説明

CDK及びGSKの阻害のためのピラゾール誘導体の組合せ剤

(a)式(0):
【化1】


[式中、
Xは、基R−A−NR−又は5員もしくは6員の炭素環又はヘテロ環であり;
Aは、結合、SO、C=O、NR(C=O)又はO(C=O)であり、ここでRは水素又は、所望によりヒドロキシもしくはC1−4アルコキシで置換されていてよいC1−4ヒドロカルビルであり;
Yは、結合又は1〜3個の炭素原子のアルキレン鎖であり;
は、水素、3〜12個の環メンバーを有する炭素環もしくはヘテロ環基、又は所望により置換されていてよいC1−8ヒドロカルビル基であり、ここでヒドロカルビル基の炭素原子の1または2個は、所望によりO、S、NH、SO、SOから選択される原子又は基で置換されていてよく;
は、水素、ハロゲン、C1−4アルコキシ、又は所望によりハロゲン、ヒドロキシもしくはC1−4アルコキシで置換されていてよいC1−4ヒドロカルビル基であり;
は、水素及び3個〜12個の環メンバーの炭素環及びヘテロ環基から選択され;そして
は、水素又は所望によりハロゲン、ヒドロキシもしくはC1−4アルコキシで置換されていてよいC1−4ヒドロカルビル基である。]
の化合物、又はその塩もしくは互変異性体もしくはN−オキシドもしくは溶媒和物;及び
(b)式(I'''):
【化2】


[式中、
は、2,6−ジクロロフェニルであり;
2a及びR2bは、両方とも水素であり;そして
は、式(A)の基:
【化3】


〔式中、RはC1−4アルキルである。〕
である。]
の化合物、又はその塩もしくは互変異性体もしくはN−オキシドもしくは溶媒和物、
を含む、組合せ剤。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)式(0):
【化1】


[式中、
Xは、基R−A−NR−又は5員もしくは6員の炭素環又はヘテロ環であり;
Aは、結合、SO、C=O、NR(C=O)又はO(C=O)であり、ここでRは、水素又は所望によりヒドロキシもしくはC1−4アルコキシにより置換されていてよいC1−4ヒドロカルビルであり;
Yは、結合又は1、2又は3個の炭素原子のアルキレン鎖であり;
は、水素、3〜12個の環メンバーを有する炭素環もしくはヘテロ環基、又は所望によりハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシ、C1−4ヒドロカルビルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、及び3〜12個の環メンバーを有する炭素環もしくはヘテロ環基から選択される1個以上の置換基により置換されていてよいC1−8ヒドロカルビル基であり、ここでヒドロカルビル基の炭素原子の1または2個は、所望によりO、S、NH、SO、SOから選択される原子又は基により置換されていてよく;
は、水素、ハロゲン、C1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)、又は所望によりハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシもしくはC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)により置換されていてよいC1−4ヒドロカルビル基であり;
は、水素及び3個〜12個の環メンバーの炭素環及びヘテロ環基から選択され;そして
は、水素又は所望によりハロゲン、ヒドロキシもしくはC1−4アルコキシにより置換されていてよいC1−4ヒドロカルビル基である。]
で示される化合物、又はその塩もしくは互変異性体もしくはN−オキシドもしくは溶媒和物;及び
(b)式(I'''):
【化2】

[式中、
は、2,6−ジクロロフェニルであり;
2a及びR2bは、両方とも水素であり;そして
は、式(A)の基:
【化3】

〔式中、RはC1−4アルキルである。〕
である。]
で示される化合物、又はその塩、互変異性体、溶媒和物及びN−オキシド、
を含む、組合せ剤。
【請求項2】
式(0)が、式(I):
【化4】


[式中、
Xは、基R−A−NR−又は5員もしくは6員の炭素環又はヘテロ環であり;
Aは、結合、C=O、NR(C=O)又はO(C=O)であり、ここでRは、水素又は所望によりヒドロキシもしくはC1−4アルコキシにより置換されていてよいC1−4ヒドロカルビルであり;
Yは、結合又は1個、2個もしくは3個の炭素原子のアルキレン鎖であり;
は、水素、3個〜12個の環メンバーを有する炭素環もしくはヘテロ環基、又は所望によりハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシ、C1−4ヒドロカルビルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、及び3個〜12個の環メンバーを有する炭素環もしくはヘテロ環基から選択される1個以上の置換基により置換されていてよいC1−8−ヒドロカルビル基であり、ここでヒドロカルビル基の炭素原子の1個または2個は、所望によりO、S、NH、SO、SOから選択される原子又は基により置換されていてよく;
は、水素、ハロゲン、C1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)又は所望によりハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシもしくはC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)により置換されていてよいC1−4ヒドロカルビル基であり;
は、水素及び3個〜12個の環メンバーを有する炭素環及びヘテロ環基から選択され;そして
は、水素又は所望によりハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシもしくはC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)により置換されていてよいC1−4ヒドロカルビル基である。]
で示される化合物、又はその塩もしくは互変異性体もしくはN−オキシドもしくは溶媒和物である、請求項1に記載の組合せ剤。
【請求項3】
式(0)が、式(Ix):
【化5】


[式中、
Xは、基R−A−NR−であり;
Aは、結合、C=O、NR(C=O)又はO(C=O)であり、ここでRは、水素又は所望によりヒドロキシもしくはC1−4アルコキシにより置換されていてよいC1−4ヒドロカルビルであり;
Yは、結合又は1個、2個もしくは3個の炭素原子のアルキレン鎖であり;
は、水素、3個〜12個の環メンバーを有する炭素環もしくはヘテロ環基、又は所望によりハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシ、C1−4ヒドロカルビルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、及び3個〜12個の環メンバーを有する炭素環もしくはヘテロ環基から選択される1個以上の置換基により置換されていてよいC1−8ヒドロカルビル基であり、ここでヒドロカルビル基の炭素原子の1個又は2個は、所望によりO、S、NH、SO、SOから選択される原子又は基により置換されていてよく;
は、水素、ハロゲン、C1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)、又は所望によりハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシもしくはC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)で置換されていてよいC1−4ヒドロカルビル基であり;
は、水素及び3個〜12個の環メンバーを有する炭素環及びヘテロ環基から選択され;そして
は、水素又は所望によりハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシもしくはC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)で置換されていてよいC1−4ヒドロカルビル基である。]
で示される化合物、又はその塩もしくは互変異性体もしくはN−オキシドもしくは溶媒和物である、請求項1に記載の組合せ剤。
【請求項4】
式(0)が、式(Ia):
【化6】


