説明

CGRP受容体拮抗薬

CGRP受容体の拮抗薬として有用であり、CGRPが関係する疾病、例えば頭痛、偏頭痛および群発性頭痛の治療または予防に有用である、式(I)および式(II)


(式中の可変項R、R、A、B、D、W、X、YおよびZは、本明細書の中で定義するとおりである)の化合物。本発明は、これらの化合物を含む医薬組成物、ならびにCGRPが関係するこうした疾病の予防または治療におけるこれらの化合物および組成物の使用にも関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物、
【化1】

(式中、
Zは、
【化2】

から選択され;
Aは、結合、C(R、O、S(O)またはNRであり;
Bは、(C(Rであり;
Dは、NおよびC(R)から独立して選択され;
は、
1)H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C3−6シクロアルキルおよび複素環[非置換または、以下から各々独立して選択される1個以上の置換基で置換されている:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)アリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
d)ヘテロアリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
e)複素環(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
f)(F)1−3アルキル、
g)ハロゲン、
h)OR
i)O(CHOR
j)CO
k)(CO)NR1011
l)O(CO)NR1011
m)N(R)(CO)NR1011
n)N(R10)(CO)R11
o)N(R10)(CO)OR11
p)SONR1011
q)N(R10)SO11
r)S(O)10
s)CN、
t)NR1011
u)N(R10)(CO)NR11、および、
v)O(CO)R
2)アリールまたはヘテロアリール[非置換または、以下から各々独立して選択される1個以上の置換基で置換されている:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)アリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
d)ヘテロアリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
e)複素環(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
f)(F)1−3アルキル、
g)ハロゲン、
h)OR
i)O(CHOR
j)CO
k)(CO)NR1011
l)O(CO)NR1011
m)N(R)(CO)NR1011
n)N(R10)(CO)R11
o)N(R10)(CO)OR11
p)SONR1011
q)N(R10)SO11
r)S(O)10
s)CN、
t)NR1011
u)N(R10)(CO)NR11、および
v)O(CO)R
から、独立して選択され;この場合、
任意の2個の独立したR、およびこれらが結合している単数または複数の原子とが場合によっては一緒になって、C3−6シクロアルキル、アリール、複素環およびヘテロアリールから選択される環を形成し;
は、
1)H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C3−6シクロアルキルおよび複素環[非置換または、以下から各々独立して選択される1個以上の置換基で置換されている:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)アリール(非置換または、1から5個の置換基で置換されており、この場合の置換基は、Rから独立して選択される)、
d)ヘテロアリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
e)複素環(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
f)(F)1−3アルキル、
g)ハロゲン、
h)OR
i)O(CHOR
j)CO
k)(CO)NR1011
l)O(CO)NR1011
m)N(R)(CO)NR1011
n)N(R10)(CO)R11
o)N(R10)(CO)OR11
p)SONR1011
q)N(R10)SO11
r)S(O)10
s)CN、
t)NR1011
u)N(R10)(CO)NR11、および、
v)O(CO)R
2)アリールまたはヘテロアリール[非置換または、以下から各々独立して選択される1個以上の置換基で置換されている:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)アリール(非置換または、1から5個の置換基で置換されており、この場合の置換基は、Rから独立して選択される)、
d)ヘテロアリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
e)複素環(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
f)(F)1−3アルキル、
g)ハロゲン、
h)OR
