説明

PPARモジュレータとしての縮合ヘテロ環誘導体

本発明は構造式、式I:
【化1】


[式中、
(a) Xは単結合、O、S、S(O)2およびNからなる群から選択され、
(b) Uは脂肪族リンカーであり、
(c) YはC、O、S、NHおよび単結合からなる群から選択され、
(d) EはC(R3)(R4)AまたはAであり、ここに、
(i) Aはカルボキシル、テトラゾール、C1−C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミドおよびアシルスルホンアミドからなる群から選択され、
(e) BはS、O、CおよびNからなる群から選択され、
(f) ZはNおよびCからなる群から選択され、但し、BがCである場合、ZはNである]
で示される化合物を目的とする。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
構造式I’:
【化1】

[式中、
(a) R1は水素、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル(ここに、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R1’から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(b) R1’、R26、R27、R28およびR31はそれぞれ、独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1−C6アルキル、C1−C6アルキル−COOR12、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルオキシ、C3−C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0-4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24およびS(O)2N(R25)2からなる群から選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24およびR25はそれぞれ、独立して水素、C1−C6アルキルおよびアリールからなる群から選択され、
(c) R2はC0−C8アルキルおよびC1-4−ヘテロアルキルからなる群から選択され、
(d) Xは単結合、O、S、S(O)2およびNからなる群から選択され、
(e) Uは脂肪族リンカー(ここに、その脂肪族リンカーの炭素原子1つは場合により、O、NHまたはSで置き換わっていることもあり、そのような脂肪族リンカーは、それぞれR30から独立して選択される1〜4つの置換基で適宜置換されていてもよい)であり、
(f) YはC、NHおよび単結合からなる群から選択され、
(g) EはC(R3)(R4)AまたはAであり、ここに、
(i) Aはカルボキシル、テトラゾール、C1−C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミドおよびアシルスルホンアミド(ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミドおよびテトラゾールはそれぞれ、R7から独立して選択される1〜2つの基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(ii) 各R7は独立して、水素、C1−C6ハロアルキル、アリールC0−C4アルキルおよびC1−C6アルキルからなる群から選択され、
(iii) R3は水素、C1−C5アルキルおよびC1−C5アルコキシからなる群から選択され、そして
(iv) R4はH、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、アリールオキシ、C3−C6シクロアルキルおよびアリールC0−C4アルキルからなる群から選択され、そしてR3およびR4は適宜一緒になってC3−C4シクロアルキルを形成していてもよく、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキルおよびアリール−アルキルはそれぞれ、R26から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよく、
(h) BはS、O、CおよびNからなる群から選択され、
(i) ZはNおよびCからなる群から選択され、但し、BがCである場合、ZはNであり、
(j) R8は水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルキレニルおよびハロからなる群から選択され、
(k) R9は水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0−C4アルキル、ヘテロアリール、C1−C6アリル、SR29およびOR29(ここに、アリール−C0−C4アルキル、ヘテロアリールはそれぞれ、R27から独立して選択される1〜3つで適宜置換されていてもよく、R29は水素、C1−C4アルキレニルおよびC1−C4アルキルからなる群から選択される)からなる群から選択され、R8およびR9は適宜一緒になって、R8およびR9が結合するフェニルと5員縮合二環式体を形成していてもよく、但し、R8およびR9が縮合環を形成する場合、基E−Y−はそのR8およびR9縮合二環式体の5員環上の結合可能ないずれの位置にても結合し、
(l) R10、R11はそれぞれ、独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1−C6アルキル、C1−C6アルキル−COOR12’’、C0−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルオキシ、C3−C7シクロアルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’およびS(O)2N(R25’)2(ここに、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R28から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(m) R12’、R12’’、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’およびR25’はそれぞれ、独立して水素、C1−C6アルキルおよびアリールからなる群から選択され、
(n) R30はC1−C6アルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル(ここに、C1−C6アルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R31から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(o) R32は結合、水素、ハロ、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキルおよびC1−C6アルキルオキソからなる群から選択され、
(p) ALは縮合C3−C8炭素環、縮合ピリジニル、縮合ピリミジニルおよび縮合フェニルからなる群から選択され、そして
(q) − − − −は、示された位置にて適宜二重結合を形成する結合である]
で示される化合物ならびにその立体異性体、製薬的に許容される塩、溶媒和物および水和物。
【請求項2】
構造式I’’:
【化2】

