4−ビアリーリル−1−フェニルアゼチジン−2−オン
高コレステロール血症の治療に有効な4−ビアリーリル−1−フェニルアゼチジン−2−オンを開示する。前記化合物は、一般式(I)の化合物であり、式(II)はアリール又はヘテロアリール残基を表し、Arはアリール残基を表し、Uは2〜5の原子鎖を表し、前記Rは置換基を表す。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式
【化1】
(式中、
は、アリール又はヘテロアリール残基を表し;
Arは、アリール残基を表し;
R1は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3、4又は5個の残基を表し;
R2は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3、4又は5個の残基を表し;
R4は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3又は4個の残基を表し;
R5gは、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択されてArについた1、2、3、4又は5個の残基を表し;
Uは、(C2〜C6)−アルキレン基であり、ここで、1個以上の−CH2−は、−S−、−S(O)−、−SO2−、−O−、−C(=O)−、−CHOH−、−NH−、CHF、CF2、−CH(O−低級アルキル)−、−CH(O−低級アシル)−、−CH(OSO3H)−、−CH(OPO3H2)−、−CH(OB(OH)2)−、又は−NOH−から選択される基で置き換えてもよいが;
但し、
(1)R4及びR5gのいずれも−OH、アミノ基、低級アルキル基、O−低級アルキル、アルコキシカルボニル基、−B(OH)2、−PO3H2又は−SO3Hを含まない場合、R5gは−CN;2,5−ジメトキシ基;2,6−ジメトキシ基又はハロゲン原子であることができず;
(2)
が2,5−チエニル残基を表す場合、R5gは2−ヒドロキシ基であることはできず;
(3)Uにおいて隣接する−CH2−残基を、−S−、−S(O)−、−SO2−又は−O−で置き換えることはできず;及び
(4)Uにおいて−S−、−S(O)−、−SO2−、−O−及び−NH−残基は、1個の炭素原子によってのみ隔てられることはできない)
で表される化合物。
【請求項2】
一般式
【化2】
(式中、
は、アリール又はヘテロアリール残基を表し;
Arは、アリール残基を表し;
R1は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3、4又は5個の残基を表し;
R2は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3、4又は5個の残基を表し;
R4は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3又は4個の残基を表し;
R5gは、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択されてArについた1個から5個までの残基を表し;
Uaは、(C2〜C6)−アルキレン基であり、ここで、1個以上の−CH2−は、−S−、−S(O)−、−SO2−、−O−、−C(=O)−、−CHOH−、−NH−、CHF、CF2、−CH(O−低級アルキル)−、−CH(O−低級アシル)−、−CH(OSO3H)−、−CH(OPO3H2)−、−CH(OB(OH)2)−、又は−NOH−から選択される基で置き換えてもよいが;
但し、
(1)R4及びR5gのいずれも−OH、アミノ基、低級アルキル基、O−低級アルキル、アルコキシカルボニル基、−B(OH)2、−PO3H2又は−SO3Hを含まない場合、R5gは−CN;2,5−ジメトキシ基;2,6−ジメトキシ基又はハロゲン原子であることができず;
(2)
が2,5−チエニル残基を表す場合、R5gは2−ヒドロキシ基であることはできず;
(3)Uaにおいて隣接する−CH2−残基を、−S−、−S(O)−、−SO2−又は−O−で置き換えることはできず;及び
(4)Uaにおいて−S−、−S(O)−、−SO2−、−O−及び−NH−残基は、1個の炭素原子によってのみ隔てられることはできず;
(5)−CH2CH2CH(OH)−において鎖列の左端がアゼチジノン環に付く点であり鎖列の右端がフェニル環に付く点である場合、Uaは−CH2CH2CH(OH)−であることができない)
で表される化合物。
【請求項3】
一般式
【化3】
(式中、
は、アリール又はヘテロアリール残基を表し;
Arは、アリール残基を表し;
R1は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3、4又は5個の残基を表し;
R2は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3、4又は5個の残基を表し;
R4fは、−OH、−SH又はB(OH)2であり;
R5hは、水素原子、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択されてArについた1、2、3、4又は5個の残基を表し;
Uは、(C2〜C6)−アルキレン基であり、ここで、1個以上の−CH2−は、−S−、−S(O)−、−SO2−、−O−、−C(=O)−、−CHOH−、−NH−、CHF、CF2、−CH(O−低級アルキル)−、−CH(O−低級アシル)−、−CH(OSO3H)−、−CH(OPO3H2)−、−CH(OB(OH)2)−、又は−NOH−から選択される基で置き換えてもよいが;
但し、
(1)Uにおいて隣接する−CH2−残基を、−S−、−S(O)−、−SO2−又は−O−で置き換えることはできず;
(2)Uにおいて−S−、−S(O)−、−SO2−、−O−及び−NH−残基が、1個の炭素原子によってのみ隔てられることはできない)
で表される化合物。
【請求項4】
Uaが、−SCH2CH2−、−S(O)CH2CH2−、−S(O)CH2CH(OH)−、−SCH2C(=O)−、−SCH2CH(OH)−、−CH(OH)CH2CH2−、−CH(OH)CH2CH(OH)−、−(CH2)3CH(OH)−及び−(CH2)4−から選択され、ここで、鎖列の左端はアゼチジノン環に付く点であり、鎖列の右端はフェニル環に付く点である請求項2に記載の化合物。
【請求項5】
Uが、−CH2CH2CH(OH)−、−SCH2CH2−、−S(O)CH2CH2−、−S(O)CH2CH(OH)−、−SCH2C(=O)−、−SCH2CH(OH)−、−CH(OH)CH2CH2−、−CH(OH)CH2CH(OH)−、−(CH2)3CH(OH)−及び−(CH2)4−から選択され、ここで、鎖列の左端はアゼチジノン環に付く点であり、鎖列の右端はフェニル環に付く点である請求項1又は3に記載の化合物。
【請求項6】
Uが−CH2CH2CH(OH)−である請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
R1が1又は2個の残基を表し;
R2が1又は2個の残基を表し;
R4が1又は2個の残基を表し;及び
R5が1又は2個の残基を表す
請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項8】
R1が1個の残基を表し;
R2が1個の残基を表し;
R4が1個の残基を表し;及び
R5が1個の残基を表す
請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
一般式
【化4】
(式中、R1及びR2は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、ヒドロキシアミジノ基、グアニジノ基、ジアルキルグアニジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、糖、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1又は2個の残基を表し;
R3は、H、−OH、フルオロ基、−O−低級アルキル及び−O−アシルから選択され;
R4は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、糖、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3又は4個の残基を表し;
R5fは、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、糖、グルクロニド、糖カルバメート及び−N+R6R7R8X−から独立に選択される1個から5個までの残基を表し;
R6は、C1〜C20炭化水素基であるか又はR7と5〜7員環を形成し;
R7は、アルキル基であるか又はR6と5〜7員環を形成し;
R8は、アルキル基であるか又はR6若しくはR7と一緒に第二の5〜7員環を形成し;及び
Xはアニオンである)
で表される化合物。
【請求項10】
一般式
【化5】
(式中、
R2aは、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基及びベンジルオキシ基から独立に選択される1又は2個の残基を表し;
R3は、H、−OH、フルオロ基、−O−低級アルキル及び−O−アシルから選択され;
R1a、R4a及びR5aのうちの一つは−Q−A−N+R9R10R11X−であり、
及びR1a、R4a及びR5aのうちの他の二つは、水素原子、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基及びベンジルオキシ基から独立に選択され;
Qは、直接結合、−O−、−S−、−NH−、−CH2O−、−CH2NH−、−C(=O)−、−CONH−、−NHCO−、−CH2NH(C=O)−、−O(C=O)−、−(C=O)O−、−NHCONH−、−OCONH−及び−NHCOO−から選択され;
Aは、C2〜C20炭化水素基、置換した炭素数2〜20のアルキル基、置換したアリール基、置換したアリールアルキル基、及び炭素数4〜50のオキサアルキル基であり;Qが直接結合、−C(=O)−又は−O(C=O)−である場合、Aは更にメチレン基であってもよく;
R9は、C1〜C20炭化水素基であるか又はA若しくはR10と5〜7員環を形成し;
R10は、アルキル基であるか、Aと二重結合を形成するか、又はR9と5〜7員環を形成し;
R11は、アルキル基であるか又はR10若しくはR9と一緒に第二の5〜7員環を形成し;及び
Xはアニオンである)
で表される化合物。
【請求項11】
一般式
【化6】
(式中、
R2bは、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基及びベンジルオキシ基から独立に選択される1又は2個の残基を表し;
R3は、H、−OH、フルオロ基、−O−低級アルキル及び−O−アシルから選択され;
R1b、R4b及びR5bのうちの一つはR12であり、R1b、R4b及びR5bのうちの他の二つは、水素原子、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、糖、グルクロニド、及び糖カルバメートから独立に選択され;
R6aはC1〜C20炭化水素基であり;
R7aはアルキル基であり;
R8aはアルキル基であり;
R12は(C0〜C30)アルキレン−Gnであり、ここで、前記アルキレン中の1個以上の−CH2−残基は、−S−、−SO−、−SO2−、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−N(フェニル)−、−N(アルキルフェニル)−、−N+(アルキル)2−、−N+(フェニル)2−、−N+(アルキルフェニル)2−、−C(=O)−、−C(=S)−、CH=CH−、−C=C−、フェニレン基又は−N[(C=O)アルキレンCOOH]−で置き換えてもよく;
Gは、−SO3H、−PO3H2、−O−PO3H2、−COOH、−C(N=H)NH2、ポリオール、糖、グルクロニド、糖カルバメート、−N+R6aR7aR8aX−及び単環式若しくは二環式トリアルキルアンモニウムアルキル残基から選択され;
nは1、2、3、4又は5であり、及び
Xはアニオンである)
で表される化合物。
【請求項12】
一般式
【化7】
(式中、
R1c及びR2cは、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、ヒドロキシアミジノ基、グアニジノ基、ジアルキルグアニジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、グルクロニド、及び糖カルバメートから独立に選択される1又は2個の残基を表し;
R3は、H、−OH、フルオロ基、−O−低級アルキル及び−O−アシルから選択され;
R4cは、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、グルクロニド、及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3又は4個の残基を表し;
R5fは、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、糖、グルクロニド、糖カルバメート及び−N+R6R7R8X−から独立に選択される1、2、3、4又は5個の残基を表し;
R6は、C1〜C20炭化水素基であるか又はR7と5〜7員環を形成し;
R7は、アルキル基であるか又はR6と5〜7員環を形成し;
R8は、アルキル基であるか又はR6若しくはR7と一緒に第二の5〜7員環を形成し;及び
Xはアニオンである)
で表される化合物。
【請求項13】
一般式
【化8】
(式中、
R1a、R2a及びR4aは各々、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基及びベンジルオキシ基から独立に選択される1又は2個の残基を表し;
R3は、H、−OH、フルオロ基、−O−低級アルキル及び−O−アシルから選択され;
R5cは−Q−A−N+R9R10R11X−であり;
Qは、直接結合、−O−、−S−、−NH−、−CH2O−、−CH2NH−、−C(=O)−、−CONH−、−NHCO−、−CH2NH(C=O)−、−O(C=O)−、−(C=O)O−、−NHCONH−、−OCONH−及び−NHCOO−から選択され;
Aは、C2〜C20炭化水素基、置換した炭素数2〜20のアルキル基、置換したアリール基、置換したアリールアルキル基、及び炭素数4〜50のオキサアルキル基であり;及び、Qが直接結合、−C(=O)−又は−O(C=O)−である場合、Aは更にメチレン基であってもよく;
R9は、C1〜C20炭化水素基であるか又はA若しくはR10と5〜7員環を形成し;
R10は、アルキル基であるか、Aと二重結合を形成するか、又はR9と5〜7員環を形成し;
R11は、アルキル基であるか又はR10若しくはR9と一緒に第二の5〜7員環を形成し;及び
Xはアニオンである)
で表される化合物。
【請求項14】
一般式
【化9】
(式中、
