路33bの上端から中心方向に延びる同軸の2本の水平溝33cと、その2つの水平溝33cの先端から前方に延びる平行した2本の前後溝33dとが形成されている。つまり、水平溝33cが合流しないように前後溝33dは隔壁33eによって仕切られている。隔壁33eは、前方に向かうに従って薄壁となるように両側がテーパー状に形成されている。また、基材内貫通路33bの下端は、ステムと係合するステム係合部33fとなっている。
図3c、dに戻って、カバー34は、上底34aを有する筒状体であり、その上底34aが基材33の上面と当接し、基材33を覆う形状となっている。また、カバー34の上部であって、基材33の前後溝33dの高さに前方に突出した突出部34bが形成されている。突出部34bは、筒状となっており、カバー34の内外を連通する。そして、この突出部34b内の空間が後述する混合室36を構成する。
このように本体31を基材33とカバー34とから構成することにより、容易に分解でき使用後において、内容物の洗浄・除去が容易になる。
【0019】
このように構成されているため、基材33およびカバー34を組み合わせたとき、本体31には、ステム係合部33fと、混合室36と、ステム係合部33fと混合室36とを連結する本体内通路35とが形成される。本体内通路35は、基材33およびカバー34から構成され、そのステム係合部33fから上方(基材内貫通路33b)に延び、かつ、カバー34の突出部34bの高さにおいて2本のエアゾール製品の中心面に向かって垂直に折れ曲がっており(水平溝33cおよびカバー34の上底34a)、中心面の直前で突出部34bに向かってさらに折れ曲がる(前後溝33dおよびカバー34の上底34a)。つまり、2本の本体内通路35は、それぞれステム係合部33fから独立して延び、混合室36において合流する。この混合室36に、2つの組成物が渦巻状に合流するように撹拌部材を設けてもよい。
【0020】
筒状のスパウト部32は、図3b〜dに示すように、後方空間が前記突出部34bを受け入れる本体係合部37となっており、前方空間が混合内容物を発泡させるための発泡室38となっている。本体係合部37と発泡室38とは絞り孔39で連通している。そして、発泡室38の先端開口が吐出孔となっている。絞り孔39は、エアゾール製品11から供給される第1組成物A1および第2組成物A2の送出量を制限し、組成物に圧力がかかっている状態にして発泡しないように制御するように構成されている。本実施形態では、混合室より上流における第1組成物A1および第2組成物A2の最小断面積部位は、ステム孔17bである。そのため、絞り孔39の断面積は、2つのステム孔17bの合計断面積以下となっている。しかし、混合室より上流において第1組成物A1および第2組成物A2の最小断面積部位が本体内通路35である場合、絞り孔39の断面積は、2つの本体内通路の合計断面積以下となる。
このように押ボタン27は構成されているため、エアゾール製品からの第1組成物A1および第2組成物A2を押ボタン27に供給し続ける限り、混合室36内は高圧状態となる。それにより、混合室36内において、第1組成物A1および/または第2組成物A2の液化ガスの気化が妨げられ、液体の状態で第1組成物A1および第2組成物A2が混合される。また、スパウト部32を着脱自在にすることで、使用後における通路内の内容物の洗浄・除去が容易になる。
【0021】
このように構成された吐出製品は、次のように発泡内容物を吐出する。つまり、吐出製品10の押ボタン27を下方に押圧することにより、それぞれ第1エアゾール製品11aのステム17および第2エアゾール製品のステム17が下方に移動し、それぞれのステム孔17bがステムラバー18から開放される。これにより第1エアゾール製品11aの第1組成物A1および第2エアゾール製品11bの第2組成物A2が2液混合吐出装置15内に導入される。それにより、第1組成物A1および第2組成物A2はそれぞれ本体内通路35を通り、混合室36に至る。上述したようにエアゾール製品11のエアゾールバルブを開いている限り、混合室36からの組成物の流量が絞り孔39によって制限されるため、混合室36内は高圧状態となる。そのため、混合室36内において第1組成物A1および第2組成物A2の液化ガスの気化が妨げられ、第1組成物A1と第2組成物A2とは液体のままで混合される。その結果、第1組成物A1の第1原液と第2組成物A2の第2原液とを均一に混ぜ合わせることができる。このように混合された第1組成物A1および第2組成物A2は、絞り孔39から液体の状態(一部気化してもよい)で発泡室38へ徐々に送り出される。発泡室38において、液体の状態で送り出された混合物の液化ガスが気化し、発泡内容物として、発泡室38から吐出される。このように吐出された発泡内容物は、第1組成物A1と第2組成物A2とが均一に混合されているため、その効果も高く得られる。さらに、液体の状態で混合してから発泡させているため、その泡質も高い。
【0022】
次に示す図4〜図7の押しボタンは、図1の吐出製品11の押しボタン27に代えて用いることができるものである。
図4の押しボタン40は、図3の押しボタン27の絞り孔39を圧力弁41としたものである。他の構成は、押しボタン27と実質的に同じである。圧力弁41は、通常の状態では閉じており、所定の圧力が加わると開くように構成されている。ここで所定の圧力とは、本体内通路35を流れてくる2つの組成物が混合室36で合流したときの圧力より高い圧力であればよい。このような圧力弁41は、スパウト部32をシリコーンゴムや合成ゴムなどの弾性体で形成し、本体係合部37と発泡室38との間の隔壁に切れ目を入れることによって構成できる。
