説明

5−置換イソインドリン化合物

本発明は、5-置換イソインドリン化合物、並びにその医薬として許容し得る塩、溶媒和物、立体異性体及びプロドラッグに関する。これらの化合物の使用方法、及び医薬組成物を開示する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物、又はその医薬として許容し得る塩、溶媒和物若しくは立体異性体:
【化1】

(式中、
nは、0又は1であり;
Xは、CH2、C=O又はC=Sであり;
R1は、下記であり:
a) -(CH2)mR3又は-CO(CH2)mR3
(式中、mが0、1、2又は3であり;
R3が1つ以上のハロゲンで任意に置換された5〜10員のアリール又はヘテロアリールである);
b) -C=YR4
(式中、YがO又はSであり;
R4が、
(C1〜C10)アルキル;(C1〜C10)アルコキシ;
(C0〜C10)アルキル-(5〜10員のヘテロアリール又は複素環)(前記ヘテロアリール又は複素環は、(C1〜C6)アルキル、ハロゲン、オキソ、(C1〜C6)アルコキシ又は-Z-(C1〜C6)アルキルのうちの1種以上で任意に置換されており、ZはS又はSO2であり、前記(C1〜C6)アルキルは1つ以上のハロゲンで任意に置換されていてもよい);
(C0〜C10)アルキル-(5〜10員のアリール)(前記アリールは、ハロゲン;それ自体が1つ以上のハロゲンで任意に置換された(C1〜C6)アルコキシ;それ自体が1つ以上のハロゲンで任意に置換された(C1〜C6)アルキル;又は-Z-(C1〜C6)アルキル;のうちの1種以上で任意に置換されており、ZはS又はSO2であり、前記(C1〜C6)アルキルは1つ以上のハロゲンで任意に置換されていてもよい);又は
(C1〜C6)アルキル-CO-O-R12(R12はH又は(C1〜C6)アルキルである)である);又は
c) -C=ZNHR6
(式中、ZがO又はSであり;
R6が、
(C1〜C10)アルキル;(C1〜C10)アルコキシ;
ハロゲン;シアノ;(C1〜C6)アルキレンジオキシ;それ自体が1つ以上のハロゲンで任意に置換された(C1〜C6)アルコキシ;それ自体が1つ以上のハロゲンで任意に置換された(C1〜C6)アルキル;又はそれ自体が1つ以上のハロゲンで任意に置換された(C1〜C6)アルキルチオ;のうちの1種以上で任意に置換された5〜10員のアリール又はヘテロアリールである);
R2は、H又は(C1〜C6)アルキルである)。
【請求項2】
式(II)の化合物、又はその医薬として許容し得る塩、溶媒和物若しくは立体異性体
【化2】

(式中、
nは、0又は1であり;
Xは、CH2又はC=Oであり;
R7は、-(CH2)mR9であり、mは、0、1、2又は3であり、R9は、1つ以上のハロゲンで任意に置換された5〜10員のアリール又はヘテロアリールであり;
R8は、H又は(C1〜C6)アルキルである)。
【請求項3】
XがC=Oである、請求項2記載の化合物。
【請求項4】
XがCH2である、請求項2記載の化合物。
【請求項5】
R9が1つ以上のハロゲンで任意に置換されたフェニルである、請求項2記載の化合物。
【請求項6】
R9がフリル又はベンゾフリルである、請求項2記載の化合物。
【請求項7】
以下の化合物である、請求項2記載の化合物。
【化3】

