説明

DVDデモリッシャー

【課題】個人規模のDVDシュレッダーでは、2,3個に裁断できるのみなので、技術さえ有する者ならば、容易に記録された情報を読み取ることが可能であり、ゴミ収集に出すには不安が残った、また、業務用のシュレッダーの利用は金銭的に個人では困難である。
【解決手段】情報記録媒体DVDの記録層と保護層は、円周部で固定されているだけなので、本体1に円周部を除去する為の刃2を設け、これを円周部沿って滑らせることにより円周部を除去し、保護層を剥離させることで、記録層を処分できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、情報記録媒体DVDの個人規模での処分に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の個人規模での情報記録媒体DVDシュレッダーでは、一枚のDVDが裁断後に2,3個の破片になる程度である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米抄2008/0093488号公報
【非特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、以上の技術によれば、処理されたDVDから情報の読み取りは十分に可能であり、ごみ収集に出すには不安がのこった。
そこで、この発明は、情報記録媒体DVDを十分に処理し、安心してごみ収集に出すことが出来る手段を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するために、第一発明は、情報記録媒体DVDの記録層と保護層とを固定している円周部を除去し、記録層と保護層を剥離させることを特徴とするDVDデモリッシャー。
また、第二発明は、とってに刃を固定し情報記録媒体DVDの円周に沿って滑らせることによって、刃が円周部分を除去することを特徴とするDVDデモリッシャー。
【発明の効果】
【0007】
第一発明、または第二発明によれば、情報記録媒体DVDの記録層と保護層を剥離することが出来、記録層をガムテープ等で読み取り不能に出来る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】この発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】この発明の一実施形態を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
この発明の一実施形態を、図1に示す。
DVDデモリッシャーの本体1の内部に、刃2を若干刃先が外部に露出するよう固定する。この刃2の後方にスペース3が設けられている。
【0010】
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、刃2の働きにより、情報記録媒体DVDの円周部を除去することが出来る。スペース3を設けることにより、削り屑を一時的に保持でき、後にまとめて処分出来る。
「他の実施形態」
図1の実施形態では、スペース3は開放されているが、他の実施形態では、図2の様に、蓋4を設けたものでも良い。
【符号の説明】
【0010】
1 DVDデモリッシャー本体 2 刃
3 スペース 4 蓋

【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報記録媒体DVDの記録層と保護層とを固定している円周部を除去し、記録層と保護層を剥離させることを特徴とするDVDデモリッシャー。
【請求項2】
とってに刃を固定し情報記録媒体DVDの円周に沿って滑らせることによって、刃が円周部を除去することを特徴とする請求項1記載のDVDデモリシャー。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2012−256415(P2012−256415A)
【公開日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【公開請求】
【出願番号】特願2012−149873(P2012−149873)
【出願日】平成24年6月18日(2012.6.18)
【出願人】(512174642)
【Fターム(参考)】