i)O(CHOR
j)CO
k)(CO)NR1011
l)O(CO)NR1011
m)N(R)(CO)NR1011
n)N(R10)(CO)R11
o)N(R10)(CO)OR11
p)SONR1011
q)N(R10)SO11
r)S(O)10
s)CN、
t)NR1011
u)N(R10)(CO)NR11、および
v)O(CO)R
から、独立して選択され、この場合、
同じまたは隣接した原子上の任意の2個の独立したRが場合によっては一緒になって、シクロブチル、シクロペンテニル、シクロペンチル、シクロヘキセニル、シクロヘキシル、フェニル、ナフチル、チエニル、チアゾリル、チアゾリニル、オキサゾリル、オキサゾリニル、イミダゾリル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ピリジル、ピリミジル、ピラジニル、ピロリル、ピロリニル、モルホリニル、チオモルホリン、チオモルホリンS−オキシド、チオモルホリンS−ジオキシド、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロピリジル、フラニル、ジヒドロフラニル、ジヒドロピラニルおよびピペラジニルから選択される環を形成し;
10およびR11は、H、C1−6アルキル、(F)1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよびベンジル[非置換または、ハロゲン、ヒドロキシまたはC−Cアルコキシで置換されている]から、独立して選択され、この場合、R10およびR11は場合によっては一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニルまたはモルホリニルから選択される環を形成し、この環は、非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されており;
は、H、C1−6アルキル、(F)1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよびベンジル[非置換または、ハロゲン、ヒドロキシまたはC−Cアルコキシで置換されている]から、独立して選択され;
Wは、O、NRまたはC(Rであり;
Xは、CまたはSであり;
Yは、O、(R、NCN、NSOCHまたはNCONH
であり、またはYは、XがSであるときにはOであり;
は、Hおよび:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)アリール(非置換または、1から5個の置換基で置換されており、この場合の置換基は、Rから独立して選択される)、
d)ヘテロアリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
e)複素環(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
f)(F)1−3アルキル、
g)ハロゲン、
h)OR
i)O(CHOR
j)CO
k)(CO)NR1011
l)O(CO)NR1011
m)N(R)(CO)NR1011
n)N(R10)(CO)R11
o)N(R10)(CO)OR11
p)SONR1011
q)N(R10)SO11
r)S(O)10
s)CN、
t)NR1011
u)N(R10)(CO)NR11、および
v)O(CO)R
から、独立して選択され;
Jは、結合、C(R、OまたはNRであり;
Vは、結合、C(R、O、S(O)、NR、C(R−C(R、C(R)=C(R)、C(R−N(R)、C(R)=N、N(R)−C(R、N=C(R)、およびN(R)−N(R)から選択され;
G−Lは、N、N−C(R、C=C(R)、C=N、C(R)、C(R)−C(R、C(R)−C(R−C(R、C=C(R)−C(R、C(R)−C(R)=C(R)、C(R)−C(R−N(R)、C=C(R)−N(R)、C(R)−C(R)=N、C(R)−N(R)−C(R、C=N−C(R、C(R)−N=C(R)、C(R)−N(R)−N(R)、C=N−N(R)、N−C(R−C(R、N−C(R)=C(R)、N−C(R−N(R)、N−C(R)=N、N−N(R)−C(RおよびN−N=C(R)から選択され;
Qは、
(1)=C(R7a)−、
(2)−C(R7a−、
(3)−C(=O)−、
(4)−S(O)−、
(5)=N−、および
(6)−N(R7a)−
から、独立して選択され;
Tは、
(1)=C(R7b)−、
(2)−C(R7b−、
(3)−C(=O)−、
(4)−S(O)−、
(5)=N−、および
(6)−N(R7b)−
から、独立して選択され;
は、H、置換または非置換C−Cアルキル、F、CNおよびCOから、独立して選択され;
7aおよびR7bは、Rから各々独立して選択され、この場合、R7aおよびR7bおよびこれらが結合している単数または複数の原子とが場合によっては一緒になって、C3−6シクロアルキル、アリール、複素環およびヘテロアリールから選択される環を形成し、この環は、非置換または、Rから各々独立して選択される1から10個の置換基で置換されており;
pは、0から2q+1(q個の炭素を有する置換基について)であり;
mは、0、1または2であり;
nは、0または1であり;
sは、1、2または3である)
ならびにこの医薬的に許容される塩ならびに個々のジアステレオマー。
【請求項2】
式Ia:
【化3】

