説明

LEDアレイ用光学部品

【課題】より使いやすいLED光源を提供することであり、LEDの直線状アレイで使用する光学部品を提供することである。
【解決手段】発光ダイオードの直線状アレイ(140)を含む光源(120)を利用して光ガイド内に光を配向する照明アセンブリ(100)が提供される。直線状アレイは長手方向軸(162)の周囲に等間隔対向配置した長側部(160、180)及び短側部(200、220)を有し且つ取付け平面(240)に位置決めされる。直線状アレイは取付け平面に直交する平面内に位置決めした光学平面(250)を有する。反射面(270)を有する一次光学部品(260)が光学平面に関連付けされ、反射面が、放物断面と、焦点(280)と、放物断面の二等分線とを有し、焦点が、直線状アレイの長側部の一方に配置され、前記二等分線が、光学平面に関して、例えば約8°傾斜した軸(283)を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は光源に関し、詳しくは、発光ダイオード(単数または複数のLED)を利用する光源に関する。更には本発明は、LEDからの発光光線を遠隔位置に配分する光ガイド内に合焦させる光学部品を用いる光源に関する。
【背景技術】
【0002】
堅牢且つ小型で必要電力が小さく且つ長寿命であることから、LED利用の照明応用例が数多く開発されてきている。これらの照明応用例の中で最も重要なのは自動車用光源、即ち、後部中央ブレーキ照明(CHMSL)及びテール及びブレーキの各照明である。ある応用例ではLEDは、それらが代替するS8フィラメント式照明に匹敵する直視光源としての使用に好適である。しかしながら、他の応用例では光源から集め及びまたは合焦させた光を、例えば光ガイドを介して遠隔位置に配向可能とすることが所望される。光ガイドは受けた光を合焦または集中させず、単に別の位置に差し向ける。PAR照明で使用するそれらの如く、基準式Z=1/4f・R2に基づいて創出した放物断面を備える光学部品が光の有効な集中体であり、過去において発光ダイオードと共に使用されていたことは昔から知られている。しかしながら、一般に各発光ダイオードは個別の光学部品と、コスト高で且つ整合上の問題によって複雑化する困難な手順とが用いられる。高輝度で照射角が狭く且つ放射輪郭形状が明瞭な自動車ヘッド照明用にLEDアレイを備える単独の光学部品を用いることが提案された。発行された米国特許出願公開第2009/0001490A1(Bogner他)を参照されたい。発行された米国特許出願公開第2009/0185389A1(Tessnow他)において、単数または複数のLEDからの光を単数または複数の光ガイド内に直接導入する事も知られている。
【0003】
しかしながら、光ガイドへの光導入用としての放物断面型光学部品の採用は、特に、LED直線状アレイが関与する場合は困難なものとなる。例えば、2×3チップアレイ状のLEDの各々に対し、単一のガラス製複合放物断面型集光器(CPC)を用いることが知られているが、このシステムは密な直線状アレイではうまく作用しない。
また、LEDの直線状アレイの使用にも困難が伴う。直線状アレイの場合、先ず、一般に特定の入口に限定され、その入口のサイズはアレイ自身の物理的寸法形状により決まる。この種のアレイ用の特定の出口開口を従来型CPCを用いて開発するのは実用的ではないことが分かっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許出願公開第2009/0001490A1
【特許文献2】米国特許出願公開第2009/0185389A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
解決しようとする課題は、より使いやすいLED光源を提供することであり、光ガイド内に光を導入するための改良されたLED光源を提供することであり、LEDの直線状アレイで使用する光学部品を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、光ガイド内に光を配向するための照明アセンブリであって、
