RNA依存性RNAウィルスポリメラーゼ阻害薬としてのヌクレオシド誘導体
【課題】RNA依存性RNAウィルスポリメラーゼの阻害薬であるヌクレオシド誘導体を提供する。
【解決手段】当該化合物はRNA依存性RNAウィルス複製の阻害薬であり、RNA依存性RNAウィルス感染の治療に有用である。それは特に、C型肝炎ウィルス(HCV)NS5Bポリメラーゼの阻害薬として、HCV複製の阻害薬として、ないしはC型肝炎感染の治療に有用である。さらに、単独あるいはRNA依存性RNAウィルス感染、特にHCV感染に対して活性な他の薬剤との組み合わせで、そのようなヌクレオシド誘導体を含む医薬組成物、ヌクレオシド誘導体を用いたRNA依存性RNAポリメラーゼの阻害方法、RNA依存性RNAウィルス複製の阻害方法、および/またはRNA依存性RNAウィルス感染の治療方法。
【解決手段】当該化合物はRNA依存性RNAウィルス複製の阻害薬であり、RNA依存性RNAウィルス感染の治療に有用である。それは特に、C型肝炎ウィルス(HCV)NS5Bポリメラーゼの阻害薬として、HCV複製の阻害薬として、ないしはC型肝炎感染の治療に有用である。さらに、単独あるいはRNA依存性RNAウィルス感染、特にHCV感染に対して活性な他の薬剤との組み合わせで、そのようなヌクレオシド誘導体を含む医薬組成物、ヌクレオシド誘導体を用いたRNA依存性RNAポリメラーゼの阻害方法、RNA依存性RNAウィルス複製の阻害方法、および/またはRNA依存性RNAウィルス感染の治療方法。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
RNA依存性RNAウィルスポリメラーゼ阻害のまたはRNA依存性RNAウィルス複製の阻害の処置を必要とする哺乳動物に対して、治療上有効量の下記の立体化学配置を有する下記構造式Iの化合物または該化合物の製薬上許容される塩を投与する段階を有するRNA依存性RNAウィルスポリメラーゼ阻害のまたはRNA依存性RNAウィルス複製の阻害の方法。
【化1】
[式中、
Bは、
【化2】
からなる群から選択され;
A、GおよびLはそれぞれ独立に、CHまたはNであり;
Dは、N、CH、C−CN、C−NO2、C−C1−3アルキル、C−NHCONH2、C−CONR11R11、C−CSNR11R11、C−COOR11、C−C(=NH)NH2、C−ヒドロキシ、C−C1−3アルコキシ、C−アミノ、C−C1−4アルキルアミノ、C−ジ(C1−4アルキル)アミノ、C−ハロゲン、C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、C−(1,3−チアゾール−2−イル)またはC−(イミダゾール−2−イル)であり;その場合のアルキルは未置換であるか、独立にハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の基によって置換されており;
Eは、NまたはCR5であり;
Wは、OまたはSであり;
Yは、H、C1−10アルキルカルボニル、P3O9H4、P2O6H3またはP(O)R9R10であり;
R1は、アミノ、ヒドロキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良い水素、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルまたはC1−4アルキルであり;R2およびR3の一方はヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、R2およびR3の他方は
水素、
ヒドロキシ、
ハロゲン、
1〜3個のフッ素原子で置換されていても良いC1−4アルキル、
C1−3アルコキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良いC1−10アルコキシ、
C2−6アルケニルオキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アリールオキシカルボニル、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R2は、アミノ、ヒドロキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良い水素、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルまたはC1−4アルキルであり;R1およびR3の一方がヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、R1およびR3の他方が
水素、
ヒドロキシ、
ハロゲン、
1〜3個のフッ素原子で置換されていても良いC1−4アルキル、
ヒドロキシ、C1−3アルコキシ、カルボニルまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良いC1−10アルコキシ、
C2−6アルケニルオキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アリールオキシカルボニル、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R1とR2がそれらが結合している炭素原子と一体となって、O、SおよびNC0−4アルキルから選択されるヘテロ原子を有していても良い3〜6員の飽和単環式環系を形成しており;
R4およびR6はそれぞれ独立に、H、OH、SH、NH2、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、C3−6シクロアルキルアミノ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシまたはCF3であり;
R5は、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルキルアミノ、CF3またはハロゲンであり;
R14は、H、CF3、C1−4アルキル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
R7は、水素、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
各R11は独立に、HまたはC1−6アルキルであり;
R8は、H、ハロゲン、CN、カルボキシ、C1−4アルキルオキシカルボニル、N3、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニルまたは(C1−4アルキル)0−2アミノメチルであり;
R12およびR13はそれぞれ独立に、水素、メチル、ヒドロキシメチルまたはフルオロメチルであり;
R9およびR10はそれぞれ独立に、ヒドロキシ、OCH2CH2SC(=O)C1−4アルキル、OCH2O(C=O)OC1−4アルキル、NHCHMeCO2Me、OCH(C1−4アルキル)O(C=O)C1−4アルキル、
【化3】
であり;
ただし、(a)R1が水素であり、R3およびR4の一方が水素であり、R2がフッ素である場合、R3およびR4の他方は、水素、ハロゲン、アジド、トリフルオロメチル、C1−4アルキル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノおよびC1−10アルコキシのいずれでもなく;(b)R1が水素であり、R3およびR4の一方が水素であり、R2がハロゲン、ヒドロキシ、C1−6アルコキシまたはC2−6アルケニルオキシである場合、R3およびR4の他方は水素、フッ素およびアジドのいずれでもなく;(c)R1およびR3が水素であり、R2がヒドロキシである場合、R4はヒドロキシではない。]
【請求項2】
処置を必要とする哺乳動物でのRNA依存性RNAウィルス感染の治療方法であって、治療上有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を有する方法。
【請求項3】
前記化合物が、示した立体化学配置を有する下記構造式IIの構造のものである請求項1に記載の方法。
【化4】
[式中、
Bは、
【化5】
であり;
Dは、N、CH、C−CN、C−NO2、C−C1−3アルキル、C−NHCONH2、C−CONR11R11、C−CSNR11R11、C−COOR11、C−ヒドロキシ、C−C1−3アルコキシ、C−アミノ、C−C1−4アルキルアミノ、C−ジ(C1−4アルキル)アミノ、C−ハロゲン、C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、C−(1,3−チアゾール−2−イル)またはC−(イミダゾール−2−イル)であり;その場合のアルキルは未置換であるか、独立にハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の基によって置換されており;
Eは、NまたはC−R5であり;
Wは、OまたはSであり;
Yは、H、C1−10アルキルカルボニル、P3O9H4またはP(O)R9R10であり;
R1は、水素、CF3またはC1−4アルキルであり;R2およびR3の一方はOHまたはC1−4アルコキシであり、R2およびR3の他方は
水素、
ヒドロキシ、
ハロゲン、
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−4アルコキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アリールオキシカルボニル、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R2は、水素、CF3またはC1−4アルキルであり;R1およびR3の一方がOHまたはC1−4アルコキシであり、R1およびR3の他方が
水素、
ヒドロキシ、
フッ素、
C1−4アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−4アルコキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R1とR2がそれらが結合している炭素原子と一体となって、O、SおよびNC0−4アルキルから選択されるヘテロ原子を有していても良い3〜6員の飽和単環式環系を形成しており;
R4およびR6はそれぞれ独立に、H、OH、SH、NH2、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、C3−6シクロアルキルアミノ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシまたはCF3であり;
R5は、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルキルアミノ、CF3またはハロゲンであり;
R7は、水素、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
各R11は独立に、HまたはC1−6アルキルであり;
R8は、H、ハロゲン、CN、カルボキシ、C1−4アルキルオキシカルボニル、N3、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニルまたは(C1−4アルキル)0−2アミノメチルであり;
R12およびR13はそれぞれ独立に、水素またはメチルであり;
R9およびR10はそれぞれ独立に、ヒドロキシ、OCH2CH2SC(=O)C1−4アルキルまたはOCH2O(C=O)C1−4アルキルであり;
ただし、(a)R1が水素であり、R3およびR4の一方が水素であり、R2がフッ素である場合、R3およびR4の他方は、水素、ハロゲン、トリフルオロメチル、C1−4アルキル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノおよびC1−4アルコキシのいずれでもなく;(b)R1が水素であり、R3およびR4の一方が水素であり、R2がハロゲン、ヒドロキシまたはC1−4アルコキシである場合、R3およびR4の他方は水素、フッ素およびアジドのいずれでもなく;(c)R1およびR3が水素であり、R2がヒドロキシである場合、R4はヒドロキシではない。]
【請求項4】
前記化合物が、示した立体化学配置を有する下記構造式IIの構造のものである請求項2に記載の方法。
【化6】
[式中、
Bは、
【化7】
であり;
Dは、N、CH、C−CN、C−NO2、C−C1−3アルキル、C−NHCONH2、C−CONR11R11、C−CSNR11R11、C−COOR11、C−ヒドロキシ、C−C1−3アルコキシ、C−アミノ、C−C1−4アルキルアミノ、C−ジ(C1−4アルキル)アミノ、C−ハロゲン、C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、C−(1,3−チアゾール−2−イル)またはC−(イミダゾール−2−イル)であり;その場合のアルキルは未置換であるか、独立にハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の基によって置換されており;
Eは、NまたはC−R5であり;
Wは、OまたはSであり;
Yは、H、C1−10アルキルカルボニル、P3O9H4またはP(O)R9R10であり;
R1は、水素、CF3またはC1−4アルキルであり;R2およびR3の一方はOHまたはC1−4アルコキシであり、R2およびR3の他方は
水素、
ヒドロキシ、
ハロゲン、
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−4アルコキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アリールオキシカルボニル、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R2は、水素、CF3またはC1−4アルキルであり;R1およびR3の一方がOHまたはC1−4アルコキシであり、R1およびR3の他方が
水素、
ヒドロキシ、
フッ素、
C1−4アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−4アルコキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R1とR2がそれらが結合している炭素原子と一体となって、O、SおよびNC0−4アルキルから選択されるヘテロ原子を有していても良い3〜6員の飽和単環式環系を形成しており;
R4およびR6はそれぞれ独立に、H、OH、SH、NH2、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、C3−6シクロアルキルアミノ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシまたはCF3であり;
R5は、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルキルアミノ、CF3またはハロゲンであり;
R7は、水素、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
各R11は独立に、HまたはC1−6アルキルであり;
R8は、H、ハロゲン、CN、カルボキシ、C1−4アルキルオキシカルボニル、N3、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニルまたは(C1−4アルキル)0−2アミノメチルであり;
R12およびR13はそれぞれ独立に、水素またはメチルであり;
R9およびR10はそれぞれ独立に、ヒドロキシ、OCH2CH2SC(=O)C1−4アルキルまたはOCH2O(C=O)C1−4アルキルであり;
ただし、(a)R1が水素であり、R3およびR4の一方が水素であり、R2がフッ素である場合、R3およびR4の他方は、水素、ハロゲン、トリフルオロメチル、C1−4アルキル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノおよびC1−4アルコキシのいずれでもなく;(b)R1が水素であり、R3およびR4の一方が水素であり、R2がハロゲン、ヒドロキシまたはC1−4アルコキシである場合、R3およびR4の他方は水素、フッ素およびアジドのいずれでもなく;(c)R1およびR3が水素であり、R2がヒドロキシである場合、R4はヒドロキシではない。]
【請求項5】
前記化合物が、示した立体化学配置を有する下記構造式IIIの構造のものである請求項3に記載の方法。
【化8】
[式中、
Bは、
【化9】
であり;
Dは、N、CH、C−CN、C−NO2、C−C1−3アルキル、C−NHCONH2、C−CONR11R11、C−CSNR11R11、C−COOR11、C−ヒドロキシ、C−C1−3アルコキシ、C−アミノ、C−C1−4アルキルアミノ、C−ジ(C1−4アルキル)アミノ、C−ハロゲン、C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、C−(1,3−チアゾール−2−イル)またはC−(イミダゾール−2−イル)であり;その場合のアルキルは未置換であるか、独立にハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の基によって置換されており;
Wは、OまたはSであり;
Yは、H、C1−10アルキルカルボニル、P3O9H4、P2O6H3またはP(O)R9R10であり;
R1は、水素、CF3またはC1−4アルキルであり;R2およびR3の一方はOHまたはC1−4アルコキシであり、R2およびR3の他方は
水素、
ヒドロキシ、
フッ素、
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