R2bは、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基及びベンジルオキシ基から独立に選択される1又は2個の残基を表し;
R3は、H、−OH、フルオロ基、−O−低級アルキル及び−O−アシルから選択され;
R1d、R4d及びR5dのうちの一つはR12aであり、R1d、R4d及びR5dのうちの他の二つは、水素原子、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基及びR12aから独立に選択され;
R6aはC1〜C20炭化水素基であり;
R7aはアルキル基であり;
R8aはアルキル基であり;
R12aは、
【化10】
であるか、又は、R5dがR12aである場合、R12aは更に(C0〜C30)アルキレン−Gnであってもよく、ここで、前記アルキレン中の1個以上の−CH2−残基は、−S−、−SO−、−SO2−、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−N(フェニル)−、−N(アルキルフェニル)−、−N+(アルキル)2−、−N+(フェニル)2−、−N+(アルキルフェニル)2−、−C(=O)−、−C(=S)−、CH=CH−、−C=C−、フェニレン基又は−N[(C=O)アルキレンCOOH]−で置き換えてもよく;
Gは、−SO3H、−PO3H2、−O−PO3H2、−COOH、−C(N=H)NH2、ポリオール、糖、グルクロニド、糖カルバメート、−N+R6aR7aR8aX−及び単環式若しくは二環式トリアルキルアンモニウムアルキル残基から選択され;
R13は、直接結合、−C=C−、−OCH2、−C(=O)−及び−CHOH−から選択され;
R14は、−OH及び−OC(=O)アルキルから選択され;
R15は、−CH2OH、−CH2OC(=O)アルキル及び−COOアルキルから選択され;
jは1、2、3、4又は5であり;
kは0、1、2、3、4又は5であり;
nは1、2、3、4又は5であり;及び
Xはアニオンである)
で表される化合物。
【請求項15】
一般式
【化11】
(式中、
R1e、R2a及びR4eは各々、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基から独立に選択される1又は2個の残基を表し;
R3は、H、−OH、フルオロ基、−O−低級アルキル及び−O−アシルから選択され;
R5eは、
【化12】
及び(C0〜C30)アルキレン−Gnから選択され、ここで、前記アルキレン中の1個以上の−CH2−残基は、−S−、−SO−、−SO2−、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−N(フェニル)−、−N(アルキルフェニル)−、−N+(アルキル)2−、−N+(フェニル)2−、−N+(アルキルフェニル)2−、−C(=O)−、−C(=S)−、CH=CH−、−C=C−、フェニレン基又は−N[(C=O)アルキレンCOOH]−で置き換えてもよく;
Gは、−SO3H、−P(O)OH2、−OP(O)OH2、−COOH、−C(N=H)NH2、ポリオール、糖、グルクロニド、糖カルバメート、−N+R6aR7aR8aX−及び単環式若しくは二環式トリアルキルアンモニウムアルキル残基から選択され;
R6aはC1〜C20炭化水素基であり;
R7aはアルキル基であり;
R8aはアルキル基であり;
R13は、直接結合、−C=C−、−OCH2、−C(=O)−及び−CHOH−から選択され;
R14は、−OH及び−OC(=O)アルキルから選択され;
R15は、−CH2OH、−CH2OC(=O)アルキル及び−COOアルキルから選択され;
jは1、2、3、4又は5であり;
kは0、1、2、3、4又は5であり;及び
Xはアニオンである)
で表される化合物。
【請求項16】
R1、R2及びR4がH、ハロゲン原子、−OH、及びメトキシ基から選択される請求項1、2、4又は9〜15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項17】
R1、R2、R4及びR5のうちの少なくとも1個が、糖、グルクロニド及び糖カルバメートから選択される請求項1〜4、9、11又は15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項18】
R1、R2、R4及びR5のうちの少なくとも1個が、SO3H及びPO3H2から選択される請求項1〜4、9、11又は15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項19】
R3が水素原子及びヒドロキシ基から選択される請求項9〜15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項20】
R4が水素原子である請求項1、2、4又は9〜15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項21】
R4がOHである請求項1、2、4又は9〜15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項22】
R5が、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、低級アルキル基、−O−低級アルキル、CF3、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ヒドロキシメチル基、ホルミル基、シアノ基、N,N−ジメチルスルホンアミド基、カルボキシ基、ニトロ基、アセトアミド基、ジアルキルアミノ基、メチルチオ基、ビニル基、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、カルボキシメチル基、−PO3H2、メルカプト基、−SO3H、−B(OH)2、トリアルキルアンモニウムカチオン、糖及びグルクロニドから選択される請求項1〜4又は9〜15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項23】
一般式
【化13】
で表される請求項1、2又は3のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項24】
一般式
【化14】
で表される請求項23に記載の化合物。
【請求項25】
一般式
【化15】
で表される請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
一般式
【化16】
で表される請求項24に記載の化合物。
【請求項27】
一般式
【化17】
で表される請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
R1がHである請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
一般式
【化18】
(式中、
R1i及びR2iは、H、F、Cl、CH3、CN、OCH3、OCF3、OCF2H、CF3、CF2H、及びCH2Fから独立に選択され;
R4iは、H、F、Cl、CH3、OCH3、OH、B(OH)2、及びSHから選択され;及び
R5iは、OH、SO3H、PO3H2、CH2OH、COOH、CHO及び糖から選択される)
で表される化合物。
【請求項30】
一般式
【化19】
で表されるR5iが−OHである請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
一般式
【化20】
で表されるR5iが−SO3Hである請求項29に記載の化合物。
【請求項32】
一般式
【化21】
で表されるR5iが−PO3H2である請求項29に記載の化合物。
【請求項33】
一般式
【化22】
で表されるR5iがD−グルシトールである請求項29に記載の化合物。
【請求項34】
一般式
【化23】
で表されるR5iが−OHである請求項30に記載の化合物。
【請求項35】
一般式
【化24】
で表されるR5iが−SO3Hである請求項31に記載の化合物。
【請求項36】
一般式
【化25】
で表されるR5iが−PO3H2である請求項32に記載の化合物。
【請求項37】
一般式
【化26】
で表されるR5iがD−グルシトールである請求項33に記載の化合物。
【請求項38】
一般式
【化27】
で表されるR5iが−OHである請求項34に記載の化合物。
【請求項39】
一般式
【化28】
で表されるR5iが−OHである請求項34に記載の化合物。
【請求項40】
一般式
【化29】
で表されるR5iが−SO3Hである請求項35に記載の化合物。
【請求項41】
一般式
【化30】
で表されるR5iが−SO3Hである請求項35に記載の化合物。
【請求項42】
一般式
【化31】
で表されるR5iが−PO3H2である請求項36に記載の化合物。
【請求項43】
一般式
【化32】
で表されるR5iが−PO3H2である請求項36に記載の化合物。
【請求項44】
一般式
【化33】
で表されるR5iがD−グルシトールである請求項37に記載の化合物。
【請求項45】
一般式
【化34】
で表されるR5iがD−グルシトールである請求項37に記載の化合物。
【請求項46】
R4iがOHである請求項29〜45のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項47】
R4iがアゼチジン環に対してオルト位にある請求項46に記載の化合物。
【請求項48】
R5iがオルト置換基である請求項29〜45のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項49】
R5iがメタ置換基である請求項29〜45のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項50】
R5iがパラ置換基である請求項29〜45のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項51】
R1i及びR2iがH、Cl及びFから選択される請求項29〜45のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項52】
R1iがHである請求項51に記載の化合物。
【請求項53】
糖がD−グルシトールである請求項29に記載の化合物。
【請求項54】
一般式
【化35】
で表される請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項55】
R1がH又は4−フルオロ基であり;
R2が4−フルオロ基であり;及び
R4がH又はヒドロキシ基である請求項1、2、3、又は29のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項56】
R1、R4及びR5のうちの1個が−Q−A−N+R9R10R11X−であり、−Q−A−が(C2〜C20炭化水素基)、−O−(C2〜C20炭化水素)、−NH(C2〜C20炭化水素)、−NHCO(C2〜C20炭化水素)、及び炭素数4〜20のオキサアルキル基から選択されるものであり;R9が低級アルキル基若しくはベンジル基であり、並びにR10及びR11が低級アルキル基であるか、又はR9、R10及びR11がひとまとめになって、ジアザビシクロオクタン・クオート(quat):
【化36】
を形成するか、
若しくはR9、R10及びR11がひとまとめになって、キヌクリジニウム・クオート(quat):
【化37】
を形成するものである請求項10又は13に記載の化合物。
【請求項57】
一般式
【化38】
(式中、
R1及びR2は、H、ハロゲン原子、−OH、及びメトキシ基から選択され;
R3は、水素原子及びヒドロキシ基から選択され;及び
R5は、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、低級アルキル基、−O−低級アルキル、CF3、アルキルスルホニル基及びアリールスルホニル基から選択される)
で表される請求項1、2、9又は12のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項58】
一般式
【化39】
(式中、
R1及びR2は、H、ハロゲン原子、−OH、及びメトキシ基から選択され;
R3は、水素原子及びヒドロキシ基から選択され;及び
R5は、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、低級アルキル基、−O−低級アルキル、CF3、アルキルスルホニル基及びアリールスルホニル基から選択される)
で表される請求項1、2、9又は12のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項59】
一般式
【化40】
で表される請求項58に記載の化合物。
【請求項60】
一般式
【化41】
で表される請求項59に記載の化合物。
【請求項61】
R1bがR12であり;
R2b及びR4bが、H、ハロゲン原子、−OH、及びメトキシ基から選択され;
R12が(C6〜C20)アルキレン−Gであり、ここで、前記アルキレン中の1個以上の−CH2−残基は、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−C(=O)−又は−CH=CH−で置き換えてもよく;及び
Gは、−SO3H、−PO3H2、ポリオール、及び糖から選択されるものである請求項11に記載の化合物。
【請求項62】
R5がR12であり;
R1、R2及びR4が、H、ハロゲン原子、−OH、及びメトキシ基から選択され;
R12が(C6〜C20)アルキレン−Gであり、ここで、前記アルキレン中の1個以上の−CH2−残基は、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−C(=O)−又は−CH=CH−で置き換えてもよく;及び
Gは、−SO3H、−PO3H2、ポリオール、及び糖から選択されるものである請求項11、14又は15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項63】
アゼチジン−2−オンの位置番号3及び4につく置換基がcis相対配置にある請求項1〜4、8〜15及び29〜45のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項64】
アゼチジン−2−オンの位置番号3及び4につく置換基がtrans相対配置にある請求項1〜4、8〜15及び29〜45のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項65】
アゼチジン−2−オンの位置番号3につく置換基がR絶対配置であり、アゼチジン−2−オンの位置番号4につく置換基がS絶対配置である請求項64に記載の化合物。
【請求項66】
Uが(C2〜C6)−アルキレン基であり、ここで、1個以上の−CH2−を−CHOH−で置き換えるものである請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項67】
