説明

RFIDを有する光学式バーコードスキャナを拡張するための方法および装置

光学式バーコードスキャナを拡張するための装置および方法。装置は、RFID読取機と、光学式バーコードスキャナに取り付け可能な本体部分と、インターフェースコネクタが光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、RFID読取機と光学式バーコードスキャナとの間の通信リンクを形成するためのインターフェースコネクタとを含む、付属モジュールを備えている。一実施形態において、光学式バーコードスキャナは、トリガを含み、RFID読取機は、インターフェースコネクタが光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、RFID読取機のインターフェースコネクタから、トリガ状態を受信するように構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、概して、バーコード走査技術およびRFID技術の両方を含む、データ捕捉技術に関する。
【背景技術】
【0002】
可動式レーザビーム読取機またはレーザスキャナは、1次元および2次元バーコード記号を電気光学的に読み取るために、長年、使用されている。可動式レーザビーム読取機は、概して、筐体と、レーザビームを放出するためのレーザと、レーザビームを集束し、筐体に対して、作業距離の範囲内の焦点面に、あるサイズを有する、ビームスポットを形成するための集束レンズアセンブリと、標的記号にわたって、例えば、走査線または一連の走査線において、記号にわたって、毎秒複数回の走査パターンでビームスポットを反復的に走査するための走査構成要素と、記号から反射および/または散乱する光を検出し、検出された光をアナログ電気信号に変換するための光検出器と、アナログ信号をデジタル化するデジタイザ、および記号のために使用される特定の記号論に基づいて、デジタル化された信号を復号化するマイクロプロセッサを含む、信号処理回路とを含む。概して、レーザスキャナは、手持モードまたは固定ワークステーションモードで動作することができる。
【0003】
固体撮像システムまたは撮像読取機もまた、そのような記号を電気光学的に読み取るために使用されている。撮像読取機は、筐体と、撮像器の視野内の画像要素または画素に対応する、セルまたは光センサのアレイを有する、固体撮像器またはセンサと、照明光源、例えば、レーザまたは1つ以上の発光ダイオード(LED)から、照明光によって、視野を照明するための照明光アセンブリと、作業距離の範囲にわたって撮像される記号から散乱および/または反射する、戻り周囲および/または照明光を捕捉するための撮像レンズアセンブリとを含む。そのような撮像器は、1次元または2次元電荷結合素子(CCD)または相補型金属酸化膜半導体(CMOS)素子と、視野にわたって、画素情報の1次元または2次元アレイに対応する電子信号を生成するための関連付けられた回路とを含み得る。マイクロプロセッサを含む、信号処理回路は、電子信号を処理し、記号を復号化する。照準光発生器もまた、撮像に先立って、記号上に照準光パターンまたはマークを投影するために、筐体内に提供され得る。レーザスキャナ同様に、固体撮像スキャナもまた、手持モードまたは固定ワークステーションモードで動作することができる。
【0004】
図1は、概して、手持モードおよびワークステーションモードの両方で動作することができる、光学式バーコードスキャナ40を描写する。光学式バーコードスキャナ40は、窓46と、トリガ41と、筐体42と、基部48とを含む。光学式バーコードスキャナ40内の電子構成要素への電力は、筐体に接続されたケーブルを介して、または筐体内のバッテリを介して、供給することができる。基部48は、平坦表面上に設置されると、光学式バーコードスキャナ40のための支持として機能することができる。したがって、光学式バーコードスキャナ40は、カウンタ上に設置され、製品が、窓46の前方をスライド、またはスワイプされる場合、固定ワークステーションとして使用することができる。光学式バーコードスキャナ40はまた、カウンタから取り上げた後、オペレータの手に保持され、トリガ41が、手動で押下され、バーコード記号の読取を開始する場合、手持式読取機として使用することができる。
【0005】
図1の光学式バーコードスキャナ40のようなバーコードスキャナは、長年、極めて成功しており、多くのバーコード用途において、広く使用されている。モジュラー式かつコスト効果的様式において、他の種類のデータ捕捉能力をこれらのバーコードスキャナに追加することが望ましい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
一側面では、本発明は、光学式バーコードスキャナを拡張するための付属モジュールを対象とする。光学式バーコードスキャナは、筐体と、基部と、拡張ポートとを有する。付属モジュールは、RFID読取機と、光学式バーコードスキャナに取り付け可能な本体部分と、インターフェースコネクタが光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、RFID読取機と光学式バーコードスキャナとの間の通信リンクを形成するためのインターフェースコネクタとを含む。
【0007】