C1−4アルコキシおよび
アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R2は、水素、CF3またはC1−4アルキルであり;R1およびR3の一方がOHまたはC1−4アルコキシであり、R1およびR3の他方が
水素、
ヒドロキシ、
フッ素、
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
C1−3アルコキシおよび
アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R1とR2がそれらが結合している炭素原子と一体となって、O、SおよびNC0−4アルキルから選択されるヘテロ原子を有していても良い3〜6員の飽和単環式環系を形成しており;
R6は、H、OH、SH、NH2、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、C3−6シクロアルキルアミノ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシまたはCF3であり;
R5は、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルキルアミノ、CF3またはハロゲンであり;
R7は、水素、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
各R11は独立に、HまたはC1−6アルキルであり;
R8は、H、ハロゲン、CN、カルボキシ、C1−4アルキルオキシカルボニル、N3、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニルまたは(C1−4アルキル)0−2アミノメチルであり;
R9およびR10はそれぞれ独立に、ヒドロキシ、OCH2CH2SC(=O)t−ブチルまたはOCH2O(C=O)iPrであり;
ただし、(a)R1が水素であり、R2がフッ素である場合、R3は、水素、トリフルオロメチル、フッ素、C1−3アルキル、アミノおよびC1−3アルコキシのいずれでもなく;(b)R1が水素であり、R2がフッ素、ヒドロキシまたはC1−3アルコキシである場合、R3は水素およびフッ素のいずれでもなく;(c)R1が水素であり、R2がヒドロキシである場合、R4はβ−ヒドロキシではない。]
【請求項6】
前記化合物が、示した立体化学配置を有する下記構造式IIIの構造のものである請求項4に記載の方法。
【化10】
[式中、
Bは、
【化11】
であり;
Dは、N、CH、C−CN、C−NO2、C−C1−3アルキル、C−NHCONH2、C−CONR11R11、C−CSNR11R11、C−COOR11、C−ヒドロキシ、C−C1−3アルコキシ、C−アミノ、C−C1−4アルキルアミノ、C−ジ(C1−4アルキル)アミノ、C−ハロゲン、C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、C−(1,3−チアゾール−2−イル)またはC−(イミダゾール−2−イル)であり;その場合のアルキルは未置換であるか、独立にハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の基によって置換されており;
Wは、OまたはSであり;
Yは、H、C1−10アルキルカルボニル、P3O9H4、P2O6H3またはP(O)R9R10であり;
R1は、水素、CF3またはC1−4アルキルであり;R2およびR3の一方はOHまたはC1−4アルコキシであり、R2およびR3の他方は
水素、
ヒドロキシ、
フッ素、
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
C1−4アルコキシおよび
アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R2は、水素、CF3またはC1−4アルキルであり;R1およびR3の一方がOHまたはC1−4アルコキシであり、R1およびR3の他方が
水素、
ヒドロキシ、
フッ素、
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
C1−3アルコキシおよび
アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R1とR2がそれらが結合している炭素原子と一体となって、O、SおよびNC0−4アルキルから選択されるヘテロ原子を有していても良い3〜6員の飽和単環式環系を形成しており;
R6は、H、OH、SH、NH2、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、C3−6シクロアルキルアミノ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシまたはCF3であり;
R5は、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルキルアミノ、CF3またはハロゲンであり;
R7は、水素、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
各R11は独立に、HまたはC1−6アルキルであり;
R8は、H、ハロゲン、CN、カルボキシ、C1−4アルキルオキシカルボニル、N3、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニルまたは(C1−4アルキル)0−2アミノメチルであり;
R9およびR10はそれぞれ独立に、ヒドロキシ、OCH2CH2SC(=O)t−ブチルまたはOCH2O(C=O)iPrであり;
ただし、(a)R1が水素であり、R2がフッ素である場合、R3は、水素、トリフルオロメチル、フッ素、C1−3アルキル、アミノおよびC1−3アルコキシのいずれでもなく;(b)R1が水素であり、R2がフッ素、ヒドロキシまたはC1−3アルコキシである場合、R3は水素およびフッ素のいずれでもなく;(c)R1が水素であり、R2がヒドロキシである場合、R4はβ−ヒドロキシではない。]
【請求項7】
Bが
【化12】
である請求項5に記載の方法。
【請求項8】
Bが
【化13】
である請求項6に記載の方法。
【請求項9】
Bが
【化14】
である請求項5に記載の方法。
【請求項10】
Bが
【化15】
である請求項6に記載の方法。
【請求項11】
前記化合物が、
2′−O−メチル−シチジン、
2′−C−メチル−シチジン、
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
3′−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
2′−C−メチル−アデノシン、
2′−C−メチル−8−アミノ−アデノシン、
4−アミノ−5−シアノ−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−(アミノカルボニル)−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
3′−デオキシ−3′−メチル−シチジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
3′−アミノ−3′−デオキシアデノシン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−エチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
6−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2′−O−メチルグアノシン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
8−アジドグアノシン、
8−アミノグアノシン、
8−ブロモアデノシン、
8−アミノアデノシン、
8−ブロモグアノシン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−4−クロロ−5−エチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−チオン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
2−アミノ−6−クロロ−9−(β−D−リボフラノシル)−9H−プリン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
6−メチル−9−(β−D−リボフラノシル)−9H−プリン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−メチル−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
9−(β−D−アラビノフラノシル)−9H−プリン−6(1H)−オン、
1−(β−D−アラビノフラノシル)−1H−シトシン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
3′−デオキシ−3′−(フルオロメチル)−グアノシン、
2′−アミノ−2′−デオキシシチジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2′−O−メチルアデノシン、
4−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
3′−アミノ−3′−デオキシ−2′−O−メチル−アデノシン、
3′−デオキシ−3′−メチル−ウリジン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]−ピリミジン−5−カルボニトリル、
3′−デオキシ−2′−O−(2−メトキシエチル)−3′−メチル−5−メチルウリジン、
2′−アミノ−2′−デオキシ−ウリジン、
2−アミノ−9−(β−D−アラビノフラノシル)−9H−プリン−6(1H)−オン、
3′−デオキシ−3′−メチルグアノシン、
2′−O−[4−(イミダゾリル−1)ブチル]グアノシン、
2′−デオキシ−2′−フルオログアノシン、
2′−デオキシグアノシン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−ヨード−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−(3H)−オン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
6−アミノ−1−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(β−D−アラビノフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
2′−O−[2−(N,N−ジエチルアミノオキシ)エチル]−5−メチルウリジン、
5−エチニル−2′−O−(2−メトキシエチル)−シチジン、
1−(2−C−メチル−β−D−アラビノフラノシル)ウラシル、
2−アミノ−2′−O−メチルアデノシン、
2′−デオキシ−2′−フルオロアデノシン、
3′−デオキシ−3′−メチルアデノシン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−1−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
4−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(ツベルシジン)、
4,6−ジアミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−1−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
4−アミノ−1−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
4−アミノ−1−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジンおよび
それらの相当する5′−三リン酸エステル、5′−[ビス(イソプロピルオキシカルボニルオキシメチル)]モノリン酸エステル、5′−モノ−(S−C1−4アルカノイル−2−チオエチル)モノリン酸エステルおよび5′−ビス−(S−C1−4アルカノイル−2−チオエチル)モノリン酸エステル;あるいはそれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される請求項6に記載の方法。
【請求項12】
前記化合物が、
2′−O−メチル−シチジン、
2′−C−メチル−シチジン、
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
3′−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
2′−C−メチル−アデノシン、
2′−C−メチル−8−アミノ−アデノシン、
4−アミノ−5−シアノ−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−(アミノカルボニル)−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
3′−デオキシ−3′−メチル−シチジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
3′−アミノ−3′−デオキシアデノシン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−エチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
6−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2′−O−メチルグアノシン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
8−アジドグアノシン、
8−アミノグアノシン、
8−ブロモアデノシン、
8−アミノアデノシン、
8−ブロモグアノシン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−4−クロロ−5−エチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−チオン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
2−アミノ−6−クロロ−9−(β−D−リボフラノシル)−9H−プリン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
6−メチル−9−(β−D−リボフラノシル)−9H−プリン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−メチル−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
9−(β−D−アラビノフラノシル)−9H−プリン−6(1H)−オン、
1−(β−D−アラビノフラノシル)−1H−シトシン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
3′−デオキシ−3′−(フルオロメチル)−グアノシン、
2′−アミノ−2′−デオキシシチジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2′−O−メチルアデノシン、
4−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
3′−アミノ−3′−デオキシ−2′−O−メチル−アデノシン、
3′−デオキシ−3′−メチル−ウリジン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]−ピリミジン−5−カルボニトリル、
3′−デオキシ−2′−O−(2−メトキシエチル)−3′−メチル−5−メチルウリジン、
2′−アミノ−2′−デオキシ−ウリジン、
2−アミノ−9−(β−D−アラビノフラノシル)−9H−プリン−6(1H)−オン、
3′−デオキシ−3′−メチルグアノシン、
2′−O−[4−(イミダゾリル−1)ブチル]グアノシン、
2′−デオキシ−2′−フルオログアノシン、
2′−デオキシグアノシン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−ヨード−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−(3H)−オン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
6−アミノ−1−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(β−D−アラビノフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
2′−O−[2−(N,N−ジエチルアミノオキシ)エチル]−5−メチルウリジン、
5−エチニル−2′−O−(2−メトキシエチル)−シチジン、
1−(2−C−メチル−β−D−アラビノフラノシル)ウラシル、
2−アミノ−2′−O−メチルアデノシン、
2′−デオキシ−2′−フルオロアデノシン、
3′−デオキシ−3′−メチルアデノシン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−1−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
