説明

4−フェノキシ−ニコチンアミド又は4−フェノキシ−ピリミジン−5−カルボキサミド化合物

本発明は、式(I)(式中、A、A、B、B及びR〜R11は、本明細書及び特許請求の範囲で定義されるとおりである)で表される新規なフェニルアミド又はピリジルアミド誘導体ならびにその薬理学的に許容しうる塩に関する。これらの化合物は、GPBAR1アゴニストであり、II型糖尿病などの疾患を処置するための医薬として使用されうる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化99】


[式中、
は、CR13又はNであり;
は、CR14又はNであり;
及びRは、互いに独立して、水素、C1−7−アルキル、ハロゲン、ハロゲン−C1−7−アルキル、シアノ及びC1−7−アルコキシからなる群より選択され;
13及びR14は、互いに独立して、水素、C1−7−アルキル、ハロゲン、ハロゲン−C1−7−アルキル、シアノ、C1−7−アルコキシ、アミノ及びC1−7−アルキルスルファニルからなる群より選択され;
は、水素、C1−7−アルキル、ハロゲン、ハロゲン−C1−7−アルキル、C1−7−アルコキシ、シアノ、C3−7−シクロアルキル、N−ヘテロシクリル、5員ヘテロアリール、フェニル及び−NR1516からなる群より選択され、ここで、R15及びR16は、互いに独立して、水素、C1−7−アルキル及びC3−7−シクロアルキルから選択され;
は、水素、C1−7−アルキル、ハロゲン−C1−7−アルキル及びC3−7−シクロアルキルからなる群より選択されるか;又は
及びR又はR及びR14は、一緒になって、−X−(CR1718−であり、環の一部を形成し;
Xは、−CR1920−、O、S、C=O及びNR21からなる群より選択され;
17及びR18は、互いに独立して、水素又はC1−7−アルキルから選択され;
19及びR20は、互いに独立して、水素、C1−7−アルキル、C1−7−アルコキシカルボニル、非置換ヘテロシクリル及びC1−7−アルキル又はハロゲンから選択される1又は2個の基により置換されているヘテロシクリルからなる群より選択されるか、
又は、R19及びR20は、これらが結合するC原子と一緒になって、シクロプロピル又はオキセタニル環を形成するか、又は一緒になって、=CH又は=CF基を形成し;
21は、水素、C1−7−アルキル、ハロゲン−C1−7−アルキル、
3−7−シクロアルキル又はC3−7−シクロアルキル−C1−7−アルキル(ここで、C3−7−シクロアルキルは、非置換であるか、又はカルボキシル−C1−7−アルキルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルにより置換されている)、
ヘテロシクリル、ヘテロシクリル−C1−7−アルキル、
ヘテロアリール、ヘテロアリール−C1−7−アルキル、
カルボキシル−C1−7−アルキル、C1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルキル、
1−7−アルキルカルボニルオキシ−C1−7−アルキル、
1−7−アルキルスルホニル、
フェニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、又はカルボキシル−C1−7−アルキルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルにより置換されている)、
フェニル−カルボニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、又はカルボキシル−C1−7−アルキルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルにより置換されている)、及び
フェニルスルホニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、又はカルボキシル−C1−7−アルキルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルにより置換されている)
からなる群より選択されるか、
又は、R21及びR17は、一緒になって、−(CH−であり、環の一部を形成するか、又は
21は、一対のR17及びR18と一緒になって、−CH=CH−CH=であり、環の一部を形成し;
そして、nは、1、2又は3であり;
は、N又はN−Oであり;
は、CR又はNであり;
、R及びRは、互いに独立して、水素、ハロゲン、C1−7−アルキル、C1−7−アルコキシ、ハロゲン−C1−7−アルキル、ハロゲン−C1−7−アルコキシ及びシアノからなる群より選択され;
そして、R、R、R10、R11及びR12は、互いに独立して、
水素、C1−7−アルキル、C2−7−アルケニル、C2−7−アルキニル、ハロゲン、ハロゲン−C1−7−アルキル、
1−7−アルコキシ、ハロゲン−C1−7−アルコキシ、
ヒドロキシ、ヒドロキシ−C1−7−アルコキシ、
ヒドロキシ−C1−7−アルキル、ヒドロキシ−C3−7−アルケニル、ヒドロキシ−C3−7−アルキニル、
シアノ、カルボキシル、C1−7−アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、
カルボキシル−C1−7−アルキル、カルボキシル−C2−7−アルケニル、カルボキシル−C2−7−アルキニル、
1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルキル、C1−7−アルコキシカルボニル−C2−7−アルケニル、C1−7−アルコキシカルボニル−C2−7−アルキニル、
カルボキシル−C1−7−アルコキシ、C1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルコキシ、
カルボキシル−C1−7−アルキル−アミノカルボニル、カルボキシル−C1−7−アルキル−(C1−7−アルキルアミノ)−カルボニル、
1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルキル−アミノカルボニル、C1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルキル−(C1−7−アルキルアミノ)−カルボニル、
カルボキシル−C1−7−アルキル−アミノカルボニル−C1−7−アルキル、
カルボキシル−C1−7−アルキル−(C1−7−アルキルアミノ)−カルボニル−C1−7−アルキル、
1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルキル−アミノカルボニル−C1−7−アルキル、
1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルキル−(C1−7−アルキルアミノ)−カルボニル−C1−7−アルキル、
ヒドロキシ−C1−7−アルキル−アミノカルボニル、ジ−(ヒドロキシ−C1−7−アルキル)アミノカルボニル、
アミノカルボニル−C1−7−アルキル−アミノカルボニル、
ヒドロキシスルホニル−C1−7−アルキル−アミノカルボニル、ヒドロキシスルホニル−C1−7−アルキル−(C1−7−アルキルアミノ)−カルボニル、
