説明

CNS障害の処置のためのオキサゾリン誘導体

本発明は、式(I)で示される化合物(式中、X、R及びRの定義は請求項1に提供されている)に関する。式(I)で示される化合物は、微量アミン関連受容体(TAAR)、特にTAAR1に良好な親和性を有するということが見出された。本化合物は、うつ病、不安障害、双極性障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)、ストレス関連障害、統合失調症などの精神障害、パーキンソン病などの神経疾患、アルツハイマー病などの神経変性障害、癲癇、片頭痛、高血圧、物質乱用ならびに代謝障害、例えば、摂食障害、糖尿病、糖尿病合併症、肥満、脂質代謝異常症、エネルギー消費及び同化の障害、体温ホメオスタシスの障害及び機能不全、睡眠及びサーカディアンリズムの障害、及び心血管障害などの処置のために使用され得る。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式:
【化282】


[式中、
は、水素又は低級アルキルであり;
は、
【化283】


であるか、あるいは
【化284】


からなる群より選択され得;
は、水素、ハロゲン、又はハロゲンで場合により置換されているアリールであり;
Xは、結合、−(CH−、−CHRCH、−CHR(CH−、−O−CHRCH−又は
【化285】


であり;そしてRは、低級アルキル、又はハロゲンで置換されている低級アルキルであり;
は、
a) 低級アルキル;
b) 水素;
c) ハロゲン又はハロゲンで置換されている低級アルキルから選択される1個以上の置換基で場合により置換されているNH−アリール;
d) ハロゲン又はハロゲンで置換されている低級アルキルから選択される1個以上の置換基で場合により置換されているNH−ヘテロアリール;
e) ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンで置換されている低級アルキル、ハロゲン置換フェニルで、又はヘテロアリールで、場合により置換されている(CR’R”)−シクロアルキル;
f) ハロゲン又はハロゲンで置換されている低級アルキルで、場合により置換されているヘテロシクロアルキル;
g) ハロゲン、低級アルコキシ、ハロゲンで置換されている低級アルキル、ハロゲンで置換されている低級アルコキシ、低級アルキル、シクロアルキル、NHC(O)−低級アルキル、シアノ、S(O)−低級アルキル、NRで、もしくはヘテロアリールで、又はハロゲンで場合により置換されているヘテロシクリルで、場合により置換されている(CR’R”)−ヘテロアリール;
h) ハロゲン、ハロゲンで置換されている低級アルキル、ハロゲンで置換されている低級アルコキシ、低級アルキル、アルキニル、低級アルコキシ、CH−低級アルコキシ又はシアノで、場合により置換されている(CR’R”)−アリール;
i)ハロゲン、低級アルコキシ、又はハロゲンで置換されている低級アルキルで、場合により置換されている−O(CH−アリールであり;
R’及びR”は、互いに独立して、水素、低級アルコキシもしくは低級アルキルであるか;又はC原子と一緒になってシクロアルキル基を形成することができ;
は、アリール又はヘテロアリールであり、ここで、芳香環は、ハロゲン又は低級アルコキシから選択される1個以上の置換基で場合により置換されており;
は、低級アルキル、アリール又はヘテロアリールであり、ここで、芳香環は、ハロゲン、シアノ又は低級アルコキシから選択される1個以上の置換基で場合により置換されており;
は、水素、低級アルキル、又はハロゲンで置換されているアリールであるか:あるいは
及びRは、それらが結合しているN原子と一緒になって複素環を形成することができ;
/Rは、互いに独立して、水素、低級アルキル又は(CH−O−低級アルキルであり;
mは、0、1又は2であり;
nは、1、2又は3であり;
oは、0又は1であり;
pは、0、1又は2である]で示される化合物又はその薬学的に適切な酸付加塩。
【請求項2】
式(IA):
【化286】


で示されるか、あるいは−N(R)−C(O)−Rが、
【化287】


からなる群より選択され得る
[式中、
は、水素、ハロゲン、又はハロゲンで場合により置換されているアリールであり;
は、水素又は低級アルキルであり;
Xは、結合、−(CH−、−CHRCH、−CHR(CH−、−O−CHRCH−又は
【化288】


