説明

PRモジュレータとしてのオキサゾリドン誘導体

構造(I):


(式中、R、R、R、R、V、X、Y、Z、およびQは、本明細書に記載されている)の化合物、またはそれらの医薬上許容される塩、互変異性体、代謝産物もしくはプロドラッグについて記載される。これらの化合物は、避妊を含む様々なホルモン関連状態を治療する、線維腫、子宮内膜症、機能不全性出血、子宮筋腫、多嚢胞性卵巣症候群、もしくはホルモン依存性癌を治療または予防する、ホルモン補充療法を提供する、食物摂取を刺激する、または発情期を同期化させるために有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
構造:
【化21】

(式中、
、R、RおよびRは、独立して、H、C−C10アルキル、−(CH−アリール、−(CH−O−(CH−アリール、−(CHC(H)3−p(R、−(CHCOOR、もしくは−(CH−O−Rであり;または
、RもしくはR、Rは、一緒になって炭素に基づく3〜6員の飽和環を形成し;または
もしくはRは、RもしくはRとともに炭素に基づく5〜7員の飽和環を形成し;または
もしくはRは、RもしくはRとともに炭素に基づく6員の芳香族環を形成し;
は、ハロゲンであり;
は、C−Cアルキルであり;
は、H、C−Cアルキル、もしくはC−Cパーフルオロアルキルであり;
Vは、OもしくはSであり;
XおよびZは、独立して、NもしくはCR14であり;
14は、C−Cアルキル、−(CH−アリール、−(CH−O−(CH−アルキル、−(CH−O−(CH−アリール、ハロゲン、ヒドロキシ、C−Cパーフルオロアルキル、C−Cパーフルオロアルコキシ、もしくは−(CH−CNであり;
Yは、OもしくはSであり;
Qは、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、もしくは置換ヘテロアリールであり;
nは、0〜3であり;
pは、1〜3である)の化合物、またはそれらの医薬上許容される塩、互変異性体、代謝産物もしくはプロドラッグ。
【請求項2】
Xは、Nであり;
Yは、Sであり;
Zは、CR14である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
XおよびZは、Nであり;
Yは、Sである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Xは、Nであり;
Yは、Oであり;
Zは、CR14である、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
Vは、Oである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項6】
およびRは、C−C10アルキルであり;
およびRは、Hである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項7】
Qは、アリールまたは置換アリールである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項8】
Qは、任意で置換されたベンゼン環である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項9】
前記ベンゼン環は、1つまたは複数のR15で置換されてよく、R15は、−(CHCN、ハロゲン、NO、−C(NH)=N−OH、C−Cパーフルオロアルキル、C−Cパーフルオロアルコキシ、−O−(C−Cアルキル)、−O−(C−C置換アルキル)、−SO−(C−Cアルキル)、−SO−(C−C置換アルキル)、−CO−(C−Cアルキル)、−CO−(C−C置換アルキル)、C−Cアルキル、C−C置換アルキル、−O−(CH−アリール、−COO−(C−Cアルキル)、−COO−(C−C置換アルキル)、−CONH−(C−Cアルキル)、−CON−(C−Cアルキル)、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、または置換ヘテロアリールである、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
15は、CNまたはBrである、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
Qは、1つまたは複数のR15で置換されたヘテロアリールであり、R15は、−(CHCN、ハロゲン、NO、−C(NH)=N−OH、C−Cパーフルオロアルキル、C−Cパーフルオロアルコキシ、−O−(C−Cアルキル)、−O−(C−C置換アルキル)、−SO−(C−Cアルキル)、−SO−(C−C置換アルキル)、−CO−(C−Cアルキル)、−CO−(C−C置換アルキル)、C−Cアルキル、C−C置換アルキル、−O−(CH−アリール、−COO−(C−Cアルキル)、−COO−(C−C置換アルキル)、−CONH−(C−Cアルキル)、−CON−(C−Cアルキル)、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、または置換ヘテロアリールである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項12】
構造:
【化22】

(式中、
15は、−(CHCN、ハロゲン、NO、−C(NH)=N−OH、C−Cパーフルオロアルキル、C−Cパーフルオロアルコキシ、−O−(C−Cアルキル)、−O−(C−C置換アルキル)、−SO−(C−Cアルキル)、−SO−(C−C置換アルキル)、−CO−(C−Cアルキル)、−CO−(C−C置換アルキル)、C−Cアルキル、C−C置換アルキル、−O−(CH−アリール、−COO−(C−Cアルキル)、−COO−(C−C置換アルキル)、−CONH−(C−Cアルキル)、−CON−(C−Cアルキル)、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、または置換ヘテロアリールであり;ならびに
qは、0〜4である)の請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
構造:
【化23】

