説明

PPAR調節剤としてのα置換カルボン酸

式(I)のアルファ置換カルボン酸[式中、R1及びR2は、明細書中に定義される通りであり、かつR3は、A)式(II)であるか;B)式(III)であるか、C)式(IV)であるか;及びD)式(V)であり;ここでY、Art、Are、AP、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R9a、R10、R11、R12、R17、環A、及びpは、明細書に定義される通りである];治療有効量の該化合物若しくはその塩を含む医薬組成物は、PPAR、特にPPARα/γが関連する疾患、例えば糖尿病、異常脂質血症、肥満、及び炎症性疾患を治療するために有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の式(I):
【化1】

[式中、
環Qは、(C6-C10)アリール又は(4-10)-員環のヘテロシクリルであり;
1は、H、ハロ、(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシ、CN、CF3、-O-CF3、-O-SO2-(C1-C8)アルキル、-O-SO2-(CR1112)t(C6-C10)アリール、-(CR1112)t(C3-C10)シクロアルキル-(CR1112)t、-(CR1112)t(C3-C10)シクロアルキル-(CR1112)t-O-、-(CR1112)t(C6-C10)アリール-(CR1112)t、-(CR1112)t(C6-C10)アリール-(CR1112)t-O-、-(CR1112)t-(4-10)-員環のヘテロシクリル-(CR1112)t、又は-(CR1112)t-(4-10)-員環のヘテロシクリル-(CR1112)t-O-であり;ここでR1の環炭素原子は場合により1〜3のR13基により置換され;そしてR1の環窒素原子は場合により1〜3の(C1-C8)アルキルにより置換され;
2は、H、(C1-C8)アルキル、-(CR1112)t-(C3-C10)シクロアルキル、-(CR1112)t-(C6-C10)アリール、又は-(CR1112)t(4-10)-員環のヘテロシクリルであり;そしてここで、R2の炭素原子は場合により1〜3のR13基により置換され;そしてR2の環窒素原子は場合により1〜3の(C1-C8)アルキルにより置換され;
3は、以下の:
【化2】

からなる群から選ばれ、ここで、
Yは、-(C=O)-又は-SO2-であり;
は、NR10又は-O-であり;
pは、0、1、又は2であり;
各q、r、及びtは、独立して0、1、2、3、4、又は5であり;
各nは、独立して0、1、2、3、又は4であり;
各kは、独立して1、2、又は3であり;
各m及びsは、独立して0、1、2、又は3であり;
各jは、0、1、又は2であり;
各R4は、-(CR1112)n-、-(CR1112)n-S-(CR1112)n-、-(CR1112)n-NR10-、-(CR1112)n-NR10-(CR1112)n-O-、-(CR1112)n-O-(CR1112)k-NR10-、-(CR1112)n-O-(CR1112)n-、-(CR1112)n-O-(CR1112)k-O-(CR1112)n-、-(CR1112)n-CR11=CR12-(CR1112)n-、又は-CH=CH-(CR1112)-O-(CH2)n-であり;
各R5は、結合又は-(CR1112)m-Z-(CR1112)sであり;ここでZは-CR1112-、-O-、-NR10a-、又は-S(O)j-であり;
各R6は、-(C=O)-OH、-(C=O)-OM+、-(C=O)-(C1-C8)アルキル、-(C=O)-O-(C1-C8)アルキル、-(C=O)-NR1011、-(C=O)-NR10-SO2-R11、-SO2-NH-R10、-NH-SO2-R10、-(C=O)-NH-C≡Nであり、又はR6は、以下の:
【化3】

