HIVインテグラーゼ酵素の阻害剤
本発明は、式(I)の化合物とその医薬的に許容される塩および溶媒和物、それらの合成と、ヒト免疫不全ウイルス(「HIV」)インテグラーゼ酵素の変調剤または阻害剤としてのそれらの使用へ向けられる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】
[式中:
R1は、水素、C1−C8アルキル、C2−C8アルケニル、またはC1−C8ヘテロアルキルであり、ここで前記C1−C8アルキル、C2−C8アルケニル、またはC1−C8ヘテロアルキル基は:
ハロ、−OR12a、−N(R12aR12b)、−C(O)N(R12aR12b)、−NR12aC(O)N(R12aR12b)、−NR12aC(O)R12a、−NR12aC(NR12a)N(R12aR12b)、−SR12a、−S(O)R12a、−S(O)2R12a、−S(O)2N(R12aR12b)、C1−C8アルキル、C6−C14アリール、C3-−C8シクロアルキル、およびC2−C9ヘテロアリールより独立して選択される少なくとも1つの置換基で随意に置換されてよく;ここで前記C1−C8アルキル、C6−C14アリール、C3−C8シクロアルキル、およびC2−C9ヘテロアリール基は、ハロ、−C(R12aR12bR12c)、−OH、およびC1−C8アルコキシより独立して選択される少なくとも1つの置換基で随意に置換され;
R2は、水素またはC1−C8アルキルであり;
R3は、水素、C1−C8アルキル、−(CR7R8)tNR9R10、−S(O)zNR9R10、−C(O)NR9R10、またはC1−C8ヘテロアルキルであり、ここで前記C1−C8ヘテロアルキルは、R11で随意に置換され;
Zは、−(CR4R4)n−、−C(R4)=C(R4)−、−C(R4)=C(R4)−(CR4R4)n−、−(CR4R4)n−C(R4)=C(R4)−、または−(CR4R4)n−C(R4)=C(R4)−(CR4R4)n−であり;
それぞれのR4は、水素、ハロ、C1−C8ヘテロアルキル、C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル、C6−C14アリール、C2−C9シクロヘテロアルキル、およびC2−C9ヘテロアリールより独立して選択され、ここで前記C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル、C6−C14アリール、C2−C9シクロヘテロアルキル、およびC2−C9ヘテロアリールは、少なくとも1つのR13で随意に置換され;
R5は、水素、C1−C8ヘテロアルキル、C6−C14アリール、C2−C8アルケニル、またはC1−C8アルキルであり、ここで前記C1−C8アルキルは、少なくとも1つのC3−C8シクロアルキルまたはC6−C14アリール基で随意に置換され;
R6は、水素であり;
それぞれのR7およびR8は、同じでも異なってもよく、水素およびC1−C8アルキルより独立して選択され;
R9とR10は、同じでも異なってもよく、水素、C3−C8シクロアルキル、C2−C9シクロヘテロアルキル、およびC1−C8アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−C8アルキルは、少なくとも1つのC2−C9シクロヘテロアルキル、C2−C9ヘテロアリール、ハロ、またはC6−C14アリール基により随意に置換されてよく、そしてここで前記C6−C14アリール基は、少なくとも1つのC1−C8またはハロ基により随意に置換されてよい;または
R9とR10は、それらが付いている窒素原子と一緒に、C2−C9シクロヘテロアルキルまたはC2−C9ヘテロアリール基を形成し、そのそれぞれは、少なくとも1つのR13基で随意に置換され;
R11は、C3−C8シクロアルキル、C1−C8ヘテロアルキル、C2−C9シクロヘテロアルキル、C6−C14アリール、またはC2−C9ヘテロアリールであり、そのそれぞれは、C1−C8アルキル、C6−C14アリール、C2−C9ヘテロアリール、−CF3、−COR12a、−CO2R12a、および−OR12aより独立して選択される少なくとも1つの置換基で随意に置換され;
それぞれのR12a、R12b、およびR12cは、同じでも異なってもよく、水素、C1−C8アルキル、およびオキソより独立して選択される;または
R12aとR12bは、それらが付いている窒素原子と一緒に、C2−C9シクロヘテロアルキル基を形成してよく;
それぞれのR13は、ハロ、C1−C8アルキル、−(CR7R8)tOR7、−C(O)R12a、−S(O)2R7、−(CR7R8)zC(O)NR12aR12b、−NR12aR12b、および−CF3より独立して選択され;
tは、1〜3の整数であり;
それぞれのnは、同じでも異なってもよく、独立して選択されて、1〜4の整数であり;そして
それぞれのzは、同じでも異なってもよく、独立して選択されて、0、1、または2である]
の化合物、またはその医薬的に許容される塩または溶媒和物(但し、Zが−(CH2)−であり、R1が2,4−ジフルオロベンジルであり、そしてR2、R3、およびR6が水素である場合、R5は、水素でない)。
【請求項2】
R1が、C6−C14アリールで置換されるC1−C8アルキルであり、ここで前記C6−C14アリール基は、ハロ、−C(R12aR12bR12c)、−OH、およびC1−C8アルコキシより独立して選択される少なくとも1つの置換基で随意に置換され;
R2は、水素であり;
R3は、水素、−(CR7R8)tNR9R10またはC1−C8ヘテロアルキルであり、ここで前記C1−C8ヘテロアルキルは、R11で随意に置換され;
R9とR10は、それらが付いている窒素原子と一緒に、少なくとも1つのC1−C8アルキルで随意に置換されるC2−C9シクロヘテロアルキル基を形成し;
それぞれのR12a、R12b、およびR12cは、同じでも異なってもよく、水素およびC1−C8アルキルより独立して選択され;そして
それぞれのR13は、ハロ、C1−C8アルキル、−(CR7R8)tOR7、−NR12aR12b、および−CF3より独立して選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R1が、C6−C14アリールで置換されるC1−C8アルキルであり、ここで前記C6−C14アリール基は、少なくとも1つのハロで随意に置換される、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
R3が水素である、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
