MAPK/ERKキナーゼ阻害剤
MEKに対して使用するために、下記式(I)で表される化合物が提供される[式中、変数は明細書で定義した通りである]。また、そのような化合物を含む医薬組成物、キットおよび製品;該化合物を製造するために有用な方法および中間体;並びに該化合物を使用する方法も提供される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式:
【化1】
[式中、
X1は、CR4およびNからなる群から選ばれ;
X2、X3およびX4は、それぞれ独立に、−CR5R6−、−NR7−、−O−および−S−からなる群から選ばれ;
nは、0、1、2、3および4からなる群から選ばれ;
Y1およびY2は、それぞれ独立に、O、SおよびNR8からなる群から選ばれ;
R1は、それぞれ置換または非置換の、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれ;
R2は、水素またはインビボで水素に変換可能な置換基であり;
R3は、それぞれ置換または非置換の、ヒドロキシ、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、アルコキシアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C2-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれ;
R4は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR4が、またはR4とR3若しくはR5とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R4が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R4は存在しない);
R5およびR6は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1-10)アルコキシ、(C4-12)アリールオキシ、ヘテロ(C1-10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、チオカルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR5が、またはR5とR3とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R6が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R6は存在しない);
R7は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR7が一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
R8は、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR8と、R3、R5またはR4とが一緒になって置換または非置換の環を形成する。]
で表される化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項2】
式:
【化2】
[式中
R9は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;および
R10は、それぞれ置換または非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR9とR10とが一緒になって置換または非置換の環を形成する。]
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項3】
式:
【化3】
[式中
mは、0、1、2、3、4、5および6からなる群から選ばれ;
R9は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;
R11は、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれ;および
R12およびR13は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR11、R12およびR13のいずれか二つが一緒になって置換または非置換の環を形成する。]
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項4】
式:
【化4】
[式中
lは、0、1、2、3、4および5からなる群から選ばれ;および
R14は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR14が一緒になって置換または非置換の環を形成する。]
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項5】
式:
【化5】
[式中
R14aおよびR14cは、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれる。]
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項6】
式:
【化6】
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項7】
式:
【化7】
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項8】
式:
【化8】
[式中
lは、0、1、2、3、4および5からなる群から選ばれ;
R9は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;
R10は、それぞれ置換または非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR9とR10とが一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
R14は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR14が一緒になって置換または非置換の環を形成する。]
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項9】
式:
【化9】
[式中
lは、0、1、2、3、4および5からなる群から選ばれ;
R9は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;
R10は、それぞれ置換または非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR9とR10とが一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
R14は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR14が一緒になって置換または非置換の環を形成する。]
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項10】
式:
【化10】
[式中
lは、0、1、2、3、4および5からなる群から選ばれ;
mは、0、1、2、3、4、5および6からなる群から選ばれ;
R9は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;
R11は、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれ;
R12およびR13は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR11、R12およびR13のいずれか二つが一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
R14は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR14が一緒になって置換または非置換の環を形成する。]
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項11】
式:
【化11】
[式中
lは、0、1、2、3、4および5からなる群から選ばれ;
mは、0、1、2、3、4、5および6からなる群から選ばれ;
R9は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;
R11は、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれ;
R12およびR13は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR11、R12およびR13のいずれか二つが一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
R14は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR14が一緒になって置換または非置換の環を形成する。]
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項12】
6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボン酸;
(R)−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
N−(1,3−ジヒドロキシプロパン−2−イルオキシ)−6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
(S)−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−8−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−カルボニル)−2,3−ジヒドロインドリジン−5(1H)−オン;
7−フルオロ−8−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−オキソ−2,3,4,6−テトラヒドロ−1H−キノリジン−9−カルボキサミド;
7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−メチル−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
6−クロロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
7−(4−エチニル−2−フルオロフェニルアミノ)−6−フルオロ−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(3−ヒドロキシプロポキシ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
6−クロロ−N−(1,3−ジヒドロキシプロパン−2−イルオキシ)−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
7−(4−ブロモ−2−フルオロフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−メチル−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
7−(4−エチニル−2−フルオロフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−メチル−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
(R)−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−6−メチル−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
(S)−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−6−メチル−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
N−(1,3−ジヒドロキシプロパン−2−イルオキシ)−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−6−メチル−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
7−(4−ブロモ−2−フルオロフェニルアミノ)−6−フルオロ−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
(R)−6−クロロ−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
(S)−6−クロロ−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
