ATP結合カセットトランスポーターのモジュレーター
本発明は、ATP結合カセット(「ABC」)トランスポーターまたはそれらのフラグメントのモジュレーター(嚢胞性線維症膜コンダクタンス制御因子(「CFTR」)を含めて)、それらの組成物、およびそれに伴う方法に関する。本発明はまた、このようなモジュレーター(I)またはそれらの薬学的に受容可能な塩を使用して、ABCトランスポーター媒介性疾患を治療する方法に関する:
ここで:Htは、1個〜4個のヘテロ原子を含有する、5員ヘテロ芳香環であり、該環は、必要に応じて、6員単環式または10員二環式の炭素環または複素環、芳香環または非芳香環に縮合されており、Htは、必要に応じて置換されている;環Aは、0個〜3個のヘテロ原子を有する、3員〜7員単環式環であり、環Aは、必要に応じて置換されている;環Bは、必要に応じて、5員〜6員炭素環または複素環、芳香環または非芳香環に縮合されている。
ここで:Htは、1個〜4個のヘテロ原子を含有する、5員ヘテロ芳香環であり、該環は、必要に応じて、6員単環式または10員二環式の炭素環または複素環、芳香環または非芳香環に縮合されており、Htは、必要に応じて置換されている;環Aは、0個〜3個のヘテロ原子を有する、3員〜7員単環式環であり、環Aは、必要に応じて置換されている;環Bは、必要に応じて、5員〜6員炭素環または複素環、芳香環または非芳香環に縮合されている。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iを有する化合物、またはそれらの薬学的に受容可能な塩:
【化1】
ここで:
Htは、5員ヘテロ芳香環であり、該5員ヘテロ芳香環は、1個〜4個のヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、O、S、NまたはNHから選択され、ここで、該環は、必要に応じて、6員単環式または10員二環式の炭素環または複素環の、芳香環または非芳香環に縮合されており、ここで、Htは、必要に応じて、−WRWのw個の存在で置換されており、ここで、wは、0〜5である;
RNは、HまたはRである;
Rは、水素またはC1〜6脂肪族であり、ここで、Q、WまたはXの2個までのメチレン単位は、必要に応じて、別個に、−CO−、−CS−、−COCO−、−CONR’−、−CONR’NR’−、−CO2−、−OCO−、−NR’CO2−、−O−、−NR’CONR’−、−OCONR’−、−NR’NR’、−NR’NR’CO−、−NR’CO−、−S−、−SO、−SO2−、−NR’−、−SO2NR’−、NR’SO2−または−NR’SO2NR’−で置き換えられている;
環Aは、3員〜7員単環式環であり、該3員〜7員単環式環は、0個〜3個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子は、O、S、NまたはNHから選択され、ここで、環Aは、必要に応じて、−QRQのq個の存在で置換されている;
環Bは、必要に応じて、5員〜6員の炭素環または複素環の、芳香環または非芳香環に縮合されている;
x、qおよびzの各々は、別個に、0〜5である;
各−X−RX、−Q−RQおよび−Z−RZは、別個に、R’である;
R’は、別個に、R1、R2、R3、R4またはR5である;
R1は、オキソ、R6または((C1〜C4)脂肪族)n−Yである;
nは、0または1である;
Yは、ハロ、CN、NO2、CF3、OCF3、OH、SR6、S(O)R6、SO2R6、NH2、NHR6、N(R6)2、NR6R8、COOH、COOR6またはOR6である;または
隣接環原子上の2個のR1は、一緒になって、1,2−メチレンジオキシまたは1,2−エチレンジオキシを形成する;
R2は、脂肪族であり、ここで、各R2は、必要に応じて、2個までの置換基を含み、該置換基は、別個に、R1、R4またはR5から選択される;
R3は、環状脂肪族、アリール、複素環またはヘテロアリール環であり、必要に応じて、3個までの置換基を含み、該置換基は、別個に、R1、R2、R4またはR5から選択される;
R4は、OR5、OR6、OC(O)R6、OC(O)R5、OC(O)OR6、OC(O)OR5、OC(O)N(R6)2、OC(O)N(R5)2、OC(O)N(R6R5)、SR6、SR5、S(O)R6、S(O)R5、SO2R6、SO2R5、SO2N(R6)2、SO2N(R5)2、SO2NR5R6、SO3R6、SO3R5、C(O)R5、C(O)OR5、C(O)R6、C(O)OR6、C(O)N(R6)2、C(O)N(R5)2、C(O)N(R5R6)、C(O)N(OR6)R6、C(O)N(OR5)R6、C(O)N(OR6)R5、C(O)N(OR5)R5、C(NOR6)R6、C(NOR6)R5、C(NOR5)R6、C(NOR5)R5、N(R6)2、N(R5)2、N(R5R6)、NR5C(O)R5、NR6C(O)R6、NR6C(O)R5、NR5C(O)R6、NR6C(O)OR6、NR5C(O)OR6、NR6C(O)OR5、NR5C(O)OR5、NR6C(O)N(R6)2、NR6C(O)NR5R6、NR6C(O)N(R5)2、NR5C(O)N(R6)2、NR5C(O)NR5R6、NR5C(O)N(R5)2、NR6SO2R6、NR6SO2R5、NR5SO2R6、NR5SO2R5、NR6SO2N(R6)2、NR6SO2NR5R6、NR6SO2N(R5)2、NR5SO2NR5R6、NR5SO2N(R5)2、N(OR6)R6、N(OR6)R5、N(OR5)R5またはN(OR5)R6である;
R5は、環状脂肪族、アリール、複素環またはヘテロアリール環であり、必要に応じて、3個までのR1置換基を含む;
R6は、Hまたは脂肪族であり、ここで、R6は、必要に応じて、R7置換基を含む;
R7は、環状脂肪族、アリール、複素環またはヘテロアリール環であり、そして各R7は、必要に応じて、2個までの置換基を含み、該置換基は、別個に、H、(C1〜C6)−直鎖または分枝アルキル、(C2〜6)直鎖または分枝アルケニルまたはアルキニル、1,2−メチレンジオキシ、1,2−エチレンジオキシ、または(CH2)n−Zから選択される;
Zは、ハロ、CN、NO2、CF3、OCF3、OH、S−脂肪族、S(O)−脂肪族、SO2−脂肪族、NH2、NH−脂肪族、N(脂肪族)2、N(脂肪族)R8、NHR8、COOH、C(O)O(−脂肪族)、またはO−脂肪族から選択される;そして
R8は、アミノ保護基である;
但し、図1で示した化合物は、除外される、
化合物。
【請求項2】
R’が、別個に、水素または必要に応じて置換した基から選択され、該必要に応じて置換した基が、C1〜C8脂肪族基、3員〜8員飽和、部分不飽和または完全不飽和単環式環または8員〜12員飽和、部分不飽和または完全不飽和二環式環系から選択され、該単環式環が、0個〜3個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子が、別個に、窒素、酸素またはイオウから選択され、そして該二環式環系が、0個〜5個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子が、別個に、窒素、酸素またはイオウから選択される;またはR’の2個の存在が、それらが結合する原子と一緒になって、必要に応じて置換した3員〜12員飽和、部分不飽和または完全不飽和単環式または二環式環を形成し、該環が、0個〜4個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子が、別個に、窒素、酸素またはイオウから選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Q、XおよびWの各々が、別個に、結合または必要に応じて置換したC1〜C6アルキリデン鎖であり、ここで、Q、WまたはXの2個までのメチレン単位が、必要に応じて、別個に、−CO−、−CS−、−COCO−、−CONR’−、−CONR’NR’−、−CO2−、−OCO−、−NR’CO2−、−O−、−NR’CONR’−、−OCONR’−、−NR’NR’、−NR’NR’CO−、−NR’CO−、−S−、−SO、−SO2−、−NR’−、−SO2NR’−、NR’SO2−または−NR’SO2NR’−で置き換えられている、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
RX、RQおよびRWが、別個に、R’、ハロ、NO2、CN、CF3またはOCF3である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項5】
Qが、別個に、結合または必要に応じて置換したC1〜6アルキリデン鎖であり、ここで、1個または2個の非隣接メチレン単位が、必要に応じて、別個に、O、NR、S、SO2、COOまたはCOで置き換えられており、そしてRQが、R’またはハロゲンであり、さらに他の実施形態では、QRQの各存在が、別個に、−C1〜3アルキル、−O(C1〜3アルキル)、−CF3、−OCF3、−SCF3、−F、−Cl、−Br、または−COOR’、−COR’、−O(CH2)2N(R)(R’)、−O(CH2)N(R)(R’)、−CON(R)(R’)、−(CH2)2OR’、−(CH2)OR’、必要に応じて置換したフェニル、−N(R)(R’)、−(CH2)2N(R)(R’)、または−(CH2)N(R)(R’)である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
Xが、別個に、結合または必要に応じて置換したC1〜6アルキリデン鎖であり、ここで、1個または2個の非隣接メチレン単位が、必要に応じて、別個に、O、NR、S、SO2、COOまたはCOで置き換えられており、そしてRXが、R’またはハロゲンであり、さらに他の実施形態では、XRXの各存在が、別個に、−C1〜3アルキル、−O(C1〜3アルキル)、−CF3、−OCF3、−SCF3、−F、−Cl、−Br、または−COOR’、−COR’、−O(CH2)2N(R)(R’)、−O(CH2)N(R)(R’)、−CON(R)(R’)、−(CH2)2OR’、−(CH2)OR’、必要に応じて置換したフェニル、−N(R)(R’)、−(CH2)2N(R)(R’)、または−(CH2)N(R)(R’)である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
Wが、別個に、結合または必要に応じて置換したC1〜6アルキリデン鎖であり、ここで、1個または2個の非隣接メチレン単位が、必要に応じて、別個に、O、NR、S、SO2、COOまたはCOで置き換えられており、そしてRWが、R’またはハロゲンであり、さらに他の実施形態では、WRWの各存在が、別個に、−C1〜3アルキル、−O(C1〜3アルキル)、−CF3、−OCF3、−SCF3、−F、−Cl、−Br、または−COOR’、−COR’、−O(CH2)2N(R)(R’)、−O(CH2)N(R)(R’)、−CON(R)(R’)、−(CH2)2OR’、−(CH2)OR’、必要に応じて置換したフェニル、−N(R)(R’)、−(CH2)2N(R)(R’)、または−(CH2)N(R)(R’)である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
Rが、水素である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
環Aが、3員〜7員シクロアルキル環である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
