説明

X線発生装置及びX線検査装置

【課題】例えば数MeV以上の高エネルギーのX線であって、かつ異なるエネルギーのX線を従来よりも安価に発生させる。
【解決手段】X線源1と、該X線源1から出射されたX線の特定スペクトル成分の透過を阻止することにより異なるスペクトルの検査用X線を出射するX線透過手段とを具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、X線発生装置及びX線検査装置に関する。
【背景技術】
【0002】
X線検査装置には、例えば下記特許文献1に開示されているように、コンテナを検査対象物とするものがある。このようなX線検査装置は、人体や手荷物等を検査対象物とするX線検査装置とは異なり、高エネルギー(例えば9MeV)のX線を必要とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−236542号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、コンテナのような検査対象物に内蔵されている物体の構成物質を識別するためには、高エネルギーかつ異なるエネルギーのX線を必要とするが、このようなX線を発生させるためのX線発生装置は極めて高価である。すなわち、X線発生装置は、一般に、加速用電圧で加速した電子をターゲットに衝突させることによって発生させるが、異なるエネルギー、かつ、高エネルギーのX線を発生させるためには、加速用電圧を高電圧とすると共に当該高電圧を切換える必要があるので、電子の加速系統を2系統設ける必要があり、この結果として単一エネルギーのX線を発生させる装置に比較して高価となる。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、以下の点を目的とするものである。
(1)例えば数MeV以上の高エネルギーのX線であって、かつ異なるエネルギーのX線を従来よりも安価に発生させ得るX線発生装置を提供する。
(2)このようなX線発生装置を用いて物体の構成物質を識別するX線検査装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明では、X線発生装置に係る第1の解決手段として、X線源と、該X線源から出射されたX線の特定スペクトル成分の透過を阻止することにより異なるスペクトルを有する複数の検査用X線を出射するX線透過手段とを具備する、という手段を採用する。
【0007】
X線発生装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、X線透過手段は、X線が照射される部位に応じて異なるスペクトルを選択的に透過させるフィルタ板と、該フィルタ板をX線の線軸に対して移動させることにより、X線をフィルタ板の異なる部位に照射させる駆動手段とからなる、という手段を採用する。
【0008】
X線発生装置に係る第3の解決手段として、上記第2の解決手段において、駆動手段は、フィルタ板を表面に直交する面内で回転運動させることにより、X線をフィルタ板の異なる部位に照射させ、フィルタ板は、回転中心の周りに1あるいは複数形成されると共にX線が照射される開口を備える、という手段を採用する。
【0009】
X線発生装置に係る第4の解決手段として、上記第3の解決手段において、フィルタ板は、鉛製あるいはタングステン製である、という手段を採用する。
【0010】
また、本発明では、X線検査装置に係る第1の解決手段として、上記第1〜第4のいずれかのX線発生装置から出射される検査用X線を検査対象物に照射して透過画像を生成する、という手段を採用する。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係るX線発生装置によれば、X線源から出射されたX線から所定のスペクトルの透過を阻止することにより異なる複数のスペクトルの検査用X線を出射するので、従来のように異なるエネルギーの電子線を発生させる装置に比較して装置構成が簡単であり、よって高エネルギーかつ異なるエネルギーのX線を安価に発生させることができる。
また、本発明に係るX線検査装置によれば、このようなX線発生装置を用いて検査対象物の透過画像を取得するので、従来よりも安価な装置構成で、検査対象物の構成物質を識別することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の一実施形態に係るX線発生装置Hの構成を示す模式図であり、(a)はX線発生装置Hを上方から見た平面図、(b)は当該(a)においてX線発生装置Hを右側から見た平面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るX線検査装置Kの構成を示す模式図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るX線検査装置Kを用いたコンテナW(検査対象物)の検査方法を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態に係るX線発生装置Hの変形例におけるフィルタ板4A,4Bを示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態に係るX線発生装置Hは、図1に示すように、X線源1、駆動モータ2、回転軸3及びフィルタ板4によって構成されている。これら各構成要素のうち、駆動モータ2、回転軸3及びフィルタ板4は、X線透過手段を構成している。
