MDA−7を含む方法および組成物
本発明は、MDA-7を含む組成物および方法に関する。より詳しく述べると、本発明は、癌および他の血管新生関連障害の診断、予後、および治療的治療の組成物および治療法(抗血管新生療法)に向けられる。本発明はまた、MDA-7の精製法にも向けられる。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
MDA-7タンパク質を含む細胞抽出物または上清にアフィニティクロマトグラフィーを行うことを含む、細胞からMDA-7タンパク質を精製する方法。
【請求項2】
MDA-7タンパク質が少なくとも20%均一まで精製され、活性である、請求項1記載の方法。
【請求項3】
MDA-7タンパク質がグリコシル化され、タンパク質の分泌型である、請求項1記載の方法。
【請求項4】
アフィニティクロマトグラフィーを行う前、あいだ、または後に抽出物または上清にタンパク質担体を加える段階をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項5】
得られたMDA-7タンパク質が少なくとも30%均一まで精製され、活性である、アフィニティ精製MDA-7タンパク質に陰イオン交換クロマトグラフィーを行う段階をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項6】
陰イオン交換クロマトグラフィーが濃度1.0 Mまでの塩の段階的勾配を含む、請求項5記載の方法。
【請求項7】
MDA-7タンパク質が塩濃度約0.9〜1.0 Mの溶液において溶出される、請求項6記載の方法。
【請求項8】
得られたタンパク質が50%〜70%均一まで精製される、請求項5記載の方法。
【請求項9】
得られたタンパク質が70%〜90%均一まで精製される、請求項8記載の方法。
【請求項10】
得られたタンパク質が少なくとも90%均一まで精製される、請求項9記載の方法。
【請求項11】
得られたタンパク質が少なくとも95%均一まで精製される、請求項10記載の方法。
【請求項12】
アフィニティクロマトグラフィーが少なくとも一つの抗MDA-7ポリクローナル抗体を含むアフィニティ樹脂を含む、請求項1記載の方法。
【請求項13】
アフィニティクロマトグラフィーが少なくとも一つの抗MDA-7モノクローナル抗体を含むアフィニティ樹脂を含む、請求項1記載の方法。
【請求項14】
アフィニティクロマトグラフィーが、細胞抽出物または上清をアフィニティ樹脂に接触させること、樹脂を洗浄すること、およびMDA-7タンパク質を樹脂から溶出することを含む、請求項1記載の方法。
【請求項15】
MDA-7タンパク質が1 Mの塩およびpH 5.0未満を含む溶液から溶出される、請求項14記載の方法。
【請求項16】
溶出されたMDA-7タンパク質を緩衝液によって中和する段階をさらに含む、請求項14記載の方法。
【請求項17】
溶出されたMDA-7タンパク質をプロテインAと共にインキュベートする段階をさらに含む、請求項14記載の方法。
【請求項18】
プロテインAが非反応性材料に共役または結合される、請求項17記載の方法。
【請求項19】
アフィニティクロマトグラフィー精製MDA-7タンパク質にサイズ分離精製を行う段階をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項20】
サイズ分離精製が陰イオン交換クロマトグラフィーの前および/または後に行われる、請求項19記載の方法。
【請求項21】
サイズ分離精製がタンパク質ゲルまたはサイズ排除カラムを含む、請求項19記載の方法。
【請求項22】
以下を含む細胞から活性な、グリコシル化された、分泌型MDA-7タンパク質を精製する方法:
a)分泌型MDA-7タンパク質を含む細胞抽出物または上清に、抗MDA-7抗体を含むアフィニティクロマトグラフィーを行う段階;
b)アフィニティクロマトグラフィー精製MDA-7タンパク質にサイズ分離精製を行う段階;および
c)サイズ分離精製MDA-7に陰イオン交換クロマトグラフィーを行う段階。
【請求項23】
MDA-7タンパク質が少なくとも80%均一まで精製される、請求項22記載の方法。
【請求項24】
活性である精製MDA-7タンパク質。
【請求項25】
少なくとも約25%均一まで精製される、請求項24記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項26】
少なくとも約40%均一まで精製される、請求項25記載のMDA-7タンパク質。
【請求項27】
少なくとも約50%均一まで精製される、請求項26記載のMDA-7タンパク質。
【請求項28】
少なくとも約60%均一まで精製される、請求項27記載のMDA-7タンパク質。
【請求項29】
少なくとも約70%均一まで精製される、請求項28記載のMDA-7タンパク質。
【請求項30】
少なくとも約80%均一まで精製される、請求項29記載のMDA-7タンパク質。
【請求項31】
少なくとも約90%均一まで精製される、請求項30記載のMDA-7タンパク質。
