4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール化合物およびその薬学的使用
ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬(MRa)、そのような阻害剤を含有する医薬組成物、ならびに、ヒトを含めた哺乳動物において、たとえば糖尿病性腎症および高血圧を治療するための、そのような阻害剤の使用。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物
【化1】
そのプロドラッグ、または前記化合物もしくは前記プロドラッグの薬学的に許容できる塩
[式中、
Xは、NまたはCであり、
Aは、
【化2】
であり、
R1は、H、ハロ、シアノ、(C1〜C4)アルキルチオ、(C1〜C4)アルコキシ、または(C1〜C4)アルキルであり、前記(C1〜C4)アルキルチオ、(C1〜C4)アルコキシ、または(C1〜C4)アルキルは、1個〜9個のフルオロで置換されていてもよく、
R2は、シクロ(C3〜C6)アルキルであり、前記シクロ(C3〜C6)アルキルは、1個〜4個のフルオロで置換されていてもよく、
R3は、H、ハロ、ヒドロキシル、カルボキシ、カルバモイル、(C1〜C4)アルキル、シクロ(C3〜C6)アルキル、(C1〜C4)アルキルアミノ、(C1〜C4)アルコキシ、(C1〜C4)アルキルチオ、(C1〜C4)アルコキシカルボニル、(C1〜C4)アルキルスルホニル、アミノスルホニル、(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノ、(C1〜C4)アルキルカルバモイルオキシ、モノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノスルホニル、モノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノカルボニル、または(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノであり、前記(C1〜C4)アルキルは、ヒドロキシル、シアノ、カルボキシ、またはカルバモイルで一置換されていてもよく、
R4は、ハロ、ヒドロキシル、カルボキシ、カルバモイル、(C1〜C4)アルキル、シクロ(C3〜C6)アルキル、(C1〜C4)アルキルアミノ、(C1〜C4)アルコキシ、(C1〜C4)アルキルチオ、(C1〜C4)アルコキシカルボニル、(C1〜C4)アルキルスルホニル、アミノスルホニル、(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノ、(C1〜C4)アルキルカルバモイルオキシ、モノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノスルホニル、モノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノカルボニル、(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ、シアノ、テトラゾリルカルバモイル、(C1〜C4)アルコキシカルボニル(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシカルボニル、(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノカルボニルであり、前記(C1〜C4)アルキルは、ヒドロキシル、シアノ、カルボキシ、またはカルバモイルで一置換されていてもよく、前記モノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノカルボニルは、ヒドロキシル、シアノ、またはカルボキシによって、前記(C1〜C4)アルキルが一置換されていてもよく、
R5は、H、ハロ、または(C1〜C4)アルキルであり、
Yは、炭素が、酸素、硫黄、および窒素からそれぞれ独立に選択される1個または2個のヘテロ原子で置き換えられていてもよい、不飽和、部分的飽和、または完全飽和の1〜3員炭素直鎖であることにより5〜7員環を形成しており、
R3aまたはR3bは、Hまたは(C1〜C4)アルキルであり、
少なくともXがNであるか、またはA置換基が環窒素を含有している]。
【請求項2】
XがCまたはNであり、
Aが
【化3】
であり、
R1が、ハロ、(C1〜C6)アルキル、または(C1〜C4)アルコキシであり、
ピラゾリンC*が、(R)であり、
R2が、シクロ(C3〜C6)アルキルであり、
R3が、H、(C1〜C4)アルキルアミノ、または(C1〜C4)アルコキシであり、
R4が、カルボキシ、カルバモイル、(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノカルボニル、またはモノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノカルボニルである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
XがCであり、
R1が
【化4】
の位置にあり、
R3が
【化5】
の位置にある、
請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
R1がハロまたは(C1〜C4)アルキルであり、
R2がシクロペンチルであり、
R3が(C1〜C4)アルコキシであり、
R4がカルボキシである、
請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
R1がハロまたは(C1〜C4)アルキルであり、
R2がシクロペンチルであり、
R3が(C1〜C4)アルコキシであり、
R4が(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノカルボニルである、
請求項3に記載の化合物。
【請求項6】
R1がハロまたは(C1〜C4)アルキルであり、
R2がシクロペンチルであり、
R3が(C1〜C4)アルコキシであり、
R4がモノN−もしくはジN−,N−(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルである、
請求項3に記載の化合物。
【請求項7】
XがNであり、
Aが
【化6】
であり、
R1が、ハロ、(C1〜C6)アルキル、または(C1〜C6)アルコキシであり、
ピラゾリンC*が、(R)であり、
R2が、シクロ(C3〜C6)アルキルであり、
R3が、H、(C1〜C4)アルキルアミノ、または(C1〜C4)アルコキシであり、