(式中、
Aは、結合、C(R、O、S(O)またはNRであり;
Bは、(C(Rであり;
nは、0または1である)
を有する、式Iの化合物ならびにこの医薬的に許容される塩および個々の立体異性体。
【請求項3】
式Ib:
【化4】

を有する、式Iの化合物ならびにこの医薬的に許容される塩および個々の立体異性体。
【請求項4】
式Ic:
【化5】

(式中、Aは、C(R、O、S(O)またはNRである)
を有する、式Iの化合物ならびにこの医薬的に許容される塩および個々の立体異性体。
【請求項5】
式Id:
【化6】

(式中、Aは、C(R、O、S(O)またはNRである)
を有する、式Iの化合物ならびにこの医薬的に許容される塩および個々の立体異性体。
【請求項6】
式Ie:
【化7】

(式中、Aは、C(R、O、S(O)またはNRである)
を有する、式Iの化合物ならびにこの医薬的に許容される塩および個々の立体異性体。
【請求項7】
式If:
【化8】

(式中、Aは、C(R、O、S(O)またはNRである)
を有する、式Iの化合物ならびにこの医薬的に許容される塩および個々の立体異性体。
【請求項8】
請求項1に記載の化合物であって、
が、
1)H、C−Cアルキル、C3−6シクロアルキルおよび複素環[非置換または、以下から各々独立して選択される1個以上の置換基で置換されている:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)アリール(非置換または、1から5個の置換基で置換されており、この場合の置換基は、Rから独立して選択される)、
d)ヘテロアリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
e)複素環(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
f)(F)1−3アルキル、
g)ハロゲン、
h)OR
i)O(CHOR
j)CO
k)CN、
l)NR1011、および
m)O(CO)R];および
2)アリールまたはヘテロアリール[非置換または、以下から独立して選択される1個以上の置換基で置換されている:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)(F)1−3アルキル、
d)ハロゲン、
e)OR
f)CO
g)(CO)NR1011
h)SONR1011
i)N(R10)SO11
j)S(O)
k)CN、
l)NR1011、および、
m)O(CO)R
から選択され;
が、
1)H、C−Cアルキル、C−Cアルキニル、C3−6シクロアルキルおよび複素環[非置換または、以下から各々独立して選択される1個以上の置換基で置換されている:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)アリール(非置換または、1から5個の置換基で置換されており、この場合の置換基は、Rから独立して選択される)、
d)ヘテロアリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
e)複素環(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
f)(F)1−3アルキル、
g)ハロゲン、
h)OR
i)O(CHOR
j)CO
k)S(O)
l)CN、
m)NR1011、および
n)O(CO)R];および
2)アリールまたはヘテロアリール[非置換または、以下から独立して選択される1個以上の置換基で置換されている:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)(F)1−3アルキル、
d)ハロゲン、
e)OR
f)CO
g)(CO)NR1011
h)SONR1011
i)N(R10)SO11
j)S(O)
k)CN、
l)NR1011、および
m)O(CO)R
から選択され;この場合、
同じまたは隣接した原子上の任意の2個の独立したRが場合によっては一緒になって、シクロブチル、シクロペンテニル、シクロペンチル、シクロヘキセニル、シクロヘキシル、フェニル、ナフチル、チエニル、チアゾリル、チアゾリニル、オキサゾリル、オキサゾリニル、イミダゾリル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ピリジル、ピリミジル、ピラジニル、ピロリル、ピロリニル、モルホリニル、チオモルホリン、チオモルホリンS−オキシド、チオモルホリンS−ジオキシド、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロピリジル、フラニル、ジヒドロフラニル、ジヒドロピラニルおよびピペラジニルから選択される環を形成し;
10およびR11が、H、C1−6アルキル、(F)1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよびベンジル[非置換または、ハロゲン、ヒドロキシまたはC−Cアルコキシで置換されている]から、独立して選択され、この場合、R10とR11が場合によっては一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニルまたはモルホリニルから選択される環を形成し、この環は、非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されており;
が、H、C1−6アルキル、(F)1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよびベンジル[非置換または、ハロゲン、ヒドロキシまたはC−Cアルコキシで置換されている]から、独立して選択され;
Wが、O、NRまたはC(Rであり;
が、Hおよび:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)(F)1−3アルキル、
d)ハロゲン、
e)OR
f)CO
g)(CO)NR1011
h)SONR1011
i)N(R10)SO11
j)S(O)
k)CN、
l)NR1011および
m)O(CO)R
から、独立して選択され;および
Zが、Z1であるとともに:
Jが、結合であり、およびVが、結合であるか、あるいは
Jが、結合であり、Vが結合であり、およびTが、−C(=O)−であるか、あるいは
Jが、結合であり、Vが、結合、C(R、O、S(O)、NR、C(R−C(R、C(R)=C(R)、C(R−N(R)、C(R)=N、N(R)−C(R、N=C(R)またはN(R)−N(R)であるか、あるいは
Jが、結合、C(R、OもしくはNRであり、Vが結合であり、または
Zが、Z2であるとともに、G−Lが、N、N−C(R、C=C(R)、C=NおよびN−C(R−C(R)から選択され;
Qが、
(1)=C(R7a)−、
(2)−C(R7a−、
(3)−C(=O)−、
(4)−S(O)−、
(5)=N−、および
(6)−N(R7a)−
から選択され;
Tが、
(1)=C(R7b)−、
(2)−C(R7b−、
(3)−C(=O)−、
(4)−S(O)−、
(5)=N−、および
(6)−N(R7b)−
から選択され;
が、H、置換または非置換C−Cアルキル、F、CNおよびCOから、独立して選択され;
7aおよびR7bが、Rから各々独立して選択され、この場合、R7aおよびR7bおよびこれらが結合している単数または複数の原子とが場合によっては一緒になって、C3−6シクロアルキル、アリール、複素環およびヘテロアリールから選択される環を形成し、この環は、非置換または、Rから各々独立して選択される1から10個の置換基で置換されており;
pは、0から2q+1(q個の炭素を有する置換基について)であり;
mは、0から2であり;
sは、1から3である、
化合物ならびにこの医薬的に許容される塩および個々の立体異性体。
【請求項9】
請求項1に記載の化合物であって、
が、
1)H、C−Cアルキル、C3−6シクロアルキルおよび複素環[非置換または、以下から各々独立して選択される1個以上の置換基で置換されている:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)フェニル(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
d)ヘテロアリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されており、ならびにこの場合のヘテロアリールは、イミダゾール、イソオキサゾール、オキサゾール、ピラジン、ピラゾール、ピリダジン、ピリジン、ピリミジンおよびチアゾールから選択される)、
e)複素環(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されており、ならびにこの場合の複素環は、アゼチジン、ジオキサン、ジオキソラン、モルホリン、オキセタン、ピペラジン、ピペリジン、ピロリジン、テトラヒドロフランおよびテトラヒドロピランから選択される)、
f)(F)1−3アルキル、
g)ハロゲン、
h)OR
i)O(CHOR
j)CO
k)CN、
l)NR1011
m)O(CO)R
2)アリールまたはヘテロアリール[非置換または、
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)(F)1−3アルキル、
d)ハロゲン、
e)OR
f)CO
g)(CO)NR1011
h)SONR1011
i)N(R10)SO11
j)S(O)
k)CN、
l)NR1011、および
m)O(CO)R
から各々独立して選択される1個以上の置換基で置換されている、フェニル、イミダゾール、イソオキサゾール、オキサゾール、ピラジン、ピラゾール、ピリダジン、ピリジン、ピリミジンおよびチアゾールから選択される]
から選択され;
が、
1)H、C−Cアルキル、C3−6シクロアルキルおよび複素環[非置換または、以下から各々独立して選択される1個以上の置換基で置換されている:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)フェニル(非置換または、Rから独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
d)ヘテロアリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されており、ならびにこの場合のヘテロアリールは、ベンゾイミダゾール、ベンゾチオフェン、フラン、イミダゾール、インドール、イソオキサゾール、オキサゾール、ピラジン、ピラゾール、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピロール、チアゾール、チオフェンおよびトリアゾールから選択される)、
e)複素環(非置換または、1から5個の置換基で置換されており、この場合の置換基は、Rから独立して選択され、ならびにこの場合の複素環は、アゼチジン、イミダゾリジン、イミダゾリン、イソオキサゾリン、イソオキサゾリジン、モルホリン、オキサゾリン、オキサゾリジン、オキセタン、ピラゾリジン、ピラゾリン、ピロリン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、チアゾリンおよびチアゾリジンから選択される)、
f)(F)1−3アルキル、
g)ハロゲン、
h)OR
i)O(CHOR
j)CO
k)CN、
l)NR1011、および
m)O(CO)R];および
2)アリールまたはヘテロアリール[非置換または、
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)(F)1−3アルキル、
d)ハロゲン、
e)OR
f)CO
g)(CO)NR1011
h)SONR1011
i)N(R10)SO11
j)S(O)
k)CN、
l)NR1011、および
m)O(CO)R
から各々独立して選択される1個以上の置換基で置換されている、フェニル、ベンゾイミダゾール、ベンゾチオフェン、フラン、イミダゾール、インドール、イソオキサゾール、オキサゾール、ピラジン、ピラゾール、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピロール、チアゾール、チオフェンおよびトリアゾールから選択される]
から選択され;この場合、