で表される式を有し;
+は、アルカリ金属カチオン又はアルカリ土類金属カチオンであり;
各R7及びR8は、独立してH、(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシ、-(CR1112)t(C3-C10)シクロアルキル、-(CR1112)t(C6-C10)アリール、-(CR1112)t(C6-C10)アリール-O-、-(CR1112)t(4-10)-員環のヘテロシクリル、又は-(CR1112)t(4-10)-員環のヘテロシクリル-O-であり;
或いはR7及びR8は、場合によりそれらが結合する炭素原子と一緒になって、(C3-C10)シクロアルキル又は(3-10)-員環のヘテロシクリルを形成してもよく;
各Ar1、Ar2、Ar3、及びAr4は、(C6-C10)アリール又は(5-10)-員環のヘテロシクリルを表し;ここで各Ar1、Ar2、Ar3、及びAr4の環炭素原子は、場合により1〜3のR13基により置換され;
環Aは、同じか又は異なってもよくかつN(R10a)-、O、及びS(O)j原子から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を場合により含む3、4、5、6、又は7員環を表し、ここでjは、0、1、又は2であり、但し該環が2個の隣接するO又はS(O)j原子を含むことはなく、そしてここで環A部分の炭素原子は、場合により1〜3のR13基により置換され;
9は、(C1-C8)アルキル、-(CR1112)t(C6-C10)アリール、又は-(CR1112)(4-10)-員環のヘテロシクリルであり、ここでtは、独立して0、1、2、3、4、又は5であり、該R9基は、-(CR1112)qNR1011、-(CR1112)qNR10(C1-C6)アルカノイル、-(CR1112)qO(CR1112)r10、及び-(CR1112)q10から独立して選ばれる1〜3の基で置換され;そして上記基のヘテロシクリル、アリール、及びアルキル成分は、場合により1〜3のR13基で置換され;
9a及びR10は、独立してH又は(C1-C8)アルキルであり;
11及びR12は、独立してH、(C1-C8)アルキル、ヒドロキシ、又は(C1-C6)アルコキシであり;
10aは、H、(C1-C8)アルキル、-(C=O)-R14、-SO2NR1516、又は-S(O)j(C1-C6)アルキルから選ばれ;
各R13及びR13aは、ハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、アジド、ヒドロキシ、(C1-C6)アルコキシ、(C1-C10)アルキル、(C2-C6)アルケニル、(C2-C6)アルキニル、-O-(CR1112)k-O-(CR1112)n-、-(C=O)-R14、-(C=O)-O-R15、-O-(C=O)-R15、-NR15(C=O)-R16、-NR15(C=O)-O-R16、-(C=O)-NR1516、-NR1516、-NR15OR16、-SO2NR1516、-S(O)j(C1-C6)アルキル、-O-SO2-R14、-NR15-SO2-R16、R15-(CR1112)t(C6-C10アリール)、-(CR1112)t(4-10)-員環のヘテロシクリル、-(CR1112)q(C=O)(CR1112)t(C6-C10)アリール、-(CR1112)q(C=O)(CR1112)t(4-10)-員環のヘテロシクリル、-(CR1112)tO(CR1112)q(C6-C10)アリール、-(CR1112)tO(CR1112)q(4-10)-員環のヘテロシクリル、-(CR1112)qSO2(CR1112)t(C6-C10)アリール、及び-(CR1112)qSO2(CR1112)t(4-10)-員環のヘテロシクリルからなる群から独立して選ばれ;上記R13及びR13a基の複素環部分の1又は2個の環炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分で置換され、そして上記R13及びR13a基のアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、及び複素環部分は、ハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、-OR15、-(C=O)-R15、-(C=O)-O-R15、-O-(C=O)-R15、-NR15(C=O)-R16、-(C=O)-NR1516、-NR1516、-NR15OR16、(C1-C6)アルキル、(C2-C6)アルケニル、(C2-C6)アルキニル、-(CR1112)t(C6-C10)アリール、及び-(CR1112)t(4-10)-員環のヘテロシクリルから独立して選ばれる1〜3個の置換基で場合により置換され;
各R14、R15、及びR16は、H、(C1-C6)アルキル、-(CR1112)t(C6-C10)アリール、及び-(CR1112)t(4-10)-員環のヘテロシクリルから独立して選ばれ;該複素環基の1又は2個の環炭素原子は、オキソ(=O)部分で場合により置換され、そして上記R14、R15、及びR16基のアルキル、アリール、及び複素環部分は、ハロ、シアノ、ニトロ、-NR1112、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、(C1-C6)アルキル、(C2-C6)アルケニル、(C2-C6)アルキニル、ヒドロキシ、及び(C1-C6)アルコキシから独立して選ばれる1〜3個の置換基で場合により置換され;
17は、H、(C1-C8)アルキル、-O-(C1-C8)アルキル、ハロ、CN、OH、CF3、又は-O-CF3であり;
そしてここで、ハロ、SO、又はSO2基に結合されていないCH3(メチル)、CH2(メチレン)、又はCH(メチン)基を含む上記置換基の全ては、該基上に、ヒドロキシ、ハロ、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、-NH2、-NH(C1-C8)アルキル、及び-N((C1-C8)アルキル)2から選ばれる置換基を場合により有する]
で表される化合物、又は医薬として許容される該化合物の塩若しくは溶媒和化合物。
【請求項2】
3が、以下の:
【化4】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
3が、以下の:
【化5】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
3が、以下の:
【化6】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
3が、以下の:
【化7】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
以下の式:
【化8】