(R)−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
(S)−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
3−フルオロ−4−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−オキソ−1−アザビシクロ[4.2.0]オクタ−3,5−ジエン−5−カルボキサミド;
6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−オキソ−5H−オキサゾロ[3,2−a]ピリジン−8−カルボキサミド;および
6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−オキソ−5H−チアゾロ[3,2−a]ピリジン−8−カルボキサミド
からなる群から選ばれる化合物。
【請求項13】
式:
【化12】
で表される化合物と、
式:
【化13】
で表される化合物とを、式:
【化14】
で表される第1の反応生成物を形成する条件下で反応させ;
式:
【化15】
で表される第2の反応生成物を形成する条件下で、第1の反応生成物を処理し;
式:
【化16】
で表される第3の反応生成物を形成する条件下で、第2の反応生成物を処理し;
第3の反応生成物と、式:NHR1R2で表される化合物とを、式:
【化17】
で表される第4の反応生成物を形成する条件下で反応させ;および
第4の反応生成物と、式:NHR9R10で表される化合物とを、式:
【化18】
で表される第1の反応生成物を形成する条件下で反応させることを含む方法。
[上記式中、
X1は、CR4およびNからなる群から選ばれ;
X2、X3およびX4は、それぞれ独立に、−CR5R6−、−NR7−、−O−および−S−からなる群から選ばれ;
nは、0、1、2、3および4からなる群から選ばれ;
Y1およびY2は、それぞれ独立に、O、SおよびNR8からなる群から選ばれ;
R1は、それぞれ置換または非置換の、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれ;
R2は、水素またはインビボで水素に変換可能な置換基であり;
R4は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR4が、またはR4とR3若しくはR5とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R4が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R4は存在しない);
R5およびR6は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1-10)アルコキシ、(C4-12)アリールオキシ、ヘテロ(C1-10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、チオカルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR5が、またはR5とR3とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R6が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R6は存在しない);
R7は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR7が一緒になって置換または非置換の環を形成し;
R8は、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR8と、R3、R5またはR4とが一緒になって置換または非置換の環を形成し;
R9は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;
R10は、それぞれ置換または非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR9とR10とが一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
LG1およびLG2は、それぞれ独立に、脱離基である。]
【請求項14】
式:
【化19】
[式中、
X1は、CR4およびNからなる群から選ばれ;
X2、X3およびX4は、それぞれ独立に、−CR5R6−、−NR7−、−O−および−S−からなる群から選ばれ;
nは、0、1、2、3および4からなる群から選ばれ;
Y1およびY2は、それぞれ独立に、O、SおよびNR8からなる群から選ばれ;
R4は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR4が、またはR4とR3若しくはR5とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R4が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R4は存在しない);
R5およびR6は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1-10)アルコキシ、(C4-12)アリールオキシ、ヘテロ(C1-10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、チオカルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR5が、またはR5とR3とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R6が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R6は存在しない);
R7は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR7が一緒になって置換または非置換の環を形成し;
R8は、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR8と、R3、R5またはR4とが一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
LG1は、脱離基である。]
で表される化合物。
【請求項15】
式:
【化20】
[式中、
X1は、CR4およびNからなる群から選ばれ;
X2、X3およびX4は、それぞれ独立に、−CR5R6−、−NR7−、−O−および−S−からなる群から選ばれ;
nは、0、1、2、3および4からなる群から選ばれ;
Y1およびY2は、それぞれ独立に、O、SおよびNR8からなる群から選ばれ;
R4は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR4が、またはR4とR3若しくはR5とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R4が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R4は存在しない);
R5およびR6は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1-10)アルコキシ、(C4-12)アリールオキシ、ヘテロ(C1-10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、チオカルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR5が、またはR5とR3とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R6が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R6は存在しない);
R7は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR7が一緒になって置換または非置換の環を形成し;
R8は、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR8と、R3、R5またはR4とが一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
LG1およびLG2は、それぞれ独立に、脱離基である。]
で表される化合物。
【請求項16】
式:
【化21】
[式中、
X1は、CR4およびNからなる群から選ばれ;
X2、X3およびX4は、それぞれ独立に、−CR5R6−、−NR7−、−O−および−S−からなる群から選ばれ;
nは、0、1、2、3および4からなる群から選ばれ;
Y1およびY2は、それぞれ独立に、O、SおよびNR8からなる群から選ばれ;
R4は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR4が、またはR4とR3若しくはR5とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R4が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R4は存在しない);
R5およびR6は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1-10)アルコキシ、(C4-12)アリールオキシ、ヘテロ(C1-10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、チオカルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR5が、またはR5とR3とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R6が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R6は存在しない);
R7は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR7が一緒になって置換または非置換の環を形成し;
R8は、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR8と、R3、R5またはR4とが一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
LG2は、脱離基である。]
で表される化合物。
【請求項17】
X1がNである請求項1〜6、8および13〜16のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項18】
X1がCR4である請求項1〜6、8および13〜16のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項19】
X2が−CR5R6−である請求項1〜6、8および13〜18のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項20】
X2が−CH2−である請求項1〜6、8および13〜18のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項21】
X3が−CR5R6−である請求項1〜6、8および13〜20のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項22】
X3が−CH2−である請求項1〜6、8および13〜20のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項23】
X4が−CR5R6−である請求項1〜6、8および13〜22のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項24】
X4が−CH2−である請求項1〜6、8および13〜22のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項25】
nが1である請求項1〜6、8および13〜24のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項26】
nが2である請求項1〜6、8および13〜24のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項27】
nが3である請求項1〜6、8および13〜24のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項28】
Y1がOである請求項1〜5、7〜9および13〜27のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項29】
Y1とR3とが一緒になって置換または非置換のヘテロ(C1-6)アリールを形成する請求項1〜3、6、7、13および17〜27のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項30】