ジ−(C1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルキル)−メチルアミノカルボニル、
フェニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
フェニル−カルボニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
フェニル−アミノカルボニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
フェニル−C1−7−アルキル(ここで、フェニルは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
フェニル−C2−7−アルキニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
ヘテロアリール(ここで、ヘテロアリールは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
ヘテロアリール−カルボニル(ここで、ヘテロアリールは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
ヘテロアリール−アミノカルボニル(ここで、ヘテロアリールは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
ヘテロアリール−C1−7−アルキル(ここで、ヘテロアリールは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルキル、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
ヘテロアリール−C1−7−アルキル−アミノカルボニル(ここで、ヘテロアリールは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、及び
ヘテロアリール−カルボニル−C1−7−アルキル(ここで、ヘテロアリールは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)
からなる群より選択される]
で表される化合物又はその薬学的に許容しうる塩。
【請求項2】
が、CR13であり、Aが、CR14であり、そして、ここで、R13及びR14が、互いに独立して、水素、ハロゲン、ハロゲン−C1−7−アルキル及びC1−7−アルコキシからなる群より選択される、請求項1に記載の式Iで表される化合物。
【請求項3】
が、CR13であり、Aが、Nであり、R13が、互いに独立して、水素、ハロゲン、ハロゲン−C1−7−アルキル及びC1−7−アルコキシからなる群より選択される、請求項1に記載の式Iで表される化合物。
【請求項4】
及びRが、互いに独立して、水素、ハロゲン及びハロゲン−C1−7−アルキルからなる群より選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の式Iで表される化合物。
【請求項5】
及びRが、一緒になって、−X−(CR1718−であり、環の一部を形成し;
ここで、Xが、−CR1920−及び−NR21−からなる群より選択され;
17及びR18が、互いに独立して、水素又はC1−7−アルキルから選択され;
19及びR20が、互いに独立して、水素、C1−7−アルキル、C1−7−アルコキシカルボニル、非置換ヘテロシクリル及びC1−7−アルキル又はハロゲンから選択される1又は2個の基により置換されているヘテロシクリルからなる群より選択されるか、
又は、R19及びR20が、これらが結合するC原子と一緒になって、シクロプロピル又はオキセタニル環を形成するか、又は一緒になって、=CH又は=CF基を形成し;
21が、水素、C1−7−アルキル、ハロゲン−C1−7−アルキル、
3−7−シクロアルキル又はC3−7−シクロアルキル−C1−7−アルキル(ここで、C3−7−シクロアルキルは、非置換であるか、又はカルボキシル−C1−7−アルキルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルにより置換されている)、
ヘテロシクリル、ヘテロシクリル−C1−7−アルキル、
ヘテロアリール、ヘテロアリール−C1−7−アルキル、
カルボキシル−C1−7−アルキル、C1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルキル、
1−7−アルキルカルボニルオキシ−C1−7−アルキル、
1−7−アルキルスルホニル、
フェニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、又はカルボキシル−C1−7−アルキルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルにより置換されている)、
フェニル−カルボニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、又はカルボキシル−C1−7−アルキルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルにより置換されている)、及び
フェニルスルホニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、又はカルボキシル−C1−7−アルキルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルにより置換されている)
からなる群より選択されるか、
又は、R21及びR17が、一緒になって、−(CH−であり、環の一部を形成するか、又はR21が、一対のR17及びR18と一緒になって、−CH=CH−CH=であり、環の一部を形成し;
そして、nが、1、2又は3である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の式Iで表される化合物。
【請求項6】
Xが、−NR21−であり、
21が、水素、C1−7−アルキル、
3−7−シクロアルキル又はC3−7−シクロアルキル−C1−7−アルキル(ここで、C3−7−シクロアルキルは、非置換であるか、又はカルボキシル−C1−7−アルキルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルにより置換されている)、
及びC1−7−アルキルスルホニルからなる群より選択され、
17及びR18が、互いに独立して、水素又はメチルから選択され、そして、nが、2である、請求項5に記載の式Iで表される化合物。
【請求項7】
Xが、−CH−であり、R17及びR18が、互いに独立して、水素又はメチルから選択され、そして、nが、2である、請求項5に記載の式Iで表される化合物。
【請求項8】
及びR14が、一緒になって、−X−(CR1718−であり、環の一部を形成し;Xが、−NR21−であり、R21が、水素、C1−7−アルキル及びC3−7−シクロアルキルからなる群より選択され、R17及びR18が、互いに独立して、水素又はメチルから選択され、そして、nが、2である、請求項1又は2に記載の式Iで表される化合物。
