説明

S1P1アゴニストとして作用するジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イルカルボン酸誘導体

本発明は、式(Ia)のある特定の(1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イルカルボン酸誘導体およびその薬学的に許容可能な塩に関し、それらは、例えば、S1P1レセプターのアゴニストとしての、有用な薬理学的特性を示す。本発明の化合物を含む薬学的組成物、ならびにS1P1関連障害、例えば、乾癬、関節リウマチ、クローン病、移植片拒絶、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、I型糖尿病、敗血症、心筋梗塞、虚血性脳卒中、挫瘡、微生物の感染または疾患およびウイルスの感染または疾患を処置する際に本発明の化合物および組成物を使用する方法もまた本発明によって提供される。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(Ia)の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物および水和物から選択される化合物:
【化37】

であって、ここで:
nは、0または1であり;
Wは、NまたはCRであり;
Zは、NまたはCRであり;
Xは、NまたはCRであるが;但し、W、ZおよびXは、すべてがNではなく;
、R、R、RおよびRは、各々独立して、H、C−Cアシル、C−Cアシルオキシ、C−Cアルコキシ、C−Cアルコキシカルボニルアミノ、C−Cアルキル、C−Cアルキニル、C−Cアルキルアミノ、C−Cジアルキルアミノ、C−Cアルキルカルボキサミド、C−Cアルキルスルホンアミド、C−Cアルキルスルフィニル、C−Cアルキルスルホニル、C−Cアルキルチオ、C−Cアルキルウレイル、アミノ、カルボ−C−C−アルコキシ、カルボキサミド、カルボキシ、シアノ、C−Cシクロアルキル、C−Cシクロアルキルオキシ、C−Cシクロアルキルチオ、C−Cシクロアルキルスルフィニル、C−Cシクロアルキルスルホニル、C−Cジアルキルカルボキサミド、C−Cハロアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルキルスルフィニル、C−Cハロアルキルスルホニル、ハロゲン、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、ニトロおよびスルホンアミドからなる群から選択され、ここで、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルチオ、C−Cアルキル、C−Cアルキニルおよびヘテロアリールは、C−Cアルコキシ、カルボ−C−C−アルコキシ、シアノ、C−Cシクロアルキル、ハロゲンおよびフェニルからなる群から選択される1つの置換基で必要に応じて置換されるか、または
、R、R、RおよびRから選択される隣接する2つの基は、その両方が結合している原子と一体となって、1つまたは2つのハロゲン原子で必要に応じて置換される5員または6員のヘテロシクリル環を形成し;そして
およびRは、各々独立して、H、C−Cアルキル、フルオロおよびクロロからなる群から選択される、
化合物。
【請求項2】
およびRが、各々独立して、H、CHおよびFからなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
およびRが、両方ともHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
nが、1である、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項5】
nが、0である、請求項1から3のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
、R、R、RおよびRが、各々独立して、H、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、C−Cアルキルカルボキサミド、シアノ、C−Cハロアルコキシ、C−Cハロアルキル、ハロゲン、ヘテロアリール、ヘテロシクリルおよびヒドロキシルからなる群から選択されるか、または
、R、R、RおよびRから選択される隣接する2つの基が、その両方が結合している原子と一体となって、2つのハロゲン原子で必要に応じて置換される5員ヘテロシクリル環を形成する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
、R、R、RおよびRが、各々独立して、H、メトキシ、イソプロポキシ、メチル、アセトアミド、シアノ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ、トリフルオロメチル、フルオロ、クロロ、ブロモ、テトラゾール−5−イル、ピラゾール−1−イル、チオフェン−2−イル、ピリジン−3−イル、モルホリノおよびヒドロキシルからなる群から選択されるか、または
、R、R、RおよびRから選択される隣接する2つの基が、その両方が結合している原子と一体となって、2つの酸素原子を含み、かつ2つのハロゲン原子で必要に応じて置換される、5員ヘテロシクリル環を形成する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
、R、R、RおよびRが、各々独立して、H、メトキシ、イソプロポキシ、メチル、アセトアミド、シアノ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ、トリフルオロメチル、フルオロ、クロロ、ブロモ、テトラゾール−5−イル、ピラゾール−1−イル、チオフェン−2−イル、ピリジン−3−イル、モルホリノおよびヒドロキシルからなる群から選択される、請求項1から5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
が、H、メトキシ、イソプロポキシ、メチル、アセトアミド、シアノ、トリフルオロメトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ、トリフルオロメチル、フルオロ、クロロ、ピラゾール−1−イル、モルホリノおよびヒドロキシルからなる群から選択される、請求項1から8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
が、H、メトキシ、メチルおよびクロロからなる群から選択される、請求項1から9のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
が、Hである、請求項1から9のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
が、H、メチル、トリフルオロメチルおよびヒドロキシルからなる群から選択される、請求項1から11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
が、Hである、請求項1から11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項14】
が、H、メトキシ、メチル、シアノ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、ブロモ、テトラゾール−5−イル、チオフェン−2−イルおよびピリジン−3−イルからなる群から選択される、請求項1から13のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
が、H、メトキシ、メチル、シアノ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、ブロモ、テトラゾール−5−イルおよびチオフェン−2−イルからなる群から選択される、請求項1から14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
が、H、メトキシ、イソプロポキシ、メチル、アセトアミド、シアノ、トリフルオロメトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ、トリフルオロメチル、フルオロ、クロロ、ピラゾール−1−イル、モルホリノおよびヒドロキシルからなる群から選択され;
が、H、メトキシ、メチルおよびクロロからなる群から選択され;
が、H、メチル、トリフルオロメチルおよびヒドロキシルからなる群から選択され;
が、H、メトキシ、メチル、シアノ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、ブロモ、テトラゾール−5−イル、チオフェン−2−イルおよびピリジン−3−イルからなる群から選択され;そして
が、H、メトキシ、メチル、シアノ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、ブロモ、テトラゾール−5−イルおよびチオフェン−2−イルからなる群から選択される、
請求項1から15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項17】
が、H、メトキシ、イソプロポキシ、メチル、アセトアミド、シアノ、トリフルオロメトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ、トリフルオロメチル、フルオロ、クロロ、ピラゾール−1−イル、モルホリノおよびヒドロキシルからなる群から選択され;
が、Hであり;
が、Hであり;
が、H、メトキシ、メチル、シアノ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、ブロモ、テトラゾール−5−イル、チオフェン−2−イルおよびピリジン−3−イルからなる群から選択され;そして
が、H、メトキシ、メチル、シアノ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、ブロモ、テトラゾール−5−イルおよびチオフェン−2−イルからなる群から選択される、
請求項1から15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項18】
Wが、CRであり;
Zが、CRであり;そして
Xが、CRである、
請求項1から17のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
Wが、CRであり;
Zが、CRであり;そして
Xが、Nである、
請求項1から17のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項20】
Wが、CRであり;
Zが、Nであり;そして
Xが、CRである、
請求項1から17のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項21】
式(IIa)の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物および水和物から選択される請求項1に記載の化合物:
【化38】

