説明

A33抗原およびJAM−ITの使用

本発明は、炎症性疾患および/または癌と関連する抗原の存在によって特徴付けられる障害を処置および診断する組成物および方法に関連する。一局面において、本発明は、一般に免疫関連疾患(哺乳動物(ヒトを含む)における炎症性疾患を含む)の診断および処置に有用な組成物および方法に関する。本発明は、一部、哺乳動物における免疫応答に関与する化合物(ポリペプチドおよび抗体が挙げられる)の同定に基づいている。一局面において、本発明は、哺乳動物の炎症性障害を処置する方法に関し、ネイティブの配列STIgMAポリペプチド、PRO301ポリペプチド、PRO362ポリペプチドまたはPRO245ポリペプチドのアンタゴニストの治療的に有効量を、哺乳動物に投与する工程を包含する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
哺乳動物における炎症性障害を処置する方法であって、該方法は、該哺乳動物にネイティブの配列STIgMAポリペプチド、PRO301ポリペプチド、PRO362ポリペプチドまたはPRO245ポリペプチドのアンタゴニストの治療的に有効量を投与する工程を包含する、方法。
【請求項2】
(1)前記ネイティブの配列STIgMAポリペプチドは、配列番号2、配列番号32、配列番号33および配列番号34のポリペプチドからなる群より選択されるか、(2)前記PRO301ポリペプチドは、配列番号1の配列を含むか、(3)前記PRO362ポリペプチドは、配列番号2の配列を含むか、または(4)前記PRO245ポリペプチドは、配列番号9の配列を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記アンタゴニストが抗体である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記抗体が非ヒト相補性決定領域(CDR)残基を有し、かつ、ヒトフレームワーク領域(FR)残基を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記抗体が、薬学的に受容可能なキャリアもしくは賦形剤との混合物中の組成である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記アンタゴニストがイムノアドヘシンである、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記イムノアドヘシンが、免疫グロブリン定常領域配列に融合したSTIgMAポリペプチド、PRO301ポリペプチド、PRO362ポリペプチドまたはPRO245ポリペプチドの細胞外領域配列を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記細胞外領域配列が本質的に膜貫通ドメイン配列を含まない、請求項5〜8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記免疫グロブリンがIgGである、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記IgGがIgG1またはIgG3である、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記炎症性障害が、炎症性腸疾患;全身性エリテマトーデス;慢性関節リウマチ;若年性慢性関節炎;脊椎関節症;全身性硬化症、例えば、強皮症;特発性炎症性筋障害、例えば、皮膚筋炎、多発性筋炎;シェーグレン症候群;全身性脈管炎;サルコイドーシス、自己免疫性溶血性貧血、例えば、免疫性汎血球減少症、発作性夜間血色素尿症;自己免疫性血小板減少症、例えば、特発性血小板減少性紫斑病、免疫媒介性血小板減少症;甲状腺炎、例えば、グレーブス病、橋本甲状腺炎、若年性リンパ球性甲状腺炎、萎縮性甲状腺炎;糖尿病、免疫媒介性腎疾患、例えば、糸球体腎炎、尿細管間質性腎炎;中枢神経系および末梢神経系の脱髄疾患(例えば、多発性硬化症)、特発性多発神経障害;肝胆道疾患(例えば、A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎、D型肝炎、E型肝炎および非肝親和性ウイルスなどの感染性肝炎;自己免疫性慢性活動性肝炎;原発性胆汁性肝硬変;肉芽腫性肝炎;および硬化性胆管炎;炎症性肺疾患および線維性肺疾患(例えば、嚢胞性線維症);グルテン過敏性腸疾患;ホウィップル病;自己免疫性または免疫媒介性皮膚疾患(水疱性皮膚疾患、多形性紅斑および接触皮膚炎、乾癬が挙げられる);肺のアレルギー性疾患(好酸球性肺炎、特発性肺線維症および過敏性肺炎)、移植関連疾患(移植片拒絶および移植片対宿主病)からなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記炎症性疾患が慢性関節リウマチである、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記哺乳動物がヒトである、請求項12または請求項13に記載の方法。
