説明

N−メチルアミノメチルイソインドール化合物、それを含む組成物、及びその使用方法

本発明は、N-メチルアミノメチルイソインドリン化合物、並びにその医薬として許容し得る塩、溶媒和物、立体異性体及びプロドラッグに関する。これらの化合物の使用方法、及び医薬組成物を開示する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物、又はその医薬として許容し得る塩、溶媒和物若しくは立体異性体
【化1】

(式中、
*は、キラル中心を表し;
Xは、CH2又はC=Oであり;
R1は、H、(C1〜C8)アルキル、(C3〜C7)シクロアルキル、(C2〜C8)アルケニル、(C2〜C8)アルキニル、ベンジル、アリール、(C0〜C4)アルキル-(C1〜C6)ヘテロシクロアルキル、(C0〜C4)アルキル-(C2〜C5)ヘテロアリール、C(O)R3、C(S)R3、C(O)OR4、(C1〜C8)アルキル-N(R6)2、(C1〜C8)アルキル-OR5、(C1〜C8)アルキル-C(O)OR5、C(O)NHR3、C(S)NHR3、C(O)NR3R3'、C(S)NR3R3'又は(C1〜C8)アルキル-O(CO)R5であり;
R2は、H、CH3又は(C2〜C8)アルキルであり;
R3及びR3'は、独立に、
(C1〜C8)アルキル;
(C3〜C7)シクロアルキル;
(C2〜C8)アルケニル;
(C2〜C8)アルキニル;
ベンジル;
以下のうちの1つ以上で任意に置換された(C0〜C4)アルキル-(C5〜C10)アリール:アルキル自体が1つ以上のハロゲンで任意に置換された(C1〜C6)アルキル、アルコキシ自体が1つ以上のハロゲンで任意に置換された(C1〜C6)アルコキシ、Yが水素若しくはハロゲンであるSCY3、Zが水素若しくは(C1〜C6)アルキルであるNZ2、(C1〜C6)アルキレンジオキシ、又はハロゲン;
(C0〜C4)アルキル-(C1〜C6)ヘテロシクロアルキル;
(C0〜C4)アルキル-(C2〜C9)ヘテロアリール;
(C0〜C8)アルキル-N(R6)2;
(C1〜C8)アルキル-OR5;
(C1〜C8)アルキル-C(O)OR5;
(C1〜C8)アルキル-O(CO)R5;或いは
C(O)OR5であり;
R4は、(C1〜C8)アルキル、(C2〜C8)アルケニル、(C2〜C8)アルキニル、(C1〜C4)アルキル-OR5、ベンジル、アリール、(C0〜C4)アルキル-(C1〜C6)ヘテロシクロアルキル又は(C0〜C4)アルキル-(C2〜C9)ヘテロアリールであり;
R5は、(C1〜C8)アルキル、(C2〜C8)アルケニル、(C2〜C8)アルキニル、ベンジル、(C5〜C10)アリール又は(C2〜C9)ヘテロアリールであり;
R6の各存在は、独立に、H、(C1〜C8)アルキル、(C2〜C8)アルケニル、(C2〜C8)アルキニル、ベンジル、(C5〜C10)アリール、(C2〜C9)ヘテロアリール又は(C0〜C8)アルキル-C(O)O-R5であり;或いは2つのR6基が一緒になってヘテロシクロアルキル基を形成することができる)。
【請求項2】
式(II)の構造を有する、請求項1記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩、溶媒和物若しくは立体異性体
【化2】

