説明

MSRV関連疾患の特異的なリガンドの治療上の使用

本発明は、配列番号1, 配列番号2, 配列番号3 配列番号4, 配列番号5 および 配列番号6又は前記配列内でCDR1(配列番号1)の0 〜 3, CDR2 (配列番号 2)の0 〜 2, CDR3 (配列番号 3)の0 〜 2, CDR4 (配列番号 4)の0 〜 1, CDR5 (配列番号 5)の0 〜 4, CDR6 (配列番号 6)の0 〜 2で示される置換されたアミノ酸の何れかの数, 又は均等な化学的な機能および特性を有している他のアミノ酸で前記配列の配列番号1〜配列番号 6内で置換されたアミノ酸を有している配列で表される相補性決定領域(CDRs)の各々を含むリガンドに関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
配列番号 1, 配列番号 2, 配列番号 3 配列番号 4, 配列番号 5 および 配列番号 6又は以下の何れかで表される相補性決定領域(CDRs)の各々を含むリガンド:
CDR1(配列番号1)の0 〜 3, CDR2 (配列番号 2)の0 〜 2, CDR3 (配列番号 3)の0 〜 2, CDR4 (配列番号 4)の0 〜 1, CDR5 (配列番号 5)の0 〜 4, CDR6 (配列番号 6)の0 〜 2で示される前記配列内に何れかの数の置換されたアミノ酸を有している任意の配列, 又は
前記配列の配列番号 1〜配列番号 6内で均等な化学的な機能および特性を有している他のアミノ酸で置換されたアミノ酸。
【請求項2】
アミノ酸配列 配列番号 1, 配列番号 2および配列番号 3または前記配列と少なくとも 80%の同一性およびより好ましくは 90%の同一性を有している任意の配列を含んでいる軽鎖可変領域 (VL), およびアミノ酸配列 配列番号 4, 配列番号 5 および配列番号 6または前記配列と少なくとも 80%の同一性およびより好ましくは 90%の同一性を有している任意の配列を含んでいる重鎖可変領域(VH)を含むリガンド。
【請求項3】
配列番号 7で表されるアミノ酸配列または前記配列と少なくとも 75%の同一性、より好ましくは 80%、なおより好ましくは90%の同一性を有している任意の配列を有している軽鎖可変領域 (VL)および配列番号 8で表されるアミノ酸配列または前記配列と少なくとも 75%の同一性、より好ましくは 80%、なおより好ましくは90%の同一性を有している任意の配列を有している重鎖可変領域(VH)を含むリガンド。
【請求項4】
請求項 1〜3のリガンドを含むScFV 断片。
【請求項5】
請求項 1〜3のリガンドを含むFab 断片。
【請求項6】
請求項 1〜3のリガンドを含む抗体。
【請求項7】
キメラ, 操作された又はヒト化された抗体であることを特徴とする請求項6に記載の抗体。
【請求項8】
IgGである請求項 6または7に記載の抗体。
【請求項9】
ヒト IgG1またはIgG4である請求項 8に記載の抗体。
【請求項10】
請求項1〜3に記載のリガンド, 請求項4のscFV 断片, 請求項5のFab断片または請求項6〜9の抗体を活性成分として含んでいる薬学的組成物。
【請求項11】
少なくとも一つの配列番号 13b, 配列番号 14, 配列番号 15, 配列番号 16, 配列番号 17, 配列番号 18で表される全長配列または前記配列と少なくとも 70% および より好ましくは 80% および なおより好ましくは 90%の同一性を有している任意の配列または前記配列と100% 相補的な任意の配列を含んでいる核酸。
【請求項12】
配列番号 13, 配列番号 14, 配列番号 15, 配列番号 16, 配列番号 17, および 配列番号 18で表される配列または前記配列と少なくとも 70% および より好ましくは 80% および なおより好ましくは 90%の同一性を有している任意の配列または前記配列と100% 相補的な任意の配列の各々を含んでいる請求項 11の核酸分子。
【請求項13】
少なくとも一つの配列番号 10または12で表される全長配列または前記配列と少なくとも 70% および より好ましくは 80% および なおより好ましくは 90%の同一性を有している任意の配列 前記配列と100% 相補的な任意の配列を含んでいる核酸。
【請求項14】
少なくとも一つの配列番号 9または11で表される全長配列または前記配列と少なくとも 70% および より好ましくは 80% および なおより好ましくは 90%の同一性を有している任意の配列または前記配列と100% 相補的な任意の配列を含んでいる核酸。