[式中、
(a) R1は水素、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル(ここに、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R1’から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(b) R1’、R26、R27、R28およびR31はそれぞれ、独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1−C6アルキル、C1−C6アルキル−COOR12、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルオキシ、C3−C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0-4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24およびS(O)2N(R25)2からなる群から選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24およびR25はそれぞれ、独立して水素、C1−C6アルキルおよびアリールからなる群から選択され、
(c) R2はC0−C8アルキルおよびC1-4−ヘテロアルキルからなる群から選択され、
(d) Xは単結合、O、S、S(O)2およびNからなる群から選択され、
(b) Uは脂肪族リンカー(ここに、その脂肪族リンカーの炭素原子1つは場合により、O、NHまたはSで置き換わっていることもあり、そのような脂肪族リンカーは、それぞれR30から独立して選択される1〜4つの置換基で置換されている)であり、
(e) YはC、O、S、NHおよび単結合からなる群から選択され、
(f) EはC(R3)(R4)AまたはAであり、ここに、
(i) Aはカルボキシル、テトラゾール、C1−C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミドおよびアシルスルホンアミド(ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミドおよびテトラゾールはそれぞれ、R7から独立して選択される1〜2つの基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(ii) 各R7は独立して、水素、C1−C6ハロアルキル、アリールC0−C4アルキルおよびC1−C6アルキルからなる群から選択され、
(iii) R3は水素、C1−C5アルキルおよびC1−C5アルコキシからなる群から選択され、そして
(iv) R4はH、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、アリールオキシ、C3−C6シクロアルキルおよびアリールC0−C4アルキルからなる群から選択され、そしてR3およびR4は適宜一緒になってC3−C4シクロアルキルを形成していてもよく、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキルおよびアリール−アルキルはそれぞれ、R26から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよく、
(g) BはS、O、CおよびNからなる群から選択され、
(h) ZはNおよびCからなる群から選択され、但し、BがCである場合、ZはNであり、
(i) R8は水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルキレニルおよびハロからなる群から選択され、
(j) R9は水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0−C4アルキル、ヘテロアリール、C1−C6アリル、SR29およびOR29(ここに、アリール−C0−C4アルキル、ヘテロアリールはそれぞれ、R27から独立して選択される1〜3つで適宜置換されていてもよく、R29は水素、C1−C4アルキレニルおよびC1−C4アルキルからなる群から選択される)からなる群から選択され、R8およびR9は適宜一緒になって、R8およびR9が結合するフェニルと5員縮合二環式体を形成していてもよく、但し、R8およびR9が縮合環を形成する場合、基E−Y−はそのR8およびR9縮合二環式体の5員環上の結合可能ないずれの位置にても結合し、
(k) R10、R11はそれぞれ、独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1−C6アルキル、C1−C6アルキル−COOR12’’、C0−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルオキシ、C3−C7シクロアルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’およびS(O)2N(R25’)2(ここに、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R28から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(l) R12’、R12’’、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’およびR25’はそれぞれ、独立して水素、C1−C6アルキルおよびアリールからなる群から選択され、
(m) R30はC1−C6アルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル(ここに、C1−C6アルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R31から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(n) R32は結合、水素、ハロ、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキルおよびC1−C6アルキルオキソからなる群から選択され、
(o) ALは縮合C3−C8炭素環、縮合ピリジニル、縮合ピリミジニルおよび縮合フェニルからなる群から選択され、そして
(p) − − − −は、示された位置にて適宜二重結合を形成する結合である]
で示される化合物ならびにその立体異性体、製薬的に許容される塩、溶媒和物および水和物。
【請求項3】
構造式I’’’:
【化3】

[式中、
(a) R1は水素、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル(ここに、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R1’から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(b) R1’、R26、R27、R28およびR31はそれぞれ、独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1−C6アルキル、C1−C6アルキル−COOR12、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルオキシ、C3−C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0-4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24およびS(O)2N(R25)2からなる群から選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24およびR25はそれぞれ、独立して水素、C1−C6アルキルおよびアリールからなる群から選択され、
(c) R2はC0−C8アルキルおよびC1-4−ヘテロアルキルからなる群から選択され、
(d) Xは単結合、O、S、S(O)2およびNからなる群から選択され、
(e) Uは脂肪族リンカー(ここに、その脂肪族リンカーの炭素原子1つは場合により、O、NHまたはSで置き換わっていることもあり、そのような脂肪族リンカーは、それぞれR30から独立して選択される1〜4つの置換基で適宜置換されていてもよい)であり、
(f) YはC、O、S、NHおよび単結合からなる群から選択され、
(g) EはC(R3)(R4)AまたはAであり、ここに、
(i) Aはカルボキシル、テトラゾール、C1−C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミドおよびアシルスルホンアミド(ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミドおよびテトラゾールはそれぞれ、R7から独立して選択される1〜2つの基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(ii) 各R7は独立して、水素、C1−C6ハロアルキル、アリールC0−C4アルキルおよびC1−C6アルキルからなる群から選択され、
(iii) R3は水素、C1−C5アルキルおよびC1−C5アルコキシからなる群から選択され、そして
(iv) R4はH、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、アリールオキシ、C3−C6シクロアルキルおよびアリールC0−C4アルキルからなる群から選択され、そしてR3およびR4は適宜一緒になってC3−C4シクロアルキルを形成していてもよく、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキルおよびアリール−アルキルはそれぞれ、R26から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよく、
但し、YがOである場合、R4はC1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、アリールオキシ、C3−C6シクロアルキルおよびアリールC0−C4アルキルからなる群から選択され、そしてR3およびR4は適宜一緒になってC3−C4シクロアルキルを形成していてもよく、ここに、アルキル、アルコキシ、シクロアルキルおよびアリール−アルキルはそれぞれ、R26から独立して選択される1〜3つで適宜置換されていてもよく、
(h) BはS、O、CおよびNからなる群から選択され、
(i) ZはNおよびCからなる群から選択され、但し、BがCである場合、ZはNであり、
(j) R8は水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルキレニルおよびハロからなる群から選択され、
(k) R9は水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0−C4アルキル、ヘテロアリール、C1−C6アリル、SR29およびOR29(ここに、アリール−C0−C4アルキル、ヘテロアリールはそれぞれ、R27から独立して選択される1〜3つで適宜置換されていてもよく、R29は水素、C1−C4アルキレニルおよびC1−C4アルキルからなる群から選択される)からなる群から選択され、R8およびR9は適宜一緒になって、R8およびR9が結合するフェニルと5員縮合二環式体を形成していてもよく、但し、R8およびR9が縮合環を形成する場合、基E−Y−はそのR8およびR9縮合二環式体の5員環上の結合可能ないずれの位置にても結合し、
(l) R10、R11はそれぞれ、独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1−C6アルキル、C1−C6アルキル−COOR12’’、C0−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルオキシ、C3−C7シクロアルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’およびS(O)2N(R25’)2(ここに、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R28から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(m) R12’、R12’’、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’およびR25’はそれぞれ、独立して水素、C1−C6アルキルおよびアリールからなる群から選択され、
(n) R30はC1−C6アルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル(ここに、C1−C6アルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R31から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(o) R32は結合、水素、ハロ、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキルおよびC1−C6アルキルオキソからなる群から選択され、
(p) ALは縮合C3−C8炭素環、縮合ピリジニル、縮合ピリミジニルおよび縮合フェニルからなる群から選択され、そして
(q) − − − −は、示された位置にて適宜二重結合を形成する結合である]
で示される化合物ならびにその立体異性体、製薬的に許容される塩、溶媒和物および水和物。
【請求項4】
式I:
【化4】