[式中、該‐Ar1-Ar2-が、以下の:
【化9】

{式中、Ar1及びAr2の各々の環炭素原子は、ハロ、(C1-C8)アルキル、及び(C1-C8)アルコキシからなる群から選ばれる1〜3個のR13基により場合により置換される}
からなる群から選ばれる]
を有する、請求項2に記載の化合物。
【請求項7】
以下の:
1-({3'-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]-1,1'-ビフェニル-3-イル}オキシ)シクロブタンカルボン酸(実施例A-4);
2-({3'-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]-1,1'-ビフェニル-3-イル}オキシ)ブタン酸(実施例A-5);
2-(3-{6-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ピリジン-2-イル}フェノキシ)ブタン酸(実施例A-6);
1-(3-{6-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ピリジン-2-イル}フェノキシ)シクロブタンカルボン酸(実施例A-7);
1-[(3'-{[2-(3-フルオロフェニル)-5-メチル-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ}ビフェニル-3-イル)オキシ]シクロブタンカルボン酸(実施例A-11);
1-({3'-[3-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)プロポキシ]ビフェニル-3-イル}オキシ)シクロブタンカルボン酸(実施例A-12);
1-[(3'-{[5-(4-メトキシフェニル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]メトキシ}ビフェニル-3-イル)オキシ]シクロブタンカルボン酸(実施例A-17);
2-[(3'-{2-[2-(3-フルオロフェニル)-5-メチル-1,3-オキサゾール-4-イル]エトキシ}ビフェニル-3-イル)オキシ]-2-メチルプロパン酸(実施例A-21);
2-メチル-2-({3'-[(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]ビフェニル-3-イル}オキシ)プロパン酸(実施例A-24);
2-エトキシ-3-{3'-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ビフェニル-3-イル}プロパン酸(実施例A-28);
からなる群から選ばれる、請求項2に記載の化合物、及び医薬として許容される該化合物の塩。
【請求項8】
以下の式:
【化10】

[式中、Yは-(C=O)-又はSO2-でり、Y”はNR10でり、及びpは1である]
を有する、請求項3に記載の化合物。
【請求項9】
以下の:
2-メチル-2-{3-[({[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェノキシ}プロパン酸(実施例B-5);
2-メチル-2-{3-[({[(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェノキシ}プロパン酸(実施例B-6);
2-メチル-2-{4-[({[3-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)プロポキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェノキシ}プロパン酸(実施例B-7);
2-{3-フルオロ-4-[({[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェノキシ}‐2-メチルプロパン酸(実施例B-9);
2-{3-[({[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェノキシ}ブタン酸(実施例B-13);
2-{3-[({[(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェノキシ}ブタン酸(実施例B-14);
1-{3-[({[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェノキシ}シクロブタンカルボン酸(実施例B-15);
2-メチル-2-(3-{[({[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エチル]アミノ}カルボニル)オキシ]メチル}フェノキシ)プロパン酸(実施例B-21);
2-エトキシ-3-{3-[({[3-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)プロポキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}プロパン酸(実施例B-23);
2-エトキシ-3-{3-[({[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}プロパン酸(実施例B-24);
からなる群から選ばれる、請求項3に記載の化合物、及び医薬として許容される該化合物の塩。
【請求項10】
以下の式:
【化11】