【請求項32】
少なくとも約95%均一まで精製される、請求項31記載のMDA-7タンパク質。
【請求項33】
請求項24記載の精製された分泌型MDA-7タンパク質を含む薬学的に許容される組成物の有効量を患者に投与することを含む、癌患者を治療する方法。
【請求項34】
MDA-7タンパク質が活性であって、組成物中のタンパク質に関して少なくとも約80%均一である、請求項33記載の方法。
【請求項35】
患者に放射線療法または化学療法を行うことをさらに含む、請求項33記載の方法。
【請求項36】
癌患者が上皮細胞癌を有する、請求項35記載の方法。
【請求項37】
癌患者が黒色腫または膵臓癌を有する、請求項33記載の方法。
【請求項38】
核酸が細胞において機能的なプロモーターの制御下に存在する、MDA-7をコードする核酸を含むアデノウイルスベクターの有効量を細胞に投与することを含む、癌細胞を放射線増感する方法。
【請求項39】
癌細胞が上皮細胞である、請求項38記載の方法。
【請求項40】
アデノウイルスベクターの投与後72時間以内に癌細胞に放射線照射を行うことをさらに含む、請求項38記載の方法。
【請求項41】
NF-κB阻害剤と、MDA-7タンパク質またはプロモーターの制御下でMDA-7をコードする核酸を含むアデノウイルスベクターのいずれかを含む組成物とを患者に投与することを含む、患者における癌を治療する方法。
【請求項42】
NF-κB阻害剤がスリンダクである、請求項41記載の方法。
【請求項43】
配列番号:2のアミノ酸100〜206位および小胞体ターゲティング配列を含むタンパク質。
【請求項44】
MDA-7が、癌の局所浸潤および/または転移を阻害または防止する、MDA-7タンパク質を含む薬学的に許容される組成物の有効量を患者に投与することを含む、患者における癌の局所浸潤および/または転移を阻害または防止する方法。
【請求項45】
癌が黒色腫、肺の非小細胞、肺の小細胞、肺、肝癌、網膜芽種、星状細胞腫、神経膠芽腫、歯肉、舌、白血病、神経芽腫、頭部、頚部、乳腺、膵臓、前立腺、腎臓、骨、精巣、卵巣、中皮種、頚部、消化管、リンパ腫、脳、結腸、または膀胱である、請求項44記載の方法。
【請求項46】
癌が肺癌である、請求項45記載の方法。
【請求項47】
MDA-7タンパク質が癌の局所浸潤および/または転移を阻害または防止する、MDA-7タンパク質をコードするポリヌクレオチドを含む薬学的に許容される組成物の有効量を患者に投与することを含む、患者における癌の局所浸潤および/または転移を阻害または防止する方法。
【請求項48】
MDA-7タンパク質をコードするポリヌクレオチドが発現構築物を含む、請求項47記載の方法。
【請求項49】
発現構築物が、プロモーターの制御下でMDA-7タンパク質をコードする核酸を含むアデノウイルスベクターを含む、請求項48記載の方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
活性である精製MDA-7タンパク質。
【請求項2】
少なくとも約25%均一まで精製される、請求項1記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項3】
少なくとも約40%均一まで精製される、請求項2記載のMDA-7タンパク質。
【請求項4】
少なくとも約50%均一まで精製される、請求項3記載のMDA-7タンパク質。
【請求項5】
少なくとも約60%均一まで精製される、請求項4記載のMDA-7タンパク質。
【請求項6】
少なくとも約70%均一まで精製される、請求項5記載のMDA-7タンパク質。
【請求項7】
少なくとも約80%均一まで精製される、請求項6記載のMDA-7タンパク質。
【請求項8】
少なくとも約90%均一まで精製される、請求項7記載のMDA-7タンパク質。
【請求項9】
少なくとも約95%均一まで精製される、請求項8記載のMDA-7タンパク質。
【請求項10】
活性タンパク質がアポトーシスを誘導する能力を有する、請求項1記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項11】
活性タンパク質が血管新生を阻害する能力を有する、請求項1記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項12】
活性タンパク質がIL-22受容体に結合する能力を有する、請求項1記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項13】
活性タンパク質がSTAT3を活性化する能力を有する、請求項1記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項14】
多量体である、請求項1記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項15】
グリコシル化されている、請求項1記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項16】
