IL−17相同的ポリペプチドとその治療上の用途
【課題】ヒトを含む、哺乳動物における免疫関連疾患の診断及び治療にとって有用な新規組成物及び方法、及び、哺乳動物の免疫応答を刺激又は阻害するタンパク質(アゴニスト及びアンタゴニスト抗体)の提供。
【解決手段】IL−17及びその受容体の相同体である新規ポリペプチド及びこれらペプチドをコードする核酸分子、これら核酸配列を含んでなるベクター及び宿主細胞、異種ポリペプチド配列に融合した上記ポリペプチドを含んでなるキメラポリペプチド分子、上記ポリペプチドと結合する抗体、並びに上記ポリペプチドを製造する方法。
【解決手段】IL−17及びその受容体の相同体である新規ポリペプチド及びこれらペプチドをコードする核酸分子、これら核酸配列を含んでなるベクター及び宿主細胞、異種ポリペプチド配列に融合した上記ポリペプチドを含んでなるキメラポリペプチド分子、上記ポリペプチドと結合する抗体、並びに上記ポリペプチドを製造する方法。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の(a)又は(b)のポリペプチドをコードする単離された核酸:
(a)配列番号:18に示すアミノ酸配列からなるポリペプチド;及び
(b)アミノ酸配列(a)において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、且つ対応する正常組織と比べて腎臓腫瘍、肺腫瘍、及び直腸腫瘍で高く発現している前記ポリペプチド。
【請求項2】
以下の(a)又は(b)のヌクレオチド配列を有する単離された核酸:
(a)配列番号:18に示すアミノ酸配列をコードするヌクレオチド配列;
(b)(a)のヌクレオチド配列と相補的なヌクレオチド配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、且つ対応する正常組織と比べて腎臓腫瘍、肺腫瘍、及び直腸腫瘍で高く発現しているポリペプチドをコードするヌクレオチド配列。
【請求項3】
以下の(a)又は(b)のヌクレオチド配列を有する単離された核酸:
(a)配列番号:17に示すヌクレオチド配列の全長コード化配列からなるヌクレオチド配列;及び
(b)(a)のヌクレオチド配列と相補的なヌクレオチド配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、且つ対応する正常組織と比べて腎臓腫瘍、肺腫瘍、及び直腸腫瘍で高く発現しているポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列。
【請求項4】
以下の(a)又は(b)のヌクレオチド配列を有する単離された核酸:
(a)ATCC登録番号PTA−2591で寄託したDNAの全長コード化配列からなるヌクレオチド配列;及び
(b)(a)のヌクレオチド配列と相補的なヌクレオチド配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、且つ対応する正常組織と比べて腎臓腫瘍、肺腫瘍、及び直腸腫瘍で高く発現しているポリペプチドをコードするヌクレオチド配列。
【請求項5】
請求項1の核酸を含んでなるベクター。
【請求項6】
ベクターで形質転換された宿主細胞によって認識されるコントロール配列と作用可能に連結している請求項5のベクター。
【請求項7】
請求項5のベクターを含んでなる宿主細胞。
【請求項8】
前記細胞がCHO細胞、大腸菌細胞、酵母細胞又はバキュロウイルス感染昆虫細胞である、請求項7の宿主細胞。
【請求項9】
配列番号:18に示すポリペプチドの発現に適した条件下で請求項7の宿主細胞を培養し、前記ポリペプチドを細胞培養から回収することを含んでなる、配列番号:18に示すポリペプチドを製造する方法。
【請求項10】
以下の(a)又は(b)の単離されたポリペプチド:
(a)配列番号:18に示すアミノ酸配列からなるポリペプチド;及び
(b)アミノ酸配列(a)において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、且つ対応する正常組織と比べて腎臓腫瘍、肺腫瘍、及び直腸腫瘍で高く発現している前記ポリペプチドをコードするポリヌクレオチド。
【請求項11】
以下の(a)又は(b)の単離されたポリペプチド:
(a)ATCC登録番号PTA−2591で寄託したDNAの全長コード化配列によってコードされているアミノ酸配列からなるポリペプチド;及び
(b)アミノ酸配列(a)において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、且つ対応する正常組織と比べて腎臓腫瘍、肺腫瘍、及び直腸腫瘍で高く発現しているポリペプチド。
【請求項12】
異種アミノ酸配列と融合した請求項10又は11に記載のポリペプチドを含んでなるキメラ分子。