発光ダイオードの直線状アレイを有する光源にして、前記直線状アレイが、長手方向軸線の周囲に等間隔に対向配置した2つの長側部及び2つの短側部を有し、取り付け用プレート上に対向状態に位置決めされ且つ前記取り付け用プレートに直交する平面内に位置付けた光学軸を有する光源と、を含む照明アセンブリが提供される。1次光学部品であり得る光学部品がLEDの周囲に設けられ、該光学部品と関連する反射面を有している。反射面は放物断面、焦点、放物断面の二等分線、を有し、前記焦点は直線状アレイの長側部の一方に配置され、前記放物断面の二等分線は光学軸に関して傾斜した軸を有する。当該構造により、光ガイド内への光導入用のCPC装置が提供される。更に、当該構造によれば、光学軸と直交する両方向に対し、光ガイド内への放出上非常に効率的な角度20°において放射させる光学部品が提供される。放物断面は真性で、円滑な放物である必要はないが、放物断面に正接する多角形または直線状セグメントにより近似され得る。
【発明の効果】
【0007】
より使いやすいLED光源が提供され、LEDの直線状アレイで使用する光学部品が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の1様相に従う照明アセンブリの平面図である。
【図2】本発明の1様相に従う照明アセンブリの側面図である。
【図3】図1を線3−3に沿って切断した断面図である。
【図4】図1を線4−4に沿って切断した断面図である。
【図5】LEDアレイのダイヤグラム図的斜視図である。
【図6】本発明の1様相に従う放物断面調製ステップの1つをダイヤグラム図的に表した斜視図である。
【図7】本発明の1様相に従う放物断面調製ステップの1つをダイヤグラム図的に表した斜視図である。
【図8】本発明の1様相に従う放物断面調製ステップの1つをダイヤグラム図的に表した斜視図である。
【図9】本発明の1様相に従う放物断面調製ステップの1つをダイヤグラム図的に表した斜視図である。
【図10】本発明の1様相に従う放物断面調製ステップの1つをダイヤグラム図的に表した斜視図である。
【図11】本発明の1様相に従う放物断面調製ステップの1つをダイヤグラム図的に表した斜視図である。
【図12】本発明の1様相に従う放物断面調製ステップの1つをダイヤグラム図的に表した斜視図である。
【図13】従来開発された放物断面を本発明の1様相を利用して開発されたそれと比較してダイヤグラム図的に示す図である。
【図14】本発明の別態様例のダイヤグラム図的例示図である。
【図15】本発明の特定実施例のダイヤグラム図的例示図である。
【図16】本発明の特定実施例のダイヤグラム図的例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
特に図1及び図5を参照して説明するに、光ガイド101内に光を配向する照明アセンブリ100が例示される。光源120が、多数のLEDからなる直線状アレイ140を含み、当該直線状アレイが、長手方向軸162の周囲に好ましくは等間隔配置した2つの長側部160、180及び2つの短側部200、220を有し、取付け平面240上に位置決めされ、該取付け平面240に直交する平面内に配置された中間光学平面250を有している。図5に示す実施例では、記号L1−Lnで示す5個のLEDが1列に配置される。取付け平面240は、ドイツ国ミュンヘンのOsram GmbH社から入手可能なJFL2等の市販入手可能な光源の上面241であることが好ましい。反射面270を持つ光学部品260がLEDに隣り合って設けられ、前記反射面270が、放物断面、焦点280、放物断面282の二等分線、を有する反射面270と関連され、前記焦点280が長側部160、180の一方に配置され、放物断面282の二等分線が、光学平面250に関して傾斜した軸283を有している。この特徴は図8に例示される。
【0010】
好ましい実施例では、放物断面282の二等分線の軸283は、5個のLEDを有するLEDの直線状アレイ140に関して約8°傾斜される。
光学部品260は、反射面270を適宜反射面化する好適な金属、例えば、アルミニュームまたはステンレススチールから形成し得、または、アクリロニトリルブタジュエンスチレン(ABS)材料等の高温プラスチックから形成し得る。本発明の好ましい実施例では光学部品260はアルミニュームから作製されるが、光学部品用としての最適材料の選択は種々要因に依存し、材料コストや光学部品の使用場所の環境条件は軽視できない。
【0011】
好ましい実施例では、光学部品260を上述した光源と共に用いる場合、光学部品260は長手方向の各軸263、265の夫々に沿って約10mm×約14.4mmの寸法形状の出口窓を有し得る。
図3及び図4を参照するに、光学部品260は入口窓262及び出口窓264を有し、各窓は全体に楕円形状を有し且つ短軸263及び長軸265を有し、出口窓264の短軸は入口窓262の短軸よりも3.046〜3.05倍長く、出口窓264の長軸265は入口窓262の長軸よりも約1.875倍長い。
