OA機器
【課題】取り付けたカバーに内部応力を発生させて安価にビビリ音の発生を抑えることができるOA機器を提供する。
【解決手段】内部に騒音発生源を有し、筐体には周囲の複数箇所で固定されるカバー部材が設けられているOA機器において、カバー1Aは、自由状態時が捻れた平板であっても、複数箇所の固定時に平板状態にして内部応力を発生させるようにして取り付ける。それによって、内部に騒音発生源を備えるOA機器であっても、カバー1Aの振動を減衰してビビリ音等の発生を軽減することができ、しかも取り付けたカバー1Aは平板上であるので、外観上も問題も発生しない。
【解決手段】内部に騒音発生源を有し、筐体には周囲の複数箇所で固定されるカバー部材が設けられているOA機器において、カバー1Aは、自由状態時が捻れた平板であっても、複数箇所の固定時に平板状態にして内部応力を発生させるようにして取り付ける。それによって、内部に騒音発生源を備えるOA機器であっても、カバー1Aの振動を減衰してビビリ音等の発生を軽減することができ、しかも取り付けたカバー1Aは平板上であるので、外観上も問題も発生しない。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内部に騒音発生源を有する複写機、印刷機等のOA機器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、各種機器のカバーにおいて、二酸化炭素の排出量を抑えるべく、極力資源を使わないよう薄肉化が採用される傾向にある。内部に騒音発生源を有する画像形成装置、印刷用機、複写機などのOA機器に使用されるカバー部材においてもご多分にもれず、二酸化炭素の排出量を抑えるべく、薄肉化のカバーが採用されている。カバー部材が薄肉化されると、例えば1辺200mmを超すような大きなカバー20では、そのほぼ中央を指で押すと、図8に示すような凹む状態になる。このように凹むが発生してしまうカバー20を用いた場合、図9に示すような内部に駆動モータ等の騒音発生源21があるようなOA機器本体ではその振動によってカバーの振動し、それによってビビリ音が発生する。また、機器本体の内部に音源がある場合、残響による内部の音圧上昇に伴い、図10に示すように、カバーの振動によりビビリ音が発生する。
【0003】
特許文献1には、コ型の電装カバー30において、図11に示すように、コ型両側面31を若干の角度で内側に倒し、相手の箱本体32の側面33の外側に設置することで、コ型両側面31が箱本体32の接する面33に密着させることで、ビビリ音の発生を抑えることは既に知られている。
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されている電装カバー30は、図12に示すように、コ型両側面31が、取り付け側の箱形状の側面33と、同等の奥行き長さを必要とするため、その分多く材料を使用するという問題がある。そのため、コ型両側面31の奥行きの長さが短くした場合、プラスチックのように弾性のある材料では正面の面積が大きい場合は、正面の中央部では何の負荷も掛からないため、振動を抑えられずにビビリ音が発生してしまう。
【0005】
また、ビビリ音の発生を制御する方法として、図13に示すように、カバー40の正面中央部をネジ41て固定して凹みをなくしてビビリ音の発生を抑えることが提案されている。
しかし、この方法であると中央にネジ穴が追加されるためデザイン的に悪くなることに加えて、図14に示すように、ネジ41を受けるブラケット42が必要となり、工数や部品点数が増加してしまうという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記した従来の問題を解消し、取り付けたカバーに内部応力を発生させて安価にビビリ音の発生を抑えることができるOA機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明は、内部に騒音発生源を有し、筐体には周囲の複数箇所で固定されるカバー部材が設けられているOA機器において、前記カバー部材は、自由状態時が平板であるとともに、前記複数箇所の固定時に湾曲状態にして、内部応力を発生させることを特徴とするOA機器を提案する。
【0008】
また、上記目的を達成するため、本発明は、内部に騒音発生源を有し、筐体には周囲の複数箇所で固定されるカバー部材が設けられているOA機器において、前記カバー部材は、自由状態時が平板に対して変形しているとともに、前記複数箇所の固定時に平板状態にして、内部応力を発生させることを特徴とするOA機器を提案する。
