説明

N−置換フェニルアセトアミド誘導体からなる医薬

【課題】ニューロパシックペインやリウマチ性関節炎等の種々の病態に起因する疼痛や炎症に対する治療薬として有用な化合物からなる医薬の提供。
【解決手段】式(I)の化合物またはその塩からなる医薬[式中Rはメトキシ、OHまたはH、RはH、アルキル、アルキルカルボニルまたはアリールカルボニル、Dは式(A)〜(C)の基{Rは−X−Y−Z、RはH、OH、アルキル、アルケニルまたはアルキニル、シクロアルキルまたは単環飽和複素環基等の基を示す。}を示す]。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式(I):
【化1】

[式中、
1は、メトキシ基、水酸基または水素原子を示し、
2は、水素原子、C1〜4アルキル基、C1〜4アルキルカルボニル基またはアリールカルボニル基を示し、および
Dは、下記式(A)、(B)または(C)で表される基:
【化2】

{各式中、R3は、式:−X−Y−Zで表される基:
(式中、
Xは、単結合、C1〜10アルキレン基、C2〜10アルケニレン基またはC2〜10アルキニレン基を示し、
Yは、単結合、−O−、−O−C(=O)−、−C(=O)−または−C(=O)−O−を示し、
Zは、C1〜10アルキル基、C2〜10アルケニル基、C2〜10アルキニル基およびC4〜10アルケニルアルキニル基から選ばれる直鎖または分岐鎖の炭化水素基(該基はC3〜8シクロアルキルまたはアリールで置換されていてもよい);C3〜8シクロアルキル基;C3〜8シクロアルキリデンC1〜3アルキル基;またはアリール基を示し、
ここにおいて、XおよびZにおける上記アルキレン基、アルケニレン基、アルキニレン基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、およびアルケニルアルキニル基は、フッ素原子および水酸基からなる群から選ばれる1個〜5個の置換基で置換されていてもよく、
Zにおけるシクロアルキル基およびシクロアルキル部分は、フッ素原子、水酸基およびC1〜6アルキル基からなる群から選ばれる1個〜5個の置換基で置換されていてもよく、
Zにおけるアリール基およびアリール部分は、フッ素原子、水酸基、1個〜5個のフッ素原子で置換され得るC1〜6アルキル基、1個〜5個のフッ素原子で置換され得るC1〜6アルコキシ基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、C1〜4アルキルオキシカルボニル基、C1〜4アルキルカルボニルオキシ基、カルボキシル基およびメチレンジオキシ基からなる群から選ばれる1個〜5個の置換基で置換されていてもよいが、
但し、Yが単結合のときは、Xは単結合であり、Zはアリール基ではなく、
ZがC3〜8シクロアルキリデンC1〜3アルキル基のときは、XおよびYはともに単結合であり、
式(B)および式(C)におけるYが−O−のときは、XはC1〜10アルキレン基である)を示し、
4は、水素原子、水酸基、C1〜4アルキル基、C2〜4アルケニル基またはC2〜4アルキニル基を示す(但し、式(C)におけるR4は、水酸基ではない)か、あるいは、
3とR4が一緒になって、C3〜8のシクロアルキル基または酸素原子を1または2個含
むC3〜8の単環の飽和複素環基(これらの基は1個〜5個のC1〜6アルキル基で置換されていてもよい)を示し、
更に、式(A)におけるR3とR4は、合わせて炭素原子を少なくとも3個含み、式(B)におけるR3は、炭素原子を少なくとも3個含み、式(C)におけるR3とR4は、合わせて炭素原子を少なくとも2個含む}を示す]
で表されるN−置換フェニルアセトアミド誘導体またはその生理的に許容される塩からなる医薬。
【請求項2】
式(I)において、R1が、メトキシ基、水酸基または水素原子を示し、
2が、水素原子、C1〜4アルキル基、C1〜4アルキルカルボニル基またはアリールカルボニル基を示し、および
Dが、下記式(A)、(B)または(C)で表される基:
【化3】

{各式中、R3は、式:−X−Y−Zで表される基:
(式中、
Xは、単結合、C1〜10アルキレン基またはC2〜10アルケニレン基を示し、
Yは、単結合、−O−、−O−C(=O)−、−C(=O)−または−C(=O)−O−を示し、
Zは、C1〜10アルキル基、C2〜10アルケニル基、C2〜10アルキニル基およびC4〜10アルケニルアルキニル基から選ばれる直鎖または分岐鎖の炭化水素基(該基はC3〜8シクロアルキルまたはアリールで置換されていてもよい);C3〜8シクロアルキル基;C3〜8シクロアルキリデンC1〜3アルキル基;またはアリール基を示し、
ここにおいて、XおよびZにおける上記アルキレン基、アルケニレン基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、およびアルケニルアルキニル基は、フッ素原子および水酸基からなる群から選ばれる1個〜5個の置換基で置換されていてもよく、
Zにおけるシクロアルキル基およびシクロアルキル部分は、フッ素原子、水酸基およびC1〜6アルキル基からなる群から選ばれる1個〜5個の置換基で置換されていてもよく、