[式中、該環Aは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロへキシル、
【化12】

{式中、---は、任意の二重結合である}
からなる群から選ばれる]
を有する請求項4に記載の化合物。
【請求項11】
以下の:
1-{4-[3-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)プロポキシ]ベンジル}シクロブタンカルボン酸(実施例C-16);
1-{4-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ベンジル}シクロブタンカルボン酸(実施例C-19);
2-({6-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ピリジン-3-イル}メチル)テトラヒドロフラン-2-カルボン酸(実施例C-48);
2-({5-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ピリジン-2-イル}メチル)テトラヒドロフラン-2-カルボン酸(実施例C-49);
2-({6-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ピリジン-3-イル}メチル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボン酸(実施例C-56);
2-[(6-{2-[2-(3-クロロフェニル)-5-メチル-1,3-オキサゾール-4-イル]エトキシ}ピリジン-3-イル)メチル]テトラヒドロフラン-2-カルボン酸(実施例C-59);
2-[(6-{2-[2-(3-メチルオキシフェニル)-5-メチル-1,3-オキサゾール-4-イル]エトキシ}ピリジン-3-イル)メチル]テトラヒドロフラン-2-カルボン酸(実施例C-62);
2-{5-[2-(5-メチル-2-フェニル-オキサゾール-4-イル)-エトキシ]-ピラジン-2-イルメチル}-テトラヒドロ-フラン-2-カルボン酸(実施例C-77);
-{4-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ベンジル}テトラヒドロフラン-2-カルボン酸(実施例C-78);
2-{6-[2-(5-メチル-2-フェニル-オキサゾール-4-イル)-エトキシ]-ナフタレン-2-イルメチル}-テトラヒドロ-フラン-2-カルボン酸(実施例C-91);
からなる群から選ばれる、請求項4に記載の化合物、及び医薬として許容される該化合物の塩。
【請求項12】
以下の:
【化13】

を有する請求項5に記載の化合物。
【請求項13】
以下の:
2-エトキシ-3-{6-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ピリジン-3-イル}プロパン酸(実施例D-1);
2-メトキシ-3-(6-{2-[5-メチル-2-(3-メチルフェニル)-1,3-オキサゾール-4-イル]エトキシ}ピリジン-3-イル)プロパン酸(実施例D-3);
2-メトキシ-3-{6-[2-(4-フェノキシフェニル)エトキシ]ピリジン-3-イル}プロパン酸(実施例D-13);
2-エトキシ-3-[6-(2-{4-[(フェニルスルホニル)オキシ]フェニル}エトキシ)ピリジン-3-イル]プロパン酸(実施例D-17);
2-エトキシ-3-{5-[2-(5-メチル-2-フェニル-オキサゾール-4-イル)-エトキシ]-ピリジン-2-イル}-プロピオン酸(実施例D-23);
2-メトキシ-2-メチル-3-{6-[3-(5-メチル-2-フェニル-オキサゾール-4-イル)-プロポキシ]-ピリジン-3-イル}-プロピオン酸(実施例D-27);
2-メトキシ-2-メチル-3-{5-[2-(5-メチル-2-フェニル-オキサゾール-4-イル)-エトキシ]-ピリジン-2-イル}-プロピオン酸(実施例D-29);
3-(6-{2-[2-(4-クロロ-フェニル)-5-メチル-オキサゾール-4-イル]-エトキシ}-ピリジン-3-イル)-2-メトキシ-2-メチル-プロピオン酸(実施例D-30);
2-メトキシ-2-メチル-3-{6-[2-(5-メチル-2-フェニルオキサゾール-4-イル)-エトキシ]-ピリジン-3-イル}-プロピオン酸(実施例D-35);
2-メトキシ-3-(6-{2-[2-(3-メトキシ-フェニル)-5-メチル-オキサゾール-4-イル]-エトキシ}-ピリジン-3-イル)-2-メチル-プロピオン酸(実施例D-43);
からなる群から選ばれる、請求項12に記載の化合物、及び医薬として許容される該化合物の塩。
【請求項14】
哺乳動物におけるインシュリン非依存性糖尿病、多嚢胞卵巣症候群、肥満症、多血糖症、高脂血症、高コレステロール血症、アテローム性動脈硬化症、高トリグリセリド血症、高インスリン血症、異常インシュリン及び/又はグルコース障害、インシュリン抵抗性症候群、並びにPPAR関連疾患の治療方法であって、治療を必要とする該哺乳動物に、治療有効量の請求項1に記載のα置換カルボン酸化合物を投与することを含む、前記方法。
【請求項15】
少なくとも1の請求項1に記載の化合物及び医薬として許容される該化合物の担体を含む組成物であって、該化合物が、場合により他の薬剤、例えばα-グルコシダーゼ阻害剤、アルドース・レダクターゼ阻害剤、ビグアナイド製剤、スタチンに基く化合物、スクアレン合成阻害剤、フィブラートに基く化合物、LDL異化反応促進剤、及びアンジオテンシン変換酵素阻害剤と組み合わせられる、前記組成物。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の式(I):
【化1】