[式中、
Xは、基R−A−NR−であり;
Aは、結合、C=O、NR(C=O)又はO(C=O)であり、ここでRは、水素又は所望によりヒドロキシもしくはC1−4アルコキシで置換されていてよいC1−4ヒドロカルビルであり;
Yは、結合又は1個、2個もしくは3個の炭素原子のアルキレン鎖であり;
は、3個〜12個の環メンバーの炭素環もしくはヘテロ環基、又は所望によりフッ素、ヒドロキシ、C1−4ヒドロカルビルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ及び3個〜12個の環メンバーを有する炭素環もしくはヘテロ環基から選択される1個以上の置換基により置換されていてよいC1−8ヒドロカルビル基であり、ここでヒドロカルビル基の炭素原子の1個又は2個は、所望によりO、S、NH、SO、SOから選択される原子又は基により置換されていてよく;
は、水素、ハロゲン、C1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)、又は所望によりハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシもしくはC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)により置換されていてよいC1−4ヒドロカルビル基であり;
は、水素及び3個〜12個の環メンバーの炭素環及びヘテロ環基から選択され;そして
は、水素、又は所望によりハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシもしくはC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)で置換されていてよいC1−4ヒドロカルビル基である。]
で示される化合物、又はその塩もしくは互変異性体もしくはN−オキシドもしくは溶媒和物である、請求項1に記載の組合せ剤。
【請求項5】
式(0)が、式(Ib):
【化7】


[式中、
Xは、基R−A−NR−であり;
Aは、結合、C=O、NRg(C=O)又はO(C=O)であり、ここでRは、水素又は所望によりヒドロキシもしくはC1−4アルコキシで置換されていてよいC1−4ヒドロカルビルであり;
Yは、結合又は1個、2個もしくは3個の炭素原子のアルキレン鎖であり;
は、3個〜12個の環メンバーを有する炭素環もしくはヘテロ環基、又は所望によりフッ素、ヒドロキシ、C1−4ヒドロカルビルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、及び3個〜12個の環メンバーを有する炭素環もしくはヘテロ環基から選択される1個以上の置換基で置換されていてよいC1−8ヒドロカルビル基であり、ここでヒドロカルビル基の炭素原子の1個又は2個は、所望によりO、S、NH、SO、SOから選択される原子又は基で置換されていてよく;
は、水素、ハロゲン、C1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)、又は所望によりハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシもしくはC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)で置換されていてよいC1−4ヒドロカルビル基であり;
は、3個〜12個の環メンバーの炭素環及びヘテロ環基から選択され;そして
は、水素、又は所望によりハロゲン(例えば、フッ素)、ヒドロキシもしくはC1−4アルコキシ(例えば、メトキシ)で置換されていてよいC1−4ヒドロカルビル基である。]
で示される化合物、又はその塩もしくは互変異性体もしくはN−オキシドもしくは溶媒和物である、請求項1に記載の組合せ剤。
【請求項6】
AがC=Oである、請求項5に記載の組合せ剤。
【請求項7】
が水素である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項8】
が水素又はメチル、好ましくは水素である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項9】
Yが結合である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項10】
が、3個〜12個の環メンバー(例えば、5個〜10個の環メンバー)を有する炭素環もしくはヘテロ環基である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項11】
該炭素環及びヘテロ環基が単環である、請求項10に記載の組合せ剤。
【請求項12】
該単環基がアリール基である、請求項11に記載の組合せ剤。
【請求項13】
該アリール基が置換又は非置換フェニル基である、請求項12に記載の組合せ剤。
【請求項14】
該炭素環及びヘテロ環基が、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3〜12個の環メンバーを有する炭素環及びヘテロ環基、基R−R〔ここで、Rは、結合、O、CO、X1C(X)、C(X)X、XC(X)X、S、SO、SO、NR、SONR又はNRSOであり;そして、Rは、水素、3〜12個の環メンバーを有する炭素環及びヘテロ環基、並びに所望によりヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、3〜12個の環メンバーを有する炭素環及びヘテロ環基から選択される1個以上の置換基により置換されていてよいC1−8ヒドロカルビル基から選択され、ここでC1−8ヒドロカルビル基の1個以上の炭素原子は、所望によりO、S、SO、SO、NR、XC(X)、C(X)X又はXC(X)Xで置換されていてよく、Rは水素及びC1−4ヒドロカルビルから選択され、Xは、O、S又はNRであり、そしてXは、=O、=S又は=NRである。〕から選択される1個以上(例えば、1個、2個、3個又は4個)の置換基R10により置換される、請求項10〜13のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項15】
置換基R10が、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、カルボキシ、基R−R〔ここで、Rが、結合、O、CO、XC(X)、C(X)X、XC(X)X、S、SO又はSOであり;Rが、水素及び所望によりヒドロキシ、オキソ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、カルボキシ、及び3個〜6個の環メンバーを有する単環非芳香族炭素環もしくはヘテロ環置換基から選択される1個以上の置換基で置換されていてよいC1−8ヒドロカルビル基から選択され、ここでC1−8ヒドロカルビル基の1個以上の炭素原子が、所望によりO、S、SO、SO、XC(X)、C(X)X又はXC(X)Xで置換されていてもよく、XはO又はSであり;そして、Xは=O又は=Sである。〕からなる基R10aから選択される、請求項14に記載の組合せ剤。
【請求項16】
該置換基が、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、基R−R〔ここで、Rが、結合又はOであり、Rが、水素、及び所望によりヒドロキシ、ハロゲン(好ましくはフッ素)及び5員もしくは6員の飽和炭素環及びヘテロ環基から選択される1個以上の置換基で置換されていてよいC1−4ヒドロカルビル基から選択される。〕から選択される、請求項15に記載の組合せ剤。
【請求項17】
が、環の2位、3位、4位、5位又は6位、1個、2個又は3個の置換基を有するフェニル環である、請求項13〜16のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項18】
該フェニル基が、2−モノ置換、3−モノ置換、2,6−ジ置換、2,3−ジ置換、2,4−ジ置換、2,5−ジ置換、2,3,6−トリ置換又は2,4,6−トリ置換される、請求項17に記載の組合せ剤。
【請求項19】
該フェニル基が:
(i)フッ素、塩素及びR−Rであって、(ここで、RがOであり、そしてRがC1−4アルキルである。)から選択される置換基で、2位でモノ置換、2位及び3位でジ置換、又は2位及び6位でジ置換されるか;又は
(ii)フッ素、塩素及び所望により1個以上のフッ素原子で置換されていてよいC1−4アルコキシから選択される置換基で、2位でモノ置換;又はフッ素、塩素及びメトキシから選択される置換基で、2位及び5位でジ置換される、請求項18に記載の組合せ剤。
【請求項20】
AがCOであり、R−CO−が、本明細書の表1に列記される基、特に基J、AB、AH、AJ、AL、AS、AX、AY、AZ、BA、BB、BD、BH、BL、BQ及びBS;より特に、基AJ、AX、BQ、BS及びBAIから選択され、好ましくは基AJ及びBQである、請求項1〜19のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項21】
式(0)が、式(II'):
【化8】