Y1とR3とが一緒になって置換または非置換のトリアゾリルまたはオキサジアゾリルを形成する請求項1〜3、6、7、13および17〜27のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項31】
Y2がOである請求項1〜5、7〜9および13〜30のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項32】
R1が、それぞれ置換または非置換の、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C4-12)アリールおよびヘテロ(C1-10)アリールからなる群から選ばれる請求項1〜3、6、7、13および17〜31のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項33】
R1が、それぞれ置換または非置換の、(C4-12)アリールおよびヘテロ(C1-10)アリールからなる群から選ばれる請求項1〜3、6、7、13および17〜31のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項34】
R1が置換または非置換の(C4-12)アリールである請求項1〜3、6、7、13および17〜31のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項35】
R1が置換または非置換のフェニルである請求項1〜3、6、7、13および17〜31のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項36】
R1が置換または非置換の(C9-12)ビシクロアリールである請求項1〜3、6、7、13および17〜31のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項37】
R1が置換または非置換のナフチルである請求項1〜3、6、7、13および17〜31のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項38】
R1が置換または非置換のヘテロ(C4-12)ビシクロアリールである請求項1〜3、6、7、13および17〜31のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項39】
R1が、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、シアノ、チオ、アルコキシ、(C1-3)アルキル、ヒドロキシ(C1-3)アルキルおよび(C3-8)シクロアルキルからなる群から選ばれる一つまたはそれ以上の置換基で置換されている請求項1〜3、6、7、13および17〜38のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項40】
R1が、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、シアノ、メチルチオ、メトキシ、トリフルオロメトキシ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、エチニル、n−プロパノリルおよびシクロプロピルからなる群から選ばれる一つまたはそれ以上の置換基で置換されている請求項1〜3、6、7、13および17〜38のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項41】
R1が、
【化22】
[式中、R14a、R14b、R14c、R14dおよびR14eは、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、シアノ、チオ、アルコキシ、(C1-3)アルキルおよびヒドロキシ(C1-3)アルキルからなる群から選ばれる。]
を含む請求項1〜3、6、7、13および17〜31のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項42】
R2が水素である請求項1〜11、13および17〜41のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項43】
R3が、R15O−NR9−であり、
R9が、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;および
R15が、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれる、請求項1、4〜7および17〜42のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項44】
R3が、R11O−L−O−NR9−であり、
Lが、存在しないか、またはLが結合している原子間で1、2、3、4、5または6原子の分離を与えるリンカーであり(この中で該分離を与えるリンカーの原子は、炭素、酸素、窒素、および硫黄からなる群から選ばれる);および
R9が、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;および
R11が、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれる、請求項1、4〜7および17〜42のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項45】
R4が水素である請求項1〜11および13〜44のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項46】
R4がハロである請求項1〜11および13〜44のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項47】
R4が、それぞれ置換または非置換の、(C1-5)アルキルおよびハロ(C1-5)アルキルからなる群から選ばれる請求項1〜11および13〜44のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項48】
R4がメチルである請求項1〜11および13〜44のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項49】
R5が水素である請求項1〜6、88および13〜48のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項50】
R5が置換または非置換の(C1-3)アルキルである請求項1〜6、88および13〜48のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項51】
R5がハロである請求項1〜6、88および13〜48のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項52】
R6が水素である請求項1〜6、8および13〜51のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項53】
R8が置換または非置換の(C1-5)アルキルである請求項1〜5、7〜9および13〜52のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項54】
R9が水素である請求項2、3、8〜11、13および17〜53のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項55】
R9が、それぞれ置換または非置換の、(C1-5)アルキルおよびハロ(C1-5)アルキルからなる群から選ばれる請求項2、3、8〜11、13および17〜53のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項56】
R10が、それぞれ置換または非置換の、水素、ヒドロキシル、アルコキシ、(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキルおよびヘテロ(C1-10)アリールからなる群から選ばれる請求項2、8、9、13および17〜55のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項57】
R10が、R15O−L−であり、
Lが、存在しないか、またはLが結合している原子間で1、2、3、4、5または6原子の分離を与えるリンカーであり(この中で該分離を与えるリンカーの原子は、炭素、酸素、窒素、および硫黄からなる群から選ばれる);および
R15が、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれる、請求項2、8、9、13および17〜55のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項58】
R10が、それぞれ置換または非置換の、トリアゾリル、オキサジアゾリルおよびオキサゾリルからなる群から選ばれる請求項2、8、9、13および17〜55のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項59】
R10が、R4と一緒になって環を形成しない請求項2、8、9、13および17〜55のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項60】
R11が、水素および置換または非置換の(C1-5)アルキルからなる群から選ばれる請求項3、10、11および17〜59のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項61】
R15が、それぞれ置換または非置換の、水素、アルコキシ、(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキルおよびヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキルからなる群から選ばれる請求項43および57のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項62】
Lが置換または非置換の(C1-10)アルキレンである請求項44および57のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項63】
Lが置換または非置換の(C1-3)アルキレンである請求項44および57のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項64】
Lが、−(CR12R13)m−であり;
mが、0、1、2、3、4、5および6からなる群から選ばれ;および
R12およびR13が、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、またはR12およびR13のいずれか二つが一緒になって置換または非置換の環を形成する、請求項44および57のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項65】
R12が、それぞれ置換または非置換の、ヒドロキシル、(C3-12)シクロアルキルおよびヘテロ(C3-12)シクロアルキルからなる群から選ばれる請求項3、10、11および17〜64のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項66】
R12が、−NR16R17であり;および
R16およびR17が、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR16とR17とが一緒になって置換または非置換の環を形成する、請求項3、10、11および17〜64のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項67】
mが0である請求項3、10、11および17〜66のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項68】
mが1である請求項3、10、11および17〜66のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項69】
R12が、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ヒドロキシル、(C1-5)アルキルおよびヒドロキシ(C1-5)アルキルからなる群から選ばれる請求項3、10、11および17〜68のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項70】
R13が、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ヒドロキシル、(C1-5)アルキルおよびヒドロキシ(C1-5)アルキルからなる群から選ばれる請求項3、10、11および17〜69のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項71】
