説明

EUV用又はEB用レジスト組成物、及びレジストパターン形成方法

【課題】EUV用又はEB用として有用なレジスト組成物、及びレジストパターン形成方法の提供。
【解決手段】式(a5−0−1)又は式(a5−0−2)で表される基を含む構成単位(a5)と式(a6−1)で表される構成単位とを有する樹脂成分を含有し、構成単位(a5)を誘導するモノマー量が、該構成単位(a5)を有する重合体に対して100ppm以下のレジスト組成物。式中、Q、Q、Qは単結合又は連結基;R、R、Rは有機基であり、RとRとは環を形成してもよい。式中の基−R−S(R)(R)は全体で芳香環を1個のみ有するか又は芳香環を有さない。Vは対アニオン、Aはアニオンを含む基;Mm+は芳香環を1個のみ有するか又は芳香環を有さない有機カチオン;mは1〜3の整数;Rは水素原子、アルキル基又はハロゲン化アルキル基;Pは芳香族炭化水素基である。
[化1]


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
露光により酸を発生し、且つ、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する基材成分(A)を含有するEUV用又はEB用レジスト組成物であって、
前記基材成分(A)は、下記の一般式(a5−0−1)又は一般式(a5−0−2)で表される基を含む構成単位(a5)と、下記一般式(a6−1)で表される構成単位(a6)とを有する樹脂成分(A1)を含有し、
前記構成単位(a5)を誘導するモノマー量が、該構成単位(a5)を有する重合体に対して100ppm(質量基準)以下であることを特徴とするEUV用又はEB用レジスト組成物。
【化1】

[式中、Q、Q及びQはそれぞれ独立に単結合又は2価の連結基である。R、R及びRはそれぞれ独立に有機基であり、RとRとは相互に結合して式中のイオウ原子と共に環を形成してもよい。ただし、式中の基−R−S(R)(R)は全体で芳香環を1個のみ有するか又は芳香環を有さない。Vは対アニオンである。Aはアニオンを含む有機基である。Mm+はm価の有機カチオンであり、mは1〜3の整数である。ただし、Mm+は芳香環を1個のみ有するか又は芳香環を有さない。Rは水素原子、炭素数1〜5のアルキル基又は炭素数1〜5のハロゲン化アルキル基である。Pは置換基を有していてもよい芳香族炭化水素基である。]
【請求項2】
前記樹脂成分(A1)が、酸の作用により極性が増大する酸分解性基を含む構成単位(a1)を有する、請求項1記載のEUV用又はEB用レジスト組成物。
【請求項3】
前記Mm+が、芳香環を有さない有機カチオンである、請求項1又は2記載のEUV用又はEB用レジスト組成物。
【請求項4】
支持体上に、請求項1〜3のいずれか一項に記載のEUV用又はEB用レジスト組成物を用いてレジスト膜を形成する工程、前記レジスト膜をEUV又はEBにより露光する工程、及び前記レジスト膜を現像してレジストパターンを形成する工程を含むレジストパターン形成方法。

【公開番号】特開2013−104985(P2013−104985A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−248090(P2011−248090)
【出願日】平成23年11月11日(2011.11.11)
【出願人】(000220239)東京応化工業株式会社 (1,407)
【Fターム(参考)】