同じまたは隣接した原子上の任意の2個の独立したRが場合によっては一緒になって、シクロブチル、シクロペンテニル、シクロペンチル、シクロヘキセニル、シクロヘキシル、フェニル、ナフチル、チエニル、チアゾリル、チアゾリニル、オキサゾリル、オキサゾリニル、イミダゾリル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ピリジル、ピリミジル、ピラジニル、ピロリル、ピロリニル、モルホリニル、チオモルホリン、チオモルホリンS−オキシド、チオモルホリンS−ジオキシド、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロピリジル、フラニル、ジヒドロフラニル、ジヒドロピラニルおよびピペラジニルから選択される環を形成し;
10およびR11が、H、C1−6アルキル、(F)1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよびベンジル[非置換または、ハロゲン、ヒドロキシまたはC−Cアルコキシで置換されている]から、独立して選択され、この場合、R10およびR11が場合によっては一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニルおよびモルホリニルから選択される環を形成し、この環は、非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されており;
が、H、C1−6アルキル、(F)1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよびフェニル[非置換または、ヒドロキシまたはC−Cアルコキシで置換されている]から、独立して選択され;
Wが、NRまたはC(Rであり;
が、Hおよび:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)(F)1−3アルキル、
d)ハロゲン、
e)OR
f)CO
g)(CO)NR1011
h)SONR1011
i)N(R10)SO11
j)S(O)
k)CN、
l)NR1011、および
m)O(CO)R
から、独立して選択され;
Zが、Z1であるとともに:
Jが、結合であり、Vが、結合であり、Qが、−N(R7a)−であり、およびTが、−C(=O)−であるか、あるいは
Jが、結合であり、Vが、結合であり、Qが、−C(R7a−であり、およびTが、−C(=O)−であるか、あるいは
Jが、結合であり、Vが、結合であり、Qが、−N=であり、およびTが、=C(R7b)−であるか、あるいは
Jが、結合であり、Vが、結合であり、Qが、−C(R7a−であり、およびTが、−C(R7b−であるか、あるいは
Jが、結合であり、Vが、結合であり、Qが、−C(R7a)=であり、Tが、=C(R7b)−である[この場合、R7aおよびR7bが結合している原子が一緒になって、ベンゼン、ピリジン、もしくはジアジン環を形成する]か、あるいは
Jが、結合であり、Vが、C(Rであり、Qが、−C(R7a)=であり、Tが、=C(R7b)−であり、ならびにR7aおよびR7bが結合している原子が一緒になって、ベンゼンもしくはピリジン環を形成するか、あるいは
Jが、Oであり、Vが、結合であり、Qが、−C(R7a)=であり、Tが、=C(R7b)−であり、ならびにR7aおよびR7bが結合している原子が一緒になって、ベンゼンもしくはピリジン環を形成し、
またはZが、Z2であるとともに:
G−Lが、Nであり、Qが、−C(R7a−であり、およびTが、−C(R7b−であるか、あるいは
G−Lが、Nであり、Qが、−C(R7a)=であり、およびTが、=C(R7b)−であるか、あるいは
G−Lが、Nであり、Qが、−N=であり、およびTが、=C(R7b)−であるか、あるいは
G−Lが、Nであり、Qが、−C(R7a−であり、およびTが、−C(O)−であるか、あるいは
G−Lが、C=C(R)であり、Qが、−C(R7a)=であり、およびTが、=C(R7b)−であるか、あるいは
G−Lが、C=C(R)であり、Qが、−C(R7a)=であり、およびTが、=N−であるか、あるいは
G−Lが、C=C(R)であり、Qが、−N=であり、およびTが、=C(R7b)−であるか、あるいは
G−Lが、C=Nであり、Qが、−C(R7a)=であり、およびTが、=C(R7b)−であるか、あるいは
G−Lが、Nであり、Qが、−C(R7a)=であり、およびTが、=C(R7b)−であり、ならびに、R7aおよびR7bが結合している原子が一緒になって、ベンゼン、ピリジン、もしくはジアジン環を形成するか、あるいは
G−Lが、N−C(R−であり、Qが、−C(R7a)=であり、およびTが、=C(R7b)−であり、ならびにR7aおよびR7bが結合している原子が一緒になって、ベンゼンもしくはピリジン環を形成するか、あるいは
G−Lが、C=Nであり、Qが、−C(R7a)=であり、およびTが、=C(R7b)−であり、ならびにR7aおよびR7bが結合している原子が一緒になって、ベンゼン環を形成するか、あるいは
G−Lが、C=C(R)であり、Qが、−C(R7a)=であり、およびTが、=C(R7b)−であり、ならびにR7aおよびR7bが結合している原子が一緒になって、ベンゼン環を形成するか、あるいは
G−Lが、N−C(R−C(Rであり、Qが、−C(R7a)=であり、およびTが、=C(R7b)−であり、ならびにR7aおよびR7bが結合している原子が一緒になって、ベンゼン環を形成し;
が、H、置換または非置換C−Cアルキル、F、CNおよびCOから、独立して選択され;
7aおよびR7bが、Rから各々独立して選択され、この場合、R7aおよびR7bおよびこれらが結合している単数または複数の原子とが場合によっては一緒になって、C3−6シクロアルキル、アリール、複素環およびヘテロアリールから選択される環(非置換または、Rから各々独立して選択される1から10個の置換基で置換されている)を形成し;
pが、0から2q+1(q個の炭素を有する置換基について)であり;
mが、0から2であり;
sが、1から3である、
化合物ならびにこの医薬的に許容される塩および個々の立体異性体。
【請求項10】
式IIの化合物
【化9】