であって、ここで:
Wは、NまたはCRであり;
Zは、NまたはCRであり;
Xは、NまたはCRであるが;但し、W、ZおよびXは、すべてがNではなく、Zが、Nであるとき、Wは、CRであり、そしてXは、CRであり;
は、H、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、C−Cアルキルカルボキサミド、シアノ、C−Cハロアルコキシ、C−Cハロアルキル、ハロゲン、ヘテロアリール、ヘテロシクリルおよびヒドロキシルからなる群から選択され;
は、H、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルおよびハロゲンからなる群から選択され;
は、H、C−Cアルキル、C−Cハロアルキルおよびヒドロキシルからなる群から選択され;
は、H、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、シアノ、C−Cハロアルコキシ、C−Cハロアルキル、ハロゲンおよびヘテロアリールからなる群から選択され;そして
は、H、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、シアノ、C−Cハロアルコキシ、C−Cハロアルキル、ハロゲンおよびヘテロアリールからなる群から選択される、
請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
式(IIa)の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物および水和物から選択される請求項1に記載の化合物:
【化39】

であって、ここで:
Wは、NまたはCRであり;
Zは、NまたはCRであり;
Xは、NまたはCRであるが;但し、W、ZおよびXは、すべてがNではなく、Zが、Nであるとき、Wは、CRであり、そしてXは、CRであり;
は、H、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、C−Cアルキルカルボキサミド、シアノ、C−Cハロアルコキシ、C−Cハロアルキル、ハロゲン、ヘテロアリール、ヘテロシクリルおよびヒドロキシルからなる群から選択され;
は、H、メトキシ、メチルおよびクロロからなる群から選択され;
は、H、メチル、トリフルオロメチルおよびヒドロキシルからなる群から選択され;
は、H、メトキシ、メチル、シアノ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、ブロモ、テトラゾール−5−イル、チオフェン−2−イル,およびピリジン−3−イルからなる群から選択され;そして
は、H、メトキシ、メチル、シアノ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、ブロモ、テトラゾール−5−イルおよびチオフェン−2−イルからなる群から選択される、
請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
式(IIa)の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物および水和物から選択される請求項1に記載の化合物:
【化40】