4−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(ツベルシジン)、
4,6−ジアミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−1−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
4−アミノ−1−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
4−アミノ−1−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジンおよび
それらの相当する5′−三リン酸エステル、5′−[ビス(イソプロピルオキシカルボニルオキシメチル)]モノリン酸エステル、5′−モノ−(S−C1−4アルカノイル−2−チオエチル)モノリン酸エステルおよび5′−ビス−(S−C1−4アルカノイル−2−チオエチル)モノリン酸エステル;あるいはそれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される請求項2に記載の方法。
【請求項13】
前記化合物が、
2′−O−メチル−シチジン、
2′−C−メチル−シチジン、
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
3′−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−シアノ−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−(アミノカルボニル)−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2′−C−メチルアデノシン、
2′−C−メチル−8−アミノ−アデノシン、
3′−デオキシ−3′−メチル−シチジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
3′−アミノ−3′−デオキシアデノシン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−エチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
6−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2′−O−メチルグアノシン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−4−(3H)−オン、
7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
8−アジドグアノシン、
8−アミノグアノシン、
8−ブロモアデノシン、
8−アミノアデノシン、
8−ブロモグアノシン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]−ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−4−クロロ−5−エチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
4−アミノ−1−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジンおよび
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル;ならびに
それらの相当する5′−三リン酸エステル類、5′−[ビス(イソプロピルオキシカルボニルオキシメチル)]モノリン酸エステル類、5′−モノ−(S−ピバロイル−2−チオエチル)モノリン酸エステル類、および5′−ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)モノリン酸エステル類;あるいはそれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記化合物が、
2′−O−メチル−シチジン、
2′−C−メチル−シチジン、
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
3′−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−シアノ−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−(アミノカルボニル)−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2′−C−メチルアデノシン、
2′−C−メチル−8−アミノ−アデノシン、
3′−デオキシ−3′−メチル−シチジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
3′−アミノ−3′−デオキシアデノシン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−エチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
6−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2′−O−メチルグアノシン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−4−(3H)−オン、
7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
8−アジドグアノシン、
8−アミノグアノシン、
8−ブロモアデノシン、
8−アミノアデノシン、
8−ブロモグアノシン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]−ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−4−クロロ−5−エチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
4−アミノ−1−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジンおよび
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル;ならびに
それらの相当する5′−三リン酸エステル類、5′−[ビス(イソプロピルオキシカルボニルオキシメチル)]モノリン酸エステル類、5′−モノ−(S−ピバロイル−2−チオエチル)モノリン酸エステル類、および5′−ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)モノリン酸エステル類;あるいはそれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記化合物が、
2′−O−メチル−シチジン、
2′−C−メチル−シチジン、
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
3′−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−シアノ−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−(アミノカルボニル)−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2′−C−メチルアデノシン、
2′−C−メチル−8−アミノ−アデノシン、
8−ブロモグアノシン、
8−アミノグアノシン、
8−アミノアデノシン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
[2−アミノ−4−クロロ−5−エチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−1−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル;ならびにそれらの相当する5′−三リン酸エステル類;
2′−O−メチルシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
3′−デオキシグアノシン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]および
3′−デオキシシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート];
あるいはこれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記化合物が、
2′−O−メチル−シチジン、
2′−C−メチル−シチジン、
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
3′−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−シアノ−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−(アミノカルボニル)−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2′−C−メチルアデノシン、
2′−C−メチル−8−アミノ−アデノシン、
8−ブロモグアノシン、
8−アミノグアノシン、
8−アミノアデノシン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
[2−アミノ−4−クロロ−5−エチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−1−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル;ならびにそれらの相当する5′−三リン酸エステル類;
2′−O−メチルシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
3′−デオキシグアノシン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]および
3′−デオキシシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート];
あるいはこれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される請求項14に記載の方法。
【請求項17】
前記化合物が、
2′−O−メチルシチジン、
2′−C−メチルシチジン、
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
3′−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−シアノ−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−(アミノカルボニル)−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2′−C−メチルアデノシン、
2′−O−メチルシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]および
3′−デオキシシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート];
あるいはそれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記化合物が、
2′−O−メチルシチジン、
2′−C−メチルシチジン、
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
3′−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−シアノ−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−(アミノカルボニル)−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2′−C−メチルアデノシン、
2′−O−メチルシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]および
3′−デオキシシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート];
あるいはそれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される請求項16に記載の方法。
【請求項19】
前記RNA依存性RNAウィルスポリメラーゼがフラビウィルスポリメラーゼまたはピコルナウイルスポリメラーゼであり;前記RNA依存性RNAウィルス複製がフラビウィルス複製またはピコルナウィルス複製である請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記フラビウィルスポリメラーゼが、C型肝炎ウィルスポリメラーゼ、黄熱病ウィルスポリメラーゼ、デング熱ウィルスポリメラーゼ、西ナイルウィルスポリメラーゼ、日本脳炎ウィルスポリメラーゼ、バンジウィルスポリメラーゼおよびウシウイルス性下痢ウイルス(BVDV)ポリメラーゼからなる群から選択され;前記フラビウィルス複製が、C型肝炎ウィルス複製、黄熱病ウィルス複製、デング熱ウィルス複製、西ナイルウィルス複製、日本脳炎ウィルス複製、バンジウィルス複製およびウシウイルス性下痢ウィルス複製からなる群から選択される請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記フラビウィルスポリメラーゼがC型肝炎ウィルスポリメラーゼであり;前記フラビウィルス複製がC型肝炎ウィルス複製である請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記RNA依存性RNAウィルス感染がフラビウィルス感染またはピコルナウィルス感染である請求項2に記載の方法。
【請求項23】
前記フラビウィルス感染が、C型肝炎ウィルス感染、黄熱病ウィルス感染、デング熱ウィルス感染、西ナイルウィルス感染、日本脳炎ウィルス感染、バンジウィルス感染およびウシウィルス性下痢ウィルス感染からなる群から選択される請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記フラビウィルス感染がC型肝炎ウィルス感染である請求項23に記載の方法。
【請求項25】
示した立体化学配置を有する下記構造式IVの化合物。
【化16】
[式中、
Bは、
【化17】
からなる群から選択され;
A、GおよびLはそれぞれ独立に、CHまたはNであり;
Dは、N、CH、C−CN、C−NO2、C−C1−3アルキル、C−NHCONH2、C−CONR11R11、C−CSNR11R11、C−COOR11、C−C(=NH)NH2、C−ヒドロキシ、C−C1−3アルコキシ、C−アミノ、C−C1−4アルキルアミノ、C−ジ(C1−4アルキル)アミノ、C−ハロゲン、C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、C−(1,3−チアゾール−2−イル)またはC−(イミダゾール−2−イル)であり;その場合のアルキルは未置換であるか、独立にハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の基によって置換されており;
Eは、NまたはCR5であり;
Wは、OまたはSであり;
Xは、O、CH2またはCF2であり;
R1は、アミノ、ヒドロキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良い水素、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルまたはC1−4アルキルであり;R2およびR3の一方はヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、R2およびR3の他方は
水素、
ヒドロキシ、
ハロゲン、
1〜3個のフッ素原子で置換されていても良いC1−4アルキル、
C1−3アルコキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良いC1−10アルコキシ、
C2−6アルケニルオキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アリールオキシカルボニル、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R2は、アミノ、ヒドロキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良い水素、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルまたはC1−4アルキルであり;R1およびR3の一方がヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、R1およびR3の他方が
水素、
ヒドロキシ、
ハロゲン、
1〜3個のフッ素原子で置換されていても良いC1−4アルキル、
ヒドロキシ、C1−3アルコキシ、カルボニルまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良いC1−10アルコキシ、
C2−6アルケニルオキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アリールオキシカルボニル、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R1とR2がそれらが結合している炭素原子と一体となって、O、SおよびNC0−4アルキルから選択されるヘテロ原子を有していても良い3〜6員の飽和単環式環系を形成しており;
R4およびR6はそれぞれ独立に、H、OH、SH、NH2、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、C3−6シクロアルキルアミノ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシまたはCF3であり;
R5は、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルキルアミノ、CF3またはハロゲンであり;
R14は、H、CF3、C1−4アルキル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
R7は、水素、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
各R11は独立に、HまたはC1−6アルキルであり;
R8は、H、ハロゲン、CN、カルボキシ、C1−4アルキルオキシカルボニル、N3、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニルまたは(C1−4アルキル)0−2アミノメチルであり;
R12およびR13はそれぞれ独立に、水素、メチル、ヒドロキシメチルまたはフルオロメチルであり;
R9およびR10はそれぞれ独立に、ヒドロキシ、OCH2CH2SC(=O)C1−4アルキル、OCH2O(C=O)OC1−4アルキル、NHCHMeCO2Me、OCH(C1−4アルキル)O(C=O)C1−4アルキル、
【化18】
であり;
ただし、R9およびR10の少なくとも一方がヒドロキシではない。]
【請求項26】
示した立体化学配置の下記構造式Vを有する請求項25に記載の化合物。
【化19】
[式中、
Bは、
【化20】
からなる群から選択され;
Dは、N、CH、C−CN、C−NO2、C−C1−3アルキル、C−NHCONH2、C−CONR11R11、C−CSNR11R11、C−COOR11、C−ヒドロキシ、C−C1−3アルコキシ、C−アミノ、C−C1−4アルキルアミノ、C−ジ(C1−4アルキル)アミノ、C−ハロゲン、C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、C−(1,3−チアゾール−2−イル)またはC−(イミダゾール−2−イル)であり;その場合のアルキルは未置換であるか、独立にハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の基によって置換されており;
Wは、OまたはSであり;
Eは、NまたはC−R5であり;
R1は、アミノ、ヒドロキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良い水素、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルまたはC1−4アルキルであり;R2およびR3の一方はヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、R2およびR3の他方は
水素、
ヒドロキシ、
ハロゲン、
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−4アルコキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アリールオキシカルボニル、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R2は、アミノ、ヒドロキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良い水素、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルまたはC1−4アルキルであり;R1およびR3の一方がヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、R1およびR3の他方が
水素、
ヒドロキシ、
フッ素、
C1−4アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−4アルコキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R1とR2がそれらが結合している炭素原子と一体となって、O、SおよびNC0−4アルキルから選択されるヘテロ原子を有していても良い3〜6員の飽和単環式環系を形成しており;
R4およびR6はそれぞれ独立に、H、OH、SH、NH2、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、C3−6シクロアルキルアミノ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシまたはCF3であり;
R5は、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルキルアミノ、CF3またはハロゲンであり;
R7は、水素、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
各R11は独立に、HまたはC1−6アルキルであり;
R8は、H、ハロゲン、CN、カルボキシ、C1−4アルキルオキシカルボニル、N3、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニルまたは(C1−4アルキル)0−2アミノメチルであり;
R9およびR10はそれぞれ独立に、ヒドロキシ、OCH2CH2SC(=O)C1−4アルキルまたはOCH2O(C=O)C1−4アルキルであり;ただし、R9およびR10の少なくとも一方がヒドロキシではない。]
【請求項27】
下記構造式VIを有する請求項26に記載の化合物。
【化21】
[式中、
Bは、
【化22】
であり;
Dは、N、CH、C−CN、C−NO2、C−C1−3アルキル、C−NHCONH2、C−CONR11R11、C−CSNR11R11、C−COOR11、C−ヒドロキシ、C−C1−3アルコキシ、C−アミノ、C−C1−4アルキルアミノ、C−ジ(C1−4アルキル)アミノ、C−ハロゲン、C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、C−(1,3−チアゾール−2−イル)またはC−(イミダゾール−2−イル)であり;その場合のアルキルは未置換であるか、独立にハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の基によって置換されており;
Wは、OまたはSであり;
R1は、アミノ、ヒドロキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良い水素、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルまたはC1−4アルキルであり;R2およびR3の一方はヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、R2およびR3の他方は
水素、
ヒドロキシ、
フッ素
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−3アルコキシ、
C1−8アルキルカルボニルオキシおよび
アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R2は、アミノ、ヒドロキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良い水素、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルまたはC1−4アルキルであり;R1およびR3の一方がヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、R1およびR3の他方が
水素、
ヒドロキシ、
フッ素、
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−3アルコキシ、
C1−8アルキルカルボニルオキシおよび
アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R1とR2がそれらが結合している炭素原子と一体となって、O、SおよびNC0−4アルキルから選択されるヘテロ原子を有していても良い3〜6員の飽和単環式環系を形成しており;
R6は、H、OH、SH、NH2、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、C3−6シクロアルキルアミノ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシまたはCF3であり;
R5は、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルキルアミノ、CF3またはハロゲンであり;
R7は、水素、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
各R11は独立に、HまたはC1−6アルキルであり;
R8は、H、ハロゲン、CN、カルボキシ、C1−4アルキルオキシカルボニル、N3、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニルまたは(C1−4アルキル)0−2アミノメチルであり;
R9およびR10はそれぞれ独立に、ヒドロキシ、OCH2CH2SC(=O)t−ブチルまたはOCH2O(C=O)iPrであり;ただし、R9およびR10の少なくとも一方がヒドロキシではない。]
【請求項28】
2′−O−メチルシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
3′−デオキシグアノシン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2′−O−メチルグアノシン−5′−[ビス−(S−アセチル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2′−O−メチルグアノシン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
8−ブロモ−2′−O−メチルグアノシン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−7−(2−O−メチル−β−リボフラノシル)4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2−アミノ−5−ブロモ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
5−ブロモ−2′−O−メチルシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
3′−デオキシシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]および
2′−O−メチルシチジン−5′−[ビス(イソプロピルオキシカルボニルオキシメチル)]ホスフェート
からなる群から選択される請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
請求項27に記載の化合物および製薬上許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項30】
RNA依存性RNAウィルスポリメラーゼの阻害、RNA依存性RNAウィルス複製の阻害、および/またはRNA依存性RNAウィルス感染の治療に有用である請求項29に記載の医薬組成物。
【請求項31】
前記RNA依存性RNAウィルスポリメラーゼがHCVNS5Bポリメラーゼであり;前記RNA依存性RNAウィルス複製がHCV複製であり;前記RNA依存性RNAウィルス感染がHCV感染である請求項31に記載の医薬組成物。
【請求項32】
治療上有効な量のHCVに対して活性な別の薬剤と組み合わせた請求項31に記載の医薬組成物。
【請求項33】
前記のHCVに対して活性な薬剤が、単独あるいはリバビリンもしくはレボビリンと組み合わせたリバビリン;レボビリン;チモシンα−1;NS3セリンプロテアーゼの阻害薬;イノシンモノリン酸デヒドロゲナーゼの阻害薬;インターフェロン−αまたはPEGインターフェロン−αである請求項32に記載の医薬組成物。
【請求項34】
HCVNS5Bポリメラーゼの阻害、HCV複製の阻害および/またはHCV感染の治療の処置を必要とする哺乳動物において、治療上有効量のHCVに対して活性な別の薬剤との併用で治療上有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を有するHCVNS5Bポリメラーゼの阻害、HCV複製の阻害および/またはHCV感染の治療の方法。
【請求項35】
前記のHCVに対して活性な薬剤が、単独あるいはリバビリンもしくはレボビリンと組み合わせたリバビリン;レボビリン;チモシンα−1;NS3セリンプロテアーゼの阻害薬;イノシンモノリン酸デヒドロゲナーゼの阻害薬;インターフェロン−αまたはPEGインターフェロン−αである請求項34に記載の方法。
【請求項36】
哺乳動物でのRNA依存性RNAウィルスポリメラーゼの阻害またはRNA依存性RNAウィルス複製の阻害用の医薬製造における請求項1、3、5、7、9、11、13、15、17および25ないし29のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項37】
哺乳動物でのRNA依存性RNAウィルス感染の治療用の医薬製造における請求項2、4、6、8、10、12、14、16、18および25ないし29のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項38】
哺乳動物でのHCVポリメラーゼの阻害またはHCV複製の阻害用の医薬製造における請求項36に記載の使用。
【請求項39】
哺乳動物でのHCV感染の治療用の医薬製造における請求項37に記載の使用。
【請求項40】
単独またはリバビリンもしくはレボビリンと組み合わせたインターフェロン−αまたはPEGインターフェロン−αと組み合わせた請求項39に記載の使用。
【請求項41】
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−5−エチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−4−クロロ−5−エチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−チオン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
9−(β−D−アラビノフラノシル)−9H−プリン−6(1H)−オン、
3′−アミノ−3′−デオキシ−2′−O−メチル−アデノシン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(3H)−オン、
3′−デオキシ−2′−O−(2−メトキシエチル)−3′−メチル−5−メチルウリジン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
6−アミノ−1−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
1−(2−C−メチル−β−D−アラビノフラノシル)ウラシル、
4−アミノ−1−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−1−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−1−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジンおよび
4−アミノ−1−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン;
ならびに相当する5′−三リン酸エステル類;
あるいはそれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される化合物。
【請求項1】
RNA依存性RNAウィルスポリメラーゼ阻害のまたはRNA依存性RNAウィルス複製の阻害の処置を必要とする哺乳動物に対して、治療上有効量の下記の立体化学配置を有する下記構造式Iの化合物または該化合物の製薬上許容される塩を投与する段階を有するRNA依存性RNAウィルスポリメラーゼ阻害のまたはRNA依存性RNAウィルス複製の阻害の方法。
【化1】
[式中、
Bは、
【化2】
からなる群から選択され;
A、GおよびLはそれぞれ独立に、CHまたはNであり;