[式中、R、R、R及びYは、請求項1〜請求項20のいずれかに定義したものである]
で示される化合物である、請求項1に記載の組合せ剤。
【請求項22】
が:
(a)所望によりフッ素;塩素;ヒドロキシ;所望により1個以上のC1−4アルキル基で置換されていてよい、O、N及びSから選択される1個又は2個のヘテロ原子を含む5員もしくは6員の飽和ヘテロ環基;C1−4ヒドロカルビルオキシ;及び、C1−4ヒドロカルビル基(ここで、C1−4ヒドロカルビル及びC1−4ヒドロカルビルオキシ基は、所望によりヒドロキシ、フッ素、C1−2アルコキシ、アミノ、モノ−及びジ−C1−4アルキルアミノ、フェニル、ハロフェニル、3〜7個の環メンバー(より好ましくは、4、5又は6個の、例えば5又は6個の環メンバー)を有する飽和炭素環基、又は5もしくは6個の環メンバーを有し、O、S及びNから選択される2個までのヘテロ原子を含む飽和ヘテロ環基から選択される1個以上の置換基により置換されていてよい。);又は、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシン、から選択される1個以上(例えば、1個、2個もしくは3個)の置換基で置換されていてよいフェニル基;
(i)O、S及びNから選択される1個又は2個のヘテロ原子を含む単環ヘテロアリール基;又は、O、S及びNから選択される1個のヘテロ原子を含む二環ヘテロアリール基(ここで、単環及び二環ヘテロアリール基は、各々所望によりフッ素;塩素;C1−3ヒドロカルビルオキシ;及び、所望によりヒドロキシ、フッ素、メトキシ、又はO、S及びNから選択される2個までのヘテロ原子を含む5員もしくは6員の飽和炭素環もしくはヘテロ環基で置換されていてよいC1−3ヒドロカルビル、から選択される1個以上の置換基で置換されていてよい。);
(ii)3〜6個の環メンバーを有する置換又は非置換シクロアルキル基;及び
(iii)所望によりフッ素、ヒドロキシ、C1−4ヒドロカルビルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジ−C1−4ヒドロカルビルアミノ、及び3〜12個の環メンバーを有する炭素環もしくはヘテロ環基から選択される1個以上の置換基で置換されていてよいC1−4ヒドロカルビル基(ここで、ヒドロカルビル基の炭素原子の1個は、所望によりO、NH、SO及びSOから選択される原子又は基で置換されていてよい。);
から選択される、請求項21に記載の組合せ剤。
【請求項23】
が、非置換フェニル、2−フルオロフェニル、2−ヒドロキシフェニル、2−メトキシフェニル、2−メチルフェニル、2−(2−(ピロリジン−1−イル)エトキシ)フェニル、3−フルオロフェニル、3−メトキシフェニル、2,6−ジフルオロフェニル、2−フルオロ−6−ヒドロキシフェニル、2−フルオロ−3−メトキシフェニル、2−フルオロ−5−メトキシフェニル、2−クロロ−6−メトキシフェニル、2−フルオロ−6−メトキシフェニル、2、6−ジクロロフェニル及び2−クロロ−6−フルオロフェニルから選択され、所望によりさらに5−フルオロ−2−メトキシフェニルから選択される、請求項22に記載の組合せ剤。
【請求項24】
が、2,6−ジフルオロフェニル、2−フルオロ−6−メトキシフェニル、2,6−ジクロロフェニル及び2−クロロ−6−フルオロフェニルから選択される、請求項23に記載の組合せ剤。
【請求項25】
式(0)が、式(IV):
【化9】


[式中、
及びRは、請求項1〜24のいずれか一項に定義の通りであり;
任意の第二の結合は、番号1及び番号2の炭素原子の間に存在してもよく;
U及びTの一方は、CH、CHR13、CR1113、NR14、N(O)R15、O及びS(O)から選択され、またU及びTの他方は、NR14、O、CH、CHR11、C(R11及びC=Oから選択され;rは、0、1、2、3又は4であり;tは、0、1又は2であり;
11は、水素、ハロゲン(特にフッ素)、C1−3アルキル(例えば、メチル)及びC1−3アルコキシ(例えば、メトキシ)から選択され;
13は、水素、NHR14、NOH、NOR14及びR−Rから選択され;
14は、水素及びR−Rから選択され;
は、結合、CO、C(X)X、SO及びSONRから選択され;
、R及びRは、請求項14〜24のいずれか一項に記載の通りであり;そして
15は、所望によりヒドロキシ、C1−2アルコキシ、ハロゲン又は単環の5員もしくは6員の炭素環もしくはヘテロ環基で置換されていてよいC1−4飽和ヒドロカルビルから選択される。但し、UおよびTは同時にOではないものとする。]
で示される化合物、又はその塩もしくは互変異性体もしくはN−オキシドもしくは溶媒和物である、請求項1に記載の組合せ剤。
【請求項26】
式(0)が、式(IVa):
【化10】