【請求項13】
前記異種アミノ酸配列が、エピトープタグ配列又は免疫グロブリンのFc領域である、請求項12のキメラ分子。
【請求項14】
請求項10又は11に記載のポリペプチドと特異的に結合する抗体。
【請求項15】
前記抗体が、モノクローナル抗体、ヒト化抗体又は一本鎖抗体である、請求項14の抗体。
【請求項16】
配列番号:18に示すポリペプチドを含有すると思われる試料より、前記ポリペプチドの存在を測定する方法であって、前記試料を配列番号:18に示すポリペプチドに対する抗体へ曝露し、前記抗体と前記試料の成分の結合を測定する前記方法。
【請求項17】
配列番号:18に示すポリペプチドの活性を阻害する化合物を同定する方法であって、前記ポリペプチドに正常に応答する細胞を、(a)前記ポリペプチド及び(b)候補化合物と接触させること、及び、前記細胞の(a)前記ポリペプチドへの応答性の欠乏を測定することを含んでなる前記方法。
【請求項18】
配列番号:18に示すポリペプチドをコードする遺伝子の発現を阻害する化合物を同定する方法であって、前記ポリペプチドを正常に発現する細胞を候補化合物と接触させ、及び、前記遺伝子の発現の欠乏を測定する前記方法。
【請求項19】
前記化合物がアンチセンスオリゴヌクレオチドである、請求項18の方法。
【請求項20】
配列番号:18に示すポリペプチドの活性を模倣する化合物を同定する方法であって、通常は前記ポリペプチドに応答する細胞と接触させ、前記細胞による前記候補化合物への応答性を測定することを含んでなる前記方法。
【請求項21】
インビトロで哺乳動物における腫瘍の存在を検出する方法であって、該哺乳動物から得られた試験生物試料中において、請求項1から4の何れか一項に記載の核酸のレベルを、対応する正常生物試料中の前記核酸のレベルと比較して決定する手段を含んでなり、試験生物試料中における前記核酸のレベルの増加により該哺乳動物における腫瘍の存在が示される方法。
【請求項22】
前記試験生物試料または正常生物試料が組織試料である、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記試験組織試料が腎臓組織由来であり、前記腫瘍が腎臓腫瘍である、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記試験組織試料が肺組織由来であり、前記腫瘍が肺腫瘍である、請求項22に記載の方法。
【請求項25】
前記試験組織試料が直腸組織由来であり、前記腫瘍が直腸腫瘍である、請求項22に記載の方法。
【請求項26】
前記核酸のレベルを決定する手段が、請求項1から4の何れか一項に記載の核酸に特異的な一又は複数のプローブを用いた、試験生物試料又は正常生物試料から得られた核酸のハイブリダイゼーションである、請求項21に記載の方法。
【請求項27】
前記ハイブリダイゼーションが緊縮性条件下で行われる、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記試験生物試料又は正常生物試料から得られた核酸がcDNAである、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
前記核酸のレベルを決定する手段がマイクロアレイ法であり、前記試験生物試料又は正常生物試料から得られた核酸がマイクロアレイ上に配置される、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
試験生物試料中の請求項10又は11に記載のポリペプチドの発現レベルを、正常生物試料と比較して決定する手段を含んでなり、試験生物試料中における前記ポリペプチドの過剰発現により該哺乳動物における腫瘍の存在が示される、インビトロで哺乳動物における腫瘍の存在を検出する方法。
【請求項31】
前記ポリペプチドの発現レベルを決定する手段が、請求項10又は11に記載のポリペプチドに特異的に結合する抗体を用いた検出である、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記抗体がモノクローナル抗体、ヒト抗体、ヒト化抗体、又は単鎖抗体である、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記抗体が抗体断片である、請求項31に記載の方法。
【請求項34】
前記抗体が標識されている、請求項31に記載の方法。
【請求項35】
哺乳動物対象から得られた試験生物試料中において、請求項1から4の何れか一項に記載の核酸のレベルを、対応する正常生物試料中の前記核酸のレベルと比較して決定する手段を含んでなり、試験生物試料中における前記核酸のレベルの増加により、試験生物試料が腫瘍細胞を含むことが示される、腫瘍の診断キット。
【請求項36】