環Aが、3員〜7員環であり、該環が、1個のヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子が、O、NHまたはSから選択されるか、または環Aが、2個までのヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子が、O、SまたはNHから選択される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
環Aが、以下:
【化2】
【化3】
から選択される、請求項9または10に記載の化合物。
【請求項12】
Htが、5員ヘテロ芳香環であり、該ヘテロ芳香環が、1個〜4個の窒素原子を含有し、ここで、Htが、必要に応じて、3個までの置換基で置換されている、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
前記環が、必要に応じて、フェニル環に縮合されている、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
Htが、以下の環:
【化4】
【化5】
の1個から選択され、ここで、各環は、炭素環原子を介して、分子の残部に連結されている、請求項12または13に記載の化合物。
【請求項15】
環Bが、5員〜6員の炭素環または複素環の、芳香環または非芳香環に縮合されている、請求項1〜14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
環Bが、5員複素環に縮合されている、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
環Bが、2個の酸素環原子を有する5員環に縮合されている、請求項15に記載の化合物。
【請求項18】
環Bが、必要に応じて置換したフェニルである、請求項1〜14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
式IIAを有する、請求項1に記載の化合物:
【化6】
ここで:
mは、0〜4である;
Ht1は、5員ヘテロ芳香環であり、該5員ヘテロ芳香環は、1個〜4個のヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、O、S、NまたはNHから選択され、ここで、該環は、必要に応じて、フェニルまたは6員ヘテロ芳香環に縮合されている;
環Bは、必要に応じて、5員〜6員炭素環または複素環、芳香環または非芳香環に縮合されている;
X、RX、x、W、RWおよびwは、請求項1で定義したとおりである、
化合物。
【請求項20】
mが、0である、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
mが、1である、請求項19に記載の化合物。
【請求項22】
mが、2である、請求項19に記載の化合物。
【請求項23】
mが、3である、請求項19に記載の化合物。
【請求項24】
mが、4である、請求項19に記載の化合物。
【請求項25】
Ht1が、以下:
【化7】
【化8】
から選択され、ここで、各環は、炭素環原子を介して、分子の残部に連結されている、請求項19に記載の化合物。
【請求項26】
Ht1が、上記環1−d、1−f、1−j、1−lおよび1−vから選択される、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
Ht1が、1−dである、請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
Ht1が、1−fである、請求項26に記載の化合物。
【請求項29】
wが、1である、請求項19〜28のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項30】
W−RWが、一緒になって、−OR’またはR’置換基を形成する、請求項19〜29のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項31】
環Bが、フェニルであり、該フェニルが、必要に応じて、x個までの存在のX−RXで置換されている、請求項19〜30のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項32】
環Bが、5員環と縮合されている、請求項19〜31のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項33】
xが、0〜3である、請求項19〜32のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項34】
xが、0〜2である、請求項19〜32のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項35】
式IIIAまたは式IIIBを有する、請求項1に記載の化合物:
【化9】
ここで:
mは、0〜4である;
Arは、フェニルまたは6員環ヘテロ芳香環である;
Lは、結合、O、S、SO、SO2、C(O)、NR’、C1〜4脂肪族またはCHRLである;または
Lは、
【化10】
である;
RLは、−OR’、−SR’、−SOR’、−SO2R’または−N(R’)2である;
ここで、環A’は、3員〜7員単環式環であり、該3員〜7員単環式環は、0個〜3個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子は、O、S、NまたはNHから選択され、ここで、環A’は、必要に応じて、−QRQのq個の存在で置換されている;
R’は、上で定義したとおりである;
X9は、CH2またはCF2である;
Ht1は、5員ヘテロ芳香環であり、該5員ヘテロ芳香環は、1個〜4個のヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、O、S、NまたはNHから選択され、ここで、該環は、必要に応じて、フェニル環に縮合されている、
化合物。
【請求項36】
Ht1が、以下:
【化11】
【化12】
から選択され、ここで、各環は、炭素環原子を介して、分子の残部に連結されている、請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
Ht1が、1−d、1−f、1−j、1−lおよび1−vである、請求項35に記載の化合物。
【請求項38】
環Arが、以下から選択される、請求項35に記載の化合物:
【化13】
【請求項39】
mが、0である、請求項35に記載の化合物。
【請求項40】
mが、1である、請求項35に記載の化合物。
【請求項41】
mが、2である、請求項35に記載の化合物。
【請求項42】
mが、3である、請求項35に記載の化合物。
【請求項43】
mが、4である、請求項35に記載の化合物。
【請求項44】
前記化合物が、式IVA’または式IVB’を有する、請求項35に記載の化合物:
【化14】
ここで、
Lは、結合、O、S、SO、SO2、C(O)、NR’、C1〜4脂肪族またはCHRLである;または
Lは、
【化15】
である;
RLは、−OR’、−SR’、−SOR’、−SO2R’または−N(R’)2である;
ここで、環A’は、3員〜7員単環式環であり、該3員〜7員単環式環は、0個〜3個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子は、O、S、NまたはNHから選択され、ここで、環A’は、必要に応じて、q個の存在の−QRQで置換されている;
R’は、上で定義したとおりである;
X9は、CH2またはCF2である;
X1は、O、SまたはNRである;
Rは、水素またはC1〜4脂肪族である;そして
X2およびX3の各々は、別個に、CHまたはNから選択される、
化合物。
【請求項45】
式IVA−1’または式IVD−1’:
【化16】
を有する、請求項44に記載の化合物。
【請求項46】
X1が、Sであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項45に記載の化合物。
【請求項46】
X1が、Sであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項45に記載の化合物。
【請求項47】
X1が、Sであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項45に記載の化合物。
【請求項48】
X1が、Oであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項45に記載の化合物。
【請求項49】
X1が、Oであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項45に記載の化合物。
【請求項50】
X1が、Oであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項45に記載の化合物。
【請求項51】
X1が、NRであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項45に記載の化合物。
【請求項52】
Rが、水素である、請求項45に記載の化合物。
【請求項53】
Rが、C1〜4アルキルである、請求項45に記載の化合物。
【請求項54】
X1が、NRであり、X2およびX3の両方が、Nであり、ここで、Rが、水素であるか、またはRが、C1〜4アルキルである、請求項45に記載の化合物。
【請求項55】
X1が、NRであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nであり、ここで、Rが、水素またはC1〜4アルキルである、請求項45に記載の化合物。
【請求項56】
式IVA−2’または式IVB−1’:
【化17】
を有する、請求項44に記載の化合物。
【請求項57】
X1が、Sであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項56に記載の化合物。
【請求項58】
X1が、Sであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項56に記載の化合物。
【請求項59】
X1が、Sであり、X2が、CH、そしてX3が、Nである、請求項56に記載の化合物。
【請求項60】
X1が、Oであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項56に記載の化合物。
【請求項61】
X1が、Oであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項56に記載の化合物。
【請求項62】
X1が、Oであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項56に記載の化合物。
【請求項63】
X1が、NRであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項56に記載の化合物。
【請求項64】
X1が、NRであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項56に記載の化合物。
【請求項65】
X1が、NRであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項56に記載の化合物。
