説明

AICAリボシド類縁体

【課題】細胞外アデノシンの局所的増大による調節を受け得る疾患の処置に関する。
【解決手段】アデノシンの細胞外レベルを増大する際に有用な5-アミノ-1-β-D-リボフラノシルイミダゾール-4-カルボキシアミド(AICAリボシド)の類縁体を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式:
【化1】


[式中、Xは−CHを表し;
は水素、アミノ、ヒドロカルビルアミノ、またはジヒドロカルビルアミノアルキレンイミノを表し;
は(窒素原子に結合している)アミド水素の1つが任意にアルキル、シクロアルキル、またはアリールもしくはアラルキル(任意に、ハロゲン、アルキル、アリール、ニトロ、アミノ、ヒドロカルビルアミノ、スルフヒドリル、ヒドロカルビルチオ、ヒドロキシ、ヒドロカルビルオキシ、トリフルオロメチル、またはスルホンアミドから独立に選択される1ないし3個の置換基で置換されていてもよい)で置換されていてもよいカルボキサミドを表すか、もしくはRは両アミド水素がアルキルで置換されたカルボキサミドを表すか、もしくは両アミド水素が共に1つのアルキレンまたはアルアルキレン基で置換されて環を形成しているカルボキサミドを表すか、もしくはRは−C(O)−S−R(Rはアルキル、シクロアルキル、あるいはアリールまたはアラルキル(任意にハロゲン、アルキル、アリール、ニトロ、アミノ、ヒドロカルビルアミノ、スルフヒドリル、ヒドロカルビルチオ、ヒドロキシ、ヒドロカルビルオキシ、トリフルオロメチル、またはスルホンアミドから独立に選択される1ないし3個の置換基で置換されていてもよい)を表す)を表すか、もしくはRは、式:
【化2】


(式中、alkは2ないし8炭素原子のアルキレンを表す)
で表される基であり;
は水素、ヒドロカルビル、アミノ、ヒドロカルビルアミノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロカルビルオキシ、スルフヒドリル、またはヒドロカルビルチオを表し;
およびRは独立に水素、(1ないし約18炭素原子の)ヒドロカルビル、アシルまたはヒドロカルビルオキシカルボニルを表し;そして、
は水素、ヒドロカルビル、ヒドロカルビルオキシ、スルフヒドリル、ヒドロカルビルチオ、スルファミルオキシ、アミノ、ヒドロカルビルアミノ、アジド、アシルオキシ、ヒドロカルビルオキシカルボキシまたはリン酸エステルもしくはその塩を表す;
ただし、
(1)−X−が−CHを表し、Rがアミノを表し、Rが非置換カルボキサミドを表し、Rが水素を表し、そしてRおよびRが独立に水素、アシルまたはヒドロカルビルオキシカルボニルを表す場合、
はヒドロカルビル、ヒドロカルビルオキシ、スルフヒドリル、ヒドロカルビルチオ、スルファミルオキシ、アミノ、ヒドロカルビルアミノ、アジド、またはリン酸エステルもしくはその塩を表す;
(2)RおよびRが共に水素を表す場合、
は水素、ヒドロカルビル、ヒドロカルビルオキシ、スルフヒドリル、ヒドロカルビルチオ、スルファミルオキシ、アミノ、ヒドロカルビルアミノ、アジド、アシルオキシ、またはヒドロカルビルオキシカルボキシを表す;
(3)RおよびRが共にアセチルを表す場合、
はスルファミルオキシ、ヒドロカルビルアミノ、アジド、アシルオキシ、ヒドロカルビルオキシカルボキシまたはリン酸エステルもしくはその塩を表す;および
)Rが−CONHを表し、Rが水素を表す場合、
は水素、ヒドロカルビル、ヒドロカルビルオキシ、スルフヒドリル、ヒドロカルビルチオ、スルファミルオキシ、ヒドロカルビルアミノ、アシルオキシ、ヒドロカルビルオキシカルボキシまたはリン酸エステルもしくはその塩を表す]
で表されるAICAリボシドの置換イミダゾール類縁体からなる化合物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−102366(P2009−102366A)
【公開日】平成21年5月14日(2009.5.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−327961(P2008−327961)
【出願日】平成20年12月24日(2008.12.24)
【分割の表示】特願2004−275699(P2004−275699)の分割
【原出願日】平成3年8月9日(1991.8.9)
【出願人】(399124174)メタバシス・セラピューティクス・インコーポレイテッド (19)
【氏名又は名称原語表記】METABASIS THERAPEUTICS, INC.
【Fターム(参考)】