であって、ここで:
Wは、NまたはCRであり;
Zは、NまたはCRであり;
Xは、NまたはCRであるが;但し、W、ZおよびXは、すべてがNではなく、Zが、Nであるとき、Wは、CRであり、そしてXは、CRであり;
は、H、メトキシ、イソプロポキシ、メチル、アセトアミド、シアノ、トリフルオロメトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ、トリフルオロメチル、フルオロ、クロロ、ピラゾール−1−イル、モルホリノおよびヒドロキシルからなる群から選択され;
は、Hであり;
は、Hであり;
は、H、メトキシ、メチル、シアノ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、ブロモ、テトラゾール−5−イル、チオフェン−2−イルおよびピリジン−3−イルからなる群から選択され;そして
は、H、メトキシ、メチル、シアノ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、ブロモ、テトラゾール−5−イルおよびチオフェン−2−イルからなる群から選択される、
請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
式(IIc)の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物および水和物から選択される請求項1に記載の化合物:
【化41】

であって、ここで:
は、H、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、ハロゲンおよびヒドロキシルからなる群から選択され;
は、Hであり;
は、C−Cアルコキシ、シアノ、C−Cハロアルコキシ、C−Cハロアルキル、ハロゲンおよびヘテロアリールからなる群から選択され;そして
は、H、C−Cアルコキシ、シアノ、C−Cハロアルコキシ、C−Cハロアルキル、ハロゲンおよびヘテロアリールからなる群から選択される、
請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
式(IIc)の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物および水和物から選択される請求項1に記載の化合物:
【化42】

であって、ここで:
は、H、メトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ、フルオロおよびヒドロキシルからなる群から選択され;
は、Hであり;
は、シアノ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、ブロモおよびピリジン−3−イルからなる群から選択され;そして
は、H、メトキシ、シアノ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチルおよびテトラゾール−5−イルからなる群から選択される、
請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
式(IIe)の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物および水和物から選択される請求項1に記載の化合物:
【化43】

であって、ここで:
は、シアノ、C−Cハロアルコキシ、C−Cハロアルキル、ハロゲンおよびヘテロアリールからなる群から選択され;そして
は、H、C−Cアルコキシ、シアノ、C−Cハロアルコキシ、C−Cハロアルキルおよびヘテロアリールからなる群から選択される、
請求項1に記載の化合物。
【請求項27】
式(IIe)の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物および水和物から選択される請求項1に記載の化合物:
【化44】

であって、ここで:
は、シアノ、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、ブロモおよびピリジン−3−イルからなる群から選択され;そして
は、H、メトキシ、シアノ、トリフルオロメトキシおよびトリフルオロメチルからなる群から選択される、
請求項1に記載の化合物。
【請求項28】
式(IIg)の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物および水和物から選択される請求項1に記載の化合物:
【化45】

であって、ここで:
は、H、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、ハロゲンおよびヒドロキシルからなる群から選択され;そして
は、シアノまたはC−Cハロアルコキシである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項29】
式(IIg)の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物および水和物から選択される請求項1に記載の化合物:
【化46】

であって、ここで:
は、H、メトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ、フルオロおよびヒドロキシルからなる群から選択され;そして
は、シアノまたはジフルオロメトキシである、
請求項1に記載の化合物。
【請求項30】
式(IIi)の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物および水和物から選択される請求項1に記載の化合物:
【化47】

であって、ここで:
は、H、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル、C−Cアルキルカルボキサミド、シアノ、C−Cハロアルキル、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルからなる群から選択され;
は、H、C−CアルコキシおよびC−Cアルキルからなる群から選択され;
は、H、C−Cアルキル、C−Cハロアルキルおよびヒドロキシルからなる群から選択され;そして
は、H、C−Cアルキルおよびヘテロアリールからなる群から選択される、
請求項1に記載の化合物。
【請求項31】
式(IIi)の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物および水和物から選択される請求項1に記載の化合物:
【化48】

