説明

mGluR1−およびmGluR5−アンタゴニスト活性を有するベンゾアゾリルピペラジン誘導体

【課題】疼痛、UI、潰瘍、IBD、IBS、依存性障害、パーキンソン病、パーキンソン症候群、不安症、癲癇、発作、痙攣、そう痒性症状、精神病、認知障害、記憶欠乏、制限性脳機能、ハンティングトン舞踏病、筋萎縮性側索硬化、痴呆、網膜症、筋痙攣、偏頭痛、嘔吐、運動異常または抑うつを治療または予防する方法の提供。
【解決手段】式(I)のベンゾアゾリルピペラジン化合物(式中、Ar1は、置換基を有してもよいピリジンなど、Aは、CONH基など、R3は、メチル基など、xおよびmは0又は1、Ar2はベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、またはベンゾイミダゾリル基)を示す。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式:
【化1】

の化合物、またはその製薬上許容可能な塩
(式中、Ar1は、
【化2】

Aは、
【化3】

R1は、-Cl、-Br、-I、-(C1-C6)アルキル、-NO2、-CN、-OH、-OCH3、-NH2、-C(ハロ)3
-CH(ハロ)2、または-CH2(ハロ);
R2は、それぞれ独立して:
(a) -ハロ、-CN、-OH、-O(C1-C6)アルキル、-NO2もしくは-NH2;
(b) -(C1-C10)アルキル、-(C2-C10)アルケニル、-(C2-C10)アルキニル、-(C3-C10)シク
ロアルキル、-(C8-C14)ビシクロアルキル、-(C8-C14)トリシクロアルキル、-(C5-C10)シ
クロアルケニル、-(C8-C14)ビシクロアルケニル、-(C8-C14)トリシクロアルケニル、-(3
〜7-員)ヘテロ環、もしくは-(7〜10-員)ビシクロヘテロ環(それぞれ非置換であるか、も
しくは1以上のR5基で置換されている);または
(c) -フェニル、-ナフチル、-(C14)アリール、もしくは-(5〜10-員)ヘテロアリール(そ
れぞれ非置換であるか、もしくは1以上のR6基で置換されている);
R3はそれぞれ独立して:
(a) -ハロ、-CN、-OH、-O(C1-C6)アルキル、-NO2もしくは-NH2
(b) -(C1-C10)アルキル、-(C2-C10)アルケニル、-(C2-C10)アルキニル、-(C3-CIO)シク
ロアルキル、-(C8-C14)ビシクロアルキル、-(C8-C14)トリシクロアルキル、-(C5-C10)シ
クロアルケニル、-(C8-C14)ビシクロアルケニル、-(C8-C14)トリシクロアルケニル、-(3
〜7-員)ヘテロ環もしくは-(7〜10-員)ビシクロヘテロ環(それぞれ非置換であるか、もし
くは1以上のR5基で置換されている);または
(c) -フェニル、-ナフチル、-(C14)アリールもしくは-(5〜10-員)ヘテロアリール(それ
ぞれ非置換であるか、もしくは1以上のR6基で置換されている);
R4は、-Hまたは-(C1-C6)アルキル;
R5はそれぞれ独立して、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-NO2、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR7OH、-O
R7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2R7
R6はそれぞれ独立して、-(Cl-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキニル
、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテロ環
、-C(ハロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-NO2、-N(R7)2、-CH=NR
7、-NR7OH、-OR7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2
R7;
R7はそれぞれ独立して、-H、-(Cl-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキ
ニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテ
ロ環、-C(ハロ)3、-CH2(ハロ)または-CH(ハロ)2
R8およびR9はそれぞれ独立して、-H、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C
6)アルキニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-C(ハ
ロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR7OH、-O
R7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2R7
-ハロはそれぞれ、-F、-Cl、-Brまたは-I;
nは、0〜3の整数;
pは、0〜2の整数;
mは、0または1; および
xは、0または1)。
【請求項2】
Ar1がピリジル基である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
xが1、およびAが-C(O)N(R4)-である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Ar1がピリジル基、xが1、およびAが-C(O)N(R4)-である、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
Ar1がピリジル基、xが1、およびAが-C(S)N(R4)-である、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
nまたはpが0である、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
nまたはpが1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
xが0である、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
Ar1がピリミジニル基である、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
Ar1がピリミジニル基、xが1、およびAが-C(O)N(R4)-である、請求項1に記載の化合物

【請求項11】
Ar1がピリミジニル基、xが1、およびAが-C(S)N(R4)-である、請求項1に記載の化合物

【請求項12】
R1が、-CH3、CF3、-Cl、-Brまたは-I;
mが0;
nまたはpが0;
xが1;
Aが-C(O)-N(R4)-;
R4が-H;
R8が-H;および
R9が-CH3、CF3、-OCH2CH3、tert-ブチル、Cl、-Br-または-Fである、請求項1に記載の
化合物。
【請求項13】
Ar1がピリジル基である、請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
R1が-CH3、およびR9が-Clである、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
R1が-CH3、およびR9が-Brである、請求項13に記載の化合物。
【請求項16】
R1が-CH3、およびR9が-Fである、請求項13に記載の化合物。
【請求項17】
R1が-Cl、およびR9が-Clである、請求項13に記載の化合物。
【請求項18】
R1が-Cl、およびR9が-Brである、請求項13に記載の化合物。
【請求項19】
R1が-Cl、およびR9が-Clである、請求項13に記載の化合物。
【請求項20】
R1が-CH3、CF3、-Cl、-Brまたは-I;
mが1;
R3が-(C1-C10)アルキル;
nまたはpが0;
xが1;
Aが-C(O)-N(R4)-;
R4が-H;
R8が-H;および
R9が-CH3、CF3、-OCH2CH3、tert-ブチル、Cl、-Br-または-Fである、請求項1に記載の
化合物。
【請求項21】
R3が-CH3である、請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
R3が結合している炭素は(R)配置にある、請求項20に記載の化合物。
【請求項23】
R3が、-C(O)-N(R4)-基に結合した窒素原子に隣接する炭素原子に結合している、請求項
20に記載の化合物。
【請求項24】
Ar1がピリジル基である、請求項20に記載の化合物。
【請求項25】
R1が-CH3、およびR9が-Clである、請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
R3が結合している炭素は(R)配置にある、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
R1が-CH3、およびR9が-Brである、請求項24に記載の化合物。
【請求項28】
R3が結合している炭素は(R)配置にある、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
R1が-CH3、およびR9が-Fである、請求項24に記載の化合物。
【請求項30】
R3が結合している炭素は(R)配置にある、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
R1が-Cl、およびR9が-Clである、請求項24に記載の化合物。
【請求項32】
R3が結合している炭素は(R)配置にある、請求項31に記載の化合物。
【請求項33】
R1が-Cl、およびR9が-Brである、請求項24に記載の化合物。
【請求項34】
R3が結合している炭素は(R)配置にある、請求項33に記載の化合物。
【請求項35】
R1が-Cl、およびR9が-Clである、請求項24に記載の化合物。
【請求項36】
R3が結合している炭素は(R)配置にある、請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
mが1、およびR3が結合している炭素は(R)配置にある、請求項1に記載の化合物。
【請求項38】
式:
【化4】