Dは、N、CH、C−CN、C−NO2、C−C1−3アルキル、C−NHCONH2、C−CONR11R11、C−CSNR11R11、C−COOR11、C−C(=NH)NH2、C−ヒドロキシ、C−C1−3アルコキシ、C−アミノ、C−C1−4アルキルアミノ、C−ジ(C1−4アルキル)アミノ、C−ハロゲン、C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、C−(1,3−チアゾール−2−イル)またはC−(イミダゾール−2−イル)であり;その場合のアルキルは未置換であるか、独立にハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の基によって置換されており;
Eは、NまたはCR5であり;
Wは、OまたはSであり;
Yは、H、C1−10アルキルカルボニル、P3O9H4、P2O6H3またはP(O)R9R10であり;
R1は、アミノ、ヒドロキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良い水素、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルまたはC1−4アルキルであり;R2およびR3の一方はヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、R2およびR3の他方は
水素、
ヒドロキシ、
ハロゲン、
1〜3個のフッ素原子で置換されていても良いC1−4アルキル、
C1−3アルコキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良いC1−10アルコキシ、
C2−6アルケニルオキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アリールオキシカルボニル、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R2は、アミノ、ヒドロキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良い水素、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルまたはC1−4アルキルであり;R1およびR3の一方がヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、R1およびR3の他方が
水素、
ヒドロキシ、
ハロゲン、
1〜3個のフッ素原子で置換されていても良いC1−4アルキル、
ヒドロキシ、C1−3アルコキシ、カルボニルまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良いC1−10アルコキシ、
C2−6アルケニルオキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アリールオキシカルボニル、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R1とR2がそれらが結合している炭素原子と一体となって、O、SおよびNC0−4アルキルから選択されるヘテロ原子を有していても良い3〜6員の飽和単環式環系を形成しており;
R4およびR6はそれぞれ独立に、H、OH、SH、NH2、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、C3−6シクロアルキルアミノ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシまたはCF3であり;
R5は、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルキルアミノ、CF3またはハロゲンであり;
R14は、H、CF3、C1−4アルキル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
R7は、水素、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
各R11は独立に、HまたはC1−6アルキルであり;
R8は、H、ハロゲン、CN、カルボキシ、C1−4アルキルオキシカルボニル、N3、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニルまたは(C1−4アルキル)0−2アミノメチルであり;
R12およびR13はそれぞれ独立に、水素、メチル、ヒドロキシメチルまたはフルオロメチルであり;
R9およびR10はそれぞれ独立に、ヒドロキシ、OCH2CH2SC(=O)C1−4アルキル、OCH2O(C=O)OC1−4アルキル、NHCHMeCO2Me、OCH(C1−4アルキル)O(C=O)C1−4アルキル、
【化3】
であり;
ただし、(a)R1が水素であり、R3およびR4の一方が水素であり、R2がフッ素である場合、R3およびR4の他方は、水素、ハロゲン、アジド、トリフルオロメチル、C1−4アルキル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノおよびC1−10アルコキシのいずれでもなく;(b)R1が水素であり、R3およびR4の一方が水素であり、R2がハロゲン、ヒドロキシ、C1−6アルコキシまたはC2−6アルケニルオキシである場合、R3およびR4の他方は水素、フッ素およびアジドのいずれでもなく;(c)R1およびR3が水素であり、R2がヒドロキシである場合、R4はヒドロキシではない。]
【請求項2】
処置を必要とする哺乳動物でのRNA依存性RNAウィルス感染の治療方法であって、治療上有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を有する方法。
【請求項3】
前記化合物が、示した立体化学配置を有する下記構造式IIの構造のものである請求項1に記載の方法。
【化4】
[式中、
Bは、
【化5】
であり;
Dは、N、CH、C−CN、C−NO2、C−C1−3アルキル、C−NHCONH2、C−CONR11R11、C−CSNR11R11、C−COOR11、C−ヒドロキシ、C−C1−3アルコキシ、C−アミノ、C−C1−4アルキルアミノ、C−ジ(C1−4アルキル)アミノ、C−ハロゲン、C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、C−(1,3−チアゾール−2−イル)またはC−(イミダゾール−2−イル)であり;その場合のアルキルは未置換であるか、独立にハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の基によって置換されており;
Eは、NまたはC−R5であり;
Wは、OまたはSであり;
Yは、H、C1−10アルキルカルボニル、P3O9H4またはP(O)R9R10であり;
R1は、水素、CF3またはC1−4アルキルであり;R2およびR3の一方はOHまたはC1−4アルコキシであり、R2およびR3の他方は
水素、
ヒドロキシ、
ハロゲン、
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−4アルコキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アリールオキシカルボニル、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R2は、水素、CF3またはC1−4アルキルであり;R1およびR3の一方がOHまたはC1−4アルコキシであり、R1およびR3の他方が
水素、
ヒドロキシ、
フッ素、
C1−4アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−4アルコキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R1とR2がそれらが結合している炭素原子と一体となって、O、SおよびNC0−4アルキルから選択されるヘテロ原子を有していても良い3〜6員の飽和単環式環系を形成しており;
R4およびR6はそれぞれ独立に、H、OH、SH、NH2、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、C3−6シクロアルキルアミノ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシまたはCF3であり;
R5は、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルキルアミノ、CF3またはハロゲンであり;
R7は、水素、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
各R11は独立に、HまたはC1−6アルキルであり;
R8は、H、ハロゲン、CN、カルボキシ、C1−4アルキルオキシカルボニル、N3、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニルまたは(C1−4アルキル)0−2アミノメチルであり;
R12およびR13はそれぞれ独立に、水素またはメチルであり;
R9およびR10はそれぞれ独立に、ヒドロキシ、OCH2CH2SC(=O)C1−4アルキルまたはOCH2O(C=O)C1−4アルキルであり;
ただし、(a)R1が水素であり、R3およびR4の一方が水素であり、R2がフッ素である場合、R3およびR4の他方は、水素、ハロゲン、トリフルオロメチル、C1−4アルキル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノおよびC1−4アルコキシのいずれでもなく;(b)R1が水素であり、R3およびR4の一方が水素であり、R2がハロゲン、ヒドロキシまたはC1−4アルコキシである場合、R3およびR4の他方は水素、フッ素およびアジドのいずれでもなく;(c)R1およびR3が水素であり、R2がヒドロキシである場合、R4はヒドロキシではない。]
【請求項4】
前記化合物が、示した立体化学配置を有する下記構造式IIの構造のものである請求項2に記載の方法。
【化6】
[式中、
Bは、
【化7】
であり;
Dは、N、CH、C−CN、C−NO2、C−C1−3アルキル、C−NHCONH2、C−CONR11R11、C−CSNR11R11、C−COOR11、C−ヒドロキシ、C−C1−3アルコキシ、C−アミノ、C−C1−4アルキルアミノ、C−ジ(C1−4アルキル)アミノ、C−ハロゲン、C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、C−(1,3−チアゾール−2−イル)またはC−(イミダゾール−2−イル)であり;その場合のアルキルは未置換であるか、独立にハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の基によって置換されており;
Eは、NまたはC−R5であり;
Wは、OまたはSであり;
Yは、H、C1−10アルキルカルボニル、P3O9H4またはP(O)R9R10であり;
R1は、水素、CF3またはC1−4アルキルであり;R2およびR3の一方はOHまたはC1−4アルコキシであり、R2およびR3の他方は
水素、
ヒドロキシ、
ハロゲン、
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−4アルコキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アリールオキシカルボニル、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R2は、水素、CF3またはC1−4アルキルであり;R1およびR3の一方がOHまたはC1−4アルコキシであり、R1およびR3の他方が
水素、
ヒドロキシ、
フッ素、
C1−4アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−4アルコキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R1とR2がそれらが結合している炭素原子と一体となって、O、SおよびNC0−4アルキルから選択されるヘテロ原子を有していても良い3〜6員の飽和単環式環系を形成しており;
R4およびR6はそれぞれ独立に、H、OH、SH、NH2、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、C3−6シクロアルキルアミノ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシまたはCF3であり;
R5は、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルキルアミノ、CF3またはハロゲンであり;
R7は、水素、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
各R11は独立に、HまたはC1−6アルキルであり;
R8は、H、ハロゲン、CN、カルボキシ、C1−4アルキルオキシカルボニル、N3、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニルまたは(C1−4アルキル)0−2アミノメチルであり;
R12およびR13はそれぞれ独立に、水素またはメチルであり;
R9およびR10はそれぞれ独立に、ヒドロキシ、OCH2CH2SC(=O)C1−4アルキルまたはOCH2O(C=O)C1−4アルキルであり;
ただし、(a)R1が水素であり、R3およびR4の一方が水素であり、R2がフッ素である場合、R3およびR4の他方は、水素、ハロゲン、トリフルオロメチル、C1−4アルキル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノおよびC1−4アルコキシのいずれでもなく;(b)R1が水素であり、R3およびR4の一方が水素であり、R2がハロゲン、ヒドロキシまたはC1−4アルコキシである場合、R3およびR4の他方は水素、フッ素およびアジドのいずれでもなく;(c)R1およびR3が水素であり、R2がヒドロキシである場合、R4はヒドロキシではない。]
【請求項5】
前記化合物が、示した立体化学配置を有する下記構造式IIIの構造のものである請求項3に記載の方法。
【化8】
[式中、
Bは、
【化9】
であり;
Dは、N、CH、C−CN、C−NO2、C−C1−3アルキル、C−NHCONH2、C−CONR11R11、C−CSNR11R11、C−COOR11、C−ヒドロキシ、C−C1−3アルコキシ、C−アミノ、C−C1−4アルキルアミノ、C−ジ(C1−4アルキル)アミノ、C−ハロゲン、C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、C−(1,3−チアゾール−2−イル)またはC−(イミダゾール−2−イル)であり;その場合のアルキルは未置換であるか、独立にハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の基によって置換されており;
Wは、OまたはSであり;
Yは、H、C1−10アルキルカルボニル、P3O9H4、P2O6H3またはP(O)R9R10であり;
R1は、水素、CF3またはC1−4アルキルであり;R2およびR3の一方はOHまたはC1−4アルコキシであり、R2およびR3の他方は
水素、
ヒドロキシ、
フッ素、
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
C1−4アルコキシおよび
アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R2は、水素、CF3またはC1−4アルキルであり;R1およびR3の一方がOHまたはC1−4アルコキシであり、R1およびR3の他方が
水素、
ヒドロキシ、
フッ素、
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
C1−3アルコキシおよび
アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R1とR2がそれらが結合している炭素原子と一体となって、O、SおよびNC0−4アルキルから選択されるヘテロ原子を有していても良い3〜6員の飽和単環式環系を形成しており;
R6は、H、OH、SH、NH2、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、C3−6シクロアルキルアミノ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシまたはCF3であり;
R5は、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルキルアミノ、CF3またはハロゲンであり;
R7は、水素、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
各R11は独立に、HまたはC1−6アルキルであり;
R8は、H、ハロゲン、CN、カルボキシ、C1−4アルキルオキシカルボニル、N3、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニルまたは(C1−4アルキル)0−2アミノメチルであり;
R9およびR10はそれぞれ独立に、ヒドロキシ、OCH2CH2SC(=O)t−ブチルまたはOCH2O(C=O)iPrであり;
ただし、(a)R1が水素であり、R2がフッ素である場合、R3は、水素、トリフルオロメチル、フッ素、C1−3アルキル、アミノおよびC1−3アルコキシのいずれでもなく;(b)R1が水素であり、R2がフッ素、ヒドロキシまたはC1−3アルコキシである場合、R3は水素およびフッ素のいずれでもなく;(c)R1が水素であり、R2がヒドロキシである場合、R4はβ−ヒドロキシではない。]
