説明

CDK4/6阻害剤としてのピロロピリミジン化合物

本発明は、式(I)


〔式中、R、R2Y、R、R−R11、AおよびLはここに定義する通りである。〕
の新規ピロロピリミジン化合物およびその薬学的に許容される塩を含む塩に関する。本発明の化合物はCDK4/6阻害剤であり、CDK4/6により仲介される疾患および障害、マントル細胞リンパ腫、脂肪肉腫、非小細胞肺癌、黒色腫、扁平上皮細胞食道癌および乳癌を含む癌のようなCDK4/6により仲介される疾患および障害の処置に有用である。本発明は、さらに本発明の化合物を含む医薬組成物に関する。本発明は、さらに、本発明の化合物あるいは本発明の化合物を含む医薬組成物を使用してCDK4/6活性を阻害する方法およびそれに関連する障害の処置に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化1】

〔式中:
はC3−7アルキル;場合によりC1−6アルキルおよびOHから成る群から選択された1個の置換基で置換されていてよいC4−7シクロアルキル;場合によりC1−6アルキル、C(CH)CNおよびOHから成る群から選択された1個の置換基で置換されていてよいフェニル;1つのシクロプロピルまたはC1−6アルキルと任意に置換されたピペリジニル;テトラヒドロピラニル(任意に1つのシクロプロピルまたはC1−6アルキルで代わりになった;)またはビシクロ[2.2.1]ヘプタニルであり;
AはCHまたはNであり;
11は水素またはC1−4アルキルであり;
Lは結合、C(O)またはS(O)であり;
2Y
【化2】

であり;
VはNHまたはCHであり;
XはOまたはCHであり;
WはOまたはNHであり;
mおよびnは各々独立して1、2または3であるが、mおよびnが両方とも3ではなく;
2Yはそれぞれ場合により次のものから成る群から各々独立して選択される1〜4個の置換基で置換されていてよく:場合によりヒドロキシ、NHおよび−S−C1−3アルキルから成る群から各々独立して選択された1個または2個の置換基で置換されていてよいC1−3アルキル;CD;ハロ;オキソ;C1−3ハロアルキル;ヒドロキシ;NH;ジメチルアミノ;ベンジル;場合によりNH、−SCHおよびNHC(O)CHから成る群から各々独立して選択された1個または2個の置換基で置換されていてよい−C(O)−C1−3アルキル;−S(O)−C1−4アルキル;ピロリジニル−C(O)−;および−C(O)−C1−3アルキル;
は水素、重水素またはC(R)(R)(R)であり;
、R、R、R、RおよびR10は、各々独立して、Hまたは重水素である。〕
の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
式(I−B)
【化3】

〔式中、
Lは結合またはC(O)であり;
2Y
【化4】

であり;
VはNHまたはCHであり;
XはOまたはCHであり;
WはOまたはNHであり;
mおよびnは各々独立して1、2または3であるが、mおよびnが両方とも3ではなく;
2Yはそれぞれ場合により次のものから成る群から各々独立して選択される1〜4個の置換基で置換されていてよい:場合によりヒドロキシ、NHおよび−S−C1−3アルキルから成る群から各々独立して選択された1個または2個の置換基で置換されていてよいC1−3アルキル;CD;C1−3ハロアルキル;ヒドロキシ;NH;ジメチルアミノ;ベンジル;場合によりNH、−SCHおよびNHC(O)CHから成る群から各々独立して選択された1個または2個の置換基で置換されていてよい−C(O)−C1−3アルキル;−S(O)−C1−4アルキル;ピロリジニル−C(O)−;および−C(O)−C1−3アルキル。〕
である、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項3】
LがC(O)である、請求項1または2に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項4】
Lが結合である、請求項1または2に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項5】
AがCHおよびR11が水素である、請求項1〜4のいずれか記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項6】
がC(R)(R)(R)およびRであり、R、R、R、RおよびR10が水素である、請求項1〜5のいずれか記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項7】
が場合により1個のC1−6アルキルで置換されていてよいC4−7シクロアルキルである、請求項1〜6のいずれか記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項8】
がシクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチルである、請求項1〜7のいずれかに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項9】
が非置換シクロペンチルである、請求項1〜8のいずれか記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項10】
2Yが非置換である、請求項1〜9のいずれか記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項11】
2Y
【化5】

であり、いずれも場合により1個のC1−3アルキルで置換されていてよい、請求項1〜9のいずれか記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項12】
2Yが場合により1個のC1−3アルキルで置換されていてよい
【化6】