別の側面では、本発明は、光学式バーコードスキャナを拡張する方法を対象とする。光学式バーコードスキャナは、筐体と、基部と、拡張ポートとを有する。方法は、(1)その中にRFID読取機を有する、付属モジュールと、インターフェースコネクタとを提供することと、(2)光学式バーコードスキャナを拡張するために、付属モジュールを光学式バーコードスキャナに取り付けることと、(3)インターフェースコネクタを光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続し、RFID読取機と光学式バーコードスキャナとの間の通信リンクを形成することとを含む。
【0008】
本発明の実装は、以下の利点のうちの1つ以上を含むことができる。RFID読取能力は、モジュラー式かつコスト効率的様式において、いくつかの既存のバーコードスキャナに追加することができる。本発明のこれらおよび他の利点は、本発明の以下の明細書の熟読および図面のいくつかの図の研究に応じて、当業者に明白となるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
付随の図面(同一参照番号は、別個の図を通して、同じまたは機能的類似要素を指す)は、以下の発明を実施するための形態とともに、明細書に組み込まれ、その一部を形成し、請求される発明を含む、概念の実施形態をさらに例証し、それらの実施形態の種々の原理および利点を説明する役割を果たす。
【図1】図1は、概して、手持モードおよび作業場モードの両方で動作することができる、光学式バーコードスキャナを描写する。
【図2】図2は、いくつかの実施形態による、符号化された記号等の標的を電気光学的に読み取るための可動式レーザビーム読取機を描写する。
【図3】図3は、いくつかの実施形態による、符号化された記号を撮像するための撮像読取機を描写する。
【図4】図4は、一特定の種類の実装における、簡略化されたRFID読取機の一部を示す。
【図5】図5は、いくつかの実施形態による、拡張ポートを含む、改良された光学式バーコードスキャナを描写する。
【図6】図6〜10は、いくつかの実施形態による、付属モジュールが、どのように光学式バーコードスキャナの基部に取り付けることができるかを例証する。
【図7】図6〜10は、いくつかの実施形態による、付属モジュールが、どのように光学式バーコードスキャナの基部に取り付けることができるかを例証する。
【図8】図6〜10は、いくつかの実施形態による、付属モジュールが、どのように光学式バーコードスキャナの基部に取り付けることができるかを例証する。
【図9】図6〜10は、いくつかの実施形態による、付属モジュールが、どのように光学式バーコードスキャナの基部に取り付けることができるかを例証する。
【図10】図6〜10は、いくつかの実施形態による、付属モジュールが、どのように光学式バーコードスキャナの基部に取り付けることができるかを例証する。
【発明を実施するための形態】
【0010】
当業者は、図中の要素が、便宜および明確性のために例証されており、必ずしも、正確な縮尺で描かれていないことを理解するであろう。例えば、図中の要素のうちのいくつかの寸法は、本発明の実施形態の理解の向上を支援するために、他の要素と比較して、誇張され得る。
【0011】
装置および方法の構成要素は、必要に応じて、従来の記号によって、図面中に表されているが、本明細書の説明から利益を享受する当業者に容易に明白となるであろう詳細によって、本開示を曖昧にすることがないように、本発明の実施形態の理解に関する、それらの特定の詳細のみを示す。
【0012】
図2は、いくつかの実施形態による、符号化された記号等の標的を電気光学的に読み取るための可動式レーザビーム読取機40を描写する。ビーム読取機40は、その上に、読取を開始するためのトリガ41が搭載される、ハンドル44を有する、可搬性手持式筐体42内に走査鏡62を含む。走査鏡62は、記号にわたって、窓46を通して、ある走査パターンにおいて、レーザ64からの出射レーザビームを走査するために動作する。記号から反射された光は、読取の際、光ダイオード66から検出される。ビーム読取機40はまた、出射レーザビームを光学的に修正するための集束レンズアセンブリまたは光学61と、その後、マイクロプロセッサまたはコントローラ70によって、読み取られる記号を示すデータに復号化するために、戻り光から、検出器66によって生成された電気アナログ信号をデジタル信号に変換するためのデジタイザ68とを含む。前述の構成要素は、コントローラ70を除き、データ捕捉アセンブリ50として、図2に描写される。
【0013】
図3は、いくつかの実施形態による、符号化された記号を撮像するための撮像読取機40を描写する。撮像読取機40は、その上に、読取を開始するためのトリガ41が搭載される、ハンドル44を有する、可搬性手持式筐体42内に搭載される、1次元または2次元固体撮像器55を含む。撮像器55は、撮像レンズアセンブリ51とともに、撮像の際、窓46を通して、記号から反射および/または散乱する戻り光を捕捉し、その後、コントローラ70によって、読み取られる記号を示すデータに復号化するために、捕捉された画像を示す電気信号を生成するために動作する、画像センサのアレイを有する。
【0014】
