説明

RHOキナーゼのベンゾチオフェン阻害剤

本発明は、疾病の治療または阻止のための、Rhoキナーゼの阻害剤として有用であり得る化合物および方法に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
Rhoキナーゼと、構造式I
【化1】

の化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグとを接触させるステップを含む、Rhoキナーゼの阻害方法であって、
式中、Aは、任意に置換されたヘテロアリールであり、
は、任意に置換された縮合二環式ヘテロアリールであり、
は、(CRZ(CRであるか、またはなくてもよく、
mおよびpは独立して、0、1、2、3、または4であり、
Zは、O、N(R)、S(O)、N(R)CO、CON(R)、N(R)SO、SON(R)、C(O)、任意に置換されたシクロアルキルからなる群から選択されるか、またはなくてもよく、
は、水素および任意に置換されたC−Cアルキルからなる群から選択され、
nは、0、1、または2であり、
、R、R、およびRは独立して、水素、アルキル、アミノ、アミノアルキル、アミドアルキル、アミノアルキルカルボキシル、カルボキシルアルキル、ハロ、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヒドロキシアルキル、ヘテロアリールアルキル、およびヘテロシクロアルキルアルキルカルボキシルからなる群から選択され、
は、低アルキル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、低アルコキシ、低アルキルチオ、アシル、カルボキシル、スルホンアミド、ヒドロキシからなる群から選択されるか、またはなくてもよく、それらのいずれも任意に置換されてよく、
は、水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、アミノ、アミノアルキル、アミド、アミドアルキル、アルキルアミド、アミノアルキルカルボキシル、カルボキシル、アルキルカルボキシル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルカルボニル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルコキシ、ヘテロシクロアルキルアルキルカルボキシ、ヘテロシクロアルキルアルキルアミド、アリール、アリールアルコキシ、アリールアミド、アリールアルキル、アリールアシル、アリールカルボキシ、ヘテロアリールアルキル、および尿素からなる群から選択され、それらのいずれも任意に置換されてよく、
は、アルキル、アルキルカルボニル、アルキレン、アルキニル、アミノ、アルキルアミノ、カルボニル、シクロアルキル、エステル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアルキル、および水素からなる群から選択され、それらのいずれも任意に置換されてよいことを特徴とする方法。
【請求項2】
Rhoキナーゼと、実施例1から実施例571からなる群から選択される化合物とを接触させるステップを含むことを特徴とするRhoキナーゼの阻害方法。
【請求項3】
当該の治療を必要とする患者における、Rhoキナーゼ媒介疾病の治療方法であって、治療上効果的な量の構造式I
【化2】

の化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグの投与を含み、
式中、Aは、任意に置換されたヘテロアリールであり、
は、任意に置換された縮合二環式ヘテロアリールであり、
は、(CRZ(CRであるか、またはなくてもよく、
mおよびpは独立して、0、1、2、3、または4であり、
Zは、O、N(R)、S(O)、N(R)CO、CON(R)、N(R)SO、SON(R)、C(O)、任意に置換されたシクロアルキルからなる群から選択されるか、またはなくてもよく、
は、水素および任意に置換されたC1−アルキルからなる群から選択され、
nは、0、1、または2であり、
、R、R、およびRは独立して、水素、アルキル、アミノ、アミノアルキル、アミドアルキル、アミノアルキルカルボキシル、カルボキシルアルキル、ハロ、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヒドロキシアルキル、ヘテロアリールアルキル、およびヘテロシクロアルキルアルキルカルボキシルからなる群から選択され、
は、低アルキル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、低アルコキシ、低アルキルチオ、アシル、カルボキシル、スルホンアミド、ヒドロキシからなる群から選択されるか、またはなくてもよく、それらのいずれも任意に置換されてよく、
は、水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、アミノ、アミノアルキル、アミド、アミドアルキル、アルキルアミド、アミノアルキルカルボキシル、カルボキシル、アルキルカルボキシル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルカルボニル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルコキシ、ヘテロシクロアルキルアルキルカルボキシ、ヘテロシクロアルキルアルキルアミド、アリール、アリールアルコキシ、アリールアミド、アリールアルキル、アリールアシル、アリールカルボキシ、ヘテロアリールアルキル、および尿素からなる群から選択され、それらのいずれも任意に置換されてよく、
は、アルキル、アルキルカルボニル、アルキレン、アルキニル、アミノ、アルキルアミノ、カルボニル、シクロアルキル、エステル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアルキル、および水素からなる群から選択され、それらのいずれも任意に置換されてよいことを特徴とする方法。
【請求項4】
前記Rhoキナーゼ媒介疾病は、アンギナ、冠動脈攣縮、心筋梗塞、冠動脈虚血、うっ血性心不全、移植心冠動脈病変、静脈グラフト病および血管再狭窄、虚血再灌流障害、移植再灌流障害、大脳動脈狭窄、脳梗塞、脳虚血、本態性高血圧、肺高血圧、腎性高血圧、二次性高血圧疾患、アテローム性動脈硬化症、気管支喘息、急性または慢性の閉塞性肺疾患、急性または慢性の炎症性肺疾患、勃起障害、神経変性障害、アルツハイマー病、多発性硬化症、脳または脊髄損傷、疾病または外傷関連の神経障害、神経因性疼痛、自己免疫疾患、慢性の筋骨格系炎症性疾患、関節リウマチ、変形性関節症、慢性炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、急性または慢性の炎症性疼痛、骨粗しょう症、骨障害、癌、病的血管新生の疾病、および眼疾病からなる群から選択されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記Rhoキナーゼ媒介疾病は、眼疾病であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記眼疾病は、高眼圧および緑内障からなる群から選択されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
当該の治療を必要とする患者における、Rhoキナーゼ媒介疾病の治療方法であって、実施例1から実施例571からなる群から選択される治療上効果的な量の化合物の投与を含むことを特徴とする方法。
【請求項8】
Rhoキナーゼ媒介疾病の治療方法であって、
a.治療上効果的な量の構造式I
【化3】