R4が、カルボキシ、カルバモイル、(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノカルボニル、またはモノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノカルボニルである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
R1がハロまたは(C1〜C4)アルキルであり、
R2がシクロペンチルであり、
R3が(C1〜C4)アルコキシであり、
R4が、カルボキシ、モノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノカルボニル、または(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノカルボニルである、
請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
XがNであり、
Aが、
【化7】
であり、
R3aまたはR3bが、Hまたはアルキルであり、
R1が、ハロ、(C1〜C4)アルキル、または(C1〜C4)アルコキシであり、
ピラゾリンC*が、(R)であり、
R2が、シクロ(C3〜C6)アルキルである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
XがNであり、
Aが
【化8】
であり、
R1が、ハロ、(C1〜C4)アルキル、または(C1〜C4)アルコキシであり、
ピラゾリンC*が、(R)であり、
R2が、シクロ(C3〜C6)アルキルであり、
R3が、H、(C1〜C4)アルキルアミノ、または(C1〜C4)アルコキシであり、
R4が、カルボキシ、カルバモイル、(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノカルボニル、またはモノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノカルボニルである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
R1がハロまたは(C1〜C4)アルキルであり、
R2がシクロペンチルであり、
R3が(C1〜C4)アルコキシであり、
R4が、カルボキシ、モノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノカルボニル、または(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノカルボニルである、
請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
(R)−6−(1−(4−シアノ−3−メチルフェニル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−メトキシニコチン酸;
(R)−4−(1−(5−シアノ−6−メチルピリジン−2−イル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−メトキシ安息香酸;
(R)−6−(1−(5−シアノ−6−メチルピリジン−2−イル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−メトキシニコチン酸;
(R)−4−(1−(5−シアノ−6−メチルピリジン−2−イル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−エトキシ安息香酸;
(R)−6−(1−(4−シアノ−3−メチルフェニル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−エトキシニコチン酸;
(R)−6−(1−(4−シアノ−3−メチルフェニル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−メトキシ−N−(メチルスルホニル)ニコチンアミド;および
(R)−6−(1−(5−シアノ−6−メチルピリジン−2−イル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−メトキシ−N−(メチルスルホニル)ニコチンアミド
から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
6−(1−(4−シアノ−3−メチルフェニル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−メトキシニコチン酸。
【請求項14】
(R)−6−(1−(4−シアノ−3−メチルフェニル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−メトキシニコチン酸または薬学的に許容できるその塩。
【請求項15】
式IIを有する化合物。
【化9】
【請求項16】
心血管の状態、腎臓の状態、肝臓の状態、炎症状態、疼痛、網膜症、神経障害、異常インスリン症、糖尿病性腎症、浮腫、内皮障害、または圧受容器機能不全を治療する量の請求項1に記載の化合物、そのプロドラッグ、または前記化合物もしくは前記プロドラッグの薬学的に許容できる塩を、そのような治療が必要である哺乳動物に投与することによる、哺乳動物(男性または女性のヒトを含める)において、心血管の状態、腎臓の状態、肝臓の状態、炎症状態、疼痛、網膜症、神経障害、異常インスリン症、糖尿病性腎症、浮腫、内皮障害、または圧受容器機能不全を治療する方法。
【請求項17】
糖尿病性腎症が治療される、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
治療有効量の請求項1に記載の化合物、そのプロドラッグ、または前記化合物もしくは前記プロドラッグの薬学的に許容できる塩と、薬学的に許容できる担体、ビヒクル、または希釈剤とを含む医薬組成物。
【請求項19】
請求項1に記載の化合物、そのプロドラッグ、または前記化合物もしくは前記プロドラッグの薬学的に許容できる塩である第一の化合物と、
利尿薬である第二の化合物と、
医薬用担体、ビヒクル、または希釈剤と
を含む治療有効量の組成物を含む組合せ医薬組成物。
【請求項20】
第二の化合物がトルセミドである、請求項19に記載の組合せ医薬組成物。
【請求項1】
式Iの化合物
【化1】
そのプロドラッグ、または前記化合物もしくは前記プロドラッグの薬学的に許容できる塩
[式中、
Xは、NまたはCであり、
Aは、
【化2】
であり、
R1は、H、ハロ、シアノ、(C1〜C4)アルキルチオ、(C1〜C4)アルコキシ、または(C1〜C4)アルキルであり、前記(C1〜C4)アルキルチオ、(C1〜C4)アルコキシ、または(C1〜C4)アルキルは、1個〜9個のフルオロで置換されていてもよく、
