説明

LDCAMのアンタゴニストおよびアゴニスト、並びにその使用法

本発明は、LDCAMのアゴニストおよびアンタゴニスト、並びに1以上のLDCAMアンタゴニストまたはアゴニストを投与することによって、疾患および感染を治療する方法に関する。この要約は、読者が技術的開示の主題を迅速に確かめる単一の目的のために提供され、そして請求項の範囲または意味を解釈するかまたは制限するのに用いられることは意図されない。37CFR1.72(b)。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
配列番号12の可変重鎖アミノ酸配列を含む、単離LDCAM特異的結合剤。
【請求項2】
配列番号13の可変軽鎖アミノ酸配列を含む、単離LDCAM特異的結合剤。
【請求項3】
配列番号12の可変重鎖アミノ酸配列および配列番号13の可変軽鎖アミノ酸配列を含む、単離LDCAM特異的結合剤。
【請求項4】
請求項1〜3記載の結合剤のいずれか1つおよび薬学的に許容しうるキャリアー、希釈剤または賦形剤を含む、薬剤組成物。
【請求項5】
LDCAMおよびCRTAMの結合に拮抗する方法であって、可溶性LDCAMポリペプチドがLDCAMおよびCRTAM間の結合を遮断するように、LDCAMを発現する細胞またはCRTAMを発現する細胞を可溶性LDCAMポリペプチドに曝露することを含む、前記方法。
【請求項6】
LDCAMおよびCRTAMの結合に拮抗する方法であって、LDCAM特異的抗体がLDCAMおよびCRTAM間の結合を遮断するように、LDCAMを発現する細胞をLDCAM特異的抗体に曝露することを含む、前記方法。
【請求項7】
LDCAM結合性CRTAMの生物学的効果をアゴナイズする方法であって、CRTAM特異的抗体がCRTAMに結合し、そしてCRTAM受容体を活性化するように、CRTAMを発現する細胞をCRTAM特異的抗体に曝露することを含む、前記方法。
【請求項8】
LDCAMおよびCRTAMの結合に拮抗する方法であって、LDCAM特異的抗体がLDCAMおよびCRTAM間の結合を遮断するように、LDCAMを発現する細胞をLDCAM特異的抗体に曝露することを含む、ここでLDCAM特異的抗体が請求項3記載の抗体である、前記方法。
【請求項9】
CD11c+、CD13+、BDCA3+およびLDCAM+樹状細胞表現型を含む、単離ヒト樹状細胞集団。
【請求項10】
請求項9の樹状細胞集団をin vivoで生成する方法であって、有効量のFlt3リガンドを被験者に投与することを含む、前記方法。
【請求項11】
請求項9の樹状細胞集団をex vivoで生成する方法であって、有効量のFlt3リガンドを、造血幹細胞および前駆細胞の培養物に投与することを含む、前記方法。
【請求項12】
請求項9の樹状細胞集団を単離する方法であって:
(a)被験者から樹状細胞を得て;
(b)樹状細胞をLDCAM特異的抗体に曝露し、ここで該抗体は選択される樹状細胞表面上のLDCAMに結合する;そして
(c)LDCAM特異的抗体が結合した樹状細胞を、LDCAM特異的抗体を介して捕捉することによって、該細胞を単離する
ことを含む、前記方法。
【請求項13】
被験者を抗原に曝露する方法であって:
(a)CD11c+、CD13+、BDCA3+およびLDCAM+樹状細胞表現型を含む樹状細胞を被験者から単離し;
(b)(a)の樹状細胞をex vivoで抗原に曝露し;そして
(c)(b)の樹状細胞を被験者に投与しなおす
ことを含む、前記方法。
【請求項14】
抗原が癌抗原である、請求項13の方法。
【請求項15】
癌抗原が可溶性ポリペプチドである、請求項14の方法。
【請求項16】
癌抗原がペプチドである、請求項14の方法。
【請求項17】
癌抗原が被験者由来のアポトーシス性癌細胞の型である、請求項14の方法。
【請求項18】
抗原がウイルス抗原である、請求項13の方法。
【請求項19】
抗原が細菌抗原である、請求項13の方法。
【請求項20】
抗原が単細胞生物由来である、請求項13の方法。
【請求項21】