[式中、
環Qは、(C6-C10)アリール又は(4-10)-員環のヘテロシクリルであり;
1は、H、ハロ、(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシ、CN、CF3、-O-CF3、-O-SO2-(C1-C8)アルキル、-O-SO2-(CR1112)t(C6-C10)アリール、-(CR1112)t(C3-C10)シクロアルキル-(CR1112)t、-(CR1112)t(C3-C10)シクロアルキル-(CR1112)t-O-、-(CR1112)t(C6-C10)アリール-(CR1112)t、-(CR1112)t(C6-C10)アリール-(CR1112)t-O-、-(CR1112)t-(4-10)-員環のヘテロシクリル-(CR1112)t、又は-(CR1112)t-(4-10)-員環のヘテロシクリル-(CR1112)t-O-であり;ここでR1の環炭素原子は場合により1〜3のR13基により置換され;そしてR1の環窒素原子は場合により1〜3の(C1-C8)アルキルにより置換され;
2は、H、(C1-C8)アルキル、-(CR1112)t-(C3-C10)シクロアルキル、-(CR1112)t-(C6-C10)アリール、又は-(CR1112)t(4-10)-員環のヘテロシクリルであり;そしてここで、R2の炭素原子は場合により1〜3のR13基により置換され;そしてR2の環窒素原子は場合により1〜3の(C1-C8)アルキルにより置換され;
3は、以下の:
【化2】

からなる群から選ばれ、ここで、
Yは、-(C=O)-又は-SO2-であり;
は、NR10又は-O-であり;
pは、0、1、又は2であり;
各q、r、及びtは、独立して0、1、2、3、4、又は5であり;
各nは、独立して0、1、2、3、又は4であり;
各kは、独立して1、2、又は3であり;
各m及びsは、独立して0、1、2、又は3であり;
各jは、0、1、又は2であり;
各R4は、-(CR1112)n-、-(CR1112)n-S-(CR1112)n-、-(CR1112)n-NR10-、-(CR1112)n-NR10-(CR1112)n-O-、-(CR1112)n-O-(CR1112)k-NR10-、-(CR1112)n-O-(CR1112)n-、-(CR1112)n-O-(CR1112)k-O-(CR1112)n-、-(CR1112)n-CR11=CR12-(CR1112)n-、又は-CH=CH-(CR1112)-O-(CH2)n-であり;
各R5は、結合又は-(CR1112)m-Z-(CR1112)sであり;ここでZは-CR1112-、-O-、-NR10a-、又は-S(O)j-であり;
各R6は、-(C=O)-OH、-(C=O)-OM+、-(C=O)-(C1-C8)アルキル、-(C=O)-O-(C1-C8)アルキル、-(C=O)-NR1011、-(C=O)-NR10-SO2-R11、-SO2-NH-R10、-NH-SO2-R10、-(C=O)-NH-C≡Nであり、又はR6は、以下の:
【化3】