【請求項6】
前記化合物が、示した立体化学配置を有する下記構造式IIIの構造のものである請求項4に記載の方法。
【化10】
[式中、
Bは、
【化11】
であり;
Dは、N、CH、C−CN、C−NO2、C−C1−3アルキル、C−NHCONH2、C−CONR11R11、C−CSNR11R11、C−COOR11、C−ヒドロキシ、C−C1−3アルコキシ、C−アミノ、C−C1−4アルキルアミノ、C−ジ(C1−4アルキル)アミノ、C−ハロゲン、C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、C−(1,3−チアゾール−2−イル)またはC−(イミダゾール−2−イル)であり;その場合のアルキルは未置換であるか、独立にハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の基によって置換されており;
Wは、OまたはSであり;
Yは、H、C1−10アルキルカルボニル、P3O9H4、P2O6H3またはP(O)R9R10であり;
R1は、水素、CF3またはC1−4アルキルであり;R2およびR3の一方はOHまたはC1−4アルコキシであり、R2およびR3の他方は
水素、
ヒドロキシ、
フッ素、
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
C1−4アルコキシおよび
アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R2は、水素、CF3またはC1−4アルキルであり;R1およびR3の一方がOHまたはC1−4アルコキシであり、R1およびR3の他方が
水素、
ヒドロキシ、
フッ素、
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
C1−3アルコキシおよび
アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R1とR2がそれらが結合している炭素原子と一体となって、O、SおよびNC0−4アルキルから選択されるヘテロ原子を有していても良い3〜6員の飽和単環式環系を形成しており;
R6は、H、OH、SH、NH2、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、C3−6シクロアルキルアミノ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシまたはCF3であり;
R5は、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルキルアミノ、CF3またはハロゲンであり;
R7は、水素、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
各R11は独立に、HまたはC1−6アルキルであり;
R8は、H、ハロゲン、CN、カルボキシ、C1−4アルキルオキシカルボニル、N3、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニルまたは(C1−4アルキル)0−2アミノメチルであり;
R9およびR10はそれぞれ独立に、ヒドロキシ、OCH2CH2SC(=O)t−ブチルまたはOCH2O(C=O)iPrであり;
ただし、(a)R1が水素であり、R2がフッ素である場合、R3は、水素、トリフルオロメチル、フッ素、C1−3アルキル、アミノおよびC1−3アルコキシのいずれでもなく;(b)R1が水素であり、R2がフッ素、ヒドロキシまたはC1−3アルコキシである場合、R3は水素およびフッ素のいずれでもなく;(c)R1が水素であり、R2がヒドロキシである場合、R4はβ−ヒドロキシではない。]
【請求項7】
Bが
【化12】
である請求項5に記載の方法。
【請求項8】
Bが
【化13】
である請求項6に記載の方法。
【請求項9】
Bが
【化14】
である請求項5に記載の方法。
【請求項10】
Bが
【化15】
である請求項6に記載の方法。
【請求項11】
前記化合物が、
2′−O−メチル−シチジン、
2′−C−メチル−シチジン、
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
3′−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
2′−C−メチル−アデノシン、
2′−C−メチル−8−アミノ−アデノシン、
4−アミノ−5−シアノ−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−(アミノカルボニル)−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
3′−デオキシ−3′−メチル−シチジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
3′−アミノ−3′−デオキシアデノシン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−エチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
6−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2′−O−メチルグアノシン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
8−アジドグアノシン、
8−アミノグアノシン、
8−ブロモアデノシン、
8−アミノアデノシン、
8−ブロモグアノシン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−4−クロロ−5−エチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−チオン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
2−アミノ−6−クロロ−9−(β−D−リボフラノシル)−9H−プリン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
6−メチル−9−(β−D−リボフラノシル)−9H−プリン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−メチル−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
9−(β−D−アラビノフラノシル)−9H−プリン−6(1H)−オン、
1−(β−D−アラビノフラノシル)−1H−シトシン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
3′−デオキシ−3′−(フルオロメチル)−グアノシン、
2′−アミノ−2′−デオキシシチジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2′−O−メチルアデノシン、
4−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
3′−アミノ−3′−デオキシ−2′−O−メチル−アデノシン、
3′−デオキシ−3′−メチル−ウリジン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]−ピリミジン−5−カルボニトリル、
3′−デオキシ−2′−O−(2−メトキシエチル)−3′−メチル−5−メチルウリジン、
2′−アミノ−2′−デオキシ−ウリジン、
2−アミノ−9−(β−D−アラビノフラノシル)−9H−プリン−6(1H)−オン、
3′−デオキシ−3′−メチルグアノシン、
2′−O−[4−(イミダゾリル−1)ブチル]グアノシン、
2′−デオキシ−2′−フルオログアノシン、
2′−デオキシグアノシン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−ヨード−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−(3H)−オン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
6−アミノ−1−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(β−D−アラビノフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
2′−O−[2−(N,N−ジエチルアミノオキシ)エチル]−5−メチルウリジン、
5−エチニル−2′−O−(2−メトキシエチル)−シチジン、
1−(2−C−メチル−β−D−アラビノフラノシル)ウラシル、
2−アミノ−2′−O−メチルアデノシン、
2′−デオキシ−2′−フルオロアデノシン、
3′−デオキシ−3′−メチルアデノシン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−1−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
4−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(ツベルシジン)、
4,6−ジアミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−1−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
4−アミノ−1−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
4−アミノ−1−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジンおよび
それらの相当する5′−三リン酸エステル、5′−[ビス(イソプロピルオキシカルボニルオキシメチル)]モノリン酸エステル、5′−モノ−(S−C1−4アルカノイル−2−チオエチル)モノリン酸エステルおよび5′−ビス−(S−C1−4アルカノイル−2−チオエチル)モノリン酸エステル;あるいはそれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される請求項6に記載の方法。
【請求項12】
前記化合物が、
2′−O−メチル−シチジン、
2′−C−メチル−シチジン、
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
3′−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
2′−C−メチル−アデノシン、
2′−C−メチル−8−アミノ−アデノシン、
4−アミノ−5−シアノ−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−(アミノカルボニル)−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
3′−デオキシ−3′−メチル−シチジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
3′−アミノ−3′−デオキシアデノシン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−エチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
6−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2′−O−メチルグアノシン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
8−アジドグアノシン、
8−アミノグアノシン、
8−ブロモアデノシン、
8−アミノアデノシン、
8−ブロモグアノシン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−4−クロロ−5−エチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−チオン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
2−アミノ−6−クロロ−9−(β−D−リボフラノシル)−9H−プリン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
6−メチル−9−(β−D−リボフラノシル)−9H−プリン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−メチル−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
9−(β−D−アラビノフラノシル)−9H−プリン−6(1H)−オン、
1−(β−D−アラビノフラノシル)−1H−シトシン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
3′−デオキシ−3′−(フルオロメチル)−グアノシン、
2′−アミノ−2′−デオキシシチジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2′−O−メチルアデノシン、
4−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
3′−アミノ−3′−デオキシ−2′−O−メチル−アデノシン、
3′−デオキシ−3′−メチル−ウリジン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]−ピリミジン−5−カルボニトリル、
3′−デオキシ−2′−O−(2−メトキシエチル)−3′−メチル−5−メチルウリジン、
2′−アミノ−2′−デオキシ−ウリジン、
2−アミノ−9−(β−D−アラビノフラノシル)−9H−プリン−6(1H)−オン、
3′−デオキシ−3′−メチルグアノシン、
2′−O−[4−(イミダゾリル−1)ブチル]グアノシン、
2′−デオキシ−2′−フルオログアノシン、
2′−デオキシグアノシン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−ヨード−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−(3H)−オン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
6−アミノ−1−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(β−D−アラビノフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
2′−O−[2−(N,N−ジエチルアミノオキシ)エチル]−5−メチルウリジン、
5−エチニル−2′−O−(2−メトキシエチル)−シチジン、
1−(2−C−メチル−β−D−アラビノフラノシル)ウラシル、
2−アミノ−2′−O−メチルアデノシン、
2′−デオキシ−2′−フルオロアデノシン、
3′−デオキシ−3′−メチルアデノシン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−1−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
4−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン(ツベルシジン)、
4,6−ジアミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−1−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
4−アミノ−1−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
4−アミノ−1−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジンおよび
それらの相当する5′−三リン酸エステル、5′−[ビス(イソプロピルオキシカルボニルオキシメチル)]モノリン酸エステル、5′−モノ−(S−C1−4アルカノイル−2−チオエチル)モノリン酸エステルおよび5′−ビス−(S−C1−4アルカノイル−2−チオエチル)モノリン酸エステル;あるいはそれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される請求項2に記載の方法。
【請求項13】
前記化合物が、
2′−O−メチル−シチジン、
2′−C−メチル−シチジン、
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
3′−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−シアノ−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−(アミノカルボニル)−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2′−C−メチルアデノシン、
2′−C−メチル−8−アミノ−アデノシン、
3′−デオキシ−3′−メチル−シチジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
3′−アミノ−3′−デオキシアデノシン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−エチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
6−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2′−O−メチルグアノシン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−4−(3H)−オン、
7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
8−アジドグアノシン、
8−アミノグアノシン、
8−ブロモアデノシン、
8−アミノアデノシン、
8−ブロモグアノシン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]−ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−4−クロロ−5−エチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
4−アミノ−1−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジンおよび
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル;ならびに
それらの相当する5′−三リン酸エステル類、5′−[ビス(イソプロピルオキシカルボニルオキシメチル)]モノリン酸エステル類、5′−モノ−(S−ピバロイル−2−チオエチル)モノリン酸エステル類、および5′−ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)モノリン酸エステル類;あるいはそれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記化合物が、
2′−O−メチル−シチジン、
2′−C−メチル−シチジン、
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
3′−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−シアノ−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−(アミノカルボニル)−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2′−C−メチルアデノシン、
2′−C−メチル−8−アミノ−アデノシン、
3′−デオキシ−3′−メチル−シチジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
3′−アミノ−3′−デオキシアデノシン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−エチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
6−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2′−O−メチルグアノシン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−4−(3H)−オン、
7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
8−アジドグアノシン、
8−アミノグアノシン、
8−ブロモアデノシン、
8−アミノアデノシン、
8−ブロモグアノシン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]−ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−4−クロロ−5−エチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
4−アミノ−1−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジンおよび
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル;ならびに
それらの相当する5′−三リン酸エステル類、5′−[ビス(イソプロピルオキシカルボニルオキシメチル)]モノリン酸エステル類、5′−モノ−(S−ピバロイル−2−チオエチル)モノリン酸エステル類、および5′−ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)モノリン酸エステル類;あるいはそれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記化合物が、
2′−O−メチル−シチジン、
2′−C−メチル−シチジン、
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
3′−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−シアノ−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−(アミノカルボニル)−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2′−C−メチルアデノシン、
2′−C−メチル−8−アミノ−アデノシン、
8−ブロモグアノシン、
8−アミノグアノシン、
8−アミノアデノシン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
[2−アミノ−4−クロロ−5−エチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−1−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル;ならびにそれらの相当する5′−三リン酸エステル類;
2′−O−メチルシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
3′−デオキシグアノシン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]および
3′−デオキシシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート];
あるいはこれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記化合物が、
2′−O−メチル−シチジン、
2′−C−メチル−シチジン、
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
3′−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−シアノ−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−(アミノカルボニル)−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2′−C−メチルアデノシン、
2′−C−メチル−8−アミノ−アデノシン、
8−ブロモグアノシン、
8−アミノグアノシン、
8−アミノアデノシン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
[2−アミノ−4−クロロ−5−エチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−1−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル;ならびにそれらの相当する5′−三リン酸エステル類;
2′−O−メチルシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
3′−デオキシグアノシン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]および
3′−デオキシシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート];
あるいはこれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される請求項14に記載の方法。
【請求項17】
前記化合物が、
2′−O−メチルシチジン、
2′−C−メチルシチジン、
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
3′−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−シアノ−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−(アミノカルボニル)−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2′−C−メチルアデノシン、
2′−O−メチルシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]および
3′−デオキシシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート];
あるいはそれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記化合物が、
2′−O−メチルシチジン、
2′−C−メチルシチジン、
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
3′−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
4−アミノ−1−(β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−シアノ−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
4−アミノ−5−(アミノカルボニル)−7−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2′−C−メチルアデノシン、
2′−O−メチルシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]および
3′−デオキシシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート];
あるいはそれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される請求項16に記載の方法。
【請求項19】
前記RNA依存性RNAウィルスポリメラーゼがフラビウィルスポリメラーゼまたはピコルナウイルスポリメラーゼであり;前記RNA依存性RNAウィルス複製がフラビウィルス複製またはピコルナウィルス複製である請求項1に記載の方法。
【請求項20】
前記フラビウィルスポリメラーゼが、C型肝炎ウィルスポリメラーゼ、黄熱病ウィルスポリメラーゼ、デング熱ウィルスポリメラーゼ、西ナイルウィルスポリメラーゼ、日本脳炎ウィルスポリメラーゼ、バンジウィルスポリメラーゼおよびウシウイルス性下痢ウイルス(BVDV)ポリメラーゼからなる群から選択され;前記フラビウィルス複製が、C型肝炎ウィルス複製、黄熱病ウィルス複製、デング熱ウィルス複製、西ナイルウィルス複製、日本脳炎ウィルス複製、バンジウィルス複製およびウシウイルス性下痢ウィルス複製からなる群から選択される請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記フラビウィルスポリメラーゼがC型肝炎ウィルスポリメラーゼであり;前記フラビウィルス複製がC型肝炎ウィルス複製である請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記RNA依存性RNAウィルス感染がフラビウィルス感染またはピコルナウィルス感染である請求項2に記載の方法。
【請求項23】
前記フラビウィルス感染が、C型肝炎ウィルス感染、黄熱病ウィルス感染、デング熱ウィルス感染、西ナイルウィルス感染、日本脳炎ウィルス感染、バンジウィルス感染およびウシウィルス性下痢ウィルス感染からなる群から選択される請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記フラビウィルス感染がC型肝炎ウィルス感染である請求項23に記載の方法。
【請求項25】
示した立体化学配置を有する下記構造式IVの化合物。
【化16】
[式中、
Bは、
【化17】
からなる群から選択され;
A、GおよびLはそれぞれ独立に、CHまたはNであり;
Dは、N、CH、C−CN、C−NO2、C−C1−3アルキル、C−NHCONH2、C−CONR11R11、C−CSNR11R11、C−COOR11、C−C(=NH)NH2、C−ヒドロキシ、C−C1−3アルコキシ、C−アミノ、C−C1−4アルキルアミノ、C−ジ(C1−4アルキル)アミノ、C−ハロゲン、C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、C−(1,3−チアゾール−2−イル)またはC−(イミダゾール−2−イル)であり;その場合のアルキルは未置換であるか、独立にハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の基によって置換されており;
Eは、NまたはCR5であり;
Wは、OまたはSであり;
Xは、O、CH2またはCF2であり;
R1は、アミノ、ヒドロキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良い水素、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルまたはC1−4アルキルであり;R2およびR3の一方はヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、R2およびR3の他方は
水素、
ヒドロキシ、
ハロゲン、
1〜3個のフッ素原子で置換されていても良いC1−4アルキル、
C1−3アルコキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良いC1−10アルコキシ、
C2−6アルケニルオキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アリールオキシカルボニル、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R2は、アミノ、ヒドロキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良い水素、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルまたはC1−4アルキルであり;R1およびR3の一方がヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、R1およびR3の他方が
水素、
ヒドロキシ、
ハロゲン、
1〜3個のフッ素原子で置換されていても良いC1−4アルキル、
ヒドロキシ、C1−3アルコキシ、カルボニルまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良いC1−10アルコキシ、
C2−6アルケニルオキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アリールオキシカルボニル、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R1とR2がそれらが結合している炭素原子と一体となって、O、SおよびNC0−4アルキルから選択されるヘテロ原子を有していても良い3〜6員の飽和単環式環系を形成しており;
R4およびR6はそれぞれ独立に、H、OH、SH、NH2、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、C3−6シクロアルキルアミノ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシまたはCF3であり;
R5は、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルキルアミノ、CF3またはハロゲンであり;
R14は、H、CF3、C1−4アルキル、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
R7は、水素、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
各R11は独立に、HまたはC1−6アルキルであり;
R8は、H、ハロゲン、CN、カルボキシ、C1−4アルキルオキシカルボニル、N3、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニルまたは(C1−4アルキル)0−2アミノメチルであり;
R12およびR13はそれぞれ独立に、水素、メチル、ヒドロキシメチルまたはフルオロメチルであり;
R9およびR10はそれぞれ独立に、ヒドロキシ、OCH2CH2SC(=O)C1−4アルキル、OCH2O(C=O)OC1−4アルキル、NHCHMeCO2Me、OCH(C1−4アルキル)O(C=O)C1−4アルキル、
【化18】
であり;