[式中、
(a) R1は水素、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル(ここに、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R1’から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(b) R1’、R26、R27、R28およびR31はそれぞれ、独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1−C6アルキル、C1−C6アルキル−COOR12、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルオキシ、C3−C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0-4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24およびS(O)2N(R25)2からなる群から選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24およびR25はそれぞれ、独立して水素、C1−C6アルキルおよびアリールからなる群から選択され、
(c) R2はC0−C8アルキルおよびC1-4−ヘテロアルキルからなる群から選択され、
(d) Xは単結合、O、S、S(O)2およびNからなる群から選択され、
(e) Uは脂肪族リンカー(ここに、その脂肪族リンカーの炭素原子1つは、O、NHまたはSで置き換わっていてもよく、そのような脂肪族リンカーは、R30で適宜置換されていてもよい)であり、
(f) YはC、O、S、NHおよび単結合からなる群から選択され、
(g) EはC(R3)(R4)AまたはAであり、ここに、
(i) Aはカルボキシル、テトラゾール、C1−C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミドおよびアシルスルホンアミド(ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミドおよびテトラゾールはそれぞれ、R7から独立して選択される1〜2つの基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(ii) 各R7は独立して、水素、C1−C6ハロアルキル、アリールC0−C4アルキルおよびC1−C6アルキルからなる群から選択され、
(iii) R3は水素、C1−C5アルキルおよびC1−C5アルコキシからなる群から選択され、そして
(iv) R4はH、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、アリールオキシ、C3−C6シクロアルキルおよびアリールC0−C4アルキルからなる群から選択され、そしてR3およびR4は適宜一緒になってC3−C4シクロアルキルを形成していてもよく、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキルおよびアリール−アルキルはそれぞれ、R26から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよく、
(h) BはS、O、CおよびNからなる群から選択され、但し、BがNである場合、ZはCであり、
(i) ZはNおよびCからなる群から選択され、但し、BがCである場合、ZはNであり、
(j) R8は水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルキレニルおよびハロからなる群から選択され、
(k) R9は水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0−C4アルキル、ヘテロアリール、C1−C6アリルおよびOR29(ここに、アリール−C0−C4アルキル、ヘテロアリールはそれぞれ、R27から独立して選択される1〜3つで適宜置換されていてもよく、R29は水素およびC1−C4アルキルからなる群から選択される)からなる群から選択され、
(l) R10、R11はそれぞれ、独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1−C6アルキル、C1−C6アルキル−COOR12’’、C0−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルオキシ、C3−C7シクロアルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’およびS(O)2N(R25’)2(ここに、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R28から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(m) R12’、R12’’、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’およびR25’はそれぞれ、独立して水素、C1−C6アルキルおよびアリールからなる群から選択され、
(n) R30はC1−C6アルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル(ここに、C1−C6アルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R31から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(o) R32は結合、水素、ハロ、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキルおよびC1−C6アルキルオキソからなる群から選択され、
(p) ALは縮合C3−C8炭素環および縮合フェニルからなる群から選択され、そして
(q) − − − −は、示された位置にて適宜二重結合を形成する結合である]
で示される化合物ならびにその立体異性体、製薬的に許容される塩、溶媒和物および水和物。
【請求項5】
Xが−O−である、請求項1記載の化合物。
【請求項6】
Xが−Sである、請求項1記載の化合物。
【請求項7】
YがOである、請求項1〜6のいずれかに記載の化合物。
【請求項8】
YがCである、請求項1〜6のいずれかに記載の化合物。
【請求項9】
YがSである、請求項1〜6のいずれかに記載の化合物。
【請求項10】
ZがNである、請求項1〜9のいずれかに記載の化合物。
【請求項11】
BがSまたはOである、請求項1〜9のいずれかに記載の化合物。
【請求項12】
BがNである、請求項1〜9のいずれかに記載の化合物。
【請求項13】
ZがNである、請求項1〜9のいずれかに記載の化合物。
【請求項14】
ALが縮合フェニルである、請求項1〜13のいずれかに記載の化合物。
【請求項15】
ALが縮合シクロアルキルである、請求項1〜13のいずれかに記載の化合物。
【請求項16】
ALが縮合ピリミジニルである、請求項1〜13のいずれかに記載の化合物。
【請求項17】
ALが縮合ピリジニルである、請求項1〜13のいずれかに記載の化合物。
【請求項18】
− − − −が式Iの指定された位置にて二重結合を形成する結合である、請求項1〜13または15のいずれかに記載の化合物。
【請求項19】
EがC(R3)(R4)Aである、請求項1〜18のいずれかに記載の化合物。
【請求項20】
EがAである、請求項1〜18のいずれかに記載の化合物。
【請求項21】
AがCOOHである、請求項1〜19のいずれかに記載の化合物。
【請求項22】
R10がハロアルキルである、請求項1〜21のいずれかに記載の化合物。
【請求項23】
R10がCF3である、請求項1〜22のいずれかに記載の化合物。
【請求項24】
R10がハロアルキルオキシである、請求項1〜21のいずれかに記載の化合物。
【請求項25】
R10およびR11がそれぞれ、独立して水素、ハロ、オキソ、C1−C6アルキル、C1−C6アルキル−COOR12’’、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルキルおよびC1−C6ハロアルキルオキシからなる群から選択される、請求項1〜21のいずれかに記載の化合物。
【請求項26】
R10がC3−C7シクロアルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルおよびアリールオキシからなる群から選択される、請求項1〜21のいずれかに記載の化合物。
【請求項27】
R8がC1−C3アルキルおよびC1−C4アルキレニルからなる群から選択される、請求項1〜26のいずれかに記載の化合物。
【請求項28】
R8およびR9がそれぞれ、独立して水素およびC1−C3アルキルからなる群から選択される、請求項1〜26のいずれかに記載の化合物。
【請求項29】
R29がC1−C4アルキレニルである、請求項1〜27のいずれかに記載の化合物。
【請求項30】
R8がC1−C4アルキレニルである、請求項1〜27および29のいずれかに記載の化合物。
【請求項31】
R9がOR29である、請求項1〜27、29および30のいずれかに記載の化合物。
【請求項32】
R9がSR29である、請求項1〜27、29および30のいずれかに記載の化合物。
【請求項33】
R8およびR9が一緒になって、縮合二環式体を形成する、請求項1〜27、29〜32のいずれかに記載の化合物。
【請求項34】
R1、R2、R3およびR4がそれぞれ、独立してC1−C2アルキルからなる群から選択される、請求項1〜33のいずれかに記載の化合物。
【請求項35】
R1、R3およびR4がそれぞれ、独立して水素およびC1−C2アルキルからなる群から選択される、請求項1〜33のいずれかに記載の化合物。
【請求項36】
R2が結合である、請求項1〜33および35のいずれかに記載の化合物。
【請求項37】
UがC1−C3アルキルである、請求項1〜36のいずれかに記載の化合物。
【請求項38】
Uが飽和である、請求項37記載の化合物。
【請求項39】
UがC1−C3アルキルで置換されている、請求項37または38のいずれかに記載の化合物。
【請求項40】
脂肪族リンカーが、それぞれR30からなる群から独立して選択される1〜4つの置換基で置換されている、請求項1〜39のいずれかに記載の化合物。
【請求項41】
脂肪族リンカーの1つの炭素が−O−で置き換わっている、請求項1〜38、39および40のいずれかに記載の化合物。
【請求項42】
構造式II:
【化5】

