WISPアンタゴニストの使用方法
軟骨細胞上のWISP−1ポリペプチドの活性を遮断又は抑制するために使用される方法及び組成物が提供される。WISP−1アンタゴニストは、哺乳動物の軟骨細胞に対するWISP−1の影響を抑制又は中和するように作用する、抗WISP−1抗体、WISP−1イムノアドヘシン及びWISP−1変異体(及びそれらの融合タンパク質)を含む。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
損傷した軟骨組織を有効量のWISPアンタゴニストに接触させることを含む、前記軟骨組織の治療方法。
【請求項2】
前記WISPアンタゴニストが、WISP−1抗体、WISP−1イムノアドヘシン、WISP−1ポリペプチド、及びWISP−1変異体からなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記WISP−1ポリペプチドが、ヒトWISP−1のドメイン1のアミノ酸24〜117(配列番号1)からなる、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記WISPアンタゴニストがWISP−1モノクローナル抗体である、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記WISP−1モノクローナル抗体が、ヒト抗体、キメラ抗体又はヒト化抗体である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記軟骨組織が関節軟骨組織である、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記有効量のWISPアンタゴニストを、インビボで哺乳動物の損傷した軟骨組織に接触させる、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記有効量のWISPアンタゴニストを、インビトロで損傷した軟骨組織に接触させ、その後哺乳動物に移植する、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
哺乳動物の軟骨細胞の前駆細胞を有効量のWISPアンタゴニストに接触させることを含む、軟骨細胞の前駆細胞の分化を刺激する方法。
【請求項10】
前記WISPアンタゴニストが、WISP−1抗体、WISP−1イムノアドヘシン、WISP−1ポリペプチド、及びWISP−1変異体からなる群より選択される、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記WISP−1ポリペプチドが、ヒトWISP−1のドメイン1のアミノ酸24〜117(配列番号1)からなる、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記WISPアンタゴニストがWISP−1モノクローナル抗体である、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
前記WISP−1モノクローナル抗体が、ヒト抗体、キメラ抗体又はヒト化抗体である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記有効量のWISPアンタゴニストを、インビボで哺乳動物の軟骨細胞の前駆細胞に接触させる、請求項9に記載の方法。
【請求項15】
前記有効量のWISPアンタゴニストを、インビトロで軟骨細胞の前駆細胞に接触させ、その後哺乳動物に移植する、請求項9に記載の方法。
【請求項16】
哺乳動物の軟骨疾患の治療法であって、前記哺乳動物に有効量のWISPアンタゴニストを投与することを含む方法。
【請求項17】
前記WISPアンタゴニストが、WISP−1抗体、WISP−1イムノアドヘシン、WISP−1ポリペプチド、及びWISP−1変異体からなる群より選択される、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記WISP−1ポリペプチドが、ヒトWISP−1のドメイン1のアミノ酸24〜117(配列番号1)からなる、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記WISPアンタゴニストがWISP−1モノクローナル抗体である、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記WISP−1モノクローナル抗体が、ヒト抗体、キメラ抗体又はヒト化抗体である、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記軟骨疾患が変性軟骨疾患である、請求項16に記載の方法。
【請求項22】
前記軟骨疾患が関節軟骨疾患である、請求項16に記載の方法。
【請求項23】
前記関節軟骨疾患が、骨関節炎又はリウマチ様関節炎である、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
また、前記哺乳動物を1以上の外科的技術を用いて治療する、請求項16に記載の方法。
【請求項25】
前記有効量のWISPアンタゴニストを、外科的技術の前、後、及び/又はそれと同時に投与する、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
WISPアンタゴニスト及び担体、賦形剤及び/又は安定剤、並びに軟骨疾患の治療に前記WISPアンタゴニストを使用するための指示印刷物を含む、キット又は製造品。
【請求項1】
損傷した軟骨組織を有効量のWISPアンタゴニストに接触させることを含む、前記軟骨組織の治療方法。
【請求項2】
前記WISPアンタゴニストが、WISP−1抗体、WISP−1イムノアドヘシン、WISP−1ポリペプチド、及びWISP−1変異体からなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記WISP−1ポリペプチドが、ヒトWISP−1のドメイン1のアミノ酸24〜117(配列番号1)からなる、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記WISPアンタゴニストがWISP−1モノクローナル抗体である、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記WISP−1モノクローナル抗体が、ヒト抗体、キメラ抗体又はヒト化抗体である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記軟骨組織が関節軟骨組織である、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記有効量のWISPアンタゴニストを、インビボで哺乳動物の損傷した軟骨組織に接触させる、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記有効量のWISPアンタゴニストを、インビトロで損傷した軟骨組織に接触させ、その後哺乳動物に移植する、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