【0009】
なお、本発明は、自由状態時の前記カバー部材が捻り形状であると有利である。
さらに、本発明は、自由状態時の前記カバー部材が曲げ形状である有利である。
さらにまた、本発明は、前記カバー部材は少なくとも四隅を固定具で固定される矩形のカバーであると有利である。
【0010】
さらにまた、本発明は、前記カバー部材は一辺が回動可能に装着され、一辺の反対辺が磁力によって着脱可能に固定されるドアカバーであると有利である。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、カバー部材に内部応力を発生させるように取り付けるという簡単な構成で、内部に騒音発生源を備えるOA機器であっても、カバー部材の振動を減衰してビビリ音等の発生を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明が得られる原理を説明する斜視図である。
【図2】本発明が得られる原理を説明する斜視図である。
【図3】本発明に係るOA機器のカバーを外した状態を示す斜視図である。
【図4】本発明に係るOA機器のカバーを取り付けた状態を示す斜視図である。
【図5】本発明に係るOA機器のカバーを外した状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施形態を示すOA機器の斜視図である。
【図7】(a),(b)は開閉カバーの閉じる前後の状態を示す側面説明図である。
【図8】従来のOA機器の薄肉カバーを示す説明図である。
【図9】従来のOA機器における薄肉カバーの振動を説明する説明図である。
【図10】従来のOA機器における薄肉カバーのビビリ音の発生を説明する説明図である。
【図11】従来のビビリ音の発生を防止するOA機器の説明斜視図である。
【図12】図11の平面説明図である。
【図13】従来のビビリ音の発生を防止する別のOA機器の斜視図である。
【図14】図13のOA機器の内部構成を示す断面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を用いて説明する。
図1はプラスチックの平板を捻り、平板中央部に内部応力を発生について説明する図である。
図1において、捻った状態のプラスチックの平板1はその中央部に内部応力が発生して、振動が減衰し易くなることが経験上知られている。同様に、図2に示すように、湾曲させたプラスチックの平板1においても中央部に内部応力が発生するので、振動が減衰し易くなることが経験上知られている。
【0014】
本発明は、この原理を利用してビビリ音の発生を制御しようとするものである。
自由状態においてプラスチックの平板1は、捻った状態もしくは曲げた状態に拘束して中央部に内部応力が発生するように、例えば4隅をネジで固定して機器に取り付ければ、振動が減衰し易くなり、本体の内部に騒音発生源がある場合であってもカバーの振動によりビビリ音の発生を抑制することができる。
【0015】
しかし、かかる構成であると、カバー部材が捻った状態もしくは曲げた状態に取り付けられるため、ビビリ音の発生を抑制できても見た目である外観において問題がある。
そこで、図3に示す実施形態では自由状態において予め捻った形状のカバー部材1Aを設け、この捻った形状のカバー部材1Aの四隅を4本のネジ2を用いて内部に騒音発生源(図示せず)がある装置本体3の筐体に取り付ける。このとき、捻った形状のカバー部材1Aを図4に示すように平形状にして取り付けることにより、カバー部材1Aに取り付けによる拘束で内部応力を発生させることができる。しかも、取り付けたカバー部材1Aは平板状になるため、外観上の問題の発生も防ぐことができる。
【0016】
また、図5に示す実施形態では自由状態において予め曲げた(湾曲)形状のカバー部材1Bを設け、この曲げた形状のカバー部材1Bの四隅を4本のネジ2を用いて内部に騒音発生源(図示せず)がある装置本体3に取り付けている。このとき、曲げた形状のカバー部材1Bを図4に示すように平形状にして取り付けることにより、カバー部材1Bに取り付けによる拘束で内部応力を発生させることができ、取り付けたカバー部材1Aも平板状にすることができるため、上記実施形態と同様の効果が得られる。
【0017】