【請求項66】
式IVA−3’または式IVB−3’:
【化18】
を有する、請求項44に記載の化合物。
【請求項67】
X1が、Sであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項66に記載の化合物。
【請求項68】
X1が、Sであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項66に記載の化合物。
【請求項69】
X1が、Sであり、X2が、CH、そしてX3が、Nである、請求項66に記載の化合物。
【請求項70】
X1が、Oであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項66に記載の化合物。
【請求項71】
X1が、Oであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項66に記載の化合物。
【請求項72】
X1が、Oであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項66に記載の化合物。
【請求項73】
X1が、NRであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項66に記載の化合物。
【請求項74】
X1が、NRであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項66に記載の化合物。
【請求項75】
X1が、NRであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項66に記載の化合物。
【請求項76】
式IVA−4’または式IVD−4’:
【化19】
を有する、請求項44に記載の化合物。
【請求項77】
X1が、Sであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項76に記載の化合物。
【請求項78】
X1が、Sであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項76に記載の化合物。
【請求項79】
X1が、Sであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項76に記載の化合物。
【請求項80】
X1が、Oであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項76に記載の化合物。
【請求項81】
X1が、Oであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項76に記載の化合物。
【請求項82】
X1が、Oであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項76に記載の化合物。
【請求項83】
X1が、NRであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項76に記載の化合物。
【請求項84】
X1が、NRであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項76に記載の化合物。
【請求項85】
X1が、NRであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項76に記載の化合物。
【請求項86】
式IVA−5’または式IVA−6’:
【化20】
を有する、請求項44に記載の化合物。
【請求項87】
X1が、Sであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項86に記載の化合物。
【請求項88】
X1が、Sであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項86に記載の化合物。
【請求項89】
X1が、Sであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項86に記載の化合物。
【請求項90】
X1が、Oであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項86に記載の化合物。
【請求項91】
X1が、Oであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項86に記載の化合物。
【請求項92】
X1が、Oであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項86に記載の化合物。
【請求項93】
X1が、NRであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項86に記載の化合物。
【請求項94】
X1が、NRであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項86に記載の化合物。
【請求項95】
X1が、NRであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項86に記載の化合物。
【請求項96】
X1が、Sであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項86に記載の化合物。
【請求項97】
X1が、Oであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項86に記載の化合物。
【請求項98】
X1が、Oであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項86に記載の化合物。
【請求項99】
式VA−1’、式VA−2’、式VA−3’または式VA−4’を有する、請求項44に記載の化合物:
【化21】
ここで:
RC、RDおよびREの各々は、別個に、水素またはC1〜6脂肪族であり、該C1〜6脂肪族は、必要に応じて、−OH、−O(C1〜4脂肪族)、−S(C1〜4脂肪族)、−CF3、−OCF3、−SCF3、ハロ、NH2、NHR、N(R)2、C(O)OH、C(O)O(C1〜4脂肪族)、NHC(O)(C1〜4脂肪族)、または3員〜7員複素環で置換されており、該3員〜7員複素環は、4個までのヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、O、NまたはSから選択され、ここで、該環は、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基は、オキソまたは(C1〜4脂肪族)p−Yから選択される;
pは、0または1である;
Yは、ハロ、CN、NO2、CF3、OCF3、OR、SR、NH2、NHR、N(R)2、COOHまたはCOORである;
Rは、水素またはC1〜4脂肪族である;
RAAおよびRBBは、窒素原子と一緒になって、3員〜7員複素環であり、該3員〜7員複素環は、4個までのヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、O、NまたはSから選択され、ここで、該環は、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基は、オキソまたは(C1〜4脂肪族)p−Yから選択される;
pは、0または1である;
Yは、ハロ、CN、NO2、CF3、OCF3、OR、SR、NH2、NHR、N(R)2、COOHまたはCOORである;そして
Rは、水素またはC1〜4脂肪族である、
化合物。
【請求項100】
RCが、C1〜4アルキリデンであり、該C1〜4アルキリデンが、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基が、−OH、−O(C1〜4アルキル)、NH(C1〜4アルキル)またはN(C1〜4アルキル)2から選択される、請求項99に記載の化合物。
【請求項101】
RCが、C1〜4アルキリデンであり、該C1〜4アルキリデンが、必要に応じて、5員〜6員複素環で置換されており、該5員〜6員複素環が、2個までのヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子が、O、NまたはSから選択され、ここで、該環が、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基が、オキソ、(C1〜4脂肪族)、(C1〜4脂肪族)−Yから選択され、ここで、Yが、ハロ、−OHまたは−O(C1〜4アルキル)である、請求項99に記載の化合物。
【請求項102】
RCが、−(CH2)2−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジル)、−(CH2)3−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジル)、−(CH2)4−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジル)、エチルメチルアミノ−エチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチル、2−メトキシエチル、イソプロピル、(2−メトキシメチル−1−ピロリジニル)エチル、テトラヒドロフラン−2−イルメチル、(ピロリジン−2−オン−5−イル)メチル、(ピロリジン−1−イル)エチル、ジメチルアミノエチル、1−ピペリジルエチル、アリル、n−プロピル、ジイソプロピルアミノエチルおよび(N−モルホリノ)エチルから選択される、請求項99に記載の化合物。
【請求項103】
請求項99に記載の式VA−1の化合物であって、ここで:
a.zは、0〜2であり、そしてZRZは、一緒になって、ハロ、OMe、OEt、CN、C(O)NH2、Me、Et、NH2、COOH、SO2Me、N(Me)2またはN(Et)2から選択される;
b.xは、0〜2であり、そしてXRXは、一緒になって、ハロ、OMe、OEt、CN、C(O)NH2、Me、Et、NH2、COOH、SO2Me、N(Me)2、N(Et)2、OCF3またはSMeから選択される;そして
c.RCは、−(CH2)2−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジル)、−(CH2)3−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジル)、−(CH2)4−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジル)、(エチルメチルアミノ)エチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチル、2−メトキシエチル、イソプロピル、(2−メトキシメチル−1−ピロリジニル)エチル、テトラヒドロフラン−2−イルメチル、(ピロリジン−2−オン−5−イル)メチル、(ピロリジン−1−イル)エチル、ジメチルアミノエチル、1−ピペリジルエチル、アリル、n−プロピル、ジイソプロピルアミノエチルまたは(N−モルホリノ)エチルである、
化合物。
【請求項104】
RDが、C1〜4アルキリデンであり、該C1〜4アルキリデンが、必要に応じて、−OH、−O(C1〜4アルキル)、NH(C1〜4アルキル)またはN(C1〜4アルキル)2で置換されている、請求項99に記載の化合物。