【0014】
X線発生装置Hは、図2に示すX線検査装置Kに用いられるものであり、外部装置(制御装置6)から入力される制御信号に基づいて、異なる2つのスペクトルを有する2つの検査用X線を交互に出射する。X線源1は、制御装置6から入力される制御信号に基づいて、所定の電圧で加速した電子をターゲットに衝突させて所定帯域幅のスペクトルを有するX線を発生して走査状に出射する。なお、X線の走査方向は、図1(b)において検査用X線を上下方向に延在する線として示しているように、図1(b)における上下方向、つまり図1(a)における奥行き方向である。
【0015】
駆動モータ2は、制御装置6から入力される制御信号に基づいて回転軸3を一定回転数で回転駆動するサーボモータであり、図示するように回転軸3がX線の出射方向と平行となるようにX線源1に隣接配置されている。回転軸3は、先端部にフィルタ板4が取り付けられた棒状部材である。
【0016】
フィルタ板4は、X線源1から入射した所定帯域幅のX線に対して特定スペクトル成分の透過を阻止する性質ものであり、この性質によって異なるスペクトルを有する2種類の検査用X線を選択的に出射する。
【0017】
より詳しく説明すると、このフィルタ板4は、図1(a)、(b)に示すように、開口部4aを備えた円形の金属薄板であり、表面が回転軸3と直交するように回転軸3の先端部に設けられている。このフィルタ板4には、図1(a)に示すように、X線源1によって一方の面(図では左側面)に照射されたX線が内部を透過することにより他方の面(右側面)から検査用X線として出射する。このようなフィルタ板4(金属薄板)の材質は、比較的比重が重く、かつ原子番号が大きいもの、例えば鉛、タングステンが好ましいが、これら鉛あるいはタングステンよりも原子番号が小さな鉄あるいはアルミニウムであっても厚さを大きくすることによって適用可能である。
【0018】
上記開口部4aは、図1(b)に示すように、回転軸3から一定距離離れ、かつ回転軸3を中心に180度に亘る領域に一定幅で設けられている。すなわち、開口部4aは、回転軸3を中心に全周(360度)に亘る領域に存在する円盤状のフィルタ板4において、半周(180度)分の領域のみに形成されている。
なお、このような開口部4aは、X線の1走査ライン毎に開口部4aと金属薄板とを交互にX線に対峙させなければならないので、コンテナWの移動速度や回転速度等を考慮して適宜決定する必要がある。
【0019】
このような開口部4aを備えるフィルタ板4は、駆動モータ2によって一定の回転数で回転駆動され、また図1(a)に示すようにX線源1から出射されたX線が上記開口部4aに符合する位置に照射されるので、フィルタ板4の1回転において、半周では自ら(金属薄板)を透過して出射させ、また残りの半周では開口部4aに照射されたX線をそのまま通過させる。
【0020】
すなわち、X線は、フィルタ板4の1回転において、半周ではフィルタ板4(金属薄板)を透過することにより第1のスペクトルを有する第1の検査用X線として出射し、残りの反周では開口部4aを通過することにより上記第1のスペクトルとは異なる第2のスペクトル(X線と同じスペクトル)を有する第2の検査用X線として出射する。これら第1、第2の検査用X線は、数MeV以上(例えば5MeVと9MeV)の高エネルギーである。
【0021】
なお、このようなフィルタ板4の性質は、開口部4aにフィルタ板4(金属薄板)の材質とは異なる金属を充填することによっても実現することが可能である。例えば、フィルタ板4を鉛で形成し、開口部4aに鉄を充填することによっても、異なるスペクトルを有する2種類の検査用X線を生成することが可能である。
【0022】
続いて、このようなX線発生装置Hを備えたX線検査装置Kの構成について図2を参照して説明する。
【0023】
X線検査装置Kは、上記X線発生装置H、検出器5、制御装置6及び演算装置7から構成されている。このようなX線検査装置Kは、X線発生装置HがコンテナW(検査対象物)に照射する検査用X線の透過X線に基づいてコンテナW内の透過画像を取得すると共に、当該コンテナW内に収容されている物体の構成物質を透過X線に基づいて判定するものである。
【0024】
このようなX線検査装置Kでは、コンテナWを挟んでX線発生装置Hと検出器5とが所定距離を隔てて対向配置され、コンテナWがX線発生装置Hと検出器5との間を図2の奥行き方向に通過する。X線発生装置Hは、図2に示すように、図2の奥行き方向に通過するコンテナWに対して、検査用X線をコンテナWの上下方向に走査して照射する。