Zにおけるアリール基およびアリール部分は、フッ素原子、水酸基、1個〜5個のフッ素原子で置換され得るC1〜6アルキル基、1個〜5個のフッ素原子で置換され得るC1〜6アルコキシ基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、C1〜4アルキルオキシカルボニル基、C1〜4アルキルカルボニルオキシ基、カルボキシル基およびメチレンジオキシ基からなる群から選ばれる1個〜5個の置換基で置換されていてもよいが、
但し、Yが単結合のときは、Xは単結合であり、Zはアリール基ではなく、
ZがC3〜8シクロアルキリデンC1〜3アルキル基のときは、XおよびYはともに単結合であり、
式(B)および式(C)におけるYが−O−のときは、XはC1〜10アルキレン基である)を示し、
4は、水素原子、水酸基、C1〜4アルキル基、C2〜4アルケニル基またはC2〜4アルキニル基を示す(但し、式(C)におけるR4は、水酸基ではない)か、あるいは、
3とR4が一緒になって、C3〜8のシクロアルキル基または酸素原子を1または2個含むC3〜8の単環の飽和複素環基(これらの基は1個〜5個のC1〜6アルキル基で置換されていてもよい)を示し、
更に、式(A)におけるR3とR4は、合わせて炭素原子を少なくとも3個含み、式(B)におけるR3は、炭素原子を少なくとも3個含み、式(C)におけるR3とR4は、合わせて炭素原子を少なくとも2個含む}を示す、
請求項1記載の医薬。
【請求項3】
式(I)において、R1が、メトキシ基、水酸基または水素原子を示し、
2が、水素原子、C1〜4アルキル基、C1〜4アルキルカルボニル基またはアリールカルボニル基を示し、および
Dが、下記式(A)、(B)または(C)で表される基:
【化4】

{各式中、R3は、式:−X−Y−Zで表される基:
(式中、
Xは、単結合、C1〜10アルキレン基またはC2〜10アルケニレン基を示し、
Yは、単結合、−O−、−O−C(=O)−、−C(=O)−または−C(=O)−O−を示し、
Zは、C1〜10アルキル基およびC2〜10アルケニル基から選ばれる直鎖または分岐鎖の炭化水素基(該基はC3〜8シクロアルキルまたはアリールで置換されていてもよい);C3〜8シクロアルキル基;C3〜8シクロアルキリデンC1〜3アルキル基;またはアリール基を示し、
ここにおいて、XおよびZにおける上記アルキレン基、アルケニレン基、アルキル基、およびアルケニル基は、フッ素原子および水酸基からなる群から選ばれる1個〜5個の置換基で置換されていてもよく、
Zにおけるシクロアルキル基およびシクロアルキル部分は、フッ素原子、水酸基およびC1〜6アルキル基からなる群から選ばれる1個〜5個の置換基で置換されていてもよく、
Zにおけるアリール基およびアリール部分は、フッ素原子、水酸基、1個〜5個のフッ素原子で置換され得るC1〜6アルキル基、1個〜5個のフッ素原子で置換され得るC1〜6アルコキシ基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、C1〜4アルキルオキシカルボニル基、C1〜4アルキルカルボニルオキシ基、カルボキシル基およびメチレンジオキシ基からなる群から選ばれる1個〜5個の置換基で置換されていてもよいが、
但し、Yが単結合のときは、Xは単結合であり、Zはアリール基ではなく、
ZがC3〜8シクロアルキリデンC1〜3アルキル基のときは、XおよびYはともに単結合であり、
式(B)および式(C)におけるYが−O−のときは、XはC1〜10アルキレン基である)を示し、
4は、水素原子、水酸基、C1〜4アルキル基、C2〜4アルケニル基またはC2〜4アルキニル基を示す(但し、式(C)におけるR4は、水酸基ではない)か、あるいは、
3とR4が一緒になって、C3〜8のシクロアルキル基または酸素原子を1または2個含むC3〜8の単環の飽和複素環基(これらの基は1個〜5個のC1〜6アルキル基で置換されていてもよい)を示し、
更に、式(A)におけるR3とR4は、合わせて炭素原子を少なくとも3個含み、式(B)におけるR3は、炭素原子を少なくとも3個含み、式(C)におけるR3とR4は、合わせて炭素原子を少なくとも2個含む}を示す、
請求項1記載の医薬。
【請求項4】
式(I)において、R1が、メトキシ基、水酸基または水素原子を示し、
2が、水素原子、C1〜4アルキル基、C1〜4アルキルカルボニル基またはアリールカルボニル基を示し、および
Dが、下記式(A)、(B)または(C)で表される基:
【化5】

{各式中、R3は、式:−X−Y−Zで表される基:
(式中、
Xは、単結合、C1〜10アルキレン基またはC2〜10アルケニレン基を示し、
Yは、単結合、−O−、−O−C(=O)−、−C(=O)−または−C(=O)−O−を示し、
Zは、C1〜10アルキル基およびC2〜10アルケニル基から選ばれる直鎖または分岐鎖の炭化水素基(該基はC3〜8シクロアルキルまたはアリールで置換されていてもよい);C3〜8シクロアルキル基;C3〜8シクロアルキリデンC1〜3アルキル基;またはアリール基を示し、
ここにおいて、XおよびZにおける上記アルキレン基、アルケニレン基、アルキル基、およびアルケニル基は、フッ素原子および水酸基からなる群から選ばれる1個〜5個の置換基で置換されていてもよく、
Zにおけるシクロアルキル基およびシクロアルキル部分は、フッ素原子、水酸基およびC1〜6アルキル基からなる群から選ばれる1個〜5個の置換基で置換されていてもよく、