で示される、請求項1〜9、12、13、14、18〜32、34〜41のいずれかに記載の化合物。
【請求項43】
構造式III:
【化6】

で示される、請求項1〜11、13、14、17〜32、34〜41のいずれかに記載の化合物。
【請求項44】
構造式IV:
【化7】

[式中、n1は1〜5である]
で示される、請求項1〜11、15、18〜32、34〜41のいずれかに記載の化合物。
【請求項45】
構造式V:
【化8】

で示される、請求項1〜14、18〜32、34〜41のいずれかに記載の化合物。
【請求項46】
構造式VI:
【化9】

で示される、請求項1〜14、18〜32、34〜41のいずれかに記載の化合物。
【請求項47】
構造式VII:
【化10】

で示される、請求項1〜14、18〜32、34〜41のいずれかに記載の化合物。
【請求項48】
XがSであり、YがCおよびOからなる群から選択され、EがCH2COOHであり、そしてR2が結合である、請求項1〜14、18〜32、34〜47のいずれかに記載の化合物。
【請求項49】
ZがNであり、そしてBがSである、請求項1〜11および13〜48のいずれかに記載の化合物。
【請求項50】
R32が水素であり、R8が水素であり、そしてR9がC1−C4アルキルである、請求項1〜49のいずれかに記載の化合物。
【請求項51】
構造式VIII:
【化11】

で示される、請求項1〜13、17、18〜32、34〜41のいずれかに記載の化合物。
【請求項52】
構造式IX:
【化12】

[式中、X’はOおよびSからなる群から選択される]
で示される、請求項1〜32、34〜41のいずれかに記載の化合物。
【請求項53】
構造式X:
【化13】

で示される、請求項1〜13、16、18〜32、34〜41のいずれかに記載の化合物。
【請求項54】
化合物が以下の化合物:
ラセミ体{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6−ジヒドロ−4H−シクロペンタチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェノキシ}酢酸、
(R)−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6−ジヒドロ−4H−シクロペンタチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェノキシ}酢酸、
(S)−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6−ジヒドロ−4H−シクロペンタチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェノキシ}酢酸、
ラセミ体3−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6−ジヒドロ−4H−シクロペンタチアゾール−4−イルメトキシ]フェニル}プロピオン酸、
ラセミ体3−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6−ジヒドロ−4H−シクロペンタチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェニル}プロピオン酸、
(R)−3−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6−ジヒドロ−4H−シクロペンタチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェニル}プロピオン酸、
(S)−3−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6−ジヒドロ−4H−シクロペンタチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェニル}プロピオン酸、
ラセミ体{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェノキシ}酢酸、
(S)−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェノキシ}酢酸、
(R)−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェノキシ}酢酸、
{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾチアゾール−4−イルメトキシ]フェノキシ}酢酸、
ラセミ体3−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェニル}プロピオン酸、
(R)−3−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェニル}プロピオン酸、
(S)−3−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェニル}プロピオン酸、
{3−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6−ジヒドロ−4H−シクロペンタチアゾール−4−イルメトキシ]フェニル}酢酸、
(S)−{3−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6−ジヒドロ−4H−シクロペンタチアゾール−4−イルメトキシ]フェニル}酢酸、
(R)−{3−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6−ジヒドロ−4H−シクロペンタチアゾール−4−イルメトキシ]フェニル}酢酸、
{2−メチル−4−[7−メチル−2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェノキシ}酢酸、
(S)−3−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾチアゾール−4−イルメトキシ]フェニル}プロピオン酸、
(R)−3−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾチアゾール−4−イルメトキシ]フェニル}プロピオン酸、
(R)−{3−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾチアゾール−4−イルメトキシ]フェニル}酢酸、
(S)−{3−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾチアゾール−4−イルメトキシ]フェニル}酢酸、
3−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェニル}プロピオン酸、
{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェノキシ}酢酸、
(R)−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェノキシ}酢酸、
(S)−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェノキシ}酢酸、
3−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタチアゾール−4−イルメトキシ]フェニル}プロピオン酸、
{3−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタチアゾール−4−イルメトキシ]フェニル}酢酸、
(R)−3−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェニル}プロピオン酸、
(S)−3−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−シクロヘプタチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェニル}プロピオン酸、
{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−4,5,6,7,8,9−ヘキサヒドロ−シクロオクタチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェノキシ}酢酸、
{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)ベンゾチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェノキシ}酢酸、
{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)ベンゾチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェノキシ}酢酸エチルエステル、
3−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)ベンゾチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェニル}プロピオン酸、
{3−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)ベンゾチアゾール−4−イルメトキシ]フェニル}酢酸、
3−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)ベンゾチアゾール−4−イルメトキシ]フェニル}プロピオン酸、
(S)−2−メトキシ−3−{4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)ベンゾチアゾール−4−イルメトキシ]フェニル}プロピオン酸、
2−メチル−2−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)ベンゾチアゾール−4−イルメトキシ]フェノキシ}プロピオン酸、
ラセミ体(2−メチル−4−{1−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)ベンゾチアゾール−4−イル]エチルスルファニル}フェノキシ)酢酸、および
ラセミ体3−(2−メチル−4−{1−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)ベンゾチアゾール−4−イル]エチルスルファニル}フェニル)プロピオン酸
からなる群から選択される、請求項1〜4のいずれかに記載の化合物。
【請求項55】
{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)ベンゾチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェノキシ}酢酸および3−{2−メチル−4−[2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)ベンゾチアゾール−4−イルメチルスルファニル]フェニル}プロピオン酸からなる群から選択される、請求項1〜4のいずれかに記載の化合物。
【請求項56】
以下の化合物:
2−エチル−4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)ベンゾチアゾール−4−イルメチルスルファニルフェノキシ酢酸、
3−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)ベンゾチアゾール−4−イルメチルスルファニル−フェニル酢酸、
6−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)ベンゾチアゾール−4−イルメチルスルファニル]ベンゾ[b]チオフェン−3−イル}酢酸、
2−エチル−4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)ベンゾチアゾール−7−イルメチルスルファニル]フェノキシ酢酸、および
2−エチル−4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−7−イルメチルスルファニル]フェノキシ酢酸、
【化14】

