説明

GABA類似体のプロドラッグ、その組成物及び使用

本発明は、GABA類似体のプロドラッグ、GABA類似体のプロドラッグの医薬組成物及びGABA類似体のプロドラッグの製造方法を提供する。本発明は、GABA類似体のプロドラッグの使用方法並びに普通の病気及び/又は障害を治療又は予防するためのGABA類似体のプロドラッグの医薬組成物の使用方法をも提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式(I)、式(II)若しくは式(III)の化合物、又はその薬学的に許容しうる塩、水和物若しくは溶媒和物。
【化1】

(式中:
m、n、t及びuは、独立的に0又は1であり;
XはO又はNR16であり;
WはO又はNR17であり;
YはO又はSであり;
1は、水素、R24C(O)-、R25OC(O)-、R24C(S)-、R25OC(S)-、R25SC(O)-、R25SC(S)-、(R9O)(R10O)P(O)-、R25S-、
【化2】

から成る群より選択され;
各R2は、独立的に、水素、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アシル、置換アシル、アシルアミノ、置換アシルアミノ、アルキルアミノ、置換アルキルアミノ、アルキルスルフィニル、置換アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、置換アルキルスルホニル、アルキルチオ、置換アルキルチオ、アルコキシカルボニル、置換アルコキシカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、アリールオキシ、置換アリールオキシ、カルバモイル、置換カルバモイル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、置換シクロヘテロアルキル、ジアルキルアミノ、置換ジアルキルアミノ、ハロ、ヘテロアルキル、置換ヘテロアルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、置換ヘテロアリールアルキル、ヘテロアルキルオキシ、置換ヘテロアルキルオキシ、ヘテロアリールオキシ及び置換ヘテロアリールオキシから成る群より選択され、或いは場合によっては、R2とR16が、それらが結合している原子と一緒にシクロヘテロアルキル又は置換シクロヘテロアルキル環を形成しており;
3及びR6は、独立的に、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、置換シクロヘテロアルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル及び置換ヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
4及びR5は、独立的に、水素、アルキル、置換アルキル、アシル、置換アシル、アリールアルキル、置換アリールアルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、置換シクロヘテロアルキル、ヘテロアリールアルキル及び置換ヘテロアリールアルキルから成る群より選択され、或いは場合によっては、R4とR5が、それらが結合している炭素原子と一緒にシクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、置換シクロヘテロアルキル又は架橋シクロアルキル環を形成しており;
8及びR12は、独立的に、水素、アシル、置換アシル、アルコキシカルボニル、置換アルコキシカルボニル、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、置換シクロヘテロアルキル、ヘテロアルキル、置換ヘテロアルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル及び置換ヘテロアリールアルキルから成る群より選択され、或いは場合によっては、R8とR12が、それらが結合している炭素原子と一緒にシクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロヘテロアルキル又は置換シクロヘテロアルキル環を形成しており;
11は、水素、アルキル、置換アルキル、アシル、置換アシル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、カルバモイル、置換カルバモイル、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、置換ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、置換ヘテロアリールアルキル、アルコキシカルボニル、置換アルコキシカルボニル、シクロヘテロアルキルオキシカルボニル、置換シクロヘテロアルキルオキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、置換アリールオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、置換ヘテロアリールオキシカルボニル及びニトロから成る群より選択され;
7、R9、R10、R15、R16及びR17は、独立的に、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、置換シクロヘテロアルキル、ヘテロアルキル、置換ヘテロアルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル及び置換ヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