R3が−(CR7R8)tNR9R10である、請求項3に記載の化合物。
【請求項6】
R3が、R11で随意に置換されるC1−C8ヘテロアルキルである、請求項3に記載の化合物。
【請求項7】
R1が、C6−C14アリールで置換されるC1−C8アルキルであり、ここで前記C6−C14アリール基は、少なくとも1つのフッ素で随意に置換される、請求項4〜6のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
式(II):
【化2】
[式中:
R1は、水素、C1−C8アルキル、C2−C8アルケニル、またはC1−C8ヘテロアルキルであり、ここで前記C1−C8アルキル、C2−C8アルケニル、またはC1−C8ヘテロアルキル基は:
ハロ、−OR12a、−N(R12aR12b)、−C(O)N(R12aR12b)、−NR12aC(O)N(R12aR12b)、−NR12aC(O)R12a、−NR12aC(NR12a)N(R12aR12b)、−SR12a、−S(O)R12a、−S(O)2R12a、−S(O)2N(R12aR12b)、C1−C8アルキル、C6−C14アリール、C3−C8シクロアルキル、およびC2−C9ヘテロアリールより独立して選択される少なくとも1つの置換基で随意に置換されてよく、ここで前記C1−C8アルキル、C6−C14アリール、C3−C8シクロアルキル、およびC2−C9ヘテロアリール基は、ハロ、−C(R12aR12bR12c)、−OH、およびC1−C8アルコキシより独立して選択される少なくとも1つの置換基で随意に置換され;
Xは、−S(O)2−、−CH2−、または−C(O)−であり;
Zは、−(CR4R4)n−、−C(R4)=C(R4)−、−C(R4)=C(R4)−(CR4R4)n−、−(CR4R4)n−C(R4)=C(R4)−、または−(CR4R4)n−C(R4)=C(R4)−(CR4R4)n−であり;
それぞれのR4は、水素、ハロ、C1−C8ヘテロアルキル、C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル、C6−C14アリール、C2−C9シクロヘテロアルキル、およびC2−C9ヘテロアリールより独立して選択され、ここで前記C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル、C6−C14アリール、C2−C9シクロヘテロアルキル、およびC2−C9ヘテロアリールは、少なくとも1つのR13で随意に置換され;
R5は、水素、C1−C8ヘテロアルキル、C6−C14アリール、C2−C8アルケニル、またはC1−C8アルキルであり、ここで前記C1−C8アルキルは、少なくとも1つのC3−C8シクロアルキルまたはC6−C14アリール基で随意に置換され;
それぞれのR7とR8は、同じでも異なってもよく、水素およびC1−C8アルキルより独立して選択され;
R9とR10は、同じでも異なってもよく、水素、C3−C8シクロアルキル、C2−C9シクロヘテロアルキル、およびC1−C8アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−C8アルキルは、少なくとも1つのC2−C9シクロヘテロアルキル、C2−C9ヘテロアリール、ハロ、またはC6−C14アリール基により随意に置換されてよく、そしてここで前記C6−C14アリール基は、少なくとも1つのC1−C8またはハロ基により随意に置換されてよい;または
R9とR10は、それらが付いている窒素原子と一緒に、C2−C9シクロヘテロアルキルまたはC2−C9ヘテロアリール基を形成し、そのそれぞれは、少なくとも1つのR13基で随意に置換され;
それぞれのR12a、R12b、およびR12cは、同じでも異なってもよく、水素、C1−C8アルキル、およびオキソより独立して選択される;または
R12aとR12bは、それらが付いている窒素原子と一緒に、C2−C9シクロヘテロアルキル基を形成してよく;
それぞれのR13は、ハロ、C1−C8アルキル、−(CR7R8)tOR7、−C(O)R12a、−S(O)2R7、−(CR7R8)zC(O)NR12aR12b、−NR12aR12b、および−CF3より独立して選択され;
それぞれのnは、同じでも異なってもよく、独立して選択されて、1〜4の整数であり;そして
それぞれのzは、同じでも異なってもよく、独立して選択されて、0、1、または2である]
の化合物、またはその医薬的に許容される塩または溶媒和物。
【請求項9】
Zが−(CH=CH)−であり、R5が水素である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7,8,9−テトラヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−7,8,9,10−テトラヒドロピロロ[3’,2’:4,5]ピリド[2,3−c]アゼピン−6(3H)−オン;1−[(ジメチルアミノ)メチル]−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−イル]メチル}−L−プロリンアミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(3−オキソピペラジン−1−イル)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(2−メトキシエトキシ)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−(3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イルメチル)−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[メチル(ペンチル)アミノ]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−イル]メチル}−D−プロリンアミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(1−オキソ−2,8−ジアザスピロ[4.5]デク−8−イル)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[シクロヘキシル(エチル)アミノ]メチル}−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[4−(2−オキソ−2−ピロリジン−1−イルエチル)ピペラジン−1−イル]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[メチル(2−ピリジン−2−イルエチル)アミノ]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;(3R)−1−{[3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−イル]メチル}−N,N−ジメチルピロリジン−3−カルボキサミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−({4−ヒドロキシ−4−[(2−オキソピロリジン−1−イル)メチル]ピペリジン−1−イル}メチル)−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(5−オキソ−1,4−ジアゼパン−1−イル)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−イル]スルホニル}−L−プロリンアミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−スルホンアミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(3−オキソピペラジン−1−イル)スルホニル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−N,N−ジメチル−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−スルホンアミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−スルホンアミド;N,3−ビス(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−スルホンアミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−(ピロリジン−1−イルカルボニル)−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−[(4−アセチルピペラジン−1−イル)カルボニル]−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−N−(2−ピラジン−2−イルエチル)−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−カルボキサミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−N−(ピリジン−2−イルメチル)−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−カルボキサミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−カルボキサミド;1−[(4−エチルピペラジン−1−イル)メチル]−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−({[(2S)−2,3−ジヒドロキシプロピル]オキシ}メチル)−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;4−({[3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−イル]メトキシ}メチル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(2−ピリジン−2−イルエトキシ)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[2−(シクロヘキシルオキシ)エトキシ]メチル}−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−[({[(4R)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル]メチル}アミノ)メチル]−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(2−メトキシエトキシ)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[(1R)−1−フェニルエトキシ]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−({[1−(ヒドロキシメチル)シクロペンチル]アミノ}メチル)−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(プロピルアミノ)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[(3−メチルベンジル)アミノ]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−({[(5−メチルピラジン−2−イル)メチル]アミノ}メチル)−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−({[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}メチル)−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[(ピリジン−2−イルメチル)アミノ]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−7,8,9,10−テトラヒドロピロロ[3’,2’:4,5]ピリド[2,3−c]アゼピン−6(3H)−オン;8−ブチル−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−8−メチル−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[(2−ヒドロキシエチル)(プロピル)アミノ]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[2−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[[2−(ジエチルアミノ)エチル](エチル)アミノ]メチル}−