【0025】
検出器5は、図2に示すように上下方向に複数ラダー状に配置されており、検査用X線がコンテナWを透過して得られる透過X線を検出し、当該透過X線の検出信号を制御装置6に出力する。すなわち、本X線検査装置Kでは、コンテナWが図2の奥行き方向に通過する間に、検査用X線がコンテナWの側面に走査状に順次照射されると共に、当該検査用X線がコンテナWを透過して得られる透過X線が検出器5で順次検出される。
【0026】
制御装置6は、このようなX線発生装置Hと検出器5との協働による撮影の間、X線発生装置Hに制御信号を出力することによってX線を走査状に出射させると共にフィルタ板4を一定回転数で回転させ、また検出器5から入力される検出信号を順次取り込んで演算装置7に出力する。演算装置7は、所定の演算プログラムに基づいて検出信号を処理することにより、コンテナWの内部状態を示す透過画像を生成すると共にコンテナW内に収容されている物体の構成物質を判定する。
【0027】
次に、このように構成されたX線発生装置H及びX線検査装置Kを用いたX線検査方法について、図3に示すフローチャートを参照して詳しく説明する。
【0028】
X線検査装置Kを用いてコンテナWを検査する場合、制御装置6は、検査準備としてX線を走査状に出射するようにX線源1を制御すると共に、フィルタ板4を一定回転数で回転させるように駆動モータ2を制御する(ステップS1)。この状態において、検出器5は、第1回目の検出処理として、フィルタ板4(金属薄板)を透過することにより第1のスペクトルを有する第1の検査用X線と、フィルタ板4の開口部4aを通過することにより上記第1のスペクトルとは異なる第2のスペクトルを有する第2の検査用X線とを上下方向の1走査毎に交互に検出する(ステップS2)。
【0029】
演算装置7は、このような第1、第2の検査用X線の検出信号を評価データD1、D2として内部メモリに記憶させる(ステップS3)。すなわち、演算装置7の内部メモリには、第1の検査用X線に基づく評価データD1と、第2の検査用X線に基づく評価データD2とが第1回目の評価データとして個別に記憶される。
【0030】
このようにして評価データD1、D2の取得が完了すると、X線発生装置Hを評価データD1、D2の取得状態のまま維持する一方、コンテナWを通過させる。検出器5は、このコンテナWの通過時に第2回目の検出処理を行う。すなわち、検出器5は、コンテナWの通過時において、上記第1の検査用X線がコンテナWを透過した第1の透過X線と第2の検査用X線がコンテナWを透過した第2の透過X線とを検査用X線の1走査毎に交互に検出する(ステップS4)。
【0031】
演算装置7は、このような第1、第2の透過X線の検出信号を評価データD3、D4として内部メモリに記憶させる(ステップS5)。すなわち、演算装置7の内部メモリには、第1の透過X線に基づくと共にコンテナWの側面(2次元面)に関する評価データD3と、第2の透過X線に基づくと共にコンテナWの側面に関する評価データD4とが第2回目の評価データとして個別に記憶される。
【0032】
そして、演算装置7は、例えば評価データD4に基づいてコンテナWの内部状態を示す透過画像(白黒画像)を生成する(ステップS6)。また、演算装置7は、例えば各評価データD1〜D4に関する以下の演算式(1)に基づいて特性量Pを算出し、特性量Pを縦軸とすると共に評価データD4を横軸とする評価チャート上に評価量(P,D4)をプロットすることによって、コンテナW内に収容されている物体の構成物質を判定する(ステップS7)。
P=(D1・D4)/(D2・D3) (1)
【0033】
すなわち、評価量(P,D4)は、構成物質の種別によって異なる値(ある程度の幅)を持つ。例えばプラスチック、アルミニウム、鉄あるいは鉛は、評価量(P,D4)が異なる値を取るので、各種の構成物質の評価量(P,D4)が予めプロットされた評価チャート上に、X線検査装置Kで実際に計測された評価量(P,D4)を追加プロットすることにより、コンテナW内に収容されている物体の構成物質がプラスチック、アルミニウム、鉄あるいは鉛の何れであるのかを判定することが可能である。
【0034】
演算装置7は、このようにしてコンテナW内に収容されている物体の構成物質を判定すると、上記ステップS6で生成した透過画像(白黒画像)の各物体を構成物質の種別毎に色分けした透過画像(カラー画像)を最終的な検査画像として生成する(ステップS8)。
【0035】
このような本実施形態によれば、開口部4aが形成されると共に回転運動するフィルタ板4によってスペクトルが異なる第1、第2の検査用X線を生成するので、従来のように異なるエネルギーの電子線を発生させる装置に比較して装置構成が簡単であり、よって高エネルギーかつ異なるエネルギーの第1、第2の検査用X線を安価に発生させることができる。
また、本実施形態によれば、このように安価に発生させた第1、第2の検査用X線を用いてコンテナW内に収容されている物体の構成物質を判定するので、従来よりも安価な装置構成で構成物質を識別することが可能である。
