説明

Crフリー高温乾燥焼成炉用耐熱性及び耐磨耗性材料とそれらの製造方法

【課題】 酸化カルシウムを含む硬質物を高温焼成し微粉焼成物とするための高温乾燥焼成炉用CrフリーNi基耐熱性及び耐磨耗性材料を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.16%以下、Si:0.30〜1.20%、Mn:0.40〜0.80%、P:≦0.015%、S:≦0.015%、Nb:2.50〜4.4%、Ti:0.25〜0.35%、Al:2.0〜5.0%、Fe:12.0%以下、残部Niおよび不可避的不純物からなることを特徴とするCrフリー高温焼成炉用Ni基耐熱性及び耐磨耗性材料。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、酸化カルシウムを含む硬質物を解砕し、粉砕し、かつ整粒する高温乾燥焼成炉用CrフリーNi基耐熱性及び耐磨耗性材料に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、岩石、酸化カルシウムを含む硬質物、或いは固形物、流動性物を解砕、粉砕、整粒する装置としては、例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3で知られているようなロータリーキルン型の回転レトルト炉が使用されている。この回転レトルト炉の構成は、図1及び図2に示すように駆動回転な円筒体からなる芯管内に放射状に配置した複数の翼片を有する少なくとも1本のヒーター部材と、このヒーター部材の複数の翼片間の少なくとも1本の転動シャフトとをそれぞれ自転可能に軸方向へ挿入することで、被解砕、粉砕、整粒物を1000℃以上の高温で焼成し微細粉末を解砕、粉砕、整粒するよう構成されている。そして、このヒーター部材は、その軸部に等間隔で放射状に配置した3枚の翼片を設けているので、炉芯管が軸中心で回転するに伴い、そのヒーター部材が自転することで被処理物が攪拌され、粉砕される。この焼成炉による粉砕は約1000℃の高温で1サイクル、約10日間連続操業される。そのために、上記回転レトルト炉を構成する円筒体、炉芯管及び翼片は、高温・長時間の操業に耐える耐熱性及び耐磨耗性材料が使用されるのが最も一般的である。この耐熱性及び耐磨耗性材料の代表的例としては、例えば、非特許文献1に示されるようなSUS 310Sに代表されるNi:19〜22%、Cr:24〜26%を含む高Cr、高Niの高温特性と耐磨耗性を兼備するFe基合金が専ら使用されていた。このSUS 310S材は耐熱性に優れ、また、延性および絞り性に優れているが高温強度が低いために高温・長時間の使用に耐えられないという問題を有している。
【0003】
一方、極寒地において道路の凍結防止のために散布される塩分を含む融雪剤粉末、不凍剤には、微粉砕した製鉄排滓(スラグ)を混入する場合があるが、スラグは安価ではあるが硬質で粉砕に難点があること、また硫黄等の有害物質が含有され、融雪時に溶出するという問題がある。また、最大の問題は、上記高温乾燥焼成炉の素材に使用されているSUS 310S製のキルンおよび回転翼片に含まれる有害物質であるCrが長時間の高温焼成時に溶出して微粉焼成物に混入してしまうという問題がある。特に、最近では上記スラグに代わって安易に入手可能な貝殻の微粉焼成物の用途開発が注目されつつある。この貝殻の微粉焼成物を道路及び飛行場の滑走路の凍結防止に散布される融雪剤への混入、或いは食品添加物への混入等が試みられている。しかしながら、この貝殻の微粉焼成物、具体的には酸化カルシウムの抽出・製造において、上記高温乾燥焼成炉の素材に使用されているSUS 310S製のキルンおよび回転翼片で高温焼成すると、微粉焼成物は約400℃以上の温度で微粉焼成物と焼成炉の素材中に含有されるCrと化学反応を起こし、緑色に変色して商品価値がなくなってしまうという大きな問題に直面している。そのために、高温乾燥焼成炉に使用される素材にCrを含まない素材の開発が切望されている実情にある。
【0004】
【特許文献1】特開平11−281256号公報
【特許文献2】特開平11−281257号公報
【特許文献3】特開2000−42437号公報
【非特許文献1】ステンレス鋼便覧(昭和48年8月30日)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、融雪剤、不凍剤に混入する酸化カルシウムを含む硬質物を高温乾燥焼成炉用Crフリーの耐熱性及び耐磨耗性材料とそれらの製造方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、その要旨は、
(1)質量%で、C :0.16%以下、
Si:0.30〜1.20%、
Mn:0.40〜0.80%、
P :0.015%以下、
S :0.015%以下、
Nb:2.50〜4.4%、
Ti:0.25〜0.35%、
Al:2.0〜5.0%、
Fe:12.0%以下、
残部Niおよび不可避的不純物からなることを特徴とするCrフリー高温乾燥焼成炉用Ni基耐熱性及び耐磨耗性材料。
