説明

NPYY5受容体拮抗作用を有するアミン誘導体

【課題】NPY Y5受容体拮抗作用を有する新規化合物を提供する。
【解決手段】式(I):


は置換基を有していてもよい低級アルキルであり、
Yは−S(O)n−(nは1または2である)または−CO−であり、
は水素または低級アルキルであり、
は水素または低級アルキルであり、
Xは低級アルキレン、低級アルケニレン、アリーレンまたはシクロアルキレン等であり、
Zは低級アルキル、置換基を有していてもよい炭化水素環式基または置換基を有していてもよいヘテロ環式基等である]
である化合物、それらの製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】


[式中、Rは置換基を有していてもよい低級アルキルであり、
Yは−S(O)n−(nは1または2である)または−CO−であり、
は水素または置換基を有していてもよい低級アルキルであり、
およびRは一緒になって低級アルキレンを形成してもよく、
は水素または置換基を有していてもよい低級アルキルであり、
Xは
置換基を有していてもよい低級アルキレン、
置換基を有していてもよい低級アルケニレン、
置換基を有していてもよい−CO−低級アルキレン、
置換基を有していてもよい−CO−低級アルケニレンまたは
【化2】


(式中、R、R、RおよびRは各々独立して水素または置換基を有していてもよい低級アルキルであり、
【化3】


は置換基を有していてもよいシクロアルキレン、置換基を有していてもよいシクロアルケニレン、置換基を有していてもよいビシクロアルキレン、置換基を有していてもよいアリーレンまたは置換基を有していてもよいヘテロ環ジイルであり、pおよびqは各々独立して0〜2の整数であり、pおよびqのいずれか一方は0ではない、
但し、
【化4】



【化5】


[式中、R14は置換基を有していてもよいフェニルである]ではない)
であり、
−NR−X−は
【化6】


(式中、
【化7】


はピペリジンジイル、ピペラジンジイル、ピリジンジイル、ピラジンジイル、ピロリジンジイルまたはピロールジイルであり、Uは低級アルキレンまたは低級アルケニレンである)であってもよく、
Zは置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよい低級アルケニル、置換基を有していてもよいアミノ、置換基を有していてもよい低級アルコキシ、置換基を有していてもよい炭化水素環式基、置換基を有していてもよいヘテロ環式基である、
(但し、Zは3環の縮合へテロ環式基、置換基を有していてもよいチアゾリルまたは置換基を有していてもよいキナゾリニルではない)]
である化合物(但し、Xが
【化8】


であり、
【化9】


が置換基を有していてもよいシクロアルキレンであり、qが1であり、qが0であり、かつZが置換基を有していてもよいピリミジニルである化合物を除く)、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項2】
が低級アルキルである、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項3】
Yが−S(O)−である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項4】
Zが置換基を有していてもよい炭化水素環式基または置換基を有していてもよいヘテロ環式基である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項5】
Xが
【化10】


であり、Rが置換基を有していてもよい炭素数2〜10のアルキルである、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項6】
Zが置換基を有していてもよいヘテロ環式基である、請求項5記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項7】
【化11】


が置換基を有していてもよいシクロアルキレン、置換基を有していてもよいシクロアルケニレン、置換基を有していてもよいビシクロアルキレンまたは置換基を有していてもよいピペリジニレンである、請求項5記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項8】
【化12】


が置換基を有していてもよいシクロへキシレンまたは置換基を有していてもよいピペリジニレンであり、
pおよびqは各々独立して0または1であり、pおよびqのいずれか一方は0ではない、請求項5記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項9】
Zが置換基を有していてもよい低級アルキル、置換基を有していてもよいフェニル、置換基を有していてもよいピリジル、置換基を有していてもよいピラゾリル、置換基を有していてもよいイソオキサゾリル、置換基を有していてもよいオキサジアゾリル、置換基を有していてもよいピリダジニル、置換基を有していてもよいピラジニル、置換基を有していてもよいピリミジニルまたは置換基を有していてもよい2環の縮合へテロ環である、請求項7または8に記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項10】
Xが
【化13】


であり、p+qが1または2である、請求項1記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項11】
p+qが1である、請求項10記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項12】
式(I):
【化14】


[式中、Rは置換基を有していてもよい低級アルキルであり、
Yは−S(O)−であり、
は水素または置換基を有していてもよい低級アルキルであり、
は水素または置換基を有していてもよい低級アルキルであり、
Xは
【化15】


(式中、RおよびRは各々独立して水素であり、
【化16】


は置換基を有していてもよいシクロアルキレンであり、pは0であり、qは1または2である)であり、
Zは置換基を有していてもよい炭化水素環式基または置換基を有していてもよいヘテロ環式基である]
である化合物(但し、Zが3環の縮合へテロ環式基または置換基を有していてもよいピリミジニルである化合物を除く)、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項13】
Zが置換基を有していてもよいフェニル、置換基を有していてもよいインダニル、置換基を有していてもよいピリジル、置換基を有していてもよいピリダジニル、置換基を有していてもよいピリミジニル、置換基を有していてもよいピラゾリル、置換基を有していてもよいイソオキサゾリル、置換基を有していてもよいオキサジアゾリルまたは置換基を有していてもよい2環の縮合へテロ環である、請求項12記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項14】
Zが置換基を有していてもよいイソキノリル、置換基を有していてもよいベンゾチアゾリル、置換基を有していてもよいベンゾオキサゾリル、置換基を有していてもよいベンゾピリジル、置換基を有していてもよいベンゾピリダジル、置換基を有していてもよいベンゾイミダゾリル、置換基を有していてもよいチアゾロピリジル、置換基を有していてもよいイソキサゾリノニル、置換基を有していてもよいオキサゾリノニル、置換基を有していてもよいベンズオキサジノニルまたは置換基を有していてもよいベンゾキシアゼピノニルである、請求項12記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物。
【請求項15】
請求項1〜14のいずれかに記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を有効成分とする医薬組成物。
【請求項16】
請求項1〜14のいずれかに記載の化合物、その製薬上許容される塩またはそれらの溶媒和物を有効成分とするNPY Y5受容体拮抗剤。

【公開番号】特開2009−221230(P2009−221230A)
【公開日】平成21年10月1日(2009.10.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−160438(P2009−160438)
【出願日】平成21年7月7日(2009.7.7)
【分割の表示】特願2008−513237(P2008−513237)の分割
【原出願日】平成19年4月25日(2007.4.25)
【出願人】(000001926)塩野義製薬株式会社 (229)
【Fターム(参考)】