薬学的に許容される組成物に製剤化されている、請求項1記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項17】
配列番号:2のアミノ酸100〜206位および小胞体ターゲティング配列を含むタンパク質。
【請求項18】
請求項1記載の精製された分泌型MDA-7タンパク質を含む薬学的に許容される組成物の有効量を患者に投与することを含む、癌患者を治療する方法。
【請求項19】
MDA-7タンパク質が活性であって、組成物中のタンパク質に関して少なくとも約80%均一である、請求項18記載の方法。
【請求項20】
患者に放射線療法または化学療法を行うことをさらに含む、請求項18記載の方法。
【請求項21】
癌患者が上皮細胞癌を有する、請求項20記載の方法。
【請求項22】
癌患者が黒色腫または膵臓癌を有する、請求項18記載の方法。
【請求項23】
核酸が細胞において機能的なプロモーターの制御下に存在する、MDA-7をコードする核酸を含むアデノウイルスベクターの有効量を細胞に投与することを含む、癌細胞を放射線増感する方法。
【請求項24】
癌細胞が上皮細胞である、請求項23記載の方法。
【請求項25】
アデノウイルスベクターの投与後72時間以内に癌細胞に放射線照射を行うことをさらに含む、請求項23記載の方法。
【請求項26】
NF-κB阻害剤と、MDA-7タンパク質またはプロモーターの制御下でMDA-7をコードする核酸を含むアデノウイルスベクターのいずれかを含む組成物とを患者に投与することを含む、患者における癌を治療する方法。
【請求項27】
NF-κB阻害剤がスリンダクである、請求項26記載の方法。
【請求項28】
MDA-7が、癌の局所浸潤および/または転移を阻害または防止する、MDA-7タンパク質を含む薬学的に許容される組成物の有効量を患者に投与することを含む、患者における癌の局所浸潤および/または転移を阻害または防止する方法。
【請求項29】
癌が黒色腫、肺の非小細胞、肺の小細胞、肺、肝癌、網膜芽種、星状細胞腫、神経膠芽腫、歯肉、舌、白血病、神経芽腫、頭部、頚部、乳腺、膵臓、前立腺、腎臓、骨、精巣、卵巣、中皮種、頚部、消化管、リンパ腫、脳、結腸、または膀胱である、請求項28記載の方法。
【請求項30】
癌が肺癌である、請求項29記載の方法。
【請求項31】
MDA-7タンパク質が癌の局所浸潤および/または転移を阻害または防止する、MDA-7タンパク質をコードするポリヌクレオチドを含む薬学的に許容される組成物の有効量を患者に投与することを含む、患者における癌の局所浸潤および/または転移を阻害または防止する方法。
【請求項32】
MDA-7タンパク質をコードするポリヌクレオチドが発現構築物を含む、請求項31記載の方法。
【請求項33】
発現構築物が、プロモーターの制御下でMDA-7タンパク質をコードする核酸を含むアデノウイルスベクターを含む、請求項32記載の方法。
【請求項1】
MDA-7タンパク質を含む細胞抽出物または上清にアフィニティクロマトグラフィーを行うことを含む、細胞からMDA-7タンパク質を精製する方法。
【請求項2】
MDA-7タンパク質が少なくとも20%均一まで精製され、活性である、請求項1記載の方法。
【請求項3】
MDA-7タンパク質がグリコシル化され、タンパク質の分泌型である、請求項1記載の方法。
【請求項4】
アフィニティクロマトグラフィーを行う前、あいだ、または後に抽出物または上清にタンパク質担体を加える段階をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項5】
得られたMDA-7タンパク質が少なくとも30%均一まで精製され、活性である、アフィニティ精製MDA-7タンパク質に陰イオン交換クロマトグラフィーを行う段階をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項6】
陰イオン交換クロマトグラフィーが濃度1.0 Mまでの塩の段階的勾配を含む、請求項5記載の方法。
【請求項7】
MDA-7タンパク質が塩濃度約0.9〜1.0 Mの溶液において溶出される、請求項6記載の方法。
【請求項8】
得られたタンパク質が50%〜70%均一まで精製される、請求項5記載の方法。
【請求項9】
得られたタンパク質が70%〜90%均一まで精製される、請求項8記載の方法。
【請求項10】
得られたタンパク質が少なくとも90%均一まで精製される、請求項9記載の方法。
【請求項11】
得られたタンパク質が少なくとも95%均一まで精製される、請求項10記載の方法。
【請求項12】
アフィニティクロマトグラフィーが少なくとも一つの抗MDA-7ポリクローナル抗体を含むアフィニティ樹脂を含む、請求項1記載の方法。
【請求項13】
アフィニティクロマトグラフィーが少なくとも一つの抗MDA-7モノクローナル抗体を含むアフィニティ樹脂を含む、請求項1記載の方法。
【請求項14】
アフィニティクロマトグラフィーが、細胞抽出物または上清をアフィニティ樹脂に接触させること、樹脂を洗浄すること、およびMDA-7タンパク質を樹脂から溶出することを含む、請求項1記載の方法。