撮像読取機40は、撮像の際、窓46を通して、照明光源から指向される照明光によって、記号を照明するための照明器52を含む。したがって、戻り光は、照明光および/または周囲光から導出され得る。照明光源は、1つ以上の発光ダイオード(LED)またはレーザを備える。照準光源54はまた、照準ビームを放出するために、かつ撮像に先立って、記号上に照準光パターンまたはマークを投影するために、提供され得る。前述の構成要素は、コントローラ70を除き、データ捕捉アセンブリ50として、図3に描写される。
【0015】
撮像読取機40の動作時、コントローラ70は、コマンド信号を送信し、走査の際、典型的には、連続的に、または時として、周期的に、照明器LED/レーザ52を駆動させ、かつ、フレームの露光時間の間、撮像器55を励起し、短時間、例えば、500ミリ秒以下の間、記号から光を収集する。典型的アレイは、標的画像全体を読み取るために、約33ミリ秒を必要とし、毎秒約30フレームのフレーム率で動作する。アレイは、約100万個のアドレス可能な画像センサを有し得る。
【0016】
また、図2−3に示されるは、その上に、コントローラ70および再充電可能バッテリ72が搭載される、ハンドル44内の印刷回路基板(PCB)60である。コントローラ70は、データ捕捉アセンブリ50と同一PCB上に搭載され得る。再充電可能バッテリ72は、手持モードにおいて、読取機40内のすべての電気構成要素に電力を供給する。
【0017】
図2のレーザバーコードスキャナおよび図3の撮像バーコードスキャナは両方とも、1次元または2次元バーコード等の光学記号を読み取るために使用することができる。光学記号に加え、RFIDタグ等の他の種類のタグもまた、製造、倉庫、および小売環境において、製品追跡、製品識別、および在庫管理のために一般的に使用される。
【0018】
RFID技術は、概して、無線周波数(RF)波によって、RFIDタグに呼び掛けるステップと、RFID読取機によって、応答RF波を読み取るステップとを伴う。RFIDタグは、典型的には、RFアンテナに連結される、極小マイクロチップを含む。RFIDタグは、識別される物体に取り付けることができる。RFID読取機は、典型的には、送信機および受信機に連結される、アンテナを含む。
【0019】
図4は、一特定の種類の実装において、簡略化されたRFID読取機80の一部を示す。図4では、RFID読取機80は、送信機82および受信機84に連結される、アンテナ88を含む。RFID読取機80はまた、サーキュレータ83と、復調器86と、周波数発生器81とを含む。
【0020】
動作時、送信機82は、RF呼び掛け信号を生成する。このRF呼び掛け信号は、3ポートサーキュレータ83を通して、アンテナ88に連結される。次いで、アンテナ88から放射された電磁波が、RFIDタグ内のアンテナによって、受信される。RFID読取機からの呼び掛けに応答して、RFタグは、RFタグの識別情報によって符号化されたいくつかの応答電磁波を反射するであろう。応答電磁波は、アンテナ88によって、応答RF信号として、ピックアップされる。応答RF信号は、サーキュレータ83に入射し、受信機84によって受信される。受信機によって受信されたRF信号は、増幅後、周波数発生器81からの基準RF信号を受信する、復調器86によって、復調される。復調器86からの復調信号は、ある信号処理回路に連結され、復調信号から、RFタグによって返された識別情報を復号化する。
【0021】
いくつかの実装では、復調器86は、二重直交復調器であって、復調器86からの復調信号は、2つの成分(同相復調信号Irxおよび直交復調信号Qrx)を含む、復調ベクトル信号であることができる。この復調ベクトル信号は、さらなる信号処理のために、ある信号処理回路に連結することができる。
【0022】
図5は、いくつかの実施形態による、拡張ポート78を含む、改良された光学式バーコードスキャナ40を描写する。光学式バーコードスキャナ40は、データ捕捉アセンブリ50と、マイクロプロセッサ70と、バッテリ72とを含む。データ捕捉アセンブリ50は、図2のレーザバーコードスキャナの一部、または図3の撮像バーコードスキャナの一部であることができる。一実装では、図5に示されるように、拡張ポート78は、基部48内の空洞49の内側に位置する。拡張ポート78のための空洞49は、カバー47によって覆われる。いくつかの実装では、カバー47は、旋回可能に開放することができる。他の実装では、カバー47は、拡張ポート78が、他の電子モジュールに接続するために使用される場合、基部48から取り外すことができる。さらに他の実装では、基部48は、空洞49およびカバー47を全く有さず、拡張ポート78は、基部48の他の部分または筐体44の他の部分に位置することができる。
【0023】
図5ではまた、RFID読取機80が、拡張ポート78を使用して、光学式バーコードスキャナ40に接続することができることが示される。RFID読取機80は、RFIDアンテナ88と、RF送信機82と、RF受信機84と、復調器83とを含む。RFID読取機80はまた、インターフェースコネクタ89が、光学式バーコードスキャナの拡張ポート78と接続されると、RFID読取機80と光学式バーコードスキャナ40との間の通信リンクを形成するためのインターフェースコネクタ89を含む。いくつかの実装では、RFID読取機はまた、光学式バーコードスキャナ40の筐体42の内側に位置するバッテリ72から、電力を受け取るように構成される。他の実装では、RFID読取機および光学式バーコードスキャナ40は両方とも、壁に差し込まれたコードを介して、電力を受け取るように構成される。
【0024】