以下の化合物からなる群から選択される化合物:
(1)(1R)−1,5−アンヒドロ−1−(4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−4−イル)−L−グルシトール、
(2)(1S)−1,5−アンヒドロ−1−(4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)−L−グルシトール、
(3)(1S)−1,5−アンヒドロ−1−(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−3−イル)−D−グルシトール、
(4)(1S)−1,5−アンヒドロ−1−(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−4−イル)−D−グルシトール、
(5)(1S)−1,5−アンヒドロ−1−(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)−D−グルシトール、
(6)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(2’,3’,4’−トリメトキシビフェニル−4−イル)アゼチジン−2−オン、
(7)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(3’−ヒドロキシビフェニル−4−イル)アゼチジン−2−オン、
(8)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(3’−メルカプトビフェニル−4−イル)アゼチジン−2−オン、
(9)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(3’−メトキシビフェニル−4−イル)アゼチジン−2−オン、
(10)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(3’−ニトロビフェニル−4−イル)アゼチジン−2−オン、
(11)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(4’−ヒドロキシ−3’−メトキシビフェニル−4−イル)アゼチジン−2−オン、
(12)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(4’−ビニルビフェニル−4−イル)アゼチジン−2−オン、
(13)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−[3’−(ヒドロキシメチル)ビフェニル−4−イル]アゼチジン−2−オン、
(14)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−[3’−(メチルスルホニル)ビフェニル−4−イル]アゼチジン−2−オン、
(15)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−[4−(2−ナフチル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(16)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−[4’−(ヒドロキシメチル)ビフェニル−4−イル]アゼチジン−2−オン、
(17)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−[4’−(メチルスルホニル)ビフェニル−4−イル]アゼチジン−2−オン、
(18)(3R,4S)−1−ビフェニル−4−イル−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(3’−ヒドロキシビフェニル−4−イル)アゼチジン−2−オン、
(19)(3R,4S)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(3’−ヒドロキシビフェニル−4−イル)−1−フェニルアゼチジン−2−オン、
(20)(3R,4S)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−[3−ヒドロキシ−3’−(メチルスルホニル)ビフェニル−4−イル]−1−フェニルアゼチジン−2−オン、
(21)(3R,4S)−4−(2’,3’−ジフルオロビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(22)(3R,4S)−4−(2’,4’−ジヒドロキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(23)(3R,4S)−4−(2’−ブロモ−5’−ヒドロキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(24)(3R,4S)−4−(3,3’−ジヒドロキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(25)(3R,4S)−4−(3,3’−ジヒドロキシビフェニル−4−イル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−1−フェニルアゼチジン−2−オン、
(26)(3R,4S)−4−(3,4’−ジヒドロキシビフェニル−4−イル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−1−フェニルアゼチジン−2−オン、
(27)(3R,4S)−4−(3’,5’−ジヒドロキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(28)(3R,4S)−4−(3’,5’−ジメトキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(29)(3R,4S)−4−(3’−ブトキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(30)(3R,4S)−4−(3’−エトキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(31)(3R,4S)−4−(3’−フルオロ−5’−ヒドロキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(32)(3R,4S)−4−(3’−フルオロ−5’−メトキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(33)(3R,4S)−4−(4’−アミノビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(34)(3R,4S)−4−(4’−エトキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(35)(3R,4S)−4−[4−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)フェニル]−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(36)(3R,4S)−4−(4’−(ジメチルアミノ)ビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(37)(4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)ボロン酸、
(38)(4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)ホスホン酸、
(39)(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−3−イル)ホスホン酸、
(40)(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)ボロン酸、
(41)(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)ホスホン酸、
(42)(6R)−6−C−(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−3−イル)−D−グルコピラノース、
(43)(6R)−6−C−(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)−D−グルコピラノース、
(44)(6S)−6−C−(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−3−イル)−D−グルシトール、
(45)(6S)−6−C−(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−3−イル)−D−グルコピラノース、
(46)(6S)−6−C−(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)−D−グルコピラノース、
(47)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}−3−ヒドロキシビフェニル−4−カルボン酸、
(48)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}−4−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸、
(49)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}−5−ヒドロキシビフェニル−2−カルバルデヒド、
(50)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−カルバルデヒド、
(51)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−カルボン酸、
(52)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−スルホン酸、
(53)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イルβ−L−グルコピラノシド、
(54)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イルβ−L−グルコピラノシドウロン酸、
(55)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−4−カルボン酸、
(56)4’−{(2S,3R)−3−[3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−3−スルホン酸、
(57)6−O−(4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)−D−グルシトール、
(58)6−O−(4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)−D−グルコピラノース、
(59)メチル4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−4−カルボキシレート、
(60)メチル6−O−(4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)−a−D−グルコピラノシド、
(61)N−(4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)アセトアミド、
(62)(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−4−イル)ホスホン酸、
(63)4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−4−スルホン酸;及び
(64)4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−4−スルホン酸ナトリウム。
【請求項68】
Xが薬学的に許容可能なアニオンである請求項9〜15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項69】
請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物及び薬学的に許容可能な担体を含む薬学的製剤。
【請求項70】
コレステロール生合成阻害剤を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項71】
前記コレステロール生合成阻害剤がHMG−CoA還元酵素阻害剤である請求項70に記載の薬学的製剤。
【請求項72】
前記HMG−CoA還元酵素阻害剤が、ロバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン、メバスタチン、アトルバスタチン、セリバスタチン、ピタバスタチン、フルバスタチン、ベルバスタチン、クリルバスタチン、カルバスタチン、リバスタチン、シリバスタチン、グレンバスタチン及びダルバスタチンからなる群から選択される請求項71に記載の薬学的製剤。
【請求項73】
少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤(sequestrant)を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項74】
前記少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤(sequestrant)が、コレスチラミン、コレスチポール、塩酸コレセベラム及びその混合物からなる群から選択される請求項73に記載の薬学的製剤。
【請求項75】
ニコチン酸、ニセリトール、ニコフラノース、アシピモックス及びその混合物からなる群から選択される少なくとも1種のニコチン酸又はその誘導体を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項76】
少なくとも1種のペルオキシゾーム増殖因子アクチベータ受容体α作用剤を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項77】
前記ペルオキシゾーム増殖因子アクチベータ受容体α作用剤がフィブリン酸誘導体である請求項76に記載の薬学的製剤。
【請求項78】
前記フィブリン酸誘導体が、フェノフィブレート、クロフィブレート、ゲムフィブロジル、シプロフィブレート、ベザフィブレート、クリノフィブレート、ビニフィブレート、リフィブロール及びその混合物かならなる群から選択される請求項77に記載の薬学的製剤。
【請求項79】
少なくとも1種のコレステロールエステル転送タンパク(CETP)阻害剤を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項80】