の化合物、またはその製薬上許容可能な塩
(式中、Ar1は、
【化5】

Aは、
【化6】

R1は、-H、-ハロ、-(C1-C6)アルキル、-NO2、-CN、-OH、-OCH3、-NH2、-C(ハロ)3、-CH
(ハロ)2または-CH2(ハロ);
R2はそれぞれ独立して:
(a) -ハロ、-CN、-OH、-O(C1-C6)アルキル、-NO2もしくは-NH2
(b) -(C1-C10)アルキル、-(C2-C10)アルケニル、-(C2-C10)アルキニル、-(C3-C1O)シク
ロアルキル、-(C8-C14)ビシクロアルキル、-(C8-C14)トリシクロアルキル、-(C5-C10)シ
クロアルケニル、-(C8-C14)ビシクロアルケニル、-(C8-C14)トリシクロアルケニル、-(3
〜7-員)ヘテロ環もしくは-(7〜10-員)ビシクロヘテロ環(それぞれ非置換であるか、もし
くは1以上のR5基で置換されている);または
(c) -フェニル、-ナフチル、-(C14)アリールもしくは-(5〜10-員)ヘテロアリール(それ
ぞれ非置換であるか、もしくは1以上のR6基で置換されている);
R3はそれぞれ独立して:
(a) -ハロ、-CN、-OH、-O(C1-C6)アルキル、-NO2もしくは-NH2
(b) -(C1-C10)アルキル、-(C2-C10)アルケニル、-(C2-C10)アルキニル、-(C3-C1O)シク
ロアルキル、-(C8-C14)ビシクロアルキル、-(C8-C14)トリシクロアルキル、-(C5-C10)シ
クロアルケニル、-(C8-C14)ビシクロアルケニル、-(C8-C14)トリシクロアルケニル、-(3
〜7-員)ヘテロ環もしくは-(7〜10-員)ビシクロヘテロ環(それぞれ非置換であるか、もし
くは1以上のR5基で置換されている);または
(c) -フェニル、-ナフチル、-(C14)アリールもしくは-(5〜10-員)ヘテロアリール(それ
ぞれ非置換であるか、もしくは1以上のR6基で置換されている);
R4は、-Hまたは-(C1-C6)アルキル;
R5はそれぞれ独立して、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-N02、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR7OH、-O
R7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2R7
R6はそれぞれ独立して、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキニル
、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテロ環
、-C(ハロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-NO2、-N(R7)2、-CH=NR
7、-NR7OH、-OR7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2
R7
R7はそれぞれ独立して、-H、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキ
ニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテ
ロ環、-C(ハロ)3、-CH2(ハロ)または-CH(ハロ)2
R8およびR9はそれぞれ独立して、-H、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C
6)アルキニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-C(ハ
ロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR70H、-O
R7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2R7
-ハロはそれぞれ、-F、-Cl、-Brまたは-I;
pは、0〜2の整数;
mは、0または1;および
xは、0または1)。
【請求項39】
xが1、およびAが-C(O)N(R4)-である、請求項38に記載の化合物。
【請求項40】
Ar1がピラジニル基である、請求項38に記載の化合物。
【請求項41】
Ar1がピリダジニル基である、請求項38に記載の化合物。
【請求項42】
Ar1がチアザニル(thiazanyl)基である、請求項38に記載の化合物。
【請求項43】
Ar1がピラジニル基、xが1、およびAが-C(O)N(R4)-である、請求項38に記載の化合物

【請求項44】
Ar1がピラジニル基、xが1、およびAが-C(S)N(R4)-である、請求項38に記載の化合物

【請求項45】
Ar1がピリダジニル基、xが1、およびAが-C(O)N(R4)-である、請求項38に記載の化合
物。
【請求項46】
Ar1がピリダジニル基、xが1、およびAが-C(S)N(R4)-である、請求項38に記載の化合
物。
【請求項47】
Ar1がチアザニル基、xが1、およびAが-C(O)N(R4)-である、請求項38に記載の化合物