ただし、R9およびR10の少なくとも一方がヒドロキシではない。]
【請求項26】
示した立体化学配置の下記構造式Vを有する請求項25に記載の化合物。
【化19】
[式中、
Bは、
【化20】
からなる群から選択され;
Dは、N、CH、C−CN、C−NO2、C−C1−3アルキル、C−NHCONH2、C−CONR11R11、C−CSNR11R11、C−COOR11、C−ヒドロキシ、C−C1−3アルコキシ、C−アミノ、C−C1−4アルキルアミノ、C−ジ(C1−4アルキル)アミノ、C−ハロゲン、C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、C−(1,3−チアゾール−2−イル)またはC−(イミダゾール−2−イル)であり;その場合のアルキルは未置換であるか、独立にハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の基によって置換されており;
Wは、OまたはSであり;
Eは、NまたはC−R5であり;
R1は、アミノ、ヒドロキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良い水素、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルまたはC1−4アルキルであり;R2およびR3の一方はヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、R2およびR3の他方は
水素、
ヒドロキシ、
ハロゲン、
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−4アルコキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アリールオキシカルボニル、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R2は、アミノ、ヒドロキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良い水素、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルまたはC1−4アルキルであり;R1およびR3の一方がヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、R1およびR3の他方が
水素、
ヒドロキシ、
フッ素、
C1−4アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−4アルコキシ、
C1−4アルキルチオ、
C1−8アルキルカルボニルオキシ、
アジド、
アミノ、
C1−4アルキルアミノおよび
ジ(C1−4アルキル)アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R1とR2がそれらが結合している炭素原子と一体となって、O、SおよびNC0−4アルキルから選択されるヘテロ原子を有していても良い3〜6員の飽和単環式環系を形成しており;
R4およびR6はそれぞれ独立に、H、OH、SH、NH2、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、C3−6シクロアルキルアミノ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシまたはCF3であり;
R5は、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルキルアミノ、CF3またはハロゲンであり;
R7は、水素、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
各R11は独立に、HまたはC1−6アルキルであり;
R8は、H、ハロゲン、CN、カルボキシ、C1−4アルキルオキシカルボニル、N3、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニルまたは(C1−4アルキル)0−2アミノメチルであり;
R9およびR10はそれぞれ独立に、ヒドロキシ、OCH2CH2SC(=O)C1−4アルキルまたはOCH2O(C=O)C1−4アルキルであり;ただし、R9およびR10の少なくとも一方がヒドロキシではない。]
【請求項27】
下記構造式VIを有する請求項26に記載の化合物。
【化21】
[式中、
Bは、
【化22】
であり;
Dは、N、CH、C−CN、C−NO2、C−C1−3アルキル、C−NHCONH2、C−CONR11R11、C−CSNR11R11、C−COOR11、C−ヒドロキシ、C−C1−3アルコキシ、C−アミノ、C−C1−4アルキルアミノ、C−ジ(C1−4アルキル)アミノ、C−ハロゲン、C−(1,3−オキサゾール−2−イル)、C−(1,3−チアゾール−2−イル)またはC−(イミダゾール−2−イル)であり;その場合のアルキルは未置換であるか、独立にハロゲン、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシおよびC1−3アルコキシから選択される1〜3個の基によって置換されており;
Wは、OまたはSであり;
R1は、アミノ、ヒドロキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良い水素、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルまたはC1−4アルキルであり;R2およびR3の一方はヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、R2およびR3の他方は
水素、
ヒドロキシ、
フッ素
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−3アルコキシ、
C1−8アルキルカルボニルオキシおよび
アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R2は、アミノ、ヒドロキシまたは1〜3個のフッ素原子で置換されていても良い水素、C2−4アルケニル、C2−4アルキニルまたはC1−4アルキルであり;R1およびR3の一方がヒドロキシまたはC1−4アルコキシであり、R1およびR3の他方が
水素、
ヒドロキシ、
フッ素、
C1−3アルキル、
トリフルオロメチル、
C1−3アルコキシ、
C1−8アルキルカルボニルオキシおよび
アミノ
からなる群から選択され;あるいは
R1とR2がそれらが結合している炭素原子と一体となって、O、SおよびNC0−4アルキルから選択されるヘテロ原子を有していても良い3〜6員の飽和単環式環系を形成しており;
R6は、H、OH、SH、NH2、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、C3−6シクロアルキルアミノ、ハロゲン、C1−4アルキル、C1−4アルコキシまたはCF3であり;
R5は、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−4アルキルアミノ、CF3またはハロゲンであり;
R7は、水素、アミノ、C1−4アルキルアミノ、C3−6シクロアルキルアミノまたはジ(C1−4アルキル)アミノであり;
各R11は独立に、HまたはC1−6アルキルであり;
R8は、H、ハロゲン、CN、カルボキシ、C1−4アルキルオキシカルボニル、N3、アミノ、C1−4アルキルアミノ、ジ(C1−4アルキル)アミノ、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、C1−6アルキルスルホニルまたは(C1−4アルキル)0−2アミノメチルであり;
R9およびR10はそれぞれ独立に、ヒドロキシ、OCH2CH2SC(=O)t−ブチルまたはOCH2O(C=O)iPrであり;ただし、R9およびR10の少なくとも一方がヒドロキシではない。]
【請求項28】
2′−O−メチルシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
3′−デオキシグアノシン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2′−O−メチルグアノシン−5′−[ビス−(S−アセチル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2′−O−メチルグアノシン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
8−ブロモ−2′−O−メチルグアノシン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−7−(2−O−メチル−β−リボフラノシル)4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
2−アミノ−5−ブロモ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
5−ブロモ−2′−O−メチルシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]、
3′−デオキシシチジン−5′−[ビス−(S−ピバロイル−2−チオエチル)ホスフェート]および
2′−O−メチルシチジン−5′−[ビス(イソプロピルオキシカルボニルオキシメチル)]ホスフェート
からなる群から選択される請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
請求項27に記載の化合物および製薬上許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項30】
RNA依存性RNAウィルスポリメラーゼの阻害、RNA依存性RNAウィルス複製の阻害、および/またはRNA依存性RNAウィルス感染の治療に有用である請求項29に記載の医薬組成物。
【請求項31】
前記RNA依存性RNAウィルスポリメラーゼがHCVNS5Bポリメラーゼであり;前記RNA依存性RNAウィルス複製がHCV複製であり;前記RNA依存性RNAウィルス感染がHCV感染である請求項31に記載の医薬組成物。
【請求項32】
治療上有効な量のHCVに対して活性な別の薬剤と組み合わせた請求項31に記載の医薬組成物。
【請求項33】
前記のHCVに対して活性な薬剤が、単独あるいはリバビリンもしくはレボビリンと組み合わせたリバビリン;レボビリン;チモシンα−1;NS3セリンプロテアーゼの阻害薬;イノシンモノリン酸デヒドロゲナーゼの阻害薬;インターフェロン−αまたはPEGインターフェロン−αである請求項32に記載の医薬組成物。
【請求項34】
HCVNS5Bポリメラーゼの阻害、HCV複製の阻害および/またはHCV感染の治療の処置を必要とする哺乳動物において、治療上有効量のHCVに対して活性な別の薬剤との併用で治療上有効量の請求項1に記載の化合物を投与する段階を有するHCVNS5Bポリメラーゼの阻害、HCV複製の阻害および/またはHCV感染の治療の方法。
【請求項35】
前記のHCVに対して活性な薬剤が、単独あるいはリバビリンもしくはレボビリンと組み合わせたリバビリン;レボビリン;チモシンα−1;NS3セリンプロテアーゼの阻害薬;イノシンモノリン酸デヒドロゲナーゼの阻害薬;インターフェロン−αまたはPEGインターフェロン−αである請求項34に記載の方法。
【請求項36】
哺乳動物でのRNA依存性RNAウィルスポリメラーゼの阻害またはRNA依存性RNAウィルス複製の阻害用の医薬製造における請求項1、3、5、7、9、11、13、15、17および25ないし29のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項37】
哺乳動物でのRNA依存性RNAウィルス感染の治療用の医薬製造における請求項2、4、6、8、10、12、14、16、18および25ないし29のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項38】
哺乳動物でのHCVポリメラーゼの阻害またはHCV複製の阻害用の医薬製造における請求項36に記載の使用。
【請求項39】
哺乳動物でのHCV感染の治療用の医薬製造における請求項37に記載の使用。
【請求項40】
単独またはリバビリンもしくはレボビリンと組み合わせたインターフェロン−αまたはPEGインターフェロン−αと組み合わせた請求項39に記載の使用。
【請求項41】
3′,5′−ジ−O−オクタノイル−2′−O−メチル−シチジン、
4−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
2−アミノ−5−エチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−5H−ピロロ[3,2−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−4−クロロ−5−エチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−チオン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−4−クロロ−5−メチル−7−(β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−4−クロロ−7−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−アラビノフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、
2−アミノ−7−(β−D−アラビノフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
9−(β−D−アラビノフラノシル)−9H−プリン−6(1H)−オン、
3′−アミノ−3′−デオキシ−2′−O−メチル−アデノシン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(3H)−オン、
3′−デオキシ−2′−O−(2−メトキシエチル)−3′−メチル−5−メチルウリジン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボニトリル、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−メチル−β−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、
6−アミノ−1−(2−O−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
6−アミノ−1−(2−デオキシ−2−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−4(5H)−オン、
1−(2−C−メチル−β−D−アラビノフラノシル)ウラシル、
4−アミノ−1−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、
2−アミノ−7−(3−デオキシ−3−フルオロ−β−D−リボフラノシル)−7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−1−(2−C−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン、
4−アミノ−1−(3−デオキシ−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジンおよび
4−アミノ−1−(3−デオキシ−3−メチル−β−D−リボフラノシル)−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン;
ならびに相当する5′−三リン酸エステル類;
あるいはそれらの製薬上許容される塩からなる群から選択される化合物。
【公開番号】特開2007−224045(P2007−224045A)
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−115345(P2007−115345)
【出願日】平成19年4月25日(2007.4.25)
【分割の表示】特願2002−558479(P2002−558479)の分割
【原出願日】平成14年1月18日(2002.1.18)
【出願人】(390023526)メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド (924)
【氏名又は名称原語表記】MERCK & COMPANY INCOPORATED
【出願人】(595104323)アイシス ファーマシューティカルズ, インコーポレーテッド (53)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年4月25日(2007.4.25)
【分割の表示】特願2002−558479(P2002−558479)の分割
【原出願日】平成14年1月18日(2002.1.18)
【出願人】(390023526)メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド (924)
【氏名又は名称原語表記】MERCK & COMPANY INCOPORATED
【出願人】(595104323)アイシス ファーマシューティカルズ, インコーポレーテッド (53)
【Fターム(参考)】
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