説明

P−カドヘリン抗体

【課題】様々な癌の患者に治療上の利益をもたらすことができる、P−カドヘリンに対する抗体を提供する。
【解決手段】P−カドヘリンと結合し、P−カドヘリンを阻害する働きをするヒト抗体を含めた抗体およびその抗原結合部分。ヒトP−カドヘリン抗体に由来する重鎖および軽鎖イムノグロブリン、ならびにそのようなイムノグロブリンをコードする核酸分子。ヒトP−カドヘリン抗体を作製する方法、これらの抗体を含む組成物、ならびに抗体および組成物を使用する方法。該核酸分子を含む遺伝子導入動物または植物。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒトP−カドヘリンに結合する抗体をコードする塩基配列を含むDNA、ここで当該抗体は
a)配列番号24で示されるVCDR1、
b)配列番号25で示されるVCDR2、
c)配列番号29で示されるVCDR3、
d)配列番号38で示されるVCDR1、
e)配列番号39で示されるVCDR2及び
f)配列番号44で示されるVCDR3
を含む。
【請求項2】
配列番号321で示されるVドメインを含む抗体をコードする塩基配列を含む、請求項1に記載のDNA。
【請求項3】
配列番号327で示されるVドメインを含む抗体をコードする塩基配列を含む、請求項1に記載のDNA。
【請求項4】
ドメインが配列番号321を含み、Vドメインが配列番号327を含む抗体をコードする塩基配列を含む、DNA。
【請求項5】
ドメインが配列番号321を含み、Vドメインが配列番号327を含み、重鎖定常領域が配列番号344を含み、軽鎖定常領域が配列番号345を含み、ただし配列番号344のC末端リシン残基が切断されていてもよいヒトP−カドヘリンに結合する抗体をコードする塩基配列を含むDNA。
【請求項6】
配列番号333と90%以上の相同性を有する塩基配列を含むDNA、ここで当該DNAはヒトP−カドヘリンに結合する抗体のVドメインをコードする。
【請求項7】
配列番号339と90%以上の相同性を有する塩基配列を含むDNA、ここで当該DNAはヒトP−カドヘリンに結合する抗体のVドメインをコードする。
【請求項8】
請求項1から7に記載の一つ以上の何れかのDNAを含むベクター。
【請求項9】
請求項8に記載のベクターを含む形質転換体。

【公開番号】特開2009−106287(P2009−106287A)
【公開日】平成21年5月21日(2009.5.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−289121(P2008−289121)
【出願日】平成20年11月11日(2008.11.11)
【分割の表示】特願2008−508328(P2008−508328)の分割
【原出願日】平成18年4月13日(2006.4.13)
【出願人】(593141953)ファイザー・インク (302)
【Fターム(参考)】