【請求項48】
Ar1がチアザニル基、xが1、およびAが-C(S)N(R4)-である、請求項38に記載の化合物

【請求項49】
pが0である、請求項38に記載の化合物。
【請求項50】
pが1である、請求項38に記載の化合物。
【請求項51】
xが0である、請求項38に記載の化合物。
【請求項52】
R1が-CH3、CF3、-Cl、-Brまたは-I;
mが0;
pが0;
xが1;
Aが-C(O)-N(R4)-;
R4が-H;
R8が-H;および
R9が-CH3、CF3、-OCH2CH3、tert-ブチル、Cl、-Br-または-Fである、請求項38に記載
の化合物。
【請求項53】
R1が-CH3、およびR9が-Clである、請求項52に記載の化合物。
【請求項54】
R1が-CH3、およびR9が-Brである、請求項52に記載の化合物。
【請求項55】
R1が-CH3、およびR9が-Fである、請求項52に記載の化合物。
【請求項56】
R1が-Cl、およびR9-Clである、請求項52に記載の化合物。
【請求項57】
R1が-Cl、およびR9が-Brである、請求項52に記載の化合物。
【請求項58】
R1が-Cl、およびR9が-Clである、請求項52に記載の化合物。
【請求項59】
R1が-CH3、CF3、-Cl、-Brまたは-I;
mが1;
R3が-(C1-C10)アルキル;
pが0;
xが1;
Aが-C(O)-N(R4)-;
R4が-H;
R8が-H;および
R9が-CH3、CF3、-OCH2CH3、tert-ブチル、Cl、-Br-または-Fである、請求項38に記載
の化合物。
【請求項60】
R3が-CH3である、請求項59に記載の化合物。
【請求項61】
R3が結合している炭素は(R)配置にある、請求項59に記載の化合物。
【請求項62】
R3が、-C(O)-N(R4)-基に結合した窒素原子に隣接する炭素原子に結合している、請求項
59に記載の化合物。
【請求項63】
R1が-CH3、およびR9が-Clである、請求項59に記載の化合物。
【請求項64】
R3が結合している炭素は(R)配置にある、請求項63に記載の化合物。
【請求項65】
R1がCH3、およびR9が-Brである、請求項59に記載の化合物。
【請求項66】
R3が結合している炭素は(R)配置にある、請求項65に記載の化合物。
【請求項67】
R1が-CH3、およびR9が-Fである、請求項59に記載の化合物。
【請求項68】
R3が結合している炭素は(R)配置にある、請求項67に記載の化合物。
【請求項69】
R1が-Cl、およびR9が-Clである、請求項59に記載の化合物。
【請求項70】
R3が結合している炭素は(R)配置にある、請求項69に記載の化合物。
【請求項71】
R1が-Cl、およびR9が-Brである、請求項59に記載の化合物。
【請求項72】
R3が結合している炭素は(R)配置にある、請求項71に記載の化合物。
【請求項73】
R1が-Cl、およびR9が-Clである、請求項59に記載の化合物。
【請求項74】
R3が結合している炭素は(R)配置にある、請求項73に記載の化合物。
【請求項75】
mが1、およびR3が結合している炭素は(R)配置にある、請求項38に記載の化合物。
【請求項76】
式:
【化7】

の化合物、またはその製薬上許容可能な塩
(式中、Ar1
【化8】

R1は、-Cl、-Br、-I、-(C1-C6)アルキル、-NO2、-CN、-OH、-OCH3、-NH2、-C(ハロ)3
-CH(ハロ)2、または-CH2(ハロ);
R2はそれぞれ独立して:
(a) -ハロ、-CN、-OH、-O(C1-C6)アルキル、-NO2もしくは-NH2
(b) -(C1-C10)アルキル、-(C2-C10)アルケニル、-(C2-C10)アルキニル、-(C3-C10)シク
ロアルキル、-(C8-C14)ビシクロアルキル、-(C8-C14)トリシクロアルキル、-(C5-C10)シ
クロアルケニル、-(C8-C14)ビシクロアルケニル、-(C8-C14)トリシクロアルケニル、-(3
〜7-員)ヘテロ環もしくは-(7〜10-員)ビシクロヘテロ環(それぞれ非置換であるか、もし
くは1以上のR5基で置換されている);または
(c) -フェニル、-ナフチル、-(C14)アリールもしくは-(5〜10-員)ヘテロアリール(それ
ぞれ非置換であるか、もしくは1以上のR6基で置換されている);
R3はそれぞれ独立して:
(a) -ハロ、-CN、-OH、-O(Cl-C6)アルキル、-NO2もしくは-NH2
(b) -(C1-C10)アルキル、-(C2-C10)アルケニル、-(C2-C10)アルキニル、-(C3-C10)シク
ロアルキル、-(C8-C14)ビシクロアルキル、-(C8-C14)トリシクロアルキル、-(C5-C10)シ
クロアルケニル、-(C8-C14)ビシクロアルケニル、-(C8-C14)トリシクロアルケニル、-(3
〜7-員)ヘテロ環もしくは-(7〜10-員)ビシクロヘテロ環(それぞれ非置換であるか、もし
くは1以上のR5基で置換されている);または
(c) -フェニル、-ナフチル、-(C14)アリールもしくは-(5〜10-員)ヘテロアリール(それ
ぞれ非置換であるか、もしくは1以上のR6基で置換されている);
R5はそれぞれ独立して、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-N02、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR7OH、-O
R7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7もしくは-S(O)2R7
R6はそれぞれ独立して、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキニル
、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテロ環
、-C(ハロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-NO2、-N(R7)2、-CH=NR
7、-NR70H、-OR7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7もしくは-S(O
)2R7
R7はそれぞれ独立して、-H、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキ
ニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテ
ロ環、-C(ハロ)3、-CH2(ハロ)もしくは-CH(ハロ)2
R8およびR9はそれぞれ独立して、-H、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C
6)アルキニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-C(ハ
ロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR70H、-O
R7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7もしくは-S(O)2R7
R10は、-Hまたは-(C1-C4)アルキル;
-ハロはそれぞれ、-F、-Cl、-Brまたは-I;
nは、0〜3の整数;
pは、0〜2の整数;および
mは、0または1)。
【請求項77】
Ar1がピリジル基である、請求項76に記載の化合物。
【請求項78】
Ar1がピリミジニル基である、請求項76に記載の化合物。
【請求項79】
Ar1がピラジニル基である、請求項76に記載の化合物。
【請求項80】
nまたはpが0である、請求項76に記載の化合物。
【請求項81】
nまたはpが1である、請求項76に記載の化合物。
【請求項82】
R1が-CH3、CF3、-Cl、-Brまたは-I;
mが0;
nまたはpが0;
R8が-H;および
R9が-CH3、CF3、-OCH2CH3、tert-ブチル、Cl、-Br-または-Fである、請求項76に記載
の化合物。
【請求項83】
Ar1がピリジル基である、請求項82に記載の化合物。
【請求項84】
R1がCH3、CF3、-Cl、-Brまたは-I;
mが1;
R3が-(C1-C10)アルキル;
nまたはpが0;
R8が-H;および
R9が-CH3、CF3、-OCH2CH3、tert-ブチル、Cl、-Br-または-Fである、請求項76に記載
の化合物。
【請求項85】
R3が-CH3である、請求項84に記載の化合物。
【請求項86】
R3が結合している炭素が(R)配置にある、請求項84に記載の化合物。
【請求項87】
R3が結合している炭素が(R)配置にある、請求項76に記載の化合物。
【請求項88】
式:
【化9】