【請求項9】
が、水素、C1−7−アルキル、C1−7−アルコキシ、N−ヘテロシクリル及び−NR1516からなる群より選択され、ここで、R15及びR16が、互いに独立して、水素、C1−7−アルキル及びC3−7−シクロアルキルから選択され、そして、Rが、水素又はメチルである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の式Iで表される化合物。
【請求項10】
が、N又はN−Oであり、Bが、CRであり、Rが、水素、ハロゲン及びC1−7−アルキルからなる群より選択される、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式Iで表される化合物。
【請求項11】
が、Nであり、Bが、Nである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の式Iで表される化合物。
【請求項12】
及びRが、互いに独立して、水素、ハロゲン及びC1−7−アルキルである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の式Iで表される化合物。
【請求項13】
、R、R10、R11及びR12の少なくとも2つが、
1−7−アルキル、C2−7−アルケニル、C2−7−アルキニル、ハロゲン、ハロゲン−C1−7−アルキル、
1−7−アルコキシ、ハロゲン−C1−7−アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ−C1−7−アルコキシ、ヒドロキシ−C1−7−アルキル、ヒドロキシ−C3−7−アルケニル、ヒドロキシ−C3−7−アルキニル、
シアノ、カルボキシル、C1−7−アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、
カルボキシル−C1−7−アルキル、カルボキシル−C2−7−アルケニル、カルボキシル−C2−7−アルキニル、
1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルキル、C1−7−アルコキシカルボニル−C2−7−アルケニル、C1−7−アルコキシカルボニル−C2−7−アルキニル、
カルボキシル−C1−7−アルコキシ、C1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルコキシ、
カルボキシル−C1−7−アルキル−アミノカルボニル、カルボキシル−C1−7−アルキル−(C1−7−アルキルアミノ)−カルボニル、
1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルキル−アミノカルボニル、C1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルキル−(C1−7−アルキルアミノ)−カルボニル、
カルボキシル−C1−7−アルキル−アミノカルボニル−C1−7−アルキル、
カルボキシル−C1−7−アルキル−(C1−7−アルキルアミノ)−カルボニル−C1−7−アルキル、
1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルキル−アミノカルボニル−C1−7−アルキル、
1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルキル−(C1−7−アルキルアミノ)−カルボニル−C1−7−アルキル、
ヒドロキシ−C1−7−アルキル−アミノカルボニル、ジ−(ヒドロキシ−C1−7−アルキル)アミノカルボニル、
アミノカルボニル−C1−7−アルキル−アミノカルボニル、
ヒドロキシスルホニル−C1−7−アルキル−アミノカルボニル、ヒドロキシスルホニル−C1−7−アルキル−(C1−7−アルキルアミノ)−カルボニル、
ジ−(C1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルキル)−メチルアミノカルボニル、
フェニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
フェニル−カルボニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
フェニル−アミノカルボニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
フェニル−C1−7−アルキル(ここで、フェニルは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
フェニル−C2−7−アルキニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
ヘテロアリール(ここで、ヘテロアリールは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
ヘテロアリール−カルボニル(ここで、ヘテロアリールは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
ヘテロアリール−アミノカルボニル(ここで、ヘテロアリールは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
ヘテロアリール−C1−7−アルキル(ここで、ヘテロアリールは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルキル、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
ヘテロアリール−C1−7−アルキル−アミノカルボニル(ここで、ヘテロアリールは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、及び
ヘテロアリール−カルボニル−C1−7−アルキル(ここで、ヘテロアリールは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)
からなる群より選択され、
、R、R10、R11及びR12の他のものが、水素である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の式Iで表される化合物。
【請求項14】
、R、R10、R11及びR12の少なくとも2つが、
ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロキシ−C1−7−アルコキシ、ヒドロキシ−C1−7−アルキル、シアノ、カルボキシル、C1−7−アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、
カルボキシル−C1−7−アルコキシ、C1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルコキシ、
カルボキシル−C1−7−アルキル−アミノカルボニル、カルボキシル−C1−7−アルキル−(C1−7−アルキルアミノ)−カルボニル、