【請求項105】
RDが、C1〜4アルキリデンであり、該C1〜4アルキリデンが、必要に応じて、5員〜6員複素環で置換されており、該5員〜6員複素環が、2個までのヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子が、O、NまたはSから選択され、ここで、該環が、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基が、オキソ、(C1〜4脂肪族)、(C1〜4脂肪族)−Yから選択され、ここで、Yが、ハロ、−OHまたは−O(C1〜4アルキル)である、請求項99に記載の化合物。
【請求項106】
RDが、(N−モルホリノ)エチル、(N−モルホリノ)プロピル、ジメチルアミノエチル、(N−ピペリジル)エチル、アリルまたはジイソプロピルアミノエチルから選択される、請求項99に記載の化合物。
【請求項107】
請求項99に記載の式VA−2の化合物であって、ここで:
a.zは、0〜2であり、そしてZRZは、一緒になって、ハロ、OMe、OEt、CN、C(O)NH2、Me、Et、NH2、COOH、SO2Me、N(Me)2またはN(Et)2から選択される;
b.xは、0〜2であり、そしてXRXは、一緒になって、ハロ、OMe、OEt、CN、C(O)NH2、Me、Et、NH2、COOH、SO2Me、N(Me)2、N(Et)2、OCF3またはSMeから選択される;そして
c.RDは、(N−モルホリノ)エチル、(N−モルホリノ)プロピル、ジメチルアミノエチル、(N−ピペリジル)エチル、アリルまたはジイソプロピルアミノエチルである、
化合物。
【請求項108】
RAAおよびRBBの各々が、別個に、C1〜4アルキリデンであり、該C1〜4アルキリデンが、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基が、−OH、−O(C1〜4アルキル)、NH(C1〜4アルキル)またはN(C1〜4アルキル)2から選択される、請求項99に記載の式VA−3の化合物。
【請求項109】
RAAおよびRBBが、C1〜4アルキリデンであり、該C1〜4アルキリデンが、必要に応じて、5員〜6員複素環で置換されており、該5員〜6員複素環が、2個までのヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子が、O、NまたはSから選択され、ここで、該環が、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基が、オキソ、(C1〜4脂肪族)、(C1〜4脂肪族)−Yから選択され、ここで、Yが、ハロ、−OHまたは−O(C1〜4アルキル)である、請求項108に記載の化合物。
【請求項110】
RAAおよびRBBが、Me、Et、プロピル、ブチル、アリル、ヒドロキシエチルまたはジヒドロキシプロピルから選択される、請求項109に記載の化合物。
【請求項111】
RAAおよびRBBが、窒素原子と一緒になって、以下:
【化22】
から選択される、請求項108に記載の化合物。
【請求項112】
RABが、メトキシメチル、メトキシエチル、アリル、メチル、−OH、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、エチレンジオキシ、COOHまたはC(O)CH3から選択される、請求項99に記載の化合物。
【請求項113】
REが、別個に、水素またはC1〜6脂肪族から選択され、該C1〜6脂肪族が、必要に応じて、−OH、−O(C1〜4脂肪族)、−S(C1〜4脂肪族)、−CF3、−OCF3、−SCF3、ハロ、NH2、NHR、N(R)2、C(O)OH、C(O)O(C1〜4脂肪族)またはNHC(O)(C1〜4脂肪族)で置換されている、請求項99に記載の式VA−4の化合物。
【請求項114】
REが、−(CH2)2OH、−(CH2)3OH、−(CH2)4OH、−(CH2)2NH2、−(CH2)2NMe2、−(CH2)2NEt2、−(CH2)2NHC(O)Me、−(CH2)COOH、−(CH2)2COOH、−(CH2)COOMe、−(CH2)CH(NH2)COOHまたは−(CH2)2CH(NH2)COOHから選択される、請求項113に記載の化合物。
【請求項115】
式VC−1’、式VC−2’、式VC−3’または式VC−4’を有する、請求項44に記載の化合物:
【化23】
【化24】
ここで:
RCおよびRDの各々は、別個に、水素またはC1〜6脂肪族であり、該C1〜6脂肪族は、必要に応じて、−O(C1〜4脂肪族)、−CF3、−OCF3、−SCF3、ハロ、NH2、NHR、N(R)2、または3員〜7員複素環で置換されており、該3員〜7員複素環は、4個までのヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、O、NまたはSから選択され、ここで、該環は、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基は、オキソまたは(C1〜4脂肪族)p−Yから選択される;
pは、0または1である;
Yは、ハロ、CN、NO2、CF3、OCF3、OR、SR、NH2、NHR、N(R)2、COOHまたはCOORである;
Rは、水素またはC1〜4脂肪族である;
RAAおよびRBBは、窒素原子と一緒になって、3員〜7員複素環であり、該3員〜7員複素環は、4個までのヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、O、NまたはSから選択され、ここで、該環は、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基は、オキソまたは(C1〜4脂肪族)p−Yから選択される;
pは、0または1である;
Yは、ハロ、CN、NO2、CF3、OCF3、OR、SR、NH2、NHR、N(R)2、COOHまたはCOORである;そして
Rは、水素またはC1〜4脂肪族である、
化合物。
【請求項116】
式VIAまたは式VIBを有する、請求項44に記載の化合物:
【化25】
ここで:
X1は、O、SまたはNRである;そして
Rは、水素またはC1〜4アルキルである、
化合物。
【請求項117】
X1が、Sである、請求項116に記載の化合物。
【請求項118】
X1が、Oである、請求項116に記載の化合物。
【請求項119】
X1が、NRである、請求項116に記載の化合物。
【請求項120】
X1が、Sである、請求項116に記載の式VIBの化合物。
【請求項121】
X1が、Oである、請求項116に記載の式VIBの化合物。
【請求項122】
X1が、NRである、請求項116に記載の式VIBの化合物。
【請求項123】
式VIIAまたは式VIIBを有する、請求項44に記載の化合物:
【化26】
ここで:
mは、0〜4である;
X8は、OまたはSである;そして
R”は、C1〜4アルキルである、
化合物。
【請求項124】
mが、0である、請求項123に記載の化合物。
【請求項125】
mが、2である、請求項123に記載の化合物。
【請求項126】
mが、3である、請求項123に記載の化合物。
【請求項127】
R”が、メチルである、請求項123に記載の化合物。
【請求項128】
X8が、Sであるか、またはX8が、Oである、請求項123に記載の化合物。
【請求項129】
以下を含有する、医薬組成物:
(i)請求項1〜128のいずれか1項に記載の化合物;および
(ii)薬学的に受容可能な担体。
【請求項130】
必要に応じて、さらに、追加薬剤を含有し、該追加薬剤が、ムコ多糖類加水分解剤、気管支拡張剤、抗生物質、抗感染薬、抗炎症薬、CFTRコレクタまたは栄養剤から選択される、請求項129に記載の組成物。
【請求項131】
細胞膜内の機能性ABCトランスポーターの数を増やす方法であって、該細胞を、請求項1〜128のいずれか1項に記載の化合物と接触させる工程を包含する、方法。
【請求項132】
前記ABCトランスポーターが、CFTRである、請求項131に記載の方法。
【請求項133】
生物学的サンプルにおけるABCトランスポーターまたはそれらのフラグメントの活性をインビトロまたはインビボで測定するキットであって、該キットは、以下を含む:
(i)請求項1〜128のいずれか1項に記載の化合物を含有する第一組成物;および
(ii)以下のための説明書:
a)該組成物を該生物学的サンプルと接触させること;
b)該ABCトランスポーターまたはそれらのフラグメントの活性を測定すること。
【請求項134】
さらに、以下のための説明書を含む、請求項133に記載のキット:
a)追加組成物を前記生物学的サンプルと接触させること;
b)該追加化合物の存在下にて、ABCトランスポーターまたはそれらのフラグメントの活性を測定すること;および
c)該追加化合物の存在下での該ABCトランスポーターの活性と、前記第一組成物の存在下での該ABCトランスポーターの密度とを比較すること。
【請求項135】
前記キットが、CFTRの密度を測定するのに使用される、請求項133に記載のキット。
【請求項136】
患者におけるABCトランスポーター活性が関係している病気、疾患または障害を治療する方法であって、該患者に、請求項1〜128のいずれか1項に記載の化合物を投与する工程を包含する、方法。
【請求項137】
前記病気、疾患または障害が、嚢胞性線維症、遺伝性肺気腫、遺伝性血色素症、凝血−線維素溶解欠損症(例えば、プロテインC欠乏)、I型遺伝性血管性浮腫、脂質プロセシング欠乏(例えば、家族性高コレステロール血症、I型乳糜血症、無βリポタンパク質血症)、リソソーム蓄積症(例えば、I−細胞病/偽−ハーラー症候群、ムコ多糖症、サンドホフ病/テイ・サックス病、II型クリグラー・ナジャー症候群、多腺性内分泌障害/高インスリン血症(Hyperinsulemia)、真性糖尿病、ラロン型小人症、ミエロペルオキシダーゼ(Myleoperoxidase)欠乏、一次副甲状腺機能低下症、黒色腫、I型グリカノシス(Glycanosis)CDG、遺伝性肺気腫、先天性甲状腺機能亢進症、骨形成不全症、遺伝性低フィブリノーゲン血症、ACT欠乏、尿崩症(DI)、ニューロフィシール(Neurophyseal)DI、ニューロジェニック(Neprogenic)DI、シャルコー・マリー・ツース病、パーリザエウス・メルツバッヒャー(Perlizaeus−Merzbacher)病)、神経変性疾患(例えば、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、進行性核上性麻痺、ピック病)、様々なポリグルタミン神経障害(例えば、ハンチントン病、I型脊髄小脳運動失調症、脊髄および延髄の筋萎縮、歯状核赤核淡蒼球ルイ体および筋緊張性ジストロフィー)だけでなく、海綿状脳症(例えば、遺伝性クロイツフェルト・ヤコブ病(プリオン蛋白プロセシングの欠損が原因)、ファブリ病、スタウスラー・シェインカー(Straussler−Scheinker)病、分泌性下痢、腎多嚢胞病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、乾性眼症候群またはシェーグレン症候群)から選択される、請求項136に記載の方法。
【請求項1】
式Iを有する化合物、またはそれらの薬学的に受容可能な塩:
【化1】
ここで:
Htは、5員ヘテロ芳香環であり、該5員ヘテロ芳香環は、1個〜4個のヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、O、S、NまたはNHから選択され、ここで、該環は、必要に応じて、6員単環式または10員二環式の炭素環または複素環の、芳香環または非芳香環に縮合されており、ここで、Htは、必要に応じて、−WRWのw個の存在で置換されており、ここで、wは、0〜5である;
RNは、HまたはRである;
Rは、水素またはC1〜6脂肪族であり、ここで、Q、WまたはXの2個までのメチレン単位は、必要に応じて、別個に、−CO−、−CS−、−COCO−、−CONR’−、−CONR’NR’−、−CO2−、−OCO−、−NR’CO2−、−O−、−NR’CONR’−、−OCONR’−、−NR’NR’、−NR’NR’CO−、−NR’CO−、−S−、−SO、−SO2−、−NR’−、−SO2NR’−、NR’SO2−または−NR’SO2NR’−で置き換えられている;
環Aは、3員〜7員単環式環であり、該3員〜7員単環式環は、0個〜3個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子は、O、S、NまたはNHから選択され、ここで、環Aは、必要に応じて、−QRQのq個の存在で置換されている;
環Bは、必要に応じて、5員〜6員の炭素環または複素環の、芳香環または非芳香環に縮合されている;
x、qおよびzの各々は、別個に、0〜5である;
各−X−RX、−Q−RQおよび−Z−RZは、別個に、R’である;
R’は、別個に、R1、R2、R3、R4またはR5である;
R1は、オキソ、R6または((C1〜C4)脂肪族)n−Yである;
nは、0または1である;
Yは、ハロ、CN、NO2、CF3、OCF3、OH、SR6、S(O)R6、SO2R6、NH2、NHR6、N(R6)2、NR6R8、COOH、COOR6またはOR6である;または
隣接環原子上の2個のR1は、一緒になって、1,2−メチレンジオキシまたは1,2−エチレンジオキシを形成する;
R2は、脂肪族であり、ここで、各R2は、必要に応じて、2個までの置換基を含み、該置換基は、別個に、R1、R4またはR5から選択される;
R3は、環状脂肪族、アリール、複素環またはヘテロアリール環であり、必要に応じて、3個までの置換基を含み、該置換基は、別個に、R1、R2、R4またはR5から選択される;
R4は、OR5、OR6、OC(O)R6、OC(O)R5、OC(O)OR6、OC(O)OR5、OC(O)N(R6)2、OC(O)N(R5)2、OC(O)N(R6R5)、SR6、SR5、S(O)R6、S(O)R5、SO2R6、SO2R5、SO2N(R6)2、SO2N(R5)2、SO2NR5R6、SO3R6、SO3R5、C(O)R5、C(O)OR5、C(O)R6、C(O)OR6、C(O)N(R6)2、C(O)N(R5)2、C(O)N(R5R6)、C(O)N(OR6)R6、C(O)N(OR5)R6、C(O)N(OR6)R5、C(O)N(OR5)R5、C(NOR6)R6、C(NOR6)R5、C(NOR5)R6、C(NOR5)R5、N(R6)2、N(R5)2、N(R5R6)、NR5C(O)R5、NR6C(O)R6、NR6C(O)R5、NR5C(O)R6、NR6C(O)OR6、NR5C(O)OR6、NR6C(O)OR5、NR5C(O)OR5、NR6C(O)N(R6)2、NR6C(O)NR5R6、NR6C(O)N(R5)2、NR5C(O)N(R6)2、NR5C(O)NR5R6、NR5C(O)N(R5)2、NR6SO2R6、NR6SO2R5、NR5SO2R6、NR5SO2R5、NR6SO2N(R6)2、NR6SO2NR5R6、NR6SO2N(R5)2、NR5SO2NR5R6、NR5SO2N(R5)2、N(OR6)R6、N(OR6)R5、N(OR5)R5またはN(OR5)R6である;
R5は、環状脂肪族、アリール、複素環またはヘテロアリール環であり、必要に応じて、3個までのR1置換基を含む;
R6は、Hまたは脂肪族であり、ここで、R6は、必要に応じて、R7置換基を含む;
R7は、環状脂肪族、アリール、複素環またはヘテロアリール環であり、そして各R7は、必要に応じて、2個までの置換基を含み、該置換基は、別個に、H、(C1〜C6)−直鎖または分枝アルキル、(C2〜6)直鎖または分枝アルケニルまたはアルキニル、1,2−メチレンジオキシ、1,2−エチレンジオキシ、または(CH2)n−Zから選択される;
Zは、ハロ、CN、NO2、CF3、OCF3、OH、S−脂肪族、S(O)−脂肪族、SO2−脂肪族、NH2、NH−脂肪族、N(脂肪族)2、N(脂肪族)R8、NHR8、COOH、C(O)O(−脂肪族)、またはO−脂肪族から選択される;そして
R8は、アミノ保護基である;
但し、図1で示した化合物は、除外される、
化合物。
【請求項2】
R’が、別個に、水素または必要に応じて置換した基から選択され、該必要に応じて置換した基が、C1〜C8脂肪族基、3員〜8員飽和、部分不飽和または完全不飽和単環式環または8員〜12員飽和、部分不飽和または完全不飽和二環式環系から選択され、該単環式環が、0個〜3個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子が、別個に、窒素、酸素またはイオウから選択され、そして該二環式環系が、0個〜5個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子が、別個に、窒素、酸素またはイオウから選択される;またはR’の2個の存在が、それらが結合する原子と一緒になって、必要に応じて置換した3員〜12員飽和、部分不飽和または完全不飽和単環式または二環式環を形成し、該環が、0個〜4個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子が、別個に、窒素、酸素またはイオウから選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Q、XおよびWの各々が、別個に、結合または必要に応じて置換したC1〜C6アルキリデン鎖であり、ここで、Q、WまたはXの2個までのメチレン単位が、必要に応じて、別個に、−CO−、−CS−、−COCO−、−CONR’−、−CONR’NR’−、−CO2−、−OCO−、−NR’CO2−、−O−、−NR’CONR’−、−OCONR’−、−NR’NR’、−NR’NR’CO−、−NR’CO−、−S−、−SO、−SO2−、−NR’−、−SO2NR’−、NR’SO2−または−NR’SO2NR’−で置き換えられている、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
RX、RQおよびRWが、別個に、R’、ハロ、NO2、CN、CF3またはOCF3である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項5】
Qが、別個に、結合または必要に応じて置換したC1〜6アルキリデン鎖であり、ここで、1個または2個の非隣接メチレン単位が、必要に応じて、別個に、O、NR、S、SO2、COOまたはCOで置き換えられており、そしてRQが、R’またはハロゲンであり、さらに他の実施形態では、QRQの各存在が、別個に、−C1〜3アルキル、−O(C1〜3アルキル)、−CF3、−OCF3、−SCF3、−F、−Cl、−Br、または−COOR’、−COR’、−O(CH2)2N(R)(R’)、−O(CH2)N(R)(R’)、−CON(R)(R’)、−(CH2)2OR’、−(CH2)OR’、必要に応じて置換したフェニル、−N(R)(R’)、−(CH2)2N(R)(R’)、または−(CH2)N(R)(R’)である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
Xが、別個に、結合または必要に応じて置換したC1〜6アルキリデン鎖であり、ここで、1個または2個の非隣接メチレン単位が、必要に応じて、別個に、O、NR、S、SO2、COOまたはCOで置き換えられており、そしてRXが、R’またはハロゲンであり、さらに他の実施形態では、XRXの各存在が、別個に、−C1〜3アルキル、−O(C1〜3アルキル)、−CF3、−OCF3、−SCF3、−F、−Cl、−Br、または−COOR’、−COR’、−O(CH2)2N(R)(R’)、−O(CH2)N(R)(R’)、−CON(R)(R’)、−(CH2)2OR’、−(CH2)OR’、必要に応じて置換したフェニル、−N(R)(R’)、−(CH2)2N(R)(R’)、または−(CH2)N(R)(R’)である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
Wが、別個に、結合または必要に応じて置換したC1〜6アルキリデン鎖であり、ここで、1個または2個の非隣接メチレン単位が、必要に応じて、別個に、O、NR、S、SO2、COOまたはCOで置き換えられており、そしてRWが、R’またはハロゲンであり、さらに他の実施形態では、WRWの各存在が、別個に、−C1〜3アルキル、−O(C1〜3アルキル)、−CF3、−OCF3、−SCF3、−F、−Cl、−Br、または−COOR’、−COR’、−O(CH2)2N(R)(R’)、−O(CH2)N(R)(R’)、−CON(R)(R’)、−(CH2)2OR’、−(CH2)OR’、必要に応じて置換したフェニル、−N(R)(R’)、−(CH2)2N(R)(R’)、または−(CH2)N(R)(R’)である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
Rが、水素である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
環Aが、3員〜7員シクロアルキル環である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
環Aが、3員〜7員環であり、該環が、1個のヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子が、O、NHまたはSから選択されるか、または環Aが、2個までのヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子が、O、SまたはNHから選択される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
環Aが、以下:
【化2】
【化3】
から選択される、請求項9または10に記載の化合物。
【請求項12】
Htが、5員ヘテロ芳香環であり、該ヘテロ芳香環が、1個〜4個の窒素原子を含有し、ここで、Htが、必要に応じて、3個までの置換基で置換されている、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
前記環が、必要に応じて、フェニル環に縮合されている、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
Htが、以下の環:
【化4】
【化5】
の1個から選択され、ここで、各環は、炭素環原子を介して、分子の残部に連結されている、請求項12または13に記載の化合物。
【請求項15】
環Bが、5員〜6員の炭素環または複素環の、芳香環または非芳香環に縮合されている、請求項1〜14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
環Bが、5員複素環に縮合されている、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