【化15】

【化16】

【化17】

からなる群から選択される、請求項1〜4のいずれかに記載の化合物。
【請求項57】
Sコンフォメーションである、請求項1〜55のいずれかに記載の化合物。
【請求項58】
Rコンフォメーションである、請求項1〜55のいずれかに記載の化合物。
【請求項59】
少なくとも1つの請求項1〜58のいずれかに記載の化合物を、製薬的に許容される担体または希釈剤と一緒に活性成分として含む、医薬組成物。
【請求項60】
ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体を調節する方法であって、少なくとも1つの請求項1〜58のいずれかに記載の化合物とその受容体を接触させる工程を含む方法。
【請求項61】
哺乳動物における糖尿病を治療する方法であって、それを必要とする哺乳動物に、治療的に有効な量の少なくとも1つの請求項1〜58のいずれかに記載の化合物を投与する工程を含む方法。
【請求項62】
哺乳動物における代謝症候群を治療する方法であって、それを必要とする哺乳動物に、治療的に有効な量の少なくとも1つの請求項1〜58のいずれかに記載の化合物を投与する工程を含む方法。
【請求項63】
PPARデルタ受容体を選択的に調節する方法であって、それを必要とする哺乳動物に、請求項1〜58のいずれかに記載の化合物を投与する方法。
【請求項64】
化合物が請求項1〜58のいずれかに記載の化合物である、核内受容体、特にペルオキシソーム増殖因子活性化受容体の介する状態の治療および/または阻止における使用のための医薬の製造。
【請求項65】
必要とする哺乳動物において心疾患の進行を治療または阻止する方法であって、治療的に有効な量の請求項1〜58のいずれかに記載の化合物を投与する方法。
【請求項66】
哺乳動物が該治療を必要とすると診断される、請求項65記載の方法。
【請求項67】
哺乳動物における関節炎を治療する方法であって、それを必要とする哺乳動物に、治療的に有効な量の少なくとも1つの請求項1〜58のいずれかに記載の化合物を投与する工程を含む方法。
【請求項68】
哺乳動物における脱ミエリン疾患を治療する方法であって、それを必要とする哺乳動物に、治療的に有効な量の少なくとも1つの請求項1〜58のいずれかに記載の化合物を投与する工程を含む方法。
【請求項69】
哺乳動物における炎症性疾患を治療する方法であって、それを必要とする哺乳動物に、治療的に有効な量の少なくとも1つの請求項1〜58のいずれかに記載の化合物を投与する工程を含む方法。
【請求項70】
該哺乳動物が該処置を必要とすると診断される、請求項67、68および69記載の方法。
【請求項71】
医薬品としての使用のための、請求項1〜58のいずれかに記載の化合物。
【請求項72】
化合物が放射標識されている、請求項1〜58のいずれかに記載の化合物。
【請求項73】
本明細書の実施例のいずれかに開示の化合物。
【請求項74】
請求項1〜4のいずれかに記載の化合物を製造する、本明細書に開示のすべての方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
構造式I’:
【化1】