【請求項15】
哺乳動物における炎症性障害を診断する方法であって、該方法は、(a)該哺乳動物から入手した細胞の試験サンプル中、および(b)同一細胞型の既知の正常細胞のコントロールサンプル中のSTIgMAポリペプチド、PRO301ポリペプチド、PRO362ポリペプチドまたはPRO245ポリペプチドをコードする遺伝子の発現レベルを決定する工程を包含し、ここで、該コントロールサンプルと比較して、該試験サンプル中のより高いレベルの該遺伝子の発現は、該試験組織細胞が入手された該哺乳動物における免疫関連障害の存在を示す、方法。
【請求項16】
(1)前記STIgMAポリペプチドが、配列番号2、配列番号32、配列番号33および配列番号34のポリペプチドからなる群より選択されるか、(2)前記PRO301ポリペプチドが配列番号1の配列を含むか、(3)前記PRO362ポリペプチドが配列番号2の配列を含むか、または(4)前記PRO245ポリペプチドが配列番号9の配列を含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
哺乳動物における免疫性障害を診断する方法であって、該方法は、(a)抗STIgMA抗体、抗PRO301抗体、抗PRO362抗体または抗PRO245抗体を該哺乳動物から入手した細胞の試験サンプルと接触させる工程、および(b)該試験サンプル中の該抗体とSTIgMAポリペプチド、PRO301ポリペプチド、PRO362ポリペプチドまたはPRO245ポリペプチドとの間の複合体の形成を検出する工程を包含し、該複合体の形成が、該哺乳動物における炎症性障害の存在を示す、方法。
【請求項18】
哺乳動物において腫瘍の存在を検出する方法であって、該方法は、(a)該哺乳動物から採取した細胞の試験サンプル中のPRO301ポリペプチド、PRO362ポリペプチド、PRO245ポリペプチドまたはPRO1868ポリペプチドをコードする遺伝子の発現のレベルと(b)同一細胞型の既知の正常細胞のコントロールサンプル中のPRO301ポリペプチド、PRO362ポリペプチド、PRO245ポリペプチドまたはPRO1868ポリペプチドをコードする遺伝子の発現のレベルとを比較する工程を包含し、ここで、該コントロールサンプルと比較して、該試験サンプル中の該ポリペプチドのより高い発現レベルは、該哺乳動物の腫瘍における存在を示す、方法。
【請求項19】
哺乳動物における腫瘍を診断する方法であって、該方法は、(a)抗PRO301抗体、抗PRO362抗体、抗PRO245抗体および抗PRO1868抗体からなる群より選択される抗体を、該哺乳動物から入手した細胞の試験サンプルと接触させる工程、および(b)該試験サンプル中の抗PRO301抗体、抗PRO362抗体、抗PRO245抗体または抗PRO1868抗体それぞれと、PRO301ペプチド、PRO362ペプチド、PRO245ペプチドまたはPRO1868ペプチドそれぞれとの間の複合体の形成を検出する工程であって、該複合体の形成が、該哺乳動物における腫瘍の存在を示す、方法。
【請求項20】
前記試験サンプルが、新生物の細胞成長または細胞増殖を有することが疑われる哺乳動物から入手される、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記哺乳動物が、結腸癌、精巣癌、肺癌および乳癌からなる群より選択される疾患および障害に関する新生物の細胞成長または細胞増殖を有することが疑われる、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記哺乳動物に、治療的に有効量のPRO1868アゴニストを投与する工程を包含する、哺乳動物の骨および/または軟骨関連障害を処置する方法。
【請求項23】
STIgMAポリペプチド、PRO301ポリペプチド、PRO362ポリペプチド、PRO245ポリペプチドまたはPRO1868ポリペプチドに特異的に結合する、単離された抗体。
【請求項24】
請求項23に記載の抗体であって、該抗体は、(1)該STIgMAポリペプチドが配列番号2、配列番号32、配列番号33および配列番号34のポリペプチドからなる群より選択されるか、(2)該PRO301ポリペプチドが配列番号1の配列を含むか、(3)該PRO362ポリペプチドが配列番号2の配列を含むか、または、(4)該PRO245ポリペプチドが配列番号9の配列を含む、抗体。
【請求項25】
モノクローナル抗体である、請求項23または請求項24に記載の抗体。
【請求項26】
非ヒト相補性決定領域(CDR)残基およびヒトフレームワーク領域(FR)残基を含む、請求項25に記載の抗体。
【請求項27】
標識される、請求項26に記載の抗体。