である、請求項1〜9のいずれか記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項13】
式(I−C)
【化7】

〔式中:
は、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルであり、その各々は場合によりメチル、エチルまたはOHの1個で置換されていてよく;
AはCHまたはNであり;
Lは結合、C(O)またはS(O)であり;
2Y
【化8】

であり;
ここで、R2Yはそれぞれ、場合によりハロゲン、メチル、エチルまたはオキソから独立して選択された1個または2個の置換基で置換されていてよく;
VはNHまたはCHであり;
は水素、重水素またはC(R)(R)(R)であり;
、R、R、R、RおよびR10は、各々独立して、Hまたは重水素である。〕
である、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項14】
AがCHである、請求項13に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項15】
Lが結合である、請求項14に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項16】
Lが−C(O)−である請求項14に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項17】
がCHであり、R、RおよびR10がHである、請求項15または16に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項18】
がシクロペンチルである、請求項17に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩が提供される。
【請求項19】
次から成る群から選択される請求項13に記載の化合物:
シクロペンチル−2−(5−(9−ヒドロキシ−1,5,7−トリメチル−3,7−ジアザビシクロ[3.3.1]ノナン−3−カルボニル)ピリジン−2−イルアミノ)−N,N,N−ジメチルアニリン−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド;
2−(5−(2,6−ジアザスピロ[3.3]ヘプタン−2−カルボニル)ピリジン−2−イルアミノ)−7−シクロペンチル−N,N,N−ジメチルアニリン−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド;
7−(4−tert−ブチル−フェニル)−2−[5−(3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
7−シクロペンチル−2−[5−(4−オキソ−3,9−ジアザ−ビシクロ[4.2.1]ノン−3−イル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
7−シクロペンチル−2−[5−((1R,6S)−4−オキソ−3,9−ジアザ−ビシクロ[4.2.1]ノン−3−イル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
7−シクロペンチル−2−[5−(3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
7−シクロヘプチル−2−[5−(2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボニル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
7−シクロペンチル−2−[5−(3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボニル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
2−(5−(2,7−ジアザスピロ[3.5]ノナン−7−カルボニル)ピリジン−2−イルアミノ)−7−シクロヘプチル−N,N,N−ジメチルアニリン−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド;
7−シクロペンチル−2−[5−(8−メチル−3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
7−シクロペンチル−2−[5−((S,S)−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボニル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸(メチルアミド);
7−(3−tert−ブチル−フェニル)−2−[5−(3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
2−(5−((1R,5S)−3−オキサ−7,9−ジアザビシクロ[3.3.1]ノナン−9−カルボニル)ピリジン−2−イルアミノ)−7−シクロペンチル−N,N,N−ジメチルアニリン−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド;
7−[4−(シアノ−ジメチル−メチル)−フェニル]−2−[5−(3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボニル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
7−シクロペンチル−2−[5−((1S,6R)−3,9−ジアザ−ビシクロ[4.2.1]ノナン−3−カルボニル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
7−シクロペンチル−2−[5−((1R,6S)−3,9−ジアザ−ビシクロ[4.2.1]ノナン−3−カルボニル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
7−シクロペンチル−2−[5−(3,6−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
7−シクロペンチル−2−[5−(ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−カルボニル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
7−シクロペンチル−N,N,N−ジメチルアニリン−2−(5−(5’−オキソ−8−アザスピロ[ビシクロ[3.2.1]オクタン−3,3’−ピロリジン]−1’−イル)ピリジン−2−イルアミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド;
7−シクロペンチル−2[5−(1−オキソ−ヘキサヒドロ−ピロロ[1,2−a]ピラジン−2−イル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
7−シクロペンチル−N,N,N−ジメチルアニリン−2−(5−(2−オキソ−1−オキサ−3,8−ジアザスピロ[4.5]デカノ−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド;
7−シクロペンチル−2−[5−((1S,6R)−4−オキソ−3,9−ジアザ−ビシクロ[4.2.1]ノン−3−イル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
2−[5−(4−オキソ−3,9−ジアザ−ビシクロ[4.2.1]ノン−3−イル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7−フェニル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;および
7−シクロヘキシル−N,N,N−ジメチルアニリン−2−(5−(4−オキソ−3,9−ジアザビシクロ[4.2.1]ノナノ−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド
またはその薬学的に許容される塩。
【請求項20】
次から成る群から選択される請求項1に記載の化合物:
7−シクロペンチル−2−[5−(3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド
7−シクロペンチル−2−[5−((S,S)−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボニル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド
7−シクロペンチル−2−[5−((1R,6S)−4−オキソ−3,9−ジアザ−ビシクロ[4.2.1]ノン−3−イル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド
7−シクロペンチル−2−[5−((1S,5S)−3,6−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
7−シクロブチル−2−[5−((1S,6R)−4−オキソ−3,9−ジアザ−ビシクロ[4.2.1]ノン−3−イル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド
7−シクロヘキシル−2−[5−((1R,6S)−4−オキソ−3,9−ジアザ−ビシクロ[4.2.1]ノン−3−イル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド
7−シクロペンチル−2−[5−(3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニル)−6−メチル−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
7−シクロペンチル−2−[5−(3,8−ジアザ−ビシクロ[3.2.1]オクタン−3−カルボニル)−4−メチル−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
7−シクロペンチル−2−[5−(3,9−ジアザ−ビシクロ[3.3.1]ノナン−3−カルボニル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
7−シクロペンチル−N,N,N−ジメチルアニリン−2−(5−(3−オキソ−1,4−ジアザビシクロ[3.2.2]ノナノ−4−イル)ピリジン−2−イルアミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド;および
7−シクロペンチル−N,N,N−ジメチルアニリン−2−(5−((1R,6S)−9−メチル−4−オキソ−3,9−ジアザビシクロ[4.2.1]ノナノ−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド;
またはその薬学的に許容される塩。
【請求項21】
次から成る群から選択された請求項1に記載の化合物:
7−シクロペンチル−N,N,N−ジメチルアニリン−2−(5−((3aS,6aR)−1−オキソヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)ピリジン−2−イルアミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド;
7−シクロペンチル−N,N,N−ジメチルアニリン−2−(5−((3aR,6aS)−1−オキソヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)ピリジン−2−イルアミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド;
7−シクロヘプチル−N,N,N−ジメチルアニリン−2−(5−(cis−6−オキソテトラヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピリジン−5(6H,7H,7aH)−イル)ピリジン−2−イルアミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド;
7−シクロペンチル−N,N,N−ジメチルアニリン−2−(5−(cis−6−オキソテトラヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピリジン−5(6H,7H,7aH)−イル)ピリジン−2−イルアミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド;
7−シクロペンチル−N,N,N−ジメチルアニリン−2−(5−(cis−6−オキソテトラヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピリジン−5(6H,7H,7aH)−イル)ピリジン−2−イルアミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド;および
7−シクロペンチル−N,N,N−ジメチルアニリン−2−(5−((3aR,6aS)−5−メチル−1−オキソヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)ピリジン−2−イルアミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド;
またはその薬学的に許容される塩。
【請求項22】
次から成る群から選択される請求項1に記載の化合物:
7−シクロペンチル−N,N,N−ジメチルアニリン−2−(5−((1R,3r,5S)−2’−オキソ−8−アザスピロ[ビシクロ[3.2.1]オクタン−3,5’−オキサゾリジン]−3’−イル)ピリジン−2−イルアミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド;
7−シクロペンチル−N,N,N−ジメチルアニリン−2−(5−(2−オキソ−1−オキサ−3,8−ジアザスピロ[4.6]ウンデカノ−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド;
7−シクロペンチル−N,N,N−ジメチルアニリン−2−(5−(2−オキソ−1−オキサ−3,7−ジアザスピロ[4.5]デカノ−3−イル)ピリジン−2−イルアミノ)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド;
7−シクロペンチル−2−[5−((S)−2−オキソ−1−オキサ−3,7−ジアザ−スピロ[4.5]デカ−3−イル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;および
7−シクロペンチル−2−[5−((R)−2−オキソ−1−オキサ−3,7−ジアザ−スピロ[4.5]デカ−3−イル)−ピリジン−2−イルアミノ]−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸ジメチルアミド;
またはその薬学的に許容される塩。
【請求項23】
請求項1〜22のいずれか記載の化合物またはその薬学的に許容される塩および薬学的に許容される担体または添加物を含む医薬組成物。
【請求項24】
請求項1〜23のいずれかに記載の化合物またはその薬学的に許容される塩の有効量を含む、処置を必要とする患者における癌の処置のための方法。

【公表番号】特表2013−519707(P2013−519707A)
【公表日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−553318(P2012−553318)
【出願日】平成23年2月17日(2011.2.17)
【国際出願番号】PCT/EP2011/052353
【国際公開番号】WO2011/101409
【国際公開日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【出願人】(504389991)ノバルティス アーゲー (806)
【Fターム(参考)】