Zにおけるアリール基およびアリール部分は、フッ素原子、水酸基、1個〜5個のフッ素原子で置換され得るC1〜6アルキル基、1個〜5個のフッ素原子で置換され得るC1〜6アルコキシ基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、C1〜4アルキルオキシカルボニル基、C1〜4アルキルカルボニルオキシ基、カルボキシル基およびメチレンジオキシ基からなる群から選ばれる1個〜5個の置換基で置換されていてもよいが、
但し、Yが単結合のときは、Xは単結合であり、Zはアリール基ではなく、
ZがC3〜8シクロアルキリデンC1〜3アルキル基のときは、XおよびYはともに単結合であり、
式(B)および式(C)におけるYが−O−のときは、XはC1〜10アルキレン基である)を示し、
4は、水素原子またはC1〜4アルキル基を示すか、あるいは、
3とR4が一緒になって、C3〜8のシクロアルキル基または酸素原子を1または2個含むC3〜8の単環の飽和複素環基(これらの基は1個〜5個のC1〜6アルキル基で置換されていてもよい)を示し、
更に、式(A)におけるR3とR4は、合わせて炭素原子を少なくとも3個含み、式(B)におけるR3は、炭素原子を少なくとも3個含み、式(C)におけるR3とR4は、合わせて炭素原子を少なくとも2個含む}を示す、
請求項1記載の医薬。
【請求項5】
式(I)のR3が式:−X−Y−Zで表される基であって、Xが単結合を示す、請求項1記載の医薬。
【請求項6】
式(I)のR3が式:−X−Y−Zで表される基であって、Yが単結合または−O−を示す、請求項1記載の医薬。
【請求項7】
式(I)のR3が、式:−X−Y−Zで表される基であって、XおよびYが共に単結合を示す、請求項1記載の医薬。
【請求項8】
式(I)のR3とR4が、一緒になって、C3〜8のシクロアルキル基(該基は1個〜5個のC1〜6アルキル基で置換されていてもよい)を示す、請求項1記載の医薬。
【請求項9】
式(I)において、式(A)におけるR3とR4が、合わせて炭素原子を3個〜10個含み、式(B)におけるR3が、炭素原子を3個〜10個含み、式(C)におけるR3とR4が、合わせて炭素原子を2個〜9個含む、請求項1記載の医薬。
【請求項10】
式(I)において、式(A)におけるR3とR4が、合わせて炭素原子を3個〜8個含み、式(B)におけるR3が、炭素原子を3個〜8個含み、式(C)におけるR3とR4が、合わせて炭素原子を2個〜7個含む、請求項1記載の医薬。
【請求項11】
式(I)において、R1が、メトキシ基、水酸基または水素原子を示し、
2が、水素原子、C1〜4アルキル基、C1〜4アルキルカルボニル基またはアリールカルボニル基を示し、および
Dが、下記式(A)、(B)または(C)で表される基:
【化6】

{各式中、R3は、式:−X−Y−Zで表される基:
(式中、
Xは、単結合を示し、
Yは、単結合を示し、
Zは、C1〜7アルキル基およびC2〜7アルケニル基から選ばれる直鎖または分岐鎖の炭化水素基(該基はC3〜8シクロアルキルまたはアリールで置換されていてもよい);C3〜8シクロアルキル基;またはC3〜8シクロアルキリデンC1〜3アルキル基を示し、
ここにおいて、Zにおける上記アルキル基またはアルケニル基は、フッ素原子および水酸基からなる群から選ばれる1個〜5個の置換基で置換されていてもよく、
Zにおけるシクロアルキル基およびシクロアルキル部分は、フッ素原子、水酸基およびC1〜6アルキル基からなる群から選ばれる1個〜5個の置換基で置換されていてもよく、
Zにおけるアリール部分は、フッ素原子、水酸基、1個〜5個のフッ素原子で置換され得るC1〜6アルキル基、1個〜5個のフッ素原子で置換され得るC1〜6アルコキシ基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、C1〜4アルキルオキシカルボニル基、C1〜4アルキルカルボニルオキシ基、カルボキシル基およびメチレンジオキシ基からなる群から選ばれる1個〜5個の置換基で置換されていてもよい)を示し、
4は、水素原子またはC1〜4アルキル基を示すか、あるいは、
3とR4が一緒になって、C3〜8のシクロアルキル基(該基は1個〜5個のC1〜6アルキル基で置換されていてもよい)を示し、
更に、式(A)におけるR3とR4は、合わせて炭素原子を3個〜10個含み、式(B)におけるR3は、炭素原子を3個〜10個含み、式(C)におけるR3とR4は、合わせて炭素原子を2個〜9個含む}を示す、
請求項1記載の医薬。
【請求項12】
式(I)において、R1が、メトキシ基、水酸基または水素原子を示し、
2が、水素原子、C1〜4アルキル基、C1〜4アルキルカルボニル基またはアリールカルボニル基を示し、および
Dが、下記式(A)、(B)または(C)で表される基:
【化7】

{各式中、R3は、式:−X−Y−Zで表される基:
(式中、
Xは、単結合を示し、
Yは、単結合を示し、
Zは、C1〜7アルキル基およびC2〜7アルケニル基から選ばれる直鎖または分岐鎖の炭化水素基(該基はC3〜8シクロアルキルで置換されていてもよい);C3〜8シクロアルキル基;またはC3〜8シクロアルキリデンC1〜3アルキル基を示し、
ここにおいて、Zにおける上記アルキル基またはアルケニル基は、1個〜5個のフッ素原子で置換されていてもよい)を示し、
4は、水素原子またはC1〜4アルキル基を示すか、あるいは、
3とR4が一緒になって、C3〜8のシクロアルキル基を示し、
更に、式(A)におけるR3とR4は、合わせて炭素原子を3個〜10個含み、式(B)におけるR3は、炭素原子を3個〜10個含み、式(C)におけるR3とR4は、合わせて炭素原子を2個〜9個含む}を示す、