図6は、本発明の他の実施形態をOA機器である複写機の斜視図で、該複写機にはビビリ音の発生を抑えるカバー部材としての開閉カバー5が用いられている。この開閉カバー5は、一辺が図示していないヒンジを介して装置本体3に開閉可能に装着され、回動支点と反対側の辺にはその上下の所定箇所に板金の小片6が設けられている。他方、この開閉カバー5の開放側である上記反対辺を受ける面には小片6位置に対応してマグネット7が設けられている。そして、開閉カバー5は剛性が乏しく予め曲げた形状に形成されているものが用いられている。
【0018】
このように構成された開閉カバー5は、閉じたときには磁力によって小片6がマグネット7に吸着され、このとき図7(a)に示す曲げた開閉カバー5が図7(b)に示すように平面状になって付くことによってカバーに内部応力が生じ、それによって振動が減衰し易くなることでビビリ音等の発生が防止される。
【符号の説明】
【0019】
1A、1B、 カバー
2 ネジ
3 装置本体
5 開閉カバー
6 小片
7 マグネット
【先行技術文献】
【特許文献】
【0020】
【特許文献1】特許第3495413号公報
【技術分野】
【0001】
本発明は、内部に騒音発生源を有する複写機、印刷機等のOA機器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、各種機器のカバーにおいて、二酸化炭素の排出量を抑えるべく、極力資源を使わないよう薄肉化が採用される傾向にある。内部に騒音発生源を有する画像形成装置、印刷用機、複写機などのOA機器に使用されるカバー部材においてもご多分にもれず、二酸化炭素の排出量を抑えるべく、薄肉化のカバーが採用されている。カバー部材が薄肉化されると、例えば1辺200mmを超すような大きなカバー20では、そのほぼ中央を指で押すと、図8に示すような凹む状態になる。このように凹むが発生してしまうカバー20を用いた場合、図9に示すような内部に駆動モータ等の騒音発生源21があるようなOA機器本体ではその振動によってカバーの振動し、それによってビビリ音が発生する。また、機器本体の内部に音源がある場合、残響による内部の音圧上昇に伴い、図10に示すように、カバーの振動によりビビリ音が発生する。
【0003】
特許文献1には、コ型の電装カバー30において、図11に示すように、コ型両側面31を若干の角度で内側に倒し、相手の箱本体32の側面33の外側に設置することで、コ型両側面31が箱本体32の接する面33に密着させることで、ビビリ音の発生を抑えることは既に知られている。
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されている電装カバー30は、図12に示すように、コ型両側面31が、取り付け側の箱形状の側面33と、同等の奥行き長さを必要とするため、その分多く材料を使用するという問題がある。そのため、コ型両側面31の奥行きの長さが短くした場合、プラスチックのように弾性のある材料では正面の面積が大きい場合は、正面の中央部では何の負荷も掛からないため、振動を抑えられずにビビリ音が発生してしまう。
【0005】
また、ビビリ音の発生を制御する方法として、図13に示すように、カバー40の正面中央部をネジ41て固定して凹みをなくしてビビリ音の発生を抑えることが提案されている。
しかし、この方法であると中央にネジ穴が追加されるためデザイン的に悪くなることに加えて、図14に示すように、ネジ41を受けるブラケット42が必要となり、工数や部品点数が増加してしまうという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記した従来の問題を解消し、取り付けたカバーに内部応力を発生させて安価にビビリ音の発生を抑えることができるOA機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明は、内部に騒音発生源を有し、筐体には周囲の複数箇所で固定されるカバー部材が設けられているOA機器において、前記カバー部材は、自由状態時が平板であるとともに、前記複数箇所の固定時に湾曲状態にして、内部応力を発生させることを特徴とするOA機器を提案する。
【0008】
また、上記目的を達成するため、本発明は、内部に騒音発生源を有し、筐体には周囲の複数箇所で固定されるカバー部材が設けられているOA機器において、前記カバー部材は、自由状態時が平板に対して変形しているとともに、前記複数箇所の固定時に平板状態にして、内部応力を発生させることを特徴とするOA機器を提案する。
【0009】
なお、本発明は、自由状態時の前記カバー部材が捻り形状であると有利である。
