説明

N−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミドヒドラゾン誘導体化合物および寄生生物の制御におけるそれらの使用

環境における内部および/または外部寄生生物の制御に有用な式1a、式1bまたは式1cのN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物を、その製造法ならびにインビボおよびエクスビボでの寄生生物の侵入を処置するための本発明の式(1a)、式(1b)および式(1c)の化合物の使用法とともに提供する。本発明は、前記化合物を送達するための組成物を提供する。本発明の組成物は、有効量の本発明の化合物または好適なキャリアと合わせて用いられる、本発明の化合物の組み合わせを含む。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
【化1】

からなる群から選択されるN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物およびその組み合わせ、またはその医薬的に許容できる塩もしくはその溶媒和物であって、式中、
式1a、式1bおよび式1cのRは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アリールオキシアルキル、シアノアルキル、アルキルカルボニルアルキル、シクロアルキルカルボニルアルキル、アリールカルボニルアルキル、ヘテロシクリルカルボニルアルキル、ヘテロアリールカルボニルアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルアミノカルボニルアルキル、トリアルキルシリルアルキル、トリアルコキシシリルアルキル、ジアルコキシホスホネートアルキル、ヘテロシクリルオキシアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、アルキルカルボニルオキシアルキル、アリールカルボニルオキシアルキル、ヘテロシクリルカルボニルオキシアルキル、ヘテロアリールカルボニルオキシアルキル、アルコキシカルボニルオキシアルキル、アリールオキシカルボニルオキシアルキル、ヘテロシクリルオキシカルボニルオキシアルキル、ヘテロアリールオキシカルボニルオキシアルキル、アルキルアミノカルボニルオキシアルキル、アリールアミノカルボニルオキシアルキル、ヘテロシクリルアミノカルボニルオキシアルキル、ヘテロアリールアミノカルボニルオキシアルキル、アルキルカルボニルアミノアルキル、アリールカルボニルアミノアルキル、ヘテロシクリルカルボニルアミノアルキル、ヘテロアリールカルボニルアミノアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アリールスルホニルアルキル、ヘテロシクリルスルホニルアルキル、ヘテロアリールスルホニルアルキル、アルカノイル、アロイル、ヘテロシクロイル、ヘテロアロイル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロシクリルオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、N−アルキルカルバモイル、N−アリールカルバモイル、N−ヘテロシクリルカルバモイル、N−ヘテロアリールカルバモイル、N−アルキルチオカルバモイル、N−アリールチオカルバモイル、N−ヘテロシクリルチオカルバモイル、N−ヘテロアリールチオカルバモイル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロシクリルスルホニルおよびヘテロアリールスルホニルからなる群から独立して選択され;
〜Rは、水素、シアノ、ニトロ、ハロおよび以下の必要に応じて置換されている部分:アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリルオキシ、ハロアルキル、およびハロアルコキシからなる群から独立して選択され;
は、水素、ハロゲン、シアノおよび以下の必要に応じて置換されている部分:アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニルアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロシクリル、ハロアルキル、ハロアルケニルおよびハロアルキニルからなる群から選択されるが、ただし、該化合物が式1aである場合、該ヘテロアリール置換基は4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルではなく;
およびRは、水素および以下の必要に応じて置換されている部分:アルキル、q−アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニルアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルケニル、アルカノイル、アロイル、ヘテロシクロイル、ヘテロアロイル、シアノアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルコキシアルキル、アリールオキシアルキル、アルキルチオアルキル、シクロアルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、シクロアルキルスルフィニルアルキル、アリールスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、シクロアルキルスルホニルアルキル、アリールスルホニルアルキル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アルカノイル、アロイル、ヘテロシクロイル、ヘテロアロイル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロシクリルオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、N−アルキルカルバモイル、N−アリールカルバモイル、N−ヘテロシクリルカルバモイル、N−ヘテロアリールカルバモイル、N−アルキルチオカルバモイル、N−アリールチオカルバモイル、N−ヘテロシクリルチオカルバモイル、N−ヘテロアリールチオカルバモイル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロシクリルスルホニルおよびヘテロアリールスルホニルから独立して選択されるが、ただし、RおよびRの少なくとも1つがq−アルケニルである場合、qは1より大きい整数である;