の化合物、またはその製薬上許容可能な塩
(式中、Ar1
【化10】

Aは
【化11】

R1は、-H、-ハロ、-(C1-C6)アルキル、-NO2、-CN、-OH、-OCH3、-NH2、-C(ハロ)3、-CH
(ハロ)2または-CH2(ハロ);
R2はそれぞれ独立して:
(a) -ハロ、-CN、-OH、-O(Cl-C6)アルキル、-NO2もしくは-NH2
(b) -(C1-C10)アルキル、-(C2-C10)アルケニル、-(C2-C10)アルキニル、-(C3-C10)シク
ロアルキル、-(C8-C14)ビシクロアルキル、-(C8-C14)トリシクロアルキル、-(C5-C10)シ
クロアルケニル、-(C8-C14)ビシクロアルケニル、-(C8-C14)トリシクロアルケニル、-(3
〜7-員)ヘテロ環、もしくは-(7〜10-員)ビシクロヘテロ環(それぞれ非置換であるか、も
しくは1以上のR5基で置換されている);または
(c) -フェニル、-ナフチル、-(C14)アリールもしくは-(5〜10-員)ヘテロアリール(それ
ぞれ非置換であるか、もしくは1以上のR6基で置換されている);
R3はそれぞれ独立して:
(a) -ハロ、-CN、-OH、-O(C1-C6)アルキル、-NO2もしくは-NH2
(b) -(C1-C10)アルキル、-(C2-C10)アルケニル、-(C2-C10)アルキニル、-(C3-C10)シク
ロアルキル、-(C8-C14)ビシクロアルキル、-(C8-C14)トリシクロアルキル、-(C5-C10)シ
クロアルケニル、-(C8-C14)ビシクロアルケニル、-(C8-C14)トリシクロアルケニル、-(3
〜7-員)ヘテロ環もしくは-(7〜10-員)ビシクロヘテロ環(それぞれ非置換であるか、もし
くは1以上のR5基で置換されている);または
(c) -フェニル、-ナフチル、-(C14)アリールもしくは-(5〜10-員)ヘテロアリール(それ
ぞれ非置換であるか、もしくは1以上のR6基で置換されている);
R4は-Hまたは-(C1-C6)アルキル;
R5はそれぞれ独立して、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-NO2、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR7OH、-O
R7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2R7
R6はそれぞれ独立して、-(Cl-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキニル
、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテロ環
、-C(ハロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-NO2、-N(R7)2、-CH=NR
7、-NR70H、-OR7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2
R7
R7はそれぞれ独立して、-H、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキ
ニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテ
ロ環、-C(ハロ)3、-CH2(ハロ)または-CH(ハロ)2
R8およびR9はそれぞれ独立して、-H、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C
6)アルキニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-C(ハ
ロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR7OH、-O
R7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2R7
R10は、-Hまたは-(C1-C4)アルキル;
-ハロはそれぞれ、-F、-Cl、-Brまたは-I;
pは、0〜2の整数;
mは、0または1;および
xは、0または1)。
【請求項89】
Ar1がピリダジニル基である、請求項88に記載の化合物。
【請求項90】
Ar1がチアザニル基である、請求項88に記載の化合物。
【請求項91】
xが1、およびAが-C(O)N(R4)-である、請求項88に記載の化合物。
【請求項92】
Ar1がピリダジニル基、xが1、およびAが-C(O)N(R4)-である、請求項88に記載の化合
物。
【請求項93】
Ar1がピリダジニル基、xが1、およびAが-C(S)N(R4)-である、請求項88に記載の化合
物。
【請求項94】
pが0である、請求項88に記載の化合物。
【請求項95】
pが1である、請求項88に記載の化合物。
【請求項96】
xが0である、請求項88に記載の化合物。
【請求項97】
Ar1がチアザニル基である、請求項88に記載の化合物。
【請求項98】
Ar1がチアザニル基、xが1、およびAが-C(O)N(R4)-である、請求項88に記載の化合物

【請求項99】
Ar1がチアザニル基、xが1、およびAが-C(S)N(R4)-である、請求項88に記載の化合物

【請求項100】
R1が-CH3、CF3、-Cl、-Brまたは-I;
mが0;
pがO;
xが1;
Aが-C(O)-N(R4)-;
R4が-H;
R8が-H;および
R9が-CH3、CF3、-OCH2CH3、tert-ブチル、Cl、-Br-または-Fである、請求項88に記載
の化合物。
【請求項101】
R1が-CH3、CF3、-Cl、-Brまたは-I;
mが1;
R3が-(C1-C10)アルキル;
pが0;
xが1;
Aが-C(O)-N(R4)-;
R4が-H;
R8が-H;および
R9が-CH3、CF3、-OCH2CH3、tert-ブチル、Cl、-Br-または-Fである、請求項88に記載
の化合物。
【請求項102】
R3が-CH3である、請求項101に記載の化合物。
【請求項103】
R3が結合している炭素が(R)配置にある、請求項101に記載の化合物。
【請求項104】
R3が、-C(O)-N(R4)-基に結合した窒素原子に隣接する炭素原子に結合している、請求項
101に記載の化合物。
【請求項105】
mが1、およびR3が結合している炭素が(R)配置にある、請求項88に記載の化合物。
【請求項106】
式:
【化12】