[式中、U及びTの一方は、CH、CHR13、CR1113、NR14、N(O)R15、O及びS(O)から選択され;U及びTの他方は、CH、CHR11、C(R11及びC=Oから選択され;rは、0、1又は2であり;tは、0、1又は2であり;
11は、水素及びC1−3アルキルから選択され;
13は、水素及びR−Rから選択され;
14は、水素及びR−Rから選択され;
は、結合、CO、C(X)X、SO及びSONRから選択され;
15は、所望によりヒドロキシ、C1−2アルコキシ、ハロゲン又は単環の5員もしくは6員の炭素環もしくはヘテロ環基で置換されていてよいC1−4−飽和ヒドロカルビルから選択され;そして
、R、R、R及びRは、請求項1〜請求項25のいずれか一項に定義の通りである。]
で示される化合物、又はその塩もしくは互変異性体もしくはN−オキシドもしくは溶媒和物である、請求項25に記載の組合せ剤。
【請求項27】
式(0)が、式(Va):
【化11】

[式中、
14aは、水素、所望によりフルオロにより置換されていてよいC1−4−アルキル(例えば、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、ブチル及び2,2,2−トリフルオロエチル)、シクロプロピルメチル、フェニル−C1−2−アルキル(例えば、ベンジル)、C1−4アルコキシカルボニル(例えば、エトキシカルボニル及びt−ブチルオキシカルボニル)、フェニル−C1−2−アルコキシカルボニル(例えば、ベンジルオキシカルボニル)、C1−2−アルコキシ−C1−2−アルキル(例えば、メトキシメチル及びメトキシエチル)、及びC1−4アルキルスルホニル(例えば、メタンスルホニル)から選択され、ここでフェニル部分が存在するとき、それは所望によりフッ素、塩素、所望によりフルオロ又はC1−2アルコキシで置換されていてよいC1−4アルコキシ、及び所望によりフルオロ又はC1−2アルコキシで置換されていてよいC1−4アルキルから選択される1〜3個の置換基で置換されていてよく;
wは、0、1、2又は3であり;
は、水素又はメチル、最も好ましくは水素であり;
11及びrは、請求項25または26に定義の通りであり;そして
19は、フッ素、塩素、所望によりフルオロ又はC1−2アルコキシで置換されていてよいC1−4アルコキシ、及び所望によりフルオロ又はC1−2アルコキシで置換されていてよいC1−4アルキルから選択される。]
で示される化合物、又はその塩もしくは互変異性体もしくはN−オキシドもしくは溶媒和物である、請求項26に記載の組合せ剤。
【請求項28】
該フェニル環が、2位及び6位にて、フッ素、塩素及びメトキシから選択される置換基でジ置換される、請求項27に記載の組合せ剤。
【請求項29】
11が水素である、請求項25〜28のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項30】
14aが水素又はメチルである、請求項25〜29のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項31】
式(0)が、式(VIa):
【化12】


[式中、R20は、水素及びメチルから選択され;
21は、フッ素及び塩素から選択され;そして
22は、フッ素、塩素及びメトキシから選択されるか;又は
21及びR22の一方は水素であり、他方は塩素、メトキシ、エトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ及びベンジルオキシから選択される。]
で示される化合物、又はその塩もしくは互変異性体もしくはN−オキシドもしくは溶媒和物である、請求項30に記載の組合せ剤。
【請求項32】
式(0)が、式(VIb):
【化13】


