説明

3D画像表示用光学フィルム、3D画像表示装置及び3D画像表示システム

【課題】視野角特性の改善に寄与する新規な3D画像表示装置用光学フィルムの提供。
【解決手段】重合性基を有するディスコティック液晶を主成分とする組成物から形成されている光学異方性層を少なくとも含み、光学異方性層が、面内遅相軸方向及び面内レターデーションの少なくとも一方が互いに異なる第1位相差領域及び第2位相差領域を含み、且つ第1及び第2位相差領域が、面内において交互に配置されているパターン光学異方性層であることを特徴とする3D画像表示装置用光学フィルムである。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
重合性基を有するディスコティック液晶を主成分とする組成物から形成されている光学異方性層を少なくとも含み、
前記光学異方性層が、面内遅相軸方向及び面内レターデーションの少なくとも一方が互いに異なる第1位相差領域及び第2位相差領域を含み、且つ前記第1及び第2位相差領域が、面内において交互に配置されているパターン光学異方性層であることを特徴とする3D画像表示装置用光学フィルム。
【請求項2】
前記ディスコティック液晶が、垂直配向状態に固定されている請求項1に記載の光学フィルム。
【請求項3】
偏光膜をさらに有し、前記第1及び第2位相差領域の面内遅相軸と、前記偏光膜の吸収軸とがそれぞれ±45°の角度をなす請求項1又は2に記載の光学フィルム。
【請求項4】
前記偏光膜の一方の面上に配置されている前記光学異方性層を含む全ての部材の波長550nmの面内レターデーションRe(550)の合計値が、110〜160nmである請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学フィルム。
【請求項5】
前記偏光膜の一方の面上に配置されている前記光学異方性層を含む全ての部材の波長550nmの厚み方向レターデーションRth(550)の合計値が、−140〜140nmである請求項3又は4に記載の光学フィルム。
【請求項6】
前記光学異方性層、及び該光学異方性層の前記偏光膜が配置されている表面と反対の表面上に配置されている全ての部材の波長550nmの厚み方向レターデーションRth(550)の合計値が、−104〜104nmである請求項3又は4に記載の光学フィルム。
【請求項7】
前記光学異方性層の表面上に、紫外線吸収剤を含有する透明支持体を有する請求項1〜6のいずれか1項に記載の光学フィルム。
【請求項8】
ハードコート層をさらに有する請求項1〜7のいずれか1項に記載の光学フィルム。
【請求項9】
前記ハードコート層が、紫外線吸収剤を含有する請求項8に記載の光学フィルム。
【請求項10】
反射防止層をさらに有する請求項1〜9のいずれか1項に記載の光学フィルム。
【請求項11】
防眩層をさらに有する請求項1〜10のいずれか1項に記載の光学フィルム。
【請求項12】
画像信号に基づいて駆動される表示パネルと、
前記表示パネルの視認側に配置される請求項1〜11のいずれか1項に記載の光学フィルムとを少なくとも有する3D画像表示装置。
【請求項13】
前記表示パネルが液晶セルを有する請求項12に記載の3D画像表示装置。
【請求項14】
請求項5に記載の光学フィルムを有し、前記液晶セルが、TNモードである請求項13に記載の3D用画像表示装置。
【請求項15】
請求項6に記載の光学フィルムを有し、前記液晶セルが、VAモード又はIPSモードである請求項13に記載の3D用画像表示装置。
【請求項16】
請求項12〜15のいずれか1項に記載の3D用画像表示装置と、該3D用画像表示装置の視認側に配置される偏光板とを少なくとも備え、該偏光板を通じて立体画像を視認させる3D画像表示システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2013−68924(P2013−68924A)
【公開日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−74200(P2012−74200)
【出願日】平成24年3月28日(2012.3.28)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】