このように構成されているため、吐出操作をすることにより、第1組成物A1および第2組成物A2は混合室36内で液体の状態で混合され、第1組成物A1および第2組成物A2を均一に混ぜ合わせることができる。その後、所定の圧力になったときに圧力弁41が開き、均一な混合物として発泡室38に至るため、良質の発泡内容物として吐出することができる。さらに、吐出操作を止めると混合室内の圧力が低下し圧力弁が閉じるため、アフタードローを防止できる。
【0023】
図5の押しボタン45も、矩体状の本体46と、その前面に取り付けられる筒状のスパウト部47とからなる。スパウト部47は、図3のスパウト部32と実質的に同じものである。
本体46は、図5bに示すように、基材51と、その基材の上に挿入されるカバー52と、その基材51とカバー52との間に配置される通路部材53とからなる。
基材51は、矩体状のものであり、下端外周縁にカバー52の下端と係合するフランジ51aと、基材の両側に上下を貫通する平行した2本の基材内貫通路51bとが形成されている。
カバー52は、上底52aを有する筒状体であり、基材を覆う形状を備えている。また、カバー52の上部であって、基材51の基材内貫通路51bの上端に相当する高さに前方に突出した突出部52bが形成されている。突出部52bは、筒状となっており、カバー52の内外を連通する。
通路部材53は、図5d、eに示すように、前記基材51の基材内貫通路51b内に挿入される2本の脚部53aと、それらを連結し、かつ基材51の上面を覆う平面部53bとからなる。また平面部53bはカバーの上底52aと当接するように構成されている。
脚部53aには、上下に延びる貫通路53cが形成されている。脚部53aは、基材内貫通路52bより短く構成されている。平面部53bには、貫通路53cの上端から中心方向に延びる2本の水平溝53dが形成されており、平面部53bの中央には、2本の水平溝53dと連通し、かつ、前方に向かって延びる切欠き53eが形成されている。このものでは、通路部材53を用いることにより、本体内通路55を構成する貫通路53を細くしている。また水平溝53dは、図5dに示すように、中央に向かうに従って前方に広がるように形成されている。
【0024】
図5a、bに戻って、このように構成されているため、基材51、カバー52および通路部材53を組み合わせた本体46には、基材内貫通路51bと脚部53aによって構成されるステム係合部54と、基材51の上面、通路部材53の切欠き53eおよびカバー52の上底52aによって構成される混合室56と、通路部材53とカバー52の上底52aによって構成される本体内通路55とが形成される。
本体内通路55は、そのステム係合部54から上方(貫通路53c)に延び、かつ、カバー52の突出部52bの高さにおいて2本のエアゾール製品の中心面に向かって垂直に折れ曲がっている(水平溝53dおよびカバー52の上底52a)。この本体内通路55の水平溝53dが広がるように構成されており、かつ、図5cに示すように混合室56は本体内通路55(水平溝53d)から流れ込んだところに構成されているため、本体内通路55と混合室56との合流面積が大きくなり、混合室56において2つの組成物が均一に混じりやすい。
またこの実施形態では、貫通路53cが第1組成物A1および第2組成物A2の通路の最小断面積部位となる。そのため、絞り孔39は、これらの合計断面積より小さくなっている。しかし、ステム孔を最小断面積部位と構成してもよい。混合された組成物は、絞り孔39を通り、発泡室38で発泡し、良質の発泡内容物となる。さらに、この実施形態では通路部材53を用いて通路を細くすることで、本体内通路55において組成物中の液化ガスの気化が抑制され、液体状態を保つため、2つの組成物を均一に混合できる。また、通路を細くしているが本体46は分解できるため、使用後における通路内の内容物の洗浄・除去が容易になる。
【0025】
図6の押しボタン60も、矩体状の本体61と、その前面に取り付けられる筒状のスパウト部62とからなる。また本体61が、基材63と、カバー64と、通路部材65とを備えている。基材63は、図5の基材51と実質的に同じものであり、フランジ部51a、基材内通路51bを有する。
カバー64は、上底64aが左右の高さが異なるよう前後に延びる段部64bを備えている。カバー64の他の構成は、図5のカバー52と実質的に同じであり、基材63を覆う形状を備えている。
通路部材65は、図6d、eに示すように、前記基材63の基材内貫通路51b内に挿入される2本の脚部65aと、それらを連結し、かつ基材63の上面を覆う平面部65bとからなる。平面部65bは、カバー64の上底64aと当接するように左右の厚さが異なっており、中央において前後に延びる段部65cが形成されている。図6d、eで説明すると、平面部65bの左側が厚く、右側が薄くなっている。脚部65aには、上下に延びる貫通路65dが形成されている。この脚部65aも、基材内貫通路51bより短く構成されている。平面部65bには、一方の貫通路65d(図6dの左側)の上端から中心方向に延びる水平溝65eが形成されており、他方の貫通路65d(図6dの右側)の上端から中心方向に延びる水平切欠き65fが形成されており、中央には水平溝65eと水平切欠き65fと連通し、かつ、前後方向に延びる前後切欠き65gが形成されている。このものも、通路部材65を用いることにより、後述する本体内通路69を構成する貫通路65dを細くしている。また水平溝65eおよび水平切欠き65fは、図5dに示すように、中央に向かうに従って前方に広がるように形成されている。
【0026】
図6a、bに戻って、このように構成されているため、本体61には、基材内貫通路51bと脚部65aによって構成されるステム係合部67と、基材63の上面、通路部材65の前後切欠き65gおよびカバー64の上底64aによって構成される混合室69と、通路部材65とカバー64の上底64aによって構成される本体内通路68とが形成される。