であり;そしてRは、低級アルキル、又はハロゲンで置換されている低級アルキルであり;
は、
a) 低級アルキル;
b) 水素;
c) ハロゲン又はハロゲンで置換されている低級アルキルから選択される1個以上の置換基で場合により置換されているNH−アリール;
d) ハロゲン又はハロゲンで置換されている低級アルキルから選択される1個以上の置換基で場合により置換されているNH−ヘテロアリール;
e) ハロゲン、低級アルキル、ハロゲンで置換されている低級アルキル、ハロゲン置換フェニルで、又はヘテロアリールで、場合により置換されている(CR’R”)−シクロアルキル;
f) ハロゲン又はハロゲンで置換されている低級アルキルで、場合により置換されているヘテロシクロアルキル;
g) ハロゲン、低級アルコキシ、ハロゲンで置換されている低級アルキル、ハロゲンで置換されている低級アルコキシ、低級アルキル、シクロアルキル、NHC(O)−低級アルキル、シアノ、S(O)−低級アルキル、NRで、もしくはヘテロアリールで、又はハロゲンで場合により置換されているヘテロシクリルで、場合により置換されている(CR’R”)−ヘテロアリール;
h) ハロゲン、ハロゲンで置換されている低級アルキル、ハロゲンで置換されている低級アルコキシ、低級アルキル、アルキニル、低級アルコキシ、CH−低級アルコキシ又はシアノで、場合により置換されている(CR’R”)−アリール;
i) ハロゲン、低級アルコキシ、又はハロゲンで置換されている低級アルキルで、場合により置換されている−O(CH−アリールであり;
R’及びR”は、互いに独立して、水素、低級アルコキシもしくは低級アルキルであるか;又はC原子と一緒になってシクロアルキル基を形成することができ;
は、水素、低級アルキル、又はハロゲンで置換されているアリールであり:
/Rは、互いに独立して、水素、低級アルキル又は(CH−O−低級アルキルであり;
mは、0、1又は2であり;
nは、1、2又は3であり;
oは、0又は1であり;
pは、0、1又は2である]、請求項1記載の式(I)で示される化合物に包含される化合物又はその薬学的に適切な酸付加塩。
【請求項3】
式(IB):
【化289】


[式中、
は、水素又は低級アルキルであり;
Xは、結合、−(CH−、−CHRCH、−CHR(CH−、−O−CHRCH−又は
【化290】


であり;そしてRは、低級アルキル、又はハロゲンで置換されている低級アルキルであり;
は、アリール又はヘテロアリールであり、ここで、芳香環は、ハロゲンもしくは低級アルコキシから選択される1個以上の置換基で場合により置換されており;
は、水素、低級アルキル、又はハロゲンで置換されているアリールであり:
nは、1、2又は3である]で示される、請求項1記載の式(I)で示される化合物に包含される化合物又はその薬学的に適切な酸付加塩。
【請求項4】
式(IC):
【化291】