【請求項15】
MDA-7タンパク質が1 Mの塩およびpH 5.0未満を含む溶液から溶出される、請求項14記載の方法。
【請求項16】
溶出されたMDA-7タンパク質を緩衝液によって中和する段階をさらに含む、請求項14記載の方法。
【請求項17】
溶出されたMDA-7タンパク質をプロテインAと共にインキュベートする段階をさらに含む、請求項14記載の方法。
【請求項18】
プロテインAが非反応性材料に共役または結合される、請求項17記載の方法。
【請求項19】
アフィニティクロマトグラフィー精製MDA-7タンパク質にサイズ分離精製を行う段階をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項20】
サイズ分離精製が陰イオン交換クロマトグラフィーの前および/または後に行われる、請求項19記載の方法。
【請求項21】
サイズ分離精製がタンパク質ゲルまたはサイズ排除カラムを含む、請求項19記載の方法。
【請求項22】
以下を含む細胞から活性な、グリコシル化された、分泌型MDA-7タンパク質を精製する方法:
a)分泌型MDA-7タンパク質を含む細胞抽出物または上清に、抗MDA-7抗体を含むアフィニティクロマトグラフィーを行う段階;
b)アフィニティクロマトグラフィー精製MDA-7タンパク質にサイズ分離精製を行う段階;および
c)サイズ分離精製MDA-7に陰イオン交換クロマトグラフィーを行う段階。
【請求項23】
MDA-7タンパク質が少なくとも80%均一まで精製される、請求項22記載の方法。
【請求項24】
活性である精製MDA-7タンパク質。
【請求項25】
少なくとも約25%均一まで精製される、請求項24記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項26】
少なくとも約40%均一まで精製される、請求項25記載のMDA-7タンパク質。
【請求項27】
少なくとも約50%均一まで精製される、請求項26記載のMDA-7タンパク質。
【請求項28】
少なくとも約60%均一まで精製される、請求項27記載のMDA-7タンパク質。
【請求項29】
少なくとも約70%均一まで精製される、請求項28記載のMDA-7タンパク質。
【請求項30】
少なくとも約80%均一まで精製される、請求項29記載のMDA-7タンパク質。
【請求項31】
少なくとも約90%均一まで精製される、請求項30記載のMDA-7タンパク質。
【請求項32】
少なくとも約95%均一まで精製される、請求項31記載のMDA-7タンパク質。
【請求項33】
請求項24記載の精製された分泌型MDA-7タンパク質を含む薬学的に許容される組成物の有効量を患者に投与することを含む、癌患者を治療する方法。
【請求項34】
MDA-7タンパク質が活性であって、組成物中のタンパク質に関して少なくとも約80%均一である、請求項33記載の方法。
【請求項35】
患者に放射線療法または化学療法を行うことをさらに含む、請求項33記載の方法。
【請求項36】
癌患者が上皮細胞癌を有する、請求項35記載の方法。
【請求項37】
癌患者が黒色腫または膵臓癌を有する、請求項33記載の方法。
【請求項38】
核酸が細胞において機能的なプロモーターの制御下に存在する、MDA-7をコードする核酸を含むアデノウイルスベクターの有効量を細胞に投与することを含む、癌細胞を放射線増感する方法。
【請求項39】
癌細胞が上皮細胞である、請求項38記載の方法。
【請求項40】
アデノウイルスベクターの投与後72時間以内に癌細胞に放射線照射を行うことをさらに含む、請求項38記載の方法。
【請求項41】
NF-κB阻害剤と、MDA-7タンパク質またはプロモーターの制御下でMDA-7をコードする核酸を含むアデノウイルスベクターのいずれかを含む組成物とを患者に投与することを含む、患者における癌を治療する方法。
【請求項42】
NF-κB阻害剤がスリンダクである、請求項41記載の方法。
【請求項43】
配列番号:2のアミノ酸100〜206位および小胞体ターゲティング配列を含むタンパク質。
【請求項44】
MDA-7が、癌の局所浸潤および/または転移を阻害または防止する、MDA-7タンパク質を含む薬学的に許容される組成物の有効量を患者に投与することを含む、患者における癌の局所浸潤および/または転移を阻害または防止する方法。
【請求項45】
癌が黒色腫、肺の非小細胞、肺の小細胞、肺、肝癌、網膜芽種、星状細胞腫、神経膠芽腫、歯肉、舌、白血病、神経芽腫、頭部、頚部、乳腺、膵臓、前立腺、腎臓、骨、精巣、卵巣、中皮種、頚部、消化管、リンパ腫、脳、結腸、または膀胱である、請求項44記載の方法。
【請求項46】
癌が肺癌である、請求項45記載の方法。
【請求項47】
MDA-7タンパク質が癌の局所浸潤および/または転移を阻害または防止する、MDA-7タンパク質をコードするポリヌクレオチドを含む薬学的に許容される組成物の有効量を患者に投与することを含む、患者における癌の局所浸潤および/または転移を阻害または防止する方法。
【請求項48】
