説明

mTORを活性化する製剤及びmTORを活性化する方法

【課題】
本発明の課題は従来ではほとんど見いだされていないmTORを活性化する製剤の開発又はmTORを活性化する方法の開発である。
【解決手段】
特定の化合物に優れたmTOR活性化作用があることを見いだした。従って、本発明は特定の化合物を有効成分とするmTORを活性化する製剤並びにmTORを活性化する製剤を用いた皮膚老化を予防する方法を提供するものである。このmTORを活性する作用を利用することにより、紫外線あるいは加齢が原因となる皮膚老化を予防するために使用する製剤を製造することが可能である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
mTORを活性化するために使用する製剤であって、下記の式1で示される化合物を有効成分とすることを特徴とする製剤。
【化1】

:式1
[式1のR1〜R3はそれぞれ独立して水素原子,ヒドロキシル基,炭素数1〜5の直鎖アルコキシ基を示す。また式1のR4はそれぞれ独立してヒドロキシル基,炭素数1〜3の直鎖アルキル基,又は炭素数1〜3の直鎖アルコキシ基を示し、式1のnは0〜5の任意の整数を示す。]
【請求項2】
紫外線あるいは加齢が原因となる皮膚老化を予防するために使用されることを特徴とする、請求項1記載の製剤。
【請求項3】
式1で示される化合物がカルダモニンであることを特徴とする請求項1乃至2記載の製剤。
【請求項4】
製剤の剤形が外用の形態であることを特徴とする請求項1乃至3記載の製剤。
【請求項5】
紫外線あるいは加齢が原因となる皮膚老化を予防するために、式1で示される化合物を有効成分とする製剤を外用の形態で人体に適用することを特徴とする、mTORを活性化する方法。
【請求項6】
式1で示される化合物がカルダモニンであることを特徴とする請求項5記載のmTORを活性化する方法。

【図1】
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【公開番号】特開2007−204378(P2007−204378A)
【公開日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−21883(P2006−21883)
【出願日】平成18年1月31日(2006.1.31)
【出願人】(000119472)一丸ファルコス株式会社 (78)
【出願人】(597018325)
【出願人】(500572649)財団法人岐阜県国際バイオ研究所 (10)
【上記2名の代理人】
【識別番号】000119472
【氏名又は名称】一丸ファルコス株式会社
【Fターム(参考)】