lが1である請求項4、8〜11および17〜70のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項72】
lが2である請求項4、8〜11および17〜70のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項73】
R14が、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、シアノ、カルボニル、(C1-5)アルキルおよび(C3-12)シクロアルキルからなる群から選ばれる請求項4、8〜11および17〜72のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項74】
R14aが、水素、ハロ、および置換または非置換の(C1-5)アルキルからなる群から選ばれる請求項5および17〜73のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項75】
R14aが、フルオロ、クロロおよびメチルからなる群から選ばれる請求項5および17〜73のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項76】
R14cが、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、シアノ、チオ、(C1-3)アルキルおよびヒドロキシ(C1-3)アルキルからなる群から選ばれる請求項5および17〜75のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項77】
R14cが、ヨードおよびブロモからなる群から選ばれる請求項5および17〜75のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項78】
R16が水素である請求項65のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項79】
R17が水素である請求項65および78のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項80】
化合物が薬学的に許容し得る塩の形態である請求項1〜12および17〜79のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項81】
化合物が立体異性体の混合物中に存在する請求項1〜12および17〜80のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項82】
化合物が単一の立体異性体を含む請求項1〜12および17〜80のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項83】
有効成分として請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項84】
組成物が経口投与に適した固体製剤である請求項83に記載の医薬組成物。
【請求項85】
組成物が経口投与に適した液体製剤である請求項83に記載の医薬組成物。
【請求項86】
組成物が錠剤である請求項83に記載の医薬組成物。
【請求項87】
組成物が非経口投与に適した液体製剤である請求項83に記載の医薬組成物。
【請求項88】
組成物が、経口、非経口、腹腔内、静脈内、動脈内、経皮、舌下、筋肉内、直腸内、経頬、鼻腔内、リポソーム、吸入経由、経膣、眼内、局所送達経由、皮下、脂肪内、関節内、およびくも膜下腔内からなる群から選ばれる経路による投与に適している請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項89】
請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物;並びに
該化合物が投与される疾患状態の表示、該化合物の保存情報、投与情報、および該化合物の投与の仕方に関する指示からなる群から選ばれる一つまたはそれ以上の形態の情報を含む説明書
を含むキット。
【請求項90】
キットが、複数回の投与形態の該化合物を含む請求項89に記載のキット。
【請求項91】
請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物;および
包装材料
を含む製品。
【請求項92】
包装材料が、該化合物を収容する容器を含む請求項91に記載の製品。
【請求項93】
容器が、該化合物が投与される疾患状態、保存情報、投与情報および/または該化合物の投与の仕方に関する指示からなる群の一つまたはそれ以上の要素を表示するラベルを含む請求項92に記載の製品。
【請求項94】
製品が、複数回の投与形態の該化合物を含む請求項90に記載の製品。
【請求項95】
請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物を対象に投与することを含む治療方法。
【請求項96】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)と請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物とを接触させることを含む、MEKを阻害する方法。
【請求項97】
インビボでマイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)を阻害するために、請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物を対象内に存在させることを含む、MEKを阻害する方法。
【請求項98】
第1の化合物を対象に投与することを含み、該第1の化合物がインビボで第2の化合物に変換され、該第2の化合物がインビボでマイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)を阻害し、該第2の化合物が請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物である、MEKを阻害する方法。
【請求項99】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)が活性を有し、該活性が疾患状態の病理および/または症候の一因となる疾患状態を治療する方法であって、請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物を、該疾患状態に対する治療有効量で対象内に存在させることを含む方法。
【請求項100】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)が活性を有し、該活性が疾患状態の病理および/または症候の一因となる疾患状態を治療する方法であって、請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物を対象に投与することを含み、該化合物が該疾患状態に対する治療有効量で該対象内に存在する、方法。
【請求項101】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)が活性を有し、該活性が疾患状態の病理および/または症候の一因となる疾患状態を治療する方法であって、第1の化合物を対象に投与することを含み、該第1の化合物がインビボで第2の化合物に変換され、該第2の化合物がインビボでMEKを阻害し、該第2の化合物が請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物である、方法。
【請求項102】
疾患状態が、癌性過剰増殖障害;非癌性過剰増殖障害;膵炎;腎疾患;疼痛;未分化胚芽細胞移植の予防;脈管形成または血管形成に関連する疾患の治療;喘息;好中球走化性;敗血性ショック;免疫抑制が有効であろうT細胞媒介疾患;アテローム性動脈硬化;慢性閉塞性肺疾患(COPD)および成長因子カクテルに対するケラチノサイト応答の阻害からなる群から選ばれる請求項99〜101のいずれか一項に記載の方法。
【請求項103】
過剰増殖障害が癌である請求項102に記載の方法。
【請求項104】
癌が、脳癌、肺癌、扁平上皮癌、膀胱癌、胃癌、膵臓癌、乳癌、頭部癌、頚部癌、腎癌、腎臓癌、卵巣癌、前立腺癌、結腸直腸癌、類表皮癌、食道癌、精巣癌、婦人科癌および甲状腺癌からなる群から選ばれる請求項103に記載の方法。
【請求項105】
過剰増殖障害が、皮膚の良性過形成、再狭窄、および良性前立腺肥大症(BPH)からなる群から選ばれる請求項102に記載の方法。
【請求項106】
皮膚の良性過形成が乾癬である請求項105に記載の方法。
【請求項107】
脈管形成または血管形成に関連する疾患が、腫瘍血管形成および急性または慢性の炎症性疾患からなる群から選ばれる請求項102に記載の方法。
【請求項108】
脈管形成または血管形成に関連する疾患が、関節リウマチ、アテローム性動脈硬化、炎症性腸疾患、皮膚疾患、糖尿病、糖尿病性網膜症、未熟児網膜症、加齢性黄斑変性症、血管腫、神経膠腫、黒色腫、カポジ肉腫および卵巣癌、乳癌、肺癌、膵臓癌、前立腺癌、結腸癌および類表皮癌からなる群から選ばれる請求項102に記載の方法。
【請求項109】
MEKがMEK1である請求項96〜108のいずれか一項に記載の方法。
【請求項110】
MEKがMEK2である請求項96〜108のいずれか一項に記載の方法。
【請求項111】
細胞外調節キナーゼ(ERK)と請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物とを接触させることを含む、ERKを阻害する方法。
【請求項112】
インビボで細胞外調節キナーゼ(ERK)を阻害するために、請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物を対象内に存在させることを含む、ERKを阻害する方法。
【請求項113】
第1の化合物を対象に投与することを含み、該第1の化合物がインビボで第2の化合物に変換され、該第2の化合物がインビボで細胞外調節キナーゼ(ERK)を阻害し、該第2の化合物が請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物である、ERKを阻害する方法。
【請求項114】
ERKがERK1である請求項111〜113のいずれか一項に記載の方法。
【請求項115】
ERKがERK2である請求項111〜113のいずれか一項に記載の方法。
【請求項116】
医薬として使用するための請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項117】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)を阻害する医薬の製造における、請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項118】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)が活性を有し、該活性が疾患状態の病理および/または症候の一因となる疾患状態を治療する医薬の製造における、請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項119】
癌性過剰増殖障害;非癌性過剰増殖障害;膵炎;腎疾患;疼痛;未分化胚芽細胞移植の予防;脈管形成または血管形成に関連する疾患の治療;喘息;好中球走化性;敗血性ショック;免疫抑制が有効であろうT細胞媒介疾患;アテローム性動脈硬化;慢性閉塞性肺疾患(COPD)および成長因子カクテルに対するケラチノサイト応答の阻害を治療する医薬の製造における、請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項1】
式:
【化1】
[式中、
X1は、CR4およびNからなる群から選ばれ;
X2、X3およびX4は、それぞれ独立に、−CR5R6−、−NR7−、−O−および−S−からなる群から選ばれ;
nは、0、1、2、3および4からなる群から選ばれ;
Y1およびY2は、それぞれ独立に、O、SおよびNR8からなる群から選ばれ;
R1は、それぞれ置換または非置換の、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれ;
R2は、水素またはインビボで水素に変換可能な置換基であり;
R3は、それぞれ置換または非置換の、ヒドロキシ、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、アルコキシアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C2-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれ;
R4は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR4が、またはR4とR3若しくはR5とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R4が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R4は存在しない);