図5では、光学式バーコードスキャナ40は、トリガ41を含む。トリガ41は、概して、光学式バーコードスキャナ40によって、バーコード記号の読取を開始するために使用される。インターフェースコネクタ89が、拡張ポート78と接続された後、RFID読取機80と光学式バーコードスキャナ40との間の通信リンクが確立されると、トリガ41のトリガ状態は、RFID読取機80によって、そのインターフェースコネクタ89から受信することができる。したがって、トリガ41はまた、RFID読取機80によって、RFIDタグの読取を開始するために使用することができる。いくつかの他の実装では、RFID読取機80によるRFIDタグの読取は、トリガ41を押下することによって、手動で開始することができるが、RFIDタグの読取はまた、他のトリガ事象によって、自動的に開始することができる。例えば、RFIDタグの読取は、RFIDタグの存在が、いくつかの他の機構によって検出されると、開始することができる。別の実施例では、RFIDタグの読取は、単に、周期的に開始することができる。
【0025】
いくつかの実装では、図5の光学式バーコードスキャナ40は、手持モードまたは提示モードのいずれかにおいて、選択的に動作することができる。例えば、光学式バーコードスキャナ40は、手持モードまたは提示モードを手動で選択するためのモードスイッチ(図示せず)を含むことができる。他の実施例では、光学式バーコードスキャナは、どのモードが使用されることが意図されるかを検出するための動作モード検出器を含むことができる。具体的には、光学式バーコードスキャナは、光学式バーコードスキャナ40が、ユーザによって保持されているかどうかを検出するためのある検出機構を有し、または光学式バーコードスキャナ40が、テーブルから持ち上げられているかどうかを検出するためのある検出機構を有し得る。多くの実装では、光学式バーコードスキャナ40の動作モードは、モード状態によって、符号化または識別することができる。
【0026】
インターフェースコネクタ89が、拡張ポート78と接続後、RFID読取機80と光学式バーコードスキャナ40との間の通信リンクが、確立されると、光学式バーコードスキャナ40のモード状態は、RFID読取機80によって、そのインターフェースコネクタ89から、受信することができる。RFID読取機80は、インターフェースコネクタ89から受信したモード状態に基づいて、その動作モードを設定するように構成することができる。RFID読取機80は、受信したモード状態に基づいて、1つ以上のRFID読取パラメータを設定するように構成することができる。例えば、提示モードにある場合、その時の小売取引の一部ではない余分なタグを読み取ることは望ましくないため、RFID伝送電力は、RFID視野が、すぐそばのチェックアウトエリアに限定されることを保証するように、低レベルに設定することができる。しかしながら、ユーザが、スキャナ40を取り上げ、手持モードが作動されると、RFID伝送電力は、より長い距離の呼び掛けのために、より高い電力に切り得ることができる。デューティサイクル等の他のパラメータもまた、用途に応じて、調節することができる。
【0027】
図8および図9に示されるように、図5のRFID読取機80は、概して、光学式バーコードスキャナ40の基部48に取り付け可能な付属モジュール92内に設置することができる。図6−10は、いくつかの実施形態による、付属モジュール92が、どのように光学式バーコードスキャナ40の基部48に取り付けられるかを例証する。図6は、光学式バーコードスキャナ40の基部48が、基部48内の拡張ポート78を覆うためのカバー47を有することを示す。カバー47が除去された後、図7に示されるように、空洞49および拡張ポート78は、付属モジュール92を受け取るために利用可能となる。次いで、RFID読取機80のインターフェースコネクタ89は、光学式バーコードスキャナ40の拡張ポート78と接続され、付属モジュール92は、光学式バーコードスキャナ40の基部48に取り付けられる。
【0028】
一実装では、図8に示されるように、付属モジュール92は、付属モジュール92を光学式バーコードスキャナ40の基部48内に位置する空洞49内に着座させる(図5に示されるように)、形状因子を有する。そのような形状因子によって、付属モジュール92の少なくとも一部は、光学式バーコードスキャナ40の空洞49内に挿入することができる。
【0029】
別の実装では、図9に示されるように、付属モジュール92は、基部48の一部を付属モジュール92の中空空間内に摺動させる、形状因子を有する。本中空空間は、プラスチック成形プロセスの際、付属モジュール92のための筐体の他の部分とともに形成することができる。本中空空間はまた、複数の部分をともに組み合わせることによって、形成することができる。例えば、図10に示されるように、光学式バーコードスキャナ40の基部48の部分を受け取るための付属モジュール92の中空空間は、上部カバー部分92Aおよび平坦底部部分92Bによって、形成される。基部48の一部は、機械的締結具によって、上部カバー部分92Aと平坦底部部分92Bとの間に挟入される。
【0030】