【請求項8】
式(III)の化合物、又はその医薬として許容し得る塩、溶媒和物若しくは立体異性体
【化4】

(式中、
Xは、CH2又はC=Oであり;
Yは、O又はSであり;
R10は、
(C1〜C10)アルキル;(C1〜C10)アルコキシ;
(C0〜C10)アルキル-(5〜10員のヘテロアリール又は複素環)(前記ヘテロアリール又は複素環は、(C1〜C6)アルキル、ハロゲン、オキソ、(C1〜C6)アルコキシ又は-Z-(C1〜C6)アルキルのうちの1種以上で任意に置換されており、ZはS又はSO2であり、前記(C1〜C6)アルキルは1つ以上のハロゲンで任意に置換されていてもよい);
(C0〜C10)アルキル-(5〜10員のアリール)(前記アリールは、ハロゲン;それ自体が1つ以上のハロゲンで任意に置換された(C1〜C6)アルコキシ;それ自体が1つ以上のハロゲンで任意に置換された(C1〜C6)アルキル;又は-Z-(C1〜C6)アルキル;のうちの1種以上で任意に置換されており、ZはS又はSO2であり、前記(C1〜C6)アルキルは1つ以上のハロゲンで任意に置換されていてもよい);又は
(C1〜C6)アルキル-CO-O-R12(R12はH又は(C1〜C6)アルキルである)であり;
R11は、H又は(C1〜C6)アルキルである)。
【請求項9】
XがC=Oである、請求項8記載の化合物。
【請求項10】
XがCH2である、請求項8記載の化合物。
【請求項11】
R10がペンチル又はヘキシルである、請求項8記載の化合物。
【請求項12】
R10がペンチルオキシ又はヘキシルオキシである、請求項8記載の化合物。
【請求項13】
R10がチオフェニル又はフリルである、請求項8記載の化合物。
【請求項14】
R10が、1つ以上のハロゲンで任意に置換されたフェニル又はメチルフェニルである、請求項8記載の化合物。
【請求項15】
以下の化合物である、請求項8記載の化合物:
【化5】




【請求項16】
式(IV)の化合物、又はその医薬として許容し得る塩、溶媒和物若しくは立体異性体
【化6】

(式中、
Xは、CH2又はC=Oであり;
Yは、O又はSであり;
R13は、
(C1〜C10)アルキル;(C1〜C10)アルコキシ;
ハロゲン;シアノ;(C1〜C6)アルキレンジオキシ;それ自体が1つ以上のハロゲンで任意に置換された(C1〜C6)アルコキシ;それ自体が1つ以上のハロゲンで任意に置換された(C1〜C6)アルキル;又はそれ自体が1つ以上のハロゲンで任意に置換された(C1〜C6)アルキルチオ;のうちの1種以上で任意に置換された5〜10員のアリール又はヘテロアリールであり;
R14は、H又は(C1〜C6)アルキルである)。
【請求項17】
XがC=Oである、請求項16記載の化合物。
【請求項18】
XがCH2である、請求項16記載の化合物。
【請求項19】
R13が、プロピル、ブチル、ペンチル又はヘキシルである、請求項16記載の化合物。
【請求項20】
R13が1つ以上のハロゲンで任意に置換されたフェニルである、請求項16記載の化合物。
【請求項21】
以下の化合物である、請求項16記載の化合物:
【化7】


【請求項22】
以下の化合物である、請求項16記載の化合物:
【化8】


【請求項23】
請求項1記載の化合物を含む、医薬組成物。
【請求項24】
疾患又は障害を治療、管理又は予防する方法であって、前記治療、管理又は予防を必要とする患者に対して、請求項1記載の化合物の治療又は予防有効量を投与することを含み、前記疾患又は障害は、癌、血管形成を伴う障害、疼痛、黄斑変性若しくは関連症候群、皮膚病、肺障害、石綿関連障害、寄生虫病、免疫不全障害、CNS障害、CNS傷害、アテローム硬化症若しくは関連障害、機能障害性睡眠若しくは関連障害、異常ヘモグロビン症若しくは関連障害又はTNFα関連障害である、前記方法。
【請求項25】
1種以上のさらなる活性薬を投与することをさらに含む、請求項24記載の方法。
【請求項26】
前記化合物、又はその医薬として許容し得る塩、溶媒和物若しくは立体異性体が、経口又は非経口投与される、請求項24記載の方法。
【請求項27】
請求項1記載の化合物を含む、単一単位剤形。
【請求項28】
経口又は非経口投与に好適である、請求項27記載の単一単位剤形。
【請求項29】
経口投与に好適である、請求項28記載の単一単位剤形。
【請求項30】
錠剤又はカプセル剤である、請求項29記載の単一単位剤形。

【公表番号】特表2010−502627(P2010−502627A)
【公表日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−526742(P2009−526742)
【出願日】平成19年8月29日(2007.8.29)
【国際出願番号】PCT/US2007/019182
【国際公開番号】WO2008/027542
【国際公開日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【出願人】(591120033)セルジーン・コーポレーション (84)
【氏名又は名称原語表記】CELGENE CORPORATION
【Fターム(参考)】