請求項1記載の医薬。
【請求項13】
式(I)において、R1がメトキシ基または水酸基を示す、請求項1記載の医薬。
【請求項14】
式(I)において、R2が水素原子を示す、請求項1記載の医薬。
【請求項15】
式(I)において、R1がメトキシ基を示し、R2が水素原子を示す、請求項1記載の医薬。
【請求項16】
Dが式(A)で表される、請求項1〜15のいずれかに記載の医薬。
【請求項17】
Dが式(B)で表される、請求項1〜15のいずれかに記載の医薬。
【請求項18】
Dが式(C)で表される、請求項1〜15のいずれかに記載の医薬。
【請求項19】
以下の化合物から選択されるN−置換フェニルアセトアミド誘導体またはその生理的に許容される塩からなる請求項1記載の医薬:
N−(4−ブチル−3−シクロヘキセニル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−(シス−4−ブチルシクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−(トランス−4−ブチルシクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−(シス−4−ペンチルシクロヘキシル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)アセトアミド
N−(4−ブチリデンシクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−(4−ペンチリデンシクロヘキ
シル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−[4−(3−メチルブチリデン)シクロヘキシル]アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−[4−(4−ペンテニリデン)シクロヘキシル]アセトアミド
N−{トランス−4−[(Z)−1−ブテニル]シクロヘキシル}−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{トランス−4−[(Z)−1−ペンテニル]シクロヘキシル}アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{トランス−4−[(Z)−1−プロペニル]シクロヘキシル}アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{トランス−4−[(Z)−4,4,4−トリフルオロ−1−ブテニル]シクロヘキシル}アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−[トランス−4−(3−メチルブチル)シクロヘキシル]アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−[トランス−4−(4−メチルペンチル)シクロヘキシル]アセトアミド
N−[トランス−4−(2−シクロプロピルエチル)シクロヘキシル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−[トランス−4−(2−メチルプロピル)シクロヘキシル]アセトアミド
N−[トランス−4−(シクロペンチルメチル)シクロヘキシル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−[トランス−4−(3−メチル−2−ブテニル)シクロヘキシル]アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−[シス−4−(3−メチル−2−ブテニル)シクロヘキシル]アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−[シス−4−(3−メチルブチル)シクロヘキシル]アセトアミド
N−{トランス−4−[(E)−1−ブテニル]シクロヘキシル}−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{トランス−4−[(E)−1−ペンテニル]シクロヘキシル}アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{トランス−4−[(E)−4−メチル−1−ペンテニル]シクロヘキシル}アセトアミド
N−[トランス−4−(2−シクロブチルエチル)シクロヘキシル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{シス−4−[(E)−1−ペンテニル]シクロヘキシル}アセトアミド
N−{シス−4−[(E)−1−ブテニル]シクロヘキシル}−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{シス−4−[(E)−3−メチル−1−ブテニル]シクロヘキシル}アセトアミド
N−{シス−4−[(E)−2−シクロプロピルビニル]シクロヘキシル}−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−(シス−4−プロピルシクロヘキシル)アセトアミド
N−[シス−4−(3−シクロプロピルプロピル)シクロヘキシル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{トランス−4−[(E)−3−