図8および図9に示される実装に加え、当業者は、付属モジュール92が、いくつかの他の方法によって、光学式バーコードスキャナ40の基部48に取り付けることができることを認識することができる。さらに、付属モジュール92が、光学式バーコードスキャナ40の他の部分に取り付けられる場合でも、RFID読取機80と光学式バーコードスキャナ40との間の通信リンクは、RFID読取機80のインターフェースコネクタ89が、光学式バーコードスキャナ40の拡張ポート78と接続される場合、依然として、確立することができる。光学式バーコードスキャナ40のトリガ状態またはモード状態は、RFID読取機80によって、依然として、受信することができる。
【0031】
前述の明細書では、具体的実施形態が説明された。しかしながら、当業者は、以下の請求項に説明されるように、本発明の範囲から逸脱することなく、種々の修正および変更を行うことができることを理解する。故に、明細書および図は、限定的意味ではなく、例証的意味におけるものと見なされ、そのような修正はすべて、本教示の範囲内に含まれることが意図される。
【0032】
効果、利点、または解決策を生じさせる、あるいはより顕著にさせ得る、効果、利点、問題の解決策、および任意の要素はいずれも、任意またはすべての請求項の重要、必要、必須特徴あるいは要素として、解釈されるものではない。本発明は、本願の係属の間、およびそれらの請求項のすべての均等物の発行に伴って行われる、任意の修正を含め、添付の請求項によってのみ、定義される。
【0033】
さらに、本書では、第1および第2、上部および底部等の相関的用語は、1つのエンティティまたは作用を別のエンティティあるいは作用と区別するためにだけに使用され得るが、必ずしも、そのようなエンティティまたは作用間の任意の実際のそのような関係あるいは順番を必要もしくは含意するわけではない。用語「備える(comprises)」、「備える(comprising)」、「有する(has)」、「有するhaving」」、「含む(includes)」、「含む(including)」、「含む(contains)」、「含む(containing)」、またはそれらの任意の他の変形例は、一連の要素を備える、有する、含む、含有する、プロセス、方法、物品、または装置が、それらの要素のみを含むわけではなく、明示的に列挙されない、あるいはそのようなプロセス、方法、物品、または装置に内在しない他の要素も含み得るように、非排他的含有を網羅することが意図される。「を含む(comprises・・・a)」、「を有する(has・・・a)」、「を含む(includes・・・a)」、「を含む(contains・・・a)」に先行する要素は、より多くの制約を受けることなく、要素を備える、有する、含む、含有する、プロセス、方法、物品、または装置内に、付加的同等要素の存在を排除するものではない。用語「1つ(a)」および「1つ(an)」は、本明細書に明示的にそうではないことが記載されない限り、1つ以上として定義される。用語「実質的に(substantially)」、「本質的に(essentially)」、「おおよそ(approximately)」、「約(about)」、またはそれらの任意の他の変形例は、当業者によって理解されるものに可能な限り近似するように定義され、一非限定的実施形態では、本用語は、10%以内、別の実施形態では、5%以内、別の実施形態では、1%以内、別の実施形態では、0.5%以内であると定義される。用語「接続される(coupled)」は、本明細書で使用されるように、接続されるとして定義されるが、必ずしも、直接ではなく、必ずしも、機械的にではない。ある方法において、「構成される(configured)」デバイスまたは構造は、少なくともその方法において構成されるが、また、列挙されない方法で構成され得る。
【0034】
いくつかの実施形態は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、カスタムプロセッサ、およびフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等の1つ以上の汎用または特殊プロセッサ(または、「処理デバイス」)と、本明細書に説明される方法および/または装置の機能の一部、ほとんど、または全部を実装するために、ある非プロセッサ回路と共に、1つ以上のプロセッサを制御する一意の格納されたプログラム命令(ソフトウェアおよびファームウェアの両方を含む)とから成り得ることを理解されるであろう。代替として、一部または全部の機能は、格納されたプログラム命令を有していない、状態機械によって実装され得るか、各機能またはある機能のいくつかの組み合わせが、カスタム論理として実装される1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)において実装され得る。当然ながら、2つのアプローチの組み合わせも使用され得る。
【0035】
さらに、実施形態は、コンピュータ(例えば、プロセッサを備える)をプログラムし、本明細書に説明および請求される方法を行うために、そこに格納されるコンピュータ可読コードを有する、コンピュータ可読記憶媒体として、実装することができる。そのようなコンピュータ可読記憶媒体の実施例として、ハードディスク、CD−ROM、光学式記憶デバイス、磁気記憶デバイス、ROM(読取専用メモリ)、PROM(プログラム可能読取専用メモリ)、EPROM(消去可能プログラム可能読取専用メモリ)、EEPROM(電気的に消去可能プログラム可能読取専用メモリ)、およびフラッシュメモリが挙げられるが、それらに限定されない。さらに、当業者は、可能性として、例えば、利用可能な時間、現在の技術、および経済学的考察によって、著しい努力および多くの設計選択肢が誘起されるが、本明細書に開示される概念および原理に導かれることによって、最小限の実験によって、そのようなソフトウェア命令およびプログラムならびにICを容易に生成可能であろうことができるが予測される。