[式中、
は、水素又は低級アルキルであり;
Xは、結合、−(CH−、−CHRCH、−CHR(CH−、−O−CHRCH−又は
【化292】


であり;そしてRは、低級アルキル、又はハロゲンで置換されている低級アルキルであり;
は、低級アルキル、アリール又はヘテロアリールであり、ここで、芳香環は、ハロゲン、シアノもしくは低級アルコキシから選択される1個以上の置換基で場合により置換されており;
は、水素、低級アルキル、又はハロゲンで置換されているアリールであるか:あるいは
及びRは、それらが結合しているN原子と一緒になって複素環を形成することができ;
nは、1、2又は3である]で示される、請求項1記載の式(I)で示される化合物に包含される化合物又はその薬学的に適切な酸付加塩。
【請求項5】
Xが、結合である、請求項2記載の式(IA)で示される化合物。
【請求項6】
(RS)−1−[4−(2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−フェニル]−3−(4−クロロ−フェニル)−ウレアである、請求項5記載の式(IA)で示される化合物。
【請求項7】
Xが、−(CH−である、請求項2記載の式(IA)で示される化合物。
【請求項8】
以下:
1−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−3−(4−クロロ−フェニル)−ウレア
N−{4−[3−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−プロピル]−フェニル}−4−クロロ−ベンズアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−4−クロロ−ベンズアミド
1−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−3−(3,4−ジクロロ−フェニル)−ウレア
1−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−3−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−ウレア
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−4−フルオロ−ベンズアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−4−トリフルオロメチル−ベンズアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−3−クロロ−ベンズアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−6−クロロ−ニコチンアミド
5−クロロ−ピリジン−2−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
5−クロロ−ピリミジン−2−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
1−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−3−(5−クロロ−ピリジン−2−イル)−ウレア
1−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−3−(6−クロロ−ピリジン−3−イル)−ウレア
4,4−ジフルオロ−シクロヘキサンカルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
1−メチル−シクロプロパンカルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
シクロペンタンカルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
3,3−ジフルオロ−シクロブタンカルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
シクロブタンカルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
シクロプロパンカルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
シクロヘキサンカルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
1−トリフルオロメチル−シクロプロパンカルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
1−(4−クロロ−フェニル)−シクロプロパンカルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
5−トリフルオロメチル−ピリジン−2−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−6−トリフルオロメチル−ニコチンアミド
1−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−3−(4−フルオロ−フェニル)−イミダゾリジン−2−オン
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−2−(4−クロロ−フェニル)−プロピオンアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−4−シアノ−ベンズアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−4−エトキシ−ベンズアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−4−プロピル−ベンズアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−4−エチニル−ベンズアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−4−メトキシメチル−ベンズアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−2−(4−エトキシ−フェニル)−アセトアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−2−(4−メトキシ−フェニル)−アセトアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−2−(4−フルオロ−フェニル)−アセトアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−2−(4−クロロ−フェニル)−アセトアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−4−メトキシ−ベンズアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−2−(4−クロロ−フェニル)−イソブチルアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−2−(4−ブロモ−フェニル)−2−メトキシ−アセトアミド
(S)−N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−2−メトキシ−2−フェニル−アセトアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−2−(4−クロロ−フェニル)−2−メトキシ−アセトアミド
4−トリフルオロメチル−シクロヘキサンカルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−3−(2−クロロ−フェニル)−プロピオンアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−2−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−プロピオンアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−2−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−プロピオンアミド
2−メトキシ−ピリミジン−5−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−6−ピラゾール−1−イル−ニコチンアミド
1H−ベンゾイミダゾール−2−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
3,5−ジフルオロ−ピリジン−2−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
6−フルオロ−ピリジン−2−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
6−クロロ−3−フルオロ−ピリジン−2−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
4−クロロ−ピリジン−2−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
キノリン−2−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
5−ブロモ−ピリジン−2−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
イソキノリン−1−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
1−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−3−(4−フルオロ−フェニル)−ウレア
1−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−3−(3−クロロ−フェニル)−ウレア
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−フルオロピコリンアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−6−メトキシ−ニコチンアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−6−メチル−ニコチンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−2−フルオロニコチンアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−5−フルオロ−ニコチンアミド
3−クロロ−5−トリフルオロメチル−ピリジン−2−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
[1,6]ナフチリジン−2−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
[1,8]ナフチリジン−2−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−6−ブロモ−ニコチンアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−2,5−ジフルオロ−ニコチンアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−5,6−ジクロロ−ニコチンアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−2,6−ジフルオロ−ニコチンアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−6−シアノ−ニコチンアミド
6−ブロモ−ピリジン−2−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−6−(2,2,2−トリフルオロ−エトキシ)−ニコチンアミド
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−2−メトキシ−ニコチンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−メトキシピコリンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−シアノピコリンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−6−フルオロニコチンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−6−クロロピリダジン−3−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−2−(ピペリジン−1−イル)ピリミジン−5−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−クロロニコチンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−2−(3,4−ジクロロフェニル)−2,2−ジフルオロアセトアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−クロロピラジン−2−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−メトキシピラジン−2−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−6−メトキシピラジン−2−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−メチルピラジン−2−カルボキサミド
(S)−4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)−N−(5−クロロピリジン−2−イル)ベンズアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−4−クロロ−2−フルオロベンズアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−2,4−ジクロロベンズアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−4−クロロ−2−メトキシベンズアミド
(S)−4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)−N−(4−シアノフェニル)ベンズアミド
(S)−4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)−N−(4−エチニルフェニル)ベンズアミド
{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−カルバミン酸4−クロロ−ベンジルエステル
{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−カルバミン酸4−メトキシ−フェニルエステル
{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−カルバミン酸4−フルオロ−フェニルエステル
{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−カルバミン酸3−トリフルオロメチル−フェニルエステル
1−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−3−(5−クロロ−ピリミジン−2−イル)−ウレア
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−エトキシピコリンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−クロロ−4−メチルピコリンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−4−クロロ−6−メチルピコリンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−4,6−ジメチルピコリンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−4,6−ジクロロピコリンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピラジン−2−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−6−クロロピラジン−2−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−エトキシピラジン−2−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−モルホリノピラジン−2−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−6−クロロ−5−メトキシピコリンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−クロロチオフェン−2−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−3−シクロプロピルプロパンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−メチルピコリンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−2−メチルイソニコチンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−2−クロロイソニコチンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−2−クロロ−3−フルオロイソニコチンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−2,6−ジクロロイソニコチンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−エチルピコリンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−2,5−ジメチルオキサゾール−4−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−2−(ジメチルアミノ)−5−イソプロピルチアゾール−4−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−2,6−ジメトキシピリミジン−4−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−メチルオキサゾール−4−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−4−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−1−(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−3−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−2−tert−ブチルイソニコチンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−2−イソプロピルイソニコチンアミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−2,4’−ビピリジン−4−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−メチルチオフェン−2−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−4,5−ジメチルチオフェン−2−カルボキサミド
2−エチル−6−メトキシ−ピリミジン−4−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
N−(4−(2−((4S,5S)−2−アミノ−5−メチル−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−4−クロロベンズアミド
N−(4−(2−((4S,5R)−2−アミノ−5−メチル−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−4−クロロベンズアミド
2−イソプロピル−6−メトキシ−ピリミジン−4−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−エチルピラジン−2−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−4−シクロプロピル−2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−5−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−6−エチルピラジン−2−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−エチルオキサゾール−4−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−シクロプロピルオキサゾール−4−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5−イソプロピルオキサゾール−4−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−2−メチル−5−(トリフルオロメチル)オキサゾール−4−カルボキサミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−2−エチルオキサゾール−4−カルボキサミド
5−エトキシ−ピラジン−2−カルボン酸{4−[2−((4S,5S)−2−アミノ−5−メチル−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
2−クロロ−6−メトキシ−ピリミジン−4−カルボン酸{4−[2−((4S,5S)−2−アミノ−5−メチル−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
5−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸{4−[2−((4S,5S)−2−アミノ−5−メチル−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
5−トリフルオロメチル−ピリジン−2−カルボン酸{4−[2−((4S,5S)−2−アミノ−5−メチル−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
5−エチル−ピラジン−2−カルボン酸{4−[2−((4S,5S)−2−アミノ−5−メチル−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミド
(S)−N−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−6−イソプロピルピラジン−2−カルボキサミド又は
2−クロロ−6−メトキシ−ピリミジン−4−カルボン酸{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−アミドである、請求項7記載の式(IA)で示される化合物。
【請求項9】
Xが、−CHRCH−である、請求項2記載の式(IA)で示される化合物。
【請求項10】
1−{4−[(S)−1−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イルメチル)−プロピル]−フェニル}−3−(4−フルオロ−フェニル)−ウレア又は
1−{4−[(S)−1−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イルメチル)−プロピル]−フェニル}−3−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−ウレアである、請求項9記載の式(IA)で示される化合物。
【請求項11】
Xが、−O−CHRCHである、請求項2記載の式(IA)で示される化合物。
【請求項12】
N−{4−[(R)−1−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イルメチル)−2,2,2−トリフルオロ−エトキシ]−フェニル}−4−クロロ−ベンズアミドである、請求項11記載の式(IA)で示される化合物。
【請求項13】
−N(R)−C(O)−Rが、
【化293】