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[エチル(4−メチルベンジル)アミノ]メチル}−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[4−(エチルスルホニル)ピペラジン−1−イル]メチル}−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[ベンジル(メチル)アミノ]メチル}−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[(7R)−7−ヒドロキシヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[(3aR,7aR)−3−オキソオクタヒドロ−5H−ピロロ[3,4−c]ピリジン−5−イル]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−(モルホリン−4−イルメチル)−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7
−ヒドロキシ−1−{[4−(2−モルホリン−4−イルエチル)ピペラジン−1−イル]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;および3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−({メチル[(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]アミノ}メチル)−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オンより選択される、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容される塩または溶媒和物。
【請求項11】
請求項1〜10のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその医薬的に許容される塩または溶媒和物の治療有効量と医薬的に許容される担体または希釈剤を含んでなる、医薬組成物。
【請求項12】
請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物、またはその医薬的に許容される塩または溶媒和物の、後天性免疫不全症候群(AIDS)またはAIDS関連症候群のHIV被感染哺乳動物における治療のための医薬品の製造における使用。
【請求項1】
式(I):
【化1】
[式中:
R1は、水素、C1−C8アルキル、C2−C8アルケニル、またはC1−C8ヘテロアルキルであり、ここで前記C1−C8アルキル、C2−C8アルケニル、またはC1−C8ヘテロアルキル基は:
ハロ、−OR12a、−N(R12aR12b)、−C(O)N(R12aR12b)、−NR12aC(O)N(R12aR12b)、−NR12aC(O)R12a、−NR12aC(NR12a)N(R12aR12b)、−SR12a、−S(O)R12a、−S(O)2R12a、−S(O)2N(R12aR12b)、C1−C8アルキル、C6−C14アリール、C3-−C8シクロアルキル、およびC2−C9ヘテロアリールより独立して選択される少なくとも1つの置換基で随意に置換されてよく;ここで前記C1−C8アルキル、C6−C14アリール、C3−C8シクロアルキル、およびC2−C9ヘテロアリール基は、ハロ、−C(R12aR12bR12c)、−OH、およびC1−C8アルコキシより独立して選択される少なくとも1つの置換基で随意に置換され;
R2は、水素またはC1−C8アルキルであり;
R3は、水素、C1−C8アルキル、−(CR7R8)tNR9R10、−S(O)zNR9R10、−C(O)NR9R10、またはC1−C8ヘテロアルキルであり、ここで前記C1−C8ヘテロアルキルは、R11で随意に置換され;
Zは、−(CR4R4)n−、−C(R4)=C(R4)−、−C(R4)=C(R4)−(CR4R4)n−、−(CR4R4)n−C(R4)=C(R4)−、または−(CR4R4)n−C(R4)=C(R4)−(CR4R4)n−であり;
それぞれのR4は、水素、ハロ、C1−C8ヘテロアルキル、C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル、C6−C14アリール、C2−C9シクロヘテロアルキル、およびC2−C9ヘテロアリールより独立して選択され、ここで前記C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル、C6−C14アリール、C2−C9シクロヘテロアルキル、およびC2−C9ヘテロアリールは、少なくとも1つのR13で随意に置換され;
R5は、水素、C1−C8ヘテロアルキル、C6−C14アリール、C2−C8アルケニル、またはC1−C8アルキルであり、ここで前記C1−C8アルキルは、少なくとも1つのC3−C8シクロアルキルまたはC6−C14アリール基で随意に置換され;
R6は、水素であり;
それぞれのR7およびR8は、同じでも異なってもよく、水素およびC1−C8アルキルより独立して選択され;
R9とR10は、同じでも異なってもよく、水素、C3−C8シクロアルキル、C2−C9シクロヘテロアルキル、およびC1−C8アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−C8アルキルは、少なくとも1つのC2−C9シクロヘテロアルキル、C2−C9ヘテロアリール、ハロ、またはC6−C14アリール基により随意に置換されてよく、そしてここで前記C6−C14アリール基は、少なくとも1つのC1−C8またはハロ基により随意に置換されてよい;または
R9とR10は、それらが付いている窒素原子と一緒に、C2−C9シクロヘテロアルキルまたはC2−C9ヘテロアリール基を形成し、そのそれぞれは、少なくとも1つのR13基で随意に置換され;
R11は、C3−C8シクロアルキル、C1−C8ヘテロアルキル、C2−C9シクロヘテロアルキル、C6−C14アリール、またはC2−C9ヘテロアリールであり、そのそれぞれは、C1−C8アルキル、C6−C14アリール、C2−C9ヘテロアリール、−CF3、−COR12a、−CO2R12a、および−OR12aより独立して選択される少なくとも1つの置換基で随意に置換され;
それぞれのR12a、R12b、およびR12cは、同じでも異なってもよく、水素、C1−C8アルキル、およびオキソより独立して選択される;または