【0036】
開示内容の要約は、読者に、技術開示の本質を迅速に解明させるために提供される。請求項の範囲または意味を解釈あるいは限定するために使用されるものではないという理解を持って思量されたい。加えて、前述の発明を実施するための形態では、種々の特徴は、開示を合理化する目的のために、種々の実施形態において、ともに群化されたことが分かる。本開示の方法は、請求される実施形態が、各請求項に明示的に列挙されるより多くの特徴を必要とするという意図を反映するものとして解釈されない。むしろ、以下の請求項が反映するように、発明の主題は、単一の開示される実施形態のすべての特徴に満たない。したがって、以下の請求項は、発明を実施するための形態に組み込まれ、各請求項は、そのままで、別個に請求される主題として成り立つ。
【0037】
本発明はさらに、例えば、以下を提供する。
(項目1)
筐体と、基部と、拡張ポートとを有する光学式バーコードスキャナであって、前記光学式バーコードスキャナが平坦表面上に設置された場合に、前記基部は、前記光学式バーコードスキャナのための支持として機能するように動作する、光学式バーコードスキャナと、
付属モジュールと
を備え、
前記付属モジュールは、前記付属モジュールの中にRFID読取機を有し、前記付属モジュールを前記光学式バーコードスキャナに取り付けるように構成された形状因子を有し、前記付属モジュールは、インターフェースコネクタが前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、前記RFID読取機と前記光学式バーコードスキャナとの間の通信リンクを形成するためのインターフェースコネクタをさらに備え、前記RFID読取機は、RFIDアンテナと、RF送信機と、RF受信機と、復調器とを含む、
装置。
(項目2)
前記光学式バーコードスキャナは、トリガを含み、前記RFID読取機は、前記インターフェースコネクタが前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、前記RFID読取機のインターフェースコネクタから、トリガ状態を受信するように構成されている、項目1に記載の装置。
(項目3)
前記光学式バーコードスキャナは、手持モードおよび提示モードを含む複数のモードのうちの1つで動作するように構成され、前記RFID読取機は、前記インターフェースコネクタが前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、前記RFID読取機のインターフェースコネクタからモード状態を受信するように構成されている、項目1に記載の装置。
(項目4)
前記モード状態を受信すると、前記RFID読取機は、前記モード状態に基づいて、前記RFID読取機の動作モードおよび前記RFID読取機の少なくとも1つのRFIDパラメータのうちの少なくとも1つを設定するように構成されている、項目3に記載の装置。
(項目5)
前記光学式バーコードスキャナは、バッテリを含み、前記RFID読取機は、前記インターフェースコネクタが前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、前記光学式バーコードスキャナのバッテリから、電力を受信するように構成されている、項目1に記載の装置。
(項目6)
光学式バーコードスキャナを拡張するための付属モジュールであって、前記光学式バーコードスキャナは、筐体と、基部と、拡張ポートとを有し、
前記付属モジュールは、
RFIDアンテナと、RF送信機と、RF受信機と、復調器とを含むRFID読取機と、
前記光学式バーコードスキャナに取り付け可能な本体部分と、
インターフェースコネクタと
を備え、
前記インターフェースコネクタは、インターフェースコネクタが、前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、前記RFID読取機と前記光学式バーコードスキャナとの間の通信リンクを形成する、
付属モジュール。
(項目7)
前記光学式バーコードスキャナは、トリガを有し、前記RFID読取機は、前記インターフェースコネクタが前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、前記インターフェースコネクタから、前記光学式バーコードスキャナのトリガ状態を受信するように構成されている、項目6に記載の付属モジュール。
(項目8)
前記光学式バーコードスキャナは、手持モードおよび提示モードを含む複数のモードのうちの1つで動作するように構成され、前記RFID読取機は、前記インターフェースコネクタが前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、前記インターフェースコネクタから、前記光学式バーコードスキャナのモード状態を受信するように構成されている、項目6に記載の付属モジュール。
(項目9)
前記モード状態を受信すると、前記RFID読取機は、前記モード状態に基づいて、前記RFID読取機の動作モードおよび前記RFID読取機の少なくとも1つのRFIDパラメータのうちの少なくとも1つを設定するように構成されている、項目8に記載の付属モジュール。