少なくとも1種の肥満症制御薬を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項81】
少なくとも1種のアシルCoAコレステロールアシルトランスフェラーゼ(ACAT)阻害剤を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項82】
少なくとも1種の血糖降下剤を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項83】
前記少なくとも1種の血糖降下剤がペルオキシゾーム増殖因子アクチベータ受容体γ作用剤である請求項82に記載の薬学的製剤。
【請求項84】
前記ペルオキシゾーム増殖因子アクチベータ受容体γ作用剤が、ロシグリタゾン、ピオグリタゾン、又はシグリタゾンからなる群から選択される請求項83に記載の薬学的製剤。
【請求項85】
前記少なくとも1種の血糖降下剤が内因性肝臓グルコース産生減少剤である請求項82に記載の薬学的製剤。
【請求項86】
その減少剤がメトホルミン又はフェンホルミンである請求項85に記載の薬学的製剤。
【請求項87】
前記少なくとも1種の血糖降下剤が膵臓からのインシュリン放出増進剤である請求項82に記載の薬学的製剤。
【請求項88】
前記増進剤が、カルブタミド、トルブタミド、アセトヘキサミド、トラザミド、クロルプロパミド、グリブリド[グリベンクラミド]、グリピジド、又はグリクラジドである請求項87に記載の薬学的製剤。
【請求項89】
少なくとも1種の抗酸化剤を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項90】
前記抗酸化剤がプロブコール又はAGI−1067である請求項89に記載の薬学的製剤。
【請求項91】
容器、使用説明書、及び請求項69に記載の薬学的製剤を含む製造品であって、その説明書が、脂質代謝異常の予防又は治療;少なくとも1種の非コレステロールステロール又は5α−スタノールの血漿又は組織濃度を低下すること;LDLコレステロールの血漿又は血清濃度を低下すること;血漿又は血清中のコレステロール及びコレステロールエステル濃度を低下すること;コレステロールの糞便中排泄を増加すること;冠状動脈性心臓疾患関連症状発生を低下すること;C反応性タンパク質(CRP)の血漿又は血清濃度を低下すること;血管炎症を治療又は予防すること;トリグリセリドの血漿又は血清濃度を低下すること;HDLコレステロールの血漿又は血清濃度を増加すること;アポリポタンパク質Bの血漿又は血清濃度を低下すること;から選択される目的のための薬学的製剤の投与のためのものである製造品。
【請求項92】
少なくとも1種の他の抗癌剤を更に含むコレステロール関連腫瘍の予防又は治療のための請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項93】
前記少なくとも1種の他の抗癌剤が、ステロイド性抗アンドロゲン、非ステロイド性抗アンドロゲン、エストロゲン、ジエチルスチルベステロール、結合型エストロゲン、選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)、タキサン、及びLHRH類縁物質からなる群から選択される請求項92に記載の薬学的製剤。
【請求項94】
前記非ステロイド性抗アンドロゲンが、フィナステライド、フルタミド、ビカルタミド及びニルタミドからなる群から選択される請求項93に記載の薬学的製剤。
【請求項95】
前記SERMが、タモキシフェン、ラロキシフェン、ドロロキシフェン、及びイドキシフェンからなる群から選択される請求項93に記載の薬学的製剤。
【請求項96】
前記タキサンが、パクリタキセル及びドセタキセルからなる群から選択される請求項93に記載の薬学的製剤。
【請求項97】
前記LHRH類縁物質が、酢酸ゴセレリン、及び酢酸ロイプロリドからなる群から選択される請求項93に記載の薬学的製剤。
【請求項98】
容器、使用説明書、及び請求項69に記載の薬学的製剤を含む製造品であって、その説明書が、アルツハイマー病の症状を予防、治療、又は改善すること;アミロイドβペプチドの産生を調節すること;血流及び/又は脳内のApoEイソ型4の量を調節すること;黄色腫の発生を予防又は低下すること;及びコレステロール関連腫瘍を予防又は治療すること;から選択される目的のための薬学的製剤の投与のためのものである製造品。
【請求項99】
少なくとも1種の抗高血圧性化合物を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項100】
前記抗高血圧性化合物がチアジド誘導体である請求項99に記載の薬学的製剤。
【請求項101】
前記チアジド誘導体が、ヒドロクロロチアジド、クロロチアジド、及びポリチアジドからなる群から選択される請求項100に記載の薬学的製剤。
【請求項102】
前記抗高血圧性化合物がβ−アドレナリン遮断薬である請求項99に記載の薬学的製剤。
【請求項103】
前記β−アドレナリン遮断薬が、アテノロール、メトプロロール、プロプラノロール、チモロール、カルベジロール、ナドロール、及びビソプロロールからなる群から選択される請求項102に記載の薬学的製剤。
【請求項104】
前記抗高血圧性化合物がカルシウムチャネル遮断薬である請求項99に記載の薬学的製剤。
【請求項105】
前記カルシウムチャネル遮断薬が、イスラジピン、ベラパミル、ニトレジピン、アムロジピン、ニフェジピン、ニカルジピン、イスラジピン、フェロジピン、ニソルジピン、及びジルチアゼムからなる群から選択される請求項104に記載の薬学的製剤。
【請求項106】
前記抗高血圧性化合物がアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤である請求項99に記載の薬学的製剤。
【請求項107】
前記アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤が、デラプリル、カプトプリル、エナラプリル、リシノプリル、キナプリル、ペリンドプリル、ベナゼプリル、トランドラプリル、フォシノプリル、ラミプリル、及びセラナプリルからなる群から選択される請求項106に記載の薬学的製剤。
【請求項108】
前記抗高血圧性化合物がアンジオテンシンII受容体拮抗剤である請求項99に記載の薬学的製剤。
【請求項109】
前記アンジオテンシンII受容体拮抗剤が、カンデサルタン、イルベサルタン、オルメサルタン、テルミサルタン、及びアプロサルタンからなる群から選択される請求項108に記載の薬学的製剤。
【請求項110】
請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を哺乳動物に投与することを含む脂質代謝異常を治療する方法。
【請求項111】
前記脂質代謝異常が高脂血症である請求項110に記載の方法。
【請求項112】
前記脂質代謝異常が動脈硬化症である請求項110に記載の方法。
【請求項113】
前記脂質代謝異常がシトステロール血症である請求項110に記載の方法。
【請求項114】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物のコレステロール吸収抑制有効量を投与することを含む哺乳動物の腸からのコレステロール吸収を抑制する方法。
【請求項115】
少なくとも1種の非コレステロールステロール又は5α−スタノールの血漿又は組織濃度を低下する方法であって、そのような治療を必要とする哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の有効量を投与することを含む方法。
【請求項116】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物のコレステロール低下有効量を投与することを含む、哺乳動物におけるLDLコレステロールの血漿又は血清濃度を低下する方法。
【請求項117】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物のコレステロール及びコレステロールエステル低下有効量を投与することを含む、哺乳動物の血漿又は血清中のコレステロール及びコレステロールエステル濃度を低下する方法。
【請求項118】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物のコレステロール糞便中排泄増加有効量を投与することを含む、哺乳動物におけるコレステロール糞便中排泄を増加する方法。
【請求項119】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を投与することを含む、コレステロール摂取抑制剤を必要とする哺乳動物における臨床症状の予防又は治療方法。
【請求項120】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の心臓血管疾患関連症状の低下有効量を投与することを含む、心臓血管疾患関連症状の発生を低下する方法。
【請求項121】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を投与することを含む、哺乳動物におけるC反応性タンパク質(CRP)の血漿又は血清濃度を低下する方法。
【請求項122】
血管炎症の存在又は血管炎症の可能性を示すC反応性タンパク質レベルを有する患者に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含む、患者における血管炎症を治療又は予防する方法。
【請求項123】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を投与することを含む、哺乳動物におけるトリグリセリドの血漿又は血清濃度を低下する方法。
【請求項124】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を投与することを含む、哺乳動物におけるHDLコレステロールの血漿又は血清濃度を低下する方法。
【請求項125】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を投与することを含む、哺乳動物におけるアポリポタンパク質Bの血漿又は血清濃度を低下する方法。
【請求項126】
HMG−CoA還元酵素阻害剤に関連する筋肉変性の副作用を予防し又は最小限に抑えながら少なくとも1種の血管病を治療する方法であって、前記方法が、少なくとも1種のHMG−CoA還元酵素阻害剤と併用して請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物を、それを必要とする患者に投与することを含む方法。
【請求項127】
患者の血流及び/又は脳内のApoEイソ型4の量を調節する方法であって、請求項1〜4、10〜16、22〜44、59又は64のいずれか一項に記載の少なくとも1種の化合物を含む組成物の有効量を、そのような治療を必要とする患者に投与する段階を含む方法。
【請求項128】
アルツハイマー病の症状を予防、治療、又は改善する方法であって、請求項1〜4、10〜16、22〜44、59又は64のいずれか一項に記載の化合物を含む組成物の有効量を、そのような治療を必要とする患者に投与する段階を含む方法。
【請求項129】
患者における少なくとも1種のアミロイドβペプチドの産生を調節するか又は患者の血流及び/又は脳内の少なくとも1種のアミロイドβペプチドのレベルを調節する方法であって、請求項1〜4、10〜16、22〜44、59又は64のいずれか一項に記載の少なくとも1種の化合物を含む組成物の有効量を、そのような治療を必要とする患者に投与する段階を含む方法。
【請求項130】
コレステロール関連腫瘍になる危険性があるか又は既にコレステロール関連腫瘍を示している患者に、請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を投与することを含むコレステロール関連腫瘍の予防又は治療の方法。
【請求項131】
コレステロール関連腫瘍が、良性前立腺肥大、良性乳房腫瘍、良性子宮内膜腫瘍、及び良性結腸腫瘍からなる群から選択される請求項130に記載のレステロール関連腫瘍の予防又は治療の方法。
【請求項132】
コレステロール関連腫瘍が、悪性前立腺腫瘍、乳癌腫瘍、子宮内膜癌腫瘍、及び結腸癌腫瘍からなる群から選択される請求項130に記載のレステロール関連腫瘍の予防又は治療の方法。
【請求項133】
コレステロール関連腫瘍になる危険性があるか又は既にコレステロール関連腫瘍を示している患者に、請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量及び少なくとも1種の他の抗癌剤を同時投与することを含むコレステロール関連腫瘍の予防又は治療の方法。
【請求項134】
コレステロール関連腫瘍の予防又は治療の方法であって、そのような予防又は治療を必要とする患者に、請求項69に記載の薬学的製剤を投与することを含む方法。
【請求項135】
患者における黄色腫の発生を予防又は低下する方法であって、そのような治療を必要とする患者に、請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の有効量を投与することを含む方法。
【請求項136】
一般式
【化42】
(式中、
Uは、(C2〜C6)アルキレン基であり、ここで、1個以上の−CH2−は、−S−、−S(O)−、−SO2−、−O−、−C(=O)−、−CHOH−、−NH−、CHF、CF2、−CH(O−低級アルキル)−、−CH(O−低級アシル)−、−CH(OSO3H)−、−CH(OPO3H2)−、−CH(OB(OH)2)−、又は−NOH−から選択される基で置き換えてもよく;
R1j及びR2jは、H、F及びClから独立に選択され;及び
R5jは、SO3H、PO3H2、糖及びグルクロニドから選択される)
で表される化合物。
【請求項137】
R1jがHである請求項136に記載の化合物。
【請求項138】
R2jがFである請求項136に記載の化合物。
【請求項1】
一般式
【化1】
(式中、
は、アリール又はヘテロアリール残基を表し;
Arは、アリール残基を表し;
R1は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3、4又は5個の残基を表し;
R2は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3、4又は5個の残基を表し;
R4は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3又は4個の残基を表し;
R5gは、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択されてArについた1、2、3、4又は5個の残基を表し;