[式中、R20は、水素及びメチルから選択され;
21aは、フッ素及び塩素から選択され;そして
22aは、フッ素、塩素及びメトキシから選択される。]
で示される化合物、又はその塩もしくは互変異性体もしくはN−オキシドもしくは溶媒和物である、請求項31に記載の組合せ剤。
【請求項33】
式(VIb)の化合物が、
4−(2,6−ジフルオロベンゾイルアミノ)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸ピペリジン−4−イルアミド;
4−(2,6−ジフルオロベンゾイルアミノ)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸(1−メチルピペリジン−4−イル)アミド;
4−(2,6−ジクロロベンゾイルアミノ)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸ピペリジン−4−イルアミド;及び
4−(2−フルオロ−6−メトキシ−ベンゾイルアミノ)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸ピペリジン−4−イルアミド
から選択される、請求項32に記載の組合せ剤。
【請求項34】
式(VIb)の化合物が、4−(2,6−ジクロロベンゾイルアミノ)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸ピペリジン−4−イルアミドである、請求項33に記載の組合せ剤。
【請求項35】
式(0)の化合物が塩形である、請求項1〜34のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項36】
該4−(2,6−ジクロロベンゾイルアミノ)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸ピペリジン−4−イルアミドが塩形、好ましくは酸付加塩形である、請求項34に記載の組合せ剤。
【請求項37】
該4−(2,6−ジクロロベンゾイルアミノ)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸ピペリジン−4−イルアミドが、塩酸、メタンスルホン酸及び酢酸と共に形成される酸付加塩から選択された塩形である、請求項36に記載の組合せ剤。
【請求項38】
該4−(2,6−ジクロロベンゾイルアミノ)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸ピペリジン−4−イルアミドの塩が、塩酸と共に形成される塩である、請求項37に記載の組合せ剤。
【請求項39】
該4−(2,6−ジクロロベンゾイルアミノ)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸ピペリジン−4−イルアミドの塩が、メタンスルホン酸と共に形成される塩である、請求項37に記載の組合せ剤。
【請求項40】
該4−(2,6−ジクロロベンゾイルアミノ)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸ピペリジン−4−イルアミドの塩が、酢酸と共に形成される塩である、請求項37に記載の組合せ剤。
【請求項41】
式(0)の化合物が、4−(2,6−ジクロロベンゾイルアミノ)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸ピペリジン−4−イルアミドのメタンスルホン酸塩である、請求項1に記載の組合せ剤。
【請求項42】
該4−(2,6−ジクロロベンゾイルアミノ)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸ピペリジン−4−イルアミドのメタンスルホン酸塩が結晶形態である、請求項41に記載の組合せ剤。
【請求項43】
式(I''')の化合物のRがC1−3−アルキルである、請求項1〜42のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項44】
式(I''')の化合物のRがメチルである、請求項43に記載の組合せ剤。
【請求項45】
式(I''')の化合物のRがエチルである、請求項43に記載の組合せ剤。
【請求項46】
式(I''')の化合物のRがn−プロピルである、請求項43に記載の組合せ剤。
【請求項47】
式(I''')の化合物のRがイソプロピルである、請求項43に記載の組合せ剤。
【請求項48】
式(I''')の化合物が、塩又はN−オキシドの形態でない、請求項43〜47のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項49】
式(I''')の化合物が、塩、溶媒和物又はN−オキシドの形態である、請求項43〜47のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項50】
式(I''')の化合物が、4−(2,6−ジクロロベンゾイルアミノ)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸(1−メタンスルホニルピペリジン−4−イル)アミドである、請求項43〜49のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項51】
該4−(2,6−ジクロロベンゾイルアミノ)−1H−ピラゾール−3−カルボン酸(1−メタンスルホニルピペリジン−4−イル)アミドが結晶形態である、請求項50に記載の組合せ剤。
【請求項52】
さらに1個以上の付加的化合物を含む、請求項1〜51のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項53】
該付加的化合物が、パクリタキセル及びドセタキセルから選択されるようなタキサン化合物を含む、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項54】
該付加的化合物が、ゲムシタビン、カペシタビン、シタラビン、ラリトレキセド、ペメトレキセド及びメトトレキサートから選択される抗代謝化合物である、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項55】
該付加的化合物が、トラスツズマブ、セツキシマブ、ゲフィチニブ、エルロチニブ、ベバシズマブ、イマニチブ・メシレート、ソラフェニブ、デサチニブ、ラパチニブ、ニロチニブ、バンデタニブ、バタリニブ、アキシチニブ及びCHIR−258から選択されるシグナル伝達阻害剤である、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項56】
該付加的化合物が、サイトカイン、サイトカイン活性化剤又はレチノイド(例えば、インターフェロン(例えば、インターフェロン−γ及びインターフェロン−α)、インターロイキン(例えば、インターロイキン2)、トレチノイン、アリトレチノイン及びベキサロテンから選択されるもの)である、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項57】
該付加的化合物がカンプトテシン化合物を含む、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項58】
該カンプトテシン化合物が、カンプトテシン、イリノテカン及びトポテカンから選択される、請求項57に記載の組合せ剤。
【請求項59】
該カンプトテシン化合物がトポテカンである、請求項58に記載の組合せ剤。
【請求項60】
該カンプトテシン化合物がイリノテカンである、請求項58に記載の組合せ剤。
【請求項61】
該付加的化合物が、ビノレルビン、ビンブラスチン及びビンクリスチンから選択されるようなビンカアルカロイド化合物を含む、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項62】
該ビンカアルカロイド化合物がビノレルビンである、請求項61に記載の組合せ剤。
【請求項63】
該ビンカアルカロイド化合物がビンブラスチンである、請求項61に記載の組合せ剤。
【請求項64】
該ビンカアルカロイド化合物がビンクリスチンである、請求項61に記載の組合せ剤。
【請求項65】
該付加的化合物が、クロロ(ジエチレンジアミノ)白金(II)クロリド;ジクロロ(エチレンジアミノ)白金(II);スピロプラチン;イプロプラチン;ジアミノ(2−エチルマロナト)白金(II);(1,2−ジアミノシクロヘキサン)マロナト白金(II);(4−カルボキシフタロ)−(1,2−ジアミノシクロヘキサン)白金(II);(1,2−ジアミノシクロヘキサン)−(イソシトラト)白金(II);(1,2−ジアミノシクロヘキサン)−cis−(ピルバト)白金(II);オンナプラチン;テトラプラチン、シスプラチン、カルボプラチン及びオキサリプラチンから選択されるような白金化合物を含む、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項66】