の化合物、またはその製薬上許容可能な塩
(式中、Ar1は、
【化13】

Aは、
【化14】

R1は、-Cl、-Br、-I、-(C1-C6)アルキル、-NO2、-CN、-OH、-OCH3、-NH2、-C(ハロ)3
-CH(ハロ)2または-CH2(ハロ);
R2はそれぞれ独立して:
(a) -ハロ、-CN、-OH、-O(C1-C6)アルキル、-NO2もしくは-NH2
(b) -(C1-C10)アルキル、-(C2-C10)アルケニル、-(C2-C10)アルキニル、-(C3-C10)シク
ロアルキル、-(C8-C14)ビシクロアルキル、-(C8-C14)トリシクロアルキル、-(C5-C1O)シ
クロアルケニル、-(C8-C14)ビシクロアルケニル、-(C8-C14)トリシクロアルケニル、-(3
〜7-員)ヘテロ環もしくは-(7〜10-員)ビシクロヘテロ環(それぞれ非置換であるか、もし
くは1以上のR5基で置換されている);または
(c) -フェニル、-ナフチル、-(C14)アリールもしくは-(5〜10-員)ヘテロアリール(それ
ぞれ非置換であるか、もしくは1以上のR6基で置換されている);
R3はそれぞれ独立して:
(a) -ハロ、-CN、-OH、-O(C1-C6)アルキル、-NO2もしくは-NH2
(b) -(C1-C10)アルキル、-(C2-C10)アルケニル、-(C2-C10)アルキニル、-(C3-C10)シク
ロアルキル、-(C8-C14)ビシクロアルキル、-(C8-C14)トリシクロアルキル、-(C5-C10)シ
クロアルケニル、-(C8-C14)ビシクロアルケニル、-(C8-C14)トリシクロアルケニル、-(3
〜7-員)ヘテロ環もしくは-(7〜10-員)ビシクロヘテロ環(それぞれ非置換であるか、もし
くは1以上のR5基で置換されている); または
(c) -フェニル、-ナフチル、-(C14)アリールもしくは-(5〜10-員)ヘテロアリール(それ
ぞれ非置換であるか、もしくは1以上のR6基で置換されている);
R4は、-Hまたは-(C1-C6)アルキル;
R5はそれぞれ独立して、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-NO2、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR7OH、-O
R7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2R7
R6はそれぞれ独立して、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキニル
、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテロ環
、-C(ハロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-NO2、-N(R7)2、-CH=NR
7、-NR70H、-OR7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2
R7
R7はそれぞれ独立して、-H、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキ
ニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテ
ロ環、-C(ハロ)3、-CH2(ハロ)または-CH(ハロ)2
R8およびR9はそれぞれ独立して、-H、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C
6)アルキニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-C(ハ
ロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR7OH、-O
R7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2R7
-ハロはそれぞれ、-F、-Cl、-Br、または-I;
nは、0〜3の整数;
pは、0〜2の整数;
mは、0または1;および
xは、0または1)。
【請求項107】
Ar1がピリジル基である、請求項106に記載の化合物。
【請求項108】
xが1、およびAが-C(O)N(R4)-である、請求項106に記載の化合物。
【請求項109】
Ar1がピリジル基、xが1、およびAが-C(O)N(R4)-である、請求項106に記載の化合物

【請求項110】
Ar1がピリジル基、xが1、およびAが-C(S)N(R4)-である、請求項106に記載の化合物

【請求項111】
nまたはpが0である、請求項106に記載の化合物。
【請求項112】
nまたはpが1である、請求項106に記載の化合物。
【請求項113】
xが0である、請求項106に記載の化合物。
【請求項114】
Ar1がピリミジニル基である、請求項106に記載の化合物。
【請求項115】
Ar1がピリミジニル基、xが1、およびAが-C(O)N(R4)-である、請求項106に記載の化
合物。
【請求項116】
Ar1がピリミジニル基、xが1、およびAが-C(S)N(R4)-である、請求項106に記載の化
合物。
【請求項117】
R1が-CH3、CF3、-Cl、-Brまたは-I;
mが0;
nまたはpが0;
xが1;
Aが-C(O)-N(R4)-;
R4が-H;
R8が-H;および
R9が-CH3、CF3、-OCH2CH3、tert-ブチル、Cl、-Br-または-Fである、請求項106に記
載の化合物。
【請求項118】
R1が-CH3、CF3、-Cl、-Brまたは-I;
mが1;
R3が-(C1-C10)アルキル;
nまたはpが0;
xが1;
Aが-C(O)-N(R4)-;
R4が-H;
R8が-H;および
R9が-CH3、CF3、-OCH2CH3、tert-ブチル、Cl、-Br-または-Fである、請求項106に記
載の化合物。
【請求項119】
R3が-CH3である、請求項118に記載の化合物。
【請求項120】
R3が結合している炭素が(R)配置にある、請求項118に記載の化合物。
【請求項121】
R3が、-C(O)-N(R4)-基に結合した窒素原子に隣接する炭素原子に結合している、請求項
118に記載の化合物。
【請求項122】
mが1、およびR3が結合している炭素が(R)配置にある、請求項106に記載の化合物。
【請求項123】
式:
【化15】