R12aとR12bは、それらが付いている窒素原子と一緒に、C2−C9シクロヘテロアルキル基を形成してよく;
それぞれのR13は、ハロ、C1−C8アルキル、−(CR7R8)tOR7、−C(O)R12a、−S(O)2R7、−(CR7R8)zC(O)NR12aR12b、−NR12aR12b、および−CF3より独立して選択され;
tは、1〜3の整数であり;
それぞれのnは、同じでも異なってもよく、独立して選択されて、1〜4の整数であり;そして
それぞれのzは、同じでも異なってもよく、独立して選択されて、0、1、または2である]
の化合物、またはその医薬的に許容される塩または溶媒和物(但し、Zが−(CH2)−であり、R1が2,4−ジフルオロベンジルであり、そしてR2、R3、およびR6が水素である場合、R5は、水素でない)。
【請求項2】
R1が、C6−C14アリールで置換されるC1−C8アルキルであり、ここで前記C6−C14アリール基は、ハロ、−C(R12aR12bR12c)、−OH、およびC1−C8アルコキシより独立して選択される少なくとも1つの置換基で随意に置換され;
R2は、水素であり;
R3は、水素、−(CR7R8)tNR9R10またはC1−C8ヘテロアルキルであり、ここで前記C1−C8ヘテロアルキルは、R11で随意に置換され;
R9とR10は、それらが付いている窒素原子と一緒に、少なくとも1つのC1−C8アルキルで随意に置換されるC2−C9シクロヘテロアルキル基を形成し;
それぞれのR12a、R12b、およびR12cは、同じでも異なってもよく、水素およびC1−C8アルキルより独立して選択され;そして
それぞれのR13は、ハロ、C1−C8アルキル、−(CR7R8)tOR7、−NR12aR12b、および−CF3より独立して選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R1が、C6−C14アリールで置換されるC1−C8アルキルであり、ここで前記C6−C14アリール基は、少なくとも1つのハロで随意に置換される、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
R3が水素である、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
R3が−(CR7R8)tNR9R10である、請求項3に記載の化合物。
【請求項6】
R3が、R11で随意に置換されるC1−C8ヘテロアルキルである、請求項3に記載の化合物。
【請求項7】
R1が、C6−C14アリールで置換されるC1−C8アルキルであり、ここで前記C6−C14アリール基は、少なくとも1つのフッ素で随意に置換される、請求項4〜6のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
式(II):
【化2】
[式中:
R1は、水素、C1−C8アルキル、C2−C8アルケニル、またはC1−C8ヘテロアルキルであり、ここで前記C1−C8アルキル、C2−C8アルケニル、またはC1−C8ヘテロアルキル基は:
ハロ、−OR12a、−N(R12aR12b)、−C(O)N(R12aR12b)、−NR12aC(O)N(R12aR12b)、−NR12aC(O)R12a、−NR12aC(NR12a)N(R12aR12b)、−SR12a、−S(O)R12a、−S(O)2R12a、−S(O)2N(R12aR12b)、C1−C8アルキル、C6−C14アリール、C3−C8シクロアルキル、およびC2−C9ヘテロアリールより独立して選択される少なくとも1つの置換基で随意に置換されてよく、ここで前記C1−C8アルキル、C6−C14アリール、C3−C8シクロアルキル、およびC2−C9ヘテロアリール基は、ハロ、−C(R12aR12bR12c)、−OH、およびC1−C8アルコキシより独立して選択される少なくとも1つの置換基で随意に置換され;
Xは、−S(O)2−、−CH2−、または−C(O)−であり;
Zは、−(CR4R4)n−、−C(R4)=C(R4)−、−C(R4)=C(R4)−(CR4R4)n−、−(CR4R4)n−C(R4)=C(R4)−、または−(CR4R4)n−C(R4)=C(R4)−(CR4R4)n−であり;
それぞれのR4は、水素、ハロ、C1−C8ヘテロアルキル、C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル、C6−C14アリール、C2−C9シクロヘテロアルキル、およびC2−C9ヘテロアリールより独立して選択され、ここで前記C1−C8アルキル、C3−C8シクロアルキル、C6−C14アリール、C2−C9シクロヘテロアルキル、およびC2−C9ヘテロアリールは、少なくとも1つのR13で随意に置換され;
R5は、水素、C1−C8ヘテロアルキル、C6−C14アリール、C2−C8アルケニル、またはC1−C8アルキルであり、ここで前記C1−C8アルキルは、少なくとも1つのC3−C8シクロアルキルまたはC6−C14アリール基で随意に置換され;
それぞれのR7とR8は、同じでも異なってもよく、水素およびC1−C8アルキルより独立して選択され;
R9とR10は、同じでも異なってもよく、水素、C3−C8シクロアルキル、C2−C9シクロヘテロアルキル、およびC1−C8アルキルより独立して選択され、ここで前記C1−C8アルキルは、少なくとも1つのC2−C9シクロヘテロアルキル、C2−C9ヘテロアリール、ハロ、またはC6−C14アリール基により随意に置換されてよく、そしてここで前記C6−C14アリール基は、少なくとも1つのC1−C8またはハロ基により随意に置換されてよい;または
R9とR10は、それらが付いている窒素原子と一緒に、C2−C9シクロヘテロアルキルまたはC2−C9ヘテロアリール基を形成し、そのそれぞれは、少なくとも1つのR13基で随意に置換され;
それぞれのR12a、R12b、およびR12cは、同じでも異なってもよく、水素、C1−C8アルキル、およびオキソより独立して選択される;または
R12aとR12bは、それらが付いている窒素原子と一緒に、C2−C9シクロヘテロアルキル基を形成してよく;
それぞれのR13は、ハロ、C1−C8アルキル、−(CR7R8)tOR7、−C(O)R12a、−S(O)2R7、−(CR7R8)zC(O)NR12aR12b、−NR12aR12b、および−CF3より独立して選択され;
それぞれのnは、同じでも異なってもよく、独立して選択されて、1〜4の整数であり;そして
それぞれのzは、同じでも異なってもよく、独立して選択されて、0、1、または2である]
の化合物、またはその医薬的に許容される塩または溶媒和物。