Uは、(C2〜C6)−アルキレン基であり、ここで、1個以上の−CH2−は、−S−、−S(O)−、−SO2−、−O−、−C(=O)−、−CHOH−、−NH−、CHF、CF2、−CH(O−低級アルキル)−、−CH(O−低級アシル)−、−CH(OSO3H)−、−CH(OPO3H2)−、−CH(OB(OH)2)−、又は−NOH−から選択される基で置き換えてもよいが;
但し、
(1)R4及びR5gのいずれも−OH、アミノ基、低級アルキル基、O−低級アルキル、アルコキシカルボニル基、−B(OH)2、−PO3H2又は−SO3Hを含まない場合、R5gは−CN;2,5−ジメトキシ基;2,6−ジメトキシ基又はハロゲン原子であることができず;
(2)
が2,5−チエニル残基を表す場合、R5gは2−ヒドロキシ基であることはできず;
(3)Uにおいて隣接する−CH2−残基を、−S−、−S(O)−、−SO2−又は−O−で置き換えることはできず;及び
(4)Uにおいて−S−、−S(O)−、−SO2−、−O−及び−NH−残基は、1個の炭素原子によってのみ隔てられることはできない)
で表される化合物。
【請求項2】
一般式
【化2】
(式中、
は、アリール又はヘテロアリール残基を表し;
Arは、アリール残基を表し;
R1は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3、4又は5個の残基を表し;
R2は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3、4又は5個の残基を表し;
R4は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3又は4個の残基を表し;
R5gは、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択されてArについた1個から5個までの残基を表し;
Uaは、(C2〜C6)−アルキレン基であり、ここで、1個以上の−CH2−は、−S−、−S(O)−、−SO2−、−O−、−C(=O)−、−CHOH−、−NH−、CHF、CF2、−CH(O−低級アルキル)−、−CH(O−低級アシル)−、−CH(OSO3H)−、−CH(OPO3H2)−、−CH(OB(OH)2)−、又は−NOH−から選択される基で置き換えてもよいが;
但し、
(1)R4及びR5gのいずれも−OH、アミノ基、低級アルキル基、O−低級アルキル、アルコキシカルボニル基、−B(OH)2、−PO3H2又は−SO3Hを含まない場合、R5gは−CN;2,5−ジメトキシ基;2,6−ジメトキシ基又はハロゲン原子であることができず;
(2)
が2,5−チエニル残基を表す場合、R5gは2−ヒドロキシ基であることはできず;
(3)Uaにおいて隣接する−CH2−残基を、−S−、−S(O)−、−SO2−又は−O−で置き換えることはできず;及び
(4)Uaにおいて−S−、−S(O)−、−SO2−、−O−及び−NH−残基は、1個の炭素原子によってのみ隔てられることはできず;
(5)−CH2CH2CH(OH)−において鎖列の左端がアゼチジノン環に付く点であり鎖列の右端がフェニル環に付く点である場合、Uaは−CH2CH2CH(OH)−であることができない)
で表される化合物。
【請求項3】
一般式
【化3】
(式中、
は、アリール又はヘテロアリール残基を表し;
Arは、アリール残基を表し;
R1は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3、4又は5個の残基を表し;
R2は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3、4又は5個の残基を表し;
R4fは、−OH、−SH又はB(OH)2であり;
R5hは、水素原子、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−SH、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、カルボキシアルキル基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、−PO3H2、−SO3H、−B(OH)2、糖、ポリオール、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択されてArについた1、2、3、4又は5個の残基を表し;
Uは、(C2〜C6)−アルキレン基であり、ここで、1個以上の−CH2−は、−S−、−S(O)−、−SO2−、−O−、−C(=O)−、−CHOH−、−NH−、CHF、CF2、−CH(O−低級アルキル)−、−CH(O−低級アシル)−、−CH(OSO3H)−、−CH(OPO3H2)−、−CH(OB(OH)2)−、又は−NOH−から選択される基で置き換えてもよいが;
但し、
(1)Uにおいて隣接する−CH2−残基を、−S−、−S(O)−、−SO2−又は−O−で置き換えることはできず;
(2)Uにおいて−S−、−S(O)−、−SO2−、−O−及び−NH−残基が、1個の炭素原子によってのみ隔てられることはできない)
で表される化合物。
【請求項4】
Uaが、−SCH2CH2−、−S(O)CH2CH2−、−S(O)CH2CH(OH)−、−SCH2C(=O)−、−SCH2CH(OH)−、−CH(OH)CH2CH2−、−CH(OH)CH2CH(OH)−、−(CH2)3CH(OH)−及び−(CH2)4−から選択され、ここで、鎖列の左端はアゼチジノン環に付く点であり、鎖列の右端はフェニル環に付く点である請求項2に記載の化合物。
【請求項5】
Uが、−CH2CH2CH(OH)−、−SCH2CH2−、−S(O)CH2CH2−、−S(O)CH2CH(OH)−、−SCH2C(=O)−、−SCH2CH(OH)−、−CH(OH)CH2CH2−、−CH(OH)CH2CH(OH)−、−(CH2)3CH(OH)−及び−(CH2)4−から選択され、ここで、鎖列の左端はアゼチジノン環に付く点であり、鎖列の右端はフェニル環に付く点である請求項1又は3に記載の化合物。
【請求項6】
Uが−CH2CH2CH(OH)−である請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
R1が1又は2個の残基を表し;
R2が1又は2個の残基を表し;
R4が1又は2個の残基を表し;及び
R5が1又は2個の残基を表す
請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項8】
R1が1個の残基を表し;
R2が1個の残基を表し;
R4が1個の残基を表し;及び
R5が1個の残基を表す
請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
一般式
【化4】
(式中、R1及びR2は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、ヒドロキシアミジノ基、グアニジノ基、ジアルキルグアニジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、糖、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1又は2個の残基を表し;
R3は、H、−OH、フルオロ基、−O−低級アルキル及び−O−アシルから選択され;
R4は、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、糖、グルクロニド及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3又は4個の残基を表し;
R5fは、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、糖、グルクロニド、糖カルバメート及び−N+R6R7R8X−から独立に選択される1個から5個までの残基を表し;
R6は、C1〜C20炭化水素基であるか又はR7と5〜7員環を形成し;
R7は、アルキル基であるか又はR6と5〜7員環を形成し;
R8は、アルキル基であるか又はR6若しくはR7と一緒に第二の5〜7員環を形成し;及び
Xはアニオンである)
で表される化合物。
【請求項10】
一般式
【化5】
(式中、
R2aは、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基及びベンジルオキシ基から独立に選択される1又は2個の残基を表し;
R3は、H、−OH、フルオロ基、−O−低級アルキル及び−O−アシルから選択され;
R1a、R4a及びR5aのうちの一つは−Q−A−N+R9R10R11X−であり、
及びR1a、R4a及びR5aのうちの他の二つは、水素原子、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基及びベンジルオキシ基から独立に選択され;
Qは、直接結合、−O−、−S−、−NH−、−CH2O−、−CH2NH−、−C(=O)−、−CONH−、−NHCO−、−CH2NH(C=O)−、−O(C=O)−、−(C=O)O−、−NHCONH−、−OCONH−及び−NHCOO−から選択され;
Aは、C2〜C20炭化水素基、置換した炭素数2〜20のアルキル基、置換したアリール基、置換したアリールアルキル基、及び炭素数4〜50のオキサアルキル基であり;Qが直接結合、−C(=O)−又は−O(C=O)−である場合、Aは更にメチレン基であってもよく;
R9は、C1〜C20炭化水素基であるか又はA若しくはR10と5〜7員環を形成し;
R10は、アルキル基であるか、Aと二重結合を形成するか、又はR9と5〜7員環を形成し;
R11は、アルキル基であるか又はR10若しくはR9と一緒に第二の5〜7員環を形成し;及び
Xはアニオンである)
で表される化合物。
【請求項11】
一般式
【化6】
(式中、
R2bは、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基及びベンジルオキシ基から独立に選択される1又は2個の残基を表し;
R3は、H、−OH、フルオロ基、−O−低級アルキル及び−O−アシルから選択され;
R1b、R4b及びR5bのうちの一つはR12であり、R1b、R4b及びR5bのうちの他の二つは、水素原子、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、糖、グルクロニド、及び糖カルバメートから独立に選択され;
R6aはC1〜C20炭化水素基であり;
R7aはアルキル基であり;
R8aはアルキル基であり;
R12は(C0〜C30)アルキレン−Gnであり、ここで、前記アルキレン中の1個以上の−CH2−残基は、−S−、−SO−、−SO2−、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−N(フェニル)−、−N(アルキルフェニル)−、−N+(アルキル)2−、−N+(フェニル)2−、−N+(アルキルフェニル)2−、−C(=O)−、−C(=S)−、CH=CH−、−C=C−、フェニレン基又は−N[(C=O)アルキレンCOOH]−で置き換えてもよく;
Gは、−SO3H、−PO3H2、−O−PO3H2、−COOH、−C(N=H)NH2、ポリオール、糖、グルクロニド、糖カルバメート、−N+R6aR7aR8aX−及び単環式若しくは二環式トリアルキルアンモニウムアルキル残基から選択され;
nは1、2、3、4又は5であり、及び
Xはアニオンである)
で表される化合物。
【請求項12】
一般式
【化7】
(式中、
R1c及びR2cは、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、ヒドロキシアミジノ基、グアニジノ基、ジアルキルグアニジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、グルクロニド、及び糖カルバメートから独立に選択される1又は2個の残基を表し;
R3は、H、−OH、フルオロ基、−O−低級アルキル及び−O−アシルから選択され;
R4cは、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、グルクロニド、及び糖カルバメートから独立に選択される1、2、3又は4個の残基を表し;
R5fは、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、糖、グルクロニド、糖カルバメート及び−N+R6R7R8X−から独立に選択される1、2、3、4又は5個の残基を表し;
R6は、C1〜C20炭化水素基であるか又はR7と5〜7員環を形成し;
R7は、アルキル基であるか又はR6と5〜7員環を形成し;
R8は、アルキル基であるか又はR6若しくはR7と一緒に第二の5〜7員環を形成し;及び
Xはアニオンである)
で表される化合物。
【請求項13】
一般式
【化8】
(式中、
R1a、R2a及びR4aは各々、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基及びベンジルオキシ基から独立に選択される1又は2個の残基を表し;
R3は、H、−OH、フルオロ基、−O−低級アルキル及び−O−アシルから選択され;
R5cは−Q−A−N+R9R10R11X−であり;
Qは、直接結合、−O−、−S−、−NH−、−CH2O−、−CH2NH−、−C(=O)−、−CONH−、−NHCO−、−CH2NH(C=O)−、−O(C=O)−、−(C=O)O−、−NHCONH−、−OCONH−及び−NHCOO−から選択され;
Aは、C2〜C20炭化水素基、置換した炭素数2〜20のアルキル基、置換したアリール基、置換したアリールアルキル基、及び炭素数4〜50のオキサアルキル基であり;及び、Qが直接結合、−C(=O)−又は−O(C=O)−である場合、Aは更にメチレン基であってもよく;
R9は、C1〜C20炭化水素基であるか又はA若しくはR10と5〜7員環を形成し;
R10は、アルキル基であるか、Aと二重結合を形成するか、又はR9と5〜7員環を形成し;
R11は、アルキル基であるか又はR10若しくはR9と一緒に第二の5〜7員環を形成し;及び
Xはアニオンである)
で表される化合物。
【請求項14】
一般式
【化9】
(式中、
R2bは、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基及びベンジルオキシ基から独立に選択される1又は2個の残基を表し;
R3は、H、−OH、フルオロ基、−O−低級アルキル及び−O−アシルから選択され;
R1d、R4d及びR5dのうちの一つはR12aであり、R1d、R4d及びR5dのうちの他の二つは、水素原子、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基及びR12aから独立に選択され;
R6aはC1〜C20炭化水素基であり;
R7aはアルキル基であり;
R8aはアルキル基であり;
R12aは、
【化10】