1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルキル−アミノカルボニル、
ヒドロキシ−C1−7−アルキル−アミノカルボニル、ジ−(ヒドロキシ−C1−7−アルキル)アミノカルボニル、
アミノカルボニル−C1−7−アルキル−アミノカルボニル、
ヒドロキシスルホニル−C1−7−アルキル−アミノカルボニル、ヒドロキシスルホニル−C1−7−アルキル−(C1−7−アルキル−アミノ)−カルボニル、
ジ−(C1−7−アルコキシカルボニル−C1−7−アルキル)−メチルアミノカルボニル、
フェニル−アミノカルボニル(ここで、フェニルは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
ヘテロアリール−アミノカルボニル(ここで、ヘテロアリールは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
ヘテロアリール−C1−7−アルキル(ここで、ヘテロアリールは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルキル、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、
ヘテロアリール−C1−7−アルキル−アミノカルボニル(ここで、ヘテロアリールは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)、及び
ヘテロアリール−カルボニル−C1−7−アルキル(ここで、ヘテロアリールは、非置換であるか、又はハロゲン、C1−7−アルコキシ、カルボキシルもしくはC1−7−アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基により置換されている)
からなる群より選択され、
、R、R10、R11及びR12の他のものが、水素である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の式Iで表される化合物。
【請求項15】
及びR11が、ハロゲンであり、R、R10及びR12が、水素である、請求項1〜14のいずれか一項に記載の式Iで表される化合物。
【請求項16】
[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−(3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−イル)−メタノン、
[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−(6,7−ジフルオロ−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−イル)−メタノン、
[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−(3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−メタノン、
[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−メタノン、
2−{4−[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリジン−3−カルボニル]−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イルメチル}−シクロプロパンカルボン酸エチルエステル、
(4−シクロプロピルメチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−メタノン、
[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−(4−メタンスルホニル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−メタノン、
(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−メタノン、
(6−クロロ−4−シクロプロピル−7−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−メタノン、
[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−1−オキシ−ピリジン−3−イル]−(3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−イル)−メタノン、
(6−クロロ−4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−メタノン、
4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−N−(5−フルオロ−2−メトキシ−フェニル)−N−メチル−ニコチンアミド、
4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−N−メチル−N−o−トリル−ニコチンアミド、
4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−N−(2−メトキシ−フェニル)−N−メチル−ニコチンアミド、
4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−N−(2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−N−メチル−ニコチンアミド、
4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−N−(2−ジメチルアミノ−フェニル)−N−メチル−ニコチンアミド、
4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−N−メチル−N−(2−ピペリジン−1−イル−フェニル)−ニコチンアミド、
N−(3,5−ビス−トリフルオロメチル−フェニル)−4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−N−メチル−ニコチンアミド、
4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−N−(4,5−ジフルオロ−2−メトキシ−フェニル)−N−メチル−ニコチンアミド、
N−(5−クロロ−2−ジメチルアミノ−フェニル)−4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−N−メチル−ニコチンアミド、
4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−N−(4,5−ジフルオロ−2−メチルアミノ−フェニル)−N−メチル−ニコチンアミド、