の化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグであって、
式中、Aは、任意に置換されたヘテロアリールであり、
は、任意に置換された縮合二環式ヘテロアリールであり、
は、(CRZ(CRであるか、またはなくてもよく、
mおよびpは独立して、0、1、2、3、または4であり、
Zは、O、N(R)、S(O)、N(R)CO、CON(R)、N(R)SO、SON(R)、C(O)、任意に置換されたシクロアルキルからなる群から選択されるか、またはなくてもよく、
は、水素および任意に置換されたC−Cアルキルからなる群から選択され、
nは、0、1、または2であり、
、R、R、およびRは独立して、水素、アルキル、アミノ、アミノアルキル、アミドアルキル、アミノアルキルカルボキシル、カルボキシルアルキル、ハロ、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヒドロキシアルキル、ヘテロアリールアルキル、およびヘテロシクロアルキルアルキルカルボキシルからなる群から選択され、
は、低アルキル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、低アルコキシ、低アルキルチオ、アシル、カルボキシル、スルホンアミド、ヒドロキシからなる群から選択されるか、またはなくてもよく、それらのいずれも任意に置換されてよく、
は、水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、アミノ、アミノアルキル、アミド、アミドアルキル、アルキルアミド、アミノアルキルカルボキシル、カルボキシル、アルキルカルボキシル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルカルボニル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルコキシ、ヘテロシクロアルキルアルキルカルボキシ、ヘテロシクロアルキルアルキルアミド、アリール、アリールアルコキシ、アリールアミド、アリールアルキル、アリールアシル、アリールカルボキシ、ヘテロアリールアルキル、および尿素からなる群から選択され、それらのいずれも任意に置換されてよく、
は、アルキル、アルキルカルボニル、アルキレン、アルキニル、アミノ、アルキルアミノ、カルボニル、シクロアルキル、エステル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアルキル、および水素からなる群から選択され、それらのいずれも任意に置換されてよい、化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグと、
b.別の治療薬と、の投与を含むことを特徴とする方法。
【請求項9】
a.ヒト胚幹細胞のアポトーシスを減少させ、
b.ヒト胚幹細胞の生存を増加させ、
c.遺伝子導入後、ヒト胚幹細胞のクローニング効率を増加させ、
d.培養されたヒト胚幹細胞の分化を促進させるための方法であって、
前記方法のいずれか1つは、少なくとも1つのヒト胚幹細胞と、効果的な量の構造式I
【化4】