本体内通路68は、そのステム係合部67から上方(貫通路65d)に延び、かつ、その上端において2本のエアゾール製品の中心面に向かって垂直に折れ曲がっている(水平溝65eおよびカバー64の上底64a、水平切欠き65fおよびカバー64の上底64a)。しかし、この実施形態では、2本の本体内通路68が左右対称ではなく、エアゾール製品の中心面に向かって垂直に折れ曲がった水平通路(水平溝65eおよびカバー64の上底64a、水平切欠き65fおよびカバー64の上底64a)の高さが相違している。そのため、図6cに示すように、左側の本体内通路68から供給される組成物は混合室69の上部から混合室69に流れ込み、右側の本体内通路68から供給される組成物は混合室69の下部から混合室69に流れ込む。そのため、混合室69において組成物同士が渦巻き、一層均一に混合される。また、この実施形態も図5の場合と同様に、水平溝65eおよび水平切欠き65fが広がるように構成されているため、本体内通路68と混合室69との合流面積が大きくなり、混合室69において2つの組成物が均一に混じりやすい。さらに、実施形態でも、貫通路65dが第1組成物A1および第2組成物A2の通路の最小断面積部位となる。そのため、絞り孔は、これらの合計断面積より小さくなっている。しかし、ステム孔を最小断面積部位と構成してもよい。混合された組成物は、絞り孔39を通り、発泡室38で発泡し、良質の発泡内容物となる。また、図5同様に通路を細くしているが本体61は分解できるため、使用後における通路内の内容物の洗浄・除去が容易になる。
【0027】
図7の押しボタン70も、矩体状の本体71と、その前面に取り付けられる筒状のスパウト部72とからなり、本体71が、基材73と、カバー74とからなる(図7a、b参照)。
基材73は、図7cに示すように、矩体状のものであり、下端外周縁にカバー74の下端と係合するフランジ73aと、基材の両側に上下を貫通する平行した2本の基材内貫通路73bと、基材の上面中央に設けられた円形溝73cと、基材内貫通路73bの上端と円形溝73cとを連通し、円形溝73cと接するように延びる水平溝73dを備えている。また、2つの基材内貫通路73bの上端から延びる水平溝73dは平行に形成されている。基材内貫通路73bの下端は、ステムと係合するステム係合部76となっている。
図7aに戻って、カバー74は、上部体74aと、その下端外周から下方に延びる側壁74bとからなり、上部体74aの前方には筒状の突出部74cが形成さている。カバー74の上部体74aの下端と基材73の上面とが当接し、側壁74bの下端と基材のフランジ73aとが当接し、カバー74は基材73を覆うような形状となっている。またカバー74の上部体74aの下面中央には、上方に延びる垂直通路74dが形成されている。さらに、カバー74には、その垂直通路74dの上端と突出部74cとを繋ぐ水平通路74eが形成されている。この実施形態では、この垂直通路74dおよび水平通路74eが、絞り孔75として働く。つまり、この通路の断面積は、第1組成物および第2組成物が通る通路の最小断面積部位の合計より小さく構成されている。
【0028】
このように構成されているため、本体71には、ステム係合部76と、基材73の円形溝73cおよびカバー74の上部体74aの下面によって構成される混合室77と、基材73の基材内貫通路73b、基材73の水平溝73dとカバー74の上部体74aの下面によって構成される本体内通路78とが形成される。この実施形態は、円形の混合室77と直線状の本体内通路78とが当接しているため、それぞれの本体内通路78を流れてくる第1組成物A1および第2組成物A2は、旋回しながら混合室77で混合される。さらに混合室77の上部に通路があるため旋回しながら上昇する。そのため、一層均一に混合
できる。混合された組成物は、絞り孔75(垂直通路74dおよび水平通路74e)を通り、スパウト72の発泡室38で発泡し、良質の発泡内容物となる。
【0029】
図8の吐出製品80は、2液混合吐出装置81が図1の2液混合吐出装置15と異なるものであり、他の構成は図1の吐出製品10と実質的に同じである。
2液混合吐出装置81は、2つのエアゾール製品11を保持する筒状の保持部材82と、その保持部材内に上下移動自在に配置され、かつ、2つのエアゾール製品のステム17と連結される押ボタン83とを備えている。2液混合吐出装置81の吐出孔81aは、2本に並べたエアゾール製品と平行方向(図8の右方向)に向いている。ここで吐出孔81aの方向を右方向とする。
保持部材82は、図2の保持部材26と同様に、外筒部26aと、保持部26bと、外連結部26cと、内連結部26dとからなるが、押ボタン83のスパウト部85を通す溝が外筒部26aの右側(右溝82a)に形成されており、押ボタン83を指で操作するための溝が外筒部26aの左側(左溝82b)に形成されている点で異なる。しかし、これらの溝は左右逆に設けられていてもよい。
【0030】
押ボタン83は、矩体状の本体86と、その右面に取り付けられる筒状のスパウト部85とからなる。
本体86は、基材87と、その基材の上に挿入されるカバー88とからなる。
基材87は、矩体状のものであり、外周縁にカバー88の下端と係合するフランジ87aと、基材の両側に上下を貫通する平行した2本の基材内貫通路87bと、その基材内貫通路87bの上端から2つのエアゾール容器の中心面方向に延びる同軸の2本の水平溝87cとを備えている。2つの水平溝87cは、軸が前後方向(図8bの上下方向)にずれており、水平溝87cの中心軸と基材内貫通路87bの中心軸も交わらないようにずれている。基材内貫通路87bの下端は、ステム係合部89aとなっている。