で表される式を有し;
+は、アルカリ金属カチオン又はアルカリ土類金属カチオンであり;
各R7及びR8は、独立してH、(C1-C8)アルキル、(C1-C8)アルコキシ、-(CR1112)t(C3-C10)シクロアルキル、-(CR1112)t(C6-C10)アリール、-(CR1112)t(C6-C10)アリール-O-、-(CR1112)t(4-10)-員環のヘテロシクリル、又は-(CR1112)t(4-10)-員環のヘテロシクリル-O-であり;
或いはR7及びR8は、場合によりそれらが結合する炭素原子と一緒になって、(C3-C10)シクロアルキル又は(3-10)-員環のヘテロシクリルを形成してもよく;
各Ar1、Ar2、Ar3、及びAr4は、(C6-C10)アリール又は(5-10)-員環のヘテロシクリルを表し;ここで各Ar1、Ar2、Ar3、及びAr4の環炭素原子は、場合により1〜3のR13基により置換され;
環Aは、同じか又は異なってもよくかつN(R10a)-、O、及びS(O)j原子から選ばれる1〜4個のヘテロ原子を場合により含む3、4、5、6、又は7員環を表し、ここでjは、0、1、又は2であり、但し該環が2個の隣接するO又はS(O)j原子を含むことはなく、そしてここで環A部分の炭素原子は、場合により1〜3のR13基により置換され;
9は、(C1-C8)アルキル、-(CR1112)t(C6-C10)アリール、又は-(CR1112)(4-10)-員環のヘテロシクリルであり、ここでtは、独立して0、1、2、3、4、又は5であり、該R9基は、-(CR1112)qNR1011、-(CR1112)qNR10(C1-C6)アルカノイル、-(CR1112)qO(CR1112)r10、及び-(CR1112)q10から独立して選ばれる1〜3の基で置換され;そして上記基のヘテロシクリル、アリール、及びアルキル成分は、場合により1〜3のR13基で置換され;
9a及びR10は、独立してH又は(C1-C8)アルキルであり;
11及びR12は、独立してH、(C1-C8)アルキル、ヒドロキシ、又は(C1-C6)アルコキシであり;
10aは、H、(C1-C8)アルキル、-(C=O)-R14、-SO2NR1516、又は-S(O)j(C1-C6)アルキルから選ばれ;
各R13及びR13aは、ハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、アジド、ヒドロキシ、(C1-C6)アルコキシ、(C1-C10)アルキル、(C2-C6)アルケニル、(C2-C6)アルキニル、-O-(CR1112)k-O-(CR1112)n-、-(C=O)-R14、-(C=O)-O-R15、-O-(C=O)-R15、-NR15(C=O)-R16、-NR15(C=O)-O-R16、-(C=O)-NR1516、-NR1516、-NR15OR16、-SO2NR1516、-S(O)j(C1-C6)アルキル、-O-SO2-R14、-NR15-SO2-R16、R15-(CR1112)t(C6-C10アリール)、-(CR1112)t(4-10)-員環のヘテロシクリル、-(CR1112)q(C=O)(CR1112)t(C6-C10)アリール、-(CR1112)q(C=O)(CR1112)t(4-10)-員環のヘテロシクリル、-(CR1112)tO(CR1112)q(C6-C10)アリール、-(CR1112)tO(CR1112)q(4-10)-員環のヘテロシクリル、-(CR1112)qSO2(CR1112)t(C6-C10)アリール、及び-(CR1112)qSO2(CR1112)t(4-10)-員環のヘテロシクリルからなる群から独立して選ばれ;上記R13及びR13a基の複素環部分の1又は2個の環炭素原子は、場合によりオキソ(=O)部分で置換され、そして上記R13及びR13a基のアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、及び複素環部分は、ハロ、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、アジド、-OR15、-(C=O)-R15、-(C=O)-O-R15、-O-(C=O)-R15、-NR15(C=O)-R16、-(C=O)-NR1516、-NR1516、-NR15OR16、(C1-C6)アルキル、(C2-C6)アルケニル、(C2-C6)アルキニル、-(CR1112)t(C6-C10)アリール、及び-(CR1112)t(4-10)-員環のヘテロシクリルから独立して選ばれる1〜3個の置換基で場合により置換され;
各R14、R15、及びR16は、H、(C1-C6)アルキル、-(CR1112)t(C6-C10)アリール、及び-(CR1112)t(4-10)-員環のヘテロシクリルから独立して選ばれ;該複素環基の1又は2個の環炭素原子は、オキソ(=O)部分で場合により置換され、そして上記R14、R15、及びR16基のアルキル、アリール、及び複素環部分は、ハロ、シアノ、ニトロ、-NR1112、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、(C1-C6)アルキル、(C2-C6)アルケニル、(C2-C6)アルキニル、ヒドロキシ、及び(C1-C6)アルコキシから独立して選ばれる1〜3個の置換基で場合により置換され;
17は、H、(C1-C8)アルキル、-O-(C1-C8)アルキル、ハロ、CN、OH、CF3、又は-O-CF3であり;
そしてここで、ハロ、SO、又はSO2基に結合されていないCH3(メチル)、CH2(メチレン)、又はCH(メチン)基を含む上記置換基の全ては、該基上に、ヒドロキシ、ハロ、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、-NH2、-NH(C1-C8)アルキル、及び-N((C1-C8)アルキル)2から選ばれる置換基を場合により有する]
で表される化合物、又は医薬として許容される該化合物の塩若しくは溶媒和化合物。
【請求項2】
3が、以下の:
【化4】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
3が、以下の:
【化5】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
3が、以下の:
【化6】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
3が、以下の:
【化7】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
以下の式:
【化8】