(式中、
*は、キラル中心を表し;
Xは、CH2又はC=Oであり;
Rは、(C1〜C6)アルキル;(C1〜C6)アルコキシ;アミノ;(C1〜C6)アルキル-アミノ;アルキル基の各々が独立に(C1〜C6)アルキルであるジアルキルアミノ;1つ以上の(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ若しくはハロゲンで任意に置換された(C0〜C4)アルキル-(C6〜C10)アリール;1つ以上の(C1〜C6)アルキルで任意に置換された5から10員のヘテロアリール;-NHR';又は(C0〜C8)アルキル-N(R")2であり;
R'は、(C1〜C6)アルキル;
以下のうちの1つ以上で任意に置換された(C0〜C4)アルキル-(C6〜C10)アリール:アルキル自体が1つ以上のハロゲンで任意に置換された(C1〜C6)アルキル、アルコキシ自体が1つ以上のハロゲンで任意に置換された(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルキレンジオキシ、若しくはハロゲン;又は
1つ以上の(C1〜C6)アルキルで任意に置換された5から10員のヘテロアリールであり;R"の各存在は、独立に、H、(C1〜C8)アルキル、(C2〜C8)アルケニル、(C2〜C8)アルキニル、ベンジル、(C6〜C10)アリール、5から10員のヘテロアリール、又は(C0〜C8)アルキル-C(O)O-(C1〜C8)アルキルである)。
【請求項3】
XがC=Oである、請求項2記載の化合物。
【請求項4】
Rがメチル又はエチルである、請求項2記載の化合物。
【請求項5】
RがNHR'であり、R'が、1つ以上の(C1〜C6)アルキル又は(C1〜C6)アルコキシで任意に置換された(C6〜C10)アリールである、請求項2記載の化合物。
【請求項6】
前記アルキル又はアルコキシが1つ以上のハロゲンで置換されている、請求項5記載の化合物。
【請求項7】
Rが5から10員のヘテロアリールである、請求項2記載の化合物。
【請求項8】
XがCH2である、請求項2記載の化合物。
【請求項9】
Rがメチル又はエチルである、請求項8記載の化合物。
【請求項10】
RがNHR'であり、R'が、1つ以上の(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ又はハロゲンで任意に置換された(C6〜C10)アリールである、請求項2又は7記載の化合物。
【請求項11】
R'が1つ以上のメチル、メトキシ、トリフルオロメチル又は塩化物で任意に置換されているフェニルである、請求項10記載の化合物。
【請求項12】
以下の化合物である、請求項2記載の化合物、又はその医薬として許容し得る塩、溶媒和物若しくは立体異性体
【化3】




【請求項13】
請求項1記載の化合物を含む、医薬組成物。
【請求項14】
疾患又は障害を治療、管理又は予防する方法であって、当該治療、管理又は予防を必要とする患者に対して、請求項1記載の化合物の治療又は予防有効量を投与することを含み、前記疾患又は障害は、癌、血管形成を伴う障害、疼痛、黄斑変性若しくは関連症候群、皮膚病、肺障害、石綿関連障害、寄生虫病、免疫不全障害、CNS障害、CNS傷害、アテローム硬化症若しくは関連障害、機能障害性睡眠若しくは関連障害、異常ヘモグロビン症若しくは関連障害又はTNFα関連障害である、前記方法。
【請求項15】
前記疾患が癌である、請求項14記載の方法。
【請求項16】
前記癌が血液系の癌又は固形癌である、請求項15記載の方法。
【請求項17】
1つ以上のさらなる活性薬を投与することをさらに含む、請求項14記載の方法。
【請求項18】
前記化合物、又はその医薬として許容し得る塩、溶媒和物若しくは立体異性体が、経口又は非経口投与される、請求項14記載の方法。
【請求項19】
請求項1記載の化合物を含む、単一単位剤形。
【請求項20】
経口又は非経口投与に好適である、請求項19記載の単一単位剤形。
【請求項21】
経口投与に好適である、請求項20記載の単一単位剤形。
【請求項22】
錠剤又はカプセル剤である、請求項21記載の単一単位剤形。

【公表番号】特表2010−503688(P2010−503688A)
【公表日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−528337(P2009−528337)
【出願日】平成19年9月14日(2007.9.14)
【国際出願番号】PCT/US2007/020201
【国際公開番号】WO2008/033567
【国際公開日】平成20年3月20日(2008.3.20)
【出願人】(591120033)セルジーン・コーポレーション (84)
【氏名又は名称原語表記】CELGENE CORPORATION
【Fターム(参考)】