(式中、
Dは、S、NR16、もしくはOであり;
15は、−(CHCN、ハロゲン、NO、−C(NH)=N−OH、C−Cパーフルオロアルキル、C−Cパーフルオロアルコキシ、−O−(C−Cアルキル)、−O−(C−C置換アルキル)、−SO−(C−Cアルキル)、−SO−(C−C置換アルキル)、−CO−(C−Cアルキル)、−CO−(C−C置換アルキル)、C−Cアルキル、C−C置換アルキル、−O−(CH−アリール、−COO−(C−Cアルキル)、−COO−(C−C置換アルキル)、−CONH−(C−Cアルキル)、−CON−(C−Cアルキル)、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、または置換ヘテロアリールであり;
16は、H、C−C10アルキル、C−C10置換アルキル、もしくは−COO−(C−C10アルキル)であり;ならびに
qは、0〜3である)の請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
、R、R、およびRは、独立して、HもしくはC−C10アルキルである、請求項12または13に記載の化合物。
【請求項15】
3−[4−(4−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−[2−(2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−メチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−[2−(4−メチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、(4S)−3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−メチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、(4R)−3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−メチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−{2−[(4S)−4−メチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−4−イル}ベンゾニトリル、4−{2−[(4R)−4−メチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−4−イル}ベンゾニトリル、(4R)−3−[4−(3−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−メチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−{2−[(4R)−4−メチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−4−イル}ベンゾニトリル、3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−エチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、(4R)−3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−エチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、(4S)−3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−エチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−{2−[(4R)−4−エチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−4−イル}ベンゾニトリル、4−{2−[(4S)−4−エチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−4−イル}ベンゾニトリル、3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−プロピル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−[2−(2−オキソ−4−プロピル−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、(4R)−3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−プロピル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、(4S)−3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−プロピル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−{2−[(4S)−2−オキソ−4−プロピル−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−4−イル}ベンゾニトリル、4−{2−[(4R)−2−オキソ−4−プロピル−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−4−イル}ベンゾニトリル、3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−イソプロピル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−[2−(4−イソプロピル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−ブチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−[2−(4−ブチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、(4S)−3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−イソブチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、(4R)−3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−フェニル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−{2−[(4R)−2−オキソ−4−フェニル−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−4−イル}ベンゾニトリル、4−{2−[(4S)−2−オキソ−4−フェニル−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−4−イル}ベンゾニトリル、(4R)−4−ベンジル−3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−{2−[(4R)−4−ベンジル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−4−イル}ベンゾニトリル、(4S)−4−[(ベンジルオキシ)メチル]−3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1,3−オキサゾリジン−2−オン、
(4R)−3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−(ヒドロキシメチル)−1,3−オキサゾリジン−2−オン、(4S)−3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−(フルオロメチル)−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−{2−[(4S)−4−(フルオロメチル)−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−4−イル}ベンゾニトリル、(4S)−3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−(クロロメチル)−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−(トリフルオロメチル)−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−{2−[(4R)−2−オキソ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−4−イル}ベンゾニトリル、4−{2−[(4S)−2−オキソ−4−(トリフルオロメチル)−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−4−イル}ベンゾニトリル、3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−{2−[(4S)−2−オキソ−4−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−4−イル}ベンゾニトリル、4−{2−[(4R)−2−オキソ−4−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−4−イル}ベンゾニトリル、およびメチル(4S)−3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−4−カルボキシレートからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−[2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、3−[4−(4−ブロモ−2−フルオロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−[4−(3−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−[4−(4−クロロ−3−フルオロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−[2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−3−フルオロベンゾニトリル、4,4−ジメチル−3−[4−(4−ニトロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−[2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−2−フルオロベンゾニトリル、3−[2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、4−[2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−N’−ヒドロキシベンゼンカルボキシミドアミド、4,4−ジメチル−3−{4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2−イル}−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4,4−ジメチル−3−{4−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−チアゾール−2−イル}−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4,4−ジメチル−3−{4−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2−イル}−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−[4−(4−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−[4−(3−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−[4−(2−メトキシフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4,4−ジメチル−3−[4−(2,4,6−トリフルオロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−{4−[3−(エチルスルホニル)フェニル]−1,3−チアゾール−2−イル}−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、{4−[2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]フェニル}アセトニトリル、3−[4−(4−アセチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−[4−(3−アセチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−[4−(3,4−ジメトキシフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−[4−(4−クロロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−[4−(4−フルオロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−[4−(3,5−ジクロロフェニル−1,3−チアゾール−2−イル)−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−[4−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−[4−(2,4−ジクロロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−[4−(3,4−ジクロロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4,4−ジメチル−3−(4−フェニル−1,3−チアゾール−2−イル)−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4,4−ジメチル−3−[4−(4−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4,4−ジメチル−3−[4−(2−ニトロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4,4−ジメチル−3−[4−(3−ニトロフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−{4−[4−(ベンジルオキシ)フェニル]−1,3−チアゾール−2−イル}−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−[4−(4−フルオロ−3−メチルフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4,4−ジメチル−3−[4−(4−フェノキシフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−(4−ビフェニル−4−イル−1,3−チアゾール−2−イル)−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、およびメチル4−[2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾエートからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
4−[2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−メチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−[2−(5−メチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、3−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−5−エチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−[2−(5−エチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、4−[2−(4,4,5−トリメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、4−[2−(2−オキソ−1,3−ベンゾオキサゾール−3(2H)−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、3−[3−(4−ブロモフェニル)−1,2,4−チアジアゾール−5−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−[5−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,2,4−チアジアゾール−3−イル]ベンゾニトリル、4−[5−(2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−3−チエニル]ベンゾニトリル、および4−[2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−オキサゾール−4−イル]ベンゾニトリルからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
4−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアジアゾール−2−イル]−6−オキサ−4−アザスピロ[2.4]ヘプタン−5−オン、4−[2−(5−オキソ−6−オキサ−4−アザスピロ[2.4]ヘプト−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、5−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−7−オキサ−5−アザスピロ[3.4]オクタン−6−オン、4−[2−(6−オキソ−7−オキサ−5−アザスピロ[3.4]オクト−5−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、1−[4−(4−ブロモフェニル)−1,3−チアゾール−2−イル]−3−オキサ−1−アザスピロ[4.4]ノナン−2−オン、4−[2−(2−オキソ−3−オキサ−1−アザスピロ[4.4]ノン−1−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、および4−[2−(4,4−ジエチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリルからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
4−[2−(4,4−ジエチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−5−フルオロ−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、4−[5−フルオロ−2−(5−オキソ−6−オキサ−4−アザスピロ[2.4]ヘプト−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、(4S)−3−[4−(4−ブロモフェニル)−5−フルオロ−1,3−チアゾール−2−イル]−4−エチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、(4S)−3−[4−(4−ブロモフェニル)−5−クロロ−1,3−チアゾール−2−イル]−4−エチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−{2−[(4S)−4−エチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−5−フルオロ−1,3−チアゾール−4−イル}ベンゾニトリル、4−{5−クロロ−2−[(4S)−4−エチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−4−イル}ベンゾニトリル、4−(4−シアノフェニル)−2−[(4S)−4−エチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル]−1,3−チアゾール−5−カルボニトリル、3−[4−(4−ブロモフェニル)−5−メチル−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、4−[2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−5−フルオロ−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、4−[2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−5−メチル−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、4−[5−クロロ−2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリル、およびメチル4−[5−クロロ−2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾエートからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
4−ブロモ−5−[2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]チオフェン−2−カルボニトリル、4−[2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]チオフェン−2−カルボニトリル、5−[2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]チオフェン−2−カルボニトリル、4−[2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−1−メチル−1H−ピロール−2−カルボニトリル、5−[2−(4,4−ジメチル−2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−1−メチル−1H−ピロール−3−カルボニトリル、3−[4−(3−フリル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、3−[4−(1H−インドール−5−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]−4,4−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−2−オン、および4,4−ジメチル−3−[4−(2−ナフチル)−1,3−チアゾール−2−イル]−1,3−オキサゾリジン−2−オンからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
4−[2−(4,4−ジメチル−2−チオキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]ベンゾニトリルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
構造:
【化24】