4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−N−(1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−ニコチンアミド、
4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−N−(2−ジメチルアミノ−ピリジン−3−イル)−N−メチル−ニコチンアミド、
4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−N−メチル−N−(1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−8−イル)−ニコチンアミド、
N−[4−クロロ−2−(シクロプロピル−メチル−アミノ)−5−フルオロ−フェニル]−4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−N−メチル−ニコチンアミド、
[4−(4−ブロモ−2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−メタノン、
2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−安息香酸メチルエステル、
4−クロロ−5−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−フタル酸ジメチルエステル、
{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−酢酸メチルエステル、
{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−酢酸、
({2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイル}−メチル−アミノ)−酢酸メチルエステル、
({2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイル}−メチル−アミノ)−酢酸、
3−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−プロピオン酸エチルエステル、
3−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−プロピオン酸、
2−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−エタンスルホン酸、
2−({2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイル}−メチル−アミノ)−エタンスルホン酸、
3−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−プロパン−1−スルホン酸、
2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−N−(1H−テトラゾール−5−イル)−ベンズアミド、
2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−N−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−ベンズアミド、
4−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−酪酸、
4−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−1−メチル−1H−ピロール−2−カルボン酸メチルエステル、
4−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−1−メチル−1H−ピロール−2−カルボン酸、
4−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−安息香酸メチルエステル、
4−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−安息香酸、
2−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸エチルエステル、
2−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸、
5−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−[1,3,4]チアジアゾール−2−カルボン酸エチルエステル、
2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−N−[1,3,4]チアジアゾール−2−イル−ベンズアミド、
2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−N−(2−ヒドロキシ−エチル)−ベンズアミド、
2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−N,N−ビス−(2−ヒドロキシ−エチル)−ベンズアミド、
2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−N−(2−ヒドロキシ−1−ヒドロキシメチル−エチル)−ベンズアミド、
2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンズアミド、
N−(2−カルバモイル−エチル)−2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンズアミド、
4−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−ヘプタン二酸ジメチルエステル、
(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−[4−(2,5−ジクロロ−4−ヒドロキシメチル−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−メタノン、
2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾニトリル、
(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−[4−(2,5−ジクロロ−4−ヒドロキシ−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−メタノン、
{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−フェノキシ}−酢酸エチルエステル、
{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−フェノキシ}−酢酸、
2−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−フェノキシ}−2−メチル−プロピオン酸エチルエステル、