R2は、シクロ(C3〜C6)アルキルであり、前記シクロ(C3〜C6)アルキルは、1個〜4個のフルオロで置換されていてもよく、
R3は、H、ハロ、ヒドロキシル、カルボキシ、カルバモイル、(C1〜C4)アルキル、シクロ(C3〜C6)アルキル、(C1〜C4)アルキルアミノ、(C1〜C4)アルコキシ、(C1〜C4)アルキルチオ、(C1〜C4)アルコキシカルボニル、(C1〜C4)アルキルスルホニル、アミノスルホニル、(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノ、(C1〜C4)アルキルカルバモイルオキシ、モノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノスルホニル、モノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノカルボニル、または(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノであり、前記(C1〜C4)アルキルは、ヒドロキシル、シアノ、カルボキシ、またはカルバモイルで一置換されていてもよく、
R4は、ハロ、ヒドロキシル、カルボキシ、カルバモイル、(C1〜C4)アルキル、シクロ(C3〜C6)アルキル、(C1〜C4)アルキルアミノ、(C1〜C4)アルコキシ、(C1〜C4)アルキルチオ、(C1〜C4)アルコキシカルボニル、(C1〜C4)アルキルスルホニル、アミノスルホニル、(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノ、(C1〜C4)アルキルカルバモイルオキシ、モノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノスルホニル、モノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノカルボニル、(C1〜C4)アルキルカルボニルアミノ、シアノ、テトラゾリルカルバモイル、(C1〜C4)アルコキシカルボニル(C1〜C4)アルキル、(C1〜C4)アルコキシカルボニル、(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノカルボニルであり、前記(C1〜C4)アルキルは、ヒドロキシル、シアノ、カルボキシ、またはカルバモイルで一置換されていてもよく、前記モノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノカルボニルは、ヒドロキシル、シアノ、またはカルボキシによって、前記(C1〜C4)アルキルが一置換されていてもよく、
R5は、H、ハロ、または(C1〜C4)アルキルであり、
Yは、炭素が、酸素、硫黄、および窒素からそれぞれ独立に選択される1個または2個のヘテロ原子で置き換えられていてもよい、不飽和、部分的飽和、または完全飽和の1〜3員炭素直鎖であることにより5〜7員環を形成しており、
R3aまたはR3bは、Hまたは(C1〜C4)アルキルであり、
少なくともXがNであるか、またはA置換基が環窒素を含有している]。
【請求項2】
XがCまたはNであり、
Aが
【化3】
であり、
R1が、ハロ、(C1〜C6)アルキル、または(C1〜C4)アルコキシであり、
ピラゾリンC*が、(R)であり、
R2が、シクロ(C3〜C6)アルキルであり、
R3が、H、(C1〜C4)アルキルアミノ、または(C1〜C4)アルコキシであり、
R4が、カルボキシ、カルバモイル、(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノカルボニル、またはモノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノカルボニルである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
XがCであり、
R1が
【化4】
の位置にあり、
R3が
【化5】
の位置にある、
請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
R1がハロまたは(C1〜C4)アルキルであり、
R2がシクロペンチルであり、
R3が(C1〜C4)アルコキシであり、
R4がカルボキシである、
請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
R1がハロまたは(C1〜C4)アルキルであり、
R2がシクロペンチルであり、
R3が(C1〜C4)アルコキシであり、
R4が(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノカルボニルである、
請求項3に記載の化合物。
【請求項6】
R1がハロまたは(C1〜C4)アルキルであり、
R2がシクロペンチルであり、
R3が(C1〜C4)アルコキシであり、
R4がモノN−もしくはジN−,N−(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルである、
請求項3に記載の化合物。
【請求項7】
XがNであり、
Aが
【化6】
であり、
R1が、ハロ、(C1〜C6)アルキル、または(C1〜C6)アルコキシであり、
ピラゾリンC*が、(R)であり、
R2が、シクロ(C3〜C6)アルキルであり、
R3が、H、(C1〜C4)アルキルアミノ、または(C1〜C4)アルコキシであり、
R4が、カルボキシ、カルバモイル、(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノカルボニル、またはモノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノカルボニルである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
R1がハロまたは(C1〜C4)アルキルであり、
R2がシクロペンチルであり、
R3が(C1〜C4)アルコキシであり、
R4が、カルボキシ、モノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノカルボニル、または(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノカルボニルである、
請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
XがNであり、
Aが、
【化7】
であり、
R3aまたはR3bが、Hまたはアルキルであり、