[式中、
(a) R1は水素、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル(ここに、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R1’から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(b) R1’、R26、R27、R28およびR31はそれぞれ、独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1−C6アルキル、C1−C6アルキル−COOR12、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルオキシ、C3−C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0-4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24およびS(O)2N(R25)2からなる群から選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24およびR25はそれぞれ、独立して水素、C1−C6アルキルおよびアリールからなる群から選択され、
(c) R2はC0−C8アルキルおよびC1-4−ヘテロアルキルからなる群から選択され、
(d) Xは単結合、O、S、S(O)2およびNからなる群から選択され、
(e) Uは脂肪族リンカー(ここに、その脂肪族リンカーの炭素原子1つは場合により、O、NHまたはSで置き換わっていることもあり、そのような脂肪族リンカーは、それぞれR30から独立して選択される1〜4つの置換基で適宜置換されていてもよい)であり、
(f) YはC、NHおよび単結合からなる群から選択され、
(g) EはC(R3)(R4)AまたはAであり、ここに、
(i) Aはカルボキシル、テトラゾール、C1−C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミドおよびアシルスルホンアミド(ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミドおよびテトラゾールはそれぞれ、R7から独立して選択される1〜2つの基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(ii) 各R7は独立して、水素、C1−C6ハロアルキル、アリールC0−C4アルキルおよびC1−C6アルキルからなる群から選択され、
(iii) R3は水素、C1−C5アルキルおよびC1−C5アルコキシからなる群から選択され、そして
(iv) R4はH、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、アリールオキシ、C3−C6シクロアルキルおよびアリールC0−C4アルキルからなる群から選択され、そしてR3およびR4は適宜一緒になってC3−C4シクロアルキルを形成していてもよく、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキルおよびアリール−アルキルはそれぞれ、R26から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよく、
(h) BはS、O、CおよびNからなる群から選択され、
(i) ZはNおよびCからなる群から選択され、但し、BがCである場合、ZはNであり、
(j) R8は水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルキレニルおよびハロからなる群から選択され、
(k) R9は水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0−C4アルキル、ヘテロアリール、C1−C6アリル、SR29およびOR29(ここに、アリール−C0−C4アルキル、ヘテロアリールはそれぞれ、R27から独立して選択される1〜3つで適宜置換されていてもよく、R29は水素、C1−C4アルキレニルおよびC1−C4アルキルからなる群から選択される)からなる群から選択され、R8およびR9は適宜一緒になって、R8およびR9が結合するフェニルと5員縮合二環式体を形成していてもよく、但し、R8およびR9が縮合環を形成する場合、基E−Y−はそのR8およびR9縮合二環式体の5員環上の結合可能ないずれの位置にても結合し、
(l) R10、R11はそれぞれ、独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1−C6アルキル、C1−C6アルキル−COOR12’’、C0−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルオキシ、C3−C7シクロアルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’およびS(O)2N(R25’)2(ここに、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R28から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(m) R12’、R12’’、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’およびR25’はそれぞれ、独立して水素、C1−C6アルキルおよびアリールからなる群から選択され、
(n) R30はC1−C6アルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル(ここに、C1−C6アルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R31から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(o) R32は結合、水素、ハロ、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキルおよびC1−C6アルキルオキソからなる群から選択され、
(p) ALは縮合C3−C8炭素環、縮合ピリジニル、縮合ピリミジニルおよび縮合フェニルからなる群から選択され、そして
(q) − − − −は、示された位置にて適宜二重結合を形成する結合である]
で示される化合物またはその立体異性体、製薬的に許容される塩、溶媒和物もしくは水和物。
【請求項2】
構造式I’’:
【化2】

[式中、
(a) R1は水素、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル(ここに、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R1’から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(b) R1’、R26、R27、R28およびR31はそれぞれ、独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1−C6アルキル、C1−C6アルキル−COOR12、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルオキシ、C3−C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0-4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24およびS(O)2N(R25)2からなる群から選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24およびR25はそれぞれ、独立して水素、C1−C6アルキルおよびアリールからなる群から選択され、
(c) R2はC0−C8アルキルおよびC1-4−ヘテロアルキルからなる群から選択され、
(d) Xは単結合、O、S、S(O)2およびNからなる群から選択され、
(e) Uは脂肪族リンカー(ここに、その脂肪族リンカーの炭素原子1つは場合により、O、NHまたはSで置き換わっていることもあり、そのような脂肪族リンカーは、それぞれR30から独立して選択される1〜4つの置換基で置換されている)であり、
(f) YはC、O、S、NHおよび単結合からなる群から選択され、
(g) EはC(R3)(R4)AまたはAであり、ここに、
(i) Aはカルボキシル、テトラゾール、C1−C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミドおよびアシルスルホンアミド(ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミドおよびテトラゾールはそれぞれ、R7から独立して選択される1〜2つの基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(ii) 各R7は独立して、水素、C1−C6ハロアルキル、アリールC0−C4アルキルおよびC1−C6アルキルからなる群から選択され、
(iii) R3は水素、C1−C5アルキルおよびC1−C5アルコキシからなる群から選択され、そして
(iv) R4はH、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、アリールオキシ、C3−C6シクロアルキルおよびアリールC0−C4アルキルからなる群から選択され、そしてR3およびR4は適宜一緒になってC3−C4シクロアルキルを形成していてもよく、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキルおよびアリール−アルキルはそれぞれ、R26から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよく、
(h) BはS、O、CおよびNからなる群から選択され、
(i) ZはNおよびCからなる群から選択され、但し、BがCである場合、ZはNであり、
(j) R8は水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルキレニルおよびハロからなる群から選択され、
(k) R9は水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0−C4アルキル、ヘテロアリール、C1−C6アリル、SR29およびOR29(ここに、アリール−C0−C4アルキル、ヘテロアリールはそれぞれ、R27から独立して選択される1〜3つで適宜置換されていてもよく、R29は水素、C1−C4アルキレニルおよびC1−C4アルキルからなる群から選択される)からなる群から選択され、R8およびR9は適宜一緒になって、R8およびR9が結合するフェニルと5員縮合二環式体を形成していてもよく、但し、R8およびR9が縮合環を形成する場合、基E−Y−はそのR8およびR9縮合二環式体の5員環上の結合可能ないずれの位置にても結合し、
(l) R10、R11はそれぞれ、独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1−C6アルキル、C1−C6アルキル−COOR12’’、C0−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルオキシ、C3−C7シクロアルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’およびS(O)2N(R25’)2(ここに、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R28から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(m) R12’、R12’’、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’およびR25’はそれぞれ、独立して水素、C1−C6アルキルおよびアリールからなる群から選択され、
(n) R30はC1−C6アルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル(ここに、C1−C6アルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R31から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(o) R32は結合、水素、ハロ、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキルおよびC1−C6アルキルオキソからなる群から選択され、
(p) ALは縮合C3−C8炭素環、縮合ピリジニル、縮合ピリミジニルおよび縮合フェニルからなる群から選択され、そして
(q) − − − −は、示された位置にて適宜二重結合を形成する結合である]
で示される化合物またはその立体異性体、製薬的に許容される塩、溶媒和物もしくは水和物。
【請求項3】
構造式I’’’:
【化3】