前記試験生物試料または正常生物試料が組織試料である、請求項35に記載のキット。
【請求項37】
前記試験組織試料が腎臓組織由来であり、前記腫瘍細胞が腎臓腫瘍である、請求項36に記載のキット。
【請求項38】
前記試験組織試料が肺組織由来であり、前記腫瘍細胞が肺腫瘍である、請求項36に記載のキット。
【請求項39】
前記試験組織試料が直腸組織由来であり、前記腫瘍細胞が直腸腫瘍である、請求項36に記載のキット。
【請求項40】
前記核酸のレベルを決定する手段が、請求項1から4の何れか一項に記載の核酸に特異的な一又は複数のプローブを用いた、試験生物試料又は正常生物試料から得られた核酸のハイブリダイゼーションである、請求項35に記載のキット。
【請求項41】
前記ハイブリダイゼーションが緊縮性条件下で行われる、請求項40に記載のキット。
【請求項42】
前記試験生物試料又は正常生物試料から得られた核酸がcDNAである、請求項40に記載のキット。
【請求項43】
前記核酸のレベルを決定する手段がマイクロアレイ法であり、前記試験生物試料又は正常生物試料から得られた核酸がマイクロアレイ上に配置される、請求項42に記載のキット。
【請求項44】
試験生物試料中の請求項10又は11に記載のポリペプチドの発現レベルを、正常生物試料と比較して決定する手段を含んでなり、試験生物試料中における前記ポリペプチドの過剰発現により試験生物試料が腫瘍細胞を含むことが示される、腫瘍の診断キット。
【請求項45】
前記ポリペプチドの発現レベルを決定する手段が、請求項10又は11に記載のポリペプチドに特異的に結合する抗体を用いた検出である、請求項44に記載のキット。
【請求項46】
前記抗体がモノクローナル抗体、ヒト抗体、ヒト化抗体、又は単鎖抗体である、請求項45に記載のキット。
【請求項47】
前記抗体が抗体断片である、請求項45に記載のキット。
【請求項48】
前記抗体が標識されている、請求項45に記載のキット。
【請求項1】
以下の(a)又は(b)のポリペプチドをコードする単離された核酸:
(a)配列番号:18に示すアミノ酸配列からなるポリペプチド;及び
(b)アミノ酸配列(a)において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、且つ対応する正常組織と比べて腎臓腫瘍、肺腫瘍、及び直腸腫瘍で高く発現している前記ポリペプチド。
【請求項2】
以下の(a)又は(b)のヌクレオチド配列を有する単離された核酸:
(a)配列番号:18に示すアミノ酸配列をコードするヌクレオチド配列;
(b)(a)のヌクレオチド配列と相補的なヌクレオチド配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、且つ対応する正常組織と比べて腎臓腫瘍、肺腫瘍、及び直腸腫瘍で高く発現しているポリペプチドをコードするヌクレオチド配列。
【請求項3】
以下の(a)又は(b)のヌクレオチド配列を有する単離された核酸:
(a)配列番号:17に示すヌクレオチド配列の全長コード化配列からなるヌクレオチド配列;及び
(b)(a)のヌクレオチド配列と相補的なヌクレオチド配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、且つ対応する正常組織と比べて腎臓腫瘍、肺腫瘍、及び直腸腫瘍で高く発現しているポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列。
【請求項4】
以下の(a)又は(b)のヌクレオチド配列を有する単離された核酸:
(a)ATCC登録番号PTA−2591で寄託したDNAの全長コード化配列からなるヌクレオチド配列;及び
(b)(a)のヌクレオチド配列と相補的なヌクレオチド配列からなる核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、且つ対応する正常組織と比べて腎臓腫瘍、肺腫瘍、及び直腸腫瘍で高く発現しているポリペプチドをコードするヌクレオチド配列。
【請求項5】
請求項1の核酸を含んでなるベクター。
【請求項6】
ベクターで形質転換された宿主細胞によって認識されるコントロール配列と作用可能に連結している請求項5のベクター。
【請求項7】
請求項5のベクターを含んでなる宿主細胞。
【請求項8】
前記細胞がCHO細胞、大腸菌細胞、酵母細胞又はバキュロウイルス感染昆虫細胞である、請求項7の宿主細胞。
【請求項9】
配列番号:18に示すポリペプチドの発現に適した条件下で請求項7の宿主細胞を培養し、前記ポリペプチドを細胞培養から回収することを含んでなる、配列番号:18に示すポリペプチドを製造する方法。
【請求項10】
以下の(a)又は(b)の単離されたポリペプチド:
(a)配列番号:18に示すアミノ酸配列からなるポリペプチド;及び