【請求項15】
請求項11〜14の何れか一項に記載の核酸を含んでいるベクター。
【請求項16】
請求項15に記載のベクターで形質転換された宿主細胞。
【請求項17】
請求項1〜3に記載のリガンド, 請求項4のscFV 断片, 請求項5のFab断片または請求項6〜9に記載の抗体を産生するための方法であって、請求項16の宿主細胞をリガンド, scFV抗体, Fab断片または抗体の合成を許容する条件下で培養する工程を含む方法。
【請求項18】
請求項1〜3に記載のリガンド, 請求項4のscFV 断片, 請求項5のFab断片または請求項6〜9に記載の抗体または請求項1〜3に記載のリガンド, 請求項4のscFV 断片, 請求項5のFab断片または請求項6〜9に記載の抗体または請求項10に記載の薬学的組成物の薬学的に許容される形態を投与することを含む処置の方法。
【請求項19】
多発性硬化症, 精神分裂病, 臨床的に分離した症候群, 慢性炎症性脱髄性多発性ニューロパチー, 癲癇, 乾癬, 癌, 炎症性の膵炎および糖尿病、より詳細には1型の糖尿病を含んでいる群から選択されるMSRV-関連疾患を処置するための請求項18に記載の処置の方法。
【請求項20】
請求項18または19の何れか一項に記載のMSRV-関連疾患の処置の方法であって、定期的に繰り返される注射での慢性的な処置として請求項9に記載のIgG4またはIgG1 抗体を投与することを含む方法。
【請求項21】
配列番号 20または配列番号 32で表されるアミノ酸配列または配列番号 20または配列番号 32で表される配列と少なくとも 75%の配列同一性を有している配列または前記配列と100% 相補的な任意の配列からなることを特徴とするアンチリガンド。
【請求項22】
請求項1〜3に記載のリガンド, 請求項4のscFV 断片, 請求項5のFab断片または請求項6〜9に記載の抗体を用いて生物学的サンプルにおけるアンチリガンドを検出する方法であって、(a) 前記サンプルを請求項1〜3に記載のリガンド, 請求項4のscFV 断片, 請求項5のFab断片または請求項6〜9に記載の抗体と接触させること、(b) 前記サンプルにおけるアンチリガンドの存在を検出することの工程を含んでいる方法。
【請求項23】
請求項22に記載のアンチリガンドを検出する方法であって、さらに(c) 前記サンプルをGAG 抗原と特異的に結合するリガンドと接触させることの工程を含んでいる方法。
【請求項24】
生物学的サンプルにおけるアンチリガンドを検出するための免疫学的アッセイのキットであって、請求項1〜3に記載のリガンド, 請求項4のscFV 断片, 請求項5のFab断片または請求項6〜9に記載の抗体,および前記アンチリガンドと上記のリガンド, sCFv, Fab断片または抗原との特異的な結合を検出するための試薬を含んでいるキット。
【請求項25】
請求項24に記載のアンチリガンドを検出するための免疫学的アッセイのキットであって、さらにGAG 抗原と特異的に結合するリガンドを含んでいるキット。
【請求項26】
多発性硬化症, 精神分裂病, 臨床的に分離した症候群, 慢性炎症性脱髄性多発性ニューロパチー, 癲癇, 乾癬, 癌, 炎症性の膵炎および糖尿病、より詳細には1型の糖尿病を含んでいる群から選択されるMSRV-関連疾患の検出における、請求項24または25に記載の免疫学的なアッセイキットの使用。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【公表番号】特表2011−527887(P2011−527887A)
【公表日】平成23年11月10日(2011.11.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−517153(P2011−517153)
【出願日】平成21年7月8日(2009.7.8)
【国際出願番号】PCT/EP2009/058663
【国際公開番号】WO2010/003977
【国際公開日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【出願人】(511009536)ジェウヌロ・エスエー (1)
【氏名又は名称原語表記】GeNeuro SA
【住所又は居所原語表記】18 chemin des Aulx, 1228 Plan−Les−Ouates, SWITZERLAND
【Fターム(参考)】