哺乳動物の軟骨細胞の前駆細胞を有効量のWISPアンタゴニストに接触させることを含む、軟骨細胞の前駆細胞の分化を刺激する方法。
【請求項10】
前記WISPアンタゴニストが、WISP−1抗体、WISP−1イムノアドヘシン、WISP−1ポリペプチド、及びWISP−1変異体からなる群より選択される、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記WISP−1ポリペプチドが、ヒトWISP−1のドメイン1のアミノ酸24〜117(配列番号1)からなる、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記WISPアンタゴニストがWISP−1モノクローナル抗体である、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
前記WISP−1モノクローナル抗体が、ヒト抗体、キメラ抗体又はヒト化抗体である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記有効量のWISPアンタゴニストを、インビボで哺乳動物の軟骨細胞の前駆細胞に接触させる、請求項9に記載の方法。
【請求項15】
前記有効量のWISPアンタゴニストを、インビトロで軟骨細胞の前駆細胞に接触させ、その後哺乳動物に移植する、請求項9に記載の方法。
【請求項16】
哺乳動物の軟骨疾患の治療法であって、前記哺乳動物に有効量のWISPアンタゴニストを投与することを含む方法。
【請求項17】
前記WISPアンタゴニストが、WISP−1抗体、WISP−1イムノアドヘシン、WISP−1ポリペプチド、及びWISP−1変異体からなる群より選択される、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記WISP−1ポリペプチドが、ヒトWISP−1のドメイン1のアミノ酸24〜117(配列番号1)からなる、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記WISPアンタゴニストがWISP−1モノクローナル抗体である、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記WISP−1モノクローナル抗体が、ヒト抗体、キメラ抗体又はヒト化抗体である、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記軟骨疾患が変性軟骨疾患である、請求項16に記載の方法。
【請求項22】
前記軟骨疾患が関節軟骨疾患である、請求項16に記載の方法。
【請求項23】
前記関節軟骨疾患が、骨関節炎又はリウマチ様関節炎である、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
また、前記哺乳動物を1以上の外科的技術を用いて治療する、請求項16に記載の方法。
【請求項25】
前記有効量のWISPアンタゴニストを、外科的技術の前、後、及び/又はそれと同時に投与する、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
WISPアンタゴニスト及び担体、賦形剤及び/又は安定剤、並びに軟骨疾患の治療に前記WISPアンタゴニストを使用するための指示印刷物を含む、キット又は製造品。
【図1A−E】
【図2A−D】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図3D】
【図3E】
【図3F】
【図3G】
【図3H】
【図3I】
【図3J】
【図4A−F】
【図5A−B】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図6D】
【図6E】
【図7A−F】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図9A−B】
【図10A−B】
【図2A−D】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図3D】
【図3E】
【図3F】
【図3G】
【図3H】
【図3I】
【図3J】
【図4A−F】
【図5A−B】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図6D】
【図6E】
【図7A−F】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図9A−B】
【図10A−B】
【公表番号】特表2007−505131(P2007−505131A)
【公表日】平成19年3月8日(2007.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−526300(P2006−526300)
【出願日】平成16年9月9日(2004.9.9)
【国際出願番号】PCT/US2004/029510
【国際公開番号】WO2005/025603
【国際公開日】平成17年3月24日(2005.3.24)
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年3月8日(2007.3.8)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年9月9日(2004.9.9)
【国際出願番号】PCT/US2004/029510
【国際公開番号】WO2005/025603
【国際公開日】平成17年3月24日(2005.3.24)
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【Fターム(参考)】
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