カバー88は、上部体88aと、その下端外周から下方に延びる側壁88bとからなり、上部体88aの上部には、右方向に突出した筒状の突出部88cが形成さており、突出部88cの中心空間が上部体88aの中央まで続いている。この突出部88cの空間が混合室89bとなる。カバー88の上部体88aの下面と基材87の上面とが当接し、側壁88bの下端と基材のフランジ87aとが当接し、カバー88は基材87を覆うような形状となっている。またカバー88の上部体88aの下面には、それぞれ水平溝87cの端部から上方に延びる垂直通路87dが2本形成されている。垂直通路87dは、混合室89bに連通している。
このように構成されているため、本体86内は、ステム係合部89aと、混合室89bと、それらを連通する本体内通路89cが形成されている。つまり、本体内通路89cは、ステム係合部89aから上方(基材内貫通路87b)に延び、かつ、所定の高さにおいて2本のエアゾール製品11の中心面方向に向かって垂直に折れ曲がる(水平溝87cおよび上部体88aの下面)。このとき、図8bに示すように、一方のステム係合部89a(図8aの左側のステム係合部89a)と連通した水平溝87c(本体内通路89c)は若干前方(図8aの紙面表側)に寄っており、他方のステム係合部89a(図8aの右側のステム係合部89a)と連結された水平溝87c(本体内通路89c)は若干後方(図8aの紙面裏側)に寄っている。そのため、2つのエアゾール製品11a、11bの中心面方向に向かって延びる2つの本体内通路89c(水平溝87c)は交わらず、前記中心面において、独立して上方に延び、この上端において混合室89bと連通している。つまり、2本の本体内通路89cは、それぞれステム係合部89aから独立して延び、混合室89bにおいて合流する。
【0031】
スパウト部85は、発泡室38の開口となる吐出孔の向きが2つのエアゾール容器が並んでいる方向を向いている以外は、図3のスパウト部32と実質的に同じものであり、本体係合部37と、発泡室38と、絞り孔39とを備えている。
また、スパウト部85をカバーの突出部88cから着脱自在と構成することにより、使用後はスパウト部を外して混合室89bや本体内通路89cを洗浄することができる。さらに、製品保管時は、スパウト部85の向きを反対にして装着する(発泡室38と突出部88cとを係合させる)ことによりスパウト部85を保持部材82内に収納できるように構成してもよい。つまり、本体係合部37の深さをスパウト部85が突出しないように浅くしてもよい。これにより、保管時における誤作動を防止できる。また、スパウト部85の着脱を容易するべく、スパウト部85の外周の一部を想像線で示すように突出させてもよい。さらに、この突出部を、スパウト部85の本体係合部側に、スパウト部85の向きを反対にして装着したときその突出部と右溝82aと当接するように設けることにより(想像線)、スパウト部85を収納したときスパウト部85は右溝82aによって下方向の移動が規制され、誤作動を一層防止できる。
このように押ボタン83は構成されているため、エアゾール製品からの組成物Aを押ボタン83に供給し続ける限り、混合室89b内は高圧状態となる。それにより、混合室89b内において、第1組成物A1および/または第2組成物A2の液化ガスの気化を妨げ、液体の状態で第1組成物A1および第2組成物A2を均一に混合することができる。そのため、均一に混合された発泡内容物を吐出させることができる。
【0032】
図9の吐出製品90は、2液混合吐出装置91が図1の2液混合吐出装置15と異なるものであり、他の構成は図1の吐出製品10と実質的に同じである。
2液混合吐出装置91は、2つのエアゾール製品11を保持する筒状の保持部材92と、その保持部材内に上下移動自在に配置され、かつ、2つのエアゾール製品のステム17と連結される押ボタン93とを備えている。2液混合吐出装置91の吐出孔91aは、2本に並べたエアゾール製品と平行方向(図9の左方向)に向いている。ここで吐出孔91aの方向を左方向とする。
保持部材92は、図2の保持部材26と同様に、外筒部26aと、保持部26bと、外連結部26cと、内連結部26dとからなるが、押ボタン93のスパウト部94を通す溝が外筒部26aの左側(左溝92a)に形成されており、押ボタン93を指で操作するための溝が外筒部26aの右側(右溝92b)に形成されている点で異なる。しかし、これらの溝は左右逆に設けられていてもよい。
【0033】
押ボタン93は、本体96と、その左端に取り付けられる筒状のスパウト部97とからなる。本体96は、二本の脚部96aと、それらを繋ぐ連結管96bと、左側の脚部の上部から左側に突出した筒状の突出部96cを備えている。この突出部96cの中央には、本体内側方向に向かって空間が形成されており、この空間が混合室99bとなっている。また、本体96の脚部96aの下端には、それぞれのエアゾール製品11のステム17を受け入れて連結する筒状のステム係合部99aが形成されており、ステム係合部99aと混合室99bとは本体内通路98a、bによって連通している。一方の本体内通路98a(図9の右側)は、ステム係合部99aから上方に延び、かつ、混合室99bの高さにおいて混合室99b方向(左側)に向かって垂直に折れ曲がり連通管96b内を通って混合室99bに連通する。他方の本体内通路98b(図9の左側)は、ステム係合部99aから上方に一方の本体内通路98aを囲むように延び、本体内通路98aを軸として混合室99b方向に円筒形状の通路として混合室99bと連通する。つまり、このものも2本の本体内通路98a、bは、それぞれステム係合部99aから延び、混合室99bにおいて合流する。
【0034】