さらに、本発明は、自由状態時の前記カバー部材が曲げ形状である有利である。
さらにまた、本発明は、前記カバー部材は少なくとも四隅を固定具で固定される矩形のカバーであると有利である。
【0010】
さらにまた、本発明は、前記カバー部材は一辺が回動可能に装着され、一辺の反対辺が磁力によって着脱可能に固定されるドアカバーであると有利である。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、カバー部材に内部応力を発生させるように取り付けるという簡単な構成で、内部に騒音発生源を備えるOA機器であっても、カバー部材の振動を減衰してビビリ音等の発生を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明が得られる原理を説明する斜視図である。
【図2】本発明が得られる原理を説明する斜視図である。
【図3】本発明に係るOA機器のカバーを外した状態を示す斜視図である。
【図4】本発明に係るOA機器のカバーを取り付けた状態を示す斜視図である。
【図5】本発明に係るOA機器のカバーを外した状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施形態を示すOA機器の斜視図である。
【図7】(a),(b)は開閉カバーの閉じる前後の状態を示す側面説明図である。
【図8】従来のOA機器の薄肉カバーを示す説明図である。
【図9】従来のOA機器における薄肉カバーの振動を説明する説明図である。
【図10】従来のOA機器における薄肉カバーのビビリ音の発生を説明する説明図である。
【図11】従来のビビリ音の発生を防止するOA機器の説明斜視図である。
【図12】図11の平面説明図である。
【図13】従来のビビリ音の発生を防止する別のOA機器の斜視図である。
【図14】図13のOA機器の内部構成を示す断面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を用いて説明する。
図1はプラスチックの平板を捻り、平板中央部に内部応力を発生について説明する図である。
図1において、捻った状態のプラスチックの平板1はその中央部に内部応力が発生して、振動が減衰し易くなることが経験上知られている。同様に、図2に示すように、湾曲させたプラスチックの平板1においても中央部に内部応力が発生するので、振動が減衰し易くなることが経験上知られている。
【0014】
本発明は、この原理を利用してビビリ音の発生を制御しようとするものである。
自由状態においてプラスチックの平板1は、捻った状態もしくは曲げた状態に拘束して中央部に内部応力が発生するように、例えば4隅をネジで固定して機器に取り付ければ、振動が減衰し易くなり、本体の内部に騒音発生源がある場合であってもカバーの振動によりビビリ音の発生を抑制することができる。
【0015】
しかし、かかる構成であると、カバー部材が捻った状態もしくは曲げた状態に取り付けられるため、ビビリ音の発生を抑制できても見た目である外観において問題がある。
そこで、図3に示す実施形態では自由状態において予め捻った形状のカバー部材1Aを設け、この捻った形状のカバー部材1Aの四隅を4本のネジ2を用いて内部に騒音発生源(図示せず)がある装置本体3の筐体に取り付ける。このとき、捻った形状のカバー部材1Aを図4に示すように平形状にして取り付けることにより、カバー部材1Aに取り付けによる拘束で内部応力を発生させることができる。しかも、取り付けたカバー部材1Aは平板状になるため、外観上の問題の発生も防ぐことができる。
【0016】
また、図5に示す実施形態では自由状態において予め曲げた(湾曲)形状のカバー部材1Bを設け、この曲げた形状のカバー部材1Bの四隅を4本のネジ2を用いて内部に騒音発生源(図示せず)がある装置本体3に取り付けている。このとき、曲げた形状のカバー部材1Bを図4に示すように平形状にして取り付けることにより、カバー部材1Bに取り付けによる拘束で内部応力を発生させることができ、取り付けたカバー部材1Aも平板状にすることができるため、上記実施形態と同様の効果が得られる。
【0017】
図6は、本発明の他の実施形態をOA機器である複写機の斜視図で、該複写機にはビビリ音の発生を抑えるカバー部材としての開閉カバー5が用いられている。この開閉カバー5は、一辺が図示していないヒンジを介して装置本体3に開閉可能に装着され、回動支点と反対側の辺にはその上下の所定箇所に板金の小片6が設けられている。他方、この開閉カバー5の開放側である上記反対辺を受ける面には小片6位置に対応してマグネット7が設けられている。そして、開閉カバー5は剛性が乏しく予め曲げた形状に形成されているものが用いられている。