[式中、該‐Ar1-Ar2-が、以下の:
【化9】

{式中、Ar1及びAr2の各々の環炭素原子は、ハロ、(C1-C8)アルキル、及び(C1-C8)アルコキシからなる群から選ばれる1〜3個のR13基により場合により置換される}
からなる群から選ばれる]
を有する、請求項2に記載の化合物。
【請求項7】
以下の:
1-({3'-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]-1,1'-ビフェニル-3-イル}オキシ)シクロブタンカルボン酸(実施例A-4);
2-({3'-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]-1,1'-ビフェニル-3-イル}オキシ)ブタン酸(実施例A-5);
2-(3-{6-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ピリジン-2-イル}フェノキシ)ブタン酸(実施例A-6);
1-(3-{6-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ピリジン-2-イル}フェノキシ)シクロブタンカルボン酸(実施例A-7);
1-[(3'-{[2-(3-フルオロフェニル)-5-メチル-1,3-オキサゾール-4-イル]メトキシ}ビフェニル-3-イル)オキシ]シクロブタンカルボン酸(実施例A-11);
1-({3'-[3-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)プロポキシ]ビフェニル-3-イル}オキシ)シクロブタンカルボン酸(実施例A-12);
1-[(3'-{[5-(4-メトキシフェニル)-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル]メトキシ}ビフェニル-3-イル)オキシ]シクロブタンカルボン酸(実施例A-17);
2-[(3'-{2-[2-(3-フルオロフェニル)-5-メチル-1,3-オキサゾール-4-イル]エトキシ}ビフェニル-3-イル)オキシ]-2-メチルプロパン酸(実施例A-21);
2-メチル-2-({3'-[(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]ビフェニル-3-イル}オキシ)プロパン酸(実施例A-24);
2-エトキシ-3-{3'-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ビフェニル-3-イル}プロパン酸(実施例A-28);
からなる群から選ばれる、請求項2に記載の化合物、及び医薬として許容される該化合物の塩。
【請求項8】
以下の式:
【化10】

[式中、Yは-(C=O)-又はSO2-でり、Y”はNR10でり、及びpは1である]
を有する、請求項3に記載の化合物。
【請求項9】
以下の:
2-メチル-2-{3-[({[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェノキシ}プロパン酸(実施例B-5);
2-メチル-2-{3-[({[(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェノキシ}プロパン酸(実施例B-6);
2-メチル-2-{4-[({[3-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)プロポキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェノキシ}プロパン酸(実施例B-7);
2-{3-フルオロ-4-[({[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェノキシ}‐2-メチルプロパン酸(実施例B-9);
2-{3-[({[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェノキシ}ブタン酸(実施例B-13);
2-{3-[({[(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)メトキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェノキシ}ブタン酸(実施例B-14);
1-{3-[({[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェノキシ}シクロブタンカルボン酸(実施例B-15);
2-メチル-2-(3-{[({[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エチル]アミノ}カルボニル)オキシ]メチル}フェノキシ)プロパン酸(実施例B-21);
2-エトキシ-3-{3-[({[3-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)プロポキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}プロパン酸(実施例B-23);
2-エトキシ-3-{3-[({[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]カルボニル}アミノ)メチル]フェニル}プロパン酸(実施例B-24);
からなる群から選ばれる、請求項3に記載の化合物、及び医薬として許容される該化合物の塩。
【請求項10】
以下の式:
【化11】

[式中、該環Aは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロへキシル、
【化12】

{式中、---は、任意の二重結合である}
からなる群から選ばれる]
を有する請求項4に記載の化合物。
【請求項11】
以下の:
1-{4-[3-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)プロポキシ]ベンジル}シクロブタンカルボン酸(実施例C-16);
1-{4-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ベンジル}シクロブタンカルボン酸(実施例C-19);
2-({6-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ピリジン-3-イル}メチル)テトラヒドロフラン-2-カルボン酸(実施例C-48);
2-({5-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ピリジン-2-イル}メチル)テトラヒドロフラン-2-カルボン酸(実施例C-49);
2-({6-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ピリジン-3-イル}メチル)テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボン酸(実施例C-56);
2-[(6-{2-[2-(3-クロロフェニル)-5-メチル-1,3-オキサゾール-4-イル]エトキシ}ピリジン-3-イル)メチル]テトラヒドロフラン-2-カルボン酸(実施例C-59);
2-[(6-{2-[2-(3-メチルオキシフェニル)-5-メチル-1,3-オキサゾール-4-イル]エトキシ}ピリジン-3-イル)メチル]テトラヒドロフラン-2-カルボン酸(実施例C-62);
2-{5-[2-(5-メチル-2-フェニル-オキサゾール-4-イル)-エトキシ]-ピラジン-2-イルメチル}-テトラヒドロ-フラン-2-カルボン酸(実施例C-77);
-{4-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ベンジル}テトラヒドロフラン-2-カルボン酸(実施例C-78);
2-{6-[2-(5-メチル-2-フェニル-オキサゾール-4-イル)-エトキシ]-ナフタレン-2-イルメチル}-テトラヒドロ-フラン-2-カルボン酸(実施例C-91);
からなる群から選ばれる、請求項4に記載の化合物、及び医薬として許容される該化合物の塩。
【請求項12】
以下の:
【化13】