環Bが、2個の酸素環原子を有する5員環に縮合されている、請求項15に記載の化合物。
【請求項18】
環Bが、必要に応じて置換したフェニルである、請求項1〜14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
式IIAを有する、請求項1に記載の化合物:
【化6】
ここで:
mは、0〜4である;
Ht1は、5員ヘテロ芳香環であり、該5員ヘテロ芳香環は、1個〜4個のヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、O、S、NまたはNHから選択され、ここで、該環は、必要に応じて、フェニルまたは6員ヘテロ芳香環に縮合されている;
環Bは、必要に応じて、5員〜6員炭素環または複素環、芳香環または非芳香環に縮合されている;
X、RX、x、W、RWおよびwは、請求項1で定義したとおりである、
化合物。
【請求項20】
mが、0である、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
mが、1である、請求項19に記載の化合物。
【請求項22】
mが、2である、請求項19に記載の化合物。
【請求項23】
mが、3である、請求項19に記載の化合物。
【請求項24】
mが、4である、請求項19に記載の化合物。
【請求項25】
Ht1が、以下:
【化7】
【化8】
から選択され、ここで、各環は、炭素環原子を介して、分子の残部に連結されている、請求項19に記載の化合物。
【請求項26】
Ht1が、上記環1−d、1−f、1−j、1−lおよび1−vから選択される、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
Ht1が、1−dである、請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
Ht1が、1−fである、請求項26に記載の化合物。
【請求項29】
wが、1である、請求項19〜28のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項30】
W−RWが、一緒になって、−OR’またはR’置換基を形成する、請求項19〜29のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項31】
環Bが、フェニルであり、該フェニルが、必要に応じて、x個までの存在のX−RXで置換されている、請求項19〜30のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項32】
環Bが、5員環と縮合されている、請求項19〜31のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項33】
xが、0〜3である、請求項19〜32のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項34】
xが、0〜2である、請求項19〜32のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項35】
式IIIAまたは式IIIBを有する、請求項1に記載の化合物:
【化9】
ここで:
mは、0〜4である;
Arは、フェニルまたは6員環ヘテロ芳香環である;
Lは、結合、O、S、SO、SO2、C(O)、NR’、C1〜4脂肪族またはCHRLである;または
Lは、
【化10】
である;
RLは、−OR’、−SR’、−SOR’、−SO2R’または−N(R’)2である;
ここで、環A’は、3員〜7員単環式環であり、該3員〜7員単環式環は、0個〜3個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子は、O、S、NまたはNHから選択され、ここで、環A’は、必要に応じて、−QRQのq個の存在で置換されている;
R’は、上で定義したとおりである;
X9は、CH2またはCF2である;
Ht1は、5員ヘテロ芳香環であり、該5員ヘテロ芳香環は、1個〜4個のヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、O、S、NまたはNHから選択され、ここで、該環は、必要に応じて、フェニル環に縮合されている、
化合物。
【請求項36】
Ht1が、以下:
【化11】
【化12】
から選択され、ここで、各環は、炭素環原子を介して、分子の残部に連結されている、請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
Ht1が、1−d、1−f、1−j、1−lおよび1−vである、請求項35に記載の化合物。
【請求項38】
環Arが、以下から選択される、請求項35に記載の化合物:
【化13】
【請求項39】
mが、0である、請求項35に記載の化合物。
【請求項40】
mが、1である、請求項35に記載の化合物。
【請求項41】
mが、2である、請求項35に記載の化合物。
【請求項42】
mが、3である、請求項35に記載の化合物。
【請求項43】
mが、4である、請求項35に記載の化合物。
【請求項44】
前記化合物が、式IVA’または式IVB’を有する、請求項35に記載の化合物:
【化14】
ここで、
Lは、結合、O、S、SO、SO2、C(O)、NR’、C1〜4脂肪族またはCHRLである;または
Lは、
【化15】
である;
RLは、−OR’、−SR’、−SOR’、−SO2R’または−N(R’)2である;
ここで、環A’は、3員〜7員単環式環であり、該3員〜7員単環式環は、0個〜3個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子は、O、S、NまたはNHから選択され、ここで、環A’は、必要に応じて、q個の存在の−QRQで置換されている;
R’は、上で定義したとおりである;
X9は、CH2またはCF2である;
X1は、O、SまたはNRである;
Rは、水素またはC1〜4脂肪族である;そして
X2およびX3の各々は、別個に、CHまたはNから選択される、
化合物。
【請求項45】
式IVA−1’または式IVD−1’:
【化16】
を有する、請求項44に記載の化合物。
【請求項46】
X1が、Sであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項45に記載の化合物。
【請求項46】
X1が、Sであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項45に記載の化合物。
【請求項47】
X1が、Sであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項45に記載の化合物。
【請求項48】
X1が、Oであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項45に記載の化合物。
【請求項49】
X1が、Oであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項45に記載の化合物。
【請求項50】
X1が、Oであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項45に記載の化合物。
【請求項51】
X1が、NRであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項45に記載の化合物。
【請求項52】
Rが、水素である、請求項45に記載の化合物。
【請求項53】
Rが、C1〜4アルキルである、請求項45に記載の化合物。
【請求項54】
X1が、NRであり、X2およびX3の両方が、Nであり、ここで、Rが、水素であるか、またはRが、C1〜4アルキルである、請求項45に記載の化合物。
【請求項55】
X1が、NRであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nであり、ここで、Rが、水素またはC1〜4アルキルである、請求項45に記載の化合物。
【請求項56】
式IVA−2’または式IVB−1’:
【化17】
を有する、請求項44に記載の化合物。
【請求項57】
X1が、Sであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項56に記載の化合物。
【請求項58】
X1が、Sであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項56に記載の化合物。
【請求項59】
X1が、Sであり、X2が、CH、そしてX3が、Nである、請求項56に記載の化合物。
【請求項60】
X1が、Oであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項56に記載の化合物。
【請求項61】
X1が、Oであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項56に記載の化合物。
【請求項62】
X1が、Oであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項56に記載の化合物。
【請求項63】
X1が、NRであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項56に記載の化合物。
【請求項64】
X1が、NRであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項56に記載の化合物。
【請求項65】
X1が、NRであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項56に記載の化合物。
【請求項66】
式IVA−3’または式IVB−3’:
【化18】
を有する、請求項44に記載の化合物。
【請求項67】
X1が、Sであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項66に記載の化合物。
【請求項68】
X1が、Sであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項66に記載の化合物。
【請求項69】
X1が、Sであり、X2が、CH、そしてX3が、Nである、請求項66に記載の化合物。
【請求項70】
X1が、Oであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項66に記載の化合物。
【請求項71】
X1が、Oであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項66に記載の化合物。
【請求項72】
X1が、Oであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項66に記載の化合物。
【請求項73】
X1が、NRであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項66に記載の化合物。
【請求項74】
X1が、NRであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項66に記載の化合物。
【請求項75】
X1が、NRであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項66に記載の化合物。
