説明

IL−28およびIL−29の均一な調製物

【課題】インターフェロン様の高い抗ウイルス活性を有し、生体内で安定な新規サイトカインを提供する。
【解決手段】成熟タンパク質をコードするポリヌクレオチド配列におけるシステイン残基の一つまたは複数を変異させることによって産生される、IL-28A、IL-28B、およびIL-29の均一な調製物。該システイン変異体タンパク質は、その同源の受容体に結合するか、または抗ウイルス活性等の生物活性を示す。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】

からなる群より選択される配列と少なくとも90%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む単離ポリペプチドであって、抗ウイルス活性を有するポリペプチド。
【請求項2】

からなる群より選択される配列と少なくとも95%の配列同一性を有する配列を含む、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項3】
抗肝炎活性を有する、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項4】
抗B型肝炎活性を有する、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項5】
抗C型肝炎活性を有する、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項6】
ポリペプチドのN-末端に共有結合したポリエチレングリコール部分をさらに含む、請求項1記載のポリペプチド。
【請求項7】
ポリエチレングリコール部分がmPEGプロピオンアルデヒドである、請求項6記載のポリペプチド。
【請求項8】
mPEGプロピオンアルデヒドが分子量約20 kDまたは30 kDを有する、請求項7記載のポリペプチド。
【請求項9】
mPEGプロピオンアルデヒドが直線状である、請求項7記載のポリペプチド。
【請求項10】

らなる群より選択されるアミノ酸配列を含む単離ポリペプチド。
【請求項11】
コードされるポリペプチドが、

からなる群より選択される配列と少なくとも90%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、抗ウイルス活性を有するポリペプチドをコードする単離されたポリヌクレオチド。
【請求項12】
コードされるポリペプチドが、

からなる群より選択される配列と少なくとも95%の配列同一性を有する配列を含む、請求項11記載の単離ポリヌクレオチド。
【請求項13】
コードされるポリペプチドが抗B型肝炎活性を有する、請求項11記載の単離ポリヌクレオチド。
【請求項14】
コードされるポリペプチドが抗C型肝炎活性を有する、請求項11記載の単離ポリヌクレオチド
【請求項15】
50%ホルムアミド、5×SSC(1×SSC:0.15 M塩化ナトリウムおよび15 mMクエン酸ナトリウム)、50 mM燐酸ナトリウム(pH 7.6)、5×デンハルト溶液、および2%(w/v)ウシ血清アルブミン、10%硫酸デキストラン、および20 mg/ml変性剪断サケ精子DNAにおける約42℃〜約70℃のハイブリダイゼーション条件で、

からなる群より選択されるヌクレオチド配列またはその相補体とハイブリダイズすることができる単離ポリヌクレオチドであって、抗ウイルス活性を有するポリペプチドをコードするポリヌクレオチド。
【請求項16】
コードされるポリペプチドが抗B型肝炎活性を有する、請求項15記載の単離ポリヌクレオチド。
【請求項17】
コードされるポリペプチドが抗C型肝炎活性を有する、請求項15記載の単離ポリヌクレオチド。
【請求項18】

からなる群より選択されるヌクレオチド配列を含む単離ポリヌクレオチド。
【請求項19】
以下の機能的に結合したエレメントを含む、発現ベクター:
転写プロモーター;
請求項1記載のポリペプチドをコードするDNAセグメント;および
転写ターミネーター。
【請求項20】
請求項19記載の発現ベクターを導入されている培養細胞であって、DNAセグメントによってコードされるポリペプチドを発現する細胞。
【請求項21】
以下を含むポリペプチドを作製する方法:
DNAセグメントによってコードされるポリペプチドを発現する、請求項19記載の発現ベクターが導入されている細胞を培養する段階;および
発現されたポリペプチドを回収する段階。
【請求項22】
請求項1記載のポリペプチドに特異的に結合する抗体または抗体断片。
【請求項23】
ポリクローナル抗体、マウスモノクローナル抗体、マウスモノクローナル抗体に由来するヒト化抗体、抗体断片、中和抗体、およびヒトモノクローナル抗体からなる群より選択される、請求項22記載の抗体。
【請求項24】
抗体断片が、F(ab')、F(ab)、Fab'、Fab、scFv、および最小認識単位からなる群より選択される、請求項22記載の抗体断片。
【請求項25】
請求項22記載の抗体に特異的に結合する抗イディオタイプ抗体を含む、抗イディオタイプ抗体。
【請求項26】

からなる群より選択されるアミノ酸残基の配列を含むポリペプチドと、ポリアルキルオキシド部分とを含む融合タンパク質。
【請求項27】
ポリアルキルオキシド部分がポリエチレングリコールである、請求項26記載の融合タンパク質。
【請求項28】
ポリエチレングリコールがポリペプチドのN-末端またはC-末端に結合している、請求項27記載の融合タンパク質。
【請求項29】
ポリエチレングリコールがmPEGプロピオンアルデヒドである、請求項27記載の融合タンパク質。
【請求項30】
ポリエチレングリコールが分岐または直線状である、請求項27記載の融合タンパク質。
【請求項31】
ポリエチレングリコールの分子量が約20 kDまたは30 kDである、請求項27記載の融合タンパク質。
【請求項32】
第一の部分が、

からなる群より選択されるポリペプチドを含み、ならびに第二の部分がポリエチレングリコールを含む、共有結合によって結合された第一の部分と第二の部分とを含む融合タンパク質をコードする単離ポリヌクレオチド。
【請求項33】

からなる群より選択される単離ポリペプチド;ならびに
薬学的に許容される媒体、を含む製剤。
【請求項34】
請求項33記載の製剤を含むキット。

【公開番号】特開2011−200252(P2011−200252A)
【公開日】平成23年10月13日(2011.10.13)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−128827(P2011−128827)
【出願日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【分割の表示】特願2006−522809(P2006−522809)の分割
【原出願日】平成16年8月9日(2004.8.9)
【出願人】(509354341)ザイモジェネティクス リミテッド ライアビリティ カンパニー (4)
【出願人】(509054371)ブリストル−マイヤーズ スクウィブ カンパニー (10)
【Fターム(参考)】