の化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグとの接触を含み、
式中、Aは、任意に置換されたヘテロアリールであり、
は、任意に置換された縮合二環式ヘテロアリールであり、
は、(CRZ(CRであるか、またはなくてもよく、
mおよびpは独立して、0、1、2、3、または4であり、
Zは、O、N(R)、S(O)、N(R)CO、CON(R)、N(R)SO、SON(R)、C(O)、任意に置換されたシクロアルキルからなる群から選択されるか、またはなくてもよく、
は、水素および任意に置換されたC−Cアルキルからなる群から選択され、
nは、0、1、または2であり、
、R、R、およびRは独立して、水素、アルキル、アミノ、アミノアルキル、アミドアルキル、アミノアルキルカルボキシル、カルボキシルアルキル、ハロ、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヒドロキシアルキル、ヘテロアリールアルキル、およびヘテロシクロアルキルアルキルカルボキシルからなる群から選択され、
は、低アルキル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、低アルコキシ、低アルキルチオ、アシル、カルボキシル、スルホンアミド、ヒドロキシからなる群から選択されるか、またはなくてもよく、それらのいずれも任意に置換されてよく、
は、水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、アミノ、アミノアルキル、アミド、アミドアルキル、アルキルアミド、アミノアルキルカルボキシル、カルボキシル、アルキルカルボキシル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルカルボニル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルコキシ、ヘテロシクロアルキルアルキルカルボキシ、ヘテロシクロアルキルアルキルアミド、アリール、アリールアルコキシ、アリールアミド、アリールアルキル、アリールアシル、アリールカルボキシ、ヘテロアリールアルキル、および尿素からなる群から選択され、それらのいずれも任意に置換されてよく、
は、アルキル、アルキルカルボニル、アルキレン、アルキニル、アミノ、アルキルアミノ、カルボニル、シクロアルキル、エステル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアルキル、および水素からなる群から選択され、それらのいずれも任意に置換されてよいことを特徴とする方法。
【請求項10】
構造式I
【化5】

の化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグであって、
式中、Aは、任意に置換されたヘテロアリールであり、
は、任意に置換された縮合二環式ヘテロアリールであり、
は、
(CRb)Z(CRd)であるか、またはなくてもよく、
mおよびpは独立して、0、1、2、3、または4であり、
Zは、O、N(R)、S(O)、N(R)CO、CON(R)、N(R)SO、SON(R)、C(O)、任意に置換されたシクロアルキルからなる群から選択されるか、またはなくてもよく、
は、水素および任意に置換されたC1−アルキルからなる群から選択され、
nは、0、1、または2であり、
、R、R、およびRは独立して、水素、アルキル、アミノ、アミノアルキル、アミドアルキル、アミノアルキルカルボキシル、カルボキシルアルキル、ハロ、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヒドロキシアルキル、ヘテロアリールアルキル、およびヘテロシクロアルキルアルキルカルボキシルからなる群から選択され、
は、低アルキル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、低アルコキシ、低アルキルチオ、アシル、カルボキシル、スルホンアミド、ヒドロキシからなる群から選択されるか、またはなくてもよく、それらのいずれも任意に置換されてよく、
は、水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、アミノ、アミノアルキル、アミド、アミドアルキル、アルキルアミド、アミノアルキルカルボキシル、カルボキシル、アルキルカルボキシル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルカルボニル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルコキシ、ヘテロシクロアルキルアルキルカルボキシ、ヘテロシクロアルキルアルキルアミド、アリール、アリールアルコキシ、アリールアミド、アリールアルキル、アリールアシル、アリールカルボキシ、ヘテロアリールアルキル、および尿素からなる群から選択され、それらのいずれも任意に置換されてよく、
は、アルキル、アルキルカルボニル、アルキレン、アルキニル、アミノ、アルキルアミノ、カルボニル、シクロアルキル、エステル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアルキル、および水素からなる群から選択され、それらのいずれも任意に置換されてよいことを特徴とする化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグ。
【請求項11】
Aは、少なくとも1つの環窒素を含む任意に置換された単環式5員から6員のヘテロアリール、または6員環に縮合した5員環を備え、少なくとも1つの環窒素を含む任意に置換された二環式ヘテロアリールからなる群から選択されることを特徴とする請求項10に記載の化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグ。
【請求項12】
は、
【化6】

からなる群から選択され、
は、NまたはC(R)であり、
は、NまたはC(R)であり、
は、NまたはC(R)であり、
は、NまたはC(R)であり、
は、NまたはC(R10)であり、
は、NまたはC(R11)であり、
は、NまたはC(R12)であり、
は、NまたはC(R13)であり、
は、NまたはC(R14)であり、
10は、NまたはC(R15)であり、
Yは、OまたはSであり、
4〜15は独立して、水素、ハロゲン、低アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、低アルコキシ、低アルキルチオ、低ハロアルキル、アシル、アミノ、カルボキシル、シアノ、およびニトロからなる群から選択され、それらのいずれも任意に置換されてよいことを特徴とする請求項11に記載の化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグ。
【請求項13】
Aは、
【化7】

からなる群から選択され、それらのいずれも任意に置換されてよいことを特徴とする請求項12に記載の化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグ。
【請求項14】
は、(CRZ(CRであり、
mおよびpは独立して、0、1、または2であり、
Zは、O、N(R)、S(O)、N(R)CO、CON(R)、C(O)からなる群から選択されるか、またはなくてもよく、
は、水素および任意に置換されたC1−アルキルからなる群から選択され、
nは、0または2であることを特徴とする請求項13に記載の化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグ。
【請求項15】
は、
【化8】