2−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−フェノキシ}−2−メチル−プロピオン酸、
(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−{4−[2,5−ジクロロ−4−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−フェノキシ]−ピリジン−3−イル}−メタノン、
(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−6−メチル−ピリジン−3−イル]−メタノン、
[4−(4−ブロモ−2,5−ジクロロ−フェノキシ)−6−メチル−ピリジン−3−イル]−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−メタノン、
2,5−ジクロロ−4−[5−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−2−メチル−ピリジン−4−イルオキシ]−安息香酸メチルエステル、
2,5−ジクロロ−4−[5−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−2−メチル−ピリジン−4−イルオキシ]−安息香酸、
3−{2,5−ジクロロ−4−[5−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−2−メチル−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−プロピオン酸エチルエステル、
3−{2,5−ジクロロ−4−[5−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−2−メチル−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−プロピオン酸、
{2,5−ジクロロ−4−[5−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−2−メチル−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−酢酸メチルエステル、
{2,5−ジクロロ−4−[5−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−2−メチル−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−酢酸、
2,5−ジクロロ−4−[5−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−2−メチル−ピリジン−4−イルオキシ]−N−(1H−テトラゾール−5−イル)−ベンズアミド、
2,5−ジクロロ−4−[5−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−2−メチル−ピリジン−4−イルオキシ]−N−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−ベンズアミド、
[2−クロロ−4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−6−メチル−ピリジン−3−イル]−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−メタノン、
[6−クロロ−4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−(3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−イル)−メタノン、
(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−1−オキシ−ピリジン−3−イル]−メタノン、
[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イル]−(3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−イル)−メタノン、
[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イル]−(6−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2H−キノリン−1−イル)−メタノン、
[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イル]−(3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−メタノン、
[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イル]−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−メタノン、
4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリミジン−5−カルボン酸(2−メトキシ−ピリジン−3−イル)−メチル−アミド、
からなる群より選択される、請求項1に記載の式Iで表される化合物又はその薬学的に許容しうる塩。
【請求項17】
[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−メタノン、
(4−シクロプロピルメチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−メタノン、
(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−メタノン、
(6−クロロ−4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−メタノン、
[4−(4−ブロモ−2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリジン−3−イル]−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−メタノン、
{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−酢酸、
3−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−プロピオン酸、
2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−N−(1H−テトラゾール−5−イル)−ベンズアミド、
2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−N−(1H−テトラゾール−5−イルメチル)−ベンズアミド、
4−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−1−メチル−1H−ピロール−2−カルボン酸、