【0012】
図5〜図12には、多数のLED(L1−Ln)からなる直線状アレイ140と共に使用するロープロファイル型光学部品260と共に使用する反射面270の創出法がシーケンス的に例示される。
図5を参照するに、本発明の好ましい実施例に従うチップ状のLEDの直線状アレイ140が示され、LEDはL1から始まり、Lnが最後である。ここでnは5に等しい。各LEDチップは1mm×1mmのサイズを有し、各チップ間の間隙は0.1mmである。LEDは1列に配置される。LED列には図示された5個よりも多いまたは少ないLEDを含み得る。各LEDからの放出光はZ軸方向にランベルトパターンを提供する。図示される構成では、LEDの直線状アレイの中心位置でLEDのL1と最後のLEDであるLnの夫々に位置付けた2つのZ軸、即ちZ1及びZ2が画定される。
【0013】
図6に示すように、Z−Y平面内に、焦点長1mmの焦点280をLEDL1の中央に位置付けた放物断面282の二等分線が生成され、当該二等分線の軸283が軸Z1と平行に整列される。
放物断面282の二等分線の軸283が軸Z1から内側に離れる方向で焦点280を中心に傾斜され、図7に示す好ましい実施例では8°傾斜される。
次いで、放物断面282の二等分線の軸283がLEDL1の幅の半分の距離においてY軸に沿って移動され、かくして図8及び図9に示す如く、焦点280がLEDアレイ120の長側部180上に配置される。
【0014】
次いで、放物断面282の二等分線の軸283がX軸に沿ってLEDL1の中心から、軸Z2を有する最後のLEDLnの中心へと矢印284(図10)に沿って移行され、図11に示す如くその底部が切り離され、底縁部285がLED140の上面と同じ高さに位置付けられる。
次いで、放物断面282の二等分線が軸Z2を中心として回転され、反射面270の片半分を形成する。以上の作業を他方の長側部160及び軸Z1について反復し、図1、図3、図4に完成状態で示す反射面270が完成する。
【0015】
図13には本発明により提供される、本来のそれと比較して比率の異なる実施例がダイヤグラム図的に例示される。図13では、本来の形状が実線で示され、本発明のアスペクトにおける放物断面の二等分線が点線で示される。
本発明の光学部品260は、中でも、光軸に直交する両方向に20°の放射光と、光ガイドへの最適連結を提供する上で好都合な、出口開口幅の約30%の低減化とを提供する。
【0016】
図15及び図16には、CPCが傾斜及び移行されない従来型と比較する実施例が例示され、光学部品260が12.61mmの高さ“h”と、1mmの焦点距離“f”と、入口半径1.64mm、所望の出口半径5.00mmを有している。5.00mmの2つの出口半径部分間の直線セクションの各端部間長Lは4.40mmである。従って、出口窓の面積“A”は2・R2・L+π・(R2)2である。
かくして、図15には3つのプロファイル、即ち、R2=5mmである本発明の実施例と、焦点距離は同じであるがR2=7.51mm(やはり大型の入口面積を生成する)である放物断面が傾斜されず且つ移行されない従来タイプと、F=0.64である、放物断面が傾斜されず且つ移行されない従来タイプとが例示される。
【0017】
従って、この例を用いると、本発明の実施例に従い設計され、R2=5mm、L=4.40mm、の場合は出口窓面積A=122.5mm2となる。出口開口は10mm×14.4mmである。また、入口窓はエリヤR1では1.64mm、L=4.4mmであるから入口面積A=22.88mm2となり、高さH=12.61mmでの出口面積は入口面積の5.35倍、または一般に入口面積の約5.2〜5.4倍となる。この高さ位置での面積比は本発明の傾斜及び移行無くしては達成し得ないものである。
【0018】
対称的に、焦点長が同じで且つR2=7.51mmの非傾斜及び非移行型(“straight forward”と称し得る)放物断面の場合、出口窓面積A=243.3mm2であり、これと同じ入口面積を有しR2=5.92mmである非傾斜及び非移行型放物断面では出口開口は11.84×16.24mmであるから出口窓面積A=162.2mm2となる。かくして、本発明の如く放物断面の軸を傾斜及び移行させることで、出口窓面積を従来型放物断面のそれよりも30〜50%小さくできる。
【0019】