スパウト部94は、前記突出部96cを受け入れる本体係合部94aと、混合内容物を発泡させる空間を備えた発泡室94b、本体係合部94aと発泡室94bとを連通する絞り孔94cとを備えた筒状のものである。発泡室94bの先端開口が吐出孔91aとなっている。本体係合部94aは、内筒部94a1と、外筒部94a2とからなり、この間で突出部96cの先端を挟んで突出部96cと係合する。この本体係合部94aは、内筒部
94a1を備えているため、突出部96cと係合させたとき、内筒部94a1が突出部96cの開口を狭めることになる。これにより本体内通路98bより流れてきた第1組成物A1を混合室99cの中心方向(矢印方向)に向かわせることができ、もう一方の本体内通路98aより流れてきた第2組成物A2と均一に混合できる。また絞り孔94cは複数個形成されており、本体係合部94aと発泡室94bを仕切る隔壁の中心から等距離に配置されている。このように絞り孔94cを中心からずらすことにより本体内通路98aより混合室99cに流れてくる第1組成物A1が第2組成物A2と混合されずにそのまま発泡室94bに至ることを防ぐ効果がある。さらに本体係合部94aと発泡室94bを仕切る隔壁の中心に組成物がぶつかることで均一に混合されやすくなる。
この押ボタン93も、エアゾール製品からの第1組成物A1および第2組成物A2を押ボタン93に供給し続ける限り、混合室99b内は高圧状態となる。それにより、混合室99b内において、第1組成物A1および/または第2組成物A2の液化ガスの気化を妨げ、液体の状態で第1組成物A1および第2組成物A2を均一に混合することができる。そのため、均一に混合された発泡内容物を吐出させることができる。
【0035】
次に示す図10aの押ボタン100および図10cの押ボタン110も、図1の押ボタン27の代わりに図1の吐出製品10に用いることができるものである。
図10aの押ボタン100は、矩体状の本体101と、その本体101に連結される筒状のスパウト部102とからなり、吐出孔100aが2本に並べたエアゾール製品11に対して垂直方向(図10aの下方向)に向いている。ここで吐出孔100aの方向を前方向とする。
本体101は、基材103と、カバー104とからなる。基材103は、下端外周縁にカバー104の下端と係合するフランジ103aと、基材の両側に上下を貫通する平行した2本の基材内貫通路103bと、基材の上面に形成され、基材内貫通路103bの上端から中央方向に延びる水平溝103cと、基材の上面中央に形成された矩形状の凹部103dとを備えている。また、基材内貫通路103bの下端は、ステム係合部105aとなる。水平溝103cと凹部103dとは同じ深さとなっている。しかし、凹部103dの方を深くしても良い。
カバー104は、上底を有する筒状体であり、基材を覆う形状を備えている。また、カバー104の前面で基材103の凹部103dの高さに貫通孔104bが形成されている。
スパウト部102は、後面102aを有する筒状体であり、後面102aから後方に突出する筒状の突出部102bを備えている。前記貫通孔104bに突出部を挿入することによりスパウト部102は本体101に連結される。また、突出部102bの中心孔がこの形態の絞り孔105dを構成し、スパウト部102内の空間が発泡室102cを構成する。この発泡室102cの開口が吐出孔を形成する。
このように構成されているため、本体101内には、ステム係合部105aと、基材内貫通路103bおよび水平溝103cとカバーの上底104aとによって形成される本体内通路105bと、凹部103dおよびカバーの上底104aによって形成される混合室105cが形成される。つまり、2本の本体内通路105bは、それぞれ独立してステム係合部105aから延び、混合室105cにおいて合流する。よって各組成物が2本の本体内通路から105bから混合室の中心へぶつかるように流れてくるため均一に混合され易い。また、絞り孔105dは、図1の絞り孔39と同様に、エアゾール製品11から供給される第1組成物A1および第2組成物A2の送出量が、供給量より小さくなるように構成されている。
【0036】
図10cの押ボタン110は、矩体状の本体111と、その本体111に連結される筒状のスパウト部112とからなり、吐出孔110aが2本に並べたエアゾール製品11の中心面と平行方向(図10bの表方向)に向いている。ここで吐出孔110aの方向を前方向とする。
【0037】
本体111は、基材113と、カバー114とからなる。基材113は、下端外周縁にカバー114の下端と係合するフランジ113aと、基材の両側に上下を貫通する平行した2本の基材内貫通路113bと、基材の上面に形成され、基材内貫通路113bの上端から中央方向に延びる水平溝113cと、基材の上面中央に形成された矩形状の凹部113dとを備えている。また、基材内貫通路113bの下端は、ステム係合部115aとなる。凹部113dは、水平溝113cより深く形成されている。これにより水平溝113cより流れてくる2つの組成物は、凹部113dでストックされ、これらは一層確実に混合される。
カバー114は、上底114aを有する筒状体であり、基材を覆う形状を備えている。また、カバー114の上面に貫通孔114bが形成されている。
スパウト部112は、矩体状であり、下面112aから下方に突出する筒状の突出部112bを備えており、側面112cから前方に突出する筒状のノズル112dを備えている。前記貫通孔114bに突出部112bを挿入することによりスパウト部112は本体111に連結される。また、突出部112bは、凹部113dの一部まで突出できる長さを備えている。それにより混合された組成物を吸い上げれるようになっている。この突出部112bの中心孔がこの形態の絞り孔115dを構成する。一方、ノズル112dの中心孔は、突出部112bの中心孔より拡径しており、ノズル内が発泡室115eとなる。突出部112bの中心孔とノズル112dの中心孔とは連通している。この発泡室115eの開口が吐出孔を形成する。