【請求項28】
固体支持体上に固定される、請求項27に記載の抗体。
【請求項29】
抗体フラグメント、単鎖抗体、または抗イディオタイプ抗体である、請求項23または請求項24に記載の抗体。
【請求項30】
請求項29に記載の抗体を、薬学的に受容可能なキャリアと混合して含有する組成物。
【請求項31】
二次抗体または細胞毒性剤または化学療法剤を、さらに含有する、請求項30に記載の組成物。
【請求項32】
単離された核酸分子であって、該核酸分子は、配列番号32のアミノ酸21〜276、配列番号33のアミノ酸21〜182、配列番号34のアミノ酸21〜180、または配列番号31のアミノ酸1〜310のアミノ酸配列と少なくとも約80%の同一性を有するポリペプチドをコードする核酸配列を含む、核酸分子。
【請求項33】
前記配列同一性が少なくとも約85%である、請求項32に記載の単離された核酸分子。
【請求項34】
(a)図22(配列番号31)のアミノ酸残基1〜310の配列を含むPRO1868ポリペプチドをコードするDNA分子、または(b)(a)のDNA分子の相補体に対して少なくとも80%の配列同一性を有するDNAを含む、単離された核酸。
【請求項35】
図22(配列番号31)のアミノ酸残基1〜310を有するPRO1868ポリペプチドをコードするDNAを含む、請求項34に記載の単離された核酸。
【請求項36】
ATCC受託番号203553の下で寄託されたcDNAの全長コード配列に対して、少なくとも80%の核酸配列同一性を有する、単離された核酸。
【請求項37】
配列番号32のアミノ酸21〜399、配列番号33のアミノ酸21〜305、および配列番号34のアミノ酸21〜280からなる群より選択されるポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む、単離された核酸分子。
【請求項38】
請求項32〜請求項37のいずれか1項に記載の核酸を含む、ベクター。
【請求項39】
前記ベクターを用いて形質転換された宿主細胞によって識別される制御配列に、作動可能に結合した、請求項38に記載のベクター。
【請求項40】
請求項38または請求項39に記載のベクターを含む、宿主細胞。
【請求項41】
前記宿主細胞が、CHO細胞、E.coli、酵母細胞およびバキュロウイルス感染昆虫細胞からなる群より選択される、請求項40に記載の宿主細胞。
【請求項42】
PRO1868ポリペプチドの発現に適した条件下で、請求項41に記載の宿主細胞を培養する工程、および該培養物から該ポリペプチドを回収する工程を包含する、PRO1868ポリペプチドを産生するためのプロセス。
【請求項43】
配列番号32のアミノ酸21〜276、配列番号33のアミノ酸21〜182、配列番号34のアミノ酸21〜180、配列番号31のアミノ酸1〜310、および配列番号アミノ酸1〜Xからなる群より選択されるアミノ酸配列を含む単離されたポリペプチドであって、ここで、Xは、アミノ酸237〜247のいずれか一つである、ポリペプチド。
【請求項44】
ATCC受託番号203553の下で寄託されたcDNAの全長コード配列によってコードされるアミノ酸配列に対して、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有する、単離されたポリペプチド。
【請求項45】
異種アミノ酸配列に融合した、請求項43または請求項44に記載のポリペプチドを含む、キメラ分子。
【請求項46】
前記異種アミノ酸配列が、エピトープタグまたは免疫グロブリンのFc領域である、請求項45に記載のキメラ分子。
【請求項47】
免疫グロブリンの定常領域配列に融合した、配列番号32のアミノ酸1もしくは約21〜約276、または配列番号33のアミノ酸1または約21〜約182、配列番号34のアミノ酸1または約21〜約180を含む、イムノアドヘシン。
【請求項48】
前記定常領域配列が、免疫グロブリン重鎖定常領域の配列である、請求項47に記載のイムノアドヘシン。
【請求項49】
請求項43または44に記載のポリペプチドに特異的に結合する、単離された抗体。
【請求項50】
前記抗体が、任意の他のポリペプチドまたはポリペプチドエピトープに実質的に結合することなく、前記ポリペプチドに特異的に結合するか、または該ポリペプチド上のエピトープに特異的に結合する、請求項49に記載の抗体。
【請求項51】
モノクローナル抗体、ヒト化抗体または単鎖抗体である、請求項50に記載の単離された抗体。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
図22(配列番号31)のアミノ酸残基1〜310のアミノ酸配列と少なくとも約80%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、単離されたポリペプチド。
【請求項2】