N−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物およびその組み合わせ、またはその医薬的に許容できる塩もしくはその溶媒和物。
【請求項2】
Rが、水素および以下の必要に応じて置換されている部分:アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アリールオキシアルキル、シアノアルキル、アルキルカルボニルアルキル、シクロアルキルカルボニルアルキル、アリールカルボニルアルキル、ヘテロシクリルカルボニルアルキル、ヘテロアリールカルボニルアルキル、アルコキシカルボニルアルキルからなる群から選択され;
、RおよびRが水素であり;
が塩素または水素であり;
がメチルであり;
がアルキルであり;
が:
【化2】

であり;
式中、R〜R12は以下:水素、シアノ、ハロおよび以下の必要に応じて置換されている部分:アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリルオキシ、ハロアルキル、およびハロアルコキシからなる群から独立して選択される;
請求項1に記載の式1aのN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物。
【請求項3】
およびRが一緒になって、同じ縮合複素環またはヘテロアリール環の一部であり、該環は置換されているか、または置換されていないが、ただし、該複素環またはヘテロアリール環は以下の置換基:4H−1,2,4−トリアゾール−2−イル、3,5(2H,4H)−ジオキソ−1,2,4−トリアジン−6−イル、5(4H)−オキソ−3(2H)−チオキソ−1,2,4−トリアジン−6−イル、4−ハロ−1H−ピラゾール−3−イルおよび4−ハロ−2H−ピラゾール−3−イルからなる複素環またはヘテロアリール置換基のいずれでもない、請求項1に記載の式1a、式1bまたは式1cのN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物。
【請求項4】
【化3】

からなる群から選択されるN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物であって、
式中、式2aおよび式2bのRは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アリールオキシアルキル、シアノアルキル、アルキルカルボニルアルキル、シクロアルキルカルボニルアルキル、アリールカルボニルアルキル、ヘテロシクリルカルボニルアルキル、ヘテロアリールカルボニルアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルアミノカルボニルアルキル、トリアルキルシリルアルキル、トリアルコキシシリルアルキル、ジアルコキシホスホネートアルキル、ヘテロシクリルオキシアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、アルキルカルボニルオキシアルキル、アリールカルボニルオキシアルキル、ヘテロシクリルカルボニルオキシアルキル、ヘテロアリールカルボニルオキシアルキル、アルコキシカルボニルオキシアルキル、アリールオキシカルボニルオキシアルキル、ヘテロシクリルオキシカルボニルオキシアルキル、ヘテロアリールオキシカルボニルオキシアルキル、アルキルアミノカルボニルオキシアルキル、アリールアミノカルボニルオキシアルキル、ヘテロシクリルアミノカルボニルオキシアルキル、ヘテロアリールアミノカルボニルオキシアルキル、アルキルカルボニルアミノアルキル、アリールカルボニルアミノアルキル、ヘテロシクリルカルボニルアミノアルキル、ヘテロアリールカルボニルアミノアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アリールスルホニルアルキル、ヘテロシクリルスルホニルアルキル、ヘテロアリールスルホニルアルキル、アルカノイル、アロイル、ヘテロシクロイル、ヘテロアロイル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロシクリルオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、N−アルキルカルバモイル、N−アリールカルバモイル、N−ヘテロシクリルカルバモイル、N−ヘテロアリールカルバモイル、N−アルキルチオカルバモイル、N−アリールチオカルバモイル、N−ヘテロシクリルチオカルバモイル、N−ヘテロアリールチオカルバモイル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロシクリルスルホニルおよびヘテロアリールスルホニルからなる群から独立して選択され;
〜Rは、水素、シアノ、ニトロ、ハロおよび以下の必要に応じて置換されている部分:アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリルオキシ、ハロアルキル、およびハロアルコキシからなる群から独立して選択され;
は、水素および以下の必要に応じて置換されている部分:アルキル、q−アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニルアルキル、アリール、アリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルケニル、アルカノイル、アロイル、ヘテロシクロイル、ヘテロアロイル、シアノアルキル、アルコキシアルキル、シクロアルコキシアルキル、アリールオキシアルキル、アルキルチオアルキル、シクロアルキルチオアルキル、アリールチオアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、シクロアルキルスルフィニルアルキル、アリールスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、シクロアルキルスルホニルアルキル、アリールスルホニルアルキル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、アルカノイル、アロイル、ヘテロシクロイル、ヘテロアロイル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロシクリルオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、N−アルキルカルバモイル、N−アリールカルバモイル、N−ヘテロシクリルカルバモイル、N−ヘテロアリールカルバモイル、N−アルキルチオカルバモイル、N−アリールチオカルバモイル、N−ヘテロシクリルチオカルバモイル、N−ヘテロアリールチオカルバモイル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロシクリルスルホニルおよびヘテロアリールスルホニルから選択され;