【0036】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態では、回転軸3を中心に180度に亘る領域に開口部4aが形成されたフィルタ板4を用いたが、本発明はこれに限定されない。例えば図4(a)に示すようなフィルタ板4Aを用いても良い。すなわち、フィルタ板4Aは、回転軸3を中心に90度に亘る領域かつ互いに対向して2箇所に開口部4b、4cが形成されたものである。
【0037】
(2)上記実施形態では、スペクトルが異なる第1、第2の検査用X線に基づいて構成物質を判定したが、本発明はこれに限定されない。例えばスペクトルが異なる3つの検査用X線に基づいて構成物質を判定することも考えられる。
【0038】
図4(B)に示すフィルタ板4Bは、スペクトルが異なる3つの検査用X線を発生させるためのものであり、回転軸3を中心に90度に亘る領域かつ互いに等角度の3箇所にX線透過部位4d、4e、4fが形成されたものである。3つのX線透過部位4d、4e、4fのうち、X線透過部位4d、4eは、異なる金属薄板、つまり阻止するスペクトルが互いに異なる第1、第2フィルタ部位であり、残りのX線透過部位4fは、開口部(第3フィルタ部位)である。
【0039】
このようなスペクトルが異なる3つの検査用X線を用いて構成物質を判定する場合には、X線が第1フィルタ部位を通過すると共にコンテナWが存在しない場合の検査用X線に基づいて評価データR1を取得し、X線が第2フィルタ部位を通過すると共にコンテナWが存在しない場合の検査用X線に基づいて評価データR2を取得し、X線が第3フィルタ部位を通過すると共にコンテナWが存在しない場合の検査用X線に基づいて評価データR3を取得し、続いてX線が第1フィルタ部位を通過すると共にコンテナWが存在する場合の検査用X線に基づいて評価データR4を取得し、X線が第2フィルタ部位を通過すると共にコンテナWが存在する場合の検査用X線に基づいて評価データR5を取得し、X線が第3フィルタ部位を通過すると共にコンテナWが存在する場合の検査用X線に基づいて評価データR6を取得する。
【0040】
そして、評価データR1〜R6に関する以下の演算式(2)、(3)に基づいて2つの特性量P1,P2を算出し、当該2つの特性量P1,P2を縦軸、評価データR6を横軸とすると共に、構成物質の種別毎に評価量(P1,R6)、(P2,R6)が予めプロットされた評価チャート上に2つの評価量(P1,R6)、(P2,R6)をプロットすることによって、コンテナW内に収容されている物体の構成物質を判定する。
P1=(R1・R6)/(R3・R4) (2)
P2=(R1・R6)/(R3・R5) (3)
なお、検査用X線のスペクトルは異なる3つ以上でも良い。より多くのスペクトルの検査用X線を用いることにより、特性点(評価量)の個数が増えるので、より精度高く構成物質を判定することが可能となる。
【符号の説明】
【0041】
H…X線発生装置、K…X線検査装置、1…X線源、2…駆動モータ、3…回転軸、4…フィルタ板、4a…開口部、5…検出器、6…制御装置、7…演算装置、W…コンテナ(検査対象物)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
X線源と、
該X線源から出射されたX線の特定スペクトル成分の透過を阻止することにより異なるスペクトルを有する複数の検査用X線を出射するX線透過手段と
を具備することを特徴とするX線発生装置。
【請求項2】
X線透過手段は、
X線が照射される部位に応じて異なるスペクトルを選択的に透過させるフィルタ板と、
該フィルタ板をX線の線軸に対して移動させることにより、X線をフィルタ板の異なる部位に照射させる駆動手段と
からなることを特徴とする請求項1記載のX線発生装置。
【請求項3】
駆動手段は、フィルタ板を表面に直交する面内で回転運動させることにより、X線をフィルタ板の異なる部位に照射させ、
フィルタ板は、回転中心の周りに1あるいは複数形成されると共にX線が照射される開口を備えることを特徴とする請求項2記載のX線発生装置。
【請求項4】
フィルタ板は、鉛製あるいはタングステン製であることを特徴とする請求項3に記載のX線発生装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか一項に記載のX線発生装置から出射される検査用X線を検査対象物に照射して透過画像を生成することを特徴とするX線検査装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−232226(P2011−232226A)
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−103756(P2010−103756)
【出願日】平成22年4月28日(2010.4.28)
【出願人】(000198318)株式会社IHI検査計測 (132)
【Fターム(参考)】