(2)質量%で、C :0.02%以下、
Si:0.30〜0.60%、
Mn:0.40〜0.80%、
P :0.015%以下、
S :0.015%以下、
Nb:2.50〜3.50%、
Ti:0.25〜0.35%、
Al:4.0〜5.0%、
Fe:5.0%以下、
残部Niおよび不可避的不純物からなることを特徴とする(1)記載のCrフリー高温乾燥焼成炉用Ni基耐熱性及び耐磨耗性材料。
(3)上記(2)に記載のNi基耐熱性及び耐磨耗性材料において、材料のNiの一部を14.0〜16.0質量%で置換したCrフリー高温乾燥焼成炉用Ni基耐熱性及び耐磨耗性材料。
(4)質量%で、C :0.10〜0.16%、
Si:0.80〜1.20%、
Mn:0.40〜0.80%、
P :0.015%以下、
S :0.015%以下、
Nb:3.60〜4.4%、
Al:2.0〜2.8%、
Fe:7.0〜12.0%、
残部Niおよび不可避的不純物からなることを特徴とする(1)記載のCrフリー高温乾燥焼成炉用Ni基耐熱性及び耐磨耗性材料。
(5)(1)〜(4)のいずれかの項に記載の材料を遠心鋳造法により製造することを特徴とするCrフリー高温乾燥焼成炉用Ni基耐熱性及び耐磨耗性材料の製造方法。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、Crを含まない耐熱性及び耐磨耗性材料で製作した高温乾燥焼成炉にて酸化カルシウムを含む硬質物、例えば貝殻等を微粉焼成物とすることで、Cr等の有害物質の溶出、変色もなく、環境に優しい溶雪剤、不凍剤を提供することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
先ず、本発明が目的とする融雪剤、不凍剤に混入する酸化カルシウムを含む硬質物、例えば貝殻等を、例えば400℃以上で焼成する場合、微細焼成物中の酸化カルシウムと焼成炉の素材中に含有されるCrが反応し、発色が起こることを回避するために、高温乾燥焼成炉用Crを含まない耐熱性及び耐磨耗性材料は、Crを含まないことは勿論のこと、鋳物で製造可能な材料であること、高温域でスケール剥離が最小であること、材料コストが安価であることの条件がある。この目的を達成するために手始めに表1に示す低C材で強度、伸び、絞り値は低いが高温における組織安定性に優れたインコロイ903(Incoloy-903 )のFe基およびNi基耐熱超合金の3種類の成分をベースとし、高温特性、耐磨耗性を改善する成分として、Al,Tiの含有量を変更、FeをNiに置換、CoをNiに置換する等、種々の材料の溶解を行い実験を重ね、より安価で、高い高温強度に加え伸び、絞り特性の優れた成分設計を行った。その後、多くに試験を経て、目的に適うNi基のスCrフリー高温焼成炉用耐熱性及び耐磨耗性材料の成分組成を見いだした。
【0009】
その成分組成は、C:0.16%以下、Si:0.30〜1.20%、Mn:0.40〜0.80%、P:0.015%以下、S:0.015%以下、Nb:2.50〜4.4%、Ti:0.25〜0.35%、Al:2.0〜5.0%、Fe:12.0%以下、残部Niおよび不可避的不純物からなるNi基合金である。具体的な成分組成の例としては、低C−Nb−高Al添加のNi基合金で、C:0.02%以下、Si:0.30〜0.60%、Mn:0.40〜0.80%、P:≦0.015%、S:≦0.015%、Nb:2.50〜3.50%、Ti:0.25〜0.35%、Al:4.0〜5.0%、Fe:5.0%以下、残部Niおよび不可避的不純物からなるNi基合金である。
【0010】
なお、上記合金において、Niの一部をCo:14.0〜16.0質量%で置換することも可能である。このように、何れのNi基合金においてもCrは不純物として含有する以外は全く添加することがない。
【0011】
また、別の成分組成の例としては、C−Nb添加のNi基合金で、具体的には、C:0.10〜0.16%、Si:0.80〜1.20%、Mn:0.40〜0.80%、P:≦0.015%、S:≦0.015%、Nb:3.60〜4.4%、Al:2.0〜2.8%、Fe:7.0〜12.0%、残部Niおよび不可避的不純物からなるNi基合金である。
【0012】
また、本発明によるNi基のCrフリー高温焼成炉用耐熱性及び耐磨耗性材料の金属組織は図3(a)、図3(b)に示すようにNbCのような金属間化合物が微細分散している必要がある。因みに、図3(a)、図3(b)においては金属間化合物の析出物粒度は1.0〜8.0×10-3個、地金中の析出物濃度は25〜35%と金属間化合物が無数に微細分散しており、そのために伸び、絞り値が高くなっている。一方、例えば図4(a)、図4(b)のように金属間化合物が凝集して粗大に析出している状態、析出物粒度が3.0〜8.0×10-3個、地金中の析出物濃度は10〜20%と低い状態の場合には高強度であっても伸び、絞り値が低くなっている。
【0013】
以下に本発明による請求項1記載のCrフリーNi基合金の各成分の限定理由について説明する。
【0014】