R5およびR6は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1-10)アルコキシ、(C4-12)アリールオキシ、ヘテロ(C1-10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、チオカルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR5が、またはR5とR3とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R6が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R6は存在しない);
R7は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR7が一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
R8は、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR8と、R3、R5またはR4とが一緒になって置換または非置換の環を形成する。]
で表される化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項2】
式:
【化2】
[式中
R9は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;および
R10は、それぞれ置換または非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR9とR10とが一緒になって置換または非置換の環を形成する。]
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項3】
式:
【化3】
[式中
mは、0、1、2、3、4、5および6からなる群から選ばれ;
R9は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;
R11は、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれ;および
R12およびR13は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR11、R12およびR13のいずれか二つが一緒になって置換または非置換の環を形成する。]
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項4】
式:
【化4】
[式中
lは、0、1、2、3、4および5からなる群から選ばれ;および
R14は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR14が一緒になって置換または非置換の環を形成する。]
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項5】
式:
【化5】
[式中
R14aおよびR14cは、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれる。]
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項6】
式:
【化6】
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項7】
式:
【化7】
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項8】
式:
【化8】
[式中
lは、0、1、2、3、4および5からなる群から選ばれ;
R9は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;
R10は、それぞれ置換または非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR9とR10とが一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
R14は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR14が一緒になって置換または非置換の環を形成する。]
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項9】
式:
【化9】
[式中
lは、0、1、2、3、4および5からなる群から選ばれ;
R9は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;
R10は、それぞれ置換または非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR9とR10とが一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
R14は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR14が一緒になって置換または非置換の環を形成する。]
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項10】
式:
【化10】
[式中
lは、0、1、2、3、4および5からなる群から選ばれ;
mは、0、1、2、3、4、5および6からなる群から選ばれ;
R9は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;
R11は、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれ;
R12およびR13は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR11、R12およびR13のいずれか二つが一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
R14は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR14が一緒になって置換または非置換の環を形成する。]
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項11】
式:
【化11】
[式中
lは、0、1、2、3、4および5からなる群から選ばれ;
mは、0、1、2、3、4、5および6からなる群から選ばれ;
R9は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;
R11は、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれ;
R12およびR13は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR11、R12およびR13のいずれか二つが一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
R14は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR14が一緒になって置換または非置換の環を形成する。]
で表される請求項1に記載の化合物、またはその多形体、溶媒和物、エステル、互変異性体、エナンチオマー、薬学的に許容し得る塩、若しくはプロドラッグ。
【請求項12】
6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボン酸;
(R)−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
N−(1,3−ジヒドロキシプロパン−2−イルオキシ)−6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
(S)−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−8−(3−ヒドロキシアゼチジン−1−カルボニル)−2,3−ジヒドロインドリジン−5(1H)−オン;
7−フルオロ−8−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−オキソ−2,3,4,6−テトラヒドロ−1H−キノリジン−9−カルボキサミド;
7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−メチル−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
6−クロロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
7−(4−エチニル−2−フルオロフェニルアミノ)−6−フルオロ−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(3−ヒドロキシプロポキシ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
6−クロロ−N−(1,3−ジヒドロキシプロパン−2−イルオキシ)−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
7−(4−ブロモ−2−フルオロフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−メチル−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
7−(4−エチニル−2−フルオロフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−メチル−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
(R)−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−6−メチル−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
(S)−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−6−メチル−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
N−(1,3−ジヒドロキシプロパン−2−イルオキシ)−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−6−メチル−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
7−(4−ブロモ−2−フルオロフェニルアミノ)−6−フルオロ−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
(R)−6−クロロ−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
(S)−6−クロロ−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
(R)−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
(S)−N−(2,3−ジヒドロキシプロポキシ)−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−5−オキソ−1,2,3,5−テトラヒドロインドリジン−8−カルボキサミド;
3−フルオロ−4−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−オキソ−1−アザビシクロ[4.2.0]オクタ−3,5−ジエン−5−カルボキサミド;
6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−オキソ−5H−オキサゾロ[3,2−a]ピリジン−8−カルボキサミド;および
6−フルオロ−7−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−N−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−オキソ−5H−チアゾロ[3,2−a]ピリジン−8−カルボキサミド
からなる群から選ばれる化合物。
【請求項13】
式:
【化12】
で表される化合物と、
式:
【化13】
で表される化合物とを、式:
【化14】
で表される第1の反応生成物を形成する条件下で反応させ;
式:
【化15】
で表される第2の反応生成物を形成する条件下で、第1の反応生成物を処理し;
式:
【化16】
で表される第3の反応生成物を形成する条件下で、第2の反応生成物を処理し;
第3の反応生成物と、式:NHR1R2で表される化合物とを、式:
【化17】
で表される第4の反応生成物を形成する条件下で反応させ;および
第4の反応生成物と、式:NHR9R10で表される化合物とを、式:
【化18】
で表される第1の反応生成物を形成する条件下で反応させることを含む方法。