図22(配列番号31)のアミノ酸残基1〜310のアミノ酸配列と少なくとも約85%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項3】
図22(配列番号31)のアミノ酸残基1〜310のアミノ酸配列と少なくとも約90%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項4】
図22(配列番号31)のアミノ酸残基1〜310のアミノ酸配列と少なくとも約95%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項5】
図22(配列番号31)に示されるアミノ酸残基31〜310を含む、請求項1に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項6】
図22(配列番号31)に示されるアミノ酸残基31〜241を含む、請求項1に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項7】
配列番号31のアミノ酸1〜Xを含む単離されたポリペプチドであって、Xが、アミノ酸237〜247のいずれか一つである、ポリペプチド。
【請求項8】
異種アミノ酸配列に融合した、請求項1〜7のいずれか1項に記載のポリペプチドを含む、キメラ分子。
【請求項9】
前記異種アミノ酸配列が、エピトープタグまたは免疫グロブリンのFc領域である、請求項8に記載のキメラ分子。
【請求項10】
単離された核酸分子であって、該核酸分子は、配列番号31のアミノ酸残基1〜310のアミノ酸配列と少なくとも約80%の配列同一性を有するポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む、核酸分子。
【請求項11】
請求項10に記載の単離された核酸分子であって、該核酸分子は、配列番号31のアミノ酸残基1〜310のアミノ酸配列と少なくとも約85%の配列同一性を有するポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む、核酸分子。
【請求項12】
請求項10に記載の単離された核酸分子であって、該核酸分子は、配列番号31のアミノ酸残基1〜310のアミノ酸配列と少なくとも約90%の配列同一性を有するポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む、核酸分子。
【請求項13】
請求項10に記載の単離された核酸分子であって、該核酸分子は、配列番号31のアミノ酸残基1〜310のアミノ酸配列と少なくとも約95%の配列同一性を有するポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む、核酸分子。
【請求項14】
配列番号31のアミノ酸残基1〜310をコードするヌクレオチド配列を含む、請求項10に記載の単離された核酸分子。
【請求項15】
(a)図11のアミノ酸残基1〜310の配列を含むPRO1868ポリペプチドをコードするDNA分子、または(b)(a)のDNA分子の相補体に対して少なくとも80%の配列同一性を有するDNAを含む、単離された核酸。
【請求項16】
請求項10〜15のいずれか1項に記載の核酸を含む、ベクター。
【請求項17】
前記核酸が、前記ベクターを用いて形質転換された宿主細胞によって識別される制御配列に、作動可能に結合した、請求項16に記載のベクター。
【請求項18】
請求項17に記載のベクターを含む、宿主細胞。
【請求項19】
前記宿主細胞が、CHO細胞、E.coli細胞、酵母細胞またはバキュロウイルス感染昆虫細胞である、請求項18に記載の宿主細胞。
【請求項20】
PRO1868ポリペプチドの発現に適した条件下で、請求項18または19に記載の宿主細胞を培養する工程、および該ポリペプチドを回収する工程を包含する、PRO1868ポリペプチドを産生するためのプロセス。
【請求項21】
図22(配列番号31)に示されるポリペプチド配列のアミノ酸残基31〜241に特異的に結合する、抗体。
【請求項22】
モノクローナル抗体である、請求項21に記載の抗体。
【請求項23】
非ヒト相補性決定領域(CDR)残基およびヒトフレームワーク領域(FR)残基を含む、請求項22に記載の抗体。
【請求項24】
標識される、請求項22に記載の抗体。
【請求項25】
固体支持体上に固定される、請求項24に記載の抗体。
【請求項26】
抗体フラグメント、単鎖抗体、または抗イディオタイプ抗体である、請求項21〜25のいずれか1項に記載の抗体。
【請求項27】
請求項21〜26のいずれか1項に記載の抗体を、薬学的に受容可能なキャリアと混合して含有する組成物。
【請求項28】