であるか、又は、R5dがR12aである場合、R12aは更に(C0〜C30)アルキレン−Gnであってもよく、ここで、前記アルキレン中の1個以上の−CH2−残基は、−S−、−SO−、−SO2−、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−N(フェニル)−、−N(アルキルフェニル)−、−N+(アルキル)2−、−N+(フェニル)2−、−N+(アルキルフェニル)2−、−C(=O)−、−C(=S)−、CH=CH−、−C=C−、フェニレン基又は−N[(C=O)アルキレンCOOH]−で置き換えてもよく;
Gは、−SO3H、−PO3H2、−O−PO3H2、−COOH、−C(N=H)NH2、ポリオール、糖、グルクロニド、糖カルバメート、−N+R6aR7aR8aX−及び単環式若しくは二環式トリアルキルアンモニウムアルキル残基から選択され;
R13は、直接結合、−C=C−、−OCH2、−C(=O)−及び−CHOH−から選択され;
R14は、−OH及び−OC(=O)アルキルから選択され;
R15は、−CH2OH、−CH2OC(=O)アルキル及び−COOアルキルから選択され;
jは1、2、3、4又は5であり;
kは0、1、2、3、4又は5であり;
nは1、2、3、4又は5であり;及び
Xはアニオンである)
で表される化合物。
【請求項15】
一般式
【化11】
(式中、
R1e、R2a及びR4eは各々、H、ハロゲン原子、−OH、低級アルキル基、OCF2H、OCF3、CF2H、CH2F、−O−低級アルキル、メチレンジオキシ基、ヒドロキシ低級アルキル基、−CN、CF3、ニトロ基、−S−低級アルキル、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、アミノスルホニル基、アルキルアミノスルホニル基、ジアルキルアミノスルホニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アシル基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキサミド基、アルキルスルホキシド基、アシルアミノ基、アミジノ基、フェニル基、ベンジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基から独立に選択される1又は2個の残基を表し;
R3は、H、−OH、フルオロ基、−O−低級アルキル及び−O−アシルから選択され;
R5eは、
【化12】
及び(C0〜C30)アルキレン−Gnから選択され、ここで、前記アルキレン中の1個以上の−CH2−残基は、−S−、−SO−、−SO2−、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−N(フェニル)−、−N(アルキルフェニル)−、−N+(アルキル)2−、−N+(フェニル)2−、−N+(アルキルフェニル)2−、−C(=O)−、−C(=S)−、CH=CH−、−C=C−、フェニレン基又は−N[(C=O)アルキレンCOOH]−で置き換えてもよく;
Gは、−SO3H、−P(O)OH2、−OP(O)OH2、−COOH、−C(N=H)NH2、ポリオール、糖、グルクロニド、糖カルバメート、−N+R6aR7aR8aX−及び単環式若しくは二環式トリアルキルアンモニウムアルキル残基から選択され;
R6aはC1〜C20炭化水素基であり;
R7aはアルキル基であり;
R8aはアルキル基であり;
R13は、直接結合、−C=C−、−OCH2、−C(=O)−及び−CHOH−から選択され;
R14は、−OH及び−OC(=O)アルキルから選択され;
R15は、−CH2OH、−CH2OC(=O)アルキル及び−COOアルキルから選択され;
jは1、2、3、4又は5であり;
kは0、1、2、3、4又は5であり;及び
Xはアニオンである)
で表される化合物。
【請求項16】
R1、R2及びR4がH、ハロゲン原子、−OH、及びメトキシ基から選択される請求項1、2、4又は9〜15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項17】
R1、R2、R4及びR5のうちの少なくとも1個が、糖、グルクロニド及び糖カルバメートから選択される請求項1〜4、9、11又は15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項18】
R1、R2、R4及びR5のうちの少なくとも1個が、SO3H及びPO3H2から選択される請求項1〜4、9、11又は15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項19】
R3が水素原子及びヒドロキシ基から選択される請求項9〜15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項20】
R4が水素原子である請求項1、2、4又は9〜15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項21】
R4がOHである請求項1、2、4又は9〜15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項22】
R5が、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、低級アルキル基、−O−低級アルキル、CF3、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、ヒドロキシメチル基、ホルミル基、シアノ基、N,N−ジメチルスルホンアミド基、カルボキシ基、ニトロ基、アセトアミド基、ジアルキルアミノ基、メチルチオ基、ビニル基、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、カルボキシメチル基、−PO3H2、メルカプト基、−SO3H、−B(OH)2、トリアルキルアンモニウムカチオン、糖及びグルクロニドから選択される請求項1〜4又は9〜15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項23】
一般式
【化13】
で表される請求項1、2又は3のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項24】
一般式
【化14】
で表される請求項23に記載の化合物。
【請求項25】
一般式
【化15】
で表される請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
一般式
【化16】
で表される請求項24に記載の化合物。
【請求項27】
一般式
【化17】
で表される請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
R1がHである請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
一般式
【化18】
(式中、
R1i及びR2iは、H、F、Cl、CH3、CN、OCH3、OCF3、OCF2H、CF3、CF2H、及びCH2Fから独立に選択され;
R4iは、H、F、Cl、CH3、OCH3、OH、B(OH)2、及びSHから選択され;及び
R5iは、OH、SO3H、PO3H2、CH2OH、COOH、CHO及び糖から選択される)
で表される化合物。
【請求項30】
一般式
【化19】
で表されるR5iが−OHである請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
一般式
【化20】
で表されるR5iが−SO3Hである請求項29に記載の化合物。
【請求項32】
一般式
【化21】
で表されるR5iが−PO3H2である請求項29に記載の化合物。
【請求項33】
一般式
【化22】
で表されるR5iがD−グルシトールである請求項29に記載の化合物。
【請求項34】
一般式
【化23】
で表されるR5iが−OHである請求項30に記載の化合物。
【請求項35】
一般式
【化24】
で表されるR5iが−SO3Hである請求項31に記載の化合物。
【請求項36】
一般式
【化25】
で表されるR5iが−PO3H2である請求項32に記載の化合物。
【請求項37】
一般式
【化26】
で表されるR5iがD−グルシトールである請求項33に記載の化合物。
【請求項38】
一般式
【化27】
で表されるR5iが−OHである請求項34に記載の化合物。
【請求項39】
一般式
【化28】
で表されるR5iが−OHである請求項34に記載の化合物。
【請求項40】
一般式
【化29】
で表されるR5iが−SO3Hである請求項35に記載の化合物。
【請求項41】
一般式
【化30】
で表されるR5iが−SO3Hである請求項35に記載の化合物。
【請求項42】
一般式
【化31】
で表されるR5iが−PO3H2である請求項36に記載の化合物。
【請求項43】
一般式
【化32】
で表されるR5iが−PO3H2である請求項36に記載の化合物。
【請求項44】
一般式
【化33】
で表されるR5iがD−グルシトールである請求項37に記載の化合物。
【請求項45】
一般式
【化34】
で表されるR5iがD−グルシトールである請求項37に記載の化合物。
【請求項46】
R4iがOHである請求項29〜45のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項47】
R4iがアゼチジン環に対してオルト位にある請求項46に記載の化合物。
【請求項48】
R5iがオルト置換基である請求項29〜45のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項49】
R5iがメタ置換基である請求項29〜45のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項50】
R5iがパラ置換基である請求項29〜45のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項51】
R1i及びR2iがH、Cl及びFから選択される請求項29〜45のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項52】
R1iがHである請求項51に記載の化合物。
【請求項53】
糖がD−グルシトールである請求項29に記載の化合物。
【請求項54】
一般式
【化35】
で表される請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項55】
R1がH又は4−フルオロ基であり;
R2が4−フルオロ基であり;及び
R4がH又はヒドロキシ基である請求項1、2、3、又は29のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項56】
R1、R4及びR5のうちの1個が−Q−A−N+R9R10R11X−であり、−Q−A−が(C2〜C20炭化水素基)、−O−(C2〜C20炭化水素)、−NH(C2〜C20炭化水素)、−NHCO(C2〜C20炭化水素)、及び炭素数4〜20のオキサアルキル基から選択されるものであり;R9が低級アルキル基若しくはベンジル基であり、並びにR10及びR11が低級アルキル基であるか、又はR9、R10及びR11がひとまとめになって、ジアザビシクロオクタン・クオート(quat):
【化36】
を形成するか、
若しくはR9、R10及びR11がひとまとめになって、キヌクリジニウム・クオート(quat):
【化37】
を形成するものである請求項10又は13に記載の化合物。
【請求項57】
一般式
【化38】
(式中、
R1及びR2は、H、ハロゲン原子、−OH、及びメトキシ基から選択され;
R3は、水素原子及びヒドロキシ基から選択され;及び
R5は、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、低級アルキル基、−O−低級アルキル、CF3、アルキルスルホニル基及びアリールスルホニル基から選択される)
で表される請求項1、2、9又は12のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項58】
一般式
【化39】
(式中、
R1及びR2は、H、ハロゲン原子、−OH、及びメトキシ基から選択され;
R3は、水素原子及びヒドロキシ基から選択され;及び
R5は、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、低級アルキル基、−O−低級アルキル、CF3、アルキルスルホニル基及びアリールスルホニル基から選択される)
で表される請求項1、2、9又は12のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項59】
一般式
【化40】
で表される請求項58に記載の化合物。
【請求項60】
一般式
【化41】
で表される請求項59に記載の化合物。
【請求項61】
R1bがR12であり;
R2b及びR4bが、H、ハロゲン原子、−OH、及びメトキシ基から選択され;
R12が(C6〜C20)アルキレン−Gであり、ここで、前記アルキレン中の1個以上の−CH2−残基は、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−C(=O)−又は−CH=CH−で置き換えてもよく;及び
Gは、−SO3H、−PO3H2、ポリオール、及び糖から選択されるものである請求項11に記載の化合物。
【請求項62】
R5がR12であり;
R1、R2及びR4が、H、ハロゲン原子、−OH、及びメトキシ基から選択され;
R12が(C6〜C20)アルキレン−Gであり、ここで、前記アルキレン中の1個以上の−CH2−残基は、−O−、−NH−、−N(アルキル)−、−C(=O)−又は−CH=CH−で置き換えてもよく;及び
Gは、−SO3H、−PO3H2、ポリオール、及び糖から選択されるものである請求項11、14又は15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項63】
アゼチジン−2−オンの位置番号3及び4につく置換基がcis相対配置にある請求項1〜4、8〜15及び29〜45のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項64】
アゼチジン−2−オンの位置番号3及び4につく置換基がtrans相対配置にある請求項1〜4、8〜15及び29〜45のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項65】
アゼチジン−2−オンの位置番号3につく置換基がR絶対配置であり、アゼチジン−2−オンの位置番号4につく置換基がS絶対配置である請求項64に記載の化合物。
【請求項66】
Uが(C2〜C6)−アルキレン基であり、ここで、1個以上の−CH2−を−CHOH−で置き換えるものである請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項67】
以下の化合物からなる群から選択される化合物:
(1)(1R)−1,5−アンヒドロ−1−(4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−4−イル)−L−グルシトール、