13およびR14は以下:水素、ホルミル、カルボキシル、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、チオール、ハロおよび以下の必要に応じて置換されている部分:アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アルカノイル、アロイル、ヘテロシクロイル、ヘテロアロイル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロシクリルオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、アルキルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、ヘテロシクリルアミノカルボニル、ヘテロアリールアミノカルボニル、アルコキシ、アルケニルオキシ、シクロアルコキシ、シクロアルケニルオキシ、アルコキシアルコキシ、アリールオキシ、ヘテロシクリルオキシ、アルカノエート、アリーロエート、ヘテロシクリロエート、ヘテロアリーロエート、アルキルスルホネート、アリールスルホネート、ヘテロシクリルスルホネート、ヘテロアリールスルホネート、アルキルアミノ、アルケニルアミノ、アリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、ヘテロアリールアミノ、アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルアミノ、ヘテロシクリルカルボニルアミノ、ヘテロアリールカルボニルアミノ、アルキルチオ、アルケニルチオ、シクロアルキルチオ、シクロアルケニルチオ、アリールチオ、ヘテロシクリルチオ、ヘテロアリールチオ、アルキルスルフィニル、アルケニルスルフィニル、シクロアルキルスルフィニル、シクロアルケニルスルフィニル、アリールスルフィニル、ヘテロシクリルスルフィニル、ヘテロアリールスルフィニル、アルキルスルホニル、アルケニルスルホニル、シクロアルキルスルホニル、シクロアルケニルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロシクリルスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、ハロアルコキシ、ハロアルケニルオキシ、ハロアルキルスルホネート、ハロアルキルカルボニルアミノ、ハロアルキルチオ、ハロアルキルスルフィニル、およびハロアルキルスルホニルからなる群から独立して選択される;
N−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物。
【請求項5】
およびRが一緒になって、置換されているか、または置換されていない同じ複素環の一部である、請求項1に記載のN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物。
【請求項6】
【化4】

からなる群から選択される請求項5に記載のN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物であって、式中:
式3a、式3bおよび式3cのRは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アリールオキシアルキル、シアノアルキル、アルキルカルボニルアルキル、シクロアルキルカルボニルアルキル、アリールカルボニルアルキル、ヘテロシクリルカルボニルアルキル、ヘテロアリールカルボニルアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルアミノカルボニルアルキル、トリアルキルシリルアルキル、トリアルコキシシリルアルキル、ジアルコキシホスホネートアルキル、ヘテロシクリルオキシアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、アルキルカルボニルオキシアルキル、アリールカルボニルオキシアルキル、ヘテロシクリルカルボニルオキシアルキル、ヘテロアリールカルボニルオキシアルキル、アルコキシカルボニルオキシアルキル、アリールオキシカルボニルオキシアルキル、ヘテロシクリルオキシカルボニルオキシアルキル、ヘテロアリールオキシカルボニルオキシアルキル、アルキルアミノカルボニルオキシアルキル、アリールアミノカルボニルオキシアルキル、ヘテロシクリルアミノカルボニルオキシアルキル、ヘテロアリールアミノカルボニルオキシアルキル、アルキルカルボニルアミノアルキル、アリールカルボニルアミノアルキル、ヘテロシクリルカルボニルアミノアルキル、ヘテロアリールカルボニルアミノアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アリールスルホニルアルキル、ヘテロシクリルスルホニルアルキル、ヘテロアリールスルホニルアルキル、アルカノイル、アロイル、ヘテロシクロイル、ヘテロアロイル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロシクリルオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、N−アルキルカルバモイル、N−アリールカルバモイル、N−ヘテロシクリルカルバモイル、N−ヘテロアリールカルバモイル、N−アルキルチオカルバモイル、N−アリールチオカルバモイル、N−ヘテロシクリルチオカルバモイル、N−ヘテロアリールチオカルバモイル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロシクリルスルホニルおよびヘテロアリールスルホニルからなる群から独立して選択され;