該白金化合物が、クロロ(ジエチレンジアミノ)白金(II)クロリド;ジクロロ(エチレンジアミノ)白金(II);スピロプラチン;イプロプラチン;ジアミノ(2−エチルマロナト)白金(II);(1,2−ジアミノシクロヘキサン)マロナト白金(II);(4−カルボキシフタロ)−(1,2−ジアミノシクロヘキサン)白金(II);(1,2−ジアミノシクロヘキサン)−(イソシトラト)白金(II);(1,2−ジアミノシクロヘキサン)−cis−(ピルバト)白金(II);オンナプラチン;テトラプラチン、カルボプラチン又はオキサリプラチンから選択される、請求項65に記載の組合せ剤。
【請求項67】
該白金化合物が、カルボプラチン又はオキサリプラチンである、請求項66に記載の組合せ剤。
【請求項68】
該白金化合物がカルボプラチンである、請求項67に記載の組合せ剤。
【請求項69】
該付加的化合物が、アントラサイクリン誘導体、ミトキサントロン及びポドフィロトキシン誘導体から選択されるようなトポイソメラーゼ2阻害剤を含む、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項70】
該トポイソメラーゼ2阻害剤が、ダウノルビシン、イダルビシン及びエピルビシンから選択される、請求項69に記載の組合せ剤。
【請求項71】
該トポイソメラーゼ2阻害剤が、エトポシド及びテニポシドから選択される、請求項69に記載の組合せ剤。
【請求項72】
該トポイソメラーゼ2阻害剤がエトポシドである、請求項71に記載の組合せ剤。
【請求項73】
該付加的薬剤が、抗アンドロゲン剤又は抗エストロゲン剤である、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項74】
該抗アンドロゲン剤が、アロマターゼ阻害剤(例えばレトロゾール、アナストロゾール、エキセメスタン又はアミノグルテチミド)である、請求項73に記載の組合せ剤。
【請求項75】
抗アンドロゲン剤が、タモキシフェン、フルベストラント、ラロキシフェン、トレミフェン、ドロロキシフェン、レトロゾール(letrazole)、アナストラゾール、エキセメスタン、ビカルタミド、リュープロリド(luprolide)、メゲストロールアセテート、アミノグルテチミド及びベキサロテンから選択される、請求項73に記載の組合せ剤。
【請求項76】
該付加的薬剤が、GnRH類似体(例えば、ゴセレリン又はリュープロリド)である、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項77】
該付加的薬剤が、細胞表面抗原に対するモノクローナル抗体(又は、抗CD抗体)である、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項78】
該細胞表面抗原に対するモノクローナル抗体が、CD20、CD22、CD33及びCD52から選択される、請求項77に記載の組合せ剤。
【請求項79】
該細胞表面抗原に対するモノクローナル抗体が、リツキシマブ、トシツモマブ及びゲムツズマブから選択される、請求項77または78に記載の組合せ剤。
【請求項80】
該細胞表面抗原に対するモノクローナル抗体が、完全長ヒト抗体及びキメラ抗体を含む、請求項77〜79のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項81】
該付加的化合物が、窒素マスタード化合物、ニトロソウレア化合物及びブスルファンから選択されるようなアルキル化剤を含む、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項82】
該アルキル化剤が、イホスファミド及びクロランブシルから選択される、請求項81に記載の組合せ剤。
【請求項83】
該アルキル化剤が、カルムスチン及びロムスチンから選択される、請求項81に記載の組合せ剤。
【請求項84】
該アルキル化剤がブスルファンである、請求項81に記載の組合せ剤。
【請求項85】
該付加的化合物が、TSA、SAHA、JNJ−16241199、LAQ−824、MGCD−0103及びPXD−101から選択されるようなHDAC阻害剤を含む、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項86】
該付加的化合物が、セレコキシブであるようなCOX−2阻害剤を含む、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項87】
該付加的化合物が、テモゾロミド、デシタビン及び5−アザシチジンであるようなDNAメチル化阻害剤を含む、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項88】
該付加的化合物が、例えばボルテジミブであるようなプロテアソーム阻害剤を含む、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項89】
該付加的化合物が、例えばセリシクリブ、アルボシディブ、7−ヒドロキシスタウロスパリン、JNJ−7706621、BMS−387032、Pha533533、PD332991、ZK−304709及びAZD−5438から選択されるようなCDK阻害剤を含む、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項90】
該CDK阻害剤が、JNJ−7706621、BMS−387032、Pha533533、PD332991、ZK−304709及びAZD−5438から選択される、請求項89に記載の組合せ剤。
【請求項91】
該CDK阻害剤がJNJ−7706621である、請求項90に記載の組合せ剤。
【請求項92】
抗代謝化合物、タキサン化合物、エポチロン、Hsp90阻害剤、シグナル伝達阻害剤、カンプトテシン化合物、ビンカアルカロイド化合物、白金化合物、トポイソメラーゼ2阻害剤、抗アンドロゲン剤、モノクローナル抗体(例えば、1個以上の細胞表面抗原に対するもの)、アルキル化剤、ヒストンデアセチラーゼ阻害剤(HDAC)、シクロオキシゲナーゼ−2(COX−2)阻害剤、プロテアソーム阻害剤、DNAメチル化阻害剤、CDK阻害剤及びオーロラ阻害剤から独立して選択される2種以上の付加的化合物を含む、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項93】
該2種以上の付加的化合物の中のうち1種が、抗アンドロゲン剤、ヒストンデアセチラーゼ阻害剤(HDAC)、シクロオキシゲナーゼ−2(COX−2)阻害剤、プロテアソーム阻害剤、DNAメチル化阻害剤及びさらにCDK阻害剤から選択される、請求項92に記載の組合せ剤。
【請求項94】
該2種以上の付加的化合物が、5−FU、メトトレキサート、シクロホスファミド及びドキソルビシンから選択される、請求項92に記載の組合せ剤。
【請求項95】
該2種以上の付加的化合物がフルダラビン及びリツキサマブを含む、請求項92に記載の組合せ剤。
【請求項96】
該付加的化合物がオーロラ阻害剤である、請求項52に記載の組合せ剤。
【請求項97】
式(0)の化合物と式(I''')の化合物が物理的に結合されている、請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項98】
該付加的化合物と式(0)の化合物が、
(a)混合されている(例えば、同じ単位用量剤中に);
(b)化学的/物理化学的に(例えば、架橋、分子凝集又は共通の媒体部分への結合により)結合されている;
(c)化学的/物理化学的に共封入されている(例えば、脂質媒体上又は中に配置、粒子(例えば、マイクロ粒子又はナノ粒子)又は乳剤液滴);又は
(d)混合していないが、共封入又は共提示されている(例えば、単位用量アレイの一部として)、
請求項97に記載の組合せ剤。
【請求項99】
該付加的化合物と式(0)の化合物が非物理的に結合されている、請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項100】
該組合せ剤が、(a)少なくとも1個の化合物を、該少なくとも1個の化合物と他の化合物との物理的結合体を形成するための即時結合についての説明書と共に;又は(b)少なくとも1個の化合物を、他の化合物との併用療法についての説明書と共に;又は(c)少なくとも1個の化合物を、他の化合物を投与されていた(または、投与されている)患者集団への投与に関する説明書と共に;又は(d)少なくとも1個の化合物を、他の化合物との併用に特に適当な量又は剤形で、含む、請求項99に記載の組合せ剤。
【請求項101】
医薬パック、キット又は患者パックの形態の、請求項1〜100のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項102】