を有する請求項5に記載の化合物。
【請求項13】
以下の:
2-エトキシ-3-{6-[2-(5-メチル-2-フェニル-1,3-オキサゾール-4-イル)エトキシ]ピリジン-3-イル}プロパン酸(実施例D-1);
2-メトキシ-3-(6-{2-[5-メチル-2-(3-メチルフェニル)-1,3-オキサゾール-4-イル]エトキシ}ピリジン-3-イル)プロパン酸(実施例D-3);
2-メトキシ-3-{6-[2-(4-フェノキシフェニル)エトキシ]ピリジン-3-イル}プロパン酸(実施例D-13);
2-エトキシ-3-[6-(2-{4-[(フェニルスルホニル)オキシ]フェニル}エトキシ)ピリジン-3-イル]プロパン酸(実施例D-17);
2-エトキシ-3-{5-[2-(5-メチル-2-フェニル-オキサゾール-4-イル)-エトキシ]-ピリジン-2-イル}-プロピオン酸(実施例D-23);
2-メトキシ-2-メチル-3-{6-[3-(5-メチル-2-フェニル-オキサゾール-4-イル)-プロポキシ]-ピリジン-3-イル}-プロピオン酸(実施例D-27);
2-メトキシ-2-メチル-3-{5-[2-(5-メチル-2-フェニル-オキサゾール-4-イル)-エトキシ]-ピリジン-2-イル}-プロピオン酸(実施例D-29);
3-(6-{2-[2-(4-クロロ-フェニル)-5-メチル-オキサゾール-4-イル]-エトキシ}-ピリジン-3-イル)-2-メトキシ-2-メチル-プロピオン酸(実施例D-30);
2-メトキシ-2-メチル-3-{6-[2-(5-メチル-2-フェニルオキサゾール-4-イル)-エトキシ]-ピリジン-3-イル}-プロピオン酸(実施例D-35);
2-メトキシ-3-(6-{2-[2-(3-メトキシ-フェニル)-5-メチル-オキサゾール-4-イル]-エトキシ}-ピリジン-3-イル)-2-メチル-プロピオン酸(実施例D-43);
からなる群から選ばれる、請求項12に記載の化合物、及び医薬として許容される該化合物の塩。
【請求項14】
哺乳動物におけるインシュリン非依存性糖尿病、多嚢胞卵巣症候群、肥満症、多血糖症、高脂血症、高コレステロール血症、アテローム性動脈硬化症、高トリグリセリド血症、高インスリン血症、異常インシュリン及び/又はグルコース障害、インシュリン抵抗性症候群、並びにPPAR関連疾患の治療用の医薬組成物であって、治療有効量の請求項1に記載のα置換カルボン酸化合物を含む、前記医薬組成物。
【請求項15】
少なくとも1の請求項1に記載の化合物及び医薬として許容される該化合物の担体を含む組成物であって、該化合物が、場合により他の薬剤、例えばα-グルコシダーゼ阻害剤、アルドース・レダクターゼ阻害剤、ビグアナイド製剤、スタチンに基く化合物、スクアレン合成阻害剤、フィブラートに基く化合物、LDL異化反応促進剤、及びアンジオテンシン変換酵素阻害剤と組み合わせられる、前記組成物。

【公表番号】特表2006−523671(P2006−523671A)
【公表日】平成18年10月19日(2006.10.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−506478(P2006−506478)
【出願日】平成16年4月1日(2004.4.1)
【国際出願番号】PCT/IB2004/001159
【国際公開番号】WO2004/092145
【国際公開日】平成16年10月28日(2004.10.28)
【出願人】(593141953)ファイザー・インク (302)
【Fターム(参考)】