4−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−安息香酸、
2−{2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−4−メチル−チアゾール−5−カルボン酸、
2,5−ジクロロ−4−[3−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾニトリル、
(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−6−メチル−ピリジン−3−イル]−メタノン、
3−{2,5−ジクロロ−4−[5−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−2−メチル−ピリジン−4−イルオキシ]−ベンゾイルアミノ}−プロピオン酸、
2,5−ジクロロ−4−[5−(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−カルボニル)−2−メチル−ピリジン−4−イルオキシ]−N−(1H−テトラゾール−5−イル)−ベンズアミド、
(4−シクロプロピル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−1−オキシ−ピリジン−3−イル]−メタノン、
[4−(2,5−ジクロロ−フェノキシ)−ピリミジン−5−イル]−(4−メチル−3,4−ジヒドロ−2H−キノキサリン−1−イル)−メタノン、
からなる群より選択される、請求項1に記載の式Iで表される化合物又はその薬学的に許容しうる塩。
【請求項18】
請求項1で定義される式Iで表される化合物の製造方法であって、
a) 式II:
【化100】


[式中、B、B及びR〜R12は、上記で定義したとおりである]
で表されるカルボン酸を、式III:
【化101】


[式中、A、A及びR〜Rは、上記で定義したとおりである]
で表されるアミンと、塩基性条件下、カップリング試薬の存在下で反応させて、式I:
【化102】


[式中、A、A、B、B及びR〜R12は、上記で定義したとおりである]
で表される化合物を得て、そして、必要であれば、
得られた化合物を、薬理学的に許容しうる塩に変換するか、
あるいは、
b) 式IV:
【化103】


[式中、A、A、B、B及びR〜Rは、上記で定義したとおりであり、Xは、ハロゲン原子又はスルホネートを意味する]
で表される化合物を、式V:
【化104】


[式中、R〜R12は、上記で定義したとおりである]
で表されるフェノールと、銅(I)源の存在下でカップリングさせて、式I:
【化105】


[式中、A、A、B、B及びR〜R12は、上記で定義したとおりである]
で表される化合物を得て、そして、必要であれば、
得られた化合物を、薬理学的に許容しうる塩に変換することを含む、方法。
【請求項19】
請求項1〜17のいずれか一項に記載の式Iで表される化合物ならびに薬学的に許容しうる担体及び/又は佐剤を含む、医薬組成物。
【請求項20】
治療活性物質として使用するための、請求項1〜17のいずれか一項に記載の式Iで表される化合物。
【請求項21】
GPBAR1活性の調節に関連する疾患を処置するための治療活性物質として使用するための、請求項1〜17のいずれか一項に記載の式Iで表される化合物。
【請求項22】
治療活性量の請求項1〜17のいずれか一項に記載の式Iで表される化合物をヒト又は動物に投与することを含む方法であって、GPBAR1活性の調節に関連する疾患を処置するための、特に、糖尿病、特に、2型糖尿病又は妊娠性糖尿病、空腹時血糖異常、耐糖能異常、インスリン抵抗性、高血糖、肥満、代謝症候群、虚血、心筋梗塞、網膜症、血管再狭窄、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、脂質異常症又は高脂血症、低HDLコレステロール又は高LDLコレステロールなどの脂質障害、高血圧、狭心症、冠動脈疾患、アテローム性動脈硬化症、心臓肥大、関節リウマチ、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、乾癬、潰瘍性大腸炎、クローン病、特に、小腸症候群中の非経口栄養に伴う障害、過敏性腸症候群(IBS)、アレルギー疾患、脂肪肝、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)、肝線維症、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、原発性硬化性胆管炎(PSC)、肝硬変、原発性胆汁性肝硬変(PBC)、腎線維症、神経性無食欲症、神経性過食症ならびにアルツハイマー病、多発性硬化症、統合失調症及び認知障害などの神経障害を処置するための方法。
【請求項23】
GPBAR1活性の調節に関連する疾患を処置するための医薬の調製のための、請求項1〜17のいずれか一項に記載の式Iで表される化合物の使用。
【請求項24】
糖尿病、特に、2型糖尿病又は妊娠性糖尿病、空腹時血糖異常、耐糖能異常、インスリン抵抗性、高血糖、肥満、代謝症候群、虚血、心筋梗塞、網膜症、血管再狭窄、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、脂質異常症又は高脂血症、低HDLコレステロール又は高LDLコレステロールなどの脂質障害、高血圧、狭心症、冠動脈疾患、アテローム性動脈硬化症、心臓肥大、関節リウマチ、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、乾癬、潰瘍性大腸炎、クローン病、特に、小腸症候群中の非経口栄養に伴う障害、過敏性腸疾患(IBS)、アレルギー疾患、脂肪肝、肝線維症、肝硬変、肝胆汁鬱滞、原発性胆汁性肝硬変、原発性硬化性胆管炎、腎線維症、神経性無食欲症、神経性過食症ならびにアルツハイマー病、多発性硬化症、統合失調症及び認知障害などの神経障害を処置するための医薬の調製のための、請求項23に記載の使用。
【請求項25】
糖尿病、特に、II型糖尿病又は妊娠性糖尿病を処置するための医薬の調製のための、請求項22に記載の使用。
【請求項26】
本明細書で定義した発明。

【公表番号】特表2013−517313(P2013−517313A)
【公表日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−549325(P2012−549325)
【出願日】平成23年1月18日(2011.1.18)
【国際出願番号】PCT/EP2011/050558
【国際公開番号】WO2011/089099
【国際公開日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【出願人】(591003013)エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー (1,754)
【氏名又は名称原語表記】F. HOFFMANN−LA ROCHE AKTIENGESELLSCHAFT
【Fターム(参考)】