(式中、
Bは、(C(Rであり;
Dは、NおよびC(R)から独立して選択され;
は、
1)H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C3−6シクロアルキルおよび複素環[非置換または、以下から各々独立して選択される1個以上の置換基で置換されている:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)アリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
d)ヘテロアリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
e)複素環(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
f)(F)1−3アルキル、
g)ハロゲン、
h)OR
i)O(CHOR
j)CO
k)(CO)NR1011
l)O(CO)NR1011
m)N(R)(CO)NR1011
n)N(R10)(CO)R11
o)N(R10)(CO)OR11
p)SONR1011
q)N(R10)SO11
r)S(O)10
s)CN、
t)NR1011
u)N(R10)(CO)NR11、および、
v)O(CO)R
2)アリールまたはヘテロアリール[非置換または、以下から各々独立して選択される1個以上の置換基で置換されている:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)アリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
d)ヘテロアリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
e)複素環(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
f)(F)1−3アルキル、
g)ハロゲン、
h)OR
i)O(CHOR
j)CO
k)(CO)NR1011
l)O(CO)NR1011
m)N(R)(CO)NR1011
n)N(R10)(CO)R11
o)N(R10)(CO)OR11
p)SONR1011
q)N(R10)SO11
r)S(O)10
s)CN、
t)NR1011
u)N(R10)(CO)NR11、および
v)O(CO)R
から、独立して選択され;この場合、
任意の2個の独立したRおよびこれらが結合している単数または複数の原子とが場合によっては一緒になって、C3−6シクロアルキル、アリール、複素環およびヘテロアリールから選択される環を形成し;
は、
1)H、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C3−6シクロアルキルおよび複素環[非置換または、以下から各々独立して選択される1個以上の置換基で置換されている:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)アリール(非置換または、1から5個の置換基で置換されており、この場合の置換基は、Rから独立して選択される)、
d)ヘテロアリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
e)複素環(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
f)(F)1−3アルキル、
g)ハロゲン、
h)OR
i)O(CHOR
j)CO
k)(CO)NR1011
l)O(CO)NR1011
m)N(R)(CO)NR1011
n)N(R10)(CO)R11
o)N(R10)(CO)OR11
p)SONR1011
q)N(R10)SO11
r)S(O)10
s)CN、
t)NR1011
u)N(R10)(CO)NR11、および、
v)O(CO)R
2)アリールまたはヘテロアリール[非置換または、以下から各々独立して選択される1個以上の置換基で置換されている:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)アリール(非置換または、1から5個の置換基で置換されており、この場合の置換基は、Rから独立して選択される)、
d)ヘテロアリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
e)複素環(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
f)(F)1−3アルキル、
g)ハロゲン、
h)OR
i)O(CHOR
j)CO
k)(CO)NR1011
l)O(CO)NR1011
m)N(R)(CO)NR1011
n)N(R10)(CO)R11
o)N(R10)(CO)OR11
p)SONR1011
q)N(R10)SO11
r)S(O)10
s)CN、
t)NR1011
u)N(R10)(CO)NR11、および