[上記式中、
X1は、CR4およびNからなる群から選ばれ;
X2、X3およびX4は、それぞれ独立に、−CR5R6−、−NR7−、−O−および−S−からなる群から選ばれ;
nは、0、1、2、3および4からなる群から選ばれ;
Y1およびY2は、それぞれ独立に、O、SおよびNR8からなる群から選ばれ;
R1は、それぞれ置換または非置換の、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれ;
R2は、水素またはインビボで水素に変換可能な置換基であり;
R4は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR4が、またはR4とR3若しくはR5とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R4が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R4は存在しない);
R5およびR6は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1-10)アルコキシ、(C4-12)アリールオキシ、ヘテロ(C1-10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、チオカルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR5が、またはR5とR3とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R6が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R6は存在しない);
R7は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR7が一緒になって置換または非置換の環を形成し;
R8は、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR8と、R3、R5またはR4とが一緒になって置換または非置換の環を形成し;
R9は、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;
R10は、それぞれ置換または非置換の、水素、オキシ、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR9とR10とが一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
LG1およびLG2は、それぞれ独立に、脱離基である。]
【請求項14】
式:
【化19】
[式中、
X1は、CR4およびNからなる群から選ばれ;
X2、X3およびX4は、それぞれ独立に、−CR5R6−、−NR7−、−O−および−S−からなる群から選ばれ;
nは、0、1、2、3および4からなる群から選ばれ;
Y1およびY2は、それぞれ独立に、O、SおよびNR8からなる群から選ばれ;
R4は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR4が、またはR4とR3若しくはR5とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R4が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R4は存在しない);
R5およびR6は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1-10)アルコキシ、(C4-12)アリールオキシ、ヘテロ(C1-10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、チオカルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR5が、またはR5とR3とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R6が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R6は存在しない);
R7は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR7が一緒になって置換または非置換の環を形成し;
R8は、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR8と、R3、R5またはR4とが一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
LG1は、脱離基である。]
で表される化合物。
【請求項15】
式:
【化20】
[式中、
X1は、CR4およびNからなる群から選ばれ;
X2、X3およびX4は、それぞれ独立に、−CR5R6−、−NR7−、−O−および−S−からなる群から選ばれ;
nは、0、1、2、3および4からなる群から選ばれ;
Y1およびY2は、それぞれ独立に、O、SおよびNR8からなる群から選ばれ;
R4は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR4が、またはR4とR3若しくはR5とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R4が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R4は存在しない);
R5およびR6は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1-10)アルコキシ、(C4-12)アリールオキシ、ヘテロ(C1-10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、チオカルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR5が、またはR5とR3とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R6が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R6は存在しない);
R7は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR7が一緒になって置換または非置換の環を形成し;
R8は、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR8と、R3、R5またはR4とが一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
LG1およびLG2は、それぞれ独立に、脱離基である。]
で表される化合物。
【請求項16】
式:
【化21】
[式中、
X1は、CR4およびNからなる群から選ばれ;
X2、X3およびX4は、それぞれ独立に、−CR5R6−、−NR7−、−O−および−S−からなる群から選ばれ;
nは、0、1、2、3および4からなる群から選ばれ;
Y1およびY2は、それぞれ独立に、O、SおよびNR8からなる群から選ばれ;
R4は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR4が、またはR4とR3若しくはR5とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R4が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R4は存在しない);
R5およびR6は、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、(C1-10)アルコキシ、(C4-12)アリールオキシ、ヘテロ(C1-10)アリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-10)アルキル、チオカルボニル(C1-10)アルキル、スルホニル(C1-10)アルキル、スルフィニル(C1-10)アルキル、(C1-10)アザアルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR5が、またはR5とR3とが、一緒になって置換または非置換の環を形成し(但し、R6が結合している原子が二重結合の一部を形成する場合、R6は存在しない);
R7は、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いは二つのR7が一緒になって置換または非置換の環を形成し;
R8は、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロ(C1-10)アリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR8と、R3、R5またはR4とが一緒になって置換または非置換の環を形成し;および
LG2は、脱離基である。]
で表される化合物。
【請求項17】
X1がNである請求項1〜6、8および13〜16のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項18】
X1がCR4である請求項1〜6、8および13〜16のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項19】
X2が−CR5R6−である請求項1〜6、8および13〜18のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項20】
X2が−CH2−である請求項1〜6、8および13〜18のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項21】
X3が−CR5R6−である請求項1〜6、8および13〜20のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項22】
X3が−CH2−である請求項1〜6、8および13〜20のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項23】
X4が−CR5R6−である請求項1〜6、8および13〜22のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項24】
X4が−CH2−である請求項1〜6、8および13〜22のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項25】
nが1である請求項1〜6、8および13〜24のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項26】
nが2である請求項1〜6、8および13〜24のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項27】
nが3である請求項1〜6、8および13〜24のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項28】
Y1がOである請求項1〜5、7〜9および13〜27のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項29】
Y1とR3とが一緒になって置換または非置換のヘテロ(C1-6)アリールを形成する請求項1〜3、6、7、13および17〜27のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項30】
Y1とR3とが一緒になって置換または非置換のトリアゾリルまたはオキサジアゾリルを形成する請求項1〜3、6、7、13および17〜27のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項31】
Y2がOである請求項1〜5、7〜9および13〜30のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項32】
R1が、それぞれ置換または非置換の、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C4-12)アリールおよびヘテロ(C1-10)アリールからなる群から選ばれる請求項1〜3、6、7、13および17〜31のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項33】
R1が、それぞれ置換または非置換の、(C4-12)アリールおよびヘテロ(C1-10)アリールからなる群から選ばれる請求項1〜3、6、7、13および17〜31のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項34】
R1が置換または非置換の(C4-12)アリールである請求項1〜3、6、7、13および17〜31のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項35】