の化合物、またはその製薬上許容可能な塩
(式中、Ar1
【化16】

Aは
【化17】

R1は、-H、-ハロ、-(C1-C6)アルキル、-NO2、-CN、-OH、-OCH3、-NH2、-C(ハロ)3、-CH
(ハロ)2または-CH2(ハロ);
R2はそれぞれ独立して:
(a) -ハロ、-CN、-OH、-O(C1-C6)アルキル、-NO2もしくは-NH2
(b) -(C1-C10)アルキル、-(C2-C10)アルケニル、-(C2-C10)アルキニル、-(C3-C10)シク
ロアルキル、-(C8-C14)ビシクロアルキル、-(C8-C14)トリシクロアルキル、-(C5-C10)シ
クロアルケニル、-(C8-C14)ビシクロアルケニル、-(C8-C14)トリシクロアルケニルもしく
は-(7〜10-員)ビシクロヘテロ環(それぞれ非置換であるか、もしくは1以上のR5基で置換
されている);または
(c) -フェニル、-ナフチルもしくは-(C14)アリール(それぞれ非置換であるか、もしく
は1以上のR6基で置換されている);
R3はそれぞれ独立して:
(a) -ハロ、-CN、-OH、-O(C1-C6)アルキル、-NO2もしくは-NH2
(b) -(C1-C10)アルキル、-(C2-C10)アルケニル、-(C2-C10)アルキニル、-(C3-C10)シク
ロアルキル、-(C8-C14)ビシクロアルキル、-(C8-C14)トリシクロアルキル、-(C5-C10)シ
クロアルケニル、-(C8-C14)ビシクロアルケニル、-(C8-C14)トリシクロアルケニル、-(3
〜7-員)ヘテロ環もしくは-(7〜10-員)ビシクロヘテロ環(それぞれ非置換であるか、もし
くは1以上のR5基で置換されている);または
(c) -フェニル、-ナフチル、-(C14)アリールもしくは-(5〜10-員)ヘテロアリール(それぞ
れ非置換であるか、もしくは1以上のR6基で置換されている);
R4は、-Hまたは-(C1-C6)アルキル;
R5はそれぞれ独立して、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-NO2、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR70H、-O
R7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2R7
R6はそれぞれ独立して、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキニル
、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテロ環
、-C(ハロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-NO2、-N(R7)2、-CH=NR
7、-NR70H、-OR7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2
R7
R7はそれぞれ独立して、-H、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキ
ニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテ
ロ環、-C(ハロ)3、-CH2(ハロ)または-CH(ハロ)2
R8およびR9はそれぞれ独立して、-H、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C
6)アルキニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-C(ハ
ロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR7OH、-O
R7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2R7
-ハロはそれぞれ、-F、-Cl、-Brまたは-I;
pは、0〜2の整数;
mは0または1;および
xは0または1)。
【請求項124】
Ar1がピラジニル基である、請求項123に記載の化合物。
【請求項125】
xが1、およびAが-C(O)N(R4)-である、請求項123に記載の化合物。
【請求項126】
Ar1がピラジニル基、xが1、およびAが-C(O)N(R4)-である、請求項123に記載の化合
物。
【請求項127】
Ar1がピラジニル基、xが1、およびAが-C(S)N(R4)-である、請求項123に記載の化合
物。
【請求項128】
pが0である、請求項123に記載の化合物。
【請求項129】
pが1である、請求項123に記載の化合物。
【請求項130】
xが0である、請求項123に記載の化合物。
【請求項131】
Ar1がピリダジニル基である、請求項123に記載の化合物。
【請求項132】
Ar1がピリダジニル基、xが1、およびAが-C(O)N(R4)-である、請求項123に記載の化
合物。
【請求項133】
Ar1がピリダジニル基、xが1、およびAが-C(S)N(R4)-である、請求項123に記載の化
合物。
【請求項134】
Ar1がチアザニル基である、請求項123に記載の化合物。
【請求項135】
Ar1がチアザニル基、xが1、およびAが-C(O)N(R4)-である、請求項123に記載の化合
物。
【請求項136】
Ar1がチアザニル基、xが1、およびAが-C(S)N(R4)-である、請求項123に記載の化合
物。
【請求項137】
R1が-CH3、CF3、-Cl、-Brまたは-I;
mが0;
pが0;
xが1;
Aが-C(O)-N(R4)-;
R4が-H;
R8が-H;および
R9が-CH3、CF3、-OCH2CH3、tert-ブチル、Cl、-Br-または-Fである、請求項123に記
載の化合物。
【請求項138】
R1が-CH3、CF3、-Cl、-Brまたは-I;
mが1;
R3が-(C1-C10)アルキル;
pが0;
xが1;
Aが-C(O)-N(R4)-;
R4が-H;
R8が-H;および
R9が-CH3、CF3、-OCH2CH3、tert-ブチル、Cl、-Br-または-Fである、請求項123に記
載の化合物。
【請求項139】
R3が-CH3である、請求項138に記載の化合物。
【請求項140】
R3が結合している炭素が、(R)配置にある、請求項138に記載の化合物。
【請求項141】
R3が、-C(O)-N(R4)-基に結合した窒素原子に隣接する炭素原子に結合している、請求項
138に記載の化合物。
【請求項142】
mが1、およびR3が結合している炭素が(R)配置にある、請求項123に記載の化合物。
【請求項143】
請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物また
は該化合物の製薬上許容可能な塩、および製薬上許容可能なビヒクルを含む、組成物。
【請求項144】
動物における疼痛を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請求
項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物または該化
合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項145】
動物における切迫尿失禁を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に
、請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物また
は該化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項146】
動物における潰瘍を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請求
項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物または該化
合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項147】
動物における過敏性腸症候群を治療または予防する方法であって、それを必要とする動
物に、請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物
または該化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項148】
動物における炎症性腸疾患を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物
に、請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物ま
たは該化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項149】
動物における依存性障害を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に
、請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物また
は該化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項150】
動物におけるパーキンソン病を治療または予防する方法であって、それを必要とする動
物に、請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物
または該化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項151】
動物におけるパーキンソン症候群を治療または予防する方法であって、それを必要とす
る動物に、請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化
合物または該化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項152】
動物における不安症を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物または該
化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項153】
動物における癲癇(epilepsy)を治療または予防する方法であって、それを必要とする動
物に、請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物
または該化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項154】
動物における発作(stroke)を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物
に、請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物ま
たは該化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項155】
動物における痙攣(seizure)を治療または予防する方法であって、それを必要とする動
物に、請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物
または該化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項156】
動物におけるそう痒性症状を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物
に、請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物ま
たは該化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項157】
動物における精神病を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物または該
化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項158】
動物における認知障害を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、
請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物または
該化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項159】
動物における記憶欠乏を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、
請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物または
該化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項160】
動物における制限性脳機能を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物
に、請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物ま
たは該化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項161】
動物におけるハンティングトン舞踏病を治療または予防する方法であって、それを必要
とする動物に、請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載
の化合物または該化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項162】
動物における筋萎縮性側索硬化を治療または予防する方法であって、それを必要とする
動物に、請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合
物または該化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項163】
動物における網膜症を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物または該
化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項164】
動物における筋痙攣を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物または該
化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項165】
動物における偏頭痛を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物または該
化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項166】
動物における嘔吐を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請求
項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物または該化
合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項167】
動物における運動異常を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、
請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物または
該化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項168】
動物におけるうつ病を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物または該
化合物の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項169】
VR1を発現可能な細胞と、有効量の請求項1、38、76、88、106または123
のいずれか一項に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可能な塩とを接触させること
を含む、細胞中のVR1機能を阻害する方法。
【請求項170】
mGluR5を発現可能な細胞と、有効量の請求項1、38、76、88、106または12
3のいずれか一項に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可能な塩とを接触させるこ
とを含む、細胞中のmGluR5機能を阻害する方法。
【請求項171】
mGluR1を発現可能な細胞と、有効量の請求項1、38、76、88、106または12
3のいずれか一項に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可能な塩とを接触させるこ
とを含む、細胞中のmGluR1機能を阻害する方法。
【請求項172】
請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物また
は該化合物の製薬上許容可能な塩を有効量で含む容器を含む、キット。
【請求項173】
請求項1、38、76、88、106または123のいずれか一項に記載の化合物また
は該化合物の製薬上許容可能な塩と、製薬上許容可能なビヒクルとを混合するステップを
含む、組成物調製方法。
【請求項174】
【化18】