〜Rは、水素、シアノ、ニトロ、ハロおよび以下の必要に応じて置換されている部分:アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリルオキシ、ハロアルキル、およびハロアルコキシからなる群から独立して選択され;
は、水素、ハロゲン、シアノおよび以下の必要に応じて置換されている部分:アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニルアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロシクリル、ハロアルキル、ハロアルケニルおよびハロアルキニルからなる群から選択されるが、ただし、該化合物が式1aである場合、該ヘテロアリール置換基は4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルではなく;
Xは、CHCH、CHCHCH、CHOCHおよびCHCHCHCHからなる群から選択される;
N−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物。
【請求項7】
【化5】

からなる群から選択される請求項5に記載のN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物であって、式中:
式4a、式4bおよび式4cのRは、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリールアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アリールオキシアルキル、シアノアルキル、アルキルカルボニルアルキル、シクロアルキルカルボニルアルキル、アリールカルボニルアルキル、ヘテロシクリルカルボニルアルキル、ヘテロアリールカルボニルアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルアミノカルボニルアルキル、トリアルキルシリルアルキル、トリアルコキシシリルアルキル、ジアルコキシホスホネートアルキル、ヘテロシクリルオキシアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、アルキルカルボニルオキシアルキル、アリールカルボニルオキシアルキル、ヘテロシクリルカルボニルオキシアルキル、ヘテロアリールカルボニルオキシアルキル、アルコキシカルボニルオキシアルキル、アリールオキシカルボニルオキシアルキル、ヘテロシクリルオキシカルボニルオキシアルキル、ヘテロアリールオキシカルボニルオキシアルキル、アルキルアミノカルボニルオキシアルキル、アリールアミノカルボニルオキシアルキル、ヘテロシクリルアミノカルボニルオキシアルキル、ヘテロアリールアミノカルボニルオキシアルキル、アルキルカルボニルアミノアルキル、アリールカルボニルアミノアルキル、ヘテロシクリルカルボニルアミノアルキル、ヘテロアリールカルボニルアミノアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アリールスルホニルアルキル、ヘテロシクリルスルホニルアルキル、ヘテロアリールスルホニルアルキル、アルカノイル、アロイル、ヘテロシクロイル、ヘテロアロイル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、ヘテロシクリルオキシカルボニル、ヘテロアリールオキシカルボニル、N−アルキルカルバモイル、N−アリールカルバモイル、N−ヘテロシクリルカルバモイル、N−ヘテロアリールカルバモイル、N−アルキルチオカルバモイル、N−アリールチオカルバモイル、N−ヘテロシクリルチオカルバモイル、N−ヘテロアリールチオカルバモイル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、ヘテロシクリルスルホニルおよびヘテロアリールスルホニルからなる群から独立して選択され;
〜Rは、水素、シアノ、ニトロ、ハロおよび以下の必要に応じて置換されている部分:アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリルオキシ、ハロアルキル、およびハロアルコキシから独立して選択され;
は、水素、ハロゲン、シアノおよび以下の必要に応じて置換されている部分:アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニルアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロシクリル、ハロアルキル、ハロアルケニルおよびハロアルキニルから選択されるが、ただし、該化合物が式1aの化合物である場合、該ヘテロアリール置換基は4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルではなく;
Xは、酸素、NR15、CH、およびC=Oからなる群から選択され;
Yは、CH、CHCHおよびC=Oからなる群から選択され;
15は、以下:水素、および以下の必要に応じて置換されている部分:アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロシクリル、およびヘテロアリールからなる群から選択される;
N−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物。
【請求項8】
表20よって同定される化合物1〜234から選択される、請求項1に記載のN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物。
【請求項9】
寄生生物に感染した動物の処置のための医薬組成物であって、請求項1に記載のN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物の治療上有効な投薬量および医薬的に許容される賦形剤を含む、医薬組成物。
【請求項10】
前記N−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物が、表20よって同定される化合物1〜234、およびその組み合わせから選択される、請求項9に記載の医薬組成物。
【請求項11】
寄生生物に感染した動物の処置のための医薬組成物であって、請求項2に記載のN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物の治療上有効な投薬量、および医薬的に許容される賦形剤を含む、医薬組成物。