(項目10)
前記光学式バーコードスキャナは、バッテリを有し、前記RFID読取機は、前記インターフェースコネクタが前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、前記光学式バーコードスキャナのバッテリから、電力を受け取るように構成されている、項目6に記載の付属モジュール。
(項目11)
光学式バーコードスキャナを拡張する方法であって、前記光学式バーコードスキャナは、筐体と、基部と、拡張ポートとを有し、前記方法は、
付属モジュールであって、前記付属モジュールの中にRFID読取機を有する付属モジュールと、インターフェースコネクタとを提供することであって、前記RFID読取機は、RFIDアンテナと、RF送信機と、RF受信機と、復調器とを含む、ことと、
前記光学式バーコードスキャナを拡張するために、前記付属モジュールを前記光学式バーコードスキャナに取り付けることと、
前記インターフェースコネクタを前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続し、前記RFID読取機と前記光学式バーコードスキャナとの間の通信リンクを形成することと
を含む、方法。
(項目12)
前記光学式バーコードスキャナは、トリガを含み、前記RFID読取機によって、前記インターフェースコネクタから前記光学式バーコードスキャナのトリガ状態を受信することとをさらに含む、項目11に記載の方法。
(項目13)
前記光学式バーコードスキャナは、手持モードおよび提示モードを含む複数のモードのうちの1つで動作するように構成され、前記RFID読取機によって、前記インターフェースコネクタから前記光学式バーコードスキャナのモード状態を受信することをさらに含む、項目11に記載の方法。
(項目14)
前記インターフェースコネクタから受信した前記モード状態に基づいて、前記RFID読取機の動作モードおよび少なくとも1つのRFIDパラメータのうちの少なくとも1つを設定することをさらに含む、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記光学式バーコードスキャナ内のバッテリによって、前記RFID読取機に給電することをさらに含む、項目11に記載の方法。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体と、基部と、拡張ポートとを有する光学式バーコードスキャナであって、前記拡張ポートは、外部取り付け可能な付属モジュールを前記光学式バーコードスキャナに接続し、前記光学式バーコードスキャナが平坦表面上に設置された場合に、前記基部は、前記光学式バーコードスキャナのための支持として機能するように動作する、光学式バーコードスキャナと、
付属モジュールと
を備え、
前記付属モジュールは、前記付属モジュールの中にRFID読取機を有し、前記付属モジュールを前記光学式バーコードスキャナに取り付けるように構成された形状因子を有し、前記付属モジュールは、インターフェースコネクタが前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、前記RFID読取機と前記光学式バーコードスキャナとの間の通信リンクを形成するためのインターフェースコネクタをさらに備え、前記RFID読取機は、RFIDアンテナと、RF送信機と、RF受信機と、復調器とを含み、前記付属モジュールは、前記光学式バーコードスキャナに外部取り付け可能である、
装置。
【請求項2】
前記光学式バーコードスキャナは、トリガを含み、前記RFID読取機は、前記インターフェースコネクタが前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、前記RFID読取機のインターフェースコネクタから、トリガ状態を受信するように構成されている、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記光学式バーコードスキャナは、手持モードおよび提示モードを含む複数のモードのうちの1つで動作するように構成され、前記RFID読取機は、前記インターフェースコネクタが前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、前記RFID読取機のインターフェースコネクタからモード状態を受信するように構成されている、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記モード状態を受信すると、前記RFID読取機は、前記モード状態に基づいて、前記RFID読取機の動作モードおよび前記RFID読取機の少なくとも1つのRFIDパラメータのうちの少なくとも1つを設定するように構成されている、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記光学式バーコードスキャナは、バッテリを含み、前記RFID読取機は、前記インターフェースコネクタが前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、前記光学式バーコードスキャナのバッテリから、電力を受信するように構成されている、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