R1が、ハロ、(C1〜C4)アルキル、または(C1〜C4)アルコキシであり、
ピラゾリンC*が、(R)であり、
R2が、シクロ(C3〜C6)アルキルである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
XがNであり、
Aが
【化8】
であり、
R1が、ハロ、(C1〜C4)アルキル、または(C1〜C4)アルコキシであり、
ピラゾリンC*が、(R)であり、
R2が、シクロ(C3〜C6)アルキルであり、
R3が、H、(C1〜C4)アルキルアミノ、または(C1〜C4)アルコキシであり、
R4が、カルボキシ、カルバモイル、(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノカルボニル、またはモノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノカルボニルである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
R1がハロまたは(C1〜C4)アルキルであり、
R2がシクロペンチルであり、
R3が(C1〜C4)アルコキシであり、
R4が、カルボキシ、モノN−もしくはジN−,N−(C1〜C4)アルキルアミノカルボニル、または(C1〜C4)アルキルスルホニルアミノカルボニルである、
請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
(R)−6−(1−(4−シアノ−3−メチルフェニル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−メトキシニコチン酸;
(R)−4−(1−(5−シアノ−6−メチルピリジン−2−イル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−メトキシ安息香酸;
(R)−6−(1−(5−シアノ−6−メチルピリジン−2−イル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−メトキシニコチン酸;
(R)−4−(1−(5−シアノ−6−メチルピリジン−2−イル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−エトキシ安息香酸;
(R)−6−(1−(4−シアノ−3−メチルフェニル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−エトキシニコチン酸;
(R)−6−(1−(4−シアノ−3−メチルフェニル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−メトキシ−N−(メチルスルホニル)ニコチンアミド;および
(R)−6−(1−(5−シアノ−6−メチルピリジン−2−イル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−メトキシ−N−(メチルスルホニル)ニコチンアミド
から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
6−(1−(4−シアノ−3−メチルフェニル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−メトキシニコチン酸。
【請求項14】
(R)−6−(1−(4−シアノ−3−メチルフェニル)−5−シクロペンチル−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−3−イル)−2−メトキシニコチン酸または薬学的に許容できるその塩。
【請求項15】
式IIを有する化合物。
【化9】
【請求項16】
心血管の状態、腎臓の状態、肝臓の状態、炎症状態、疼痛、網膜症、神経障害、異常インスリン症、糖尿病性腎症、浮腫、内皮障害、または圧受容器機能不全を治療する量の請求項1に記載の化合物、そのプロドラッグ、または前記化合物もしくは前記プロドラッグの薬学的に許容できる塩を、そのような治療が必要である哺乳動物に投与することによる、哺乳動物(男性または女性のヒトを含める)において、心血管の状態、腎臓の状態、肝臓の状態、炎症状態、疼痛、網膜症、神経障害、異常インスリン症、糖尿病性腎症、浮腫、内皮障害、または圧受容器機能不全を治療する方法。
【請求項17】
糖尿病性腎症が治療される、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
治療有効量の請求項1に記載の化合物、そのプロドラッグ、または前記化合物もしくは前記プロドラッグの薬学的に許容できる塩と、薬学的に許容できる担体、ビヒクル、または希釈剤とを含む医薬組成物。
【請求項19】
請求項1に記載の化合物、そのプロドラッグ、または前記化合物もしくは前記プロドラッグの薬学的に許容できる塩である第一の化合物と、
利尿薬である第二の化合物と、
医薬用担体、ビヒクル、または希釈剤と
を含む治療有効量の組成物を含む組合せ医薬組成物。
【請求項20】
第二の化合物がトルセミドである、請求項19に記載の組合せ医薬組成物。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図2】
【図3】
【図4】
【公表番号】特表2012−523405(P2012−523405A)
【公表日】平成24年10月4日(2012.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−504103(P2012−504103)
【出願日】平成22年3月26日(2010.3.26)
【国際出願番号】PCT/IB2010/051337
【国際公開番号】WO2010/116282
【国際公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【出願人】(593141953)ファイザー・インク (302)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年10月4日(2012.10.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年3月26日(2010.3.26)
【国際出願番号】PCT/IB2010/051337
【国際公開番号】WO2010/116282
【国際公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【出願人】(593141953)ファイザー・インク (302)
【Fターム(参考)】
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