哺乳動物における腫瘍を診断するための方法であって、該方法は、(a)配列番号31のポリペプチドのアミノ酸残基31〜241に特異的に結合する抗体を、該哺乳動物から入手した細胞の試験サンプルと接触させる工程、および(b)該試験サンプル中の該抗体と該ポリペプチドとの間の複合体の形成を検出する工程であって、該複合体の形成が、該哺乳動物中の腫瘍の存在を示す、工程を包含する、方法。
【請求項29】
前記試験サンプルが、新生物の細胞成長または細胞増殖を有することが疑われる哺乳動物から入手される、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記哺乳動物が、結腸癌、精巣癌、肺癌および乳癌からなる群より選択される疾患または障害に関する新生物の細胞成長または細胞増殖を有することが疑われる、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
腫瘍を処置するための方法であって、該方法は、配列番号31のポリペプチドを過剰発現する腫瘍を有すると診断された患者に、該ポリペプチドに特異的に結合する抗体を投与する工程を包含する、方法。
【請求項32】
前記哺乳動物に、治療的に有効量の配列番号31のポリペプチドまたはそのアゴニストを投与する工程を包含する、哺乳動物の骨および/または軟骨関連障害を処置する方法。
【請求項33】
十分に分化したマクロファージが組織中の内皮細胞に付着するのを阻害するための方法であって、該方法は、該組織を、配列番号2のポリペプチド、配列番号32のポリペプチドおよび配列番号33のポリペプチドからなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインを含むイムノアドヘシンと接触させる工程を包含する、方法。
【請求項34】
哺乳動物における慢性閉塞性肺疾患(COPD)を処置するための方法であって、該方法は、該哺乳動物に、配列番号2のポリペプチド、配列番号32のポリペプチドおよび配列番号33のポリペプチドからなる群より選択されるポリペプチドの細胞外ドメインを含むイムノアドヘシンの有効量を投与する工程を包含する、方法。

【図1A】
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【図2】
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【図3】
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【図4A−B】
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【図4C】
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【図5】
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【図6A】
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【図6B】
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【図7】
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【図8】
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【図9A】
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【図9B】
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【図10A】
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【図10B】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61A】
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【図61B】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【公表番号】特表2006−501862(P2006−501862A)
【公表日】平成18年1月19日(2006.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−500358(P2005−500358)
【出願日】平成15年10月1日(2003.10.1)
【国際出願番号】PCT/US2003/031207
【国際公開番号】WO2004/031105
【国際公開日】平成16年4月15日(2004.4.15)
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【Fターム(参考)】