(式中、
、R、RおよびRは、独立して、H、C−C10アルキル、−(CH−アリール、−(CH−O−(CH−アリール、−(CHC(H)3−p(R、−(CHCOOR、もしくは−(CH−O−Rであり;または
、RもしくはR、Rは、一緒になって炭素に基づく3〜6員の飽和環を形成し;または
もしくはRは、RもしくはRとともに炭素に基づく5〜7員の飽和環を形成し;または
もしくはRは、RもしくはRとともに炭素に基づく6員の芳香族環を形成し;
は、ハロゲンであり;
は、C−Cアルキルであり;
は、H、C−Cアルキル、もしくはC−Cパーフルオロアルキルであり;
Dは、S、NR16、もしくはOであり;
15は、−(CHCN、ハロゲン、NO、−C(NH)=N−OH、C−Cパーフルオロアルキル、C−Cパーフルオロアルコキシ、−O−(C−Cアルキル)、−SO−(C−Cアルキル)、−CO−(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、−O−(CH−アリール、−CONH−(C−Cアルキル)、−CON−(C−Cアルキル)、アリール、−COO−(C−Cアルキル)、もしくはヘテロアリールであり;
16は、H、C−C10アルキル、C−C10置換アルキル、もしくは−COO−(C−C10アルキル)であり;
Vは、OもしくはSであり;
nは、0〜3であり;
pは、1〜3であり;
qは、0〜3である)の化合物、またはそれらの医薬上許容される塩、互変異性体、代謝産物もしくはプロドラッグ。
【請求項24】
、R、R、およびRは、独立して、HもしくはC−C10アルキルである、請求項23に記載の化合物。
【請求項25】
構造:
【化25】