13及びR14は、独立的に、水素、アルキル、置換アルキル、アルコキシカルボニル、置換アルコキシカルボニル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、カルバモイル、置換カルバモイル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルコキシカルボニル、置換シクロアルコキシカルボニル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル及び置換ヘテロアリールアルキルから成る群より選択され、或いは場合によっては、R13とR14が、それらが結合している炭素原子と一緒にシクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロヘテロアルキル又は置換シクロヘテロアルキル環を形成しており;
20及びR21は、独立的に、水素、アシル、置換アシル、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、置換シクロヘテロアルキル、ヘテロアルキル、置換ヘテロアルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル及び置換ヘテロアリールアルキルから成る群より選択され、或いは場合によっては、R20とR21が、それらが結合している炭素原子と一緒にシクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロヘテロアルキル又は置換シクロヘテロアルキル環を形成しており;
22及びR23は、独立的に、水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル及び置換アリールアルキルから成る群より選択され、或いは場合によっては、R22とR23が、それらが結合している炭素原子と一緒にシクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロヘテロアルキル又は置換シクロヘテロアルキル環を形成しており;
24は、水素、アシル、置換アシル、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、置換シクロヘテロアルキル、ヘテロアルキル、置換ヘテロアルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル及び置換ヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;かつ
25は、アシル、置換アシル、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、置換シクロヘテロアルキル、ヘテロアルキル、置換ヘテロアルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル及び置換ヘテロアリールアルキルから成る群より選択され;
但し、
3とR6が両方とも水素の場合、R4とR5が両方とも水素であることはなく、両方ともメチルであることもない;
式(I)の化合物中、nが0又はnが1かつXがNR16の場合、R1は水素でない;
式(I)の化合物中、R1、R7O-、R24C(O)-、R25C(O)-又はR25O-のいずれも胆汁酸に由来する成分でない;
式(I)の化合物中、R1がR24C(O)-かつnが0の場合、R24はメチル、tert-ブチル、2-アミノエチル、3-アミノプロピル、ベンジル、フェニル又は2-(ベンゾイルオキシメチル)フェニルでない;
式(I)の化合物中、R1がR25OC(O)-の場合、R25はR26C(O)CR1314-(式中、R26 は水素、アルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロヘテロアルキル、置換シクロヘテロアルキル、ヘテロアルキル、置換ヘテロアルキル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル及び置換ヘテロアリールアルキルから成る群より選択される)でない;
式(I)の化合物中、R1がR25OC(O)-かつnが0の場合、R25はメチル、tert-ブチル又はベンジルでない;
式(I)の化合物中、nが0かつR1がR25C(O)OCR1314OC(O)-のとき、R13又はR14のどちらかが水素、アルコキシカルボニル、置換アルコキシカルボニル、カルバモイル、シクロアルコキシカルボニル又は置換シクロアルコキシカルボニルの場合、R13又はR14の他方は水素でない;
式(I)の化合物中、nが1、XがNH、R3、R5及びR6がそれぞれ水素、かつR4がシクロヘキシルの場合、R2はベンジルでない;
式(II)の化合物中、tが1、uが0の場合、R20もR21も2-ヒドロキシ-3-メチル-5-クロロフェニルでない;及び
式(II)の化合物中、uが1かつXがOの場合、tが1である。)
【請求項2】
1-{[(α-プロパノイルオキシブトキシ)カルボニル]アミノメチル}-1-シクロヘキサン酢酸である、請求項1の化合物。
【請求項3】
患者のてんかん、うつ病、不安、精神病、失神の発作、運動低下、頭蓋障害、神経変性障害、パニック、疼痛、炎症性疾患、不眠症、胃腸管障害、エタノール禁断症候群、神経痛、筋肉痛又は骨痛の治療又は予防方法であって、該治療が必要な患者に、治療的に有効な量の請求項2に記載の化合物を投与することを含む方法。
【請求項4】
患者のてんかん、うつ病、不安、精神病、失神の発作、運動低下、頭蓋障害、神経変性障害、パニック、疼痛、炎症性疾患、不眠症、胃腸管障害、エタノール禁断症候群、神経痛、筋肉痛又は骨痛の治療又は予防用医薬組成物であって、治療的に有効な量の請求項2に記載の化合物を含む医薬組成物。

【公表番号】特表2006−509031(P2006−509031A)
【公表日】平成18年3月16日(2006.3.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−559321(P2004−559321)
【出願日】平成15年12月5日(2003.12.5)
【国際出願番号】PCT/US2003/038703
【国際公開番号】WO2004/052844
【国際公開日】平成16年6月24日(2004.6.24)
【出願人】(503455444)ゼノポート,インコーポレイテッド (2)
【Fターム(参考)】