からなる群より選択され、Rについては、水素、ハロゲン、又はハロゲンで場合により置換されているアリールである、請求項2記載の式(IA)で示される化合物。
【請求項14】
以下:
1−(4−{1−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−シクロプロピル}−フェニル)−ピロリジン−2−オン
1−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−3−(4−フルオロ−フェニル)−イミダゾリジン−2−オン
(S)−2−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−5,6−ジクロロ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン
2−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−6−クロロ−2,3−ジヒドロ−イソインドール−1−オン
(S)−2−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)イソインドリン−1−オン
(S)−2−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オン又は
(S)−2−(4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)フェニル)−6−クロロ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1(2H)−オンである、請求項13記載の式(IA)で示される化合物。
【請求項15】
Xが、−(CH−である、請求項3記載の式(IB)で示される化合物。
【請求項16】
N−{4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−フェニル}−3,4−ジクロロ−ベンゼンスルホンアミドである、請求項15記載の式(IB)で示される化合物。
【請求項17】
Xが、−(CH−である、請求項4記載の式(IC)で示される化合物。
【請求項18】
4−[2−((S)−2−アミノ−4,5−ジヒドロ−オキサゾール−4−イル)−エチル]−N−(4−クロロ−フェニル)−ベンズアミド又は
(S)−4−(2−(2−アミノ−4,5−ジヒドロオキサゾール−4−イル)エチル)−N−(5−エチニルピリジン−2−イル)ベンズアミドである、請求項17記載の式(IC)で示される化合物。
【請求項19】
請求項1〜18のいずれか一項において定義したとおりの式(I)で示される化合物の製造のための方法であって、
a) 式:
【化294】