放物反射面を上述した如く傾斜及び移行させない、つまり、例えば、Z=0位置でのLEDチップ面上に中心を置く焦点長が0.434mmの、約10mm×15mmのプラスチック製CPCを用いることは、LEDのアレイからの光の入射部分の面積を小さくし且つ出口部分の面積を大きくできるが、開き角は入口位置で大きく出口側では小さくなるので一次光学部品を光ガイドの入射口と注意深く整列させる必要が生じ、光ガイドの寸法形状を厳しい許容誤差の下に制御する必要が生じることを意味し、逆に、光の入口部分の開口を大きくし、通過光を狭い領域に送る場合は光の開き角は小から大となり、大きな開き角では光ガイドに入らない光が生じ得る。
【0020】
45°の角度の入射光の損失が約20%であるのに比較して、面に直交させた場合は入射光の損失は約4%と、より効率的であることが知られている。ここで説明した如く傾斜及び移行させたCPCを用いない場合、プラスチック成型によるCPCを単に小型化し、しかし10mm×15mmの代表的断面積を有する光ガイドの入口部分に光を入射させるための関連する寸法形状で、安価な1ショット成型プロセスを使用して作製し得るが、当該プロセスは、光の損失を招く“ひけ”をプラスチックに生じさせ得る。あるいは、所謂2層成型法によれば成型を注意深く制御し得るが当該プロセスは高価である。ここで説明した如き傾斜及び移行させたCPCを用いれば、代表的には低コストの、大量生産型自動車用照明用の成型プラスチックから作製される光ガイドに関する、または光ガイドに対するCPCの光出口部分の整合に関する、大きな許容度に耐え得る驚くべき利益がもたらされる。
以上、本発明を実施例を参照して説明したが、本発明の内で種々の変更をなし得ることを理解されたい。
【符号の説明】
【0021】
100 照明アセンブリ
120 光源、LEDアレイ
140 直線状アレイ
160 長側部
162 長手方向軸
200 短側部
240 平面
241 上面
250 中間光学平面
260 光学部品
262 入口窓
263 短軸
264 出口窓
265 長軸
270 反射面
280 焦点
282 放物断面
283 軸
284 矢印
285 底縁部
Z1 軸
Z2 軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
照明アセンブリ(100)であって、
複数の発光ダイオードより成る直線状アレイ(140)を含む光源(120)にして、前記直線状アレイが、長手方向軸(162)の周囲に対向配置した2つの長側部(160、180)及び同じく対向配置した2つの短側部(200、220)を有し、取付け平面(240)内に位置決めされ且つ、該取付け平面(240)に直交する中間光学平面(250)を有する光源と、
反射面(270)を有する一次光学部品(260)にして、前記反射面(270)が、2つの相互に傾斜する傾斜部分を含み、各傾斜部分が放物断面を近似し且つ焦点(280)と、放物断面(282)の二等分線とを有し、前記焦点(280)が前記長側部(160、180)の一方の位置に配置され、前記二等分線が前記中間光学平面(250)から離れる方向に傾斜した軸(283)を有する一次光学部品と、
を含む照明アセンブリ。
【請求項2】
前記反射面(270)の一部が放物線に一致する表面を含む請求項1の照明アセンブリ。
【請求項3】
前記反射面(270)の各一部が、放物断面に正接する直線セグメントを含む請求項1の照明アセンブリ。
【請求項4】
前記反射面の各一部が、bを入口開口と直交し且つ該入口開口に中心を置く垂直のb軸とし、fを焦点長とし、aを前記b軸に直交する軸に沿った距離とした場合の式b=1/4f・a2を持つ放物線により定義される請求項1の照明アセンブリ。
【請求項5】
反射面(270)が、前記短側部(200、220)に隣り合う一部にして、前記放物断面(282)の傾斜された二等分線の、前記取付け平面(240)に直交する最後のLED(Ln)の中心を貫く構成の軸(Z2)を中心とする回転の軌跡により画定される前記一部を含む請求項1の照明アセンブリ。
【請求項6】
前記反射面の前記短側部(200、220)に隣り合う一部が、直線状アレイの各長側部(160、180)に沿って配置した、反射面(270)の対向する各部分と連結される請求項4の照明アセンブリ。
【請求項7】
最初のLED(L1)と最後のLED(Ln)とを連結するラインが中間光学平面(250)に配置される請求項1の照明アセンブリ。
【請求項8】
放物断面(282)の二等分線の軸(283)が約8°傾斜される請求項1の照明アセンブリ。
【請求項9】
前記直線状アレイが5個のLEDを含む請求項1の照明アセンブリ。
【請求項10】
前記一次光学部品(260)が金属を含む請求項1の照明アセンブリ。