(2)(1S)−1,5−アンヒドロ−1−(4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)−L−グルシトール、
(3)(1S)−1,5−アンヒドロ−1−(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−3−イル)−D−グルシトール、
(4)(1S)−1,5−アンヒドロ−1−(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−4−イル)−D−グルシトール、
(5)(1S)−1,5−アンヒドロ−1−(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)−D−グルシトール、
(6)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(2’,3’,4’−トリメトキシビフェニル−4−イル)アゼチジン−2−オン、
(7)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(3’−ヒドロキシビフェニル−4−イル)アゼチジン−2−オン、
(8)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(3’−メルカプトビフェニル−4−イル)アゼチジン−2−オン、
(9)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(3’−メトキシビフェニル−4−イル)アゼチジン−2−オン、
(10)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(3’−ニトロビフェニル−4−イル)アゼチジン−2−オン、
(11)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(4’−ヒドロキシ−3’−メトキシビフェニル−4−イル)アゼチジン−2−オン、
(12)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(4’−ビニルビフェニル−4−イル)アゼチジン−2−オン、
(13)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−[3’−(ヒドロキシメチル)ビフェニル−4−イル]アゼチジン−2−オン、
(14)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−[3’−(メチルスルホニル)ビフェニル−4−イル]アゼチジン−2−オン、
(15)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−[4−(2−ナフチル)フェニル]アゼチジン−2−オン、
(16)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−[4’−(ヒドロキシメチル)ビフェニル−4−イル]アゼチジン−2−オン、
(17)(3R,4S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−[4’−(メチルスルホニル)ビフェニル−4−イル]アゼチジン−2−オン、
(18)(3R,4S)−1−ビフェニル−4−イル−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(3’−ヒドロキシビフェニル−4−イル)アゼチジン−2−オン、
(19)(3R,4S)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−(3’−ヒドロキシビフェニル−4−イル)−1−フェニルアゼチジン−2−オン、
(20)(3R,4S)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−[3−ヒドロキシ−3’−(メチルスルホニル)ビフェニル−4−イル]−1−フェニルアゼチジン−2−オン、
(21)(3R,4S)−4−(2’,3’−ジフルオロビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(22)(3R,4S)−4−(2’,4’−ジヒドロキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(23)(3R,4S)−4−(2’−ブロモ−5’−ヒドロキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(24)(3R,4S)−4−(3,3’−ジヒドロキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(25)(3R,4S)−4−(3,3’−ジヒドロキシビフェニル−4−イル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−1−フェニルアゼチジン−2−オン、
(26)(3R,4S)−4−(3,4’−ジヒドロキシビフェニル−4−イル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−1−フェニルアゼチジン−2−オン、
(27)(3R,4S)−4−(3’,5’−ジヒドロキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(28)(3R,4S)−4−(3’,5’−ジメトキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(29)(3R,4S)−4−(3’−ブトキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(30)(3R,4S)−4−(3’−エトキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(31)(3R,4S)−4−(3’−フルオロ−5’−ヒドロキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(32)(3R,4S)−4−(3’−フルオロ−5’−メトキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(33)(3R,4S)−4−(4’−アミノビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(34)(3R,4S)−4−(4’−エトキシビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(35)(3R,4S)−4−[4−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)フェニル]−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(36)(3R,4S)−4−(4’−(ジメチルアミノ)ビフェニル−4−イル)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]アゼチジン−2−オン、
(37)(4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)ボロン酸、
(38)(4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)ホスホン酸、
(39)(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−3−イル)ホスホン酸、
(40)(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)ボロン酸、
(41)(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)ホスホン酸、
(42)(6R)−6−C−(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−3−イル)−D−グルコピラノース、
(43)(6R)−6−C−(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)−D−グルコピラノース、
(44)(6S)−6−C−(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−3−イル)−D−グルシトール、
(45)(6S)−6−C−(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−3−イル)−D−グルコピラノース、
(46)(6S)−6−C−(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)−D−グルコピラノース、
(47)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}−3−ヒドロキシビフェニル−4−カルボン酸、
(48)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}−4−ヒドロキシビフェニル−3−カルボン酸、
(49)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}−5−ヒドロキシビフェニル−2−カルバルデヒド、
(50)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−カルバルデヒド、
(51)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−カルボン酸、
(52)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−スルホン酸、
(53)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イルβ−L−グルコピラノシド、
(54)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イルβ−L−グルコピラノシドウロン酸、
(55)4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−4−カルボン酸、
(56)4’−{(2S,3R)−3−[3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−3−スルホン酸、
(57)6−O−(4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)−D−グルシトール、
(58)6−O−(4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)−D−グルコピラノース、
(59)メチル4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−4−カルボキシレート、
(60)メチル6−O−(4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)−a−D−グルコピラノシド、
(61)N−(4’−{(2S,3R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソアゼチジン−2−イル}ビフェニル−3−イル)アセトアミド、
(62)(4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−4−イル)ホスホン酸、
(63)4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−4−スルホン酸;及び
(64)4’−{(2S,3R)−3−[(3S)−3−(4−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシプロピル]−4−オキソ−1−フェニルアゼチジン−2−イル}−3’−ヒドロキシビフェニル−4−スルホン酸ナトリウム。
【請求項68】
Xが薬学的に許容可能なアニオンである請求項9〜15のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項69】
請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物及び薬学的に許容可能な担体を含む薬学的製剤。
【請求項70】
コレステロール生合成阻害剤を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項71】
前記コレステロール生合成阻害剤がHMG−CoA還元酵素阻害剤である請求項70に記載の薬学的製剤。
【請求項72】
前記HMG−CoA還元酵素阻害剤が、ロバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチン、メバスタチン、アトルバスタチン、セリバスタチン、ピタバスタチン、フルバスタチン、ベルバスタチン、クリルバスタチン、カルバスタチン、リバスタチン、シリバスタチン、グレンバスタチン及びダルバスタチンからなる群から選択される請求項71に記載の薬学的製剤。
【請求項73】
少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤(sequestrant)を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項74】
前記少なくとも1種の胆汁酸捕捉剤(sequestrant)が、コレスチラミン、コレスチポール、塩酸コレセベラム及びその混合物からなる群から選択される請求項73に記載の薬学的製剤。
【請求項75】
ニコチン酸、ニセリトール、ニコフラノース、アシピモックス及びその混合物からなる群から選択される少なくとも1種のニコチン酸又はその誘導体を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項76】
少なくとも1種のペルオキシゾーム増殖因子アクチベータ受容体α作用剤を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項77】
前記ペルオキシゾーム増殖因子アクチベータ受容体α作用剤がフィブリン酸誘導体である請求項76に記載の薬学的製剤。
【請求項78】
前記フィブリン酸誘導体が、フェノフィブレート、クロフィブレート、ゲムフィブロジル、シプロフィブレート、ベザフィブレート、クリノフィブレート、ビニフィブレート、リフィブロール及びその混合物かならなる群から選択される請求項77に記載の薬学的製剤。
【請求項79】
少なくとも1種のコレステロールエステル転送タンパク(CETP)阻害剤を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項80】
少なくとも1種の肥満症制御薬を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項81】