Cは、素材強度を高めるために必要な元素であるが、O2 と結合してCO,CO2 を発生して酸化皮膜を破壊し、異常酸化させるので積極的に添加しないが、鋳造性を確保するため0.16%以下添加する必要がある。なお、CoをNiの一部と置換して添加する場合には、Cは0.02%以下が好ましい。
【0015】
Siは、Cと同様に素材強度を高めるために必要な元素であるが、O2 と結合してSiO2 皮膜を形成し、地金との密着性を向上させ、しかも耐酸化性をも向上させるので0.30〜1.20%含有する必要がある。
【0016】
Mnは、応力除去、焼鈍割れ感受性を改善するために必要な元素で、0.40〜0.80%添加する必要がある。
【0017】
P,Sは、意図的添加もしくは不可避的混入により脆化減少を起こすので極力精錬工程で除去する必要があり、最大でのその上限を0.015%とする必要がある。
【0018】
Nbは、固溶強化元素で地金を強化する作用を有するので2.50〜4.4%の添加が必要であり、特に高温強度が必要な場合にはNbは3.60〜4.4%の多量添加が好ましい。
【0019】
Tiは、O2 と結合しTiO2 を形成し、Al23 皮膜の強化、C,Nを固定してNbの固溶強化作用を促進するために必要な元素で、0.25〜0.35%添加する必要がある。
【0020】
Alは、O2 と結合しAl23 皮膜を生成し、耐酸化性の向上、固溶強化元素として地金を強化する作用を有するので2.0〜5.0%添加する必要がある。特に、耐酸化性、高温強度が要求される材料においてはAl:4.0〜5.0%の多量添加が好ましい。
【0021】
Feは、O2 と結合しFeO2 となるが、Feは酸化しやすいため積極的な添加は行わないが5.0%までの含有は許容できる。
Coは高温強度を確保するために有用な元素であり、Niを置換して14.0〜16.0%添加することができる。しかし高価な元素であるのでできるだけ使用しないことが好ましい。
【0022】
次に、本発明による請求項2記載のCrフリーNi基合金の各成分の限定理由について説明する。
【0023】
Cは、Ni基合金にCを添加することによって素材強度を高めるために必要な元素であると共に、金属間化合物:NbCを析出させて地金中でのNbの固溶量を減らし、伸び、絞り性を改善する効果があるので0.10〜0.16%添加する必要がある。
【0024】
Siは、Cと同様に素材強度を高めるために必要な元素であるが、O2 と結合してSiO2 皮膜を形成し、耐酸化性をも向上させる効果がある。また、C,Feを併せて添加したことによる耐酸化性の劣化を補うため0.80〜1.20%添加する必要がある。
【0025】
Mnは、応力除去、焼鈍割れ感受性を改善するために必要な元素で、0.40〜0.80%添加する必要がある。
【0026】
P,Sは、意図的添加もしくは不可避的混入により脆化減少を起こすので極力精錬工程で除去する必要があり、最大でのその上限を0.015%とする必要がある。
【0027】
Nbは、Cと結合し金属間化合物:NbCを形成し、伸び、絞り性を改善する効果があるので3.60〜4.40%添加する必要がある。
【0028】
Alは、O2 と結合しAl23 皮膜を生成し、耐酸化性の向上、固溶強化元素として地金を強化する作用を有するが、鋳造時の湯流れ性を改善するために若干低めとし、2.0〜2.8%添加する必要がある。
【0029】
Feは、Niの価格高騰に伴い、Niの代替として意図的に多量に添加し原材料のコスト低減を図るため7.0〜12.0%添加する必要がある。
【0030】
なお、本発明鋼においては、若干のCrの混入は回避できないこともあるが、その場合でも0.5%以下の含有に抑えることができれば発色があっても目視では識別できない程度の発色とすることもできる。
【0031】
上述したような、本発明によるCrフリーNi基合金は、従来の重力鋳造法よりは、遠心鋳造法により製造することが好ましい。この遠心鋳造法は、鋳型を回転させることによって生じる遠心力で鋳造する方法であり、この鋳造法では溶湯が緻密になり強さが大きくなる利点がある。また、回転速度、鋳込み速度、鋳込み温度などの条件を適正にすることによって凝固速度を調節することができ鋳造欠陥や成分の偏析を無くすことが出来る。生産性が高く、作業面積が少なくてすみ、精度、品質ともに良好な鋳物を量産することが出来る。
以下に本発明を実施例により説明する。
【実施例】
【0032】
<実施例1>
本発明者らは数々の実験を重ね、本発明で目的とする高温焼成炉用CrフリーNi基耐熱性及び耐磨耗性材料の成分組成を確定し、遠心鋳造法により直径0.2m、長さ2m、厚み0.02mの鋳造管を製造した。この鋳造管を950℃×24時間の繰り返し実機テスト後、加熱炉から抽出してもバリ、スケール剥離が何れも見られず、実用化しうる材料であることを確認した。表1に成分規格としうる範囲、分析値を示した。また、表2、表3に高温引張試験結果、スケール剥離試験結果を示した。これらの表から分かるように、本実施例で用いたNi基合金は高温乾燥焼成炉用の耐熱性及び耐磨耗性材料として優れた材料であることが分かる。
【0033】
【表1】