【請求項12】
寄生生物で感染した動物の処置のための医薬組成物であって、請求項4に記載の化合物の治療上有効な投薬量および医薬的に許容される賦形剤を含む、医薬組成物。
【請求項13】
寄生生物に感染した動物の処置のための医薬組成物であって、請求項6に記載のN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物の治療上有効な投薬量および医薬的に許容される賦形剤を含む、医薬組成物。
【請求項14】
寄生生物に感染した動物の処置のための医薬組成物であって、請求項7に記載のN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物の治療上有効な投薬量および医薬的に許容される賦形剤を含む、医薬組成物。
【請求項15】
寄生生物の侵入から動物を処置または保護する方法であって、動物に請求項1に記載のN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物の有効量を投与する工程を含む、方法。
【請求項16】
寄生生物の侵入から動物を処置または保護する方法であって、動物に請求項2に記載のN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物の有効量を投与する工程を含む、方法。
【請求項17】
寄生生物の侵入から動物を処置または保護する方法であって、動物に請求項4に記載の化合物の有効量を投与する工程を含む、方法。
【請求項18】
寄生生物の侵入から動物を処置または保護する方法であって、動物に請求黄6に記載のN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物の有効量を投与する工程を含む、方法。
【請求項19】
寄生生物の侵入から動物を処置または保護する方法であって、動物に請求項7に記載のN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物の有効量を投与する工程を含む、方法。
【請求項20】
前記寄生生物が、節足動物、蠕虫、条虫、吸虫および原生動物からなる群から選択され、前記動物が、哺乳動物、鳥類、は虫類、両生類、魚類、および甲殻類からなる群から選択される、請求項15に記載の方法。
【請求項21】
前記寄生生物が、節足動物、蠕虫、条虫、吸虫および原生動物からなる群から選択され、前記動物が、哺乳動物、鳥類、は虫類、両生類、魚類、および甲殻類からなる群から選択される、請求項16に記載の方法。
【請求項22】
前記寄生生物が、節足動物、蠕虫、条虫、吸虫および原生動物からなる群から選択され、前記動物が、哺乳動物、鳥類、は虫類、両生類、魚類、および甲殻類からなる群から選択される、請求項17に記載の方法。
【請求項23】
前記寄生生物が、節足動物、蠕虫、条虫、吸虫および原生動物からなる群から選択され、前記動物が、哺乳動物、鳥類、は虫類、両生類、魚類、および甲殻類からなる群から選択される、請求項18に記載の方法。
【請求項24】
前記寄生生物が、節足動物、蠕虫、条虫、吸虫および原生動物からなる群から選択され、前記動物が、哺乳動物、鳥類、は虫類、両生類、魚類、および甲殻類からなる群から選択される、請求項19に記載の方法。
【請求項25】
節足動物または蠕虫を殺すかまたはその成長を阻害する方法であって、該節足動物または蠕虫を請求項1に記載の化合物の有効量と接触させる工程を含む、方法。
【請求項26】
節足動物または蠕虫を殺すかまたはその成長を阻害する方法であって、該節足動物または蠕虫を請求項2に記載の化合物の有効量と接触させる工程を含む、方法。
【請求項27】
節足動物または蠕虫を殺すかまたはその成長を阻害する方法であって、該節足動物または蠕虫を請求項4に記載の化合物の有効量と接触させる工程を含む、方法。
【請求項28】
節足動物または蠕虫を殺すかまたはその成長を阻害する方法であって、該節足動物または蠕虫を請求項6に記載の化合物の有効量と接触させる工程を含む、方法。
【請求項29】
節足動物または蠕虫を殺すかまたはその成長を阻害する方法であって、該節足動物または蠕虫を請求項7に記載の化合物の有効量と接触させる工程を含む、方法。
【請求項30】
追加の活性薬剤をさらに含む、請求項9に記載の医薬組成物。
【請求項31】
前記追加の薬剤が、シクロジエン、KT−199、エバメクチン、ベンズイミダゾール、サリチルアニリド、置換フェノール、ピリミジン、イミダゾチアゾール、プラジカンテル、有機ホスフェート、およびその組み合わせからなる群から選択される殺寄生生物剤である、請求項30に記載の医薬組成物。
【請求項32】
前記追加の薬剤が抗生物質である、請求項30に記載の医薬組成物。
【請求項33】
前記追加の薬剤が動物栄養サプリメントである、請求項30に記載の医薬組成物。
【請求項34】
前記追加の薬剤が植物栄養サプリメントである、請求項30に記載の医薬組成物。
【請求項35】
前記追加の薬剤が除草剤である、請求項30に記載の医薬組成物。
【請求項36】
寄生生物の侵入から植物を処置または保護する方法であって、請求項1に記載のN−フェニル−1,1,1−トリフルオロメタンスルホンアミド化合物の有効量を投与する工程を含む、方法。
【請求項37】
前記植物が、果実、野菜、穀物、非穀物草、花、ラン、樹木、生け垣、および他の保護用植物または装飾用植物を生産するための作物からなる群から選択される、請求項36に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2010−508238(P2010−508238A)
【公表日】平成22年3月18日(2010.3.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−504852(P2009−504852)
【出願日】平成19年4月5日(2007.4.5)
【国際出願番号】PCT/IB2007/000997
【国際公開番号】WO2007/116314
【国際公開日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【出願人】(503442097)シェーリング−プラウ・リミテッド (47)
【住所又は居所原語表記】Weystrasse20,Lucerne6,CH−6000,Switzerland
【Fターム(参考)】