【請求項9】
Zが−(CH=CH)−であり、R5が水素である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7,8,9−テトラヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−7,8,9,10−テトラヒドロピロロ[3’,2’:4,5]ピリド[2,3−c]アゼピン−6(3H)−オン;1−[(ジメチルアミノ)メチル]−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−イル]メチル}−L−プロリンアミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(3−オキソピペラジン−1−イル)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(4−メチルピペラジン−1−イル)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(2−メトキシエトキシ)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−(3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イルメチル)−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[メチル(ペンチル)アミノ]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−イル]メチル}−D−プロリンアミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(1−オキソ−2,8−ジアザスピロ[4.5]デク−8−イル)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[シクロヘキシル(エチル)アミノ]メチル}−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[4−(2−オキソ−2−ピロリジン−1−イルエチル)ピペラジン−1−イル]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[メチル(2−ピリジン−2−イルエチル)アミノ]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;(3R)−1−{[3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−イル]メチル}−N,N−ジメチルピロリジン−3−カルボキサミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−({4−ヒドロキシ−4−[(2−オキソピロリジン−1−イル)メチル]ピペリジン−1−イル}メチル)−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(5−オキソ−1,4−ジアゼパン−1−イル)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−イル]スルホニル}−L−プロリンアミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−スルホンアミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(3−オキソピペラジン−1−イル)スルホニル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−N,N−ジメチル−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−スルホンアミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−スルホンアミド;N,3−ビス(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−スルホンアミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−(ピロリジン−1−イルカルボニル)−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−[(4−アセチルピペラジン−1−イル)カルボニル]−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−N−(2−ピラジン−2−イルエチル)−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−カルボキサミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−N−(ピリジン−2−イルメチル)−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−カルボキサミド;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−カルボキサミド;1−[(4−エチルピペラジン−1−イル)メチル]−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−({[(2S)−2,3−ジヒドロキシプロピル]オキシ}メチル)−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;4−({[3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−6−オキソ−6,7−ジヒドロ−3H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−1−イル]メトキシ}メチル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(2−ピリジン−2−イルエトキシ)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[2−(シクロヘキシルオキシ)エトキシ]メチル}−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−[({[(4R)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル]メチル}アミノ)メチル]−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(2−メトキシエトキシ)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[(1R)−1−フェニルエトキシ]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−({[1−(ヒドロキシメチル)シクロペンチル]アミノ}メチル)−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(プロピルアミノ)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[(3−メチルベンジル)アミノ]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−({[(5−メチルピラジン−2−イル)メチル]アミノ}メチル)−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−({[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}メチル)−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[(ピリジン−2−イルメチル)アミノ]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−7,8,9,10−テトラヒドロピロロ[3’,2’:4,5]ピリド[2,3−c]アゼピン−6(3H)−オン;8−ブチル−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−8−メチル−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[(2−ヒドロキシエチル)(プロピル)アミノ]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[2−(ヒドロキシメチル)ピペリジン−1−イル]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[[2−(ジエチルアミノ)エチル](エチル)アミノ]メチル}−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[エチル(4−メチルベンジル)アミノ]メチル}−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[4−(エチルスルホニル)ピペラジン−1−イル]メチル}−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−[(4−ヒドロキシピペリジン−1−イル)メチル]−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;1−{[ベンジル(メチル)アミノ]メチル}−3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[(7R)−7−ヒドロキシヘキサヒドロピロロ[1,2−a]ピラジン−2(1H)−イル]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−{[(3aR,7aR)−3−オキソオクタヒドロ−5H−ピロロ[3,4−c]ピリジン−5−イル]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−(モルホリン−4−イルメチル)−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;3−(4−フルオロベンジル)−7
−ヒドロキシ−1−{[4−(2−モルホリン−4−イルエチル)ピペラジン−1−イル]メチル}−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オン;および3−(4−フルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−1−({メチル[(1−フェニル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]アミノ}メチル)−3,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[2,3−c]−1,7−ナフチリジン−6−オンより選択される、請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容される塩または溶媒和物。
【請求項11】
請求項1〜10のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物、またはその医薬的に許容される塩または溶媒和物の治療有効量と医薬的に許容される担体または希釈剤を含んでなる、医薬組成物。
【請求項12】
請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物、またはその医薬的に許容される塩または溶媒和物の、後天性免疫不全症候群(AIDS)またはAIDS関連症候群のHIV被感染哺乳動物における治療のための医薬品の製造における使用。
【公表番号】特表2007−534738(P2007−534738A)
【公表日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−510137(P2007−510137)
【出願日】平成17年4月13日(2005.4.13)
【国際出願番号】PCT/IB2005/000976
【国際公開番号】WO2005/103051
【国際公開日】平成17年11月3日(2005.11.3)
【出願人】(593141953)ファイザー・インク (302)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年4月13日(2005.4.13)
【国際出願番号】PCT/IB2005/000976
【国際公開番号】WO2005/103051
【国際公開日】平成17年11月3日(2005.11.3)
【出願人】(593141953)ファイザー・インク (302)
【Fターム(参考)】
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