このように構成されているため、本体111内には、ステム係合部115aと、基材内貫通路113bおよび水平溝113cとカバーの上底114aとによって形成される本体内通路115bと、凹部113dおよびカバーの上底114aによって形成される混合室115cが形成される。つまり、2本の本体内通路115bは、それぞれ独立してステム係合部115aから延び、混合室115cにおいて合流する。絞り孔115dは、図1の絞り孔39と同様に、エアゾール製品11から供給される第1組成物A1および第2組成物A2の送出量が、供給量より小さくなるように構成されている。
【0038】
このように図10aの押ボタン100および図10cの押ボタン110は構成されているため、図1の押ボタン27と同様に、混合室において液体の状態で第1組成物A1および第2組成物A2を均一に混合することができる。そのため、均一に混合された発泡内容物を吐出させることができる。
【0039】
図11の吐出製品120は、第1組成物A1および第2組成物A2とを独立して保管し、かつ、同時に吐出することができるエアゾール製品121と、そのエアゾール製品121と連結し、2つの組成物を混合して発泡内容物を吐出する2液混合吐出装置122とからなる。エアゾール製品121は、エアゾール容器122aと、その内部に充填される第1組成物A1および第2組成物A2とからなる。
エアゾール容器122aは、耐圧容器123と、その内部に収納される内容器124と、それらの開口部に取り付けられるエアゾールバルブ125とからなる。耐圧容器123は、上端の開口部にビード部123aが形成されたものであり、底部が凸になった略平面状を形成している以外の構成は、図2の耐圧容器13と実質的に同じものである。
内容器124は、筒状の胴部124aと、その下端を閉じる閉鎖部材126とからなり、胴部124aの上端に前記ビード部123aに引っ掛けられるフランジ部124bが形成されている。閉鎖部材126は、胴部124aの下端と係合する筒状の閉止部126aと、その閉止部の上端を閉じる蓋部126bと、その蓋部126bの上面から上方に延びる筒状のチューブ係合部126cとからなり、閉鎖部材126には、蓋部126bおよびチューブ係合部126cの中心を通り、閉鎖部材126を上下に貫通する貫通路126dが形成されている。
【0040】
エアゾールバルブ125は、外部容器のビード部123aにクリンプされるマウンティングカップ131と、そのマウンティングカップの中央に保持され、2つの内容物を独立して通すハウジング132と、そのハウジング内に上下移動自在に収容され、下側の第1ステム孔130aおよび上側の第2ステム孔130bを備えたステム133と、それぞれのステム孔を開閉する2つの下側の第1ステムラバー134aおよび上側の第2ステムラバー134bと、それらステムラバーの間に設けられ、各ステムラバーの外周端付近を固定する円筒状の固定部材135と、そのステムを常時上向きに付勢するバネ136と、ハウジングの下端に取り付けられ、閉鎖部材126を介して内容器124を貫通するディップチューブ137とからなる。
【0041】
マウンティングカップ131は、周縁部をビード部123aにクリンプし、中心部においてハウジング132を保持する従来公知のものである。
ハウジング132は、下端に形成された第1連通孔132aと、側面上部に形成された第2連通孔132bとを備えた筒状のものである。そして、ハウジング132の中心孔とステム133の下側の第1ステムラバー134aによって一方の組成物を格納する第1格納部132cと、上下のステムラバー134a、bと固定部材135によって他方の組成物を格納する第2格納部132dとに区画される。
【0042】
ステム133は、側面に環状に形成された第1凹部133aと、その第1凹部133aより若干上方に側面に環状に形成された第2凹部133bと、上端から下方に第1凹部133aまで延びる第1ステム通路133cと、その第1ステム通路133cと平行に延び、上端から第2凹部133bまで延びる第2ステム通路133dと、第1凹部133aから第ステム通路133cまで延びる第1ステム孔130aと、第2凹部133bから第2ステム通路133dまで延びる第2ステム孔130bとを備えている。
【0043】
このように構成されているため、耐圧容器123と内容器124との間に充填される第1組成物A1は、ディップチューブ137を介して第1連通孔132aよりハウジングの第1格納部132cを通り、第1ステム孔130aを介して2液混合吐出装置122に供給される。一方、内容器124内に充填される第2組成物A2は、ハウジングの第2連通孔132bを通り、第2ステム孔130bを介し2液混合吐出装置122に供給される。つまり、本実施形態では、ステム133が請求項1の第1ステムおよび第2ステムを兼ねるものである。
【0044】
2液混合吐出装置122は、保持部材を備えておらず押ボタンからなる。2液混合吐出装置122は、円柱状の本体138と、その前面(吐出方向)に取り付けられる筒状のスパウト部139とからなる。本体138の前面の上部には、前方に突出した突出部140が形成されている。この突出部140の中央には、本体138の中心方向に向かって空間が形成されており、この空間が混合室141となっている。また、本体138の下端には、ステム133を受け入れて連結するステム係合部142が形成されている。本体138内には、ステム係合部142と、混合室141とを連通する本体内通路143が形成されている。本体内通路143は、ステム係合部142から上方に延び、その先端で混合室141と連通している。つまり、ステム133から供給される第1組成物A1および第2組成物A2は、1本の本体内通路143を通って混合室141に向かう。