メチル−1,3−ブタジエニル]シクロヘキシル}アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{トランス−4−[(Z)−3−ペンテニル]シクロヘキシル}アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{トランス−4−[(E)−3−ペンテニル]シクロヘキシル}アセトアミド
N−(4−シクロヘキシリデンシクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−[4−(1−エチルプロピリデン)シクロヘキシル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−(4−シクロヘプチリデンシクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−(4−イソプロピリデンシクロヘキシル)アセトアミド
N−(トランス−4−シクロヘキシルシクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−[トランス−4−(3−ペンチル)シクロヘキシル]アセトアミド
N−(トランス−4−シクロブチルシクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−(トランス−4−シクロヘプチルシクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−[4−(3−ペンチル)−3−シクロヘキセニル]アセトアミド
N−[4−(4−ヘプチル)−3−シクロヘキセニル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−[トランス−4−(2−エチル−1−ブテニル)シクロヘキシル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−[トランス−4−(シクロブチリデンメチル)シクロヘキシル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−[トランス−4−(2−エチルブチル)シクロヘキシル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−[トランス−4−(シクロブチルメチル)シクロヘキシル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−{トランス−4−[(Z)−2−ブテニル]シクロヘキシル}−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−[シス−4−(2−メチルプロピル)シクロヘキシル]アセトアミド
N−[トランス−4−(3,3−ジメチルブチル)シクロヘキシル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−(スピロ[5.5]ウンデク−3−イル)アセトアミドおよび
N−(4−ブチル−4−エチルシクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド。
【請求項20】
以下の化合物から選択されるN−置換フェニルアセトアミド誘導体またはその生理的に許容される塩からなる請求項1記載の医薬:
N−(4−ブチル−3−シクロヘキセニル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−(シス−4−ブチルシクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−(トランス−4−ブチルシクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−(シス−4−ペンチルシクロヘキシル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)アセトアミド
N−(4−ブチリデンシクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−{トランス−4−[(Z)−1−ブテニル]シクロヘキシル}−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{トランス−4−[(Z)−1−プロペニル]シクロヘキシル}アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{トランス−4−[(Z)−4,4,4−トリフルオロ−1−ブテニル]シクロヘキシル}アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−[トランス−4−(3−メチルブチル)シクロヘキシル]アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−[トランス−4−(4−メチルペンチル)シクロヘキシル]アセトアミド
N−[トランス−4−(2−シクロプロピルエチル)シクロヘキシル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−[トランス−4−(シクロペンチルメチル)シクロヘキシル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−[トランス−4−(3−メチル−2−ブテニル)シクロヘキシル]アセトアミド