[式中、
(a) R1は水素、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル(ここに、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R1’から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(b) R1’、R26、R27、R28およびR31はそれぞれ、独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1−C6アルキル、C1−C6アルキル−COOR12、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルオキシ、C3−C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0-4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24およびS(O)2N(R25)2からなる群から選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24およびR25はそれぞれ、独立して水素、C1−C6アルキルおよびアリールからなる群から選択され、
(c) R2はC0−C8アルキルおよびC1-4−ヘテロアルキルからなる群から選択され、
(d) Xは単結合、O、S、S(O)2およびNからなる群から選択され、
(e) Uは脂肪族リンカー(ここに、その脂肪族リンカーの炭素原子1つは場合により、O、NHまたはSで置き換わっていることもあり、そのような脂肪族リンカーは、それぞれR30から独立して選択される1〜4つの置換基で適宜置換されていてもよい)であり、
(f) YはC、O、S、NHおよび単結合からなる群から選択され、
(g) EはC(R3)(R4)AまたはAであり、ここに、
(i) Aはカルボキシル、テトラゾール、C1−C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミドおよびアシルスルホンアミド(ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミドおよびテトラゾールはそれぞれ、R7から独立して選択される1〜2つの基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(ii) 各R7は独立して、水素、C1−C6ハロアルキル、アリールC0−C4アルキルおよびC1−C6アルキルからなる群から選択され、
(iii) R3は水素、C1−C5アルキルおよびC1−C5アルコキシからなる群から選択され、そして
(iv) R4はH、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、アリールオキシ、C3−C6シクロアルキルおよびアリールC0−C4アルキルからなる群から選択され、そしてR3およびR4は適宜一緒になってC3−C4シクロアルキルを形成していてもよく、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキルおよびアリール−アルキルはそれぞれ、R26から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよく、
但し、YがOである場合、R4はC1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、アリールオキシ、C3−C6シクロアルキルおよびアリールC0−C4アルキルからなる群から選択され、そしてR3およびR4は適宜一緒になってC3−C4シクロアルキルを形成していてもよく、ここに、アルキル、アルコキシ、シクロアルキルおよびアリール−アルキルはそれぞれ、R26から独立して選択される1〜3つで適宜置換されていてもよく、
(h) BはS、O、CおよびNからなる群から選択され、
(i) ZはNおよびCからなる群から選択され、但し、BがCである場合、ZはNであり、
(j) R8は水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルキレニルおよびハロからなる群から選択され、
(k) R9は水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0−C4アルキル、ヘテロアリール、C1−C6アリル、SR29およびOR29(ここに、アリール−C0−C4アルキル、ヘテロアリールはそれぞれ、R27から独立して選択される1〜3つで適宜置換されていてもよく、R29は水素、C1−C4アルキレニルおよびC1−C4アルキルからなる群から選択される)からなる群から選択され、R8およびR9は適宜一緒になって、R8およびR9が結合するフェニルと5員縮合二環式体を形成していてもよく、但し、R8およびR9が縮合環を形成する場合、基E−Y−はそのR8およびR9縮合二環式体の5員環上の結合可能ないずれの位置にても結合し、
(l) R10、R11はそれぞれ、独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1−C6アルキル、C1−C6アルキル−COOR12’’、C0−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルオキシ、C3−C7シクロアルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’およびS(O)2N(R25’)2(ここに、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R28から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(m) R12’、R12’’、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’およびR25’はそれぞれ、独立して水素、C1−C6アルキルおよびアリールからなる群から選択され、
(n) R30はC1−C6アルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル(ここに、C1−C6アルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R31から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(o) R32は結合、水素、ハロ、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキルおよびC1−C6アルキルオキソからなる群から選択され、
(p) ALは縮合C3−C8炭素環、縮合ピリジニル、縮合ピリミジニルおよび縮合フェニルからなる群から選択され、そして
(q) − − − −は、示された位置にて適宜二重結合を形成する結合である]
で示される化合物またはその立体異性体、製薬的に許容される塩、溶媒和物もしくは水和物。
【請求項4】
式I:
【化4】

