説明

VEGFおよびBMP1に相同なポリペプチド

【課題】癌細胞の増殖を阻害又は予防する方法を提供する。
【解決手段】血管内皮性増殖因子(VEGF)と骨形態形成タンパク質1に関連する新規のポリペプチドである血管内皮性増殖因子−E(VEGF−E)のアンタゴニストを第二薬剤と組み合わせて投与する。第二薬剤は、化学療法剤、増殖阻害剤、細胞障害剤、血管新生抑制剤、放射線療法に用いられる薬剤、抗VEGF抗体、FGFアンタゴニスト、PDGFアンタゴニスト、又はErbB2、EGFR、ErbB3、ErbB4又はVEGFレセプターに結合する抗体である。また、さらに第三の治療剤として、化学療法剤、増殖阻害剤、細胞障害剤、血管新生抑制剤、放射線療法に用いられる薬剤、抗VEGF抗体、FGFアンタゴニスト、PDGFアンタゴニスト、又はErbB2、EGFR、ErbB3、ErbB4又はVEGFレセプターに結合する抗体を投与する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
哺乳動物の癌細胞の増殖を阻害又は予防する方法であって、
有効量のVEGF−Eアンタゴニストを、有効量の第二薬剤と組み合わせて哺乳動物に投与し、
このとき組み合わせた投与により癌細胞の増殖が阻害又は予防される、方法。
【請求項2】
癌細胞の増殖が腫瘍増殖と関係している、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
哺乳動物がヒトである、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
哺乳動物には、腫瘍についての治療が行われている腫瘍保持患者であり、該患者は該治療から更なる有益な効果を得ていない患者が含まれる、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
第二薬剤が、化学療法剤、増殖阻害剤、細胞障害剤、血管新生抑制剤、放射線療法に用いられる薬剤、抗VEGF抗体、FGFアンタゴニスト、PDGFアンタゴニスト、又はErbB2、EGFR、ErbB3、ErbB4又はVEGFレセプターに結合する抗体である、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
第二薬剤が血管新生抑制剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
血管新生抑制剤が抗VEGF抗体である、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
VEGF−Eアンタゴニストには抗VEGF−E抗体が含まれる、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
抗体がヒト化抗体である、請求項7又は8に記載の方法。
【請求項10】
第三の治療剤を投与することがさらに含まれる、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
第三の治療剤が、化学療法剤、増殖阻害剤、細胞障害剤、血管新生抑制剤、放射線療法に用いられる薬剤、抗VEGF抗体、FGFアンタゴニスト、PDGFアンタゴニスト、又はErbB2、EGFR、ErbB3、ErbB4又はVEGFレセプターに結合する抗体である、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
第三薬剤が血管新生抑制剤である、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
血管新生抑制剤が抗VEGF抗体である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
抗体がヒト化抗体である、請求項13に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−1292(P2010−1292A)
【公開日】平成22年1月7日(2010.1.7)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2009−160434(P2009−160434)
【出願日】平成21年7月7日(2009.7.7)
【分割の表示】特願2000−536860(P2000−536860)の分割
【原出願日】平成11年3月10日(1999.3.10)
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【Fターム(参考)】