【0034】
【表2】

【0035】
【表3】

<実施例2>
実施例1の高温焼成炉用CrフリーNi基耐熱性及び耐磨耗性材料の強度及び鋳造時の湯流れ性を改善するために、C,Nb,Alを変えて実施例1と同様の遠心鋳造法で鋳造管を製造したところ、何ら問題なく鋳造が可能となった。この材料では、950℃×24時間の繰り返し稼働後、加熱炉から抽出してもバリ、スケール剥離が何れも見られず、実用化しうる材料であることを確認した。表4に成分規格としうる範囲、分析値を示した。また、表5、表6に高温引張試験結果、スケール剥離試験結果を示した。これらの表から分かるように、本実施例で用いたNi基合金は高温乾燥焼成炉用の耐熱性及び耐磨耗性材料として優れた材料であることが分かる。
【0036】
【表4】

【0037】
【表5】

【0038】
【表6】

【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】高温乾燥焼成炉の概略構成を示す正面図。
【図2】(a)は図1の側面図、(b)は(a)の3の拡大図。
【図3】本発明によるCrフリーNi基耐熱性及び耐磨耗性材の金属組織を示す顕微鏡写真で、(a)は50倍、(b)は200倍の組織を示す図である。
【図4】従来のNi基耐熱性及び耐磨耗性材の金属組織を示す顕微鏡写真で、(a)は50倍、(b)は200倍の組織を示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
質量%で、
C :0.16%以下、
Si:0.30〜1.20%、
Mn:0.40〜0.80%、
P :0.015%以下、
S :0.015%以下、
Nb:2.50〜4.4%、
Ti:0.25〜0.35%、
Al:2.0〜5.0%、
Fe:12.0%以下、
残部Niおよび不可避的不純物からなることを特徴とするCrフリー高温乾燥焼成炉用Ni基耐熱性及び耐磨耗性材料。
【請求項2】
質量%で、
C :0.02%以下、
Si:0.30〜0.60%、
Mn:0.40〜0.80%、
P :0.015%以下、
S :0.015%以下、
Nb:2.50〜3.50%、
Ti:0.25〜0.35%、
Al:4.0〜5.0%、
Fe:5.0%以下、
残部Niおよび不可避的不純物からなることを特徴とする請求項1記載のCrフリー高温乾燥焼成炉用Ni基耐熱性及び耐磨耗性材料。
【請求項3】
Niの一部をCo:14.0〜16.0質量%で置換することを特徴とする請求項2記載のCrフリー高温乾燥焼成炉用Ni基耐熱性及び耐磨耗性材料。
【請求項4】
質量%で、
C :0.10〜0.16%、
Si:0.80〜1.20%、
Mn:0.40〜0.80%、
P :0.015%以下、
S :0.015%以下、
Nb:3.60〜4.4%、
Al:2.0〜2.8%、
Fe:7.0〜12.0%、
残部Niおよび不可避的不純物からなることを特徴とする請求項1記載のCrフリー高温乾燥焼成炉用Ni基耐熱性及び耐磨耗性材料。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれかの項に記載の材料を遠心鋳造法により製造することを特徴とするCrフリー高温乾燥焼成炉用Ni基耐熱性及び耐磨耗性材料の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−131981(P2006−131981A)
【公開日】平成18年5月25日(2006.5.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−325260(P2004−325260)
【出願日】平成16年11月9日(2004.11.9)
【出願人】(591274299)新報国製鉄株式会社 (3)