少なくとも1種のアシルCoAコレステロールアシルトランスフェラーゼ(ACAT)阻害剤を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項82】
少なくとも1種の血糖降下剤を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項83】
前記少なくとも1種の血糖降下剤がペルオキシゾーム増殖因子アクチベータ受容体γ作用剤である請求項82に記載の薬学的製剤。
【請求項84】
前記ペルオキシゾーム増殖因子アクチベータ受容体γ作用剤が、ロシグリタゾン、ピオグリタゾン、又はシグリタゾンからなる群から選択される請求項83に記載の薬学的製剤。
【請求項85】
前記少なくとも1種の血糖降下剤が内因性肝臓グルコース産生減少剤である請求項82に記載の薬学的製剤。
【請求項86】
その減少剤がメトホルミン又はフェンホルミンである請求項85に記載の薬学的製剤。
【請求項87】
前記少なくとも1種の血糖降下剤が膵臓からのインシュリン放出増進剤である請求項82に記載の薬学的製剤。
【請求項88】
前記増進剤が、カルブタミド、トルブタミド、アセトヘキサミド、トラザミド、クロルプロパミド、グリブリド[グリベンクラミド]、グリピジド、又はグリクラジドである請求項87に記載の薬学的製剤。
【請求項89】
少なくとも1種の抗酸化剤を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項90】
前記抗酸化剤がプロブコール又はAGI−1067である請求項89に記載の薬学的製剤。
【請求項91】
容器、使用説明書、及び請求項69に記載の薬学的製剤を含む製造品であって、その説明書が、脂質代謝異常の予防又は治療;少なくとも1種の非コレステロールステロール又は5α−スタノールの血漿又は組織濃度を低下すること;LDLコレステロールの血漿又は血清濃度を低下すること;血漿又は血清中のコレステロール及びコレステロールエステル濃度を低下すること;コレステロールの糞便中排泄を増加すること;冠状動脈性心臓疾患関連症状発生を低下すること;C反応性タンパク質(CRP)の血漿又は血清濃度を低下すること;血管炎症を治療又は予防すること;トリグリセリドの血漿又は血清濃度を低下すること;HDLコレステロールの血漿又は血清濃度を増加すること;アポリポタンパク質Bの血漿又は血清濃度を低下すること;から選択される目的のための薬学的製剤の投与のためのものである製造品。
【請求項92】
少なくとも1種の他の抗癌剤を更に含むコレステロール関連腫瘍の予防又は治療のための請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項93】
前記少なくとも1種の他の抗癌剤が、ステロイド性抗アンドロゲン、非ステロイド性抗アンドロゲン、エストロゲン、ジエチルスチルベステロール、結合型エストロゲン、選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)、タキサン、及びLHRH類縁物質からなる群から選択される請求項92に記載の薬学的製剤。
【請求項94】
前記非ステロイド性抗アンドロゲンが、フィナステライド、フルタミド、ビカルタミド及びニルタミドからなる群から選択される請求項93に記載の薬学的製剤。
【請求項95】
前記SERMが、タモキシフェン、ラロキシフェン、ドロロキシフェン、及びイドキシフェンからなる群から選択される請求項93に記載の薬学的製剤。
【請求項96】
前記タキサンが、パクリタキセル及びドセタキセルからなる群から選択される請求項93に記載の薬学的製剤。
【請求項97】
前記LHRH類縁物質が、酢酸ゴセレリン、及び酢酸ロイプロリドからなる群から選択される請求項93に記載の薬学的製剤。
【請求項98】
容器、使用説明書、及び請求項69に記載の薬学的製剤を含む製造品であって、その説明書が、アルツハイマー病の症状を予防、治療、又は改善すること;アミロイドβペプチドの産生を調節すること;血流及び/又は脳内のApoEイソ型4の量を調節すること;黄色腫の発生を予防又は低下すること;及びコレステロール関連腫瘍を予防又は治療すること;から選択される目的のための薬学的製剤の投与のためのものである製造品。
【請求項99】
少なくとも1種の抗高血圧性化合物を更に含む請求項69に記載の薬学的製剤。
【請求項100】
前記抗高血圧性化合物がチアジド誘導体である請求項99に記載の薬学的製剤。
【請求項101】
前記チアジド誘導体が、ヒドロクロロチアジド、クロロチアジド、及びポリチアジドからなる群から選択される請求項100に記載の薬学的製剤。
【請求項102】
前記抗高血圧性化合物がβ−アドレナリン遮断薬である請求項99に記載の薬学的製剤。
【請求項103】
前記β−アドレナリン遮断薬が、アテノロール、メトプロロール、プロプラノロール、チモロール、カルベジロール、ナドロール、及びビソプロロールからなる群から選択される請求項102に記載の薬学的製剤。
【請求項104】
前記抗高血圧性化合物がカルシウムチャネル遮断薬である請求項99に記載の薬学的製剤。
【請求項105】
前記カルシウムチャネル遮断薬が、イスラジピン、ベラパミル、ニトレジピン、アムロジピン、ニフェジピン、ニカルジピン、イスラジピン、フェロジピン、ニソルジピン、及びジルチアゼムからなる群から選択される請求項104に記載の薬学的製剤。
【請求項106】
前記抗高血圧性化合物がアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤である請求項99に記載の薬学的製剤。
【請求項107】
前記アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤が、デラプリル、カプトプリル、エナラプリル、リシノプリル、キナプリル、ペリンドプリル、ベナゼプリル、トランドラプリル、フォシノプリル、ラミプリル、及びセラナプリルからなる群から選択される請求項106に記載の薬学的製剤。
【請求項108】
前記抗高血圧性化合物がアンジオテンシンII受容体拮抗剤である請求項99に記載の薬学的製剤。
【請求項109】
前記アンジオテンシンII受容体拮抗剤が、カンデサルタン、イルベサルタン、オルメサルタン、テルミサルタン、及びアプロサルタンからなる群から選択される請求項108に記載の薬学的製剤。
【請求項110】
請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を哺乳動物に投与することを含む脂質代謝異常を治療する方法。
【請求項111】
前記脂質代謝異常が高脂血症である請求項110に記載の方法。
【請求項112】
前記脂質代謝異常が動脈硬化症である請求項110に記載の方法。
【請求項113】
前記脂質代謝異常がシトステロール血症である請求項110に記載の方法。
【請求項114】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物のコレステロール吸収抑制有効量を投与することを含む哺乳動物の腸からのコレステロール吸収を抑制する方法。
【請求項115】
少なくとも1種の非コレステロールステロール又は5α−スタノールの血漿又は組織濃度を低下する方法であって、そのような治療を必要とする哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の有効量を投与することを含む方法。
【請求項116】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物のコレステロール低下有効量を投与することを含む、哺乳動物におけるLDLコレステロールの血漿又は血清濃度を低下する方法。
【請求項117】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物のコレステロール及びコレステロールエステル低下有効量を投与することを含む、哺乳動物の血漿又は血清中のコレステロール及びコレステロールエステル濃度を低下する方法。
【請求項118】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物のコレステロール糞便中排泄増加有効量を投与することを含む、哺乳動物におけるコレステロール糞便中排泄を増加する方法。
【請求項119】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を投与することを含む、コレステロール摂取抑制剤を必要とする哺乳動物における臨床症状の予防又は治療方法。
【請求項120】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の心臓血管疾患関連症状の低下有効量を投与することを含む、心臓血管疾患関連症状の発生を低下する方法。
【請求項121】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を投与することを含む、哺乳動物におけるC反応性タンパク質(CRP)の血漿又は血清濃度を低下する方法。
【請求項122】
血管炎症の存在又は血管炎症の可能性を示すC反応性タンパク質レベルを有する患者に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含む、患者における血管炎症を治療又は予防する方法。
【請求項123】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を投与することを含む、哺乳動物におけるトリグリセリドの血漿又は血清濃度を低下する方法。
【請求項124】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を投与することを含む、哺乳動物におけるHDLコレステロールの血漿又は血清濃度を低下する方法。
【請求項125】
哺乳動物に請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を投与することを含む、哺乳動物におけるアポリポタンパク質Bの血漿又は血清濃度を低下する方法。
【請求項126】
HMG−CoA還元酵素阻害剤に関連する筋肉変性の副作用を予防し又は最小限に抑えながら少なくとも1種の血管病を治療する方法であって、前記方法が、少なくとも1種のHMG−CoA還元酵素阻害剤と併用して請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物を、それを必要とする患者に投与することを含む方法。
【請求項127】
患者の血流及び/又は脳内のApoEイソ型4の量を調節する方法であって、請求項1〜4、10〜16、22〜44、59又は64のいずれか一項に記載の少なくとも1種の化合物を含む組成物の有効量を、そのような治療を必要とする患者に投与する段階を含む方法。
【請求項128】
アルツハイマー病の症状を予防、治療、又は改善する方法であって、請求項1〜4、10〜16、22〜44、59又は64のいずれか一項に記載の化合物を含む組成物の有効量を、そのような治療を必要とする患者に投与する段階を含む方法。
【請求項129】
患者における少なくとも1種のアミロイドβペプチドの産生を調節するか又は患者の血流及び/又は脳内の少なくとも1種のアミロイドβペプチドのレベルを調節する方法であって、請求項1〜4、10〜16、22〜44、59又は64のいずれか一項に記載の少なくとも1種の化合物を含む組成物の有効量を、そのような治療を必要とする患者に投与する段階を含む方法。
【請求項130】
コレステロール関連腫瘍になる危険性があるか又は既にコレステロール関連腫瘍を示している患者に、請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を投与することを含むコレステロール関連腫瘍の予防又は治療の方法。
【請求項131】
コレステロール関連腫瘍が、良性前立腺肥大、良性乳房腫瘍、良性子宮内膜腫瘍、及び良性結腸腫瘍からなる群から選択される請求項130に記載のレステロール関連腫瘍の予防又は治療の方法。
【請求項132】
コレステロール関連腫瘍が、悪性前立腺腫瘍、乳癌腫瘍、子宮内膜癌腫瘍、及び結腸癌腫瘍からなる群から選択される請求項130に記載のレステロール関連腫瘍の予防又は治療の方法。
【請求項133】
コレステロール関連腫瘍になる危険性があるか又は既にコレステロール関連腫瘍を示している患者に、請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量及び少なくとも1種の他の抗癌剤を同時投与することを含むコレステロール関連腫瘍の予防又は治療の方法。
【請求項134】
コレステロール関連腫瘍の予防又は治療の方法であって、そのような予防又は治療を必要とする患者に、請求項69に記載の薬学的製剤を投与することを含む方法。
【請求項135】
患者における黄色腫の発生を予防又は低下する方法であって、そのような治療を必要とする患者に、請求項1〜4、9〜15、29〜45、61又は67のいずれか一項に記載の化合物の有効量を投与することを含む方法。
【請求項136】
一般式
【化42】
(式中、
Uは、(C2〜C6)アルキレン基であり、ここで、1個以上の−CH2−は、−S−、−S(O)−、−SO2−、−O−、−C(=O)−、−CHOH−、−NH−、CHF、CF2、−CH(O−低級アルキル)−、−CH(O−低級アシル)−、−CH(OSO3H)−、−CH(OPO3H2)−、−CH(OB(OH)2)−、又は−NOH−から選択される基で置き換えてもよく;
R1j及びR2jは、H、F及びClから独立に選択され;及び
R5jは、SO3H、PO3H2、糖及びグルクロニドから選択される)
で表される化合物。
【請求項137】
R1jがHである請求項136に記載の化合物。
【請求項138】
R2jがFである請求項136に記載の化合物。
【公表番号】特表2007−520453(P2007−520453A)
【公表日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−539874(P2006−539874)
【出願日】平成16年11月10日(2004.11.10)
【国際出願番号】PCT/US2004/037715
【国際公開番号】WO2005/047248
【国際公開日】平成17年5月26日(2005.5.26)
【出願人】(506157732)マイクロビア インコーポレーテッド (7)
【氏名又は名称原語表記】MICROBIA, INC.
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年11月10日(2004.11.10)
【国際出願番号】PCT/US2004/037715
【国際公開番号】WO2005/047248
【国際公開日】平成17年5月26日(2005.5.26)
【出願人】(506157732)マイクロビア インコーポレーテッド (7)
【氏名又は名称原語表記】MICROBIA, INC.
【Fターム(参考)】
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