【請求項76】
式IVA−4’または式IVD−4’:
【化19】
を有する、請求項44に記載の化合物。
【請求項77】
X1が、Sであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項76に記載の化合物。
【請求項78】
X1が、Sであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項76に記載の化合物。
【請求項79】
X1が、Sであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項76に記載の化合物。
【請求項80】
X1が、Oであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項76に記載の化合物。
【請求項81】
X1が、Oであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項76に記載の化合物。
【請求項82】
X1が、Oであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項76に記載の化合物。
【請求項83】
X1が、NRであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項76に記載の化合物。
【請求項84】
X1が、NRであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項76に記載の化合物。
【請求項85】
X1が、NRであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項76に記載の化合物。
【請求項86】
式IVA−5’または式IVA−6’:
【化20】
を有する、請求項44に記載の化合物。
【請求項87】
X1が、Sであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項86に記載の化合物。
【請求項88】
X1が、Sであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項86に記載の化合物。
【請求項89】
X1が、Sであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項86に記載の化合物。
【請求項90】
X1が、Oであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項86に記載の化合物。
【請求項91】
X1が、Oであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項86に記載の化合物。
【請求項92】
X1が、Oであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項86に記載の化合物。
【請求項93】
X1が、NRであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項86に記載の化合物。
【請求項94】
X1が、NRであり、X2およびX3の両方が、Nである、請求項86に記載の化合物。
【請求項95】
X1が、NRであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項86に記載の化合物。
【請求項96】
X1が、Sであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項86に記載の化合物。
【請求項97】
X1が、Oであり、X2が、Nであり、そしてX3が、CHである、請求項86に記載の化合物。
【請求項98】
X1が、Oであり、X2が、CHであり、そしてX3が、Nである、請求項86に記載の化合物。
【請求項99】
式VA−1’、式VA−2’、式VA−3’または式VA−4’を有する、請求項44に記載の化合物:
【化21】
ここで:
RC、RDおよびREの各々は、別個に、水素またはC1〜6脂肪族であり、該C1〜6脂肪族は、必要に応じて、−OH、−O(C1〜4脂肪族)、−S(C1〜4脂肪族)、−CF3、−OCF3、−SCF3、ハロ、NH2、NHR、N(R)2、C(O)OH、C(O)O(C1〜4脂肪族)、NHC(O)(C1〜4脂肪族)、または3員〜7員複素環で置換されており、該3員〜7員複素環は、4個までのヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、O、NまたはSから選択され、ここで、該環は、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基は、オキソまたは(C1〜4脂肪族)p−Yから選択される;
pは、0または1である;
Yは、ハロ、CN、NO2、CF3、OCF3、OR、SR、NH2、NHR、N(R)2、COOHまたはCOORである;
Rは、水素またはC1〜4脂肪族である;
RAAおよびRBBは、窒素原子と一緒になって、3員〜7員複素環であり、該3員〜7員複素環は、4個までのヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、O、NまたはSから選択され、ここで、該環は、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基は、オキソまたは(C1〜4脂肪族)p−Yから選択される;
pは、0または1である;
Yは、ハロ、CN、NO2、CF3、OCF3、OR、SR、NH2、NHR、N(R)2、COOHまたはCOORである;そして
Rは、水素またはC1〜4脂肪族である、
化合物。
【請求項100】
RCが、C1〜4アルキリデンであり、該C1〜4アルキリデンが、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基が、−OH、−O(C1〜4アルキル)、NH(C1〜4アルキル)またはN(C1〜4アルキル)2から選択される、請求項99に記載の化合物。
【請求項101】
RCが、C1〜4アルキリデンであり、該C1〜4アルキリデンが、必要に応じて、5員〜6員複素環で置換されており、該5員〜6員複素環が、2個までのヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子が、O、NまたはSから選択され、ここで、該環が、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基が、オキソ、(C1〜4脂肪族)、(C1〜4脂肪族)−Yから選択され、ここで、Yが、ハロ、−OHまたは−O(C1〜4アルキル)である、請求項99に記載の化合物。
【請求項102】
RCが、−(CH2)2−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジル)、−(CH2)3−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジル)、−(CH2)4−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジル)、エチルメチルアミノ−エチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチル、2−メトキシエチル、イソプロピル、(2−メトキシメチル−1−ピロリジニル)エチル、テトラヒドロフラン−2−イルメチル、(ピロリジン−2−オン−5−イル)メチル、(ピロリジン−1−イル)エチル、ジメチルアミノエチル、1−ピペリジルエチル、アリル、n−プロピル、ジイソプロピルアミノエチルおよび(N−モルホリノ)エチルから選択される、請求項99に記載の化合物。
【請求項103】
請求項99に記載の式VA−1の化合物であって、ここで:
a.zは、0〜2であり、そしてZRZは、一緒になって、ハロ、OMe、OEt、CN、C(O)NH2、Me、Et、NH2、COOH、SO2Me、N(Me)2またはN(Et)2から選択される;
b.xは、0〜2であり、そしてXRXは、一緒になって、ハロ、OMe、OEt、CN、C(O)NH2、Me、Et、NH2、COOH、SO2Me、N(Me)2、N(Et)2、OCF3またはSMeから選択される;そして
c.RCは、−(CH2)2−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジル)、−(CH2)3−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジル)、−(CH2)4−(4−ヒドロキシ−1−ピペリジル)、(エチルメチルアミノ)エチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、4−ヒドロキシブチル、2−メトキシエチル、イソプロピル、(2−メトキシメチル−1−ピロリジニル)エチル、テトラヒドロフラン−2−イルメチル、(ピロリジン−2−オン−5−イル)メチル、(ピロリジン−1−イル)エチル、ジメチルアミノエチル、1−ピペリジルエチル、アリル、n−プロピル、ジイソプロピルアミノエチルまたは(N−モルホリノ)エチルである、
化合物。
【請求項104】
RDが、C1〜4アルキリデンであり、該C1〜4アルキリデンが、必要に応じて、−OH、−O(C1〜4アルキル)、NH(C1〜4アルキル)またはN(C1〜4アルキル)2で置換されている、請求項99に記載の化合物。
【請求項105】
RDが、C1〜4アルキリデンであり、該C1〜4アルキリデンが、必要に応じて、5員〜6員複素環で置換されており、該5員〜6員複素環が、2個までのヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子が、O、NまたはSから選択され、ここで、該環が、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基が、オキソ、(C1〜4脂肪族)、(C1〜4脂肪族)−Yから選択され、ここで、Yが、ハロ、−OHまたは−O(C1〜4アルキル)である、請求項99に記載の化合物。
【請求項106】
RDが、(N−モルホリノ)エチル、(N−モルホリノ)プロピル、ジメチルアミノエチル、(N−ピペリジル)エチル、アリルまたはジイソプロピルアミノエチルから選択される、請求項99に記載の化合物。
【請求項107】
請求項99に記載の式VA−2の化合物であって、ここで:
a.zは、0〜2であり、そしてZRZは、一緒になって、ハロ、OMe、OEt、CN、C(O)NH2、Me、Et、NH2、COOH、SO2Me、N(Me)2またはN(Et)2から選択される;
b.xは、0〜2であり、そしてXRXは、一緒になって、ハロ、OMe、OEt、CN、C(O)NH2、Me、Et、NH2、COOH、SO2Me、N(Me)2、N(Et)2、OCF3またはSMeから選択される;そして
c.RDは、(N−モルホリノ)エチル、(N−モルホリノ)プロピル、ジメチルアミノエチル、(N−ピペリジル)エチル、アリルまたはジイソプロピルアミノエチルである、
化合物。
【請求項108】
RAAおよびRBBの各々が、別個に、C1〜4アルキリデンであり、該C1〜4アルキリデンが、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基が、−OH、−O(C1〜4アルキル)、NH(C1〜4アルキル)またはN(C1〜4アルキル)2から選択される、請求項99に記載の式VA−3の化合物。