(b)アミノ酸配列(a)において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、且つ対応する正常組織と比べて腎臓腫瘍、肺腫瘍、及び直腸腫瘍で高く発現している前記ポリペプチドをコードするポリヌクレオチド。
【請求項11】
以下の(a)又は(b)の単離されたポリペプチド:
(a)ATCC登録番号PTA−2591で寄託したDNAの全長コード化配列によってコードされているアミノ酸配列からなるポリペプチド;及び
(b)アミノ酸配列(a)において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列からなり、且つ対応する正常組織と比べて腎臓腫瘍、肺腫瘍、及び直腸腫瘍で高く発現しているポリペプチド。
【請求項12】
異種アミノ酸配列と融合した請求項10又は11に記載のポリペプチドを含んでなるキメラ分子。
【請求項13】
前記異種アミノ酸配列が、エピトープタグ配列又は免疫グロブリンのFc領域である、請求項12のキメラ分子。
【請求項14】
請求項10又は11に記載のポリペプチドと特異的に結合する抗体。
【請求項15】
前記抗体が、モノクローナル抗体、ヒト化抗体又は一本鎖抗体である、請求項14の抗体。
【請求項16】
配列番号:18に示すポリペプチドを含有すると思われる試料より、前記ポリペプチドの存在を測定する方法であって、前記試料を配列番号:18に示すポリペプチドに対する抗体へ曝露し、前記抗体と前記試料の成分の結合を測定する前記方法。
【請求項17】
配列番号:18に示すポリペプチドの活性を阻害する化合物を同定する方法であって、前記ポリペプチドに正常に応答する細胞を、(a)前記ポリペプチド及び(b)候補化合物と接触させること、及び、前記細胞の(a)前記ポリペプチドへの応答性の欠乏を測定することを含んでなる前記方法。
【請求項18】
配列番号:18に示すポリペプチドをコードする遺伝子の発現を阻害する化合物を同定する方法であって、前記ポリペプチドを正常に発現する細胞を候補化合物と接触させ、及び、前記遺伝子の発現の欠乏を測定する前記方法。
【請求項19】
前記化合物がアンチセンスオリゴヌクレオチドである、請求項18の方法。
【請求項20】
配列番号:18に示すポリペプチドの活性を模倣する化合物を同定する方法であって、通常は前記ポリペプチドに応答する細胞と接触させ、前記細胞による前記候補化合物への応答性を測定することを含んでなる前記方法。
【請求項21】
インビトロで哺乳動物における腫瘍の存在を検出する方法であって、該哺乳動物から得られた試験生物試料中において、請求項1から4の何れか一項に記載の核酸のレベルを、対応する正常生物試料中の前記核酸のレベルと比較して決定する手段を含んでなり、試験生物試料中における前記核酸のレベルの増加により該哺乳動物における腫瘍の存在が示される方法。
【請求項22】
前記試験生物試料または正常生物試料が組織試料である、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記試験組織試料が腎臓組織由来であり、前記腫瘍が腎臓腫瘍である、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記試験組織試料が肺組織由来であり、前記腫瘍が肺腫瘍である、請求項22に記載の方法。
【請求項25】
前記試験組織試料が直腸組織由来であり、前記腫瘍が直腸腫瘍である、請求項22に記載の方法。
【請求項26】
前記核酸のレベルを決定する手段が、請求項1から4の何れか一項に記載の核酸に特異的な一又は複数のプローブを用いた、試験生物試料又は正常生物試料から得られた核酸のハイブリダイゼーションである、請求項21に記載の方法。
【請求項27】
前記ハイブリダイゼーションが緊縮性条件下で行われる、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記試験生物試料又は正常生物試料から得られた核酸がcDNAである、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
前記核酸のレベルを決定する手段がマイクロアレイ法であり、前記試験生物試料又は正常生物試料から得られた核酸がマイクロアレイ上に配置される、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
試験生物試料中の請求項10又は11に記載のポリペプチドの発現レベルを、正常生物試料と比較して決定する手段を含んでなり、試験生物試料中における前記ポリペプチドの過剰発現により該哺乳動物における腫瘍の存在が示される、インビトロで哺乳動物における腫瘍の存在を検出する方法。
【請求項31】