[式中、
(a) R1は水素、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル(ここに、C1−C8アルキル、C1−C8アルケニル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R1’から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(b) R1’、R26、R27、R28およびR31はそれぞれ、独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1−C6アルキル、C1−C6アルキル−COOR12、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルオキシ、C3−C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0-4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24およびS(O)2N(R25)2からなる群から選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24およびR25はそれぞれ、独立して水素、C1−C6アルキルおよびアリールからなる群から選択され、
(c) R2はC0−C8アルキルおよびC1-4−ヘテロアルキルからなる群から選択され、
(d) Xは単結合、O、S、S(O)2およびNからなる群から選択され、
(e) Uは脂肪族リンカー(ここに、その脂肪族リンカーの炭素原子1つは、O、NHまたはSで置き換わっていてもよく、そのような脂肪族リンカーは、R30で適宜置換されていてもよい)であり、
(f) YはC、O、S、NHおよび単結合からなる群から選択され、
(g) EはC(R3)(R4)AまたはAであり、ここに、
(i) Aはカルボキシル、テトラゾール、C1−C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミドおよびアシルスルホンアミド(ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミドおよびテトラゾールはそれぞれ、R7から独立して選択される1〜2つの基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(ii) 各R7は独立して、水素、C1−C6ハロアルキル、アリールC0−C4アルキルおよびC1−C6アルキルからなる群から選択され、
(iii) R3は水素、C1−C5アルキルおよびC1−C5アルコキシからなる群から選択され、そして
(iv) R4はH、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、アリールオキシ、C3−C6シクロアルキルおよびアリールC0−C4アルキルからなる群から選択され、そしてR3およびR4は適宜一緒になってC3−C4シクロアルキルを形成していてもよく、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキルおよびアリール−アルキルはそれぞれ、R26から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよく、
(h) BはS、O、CおよびNからなる群から選択され、但し、BがNである場合、ZはCであり、
(i) ZはNおよびCからなる群から選択され、但し、BがCである場合、ZはNであり、
(j) R8は水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルキレニルおよびハロからなる群から選択され、
(k) R9は水素、C1−C4アルキル、C1−C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0−C4アルキル、ヘテロアリール、C1−C6アリルおよびOR29(ここに、アリール−C0−C4アルキル、ヘテロアリールはそれぞれ、R27から独立して選択される1〜3つで適宜置換されていてもよく、R29は水素およびC1−C4アルキルからなる群から選択される)からなる群から選択され、
(l) R10、R11はそれぞれ、独立して水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1−C6アルキル、C1−C6アルキル−COOR12’’、C0−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルオキシ、C3−C7シクロアルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキル、C3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’およびS(O)2N(R25’)2(ここに、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R28から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(m) R12’、R12’’、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’およびR25’はそれぞれ、独立して水素、C1−C6アルキルおよびアリールからなる群から選択され、
(n) R30はC1−C6アルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキル(ここに、C1−C6アルキル、アリール−C0-4−アルキル、アリール−C1-4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0-4−アルキルおよびC3−C6シクロアルキルアリール−C0-2−アルキルはそれぞれ、R31から独立して選択される1〜3つの置換基で適宜置換されていてもよい)からなる群から選択され、
(o) R32は結合、水素、ハロ、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキルおよびC1−C6アルキルオキソからなる群から選択され、
(p) ALは縮合C3−C8炭素環および縮合フェニルからなる群から選択され、そして
(q) − − − −は、示された位置にて適宜二重結合を形成する結合である]
で示される化合物またはその立体異性体、製薬的に許容される塩、溶媒和物もしくは水和物。
【請求項5】
XがOである、請求項1記載の化合物。
【請求項6】
XがSである、請求項1記載の化合物。
【請求項7】
YがOである、請求項2〜6のいずれかに記載の化合物。
【請求項8】
YがCである、請求項1〜6のいずれかに記載の化合物。
【請求項9】
YがSである、請求項2〜6のいずれかに記載の化合物。
【請求項10】
ZがNである、請求項1〜9のいずれかに記載の化合物。
【請求項11】
BがSまたはOである、請求項1〜9のいずれかに記載の化合物。
【請求項12】
BがNである、請求項1〜9のいずれかに記載の化合物。
【請求項13】
ALが縮合フェニルである、請求項1〜12のいずれかに記載の化合物。
【請求項14】
EがC(R3)(R4)Aである、請求項1〜13のいずれかに記載の化合物。
【請求項15】
AがCOOHである、請求項1〜14のいずれかに記載の化合物。
【請求項16】
R10がCF3である、請求項1〜15のいずれかに記載の化合物。
【請求項17】
R8がC1−C3アルキルおよびC1−C4アルキレニルからなる群から選択される、請求項1〜16のいずれかに記載の化合物。
【請求項18】
R1、R2、R3およびR4がそれぞれ、C1−C2アルキルから独立して選択される、請求項1〜17のいずれかに記載の化合物。
【請求項19】
R1、R3およびR4がそれぞれ、独立して水素およびC1−C2アルキルからなる群から選択される、請求項1〜17のいずれかに記載の化合物。
【請求項20】
R2が結合である、請求項1〜17および19のいずれかに記載の化合物。
【請求項21】
UがC1−C3アルキルである、請求項1〜20のいずれかに記載の化合物。
【請求項22】
UがC1−C3アルキルで置換されている、請求項21に記載の化合物。
【請求項23】
脂肪族リンカーが、それぞれR30からなる群から独立して選択される1〜4つの置換基で置換されている、請求項1〜21のいずれかに記載の化合物。
【請求項24】
脂肪族リンカーの1つの炭素が−O−で置き換わっている、請求項1〜23のいずれかに記載の化合物。
【請求項25】
構造式III:
【化5】

で示される、請求項1〜11、13〜24のいずれかに記載の化合物。
【請求項26】
構造式V:
【化6】

で示される、請求項1〜24のいずれかに記載の化合物。
【請求項27】
構造式VII:
【化7】

で示される、請求項1〜24のいずれかに記載の化合物。
【請求項28】
ZがNであり、そしてBがSである、請求項1〜11、13〜27のいずれかに記載の化合物。
【請求項29】
R32が水素であり、R8が水素であり、そしてR9がC1−C4アルキルである、請求項1〜28のいずれかに記載の化合物。
【請求項30】
請求項1〜29のいずれかに記載の少なくとも1つの化合物を、製薬的に許容される担体または希釈剤と一緒に活性成分として含む、医薬組成物。
【請求項31】
本明細書の実施例のいずれかに開示の化合物。

【公表番号】特表2006−516254(P2006−516254A)
【公表日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−566526(P2004−566526)
【出願日】平成15年12月31日(2003.12.31)
【国際出願番号】PCT/US2003/039120
【国際公開番号】WO2004/063155
【国際公開日】平成16年7月29日(2004.7.29)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
テフロン
【出願人】(590005922)イーライ・リリー・アンド・カンパニー (15)
【氏名又は名称原語表記】ELI LILLY AND COMPANY
【Fターム(参考)】