であって、ここで:
は、H、メトキシ、メチル、アセトアミド、シアノ、トリフルオロメチル、ピラゾール−1−イルおよびモルホリノからなる群から選択され;
は、H、メトキシおよびメチルからなる群から選択され;
は、H、メチル、トリフルオロメチルおよびヒドロキシルからなる群から選択され;そして
は、H、メチルおよびチオフェン−2−イルからなる群から選択される、
請求項1に記載の化合物。
【請求項32】
以下の化合物:
2−(7−(5−(3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(3−シアノ−5−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(6−シアノピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(3−シアノ−5−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(3−シアノ−4−イソプロポキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(2,6−ジメトキシピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(3−(1H−テトラゾール−5−イル)−5−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(4−メチルピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(4−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(6−メチルピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(3−ヒドロキシピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(5−メチルピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(3−シアノ−4−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)フェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(4−メチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(3−ブロモ−5−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(3−シアノフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(2−メチルピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(5−メチルピラジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(6−メチルピリジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(3−(ジフルオロメトキシ)フェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(6−アセトアミドピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(6−モルホリノピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(5−(チオフェン−2−イル)ピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(3−(ピリジン−3−イル)−5−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(3−シアノ−4−フルオロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(3−シアノ−4−ヒドロキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(3−シアノ−4−メトキシフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(3−シアノ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(2−クロロ−6−メチルピリジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(3−シアノ−4−(1,1,1−トリフルオロプロパン−2−イルオキシ)フェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;
2−(7−(5−(2,6−ジクロロピリジン−4−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸;および
2−(7−(5−(5−イソプロポキシピラジン−2−イル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[1,2−a]インドール−1−イル)酢酸
ならびにその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物および水和物から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項33】
前記化合物のC(1)環炭素の立体化学が、Rである、請求項1から32のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項34】
前記化合物のC(1)環炭素の立体化学が、Sである、請求項1から32のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項35】
請求項1から34のいずれか1項に記載の化合物および薬学的に許容可能なキャリアを含む薬学的組成物。
【請求項36】
個体におけるS1P1レセプターに関連する疾患または障害を処置するための方法であって、該方法は、その必要のある該個体に、治療有効量の請求項1から34のいずれか1項に記載の化合物または請求項35に記載の薬学的組成物を投与する工程を包含する、方法。
【請求項37】
個体におけるS1P1レセプターに関連する疾患または障害を処置するための方法であって、該方法は、その必要のある該個体に、治療有効量の請求項1から34のいずれか1項に記載の化合物または請求項35に記載の薬学的組成物を投与する工程を包含し、ここで、該障害は、リンパ球によって媒介される疾患または障害、自己免疫疾患または自己免疫障害、炎症性疾患または炎症性障害、癌、乾癬、関節リウマチ、クローン病、移植片拒絶、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、I型糖尿病、敗血症、心筋梗塞、虚血性脳卒中および挫瘡からなる群から選択される、方法。
【請求項38】
個体におけるS1P1レセプターに関連する疾患または障害を処置するための方法であって、該方法は、その必要のある該個体に、治療有効量の請求項1から34のいずれか1項に記載の化合物または請求項35に記載の薬学的組成物を投与する工程を包含し、ここで、該S1P1レセプターに関連する該障害は、微生物の感染もしくは疾患またはウイルスの感染もしくは疾患である、方法。
【請求項39】
S1P1レセプター関連障害を処置するための薬物の製造における、請求項1から34のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項40】
リンパ球によって媒介される疾患または障害、自己免疫疾患または自己免疫障害、炎症性疾患または炎症性障害、癌、乾癬、関節リウマチ、クローン病、移植片拒絶、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、I型糖尿病、敗血症、心筋梗塞、虚血性脳卒中および挫瘡からなる群から選択されるS1P1レセプター関連障害を処置するための薬物の製造における、請求項1から34のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項41】
S1P1レセプター関連障害を処置するための薬物の製造における、請求項1から34のいずれか1項に記載の化合物の使用であって、該S1P1レセプター関連障害が、微生物の感染もしくは疾患またはウイルスの感染もしくは疾患である、使用。
【請求項42】
治療によってヒトまたは動物の身体を処置するための方法において使用するための、請求項1から34のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項43】
S1P1レセプター関連障害を処置するための方法において使用するための、請求項1から34のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項44】
リンパ球によって媒介される疾患または障害、自己免疫疾患または自己免疫障害、炎症性疾患または炎症性障害、癌、乾癬、関節リウマチ、クローン病、移植片拒絶、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、I型糖尿病、敗血症、心筋梗塞、虚血性脳卒中および挫瘡からなる群から選択されるS1P1レセプター関連障害を処置するための方法において使用するための、請求項1から34のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項45】
S1P1レセプター関連障害を処置するための方法において使用するための、請求項1から34のいずれか1項に記載の化合物であって、ここで、該S1P1レセプター関連障害は、微生物の感染もしくは疾患またはウイルスの感染もしくは疾患である、化合物。
【請求項46】
請求項1から34のいずれか1項に記載の化合物および薬学的に許容可能なキャリアを混合する工程を包含する、組成物を調製するためのプロセス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公表番号】特表2011−510073(P2011−510073A)
【公表日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−544326(P2010−544326)
【出願日】平成21年1月22日(2009.1.22)
【国際出願番号】PCT/US2009/000399
【国際公開番号】WO2009/094157
【国際公開日】平成21年7月30日(2009.7.30)
【出願人】(500478097)アリーナ ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (97)
【Fターム(参考)】