スパウト部139は、後方が前記突出部140を受け入れる筒状の本体係合部144となっており、前方が発泡内容物を吐出するための発泡室145となっており、本体係合部144と発泡室145とは絞り孔146で連通している。発泡室145の開口が吐出孔となっている。また、発泡室145の内面は、吐出孔に向かって径が大きくなり、軸中心に回転した回転体を呈している。絞り孔146は、図3の押ボタン17の絞り孔39と実質的に同じである。
このように構成されているため、エアゾール製品121から供給される第1組成物A1
および第2組成物A2は、混合室内において液体の状態で均一に混合することができる。そのため、均一に混合された発泡内容物を吐出させることができる。
【0045】
図12の吐出製品150は、第1組成物A1および第2組成物A2とを独立して保管し、かつ、同時に吐出することができるエアゾール製品151と、そのエアゾール製品151と連結し、2つの組成物を混合して発泡内容物を吐出する2液混合吐出装置80とからなる。2液混合吐出装置80は、図8の2液混合吐出装置80と実質的に同じものであり、保持部材82と、押ボタン82とからなる。
エアゾール製品151は、エアゾール容器152と、その内部に充填される第1組成物A1および第2組成物A2とからなる。エアゾール容器152は、耐圧容器153と、その内部に挿入される内袋154と、その内袋154を閉じ、かつ、耐圧容器153を閉じるバルブアッセンブリ155とからなる。耐圧容器153は、筒状の胴部153a、テーパー状の肩部153b、円筒状の首部153cおよび上端開口に肉厚のフランジ部153dを備えた合成樹脂製の耐圧容器であり、肩部153bと首部153cとの間の内面に半径方向内側に突出する環状突起153eが形成されている。このような耐圧容器153に透光性を設けてもよい。
【0046】
内袋154は、シートを貼り合わせて形成される袋体154aと、その開口部に取り付けられる連結部材154bとからなる。この連結部材154bをエアゾールバルブ136の下端と連結して、内袋154を後述するエアゾールバルブ161と連結する。
バルブアッセンブリ155は、2つの独立したエアゾールバルブ161と、それらのエアゾールバルブ161を受け入れるバルブホルダー162と、エアゾールバルブ161およびバルブホルダー162を覆うようにしてエアゾールバルブ161をバルブホルダー162に密閉して固定するマウンテンカバー163とからなる。エアゾールバルブ161は、図2のエアゾールバルブ14と実質的に同じであり、カバーキャップ20の側面をハウジングに対してかしめ密閉されており、カバーキャップ20がバルブホルダー162にと係合するように構成されている。バルブホルダー162は、円柱状の基部162aと、その基部を上下に貫通するように形成された2つの筒状のホルダー部162bと、その基部の上端に上方に向かって延びる2つの位置決め突起162cとを備えている。ホルダー部162b内にエアゾールバルブ161を挿入して固定する。このバルブアッセンブリ155と耐圧容器153とは、環状のシール材166が耐圧容器153の首部153cとバルブホルダー162の外周の間に設けられてシールされる。マウンテンカバー163の下端外周を内側に変形させて固定される。一方のエアゾールバルブ161は、上述したようにハウジングの下端で連結部材154bと連結される。他方のエアゾールバルブ161は、下端にディップチューブ168が取り付けられており、耐圧容器153と内袋154との間の空間と連通される
【0047】
このように構成されているため、上述した2液混合吐出装置と同様に、エアゾール製品151から供給される第1組成物A1および第2組成物A2を混合室内において液体の状態で均一に混合することができる。そのため均一に混合された発泡内容物を吐出させることができる。
【符号の説明】
【0048】
A 組成物
A1 第1組成物
A2 第2組成物
10 吐出製品
11 エアゾール製品
11a 第1エアゾール製品
11b 第2エアゾール製品
12 エアゾール容器
13 耐圧容器
13a 胴部
13b 底部
13c 肩部
13d 口部
13e 環状凹部
13f 切り口
14 エアゾールバルブ
15 2液混合吐出装置
15a 吐出孔
16 ハウジング
17 ステム
17a 開口部
17b ステム孔
17c ステム内通路
17d 受け部
18 ステムラバー
19 バネ
20 カバーキャップ
26 保持部材
26a 外筒部
26b 保持部
26c 外連結部
26d 内連結部
26e 前溝
26f 後溝
27 押ボタン
31 本体
32 スパウト部
33 基材
33a フランジ
33b 基材内貫通路
33c 水平溝
33d 前後溝
33e 隔壁
33f ステム係合部
34 カバー
34a 上底
34b 突出部
35 本体内通路
36 混合室
37 本体係合部
38 発泡室
39 絞り孔
40 押しボタン
41 圧力弁
45 押しボタン
46 本体
47 スパウト部
51 基材
51a フランジ
51b 基材内貫通路
52 カバー
52a 上底
52b 突出部
53 通路部材
53a 脚部
53b 平面部
53c 貫通路
53d 水平溝
53e 切欠き
54 ステム係合部
55 本体内通路
56 混合室
60 押しボタン
61 本体
62 スパウト部
63 基材
64 カバー
64a 上底
64b 段部
65 通路部材
65a 脚部
65b 平面部
65c 段部
65d 貫通路
65e 水平溝
65f 水平切欠き
65g 前後切欠き
67 ステム係合部
68 混合室
69 本体内通路
70 押しボタン
71 本体
72 スパウト部
73 基材
73a フランジ
73b 基材内貫通路
73c 円形溝
73d 水平溝