R1が置換または非置換のフェニルである請求項1〜3、6、7、13および17〜31のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項36】
R1が置換または非置換の(C9-12)ビシクロアリールである請求項1〜3、6、7、13および17〜31のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項37】
R1が置換または非置換のナフチルである請求項1〜3、6、7、13および17〜31のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項38】
R1が置換または非置換のヘテロ(C4-12)ビシクロアリールである請求項1〜3、6、7、13および17〜31のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項39】
R1が、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、シアノ、チオ、アルコキシ、(C1-3)アルキル、ヒドロキシ(C1-3)アルキルおよび(C3-8)シクロアルキルからなる群から選ばれる一つまたはそれ以上の置換基で置換されている請求項1〜3、6、7、13および17〜38のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項40】
R1が、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、シアノ、メチルチオ、メトキシ、トリフルオロメトキシ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、エチニル、n−プロパノリルおよびシクロプロピルからなる群から選ばれる一つまたはそれ以上の置換基で置換されている請求項1〜3、6、7、13および17〜38のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項41】
R1が、
【化22】
[式中、R14a、R14b、R14c、R14dおよびR14eは、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、シアノ、チオ、アルコキシ、(C1-3)アルキルおよびヒドロキシ(C1-3)アルキルからなる群から選ばれる。]
を含む請求項1〜3、6、7、13および17〜31のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項42】
R2が水素である請求項1〜11、13および17〜41のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項43】
R3が、R15O−NR9−であり、
R9が、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;および
R15が、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれる、請求項1、4〜7および17〜42のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項44】
R3が、R11O−L−O−NR9−であり、
Lが、存在しないか、またはLが結合している原子間で1、2、3、4、5または6原子の分離を与えるリンカーであり(この中で該分離を与えるリンカーの原子は、炭素、酸素、窒素、および硫黄からなる群から選ばれる);および
R9が、水素、インビボで水素に変換可能な置換基、置換または非置換の(C1-10)アルキル、或いは置換または非置換のハロ(C1-10)アルキルであり;および
R11が、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれる、請求項1、4〜7および17〜42のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項45】
R4が水素である請求項1〜11および13〜44のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項46】
R4がハロである請求項1〜11および13〜44のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項47】
R4が、それぞれ置換または非置換の、(C1-5)アルキルおよびハロ(C1-5)アルキルからなる群から選ばれる請求項1〜11および13〜44のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項48】
R4がメチルである請求項1〜11および13〜44のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項49】
R5が水素である請求項1〜6、88および13〜48のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項50】
R5が置換または非置換の(C1-3)アルキルである請求項1〜6、88および13〜48のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項51】
R5がハロである請求項1〜6、88および13〜48のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項52】
R6が水素である請求項1〜6、8および13〜51のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項53】
R8が置換または非置換の(C1-5)アルキルである請求項1〜5、7〜9および13〜52のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項54】
R9が水素である請求項2、3、8〜11、13および17〜53のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項55】
R9が、それぞれ置換または非置換の、(C1-5)アルキルおよびハロ(C1-5)アルキルからなる群から選ばれる請求項2、3、8〜11、13および17〜53のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項56】
R10が、それぞれ置換または非置換の、水素、ヒドロキシル、アルコキシ、(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキルおよびヘテロ(C1-10)アリールからなる群から選ばれる請求項2、8、9、13および17〜55のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項57】
R10が、R15O−L−であり、
Lが、存在しないか、またはLが結合している原子間で1、2、3、4、5または6原子の分離を与えるリンカーであり(この中で該分離を与えるリンカーの原子は、炭素、酸素、窒素、および硫黄からなる群から選ばれる);および
R15が、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれる、請求項2、8、9、13および17〜55のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項58】
R10が、それぞれ置換または非置換の、トリアゾリル、オキサジアゾリルおよびオキサゾリルからなる群から選ばれる請求項2、8、9、13および17〜55のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項59】
R10が、R4と一緒になって環を形成しない請求項2、8、9、13および17〜55のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項60】
R11が、水素および置換または非置換の(C1-5)アルキルからなる群から選ばれる請求項3、10、11および17〜59のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項61】
R15が、それぞれ置換または非置換の、水素、アルコキシ、(C1-10)アルキル、ヒドロキシ(C1-10)アルキルおよびヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-10)アルキルからなる群から選ばれる請求項43および57のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項62】
Lが置換または非置換の(C1-10)アルキレンである請求項44および57のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項63】
Lが置換または非置換の(C1-3)アルキレンである請求項44および57のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項64】
Lが、−(CR12R13)m−であり;
mが、0、1、2、3、4、5および6からなる群から選ばれ;および
R12およびR13が、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、ニトロ、シアノ、チオ、オキシ、ヒドロキシ、カルボニルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、カルボニル、オキシカルボニル、アミノカルボニル、アミノ、(C1-10)アルキルアミノ、スルホンアミド、イミノ、スルホニル、スルフィニル、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、カルボニル(C1-3)アルキル、チオカルボニル(C1-3)アルキル、スルホニル(C1-3)アルキル、スルフィニル(C1-3)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、またはR12およびR13のいずれか二つが一緒になって置換または非置換の環を形成する、請求項44および57のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項65】
R12が、それぞれ置換または非置換の、ヒドロキシル、(C3-12)シクロアルキルおよびヘテロ(C3-12)シクロアルキルからなる群から選ばれる請求項3、10、11および17〜64のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項66】
R12が、−NR16R17であり;および
R16およびR17が、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、(C1-10)アルキル、ハロ(C1-10)アルキル、アミノ(C1-10)アルキル、イミノ(C1-3)アルキル、(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル(C1-5)アルキル、アリール(C1-10)アルキル、ヘテロアリール(C1-5)アルキル、(C9-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、ヘテロ(C8-12)ビシクロアリール(C1-5)アルキル、(C3-12)シクロアルキル、ヘテロ(C3-12)シクロアルキル、(C9-12)ビシクロアルキル、ヘテロ(C3-12)ビシクロアルキル、(C4-12)アリール、ヘテロ(C1-10)アリール、(C9-12)ビシクロアリールおよびヘテロ(C4-12)ビシクロアリールからなる群から選ばれるか、或いはR16とR17とが一緒になって置換または非置換の環を形成する、請求項3、10、11および17〜64のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項67】
mが0である請求項3、10、11および17〜66のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項68】
mが1である請求項3、10、11および17〜66のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項69】
R12が、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ヒドロキシル、(C1-5)アルキルおよびヒドロキシ(C1-5)アルキルからなる群から選ばれる請求項3、10、11および17〜68のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項70】
R13が、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ヒドロキシル、(C1-5)アルキルおよびヒドロキシ(C1-5)アルキルからなる群から選ばれる請求項3、10、11および17〜69のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項71】