LDCAMアンタゴニストまたはアゴニストに関してスクリーニングする方法であって、(a)単離LDCAMポリペプチドと試験化合物を合わせることを含む、前記方法。
【請求項22】
LDCAMアンタゴニストまたはアゴニストに関してスクリーニングする方法であって
(a)LDCAMポリペプチドを発現する細胞と試験化合物を合わせ;
(b)単離CRTAMポリペプチドを添加し;そして
(c)試験化合物の存在下および非存在下で、LDCAMポリペプチドを発現する細胞およびCRTAMポリペプチド間の相対的結合を決定する
ことを含む、前記方法。
【請求項23】
LDCAMアンタゴニストまたはアゴニストに関してスクリーニングする方法であって
(a)LDCAMポリペプチドを発現する細胞と試験化合物を合わせ;
(b)CRTAMポリペプチドを発現する細胞を添加し;そして
(c)試験化合物の存在下および非存在下で、LDCAMポリペプチドを発現する細胞およびCRTAMポリペプチドを発現する細胞間の相対的結合を決定する
ことを含む、前記方法。
【請求項24】
LDCAMアンタゴニストまたはアゴニストに関してスクリーニングする方法であって
(a)単離LDCAMポリペプチドと試験化合物を合わせ;
(b)CRTAMポリペプチドを発現する細胞を添加し;そして
(c)試験化合物の存在下および非存在下で、LDCAMポリペプチド、およびCRTAMポリペプチドを発現する細胞間の相対的結合を決定する
ことを含む、前記方法。
【請求項25】
LDCAMアゴニストに関してスクリーニングする方法であって
(a)単離CRTAMポリペプチドと試験化合物を合わせ;そして
(b)試験化合物およびCRTAMポリペプチド間の相対的結合を決定する
ことを含む、前記方法。
【請求項26】
LDCAMアゴニストに関してスクリーニングする方法であって
(a)CRTAMポリペプチドを発現する細胞を合わせ;そして
(b)CRTAMポリペプチドを発現する細胞および試験化合物間の相対的結合または生物学的効果を決定する
ことを含む、前記方法。
【請求項27】
可溶性LDCAMポリペプチドを含むLDCAMアンタゴニストであって、該LDCAMポリペプチドがCRTAM受容体に結合するが該受容体を活性化しない、前記LDCAMアンタゴニスト。
【請求項28】
配列番号2のアミノ酸39〜374を含む、請求項27のLDCAMアンタゴニスト。
【請求項29】
CRTAMポリペプチドに結合する、配列番号2のアミノ酸39〜374の断片を含む、請求項28のLDCAMアンタゴニスト。
【請求項30】
T細胞表面上のCRTAM受容体に結合し、該受容体を架橋し、そして活性化するLDCAM−Fc融合タンパク質を含む、LDCAMアゴニスト。
【請求項31】
T細胞表面上のCRTAM受容体に結合し、そして該受容体を活性化する抗体を含む、LDCAMアゴニスト。
【請求項32】
炎症誘発性サイトカイン産生を減少させる必要がある被験者において、炎症誘発性サイトカイン産生を減少させる方法であって、LDCAMアゴニストを投与することを含む、前記方法。
【請求項33】
炎症誘発性サイトカインが、インターフェロン−ガンマおよびIL−2からなるリストから選択される、請求項32記載の方法。
【請求項34】
LDCAMアゴニストが、Fcドメインに連結された、配列番号2のアミノ酸39〜374を含む、請求項32の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公表番号】特表2007−500132(P2007−500132A)
【公表日】平成19年1月11日(2007.1.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−521282(P2006−521282)
【出願日】平成16年7月23日(2004.7.23)
【国際出願番号】PCT/US2004/023822
【国際公開番号】WO2005/012530
【国際公開日】平成17年2月10日(2005.2.10)
【出願人】(500203709)アムジェン インコーポレイテッド (76)
【Fターム(参考)】