【0018】
このように構成された開閉カバー5は、閉じたときには磁力によって小片6がマグネット7に吸着され、このとき図7(a)に示す曲げた開閉カバー5が図7(b)に示すように平面状になって付くことによってカバーに内部応力が生じ、それによって振動が減衰し易くなることでビビリ音等の発生が防止される。
【符号の説明】
【0019】
1A、1B、 カバー
2 ネジ
3 装置本体
5 開閉カバー
6 小片
7 マグネット
【先行技術文献】
【特許文献】
【0020】
【特許文献1】特許第3495413号公報
【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に騒音発生源を有し、筐体には周囲の複数箇所で固定されるカバー部材が設けられているOA機器において、
前記カバー部材は、自由状態時が平板であるとともに、前記複数箇所の固定時に湾曲状態にして、内部応力を発生させることを特徴とするOA機器。
【請求項2】
内部に騒音発生源を有し、筐体には周囲の複数箇所で固定されるカバー部材が設けられているOA機器において、
前記カバー部材は、自由状態時が平板に対して変形しているとともに、前記複数箇所の固定時に平板状態にして、内部応力を発生させることを特徴とするOA機器。
【請求項3】
請求項2に記載のOA機器において、自由状態時の前記カバー部材が捻り形状であることを特徴とするOA機器。
【請求項4】
請求項2に記載のOA機器において、自由状態時の前記カバー部材が曲げ形状であることを特徴とするOA機器。
【請求項5】
請求項1ないし4の何れかに記載のOA機器において、前記カバー部材は少なくとも四隅を固定具で固定される矩形のカバーであることを特徴とするOA機器。
【請求項6】
請求項1ないし4の何れかに記載のOA機器において、前記カバー部材は一辺が回動可能に装着され、一辺の反対辺が磁力によって着脱可能に固定されるドアカバーであることを特徴とするOA機器。
【請求項1】
内部に騒音発生源を有し、筐体には周囲の複数箇所で固定されるカバー部材が設けられているOA機器において、
前記カバー部材は、自由状態時が平板であるとともに、前記複数箇所の固定時に湾曲状態にして、内部応力を発生させることを特徴とするOA機器。
【請求項2】
内部に騒音発生源を有し、筐体には周囲の複数箇所で固定されるカバー部材が設けられているOA機器において、
前記カバー部材は、自由状態時が平板に対して変形しているとともに、前記複数箇所の固定時に平板状態にして、内部応力を発生させることを特徴とするOA機器。
【請求項3】
請求項2に記載のOA機器において、自由状態時の前記カバー部材が捻り形状であることを特徴とするOA機器。
【請求項4】
請求項2に記載のOA機器において、自由状態時の前記カバー部材が曲げ形状であることを特徴とするOA機器。
【請求項5】
請求項1ないし4の何れかに記載のOA機器において、前記カバー部材は少なくとも四隅を固定具で固定される矩形のカバーであることを特徴とするOA機器。
【請求項6】
請求項1ないし4の何れかに記載のOA機器において、前記カバー部材は一辺が回動可能に装着され、一辺の反対辺が磁力によって着脱可能に固定されるドアカバーであることを特徴とするOA機器。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【公開番号】特開2012−189927(P2012−189927A)
【公開日】平成24年10月4日(2012.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−55161(P2011−55161)
【出願日】平成23年3月14日(2011.3.14)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年10月4日(2012.10.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年3月14日(2011.3.14)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】
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