74 カバー
74a 上部体
74b 側壁
74c 突出部
74d 垂直通路
74e 水平通路
75 絞り孔
76 ステム係合部
77 混合室
78 本体内通路
80 吐出製品
81 2液混合吐出装置
81a 吐出孔
82 保持部材
82a 右溝
82b 左溝
83 押ボタン
85 スパウト部
86 本体
87 基材
87a フランジ
87b 基材内貫通路
87c 水平溝
88 カバー
88a 上部体
88b 側壁
88c 突出部
89a ステム係合部
89b 混合室
89c 本体内通路
90 吐出製品
91 2液混合吐出装置
92 保持部材
92a 左溝
92b 右溝
93 押ボタン部
94 スパウト部
94a 本体係合部
94b 発泡室
94c 絞り孔
94a1 内筒部
94a2 外筒部
96 本体
96a 脚部
96b 連結管
96c 突出部
97 スパウト部
98a、b 本体内通路
99a ステム係合部
99b 混合室
100 押ボタン
100a 吐出孔
101 本体
102 スパウト部
102a 後面
102b 突出部
102c 発泡室
103 基材
103a フランジ
103b 基材内貫通路
103c 水平溝
103d 凹部
104 カバー
104b 貫通孔
105a ステム係合部
105b 本体内通路
105c 混合室
110 押ボタン
110a 吐出孔
111 本体
112 スパウト部
112a 下面
112b 突出部
112c 側面
112d ノズル
113 基材
113a フランジ
113b 基材内貫通路
113c 水平溝
113d 凹部
114 カバー
114a 上底
114b 貫通孔
115a ステム係合部
115b 本体内通路
115c 混合室
115d 絞り孔
115e 発泡室
120 吐出製品
121 エアゾール製品
122 2液混合吐出装置
122a エアゾール容器
123 耐圧容器
123a ビード部
124 内容器
124a 胴部
124b フランジ部
125 エアゾールバルブ
126 閉鎖部材
126a 閉止部
126b 蓋部
126c チューブ係合部
126d 貫通路
130a 第1ステム孔
130b 第2ステム孔
131 マウンティングカップ
132 ハウジング
132a 第1連通孔
132b 第2連通孔
132c 第1格納部
132d 第2格納部
133 ステム
133a 第1凹部
133b 第2凹部
133c 第1ステム通路
133d 第2ステム通路
134a 第1ステムラバー
134b 第2ステムラバー
135 固定部材
136 バネ
137 ディップチューブ
138 本体
139 スパウト部
140 突出部
141 混合室
142 ステム係合部
143 本体内通路
144 本体係合部
145 発泡室
146 絞り孔
150 吐出製品
151 エアゾール製品
152 エアゾール容器
153 耐圧容器
153a 胴部
153b 肩部
153c 首部
153d フランジ部
153e 環状突起
154 内袋
154a 袋体
154b 連結部材
155 バルブアッセンブリ
161 エアゾールバルブ
162 バルブホルダー
162a 基部
162b ホルダー部
162c 位置決め突起
163 マウンテンカバー
168 ディップチューブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一方に液化ガスを含有する第1組成物および第2組成物を混合した発泡内容物を吐出する2液混合吐出装置であって、
第1組成物を供給する第1通路および第2組成物を供給する第2通路と、
それぞれの通路と連通し、第1組成物および第2組成物を液体の状態で混合する混合室と、
その混合室と連通し、混合された液体を発泡させた発泡内容物を吐出する吐出孔と、
混合室と吐出孔との間に設けられ、混合室内で組成物の発泡を抑制する発泡抑制手段とを備えた、
2液混合吐出装置。
【請求項2】
前記発泡抑制手段と吐出孔との間に、前記混合した第1組成物および第2組成物を発泡させる発泡室をさらに備えた、
請求項1記載の2液混合吐出装置。
【請求項3】
前記発泡抑制手段が、断面積が2つの通路の断面積の合計以下である絞り孔である、請求項1記載の2液混合吐出装置。
【請求項4】
前記発泡抑制手段が、混合室内の圧力上昇により開弁する弁である、請求項1記載の2液混合吐出装置。
【請求項5】
前記第1通路および第2通路がそれぞれ独立して混合室と連通している、
請求項1記載の2液混合吐出装置。
【請求項6】
前記第1通路および第2通路が合流して混合室と連通している、
請求項1記載の2液混合吐出装置。
【請求項7】
第1組成物が充填された第1エアゾール製品と、
第2組成物が充填された第2エアゾール製品と、
それぞれのエアゾール製品のステムと連結される請求項1記載の2液混合吐出装置とからなる、
吐出製品。
【請求項8】
第1組成物および第2組成物をそれぞれ供給する2つのステムを備えたエアゾール製品と、
それぞれのステムと連結される請求項1記載の2液混合吐出装置とからなる、
吐出製品。
【請求項9】
第1組成物および第2組成物をそれぞれ独立して供給する1つのステムを備えたエアゾール製品と、
そのステムと連結される請求項1記載の2液混合吐出装置とからなる、
吐出製品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2013−79082(P2013−79082A)
【公開日】平成25年5月2日(2013.5.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−218473(P2011−218473)
【出願日】平成23年9月30日(2011.9.30)
【出願人】(391021031)株式会社ダイゾー (130)
【Fターム(参考)】