lが1である請求項4、8〜11および17〜70のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項72】
lが2である請求項4、8〜11および17〜70のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項73】
R14が、それぞれ独立に、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、シアノ、カルボニル、(C1-5)アルキルおよび(C3-12)シクロアルキルからなる群から選ばれる請求項4、8〜11および17〜72のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項74】
R14aが、水素、ハロ、および置換または非置換の(C1-5)アルキルからなる群から選ばれる請求項5および17〜73のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項75】
R14aが、フルオロ、クロロおよびメチルからなる群から選ばれる請求項5および17〜73のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項76】
R14cが、それぞれ置換または非置換の、水素、ハロ、シアノ、チオ、(C1-3)アルキルおよびヒドロキシ(C1-3)アルキルからなる群から選ばれる請求項5および17〜75のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項77】
R14cが、ヨードおよびブロモからなる群から選ばれる請求項5および17〜75のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項78】
R16が水素である請求項65のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項79】
R17が水素である請求項65および78のいずれか一項に記載の化合物または方法。
【請求項80】
化合物が薬学的に許容し得る塩の形態である請求項1〜12および17〜79のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項81】
化合物が立体異性体の混合物中に存在する請求項1〜12および17〜80のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項82】
化合物が単一の立体異性体を含む請求項1〜12および17〜80のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項83】
有効成分として請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項84】
組成物が経口投与に適した固体製剤である請求項83に記載の医薬組成物。
【請求項85】
組成物が経口投与に適した液体製剤である請求項83に記載の医薬組成物。
【請求項86】
組成物が錠剤である請求項83に記載の医薬組成物。
【請求項87】
組成物が非経口投与に適した液体製剤である請求項83に記載の医薬組成物。
【請求項88】
組成物が、経口、非経口、腹腔内、静脈内、動脈内、経皮、舌下、筋肉内、直腸内、経頬、鼻腔内、リポソーム、吸入経由、経膣、眼内、局所送達経由、皮下、脂肪内、関節内、およびくも膜下腔内からなる群から選ばれる経路による投与に適している請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項89】
請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物;並びに
該化合物が投与される疾患状態の表示、該化合物の保存情報、投与情報、および該化合物の投与の仕方に関する指示からなる群から選ばれる一つまたはそれ以上の形態の情報を含む説明書
を含むキット。
【請求項90】
キットが、複数回の投与形態の該化合物を含む請求項89に記載のキット。
【請求項91】
請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物;および
包装材料
を含む製品。
【請求項92】
包装材料が、該化合物を収容する容器を含む請求項91に記載の製品。
【請求項93】
容器が、該化合物が投与される疾患状態、保存情報、投与情報および/または該化合物の投与の仕方に関する指示からなる群の一つまたはそれ以上の要素を表示するラベルを含む請求項92に記載の製品。
【請求項94】
製品が、複数回の投与形態の該化合物を含む請求項90に記載の製品。
【請求項95】
請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物を対象に投与することを含む治療方法。
【請求項96】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)と請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物とを接触させることを含む、MEKを阻害する方法。
【請求項97】
インビボでマイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)を阻害するために、請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物を対象内に存在させることを含む、MEKを阻害する方法。
【請求項98】
第1の化合物を対象に投与することを含み、該第1の化合物がインビボで第2の化合物に変換され、該第2の化合物がインビボでマイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)を阻害し、該第2の化合物が請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物である、MEKを阻害する方法。
【請求項99】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)が活性を有し、該活性が疾患状態の病理および/または症候の一因となる疾患状態を治療する方法であって、請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物を、該疾患状態に対する治療有効量で対象内に存在させることを含む方法。
【請求項100】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)が活性を有し、該活性が疾患状態の病理および/または症候の一因となる疾患状態を治療する方法であって、請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物を対象に投与することを含み、該化合物が該疾患状態に対する治療有効量で該対象内に存在する、方法。
【請求項101】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)が活性を有し、該活性が疾患状態の病理および/または症候の一因となる疾患状態を治療する方法であって、第1の化合物を対象に投与することを含み、該第1の化合物がインビボで第2の化合物に変換され、該第2の化合物がインビボでMEKを阻害し、該第2の化合物が請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物である、方法。
【請求項102】
疾患状態が、癌性過剰増殖障害;非癌性過剰増殖障害;膵炎;腎疾患;疼痛;未分化胚芽細胞移植の予防;脈管形成または血管形成に関連する疾患の治療;喘息;好中球走化性;敗血性ショック;免疫抑制が有効であろうT細胞媒介疾患;アテローム性動脈硬化;慢性閉塞性肺疾患(COPD)および成長因子カクテルに対するケラチノサイト応答の阻害からなる群から選ばれる請求項99〜101のいずれか一項に記載の方法。
【請求項103】
過剰増殖障害が癌である請求項102に記載の方法。
【請求項104】
癌が、脳癌、肺癌、扁平上皮癌、膀胱癌、胃癌、膵臓癌、乳癌、頭部癌、頚部癌、腎癌、腎臓癌、卵巣癌、前立腺癌、結腸直腸癌、類表皮癌、食道癌、精巣癌、婦人科癌および甲状腺癌からなる群から選ばれる請求項103に記載の方法。
【請求項105】
過剰増殖障害が、皮膚の良性過形成、再狭窄、および良性前立腺肥大症(BPH)からなる群から選ばれる請求項102に記載の方法。
【請求項106】
皮膚の良性過形成が乾癬である請求項105に記載の方法。
【請求項107】
脈管形成または血管形成に関連する疾患が、腫瘍血管形成および急性または慢性の炎症性疾患からなる群から選ばれる請求項102に記載の方法。
【請求項108】
脈管形成または血管形成に関連する疾患が、関節リウマチ、アテローム性動脈硬化、炎症性腸疾患、皮膚疾患、糖尿病、糖尿病性網膜症、未熟児網膜症、加齢性黄斑変性症、血管腫、神経膠腫、黒色腫、カポジ肉腫および卵巣癌、乳癌、肺癌、膵臓癌、前立腺癌、結腸癌および類表皮癌からなる群から選ばれる請求項102に記載の方法。
【請求項109】
MEKがMEK1である請求項96〜108のいずれか一項に記載の方法。
【請求項110】
MEKがMEK2である請求項96〜108のいずれか一項に記載の方法。
【請求項111】
細胞外調節キナーゼ(ERK)と請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物とを接触させることを含む、ERKを阻害する方法。
【請求項112】
インビボで細胞外調節キナーゼ(ERK)を阻害するために、請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物を対象内に存在させることを含む、ERKを阻害する方法。
【請求項113】
第1の化合物を対象に投与することを含み、該第1の化合物がインビボで第2の化合物に変換され、該第2の化合物がインビボで細胞外調節キナーゼ(ERK)を阻害し、該第2の化合物が請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物である、ERKを阻害する方法。
【請求項114】
ERKがERK1である請求項111〜113のいずれか一項に記載の方法。
【請求項115】
ERKがERK2である請求項111〜113のいずれか一項に記載の方法。
【請求項116】
医薬として使用するための請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項117】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)を阻害する医薬の製造における、請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項118】
マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MEK)が活性を有し、該活性が疾患状態の病理および/または症候の一因となる疾患状態を治療する医薬の製造における、請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項119】
癌性過剰増殖障害;非癌性過剰増殖障害;膵炎;腎疾患;疼痛;未分化胚芽細胞移植の予防;脈管形成または血管形成に関連する疾患の治療;喘息;好中球走化性;敗血性ショック;免疫抑制が有効であろうT細胞媒介疾患;アテローム性動脈硬化;慢性閉塞性肺疾患(COPD)および成長因子カクテルに対するケラチノサイト応答の阻害を治療する医薬の製造における、請求項1〜12および17〜82のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【図1A】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図1G】
【図1H】
【図1I】
【図1J】
【図1K】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図1G】
【図1H】
【図1I】
【図1J】
【図1K】
【公表番号】特表2011−503099(P2011−503099A)
【公表日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−533285(P2010−533285)
【出願日】平成20年11月7日(2008.11.7)
【国際出願番号】PCT/US2008/082846
【国際公開番号】WO2009/064675
【国際公開日】平成21年5月22日(2009.5.22)
【出願人】(000002934)武田薬品工業株式会社 (396)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年11月7日(2008.11.7)
【国際出願番号】PCT/US2008/082846
【国際公開番号】WO2009/064675
【国際公開日】平成21年5月22日(2009.5.22)
【出願人】(000002934)武田薬品工業株式会社 (396)
【Fターム(参考)】
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