v)O(CO)R
から、独立して選択され;この場合、
同じまたは隣接した原子上の任意の2個の独立したRが場合によっては一緒になって、シクロブチル、シクロペンテニル、シクロペンチル、シクロヘキセニル、シクロヘキシル、フェニル、ナフチル、チエニル、チアゾリル、チアゾリニル、オキサゾリル、オキサゾリニル、イミダゾリル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ピリジル、ピリミジル、ピラジニル、ピロリル、ピロリニル、モルホリニル、チオモルホリン、チオモルホリンS−オキシド、チオモルホリンS−ジオキシド、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロピリジル、フラニル、ジヒドロフラニル、ジヒドロピラニルおよびピペラジニルから選択される環を形成し;
10およびR11は、H、C1−6アルキル、(F)1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよびベンジル[非置換または、ハロゲン、ヒドロキシまたはC−Cアルコキシで置換されている]から、独立して選択され、この場合、R10およびR11は場合によっては一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニルまたはモルホリニルから選択される環を形成し、この環は、非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されており;
は、H、C1−6アルキル、(F)1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールおよびベンジル[非置換または、ハロゲン、ヒドロキシまたはC−Cアルコキシで置換されている]から、独立して選択され;
Wは、O、NRまたはC(Rであり;
Xは、CまたはSであり;
Yは、O、(R、NCN、NSOCHまたはNCONHであり、またはYは、XがSであるときにはOであり;
は、Hおよび:
a)C1−6アルキル、
b)C3−6シクロアルキル、
c)アリール(非置換または、1から5個の置換基で置換されており、この場合の置換基は、Rから独立して選択される)、
d)ヘテロアリール(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
e)複素環(非置換または、Rから各々独立して選択される1から5個の置換基で置換されている)、
f)(F)1−3アルキル、
g)ハロゲン、
h)OR
i)O(CHOR
j)CO
k)(CO)NR1011
l)O(CO)NR1011
m)N(R)(CO)NR1011
n)N(R10)(CO)R11
o)N(R10)(CO)OR11
p)SONR1011
q)N(R10)SO11
r)S(O)10
s)CN、
t)NR1011
u)N(R10)(CO)NR11、および
v)O(CO)R
から、独立して選択され;
Jは、結合、C(R、OまたはNRであり;
Vは、結合、C(R、O、S(O)、NR、C(R−C(R、C(R)=C(R)、C(R−N(R)、C(R)=N、N(R)−C(R、N=C(R)、およびN(R)−N(R)から選択され;
G−Lは、N、N−C(R、C=C(R)、C=N、C(R)、C(R)−C(R、C(R)−C(R−C(R、C=C(R)−C(R、C(R)−C(R)=C(R)、C(R)−C(R−N(R)、C=C(R)−N(R)、C(R)−C(R)=N、C(R)−N(R)−C(R、C=N−C(R、C(R)−N=C(R)、C(R)−N(R)−N(R)、C=N−N(R)、N−C(R−C(R、N−C(R)=C(R)、N−C(R−N(R)、N−C(R)=N、N−N(R)−C(RおよびN−N=C(R)から選択され;
Qは、
(1)=C(R7a)−、
(2)−C(R7a−、
(3)−C(=O)−、
(4)−S(O)−、
(5)=N−、および
(6)−N(R7a)−
から、独立して選択され;
Tは、
(1)=C(R7b)−、
(2)−C(R7b−、
(3)−C(=O)−、
(4)−S(O)−、
(5)=N−、および
(6)−N(R7b)−
から、独立して選択され;
は、H、置換または非置換C−Cアルキル、F、CNおよびCOから、独立して選択され;
7aおよびR7bは、Rから各々独立して選択され、この場合、R7aおよびR7bおよびこれらが結合している単数または複数の原子とが場合によっては一緒になって、C3−6シクロアルキル、アリール、複素環およびヘテロアリールから選択される環を形成し、この環は、非置換または、Rから各々独立して選択される1から10個の置換基で置換されており;
pは、0から2q+1(q個の炭素を有する置換基について)であり;
mは、0、1または2であり;
nは、0または1であり;
sは、1、2または3である)
ならびにこの医薬的に許容される塩ならびに個々のジアステレオマー。
【請求項11】
【化10】