サイクリン依存性キナーゼ又はグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3により仲介される疾患又は状態の予防又は処置に使用するための、請求項1〜101のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項103】
請求項1〜102のいずれか一項に記載の組合せ剤を、それ必要とする対象に投与することを含む、サイクリン依存性キナーゼ又はグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3により仲介される疾患又は状態を予防又は処置する方法。
【請求項104】
請求項1〜102のいずれか一項に記載の組合せ剤を、それ必要とする対象に投与することを含む、サイクリン依存性キナーゼ又はグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3により仲介される疾患又は状態を緩和又は発症を低減させる方法。
【請求項105】
異常な細胞増殖の阻害に有効な量の請求項1〜102のいずれか一項に記載の組合せ剤を哺乳動物に投与することを含む、該哺乳動物における異常な細胞増殖を含むか、もしくはそれに起因する疾患又は状態を処置する方法。
【請求項106】
異常な細胞増殖の阻害に有効な量の請求項1〜102のいずれか一項に記載の組合せ剤を哺乳動物に投与することを含む、該哺乳動物における異常な細胞増殖を含むか、もしくはそれに起因する疾患又は状態を緩和又は発症を低減させる方法。
【請求項107】
cdkキナーゼ(例えば、cdk1又はcdk2)又はグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3の活性の阻害に有効な量の請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤を哺乳動物に投与することを含む、該哺乳動物における異常な細胞増殖を含むか、もしくはそれに起因する疾患又は状態を処置する方法。
【請求項108】
cdkキナーゼ(例えば、cdk1又はcdk2)又はグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3の活性の阻害に有効な量の請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤を哺乳動物に投与することを含む、該哺乳動物における異常な細胞増殖を含むか、もしくはそれに起因する疾患又は状態を緩和又は発症を低減させる方法。
【請求項109】
サイクリン依存性キナーゼ又はグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3を阻害する方法であって、該キナーゼと請求項1〜96のいずれか一項に記載のキナーゼ阻害組合せ剤を接触させることを含む、方法。
【請求項110】
請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤を用いて、サイクリン依存性キナーゼ又はグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3活性を阻害することにより細胞過程(例えば細胞分裂)を調節する方法。
【請求項111】
本明細書に記載の疾患の予防又は処置に使用するための、請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項112】
本明細書に記載の1個以上の用途に用いる医薬品を製造するための、請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤の使用。
【請求項113】
請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤と医薬的に許容される担体を含む、医薬組成物。
【請求項114】
請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤と医薬的に許容される担体を経口投与に適する形態で含む、医薬組成物。
【請求項115】
医薬に使用するための、請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項116】
上記ならびに本明細書の別の部分に記載した使用及び方法のいずれかのための、請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項117】
式(I''')の化合物で処置中の対象において、サイクリン依存性キナーゼ又はグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3により仲介される疾患又は状態の予防又は処置で使用するための、請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物。
【請求項118】
式(I''')の化合物で処置中の対象におけるサイクリン依存性キナーゼ又はグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3により仲介される疾患又は状態を予防又は処置するための医薬を製造するための、請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物の使用。
【請求項119】
請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物を、式(I''')の化合物で処置中の、それを必要とする対象に投与することを含む、サイクリン依存性キナーゼ又はグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3により仲介される疾患又は状態を予防又は治療するための方法。
【請求項120】
式(I''')の化合物で処置中の哺乳動物対象における異常な細胞増殖を含むか、もしくはそれに起因する疾患又は状態を処置する方法であって、異常な細胞増殖を阻害するために有効な量の請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物を投与することを含む、方法。
【請求項121】
式(I''')の化合物で処置中の哺乳動物対象における異常な細胞増殖を含むか、もしくはそれに起因する疾患又は状態を処置する方法であって、サイクリン依存性キナーゼ又はグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3の活性を阻害するために有効な量の請求項1〜96のいずれか一項に記載の化合物を該哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項122】
式(I''')の化合物で処置中の対象における異常な細胞増殖に起因する疾患又は状態の予防又は治療に用いる薬剤を製造するための、請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項123】
式(I''')の化合物で処置中の対象におけるサイクリン依存性キナーゼ又はグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3により仲介される疾患又は状態を予防又は治療するための方法であって、請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物を該対象に投与することを含む、方法。
【請求項124】
式(I''')の化合物で処置中の哺乳動物対象における異常な細胞増殖を含むか、もしくはそれに起因する疾患又は状態を処置する方法であって、cdkキナーゼ(例えば、cdk1又はcdk2)又はグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3の活性を阻害するために有効な量の請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物を該対象に投与することを含む、方法。
【請求項125】
式(I''')の化合物で処置中の対象におけるcdkキナーゼ(例えば、cdk1又はcdk2)又はグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3の活性を阻害する方法であって、該キナーゼと請求項1〜96のいずれか一項に記載のキナーゼ阻害性の式(0)の化合物を接触させることを含む、方法。
【請求項126】
請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物を用いてcdkキナーゼ(例えば、cdk1又はcdk2)又はグリコーゲンシンターゼキナーゼ−3の活性を阻害することによって、式(I''')の化合物で処置中の対象における細胞過程を調節する方法。
【請求項127】
該式(I''')の化合物を本明細書に記載の式(I''')の化合物のいずれかから選択する、請求項119〜126のいずれか一項に記載の方法。
【請求項128】