であることを特徴とする請求項14に記載の化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグ。
【請求項16】
Aは、
【化9】

からなる群から選択されることを特徴とする請求項15に記載の化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグ。
【請求項17】
構造式II
【化10】

またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグを有し、
式中、Yは、OまたはSであり、
は、(CRZ(CRであり、
mおよびpは独立して、0、1、または2であり、
Zは、O、N(R)、S(O)、N(R)CO、CON(R)、C(O)からなる群から選択されるか、またはなくてもよく、
は、水素および任意に置換されたC−Cアルキルからなる群から選択され、
nは、0または2であり、
は、低アルキル、シクロアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、低アルコキシ、低アルキルチオ、アシル、カルボキシル、スルホンアミド、ヒドロキシからなる群から選択されるか、またはなくてもよく、それらのいずれも任意に置換されてよく、
は、水素、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、アミノ、アミノアルキル、アミド、アミドアルキル、アルキルアミド、アミノアルキルカルボキシル、カルボキシル、アルキルカルボキシル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルカルボニル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルコキシ、ヘテロシクロアルキルアルキルカルボキシ、ヘテロシクロアルキルアルキルアミド、アリール、アリールアルコキシ、アリールアミド、アリールアルキル、アリールアシル、アリールカルボキシ、ヘテロアリールアルキル、および尿素からなる群から選択され、それらのいずれも任意に置換されてよく、
16は、低アルケニル、アルキニル、低アルキル、アルキルチオ、ハロアルキル、ヘテロアルキル、ヒドロキシアルキル、ハロゲン、および水素からなる群から選択され、
17〜19は独立して、アシル、低アルケニル、アルキニル、低アルコキシ、低アルコキシアルキル、低アルキル、アルキルチオ、アミド、アミノ、アミノアルキル、アミノカルボニル、カルボキシル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、および水素からなる群から選択され、それらのいずれも任意に置換されてよいことを特徴とする請求項16に記載の化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグ。
【請求項18】
Yは、Sであり、
16は、低アルキルおよび水素からなる群から選択され、
17〜19は、すべて水素であることを特徴とする請求項17に記載の化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグ。
【請求項19】
は、アリール、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリールからなる群から選択され、それらのいずれも任意に置換されてよいことを特徴とする請求項18に記載の化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグ。
【請求項20】
mおよびpはともに、0であり、
Zは、O、NH、S、およびC(O)からなる群から選択されるか、
または、
mは、1であり、
Zはなくてもよく、
pは、0であるか、
のいずれかであることを特徴とする請求項19に記載の化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグ。
【請求項21】
16は、メチル、エチル、ヘテロアルキル、およびハロゲンからなる群から選択されることを特徴とする請求項20に記載の化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグ。
【請求項22】
は、水素、ハロゲン、アルコキシ、アミノ、アルキルアミド、カルボキシル、アルキルカルボキシル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルコキシ、ヘテロシクロアルキルアルキルカルボキシ、およびヘテロシクロアルキルアルキルアミドからなる群から選択され、それらのいずれも任意に置換されてよいことを特徴とする請求項21に記載の化合物、またはその塩、エステル、もしくはプロドラッグ。
【請求項23】
実施例3〜実施例93および実施例95〜実施例571からなる群から選択されることを特徴とする化合物。
【請求項24】
薬剤として使用することを特徴とする請求項10に記載の化合物。
【請求項25】
Rhoキナーゼの阻害により改善される、疾病もしくは症状の阻止または治療のための薬剤の製造に使用するための、請求項10に記載の化合物。
【請求項26】
薬学的に許容可能な担体とともに請求項10に記載の化合物を含むことを特徴とする医薬組成物。

【公表番号】特表2009−544625(P2009−544625A)
【公表日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−521015(P2009−521015)
【出願日】平成19年7月20日(2007.7.20)
【国際出願番号】PCT/US2007/073971
【国際公開番号】WO2008/011560
【国際公開日】平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願人】(509020147)
【氏名又は名称原語表記】Mehmet KAHRAMAN
【出願人】(509020136)
【氏名又は名称原語表記】Allen J. BORCHARDT
【出願人】(509020125)
【氏名又は名称原語表記】Travis G. COOK
【出願人】(509020114)
【氏名又は名称原語表記】Robert L. DAVIS
【出願人】(509020158)
【氏名又は名称原語表記】Elisabeth M.m. GARDINER
【出願人】(509020170)
【氏名又は名称原語表記】James W. MALECHA
【出願人】(509008640)
【氏名又は名称原語表記】Stewart A. NOBLE
【出願人】(509020169)
【氏名又は名称原語表記】Thomas J. PRINS
【Fターム(参考)】