MDA-7タンパク質をコードするポリヌクレオチドが発現構築物を含む、請求項47記載の方法。
【請求項49】
発現構築物が、プロモーターの制御下でMDA-7タンパク質をコードする核酸を含むアデノウイルスベクターを含む、請求項48記載の方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
活性である精製MDA-7タンパク質。
【請求項2】
少なくとも約25%均一まで精製される、請求項1記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項3】
少なくとも約40%均一まで精製される、請求項2記載のMDA-7タンパク質。
【請求項4】
少なくとも約50%均一まで精製される、請求項3記載のMDA-7タンパク質。
【請求項5】
少なくとも約60%均一まで精製される、請求項4記載のMDA-7タンパク質。
【請求項6】
少なくとも約70%均一まで精製される、請求項5記載のMDA-7タンパク質。
【請求項7】
少なくとも約80%均一まで精製される、請求項6記載のMDA-7タンパク質。
【請求項8】
少なくとも約90%均一まで精製される、請求項7記載のMDA-7タンパク質。
【請求項9】
少なくとも約95%均一まで精製される、請求項8記載のMDA-7タンパク質。
【請求項10】
活性タンパク質がアポトーシスを誘導する能力を有する、請求項1記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項11】
活性タンパク質が血管新生を阻害する能力を有する、請求項1記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項12】
活性タンパク質がIL-22受容体に結合する能力を有する、請求項1記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項13】
活性タンパク質がSTAT3を活性化する能力を有する、請求項1記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項14】
多量体である、請求項1記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項15】
グリコシル化されている、請求項1記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項16】
薬学的に許容される組成物に製剤化されている、請求項1記載の精製MDA-7タンパク質。
【請求項17】
配列番号:2のアミノ酸100〜206位および小胞体ターゲティング配列を含むタンパク質。
【請求項18】
請求項1記載の精製された分泌型MDA-7タンパク質を含む薬学的に許容される組成物の有効量を患者に投与することを含む、癌患者を治療する方法。
【請求項19】
MDA-7タンパク質が活性であって、組成物中のタンパク質に関して少なくとも約80%均一である、請求項18記載の方法。
【請求項20】
患者に放射線療法または化学療法を行うことをさらに含む、請求項18記載の方法。
【請求項21】
癌患者が上皮細胞癌を有する、請求項20記載の方法。
【請求項22】
癌患者が黒色腫または膵臓癌を有する、請求項18記載の方法。
【請求項23】
核酸が細胞において機能的なプロモーターの制御下に存在する、MDA-7をコードする核酸を含むアデノウイルスベクターの有効量を細胞に投与することを含む、癌細胞を放射線増感する方法。
【請求項24】
癌細胞が上皮細胞である、請求項23記載の方法。
【請求項25】
アデノウイルスベクターの投与後72時間以内に癌細胞に放射線照射を行うことをさらに含む、請求項23記載の方法。
【請求項26】
NF-κB阻害剤と、MDA-7タンパク質またはプロモーターの制御下でMDA-7をコードする核酸を含むアデノウイルスベクターのいずれかを含む組成物とを患者に投与することを含む、患者における癌を治療する方法。
【請求項27】
NF-κB阻害剤がスリンダクである、請求項26記載の方法。
【請求項28】
MDA-7が、癌の局所浸潤および/または転移を阻害または防止する、MDA-7タンパク質を含む薬学的に許容される組成物の有効量を患者に投与することを含む、患者における癌の局所浸潤および/または転移を阻害または防止する方法。
【請求項29】
癌が黒色腫、肺の非小細胞、肺の小細胞、肺、肝癌、網膜芽種、星状細胞腫、神経膠芽腫、歯肉、舌、白血病、神経芽腫、頭部、頚部、乳腺、膵臓、前立腺、腎臓、骨、精巣、卵巣、中皮種、頚部、消化管、リンパ腫、脳、結腸、または膀胱である、請求項28記載の方法。
【請求項30】
癌が肺癌である、請求項29記載の方法。
【請求項31】
MDA-7タンパク質が癌の局所浸潤および/または転移を阻害または防止する、MDA-7タンパク質をコードするポリヌクレオチドを含む薬学的に許容される組成物の有効量を患者に投与することを含む、患者における癌の局所浸潤および/または転移を阻害または防止する方法。
【請求項32】
MDA-7タンパク質をコードするポリヌクレオチドが発現構築物を含む、請求項31記載の方法。