(式中、
およびRは、独立して、H、C−C10アルキル、−(CH−アリール、−(CH−O−(CH−アリール、−(CHC(H)3−p(R、−(CHCOOR、もしくは−(CH−O−Rであり;または
およびRは、一緒になって炭素に基づく3〜6員の飽和環を形成し;
は、ハロゲンであり;
は、C−Cアルキルであり;
は、H、C−Cアルキル、もしくはC−Cパーフルオロアルキルであり;
Dは、S、NR16、もしくはOであり;
15は、−(CHCN、ハロゲン、NO、−C(NH)=N−OH、C−Cパーフルオロアルキル、C−Cパーフルオロアルコキシ、−O−(C−Cアルキル)、−SO−(C−Cアルキル)、−CO−(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、−O−(CH−アリール、−CONH−(C−Cアルキル)、−CON−(C−Cアルキル)、アリール、−COO−(C−Cアルキル)、またはヘテロアリールであり;
16は、H、C−C10アルキル、C−C10置換アルキル、もしくは−COO−(C−C10アルキル)であり;
Vは、OもしくはSであり;
nは、0〜3であり;
pは、1〜3であり;
qは、0〜3である)の化合物、またはそれらの医薬上許容される塩、互変異性体、代謝産物もしくはプロドラッグ。
【請求項26】
およびRは、独立して、HもしくはC−C10アルキルである、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
請求項1〜26のいずれか一項に記載の化合物および医薬上許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項28】
それを必要とする女性に請求項1〜26のいずれか一項に記載の化合物を投与する工程を含む、避妊する、線維腫、子宮平滑筋腫、子宮内膜症、機能不全性出血、子宮筋腫、および多嚢胞性卵巣症候群を治療もしくは予防する、またはホルモン補充療法を提供する方法。
【請求項29】
それを必要とする哺乳動物に請求項1〜26のいずれか一項に記載の化合物を投与する工程を含む、ホルモン依存性癌を治療もしくは予防する、食物摂取を刺激する、または発情期を同期化するための方法。
【請求項30】
前記癌は、子宮内膜癌、乳癌、子宮癌、卵巣癌および前立腺癌からなる群から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
医薬品を調製する際の請求項1〜26のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項32】
哺乳動物へ投与するための医薬品を調製する際の請求項1〜26のいずれか一項に記載の化合物の使用であって、医薬有効量の前記化合物は、避妊を誘導する、線維腫、子宮平滑筋腫、子宮内膜症、機能不全性出血、子宮筋腫、および多嚢胞性卵巣症候群を治療もしくは予防する、またはホルモン補充療法を提供する、使用。
【請求項33】
哺乳動物へ投与するための医薬品を調製する際の請求項1〜26のいずれか一項に記載の化合物の使用であって、医薬有効量の前記化合物はホルモン依存性癌を治療もしくは予防する、食物摂取を刺激する、または発情期を同期化する、使用。
【請求項34】
前記癌は、子宮内膜癌、乳癌、子宮癌、卵巣癌および前立腺癌からなる群から選択される、請求項33に記載の使用。

【公表番号】特表2010−500409(P2010−500409A)
【公表日】平成22年1月7日(2010.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−524654(P2009−524654)
【出願日】平成19年8月13日(2007.8.13)
【国際出願番号】PCT/US2007/017931
【国際公開番号】WO2008/021331
【国際公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【出願人】(591011502)ワイス (573)
【氏名又は名称原語表記】Wyeth
【Fターム(参考)】