【化19】

からなる群より選択される化合物、およびその製薬上許容可能な塩。
【請求項175】
【化20】

【化21】

からなる群より選択される化合物、およびその製薬上許容可能な塩。
【請求項176】
【化22】

からなる群より選択される化合物、およびその製薬上許容可能な塩。
【請求項177】
式:
【化23】

の化合物、またはその製薬上許容可能な塩
(式中、Ar1は、
【化24】

Ar2は、
【化25】

R1は、-ハロ、-(C1-C6)アルキル、-NO2、-CN、-OH、-OCH3、-NH2、-C(ハロ)3、-CH(ハ
ロ)2または-CH2(ハロ);
R2はそれぞれ独立して:
(a) -ハロ、-CN、-OH、-O(C1-C6)アルキル、-NO2もしくは-NH2
(b) -(C1-C10)アルキル、-(C2-C10)アルケニル、-(C2-C10)アルキニル、-(C3-C1O)シク
ロアルキル、-(C8-C14)ビシクロアルキル、-(C8-C14)トリシクロアルキル、-(C5-C10)シ
クロアルケニル、-(C8-C14)ビシクロアルケニル、-(C8-C14)トリシクロアルケニル、-(3
〜7-員)ヘテロ環もしくは-(7〜10-員)ビシクロヘテロ環(それぞれ非置換であるか、もし
くは1以上のR5基で置換されている);または
(c) -フェニル、-ナフチル、-(C14)アリールもしくは-(5〜10-員)ヘテロアリール(それ
ぞれ非置換であるか、もしくは1以上のR6基で置換されている);
R3は、-Hまたは-CH3
R5はそれぞれ独立して、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-N02、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR70H、-O
R7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2R7
R6はそれぞれ独立して、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキニル
、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテロ環
、-C(ハロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-NO2、-N(R7)2、-CH=NR
7、-NR7OH、-OR7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2
R7
R7はそれぞれ独立して、-H、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキ
ニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテ
ロ環、-C(ハロ)3、-CH2(ハロ)または-CH(ハロ)2
R8およびR9はそれぞれ独立して、-H、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C
6)アルキニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-C(ハ
ロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-OC(ハロ)3、-OCH(ハロ)2、-OCH2(ハロ)、-CN、-OH、-
ハロ、-N3、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR7OH、-OR7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7
、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2R7
-ハロはそれぞれ、-F、-Cl、-Brまたは-I;
nは、0〜3の整数;および
pは、0〜2の整数)。
【請求項178】
式:
【化26】

の化合物、またはその製薬上許容可能な塩
(式中、Ar1は、
【化27】

Ar2は、
【化28】

Aは、
【化29】

R1は、-ハロ、-(C1-C6)アルキル、-NO2、-CN、-OH、-OCH3、-NH2、-C(ハロ)3、-CH(ハ
ロ)2または-CH2(ハロ);
R2はそれぞれ独立して:
(a) -ハロ、-CN、-OH、-O(C1-C6)アルキル、-N02もしくは-NH2
(b) -(C1-C10)アルキル、-(C2-C10)アルケニル、-(C2-C10)アルキニル、-(C3-C1O)シク
ロアルキル、-(C8-C14)ビシクロアルキル、-(C8-C14)トリシクロアルキル、-(C5-C10)シ
クロアルケニル、-(C8-C14)ビシクロアルケニル、-(C8-C14)トリシクロアルケニル、-(3
〜7-員)ヘテロ環もしくは-(7〜10-員)ビシクロヘテロ環(それぞれ非置換であるか、もし
くは1以上のR5基で置換されている);または
(c) -フェニル、-ナフチル、-(C14)アリールもしくは-(5〜10-員)ヘテロアリール(それ
ぞれ非置換であるか、もしくは1以上のR6基で置換されている);
R3は-CH3
R4は-Hまたは-(C1-C6)アルキル;
R5はそれぞれ独立して、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-NO2、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR7OH、-O
R7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2R7
R6はそれぞれ独立して、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキニル
、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテロ環
、-C(ハロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-NO2、-N(R7)2、-CH=NR
7、-NR7OH、-OR7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2
R7
R7はそれぞれ独立して、-H、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキ
ニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテ
ロ環、-C(ハロ)3、-CH2(ハロ)または-CH(ハロ)2
R8およびR9はそれぞれ独立して、-H、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C
6)アルキニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-C(ハ
ロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-OC(ハロ)3、-OCH(ハロ)2、-OCH2(ハロ)、-CN、-OH、-
ハロ、-N3、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR7OH、-OR7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7
、-SR7、-S(O)R7または-S(0)2R7
-ハロはそれぞれ、-F、-Cl、-Brまたは-I;
nは、0〜3の整数;
pは、0〜2の整数;および
xは、0または1)。
【請求項179】
請求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容
可能な塩と、製薬上許容可能なビヒクルとを含む、組成物。
【請求項180】
動物における疼痛を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請求
項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可能な
塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項181】
動物における切迫尿失禁を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に
、請求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容
可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項182】
動物における潰瘍を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請求
項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可能な
塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項183】
動物における過敏性腸症候群を治療または予防する方法であって、それを必要とする動
物に、請求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上
許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項184】
動物における炎症性腸疾患を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物
に、請求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許
容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項185】
動物における依存性障害を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に
、請求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容
可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項186】
動物におけるパーキンソン病を治療または予防する方法であって、それを必要とする動
物に、請求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上
許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項187】
動物におけるパーキンソン症候群を治療または予防する方法であって、それを必要とす
る動物に、請求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製
薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項188】
動物における不安症を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可能
な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項189】
動物における癲癇を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請求
項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可能な
塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項190】
動物における発作を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請求
項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可能な
塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項191】
動物における痙攣を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請求
項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可能な
塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項192】
動物におけるそう痒性症状を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物
に、請求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許
容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項193】
動物における精神病を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可能
な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項194】
動物における認知障害を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、
請求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可
能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項195】
動物における記憶欠乏を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、
請求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可
能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項196】
動物における制限性脳機能を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物
に、請求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許
容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項197】
動物におけるハンティングトン舞踏病を治療または予防する方法であって、それを必要
とする動物に、請求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物
の製薬上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項198】
動物における筋萎縮性側索硬化を治療または予防する方法であって、それを必要とする
動物に、請求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬
上許容可能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項199】
動物における網膜症を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可能
な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項200】
動物における筋痙攣を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可能
な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項201】
動物における偏頭痛を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可能
な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項202】
動物における嘔吐を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請求
項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可能な
塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項203】
動物における運動異常を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、
請求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可
能な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項204】
動物におけるうつ病を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容可能
な塩を、有効量で投与することを含む、方法。
【請求項205】
VR1を発現可能な細胞と、有効量の請求項177または178のいずれか一方に記載の
化合物または該化合物の製薬上許容可能な塩とを接触させることを含む、細胞中のVR1機
能を阻害する方法。
【請求項206】
mGluR5を発現可能な細胞と、有効量の請求項177または178のいずれか一方に記載
の化合物または該化合物の製薬上許容可能な塩とを接触させることを含む、細胞中のmGlu
R5機能を阻害する方法。
【請求項207】
mGluR1を発現可能な細胞と、有効量の請求項177または178のいずれか一方に記載
の化合物または該化合物の製薬上許容可能な塩とを接触させることを含む、細胞中のmGlu
R1機能を阻害する方法。
【請求項208】
請求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容
可能な塩を有効量で含む容器を含む、キット。
【請求項209】
請求項177または178のいずれか一方に記載の化合物または該化合物の製薬上許容
可能な塩と、製薬上許容可能なビヒクルとを混合するステップを含む、組成物調製方法。
【請求項210】
(i)式:
【化30】