請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤を(例えば、治療的有効量で)患者(例えば、それを必要とする患者)に投与することを含む、本明細書に記載の疾患又は状態のいずれかを処置又は予防する方法。
【請求項129】
(i)患者をスクリーニングして、該患者が罹患しているか、罹患のおそれがある疾患又は状態が、サイクリン依存性キナーゼに対して活性を有する化合物を用いる処置に感受性があるかどうかを決定すること;及び(ii)該患者の疾患又は状態が感受性であることが示されるとき、請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤を患者に投与することを含む、サイクリン依存性キナーゼにより仲介される疾患又は状態を診断および処置する方法。
【請求項130】
スクリーニングされ、サイクリン依存性キナーゼに対する活性を有する化合物を用いる処置に感受性のある疾患又は状態に罹患しているか、罹患のおそれがあると決定された患者における疾患又は状態の処置又は予防に用いる薬剤を製造するための、請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤の使用。
【請求項131】
哺乳動物における腫瘍増殖を阻害するために使用するための、請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項132】
腫瘍細胞の増殖を阻害するために使用する(例えば、哺乳動物で)ための、請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤。
【請求項133】
哺乳動物(例えば、ヒト)において腫瘍増殖を阻害する方法であって、請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤の腫瘍増殖阻害に有効な量を該哺乳動物に投与することを含む、方法。
【請求項134】
腫瘍細胞(例えば、ヒトのような哺乳動物に存在する腫瘍細胞)の増殖を阻害する方法であって、該腫瘍細胞と請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤の腫瘍細胞増殖阻害に有効な量を接触させることを含む、方法。
【請求項135】
請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物との併用療法で使用するための、式(I''')の化合物(例えば、本明細書に記載の式(I''')の化合物のいずれかから選択される式(I''')の化合物)。
【請求項136】
式(I''')の化合物(例えば、本明細書に記載の式(I''')の化合物のいずれかから選択される式(I''')の化合物)との併用療法で使用するための、請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物。
【請求項137】
併用療法が請求項1〜136のいずれか一項に記載の予防、処置又は方法を含む、請求項47又は請求項48の化合物。
【請求項138】
請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物で処置中の患者の処置又は予防に使用するための薬剤製造のための、式(I''')の化合物(例えば、本明細書に記載の式(I''')の化合物のいずれかから選択される式(I''')の化合物)の使用。
【請求項139】
式(I''')の化合物(例えば、本明細書に記載の式(I''')の化合物のいずれかから選択される式(I''')の化合物)で処置中の患者の処置又は予防に使用するための薬剤を製造するための、請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物の使用。
【請求項140】
ヒトのような温血動物の癌を処置する方法であって、式(I''')の化合物(例えば、本明細書に記載の式(I''')の化合物のいずれかから選択される式(I''')の化合物)の有効量を、請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物の有効量と逐次的に、例えば、前もしくは後に、又は同時に該動物に投与することを含む、方法。
【請求項141】
哺乳動物における癌の併用療法であって、式(I''')の化合物(例えば、本明細書に記載の式(I''')の化合物のいずれかから選択される式(I''')の化合物)の治療的有効量と請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物の治療的有効量を投与することを含む、方法。
【請求項142】
異常な細胞増殖を含むかそれに起因する哺乳動物の疾患又は状態の寛解又は発症を低減するために、式(I''')の化合物(例えば、本明細書に記載の式(I''')の化合物のいずれかから選択される式(I''')の化合物)との併用療法で使用するための、請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物。
【請求項143】
哺乳動物において腫瘍増殖を阻止するための、式(I''')の化合物(例えば、本明細書に記載の式(I''')の化合物のいずれかから選択される式(I''')の化合物)との併用療法に使用するための、請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物。
【請求項144】
それを必要とする患者の癌を予防、処置又は管理するための、式(I''')の化合物(例えば、本明細書に記載の式(I''')の化合物のいずれかから選択される式(I''')の化合物)との併用療法で使用するための、請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物。
【請求項145】
式(I''')の化合物(例えば、本明細書に記載の式(I''')の化合物のいずれかから選択される式(I''')の化合物)で処置中の癌患者において応答率を増強又は高める目的で使用するための、請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物。
【請求項146】
式(I''')の化合物(例えば、本明細書に記載の式(I''')の化合物のいずれかから選択される式(I''')の化合物)で処置中の癌患者において応答率を増強又は高める方法であって、式(I''')の化合物と請求項1〜96のいずれか一項に記載の式(0)の化合物を併用して患者に投与することを含む、方法。
【請求項147】
本明細書に記載の治療的又は予防的使用のいずれかのための薬剤を製造するための、請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤の使用。
【請求項148】
該組合せ剤が2種以上の付加的化合物を含む、請求項1〜147のいずれか一項に記載の発明。
【請求項149】
2種以上の付加的化合物の各々が、本明細書に記載の付加的化合物のいずれかから独立して選択される、請求項148に記載の発明。
【請求項150】
1個以上の付加的化合物が、レキシノイド、選択的免疫応答調節剤、DNA修復阻害剤及びGタンパク質共役受容体阻害剤から独立して選択される、請求項1〜149のいずれか一項に記載の発明。
【請求項151】
1個以上の付加的化合物が、選択的免疫応答調節剤、DNA修復阻害剤及びGタンパク質共役受容体阻害剤から独立して選択される、請求項1〜150のいずれか一項に記載の発明。
【請求項152】
該組合せ剤が:(a)2種以上の式(0)の化合物、及び/又は(b)2種以上の式(I''')の化合物を含む、請求項1〜151のいずれか一項に記載の発明。
【請求項153】
式Iの化合物と付加的化合物を組み合わせる工程を含む、請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤の製造方法。
【請求項154】
式(XVII):
【化14】


で示される化合物とSO基の導入に適するスルホニル化剤(例えば、塩化メタンスルホニルのような塩化スルホニル)を反応させる工程を含む、請求項1〜96のいずれか一項に記載の組合せ剤の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2009−543770(P2009−543770A)
【公表日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−518967(P2009−518967)
【出願日】平成19年7月13日(2007.7.13)
【国際出願番号】PCT/GB2007/002654
【国際公開番号】WO2008/007122
【国際公開日】平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願人】(506025512)アステックス・セラピューティクス・リミテッド (42)
【氏名又は名称原語表記】ASTEX THERAPEUTICS LIMITED
【Fターム(参考)】