から選択される化合物ならびにこの医薬的に許容される塩および個々のジアステレオマー。
【請求項12】
【化11】








から選択される化合物ならびにこの医薬的に許容される塩および個々のジアステレオマー。
【請求項13】
不活性担体および請求項1に記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項14】
請求項1に記載の化合物の有効量の投与を含む、哺乳動物におけるCGRP受容体活性の拮抗方法。
【請求項15】
請求項1に記載の化合物の治療有効量を患者に投与することを含む、頭痛、偏頭痛もしくは群発性頭痛の治療、制御、改善またはリスクの低減を、こうした必要がある哺乳動物患者において行うための方法。
【請求項16】
偏頭痛、群発性頭痛および頭痛を治療または予防する方法であって、こうした治療が必要な人への、
請求項1に記載の化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療有効量、および
セロトニン作動薬、鎮痛薬、抗炎症薬、抗高血圧薬および抗痙攣薬から選択される第二の薬剤の治療有効量
の共同投与を含む、前記方法。
【請求項17】
偏頭痛、群発性頭痛および頭痛を治療または予防する方法であって、こうした治療が必要な人への、
請求項1に記載の化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療有効量、および
抗不安薬および神経弛緩薬から選択される第二の薬剤の治療有効量
の共同投与を含む、前記方法。
【請求項18】
偏頭痛、群発性頭痛および頭痛を治療または予防する方法であって、こうした治療が必要な人への、
請求項1に記載の化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療有効量、および
β−遮断薬およびカルシウムチャネル遮断薬から選択される第二の薬剤の治療有効量
の共同投与を含む、前記方法。
【請求項19】
偏頭痛、群発性頭痛および頭痛を治療または予防する方法であって、こうした治療が必要な人への、
請求項1に記載の化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療有効量、および
抗うつ薬、選択的セロトニン再取込み阻害剤およびNE再取込み阻害剤から選択される第二の薬剤の治療有効量
の共同投与を含む、前記方法。
【請求項20】
偏頭痛、群発性頭痛および頭痛を治療または予防する方法であって、こうした治療が必要な人への、
請求項1に記載の化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療有効量、および
ボツリヌス毒素AまたはBから選択される第二の薬剤の治療有効量
の共同投与を含む、前記方法。
【請求項21】
偏頭痛、群発性頭痛および頭痛を治療または予防する方法であって、こうした治療が必要な人への、
請求項1に記載の化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療有効量、および
バニロイド受容体拮抗薬、アデノシン1拮抗薬、NR2B拮抗薬、サブスタンスP拮抗薬、グランザイムB阻害剤、エンドセリン拮抗薬、ノルエピネフリン前駆体、一酸化窒素シンターゼ阻害剤、神経弛緩薬、ブラジキニン拮抗薬、ギャップジャンクション阻害剤、AMPA/KA拮抗薬、シグマ受容体作動薬、クロライドチャネルエンハンサー、モノアミンオキシダーゼ阻害剤、オピオイド作動薬およびロイコトリエン受容体拮抗薬から選択される第二の薬剤の治療有効量
の共同投与を含む、前記方法。
【請求項22】
偏頭痛、群発性頭痛および頭痛を治療または予防する方法であって、こうした治療が必要な人への、
請求項1に記載の化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療有効量、および
制吐薬、消化管運動促進薬およびヒスタミンH1拮抗薬から選択される第二の薬剤の治療有効量
の共同投与を含む、前記方法。
【請求項23】
請求項1に記載の化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療有効量、および
セロトニン作動薬、鎮痛薬、抗炎症薬および抗痙攣薬から選択される第二の薬剤の治療有効量
を含む医薬組成物。
【請求項24】
請求項1に記載の化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療有効量、および
アンギオテンシンII拮抗薬、アンギオテンシンI拮抗薬、アンギオテンシン変換酵素阻害剤およびレニン阻害剤から選択される第二の薬剤の治療有効量
を含む医薬組成物。
【請求項25】
請求項1に記載の化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療有効量、および
抗不安薬および神経弛緩薬から選択される第二の薬剤の治療有効量
を含む医薬組成物。
【請求項26】
請求項1に記載の化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療有効量、および
β−遮断薬およびカルシウムチャネル遮断薬から選択される第二の薬剤の治療有効量
を含む医薬組成物。
【請求項27】
請求項1に記載の化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療有効量、および
抗うつ薬、選択的セロトニン再取込み阻害剤およびNE再取込み阻害剤から選択される第二の薬剤の治療有効量
を含む医薬組成物。
【請求項28】
請求項1に記載の化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療有効量、および
ボツリヌス毒素AまたはBから選択される第二の薬剤の治療有効量
を含む医薬組成物。
【請求項29】
請求項1に記載の化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療有効量、および
バニロイド受容体拮抗薬、アデノシン1拮抗薬、NR2B拮抗薬、サブスタンスP拮抗薬、グランザイムB阻害剤、エンドセリン拮抗薬、ノルエピネフリン前駆体、一酸化窒素シンターゼ阻害剤、神経弛緩薬、ブラジキニン拮抗薬、ギャップジャンクション阻害剤、AMPA/KA拮抗薬、シグマ受容体作動薬、クロライドチャネルエンハンサー、モノアミンオキシダーゼ阻害剤、オピオイド作動薬およびロイコトリエン受容体拮抗薬から選択される第二の薬剤の治療有効量
を含む医薬組成物。
【請求項30】
請求項1に記載の化合物またはこの医薬的に許容される塩の治療有効量、および
制吐薬、消化管運動促進薬およびヒスタミンH1拮抗薬から選択される第二の薬剤の治療有効量
を含む医薬組成物。

【公表番号】特表2008−515991(P2008−515991A)
【公表日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−536866(P2007−536866)
【出願日】平成17年10月12日(2005.10.12)
【国際出願番号】PCT/US2005/036763
【国際公開番号】WO2006/044504
【国際公開日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【出願人】(390023526)メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド (924)
【氏名又は名称原語表記】MERCK & COMPANY INCOPORATED
【Fターム(参考)】