説明

IL−17相同的ポリペプチドとその治療上の用途

【課題】新規な天然の分泌リガンド蛋白質及び膜結合レセプタータンパク質の提供。
【解決手段】免疫媒介及び炎症疾患に関連することが示されている新規インターロイキン-17(IL-17)のレセプター及び新規分泌ポリペプチドリガンド及びこれらペプチドをコードする核酸分子、これら核酸配列を含んでなるベクター及び宿主細胞、異種ポリペプチド配列に融合したポリペプチドを含んでなるキメラポリペプチド分子、ポリペプチドと結合する抗体、並びにポリペプチドを製造する方法である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の(a)又は(b)のポリペプチドをコードする単離されたポリヌクレオチド:
(a)配列番号:16に示すアミノ酸配列からなるポリペプチド;及び
(b)アミノ酸配列(a)において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、他の組織と比べて乳腺、胎盤又は前立腺で過剰発現しているポリペプチド。
【請求項2】
以下の(a)又は(b)のポリペプチドをコードする単離されたポリヌクレオチド:
(a)配列番号:16に示すアミノ酸配列からなり、該アミノ酸配列1位〜23位に位置するシグナルペプチドを欠くポリペプチド;及び
(b)(a)において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、他の組織と比べて乳腺、胎盤又は前立腺で過剰発現しているポリペプチド。
【請求項3】
以下の(a)又は(b)の単離されたポリペプチド:
(a)配列番号:16に示すアミノ酸配列をコードするポリペプチド;
(b)(a)のポリヌクレオチドと相補的な塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、他の組織と比べて乳腺、胎盤又は前立腺で過剰発現しているポリペプチドをコードするポリヌクレオチド。
【請求項4】
以下の(a)又は(b)の単離されたポリヌクレオチド:
(a)配列番号:15に示す塩基配列の全長コード化配列からるポリヌクレオチド;及び
(b)(a)のポリペプチドと相補的な塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、他の組織と比べて乳腺、胎盤又は前立腺で過剰発現しているポリペプチドをコードするポリヌクレオチド。
【請求項5】
以下の(a)又は(b)の単離されたポリヌクレオチド:
(a)ATCC登録番号PTA−1082で寄託したDNAの全長コード化配列からなるポリヌクレオチド;及び
(b)(a)のポリヌクレオチドと相補的な塩基配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、他の組織と比べて乳腺、胎盤又は前立腺で過剰発現しているポリペプチドをコードするポリヌクレオチド。
【請求項6】
請求項1のポリヌクレオチドを含んでなるベクター。
【請求項7】
ベクターで形質転換された宿主細胞によって認識されるコントロール配列と作用可能に連結している請求項6のベクター。
【請求項8】
請求項6のベクターを含んでなる宿主細胞。
【請求項9】
前記細胞がCHO細胞、大腸菌細胞、酵母細胞又はバキュロウイルス感染昆虫細胞である、請求項8の宿主細胞。
【請求項10】
配列番号:8に示すポリペプチドの発現に適した条件下で請求項8の宿主細胞を培養し、前記ポリペプチドを細胞培養から回収することを含んでなる、配列番号:6に示すポリペプチドを製造する方法。
【請求項11】
以下の(a)又は(b)の単離されたポリペプチド:
(a)配列番号:16に示すアミノ酸配列からなるポリペプチド;及び
(b)アミノ酸配列(a)において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、他の組織と比べて乳腺、胎盤又は前立腺で過剰発現しているポリペプチドをコードするポリヌクレオチド。
【請求項12】
以下の(a)又は(b)の単離されたポリペプチド:
(a)配列番号:16に示すアミノ酸配列からなり、該アミノ酸配列1位〜15位に位置するシグナルペプチドを欠くポリペプチド;及び
(b)アミノ酸配列(a)において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、他の組織と比べて乳腺、胎盤又は前立腺で過剰発現しているポリペプチド。
【請求項13】
以下の(a)又は(b)の単離されたポリペプチド:
(a)ATCC登録番号PTA−1082で寄託したDNAの全長コード化配列によってコードされているアミノ酸配列からなるポリペプチド;及び
(b)アミノ酸配列(a)において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、他の組織と比べて乳腺、胎盤又は前立腺で過剰発現しているポリペプチド。
【請求項14】
異種アミノ酸配列と融合した請求項11又は12に記載のポリペプチドを含んでなるキメラ分子。
【請求項15】
前記異種アミノ酸配列が、エピトープタグ配列又は免疫グロブリンのFc領域である、請求項14のキメラ分子。
【請求項16】
請求項11又は12に記載のポリペプチドと特異的に結合する抗体。
【請求項17】
前記抗体が、モノクローナル抗体、ヒト化抗体又は一本鎖抗体である、請求項16の抗体。
【請求項18】
配列番号:16に示すポリペプチドを含有すると思われる試料より、前記ポリペプチの存在を測定する方法であって、前記試料を配列番号:16に示すポリペプチドに対する抗体へ曝露し、前記抗体と前記試料の成分の結合を測定する前記方法。
【請求項19】
配列番号:16に示すポリペプチドの活性を阻害する化合物を同定する方法であって、通常は前記ポリペプチドに応答する細胞を、(a)前記ポリペプチド及び(b)候補化合物と接触させること、及び、前記細胞の(a)前記ポリペプチドへの応答性の欠乏を測定することを含んでなる前記方法。
【請求項20】
配列番号:16に示すポリペプチドをコードする遺伝子の発現を阻害する化合物を同定する方法であって、通常は前記ポリペプチドを発現する細胞を候補化合物と接触させ、及び、前記遺伝子の発現の欠乏を測定する前記方法。
【請求項21】
前記化合物がアンチセンスオリゴヌクレオチドである、請求項20の方法。
【請求項22】
配列番号:16に示すポリペプチドの活性を模倣する化合物を同定する方法であって、通常は前記ポリペプチドに応答する細胞と接触させ、前記細胞による前記候補化合物への応答性を測定することを含んでなる前記方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【公開番号】特開2009−159968(P2009−159968A)
【公開日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−23863(P2009−23863)
【出願日】平成21年2月4日(2009.2.4)
【分割の表示】特願2005−171424(P2005−171424)の分割
【原出願日】平成12年12月20日(2000.12.20)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.サランラップ
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【Fターム(参考)】