光学式バーコードスキャナを拡張するための外部取り付け可能な付属モジュールであって、前記光学式バーコードスキャナは、筐体と、基部と、拡張ポートとを有し、
前記付属モジュールは、
RFIDアンテナと、RF送信機と、RF受信機と、復調器とを含むRFID読取機と、
前記光学式バーコードスキャナに取り付け可能な本体部分と、
インターフェースコネクタと
を備え、
前記インターフェースコネクタは、インターフェースコネクタが、前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、前記RFID読取機と前記光学式バーコードスキャナとの間の通信リンクを形成する、
外部取り付け可能な付属モジュール。
【請求項7】
前記光学式バーコードスキャナは、トリガを有し、前記RFID読取機は、前記インターフェースコネクタが前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、前記インターフェースコネクタから、前記光学式バーコードスキャナのトリガ状態を受信するように構成されている、請求項6に記載の外部取り付け可能な付属モジュール。
【請求項8】
前記光学式バーコードスキャナは、手持モードおよび提示モードを含む複数のモードのうちの1つで動作するように構成され、前記RFID読取機は、前記インターフェースコネクタが前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、前記インターフェースコネクタから、前記光学式バーコードスキャナのモード状態を受信するように構成されている、請求項6に記載の外部取り付け可能な付属モジュール。
【請求項9】
前記モード状態を受信すると、前記RFID読取機は、前記モード状態に基づいて、前記RFID読取機の動作モードおよび前記RFID読取機の少なくとも1つのRFIDパラメータのうちの少なくとも1つを設定するように構成されている、請求項8に記載の外部取り付け可能な付属モジュール。
【請求項10】
前記光学式バーコードスキャナは、バッテリを有し、前記RFID読取機は、前記インターフェースコネクタが前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続された場合に、前記光学式バーコードスキャナのバッテリから、電力を受け取るように構成されている、請求項6に記載の外部取り付け可能な付属モジュール。
【請求項11】
光学式バーコードスキャナを拡張する方法であって、前記光学式バーコードスキャナは、筐体と、基部と、拡張ポートとを有し、前記拡張ポートは、外部取り付け可能な付属モジュールを前記光学式バーコードスキャナに接続し、前記方法は、
外部取り付け可能な付属モジュールであって、前記外部取り付け可能な付属モジュールの中にRFID読取機を有する外部取り付け可能な付属モジュールと、インターフェースコネクタとを提供することであって、前記RFID読取機は、RFIDアンテナと、RF送信機と、RF受信機と、復調器とを含む、ことと、
前記光学式バーコードスキャナを拡張するために、前記外部取り付け可能な付属モジュールを前記光学式バーコードスキャナに取り付けることと、
前記インターフェースコネクタを前記光学式バーコードスキャナの拡張ポートと接続し、前記RFID読取機と前記光学式バーコードスキャナとの間の通信リンクを形成することと
を含む、方法。
【請求項12】
前記光学式バーコードスキャナは、トリガを含み、前記RFID読取機によって、前記インターフェースコネクタから前記光学式バーコードスキャナのトリガ状態を受信することとをさらに含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記光学式バーコードスキャナは、手持モードおよび提示モードを含む複数のモードのうちの1つで動作するように構成され、前記RFID読取機によって、前記インターフェースコネクタから前記光学式バーコードスキャナのモード状態を受信することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記インターフェースコネクタから受信した前記モード状態に基づいて、前記RFID読取機の動作モードおよび少なくとも1つのRFIDパラメータのうちの少なくとも1つを設定することをさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記光学式バーコードスキャナ内のバッテリによって、前記RFID読取機に給電することをさらに含む、請求項11に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公表番号】特表2013−511772(P2013−511772A)
【公表日】平成25年4月4日(2013.4.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−539938(P2012−539938)
【出願日】平成22年11月5日(2010.11.5)
【国際出願番号】PCT/US2010/055549
【国際公開番号】WO2011/062780
【国際公開日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【出願人】(305043582)シンボル テクノロジーズ, インコーポレイテッド (51)
【Fターム(参考)】