前記ポリペプチドの発現レベルを決定する手段が、請求項10又は11に記載のポリペプチドに特異的に結合する抗体を用いた検出である、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記抗体がモノクローナル抗体、ヒト抗体、ヒト化抗体、又は単鎖抗体である、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記抗体が抗体断片である、請求項31に記載の方法。
【請求項34】
前記抗体が標識されている、請求項31に記載の方法。
【請求項35】
哺乳動物対象から得られた試験生物試料中において、請求項1から4の何れか一項に記載の核酸のレベルを、対応する正常生物試料中の前記核酸のレベルと比較して決定する手段を含んでなり、試験生物試料中における前記核酸のレベルの増加により、試験生物試料が腫瘍細胞を含むことが示される、腫瘍の診断キット。
【請求項36】
前記試験生物試料または正常生物試料が組織試料である、請求項35に記載のキット。
【請求項37】
前記試験組織試料が腎臓組織由来であり、前記腫瘍細胞が腎臓腫瘍である、請求項36に記載のキット。
【請求項38】
前記試験組織試料が肺組織由来であり、前記腫瘍細胞が肺腫瘍である、請求項36に記載のキット。
【請求項39】
前記試験組織試料が直腸組織由来であり、前記腫瘍細胞が直腸腫瘍である、請求項36に記載のキット。
【請求項40】
前記核酸のレベルを決定する手段が、請求項1から4の何れか一項に記載の核酸に特異的な一又は複数のプローブを用いた、試験生物試料又は正常生物試料から得られた核酸のハイブリダイゼーションである、請求項35に記載のキット。
【請求項41】
前記ハイブリダイゼーションが緊縮性条件下で行われる、請求項40に記載のキット。
【請求項42】
前記試験生物試料又は正常生物試料から得られた核酸がcDNAである、請求項40に記載のキット。
【請求項43】
前記核酸のレベルを決定する手段がマイクロアレイ法であり、前記試験生物試料又は正常生物試料から得られた核酸がマイクロアレイ上に配置される、請求項42に記載のキット。
【請求項44】
試験生物試料中の請求項10又は11に記載のポリペプチドの発現レベルを、正常生物試料と比較して決定する手段を含んでなり、試験生物試料中における前記ポリペプチドの過剰発現により試験生物試料が腫瘍細胞を含むことが示される、腫瘍の診断キット。
【請求項45】
前記ポリペプチドの発現レベルを決定する手段が、請求項10又は11に記載のポリペプチドに特異的に結合する抗体を用いた検出である、請求項44に記載のキット。
【請求項46】
前記抗体がモノクローナル抗体、ヒト抗体、ヒト化抗体、又は単鎖抗体である、請求項45に記載のキット。
【請求項47】
前記抗体が抗体断片である、請求項45に記載のキット。
【請求項48】
前記抗体が標識されている、請求項45に記載のキット。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
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【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【公開番号】特開2009−178160(P2009−178160A)
【公開日】平成21年8月13日(2009.8.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−323265(P2008−323265)
【出願日】平成20年12月19日(2008.12.19)
【分割の表示】特願2005−171514(P2005−171514)の分割
【原出願日】平成12年12月20日(2000.12.20)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.サランラップ
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【Fターム(参考)】
【公開日】平成21年8月13日(2009.8.13)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年12月19日(2008.12.19)
【分割の表示】特願2005−171514(P2005−171514)の分割
【原出願日】平成12年12月20日(2000.12.20)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.サランラップ
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【Fターム(参考)】
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