で示される化合物と臭化シアンとを反応させて、式:
【化295】


(式中、定義は請求項1に記載したとおりである)で示される化合物にすること又は必要に応じて、得た化合物を薬学的に許容しうる酸付加塩に変換すること、あるいは
b) 式:
【化296】


で示される化合物と臭化シアンとを反応させて、式:
【化297】


(式中、定義は請求項1に記載したとおりである)で示される化合物にすること又は必要に応じて、得た化合物を薬学的に許容しうる酸付加塩に変換すること、あるいは
c) 式:
【化298】


で示される化合物とRC(O)OHもしくはRC(O)Clとを反応させて、式:
【化299】


(式中、定義は請求項1に記載したとおりである)で示される化合物にすること、あるいは
d) 式:
【化300】


で示される化合物と臭化シアンとを反応させて、式:
【化301】


(式中、定義は請求項1に記載したとおりである)で示される化合物にすること又は
必要に応じて、得た化合物を薬学的に許容しうる酸付加塩に変換することを含む方法。
【請求項20】
請求項19記載の方法により製造される、請求項1〜18のいずれか一項記載の化合物。
【請求項21】
請求項1〜18のいずれか一項記載の化合物ならびに薬学的に許容しうる担体及び/又は佐剤を含む、医薬組成物。
【請求項22】
うつ病、不安障害、双極性障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)、ストレス関連障害、精神障害、統合失調症、神経疾患、パーキンソン病、神経変性障害、アルツハイマー病、癲癇、片頭痛、高血圧、物質乱用、代謝障害、摂食障害、糖尿病、糖尿病合併症、肥満、脂質代謝異常症、エネルギー消費及び同化の障害、体温ホメオスタシスの障害及び機能不全、睡眠及びサーカディアンリズムの障害ならびに心血管障害の処置における使用のための、請求項1〜18のいずれか一項記載の化合物ならびに薬学的に許容しうる担体及び/又は佐剤を含む医薬組成物。
【請求項23】
治療活性物質としての使用のための、請求項1〜18のいずれか一項記載の化合物。
【請求項24】
うつ病、不安障害、双極性障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)、ストレス関連障害、精神障害、統合失調症、神経疾患、パーキンソン病、神経変性障害、アルツハイマー病、癲癇、片頭痛、高血圧、物質乱用、代謝障害、摂食障害、糖尿病、糖尿病合併症、肥満、脂質代謝異常症、エネルギー消費及び同化の障害、体温ホメオスタシスの障害及び機能不全、睡眠及びサーカディアンリズムの障害ならびに心血管障害の処置における治療活性物質としての使用のための、請求項1〜18のいずれか一項記載の化合物。
【請求項25】
うつ病、不安障害、双極性障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)、ストレス関連障害、精神障害、統合失調症、神経疾患、パーキンソン病、神経変性障害、アルツハイマー病、癲癇、片頭痛、高血圧、物質乱用、代謝障害、摂食障害、糖尿病、糖尿病合併症、肥満、脂質代謝異常症、エネルギー消費及び同化の障害、体温ホメオスタシスの障害及び機能不全、睡眠及びサーカディアンリズムの障害ならびに心血管障害の治療的及び/又は予防的処置のための医薬の製造のための、請求項1〜18のいずれか一項記載の化合物の使用。
【請求項26】
本明細書に前述の発明。

【公表番号】特表2013−510812(P2013−510812A)
【公表日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−538290(P2012−538290)
【出願日】平成22年11月8日(2010.11.8)
【国際出願番号】PCT/EP2010/066960
【国際公開番号】WO2011/057973
【国際公開日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【出願人】(591003013)エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー (1,754)
【氏名又は名称原語表記】F. HOFFMANN−LA ROCHE AKTIENGESELLSCHAFT
【Fターム(参考)】