【請求項109】
RAAおよびRBBが、C1〜4アルキリデンであり、該C1〜4アルキリデンが、必要に応じて、5員〜6員複素環で置換されており、該5員〜6員複素環が、2個までのヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子が、O、NまたはSから選択され、ここで、該環が、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基が、オキソ、(C1〜4脂肪族)、(C1〜4脂肪族)−Yから選択され、ここで、Yが、ハロ、−OHまたは−O(C1〜4アルキル)である、請求項108に記載の化合物。
【請求項110】
RAAおよびRBBが、Me、Et、プロピル、ブチル、アリル、ヒドロキシエチルまたはジヒドロキシプロピルから選択される、請求項109に記載の化合物。
【請求項111】
RAAおよびRBBが、窒素原子と一緒になって、以下:
【化22】
から選択される、請求項108に記載の化合物。
【請求項112】
RABが、メトキシメチル、メトキシエチル、アリル、メチル、−OH、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、エチレンジオキシ、COOHまたはC(O)CH3から選択される、請求項99に記載の化合物。
【請求項113】
REが、別個に、水素またはC1〜6脂肪族から選択され、該C1〜6脂肪族が、必要に応じて、−OH、−O(C1〜4脂肪族)、−S(C1〜4脂肪族)、−CF3、−OCF3、−SCF3、ハロ、NH2、NHR、N(R)2、C(O)OH、C(O)O(C1〜4脂肪族)またはNHC(O)(C1〜4脂肪族)で置換されている、請求項99に記載の式VA−4の化合物。
【請求項114】
REが、−(CH2)2OH、−(CH2)3OH、−(CH2)4OH、−(CH2)2NH2、−(CH2)2NMe2、−(CH2)2NEt2、−(CH2)2NHC(O)Me、−(CH2)COOH、−(CH2)2COOH、−(CH2)COOMe、−(CH2)CH(NH2)COOHまたは−(CH2)2CH(NH2)COOHから選択される、請求項113に記載の化合物。
【請求項115】
式VC−1’、式VC−2’、式VC−3’または式VC−4’を有する、請求項44に記載の化合物:
【化23】
【化24】
ここで:
RCおよびRDの各々は、別個に、水素またはC1〜6脂肪族であり、該C1〜6脂肪族は、必要に応じて、−O(C1〜4脂肪族)、−CF3、−OCF3、−SCF3、ハロ、NH2、NHR、N(R)2、または3員〜7員複素環で置換されており、該3員〜7員複素環は、4個までのヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、O、NまたはSから選択され、ここで、該環は、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基は、オキソまたは(C1〜4脂肪族)p−Yから選択される;
pは、0または1である;
Yは、ハロ、CN、NO2、CF3、OCF3、OR、SR、NH2、NHR、N(R)2、COOHまたはCOORである;
Rは、水素またはC1〜4脂肪族である;
RAAおよびRBBは、窒素原子と一緒になって、3員〜7員複素環であり、該3員〜7員複素環は、4個までのヘテロ原子を含有し、該ヘテロ原子は、O、NまたはSから選択され、ここで、該環は、必要に応じて、2個までの置換基で置換されており、該置換基は、オキソまたは(C1〜4脂肪族)p−Yから選択される;
pは、0または1である;
Yは、ハロ、CN、NO2、CF3、OCF3、OR、SR、NH2、NHR、N(R)2、COOHまたはCOORである;そして
Rは、水素またはC1〜4脂肪族である、
化合物。
【請求項116】
式VIAまたは式VIBを有する、請求項44に記載の化合物:
【化25】
ここで:
X1は、O、SまたはNRである;そして
Rは、水素またはC1〜4アルキルである、
化合物。
【請求項117】
X1が、Sである、請求項116に記載の化合物。
【請求項118】
X1が、Oである、請求項116に記載の化合物。
【請求項119】
X1が、NRである、請求項116に記載の化合物。
【請求項120】
X1が、Sである、請求項116に記載の式VIBの化合物。
【請求項121】
X1が、Oである、請求項116に記載の式VIBの化合物。
【請求項122】
X1が、NRである、請求項116に記載の式VIBの化合物。
【請求項123】
式VIIAまたは式VIIBを有する、請求項44に記載の化合物:
【化26】
ここで:
mは、0〜4である;
X8は、OまたはSである;そして
R”は、C1〜4アルキルである、
化合物。
【請求項124】
mが、0である、請求項123に記載の化合物。
【請求項125】
mが、2である、請求項123に記載の化合物。
【請求項126】
mが、3である、請求項123に記載の化合物。
【請求項127】
R”が、メチルである、請求項123に記載の化合物。
【請求項128】
X8が、Sであるか、またはX8が、Oである、請求項123に記載の化合物。
【請求項129】
以下を含有する、医薬組成物:
(i)請求項1〜128のいずれか1項に記載の化合物;および
(ii)薬学的に受容可能な担体。
【請求項130】
必要に応じて、さらに、追加薬剤を含有し、該追加薬剤が、ムコ多糖類加水分解剤、気管支拡張剤、抗生物質、抗感染薬、抗炎症薬、CFTRコレクタまたは栄養剤から選択される、請求項129に記載の組成物。
【請求項131】
細胞膜内の機能性ABCトランスポーターの数を増やす方法であって、該細胞を、請求項1〜128のいずれか1項に記載の化合物と接触させる工程を包含する、方法。
【請求項132】
前記ABCトランスポーターが、CFTRである、請求項131に記載の方法。
【請求項133】
生物学的サンプルにおけるABCトランスポーターまたはそれらのフラグメントの活性をインビトロまたはインビボで測定するキットであって、該キットは、以下を含む:
(i)請求項1〜128のいずれか1項に記載の化合物を含有する第一組成物;および
(ii)以下のための説明書:
a)該組成物を該生物学的サンプルと接触させること;
b)該ABCトランスポーターまたはそれらのフラグメントの活性を測定すること。
【請求項134】
さらに、以下のための説明書を含む、請求項133に記載のキット:
a)追加組成物を前記生物学的サンプルと接触させること;
b)該追加化合物の存在下にて、ABCトランスポーターまたはそれらのフラグメントの活性を測定すること;および
c)該追加化合物の存在下での該ABCトランスポーターの活性と、前記第一組成物の存在下での該ABCトランスポーターの密度とを比較すること。
【請求項135】
前記キットが、CFTRの密度を測定するのに使用される、請求項133に記載のキット。
【請求項136】
患者におけるABCトランスポーター活性が関係している病気、疾患または障害を治療する方法であって、該患者に、請求項1〜128のいずれか1項に記載の化合物を投与する工程を包含する、方法。
【請求項137】
前記病気、疾患または障害が、嚢胞性線維症、遺伝性肺気腫、遺伝性血色素症、凝血−線維素溶解欠損症(例えば、プロテインC欠乏)、I型遺伝性血管性浮腫、脂質プロセシング欠乏(例えば、家族性高コレステロール血症、I型乳糜血症、無βリポタンパク質血症)、リソソーム蓄積症(例えば、I−細胞病/偽−ハーラー症候群、ムコ多糖症、サンドホフ病/テイ・サックス病、II型クリグラー・ナジャー症候群、多腺性内分泌障害/高インスリン血症(Hyperinsulemia)、真性糖尿病、ラロン型小人症、ミエロペルオキシダーゼ(Myleoperoxidase)欠乏、一次副甲状腺機能低下症、黒色腫、I型グリカノシス(Glycanosis)CDG、遺伝性肺気腫、先天性甲状腺機能亢進症、骨形成不全症、遺伝性低フィブリノーゲン血症、ACT欠乏、尿崩症(DI)、ニューロフィシール(Neurophyseal)DI、ニューロジェニック(Neprogenic)DI、シャルコー・マリー・ツース病、パーリザエウス・メルツバッヒャー(Perlizaeus−Merzbacher)病)、神経変性疾患(例えば、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、進行性核上性麻痺、ピック病)、様々なポリグルタミン神経障害(例えば、ハンチントン病、I型脊髄小脳運動失調症、脊髄および延髄の筋萎縮、歯状核赤核淡蒼球ルイ体および筋緊張性ジストロフィー)だけでなく、海綿状脳症(例えば、遺伝性クロイツフェルト・ヤコブ病(プリオン蛋白プロセシングの欠損が原因)、ファブリ病、スタウスラー・シェインカー(Straussler−Scheinker)病、分泌性下痢、腎多嚢胞病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、乾性眼症候群またはシェーグレン症候群)から選択される、請求項136に記載の方法。
【図1−1】
【図1−2】
【図1−3】
【図1−4】
【図1−5】
【図1−6】
【図1−7】
【図1−8】
【図1−9】
【図1−10】
【図1−11】
【図1−12】
【図1−13】
【図1−14】
【図1−15】
【図1−2】
【図1−3】
【図1−4】
【図1−5】
【図1−6】
【図1−7】
【図1−8】
【図1−9】
【図1−10】
【図1−11】
【図1−12】
【図1−13】
【図1−14】
【図1−15】
【公表番号】特表2007−519740(P2007−519740A)
【公表日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−551487(P2006−551487)
【出願日】平成17年1月31日(2005.1.31)
【国際出願番号】PCT/US2005/002644
【国際公開番号】WO2005/075435
【国際公開日】平成17年8月18日(2005.8.18)
【出願人】(598032106)バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (414)
【氏名又は名称原語表記】VERTEX PHARMACEUTICALS INCORPORATED
【住所又は居所原語表記】130 Waverly Street, Camridge, Massachusetts 02139−4242, U.S.A.
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年1月31日(2005.1.31)
【国際出願番号】PCT/US2005/002644
【国際公開番号】WO2005/075435
【国際公開日】平成17年8月18日(2005.8.18)
【出願人】(598032106)バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (414)
【氏名又は名称原語表記】VERTEX PHARMACEUTICALS INCORPORATED
【住所又は居所原語表記】130 Waverly Street, Camridge, Massachusetts 02139−4242, U.S.A.
【Fターム(参考)】
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