AKTおよびP70S6キナーゼ阻害剤
本発明は、式
のAKTおよびp70 S6キナーゼ阻害剤を提供する。本発明はまた、式Iの化合物を含む医薬組成物、式Iの化合物の使用および式Iの化合物を使用する方法を提供する。
のAKTおよびp70 S6キナーゼ阻害剤を提供する。本発明はまた、式Iの化合物を含む医薬組成物、式Iの化合物の使用および式Iの化合物を使用する方法を提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の式の化合物
【化1】
(式中、
XはF、Cl、CF3、CNまたはHであり、
YはF、HまたはClであり、
R1およびR2は独立して、H、C1−C4アルキルまたはCH2CH2OHであるか、あるいは、
R1およびR2は、それらが結合される窒素原子と一緒に、2位においてヒドロキシメチル、もしくは3位においてヒドロキシで任意に置換されているピロリジン環、または3位においてヒドロキシで置換されているアゼチジン環を形成し、
R3はHまたはOHであり、
R6はHであるか、またはR6およびR2は、R2が結合される窒素原子と一緒に、ピペリジン環を形成し、
R7およびR8は独立して、HまたはCH3であるか、あるいはR7およびR1は、R1が結合される窒素原子と一緒に、ピロリジン環を形成し、
WはCR4R5、NR10、C=OまたはC=CH−R9であり、
R4およびR5は独立して、H、CH3、またはCH2CH3であり、R4およびR5は、それらが結合される炭素原子と一緒に、シクロペンタン環を形成するか、あるいはR4またはR5のうちの1つはベンジルであり、他方はHであり、
R9は2−チアゾリル、4−ピリジル、2−メチル−4−チアゾリル、2−イミダゾリル、5−チアゾリル、または4−イミダゾリルであり、
R10はHまたはC1−C3アルキルである)
またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項2】
YはFである、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項3】
XはCl、CF3またはFである、請求項1または請求項2に記載の化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項4】
WはCR4R5である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項5】
R4およびR5は独立して、HまたはCH3であるか、あるいはR4およびR5はそれらが結合される炭素原子と一緒に、シクロペンタン環を形成する、請求項4に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項6】
WはNR10である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項7】
WはC=CH−R9である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項8】
R9は5−チアゾリルである、請求項7に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項9】
R1およびR2は独立して、H、C1−C4アルキルもしくはCH2CH2OHであるか、またはR1およびR2は、それらが結合される窒素原子と一緒に、2位においてヒドロキシメチル、または3位においてヒドロキシで任意に置換されているピロリジン環を形成する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項10】
R3はHである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項11】
4−{4−[1−(2−ジメチルアミノ−エチル)−4−(4−フルオロ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]ピペリジン−1−イル}−5,7−ジヒドロ−ピロロ[2,3−d]−ピリミジン−6−オンである、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項12】
請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、および薬学的に許容可能な担体、希釈剤または賦形剤を含む医薬製剤。
【請求項13】
治療に使用するための、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項14】
多形性膠芽腫の治療に使用するための、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項15】
哺乳動物における多形性膠芽腫を治療するための方法であって、そのような治療を必要とする哺乳動物に、請求項1〜11のいずれか一項に化合物、またはその薬学的に許容可能な塩の有効量を投与する工程を含む、方法。
【請求項16】
請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む、治療に使用するための医薬組成物。
【請求項17】
請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む、多形性膠芽腫を治療するための医薬組成物。
【請求項1】
以下の式の化合物
【化1】
(式中、
XはF、Cl、CF3、CNまたはHであり、
YはF、HまたはClであり、
R1およびR2は独立して、H、C1−C4アルキルまたはCH2CH2OHであるか、あるいは、
R1およびR2は、それらが結合される窒素原子と一緒に、2位においてヒドロキシメチル、もしくは3位においてヒドロキシで任意に置換されているピロリジン環、または3位においてヒドロキシで置換されているアゼチジン環を形成し、
R3はHまたはOHであり、
R6はHであるか、またはR6およびR2は、R2が結合される窒素原子と一緒に、ピペリジン環を形成し、
R7およびR8は独立して、HまたはCH3であるか、あるいはR7およびR1は、R1が結合される窒素原子と一緒に、ピロリジン環を形成し、
WはCR4R5、NR10、C=OまたはC=CH−R9であり、
R4およびR5は独立して、H、CH3、またはCH2CH3であり、R4およびR5は、それらが結合される炭素原子と一緒に、シクロペンタン環を形成するか、あるいはR4またはR5のうちの1つはベンジルであり、他方はHであり、
R9は2−チアゾリル、4−ピリジル、2−メチル−4−チアゾリル、2−イミダゾリル、5−チアゾリル、または4−イミダゾリルであり、
R10はHまたはC1−C3アルキルである)
またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項2】
YはFである、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項3】
XはCl、CF3またはFである、請求項1または請求項2に記載の化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項4】
WはCR4R5である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項5】
R4およびR5は独立して、HまたはCH3であるか、あるいはR4およびR5はそれらが結合される炭素原子と一緒に、シクロペンタン環を形成する、請求項4に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項6】
WはNR10である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項7】
WはC=CH−R9である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項8】
R9は5−チアゾリルである、請求項7に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項9】
R1およびR2は独立して、H、C1−C4アルキルもしくはCH2CH2OHであるか、またはR1およびR2は、それらが結合される窒素原子と一緒に、2位においてヒドロキシメチル、または3位においてヒドロキシで任意に置換されているピロリジン環を形成する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項10】
R3はHである、請求項1〜9のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項11】
4−{4−[1−(2−ジメチルアミノ−エチル)−4−(4−フルオロ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−1H−イミダゾール−2−イル]ピペリジン−1−イル}−5,7−ジヒドロ−ピロロ[2,3−d]−ピリミジン−6−オンである、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項12】
請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、および薬学的に許容可能な担体、希釈剤または賦形剤を含む医薬製剤。
【請求項13】
治療に使用するための、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項14】
多形性膠芽腫の治療に使用するための、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項15】
哺乳動物における多形性膠芽腫を治療するための方法であって、そのような治療を必要とする哺乳動物に、請求項1〜11のいずれか一項に化合物、またはその薬学的に許容可能な塩の有効量を投与する工程を含む、方法。
【請求項16】
請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む、治療に使用するための医薬組成物。
【請求項17】
請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む、多形性膠芽腫を治療するための医薬組成物。
【公表番号】特表2012−508274(P2012−508274A)
【公表日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−536383(P2011−536383)
【出願日】平成21年11月3日(2009.11.3)
【国際出願番号】PCT/US2009/063020
【国際公開番号】WO2010/056563
【国際公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【出願人】(594197872)イーライ リリー アンド カンパニー (301)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年11月3日(2009.11.3)
【国際出願番号】PCT/US2009/063020
【国際公開番号】WO2010/056563
【国際公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【出願人】(594197872)イーライ リリー アンド カンパニー (301)
【Fターム(参考)】
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