の化合物、またはその製薬上許容可能な塩を有効量と
(式中、Ar1は、
【化31】

Ar2は、
【化32】

R1は、-ハロ、-(C1-C6)アルキル、-NO2、-CN、-OH、-OCH3、-NH2、-C(ハロ)3、-CH(ハロ)
2または-CH2(ハロ);
R2はそれぞれ独立して:
(a) -ハロ、-CN、-OH、-O(C1-C6)アルキル、-NO2または-NH2
(b) -(C1-C10)アルキル、-(C2-C10)アルケニル、-(C2-C10)アルキニル、-(C3-C10)シク
ロアルキル、-(C8-C14)ビシクロアルキル、-(C8-C14)トリシクロアルキル、-(C5-C10)シ
クロアルケニル、-(C8-C14)ビシクロアルケニル、-(C8-C14)トリシクロアルケニル、-(3
〜7-員)ヘテロ環もしくは-(7〜10-員)ビシクロヘテロ環(それぞれ非置換であるか、もし
くは1以上のR5基で置換されている);または
(c) -フェニル、-ナフチル、-(C14)アリールもしくは-(5〜10-員)ヘテロアリール(それ
ぞれ非置換であるか、もしくは1以上のR6基で置換されている);
R3は、-Hまたは-CH3
R5はそれぞれ独立して、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-NO2、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR7OH、-O
R7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2R7
R6はそれぞれ独立して、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキニル
、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテロ環
、-C(ハロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-CN、-OH、-ハロ、-N3、-NO2、-N(R7)2、-CH=NR
7、-NR70H、-OR7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7、-SR7、-S(O)R7または-S(O)2
R7
R7はそれぞれ独立して、-H、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C6)アルキ
ニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-(C3-C5)ヘテ
ロ環、-C(ハロ)3、-CH2(ハロ)または-CH(ハロ)2
R8およびR9はそれぞれ独立して、-H、-(C1-C6)アルキル、-(C2-C6)アルケニル、-(C2-C
6)アルキニル、-(C3-C8)シクロアルキル、-(C5-C8)シクロアルケニル、-フェニル、-C(ハ
ロ)3、-CH(ハロ)2、-CH2(ハロ)、-OC(ハロ)3、-OCH(ハロ)2、-OCH2(ハロ)、-CN、-OH、-
ハロ、-N3、-N(R7)2、-CH=NR7、-NR70H、-OR7、-COR7、-C(O)OR7、-OC(O)R7、-OC(O)OR7
、-SR7、-S(O)R7または-S(0)2R7
-ハロはそれぞれ、-F、-Cl、-Brまたは-I;
nは、0〜3の整数;および
pは、0〜2の整数);
(ii)製薬上許容可能なキャリアまたは賦形剤と
を含む、組成物。
【請求項211】
動物における疼痛を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請求
項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項212】
動物における切迫尿失禁を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に
、請求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項213】
動物における潰瘍を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請求
項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項214】
動物における過敏性腸症候群を治療または予防する方法であって、それを必要とする動
物に、請求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項215】
動物における炎症性腸疾患を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物
に、請求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項216】
動物における依存性障害を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に
、請求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項217】
動物におけるパーキンソン病を治療または予防する方法であって、それを必要とする動
物に、請求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項218】
動物におけるパーキンソン症候群を治療または予防する方法であって、それを必要とす
る動物に、請求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項219】
動物における不安症を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項220】
動物における癲癇を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請求
項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項221】
動物における発作を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請求
項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項222】
動物における痙攣を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請求
項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項223】
動物におけるそう痒性症状を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物
に、請求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項224】
動物における精神病を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項225】
動物における認知障害を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、
請求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項226】
動物における記憶欠乏を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、
請求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項227】
動物における制限性脳機能を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物
に、請求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項228】
動物におけるハンティングトン舞踏病を治療または予防する方法であって、それを必要
とする動物に、請求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項229】
動物における筋萎縮性側索硬化を治療または予防する方法であって、それを必要とする
動物に、請求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項230】
動物における網膜症を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項231】
動物における筋痙攣を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項232】
動物における偏頭痛を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項233】
動物における嘔吐を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請求
項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項234】
動物における運動異常を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、
請求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項235】
動物におけるうつ病を治療または予防する方法であって、それを必要とする動物に、請
求項210に記載の組成物を有効量で投与することを含む、方法。
【請求項236】
VR1を発現可能な細胞と、有効量の請求項210に記載の組成物とを接触させることを
含む、細胞中のVR1機能を阻害する方法。
【請求項237】
mGluR5を発現可能な細胞と、有効量の請求項210に記載の組成物とを接触させること
を含む、細胞中のmGluR5機能を阻害する方法。
【請求項238】
mGluR1を発現可能な細胞と、有効量の請求項210に記載の組成物とを接触させること
を含む、細胞中のmGluR1機能を阻害する方法。
【請求項239】
請求項210に記載の組成物を有効量で含む容器を含む、キット。


【公開番号】特開2011−16826(P2011−16826A)
【公開日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−197627(P2010−197627)
【出願日】平成22年9月3日(2010.9.3)
【分割の表示】特願2005−510054(P2005−510054)の分割
【原出願日】平成15年12月22日(2003.12.22)
【出願人】(599108792)ユーロ−セルティーク エス.エイ. (134)
【Fターム(参考)】