N−{トランス−4−[(E)−1−ブテニル]シクロヘキシル}−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{トランス−4−[(E)−1−ペンテニル]シクロヘキシル}アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{トランス−4−[(E)−4−メチル−1−ペンテニル]シクロヘキシル}アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{シス−4−[(E)−1−ペンテニル]シクロヘキシル}アセトアミド
N−{シス−4−[(E)−1−ブテニル]シクロヘキシル}−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{シス−4−[(E)−3−メチル−1−ブテニル]シクロヘキシル}アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−(シス−4−プロピルシクロヘキシル)アセトアミド
N−[4−(1−エチルプロピリデン)シクロヘキシル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−(トランス−4−シクロヘキシルシクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−[トランス−4−(3−ペンチル)シクロヘキシル]アセトアミド
N−(トランス−4−シクロヘプチルシクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−[4−(3−ペンチル)−3−シクロヘキセニル]アセトアミドおよび
N−[4−(4−ヘプチル)−3−シクロヘキセニル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド。
【請求項21】
以下の化合物から選択されるN−置換フェニルアセトアミド誘導体またはその生理的に許容される塩からなる請求項1記載の医薬:
N−(4−ブチル−3−シクロヘキセニル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−(シス−4−ブチルシクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−(トランス−4−ブチルシクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−(シス−4−ペンチルシクロヘキシル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)アセトアミド
N−(4−ブチリデンシクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
N−{トランス−4−[(Z)−1−ブテニル]シクロヘキシル}−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{トランス−4−[(Z)−1−プロペニル]シクロヘキシル}アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{トランス−4−[(Z)−4,4,4−トリフルオロ−1−ブテニル]シクロヘキシル}アセトアミド
N−{トランス−4−[(E)−1−ブテニル]シクロヘキシル}−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−{トランス−4−[(E)−1−ペンテニル]シクロヘキシル}アセトアミド
N−{シス−4−[(E)−1−ブテニル]シクロヘキシル}−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミド
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−(シス−4−プロピルシクロヘキシル)アセトアミド
N−[4−(1−エチルプロピリデン)シクロヘキシル]−2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)アセトアミドおよび
2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニル)−N−[4−(3−ペンチル)−3−シクロヘキセニル]アセトアミド。
【請求項22】
鎮痛薬、抗炎症薬、偏頭痛治療薬、群発性頭痛治療薬、抗そう痒薬またはアレルギー性若しくは非アレルギー性の鼻炎治療薬である請求項1〜21のいずれか一項に記載の医薬。
【請求項23】
疼痛および/または炎症の治療薬または予防薬である請求項1〜21のいずれか一項に記載の医薬。

【公開番号】特開2008−120797(P2008−120797A)
【公開日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−271778(P2007−271778)
【出願日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【出願人】(000002912)大日本住友製薬株式会社 (332)
【Fターム(参考)】