【請求項33】
発現構築物が、プロモーターの制御下でMDA-7タンパク質をコードする核酸を含むアデノウイルスベクターを含む、請求項32記載の方法。
【図2】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図5】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図6D】
【図6E】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19A】
【図19B】
【図19C】
【図19D】
【図20A】
【図20B】
【図20C】
【図20D】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32A】
【図32B】
【図32C】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39A】
【図39B】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49A】
【図49B】
【図49C】
【図49D】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54A】
【図54B】
【図55】
【図56】
【図57A】
【図57B】
【図57C】
【図58】
【図59A】
【図59B】
【図59C】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65A】
【図65B】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71A】
【図71B】
【図71C】
【図72】
【図73】
【図74】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図5】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図6D】
【図6E】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19A】
【図19B】
【図19C】
【図19D】
【図20A】
【図20B】
【図20C】
【図20D】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32A】
【図32B】
【図32C】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39A】
【図39B】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49A】
【図49B】
【図49C】
【図49D】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54A】
【図54B】
【図55】
【図56】
【図57A】
【図57B】
【図57C】
【図58】
【図59A】
【図59B】
【図59C】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65A】
【図65B】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71A】
【図71B】
【図71C】
【図72】
【図73】
【図74】
【公表番号】特表2006−523227(P2006−523227A)
【公表日】平成18年10月12日(2006.10.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−508937(P2006−508937)
【出願日】平成16年3月2日(2004.3.2)
【国際出願番号】PCT/US2004/006147
【国際公開番号】WO2004/078124
【国際公開日】平成16年9月16日(2004.9.16)
【出願人】(505073093)ボード オブ リージェンツ ザ ユニバーシティー オブ テキサス システム (5)
【出願人】(500435001)イントロジェン・セラピューティクス,インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成18年10月12日(2006.10.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年3月2日(2004.3.2)
【国際出願番号】PCT/US2004/006147
【国際公開番号】WO2004/078124
【国際公開日】平成16年9月16日(2004.9.16)
【出願人】(505073093)ボード オブ リージェンツ ザ ユニバーシティー オブ テキサス システム (5)
【出願人】(500435001)イントロジェン・セラピューティクス,インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]