【請求項11】
前記一次光学部品(260)が、反射面(270)を備えるプラスチック材料を含む請求項1の照明アセンブリ。
【請求項12】
照明アセンブリ(100)であって、
発光ダイオードの直線状アレイ(140)を含む光源(120)にして、前記直線状アレイが、対向配置した2つの長側部(160、180)及び同様に対向配置した2つの短側部(200、220)を有し、取付け平面(240)内に位置決めされ且つ、該取付け平面(240)に直交する光学平面(250)を有する光源と、
焦点(280)を有する光学部品(260)にして、前記光源(120)に関して前記焦点(280)が前記光学平面(250)からオフセットされる状態下に位置決めした光学部品と、
を含む照明アセンブリ。
【請求項13】
取付け平面(240)上に配置したLED(L1−Ln)の直線状アレイ(140)と共に使用するようになっているロープロファイル型の光学部品(260)用の反射面(270)の創出方法であって、
最初のLED(L1)の中心内における焦点長及び焦点(280)を伴う状態下にZ−Y平面内に放物断面(282)の二等分線を画定し、該二等分線の軸(283)を、前記最初のLED(L1)の中心を通り且つ取付け平面(240)と直交する軸Z1と整列させること、
前記軸(283)を前記軸Z1から離れる方向に傾斜させること、
前記軸(283)を、前記焦点(280)がLEDの直線状アレイの第1の長手方向縁部(180)に隣り合うようにY軸に沿って移行させること、
前記二等分線を、前記LEDの直線状アレイの最初のLED(L1)の中心から、最後のLED(Ln)にして、前記取付け平面(240)と直交する該最後のLED(Ln)の中心を貫いて構成される軸Z2を有する該最後のLED(Ln)の中心にかけて引くこと、
該二等分線を前記軸Z2の周囲に回転させること、
を含む方法。
【請求項14】
前記軸(283)を、前記焦点(280)がLEDの直線状アレイの第1の長手方向縁部(180)に隣り合うようにY軸に沿って移行させることが、前記放物断面(282)の前記二等分線の軸(283)をLED(L1)の幅の半分の距離においてY軸に沿って移行させることを含む請求項13の方法。
【請求項15】
前記軸(283)を前記軸Z1から離れる方向に傾斜させること、前記軸(283)を、前記焦点(280)がLEDの直線状アレイの第1の長手方向縁部(180)に隣り合うようにY軸に沿って移行させること、前記二等分線を、前記LEDの直線状アレイの最初のLED(L1)の中心から、最後のLED(Ln)にして、前記取付け平面(240)と直交する該最後のLED(Ln)の中心を貫いて構成される軸Z2を有する該最後のLED(Ln)の中心にかけて引くこと、該二等分線を前記軸Z2の周囲に回転させること、
を、LEDの直線状アレイの第2の長手方向縁部(160)に関して反復することを更に含む請求項13の方法。
【請求項16】
光源(120)を有する照明アセンブリ(100)用の光学部品(260)であって、
入口窓と、該入口窓に直交し且つ前記光学部品(260)を二等分する中間平面とを有し、前記光学部品が反射面(270)を更に有し、該反射面(270)が、相互に傾斜した2つの部分にして、各部分が放物断面を近似し且つ焦点(280)及び放物断面(282)の二等分線を有し、該二等分線が、前記中間平面から離れる方向に傾斜する軸(283)を有する光学部品。
【請求項17】
前記反射面(270)の前記各部分が、該反射面(270)の対向する部分を向く方向において前記中間平面から横方向に離して配置した焦点(280)を更に有する請求項16の光学部品。
【請求項18】
入口窓面積を有する入口窓(262)と、出口窓面積を有する出口窓(264)と、高さを有する反射面にして、前記入口窓から前記出口窓に配向された軸に沿って約12mm〜13mmの範囲において伸延する反射面とを有する光学部品(260)であって、前記出口窓(264)の窓面積が前記入口窓(262)の窓面積よりも約5.2〜約5.4倍の範囲において大型である光学部品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2011−146386(P2011−146386A)
【公開日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−6235(P2011−6235)
【出願日】平成23年1月14日(2011.1.14)
【出願人】(394001685)オスラム・シルバニア・インコーポレイテッド (68)
【Fターム(参考)】