【課題】 本発明は、主に列車の座席や自動車の助手席等の座席シートで座った状態で眠る場合に使用するための座席シート用枕を提供することである。
【解決手段】 座席シート用枕10の上部には頭首載置部16が形成されている。この頭首載置部16の上部にはVカット部18が形成されVカット部18の両側部18Aは傾斜して形成されている。また、頭首載置部16の基端部16Aには連結部20が形成されている。この連結部20と前記頭首載置部16との間には切欠部22が形成されている。また、前記連結部20の下部には抱え部24が形成されている。この抱え部24の両側部には括れ部26が形成されている。前記抱え部24の下端中間部は上方に向かってカーブした円弧部30が形成され、抱え部24の下端両端部は下方に突出した突起部32が形成されている。
[代表図面]
【発行国】日本国特許庁(JP)
【公報種別】公開特許公報(A)
【公開番号】
特開2000−5013(P2000−5013A)
【公開日】平成12年1月11日(2000.1.11)
【発明の名称】座席シート用枕
【国際特許分類第7版】
A47G 9/00
【FI】
A47G 9/00 V
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】FD
【全頁数】4
【出願番号】特願平10−191011
【出願日】平成10年6月23日(1998.6.23)
【出願人】(591027020)ロフテー株式会社
【出願人】(390021577)東海旅客鉄道株式会社
【発明者】

【発明者】

【代理人】弁理士(100063185)

【テーマコード(参考)】
3B102
【Fターム(参考)】
3B102 AA00 AB07 AB08 AB10 AC01
【請求項1】
上端部に枕上下方向と交差して形成された頭首載置部と、この頭首載置部の基端部に下方に向かって連続形成された連結部と、この連結部に連続して形成された抱え部と、を有してなることを特徴とする座席シート用枕。
【請求項2】
上端部に枕上下方向と交差して形成された頭首載置部と、この頭首載置部の基端部に下方に向かって連続形成された連結部と、前記頭首載置部と連結部との間に形成された切欠部と、前記連結部の下方に連続して形成された抱え部と、この抱え部に形成された括れ部と、を有してなることを特徴とする座席シート用枕。
【請求項3】
上端部に枕上下方向と交差して形成された頭首載置部と、この頭首載置部の上部に形成されたカット部と、前記頭首載置部の基端部に下方に向かって連続形成された連結部と、前記頭首載置部と連結部との間に形成された切欠部と、前記連結部の下方に連続して形成された抱え部と、この抱え部に形成された括れ部と、この括れ部の下部に形成された腕係止部と、前記抱え部の下端面に形成された円弧部と、を有してなることを特徴とする座席シート用枕。
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に列車や自動車等の座席シートに座った状態で使用する座席シート用枕に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、就寝時や部屋等で横になった場合に使用する枕は多種多様提案されている。しかし、列車の座席や自動車の助手席等で座った状態で寝たい場合に用いる枕は提案されていない。このため、従来、列車の座席や自動車の助手席等で座った状態で寝る場合は枕を使用しないで後頭部や首部を座席シートの背もたれ部に直接当接させた状態で寝ている。従って、列車の座席や自動車の助手席等では眠りにくい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実に鑑みなされたものであり、主に列車の座席や自動車の助手席等の座席シートで座った状態で眠る場合に使用するための座席シート用枕を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上端部に枕上下方向と交差して形成された頭首載置部と、この頭首載置部の基端部に下方に向かって連続形成された連結部と、この連結部に連続して形成された抱え部と、を有してなることを特徴とする座席シート用枕。請求項2の発明は、上端部に枕上下方向と交差して形成された頭首載置部と、この頭首載置部の基端部に下方に向かって連続形成された連結部と、前記頭首載置部と連結部との間に形成された切欠部と、前記連結部の下方に連続して形成された抱え部と、この抱え部に形成された括れ部と、を有してなることを特徴としている。請求項3の発明は、上端部に枕上下方向と交差して形成された頭首載置部と、この頭首載置部の上部に形成されたカット部と、前記頭首載置部の基端部に下方に向かって連続形成された連結部と、前記頭首載置部と連結部との間に形成された切欠部と、前記連結部の下方に連続して形成された抱え部と、この抱え部に形成された括れ部と、この括れ部の下部に形成された腕係止部と、前記抱え部の下端面に形成された円弧部と、を有してなることを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3には本発明に係る座席シート用枕の一実施例が示されている。この座席シート用枕10の枕側12は適宜布地で袋状に形成されている。この枕側12には綿等の適宜材料でなる芯充填材14が図示されない開口部を介して収容され、座席シート用枕10に厚みをもたせている(図3参照)。前記開口部には図示されないファスナーが取り付けられて自由に開口部を開閉できるようになっている。図1及び図2に示されるように、前記座席シート用枕10の上部には上下方向に交差して使用者の後頭部や首部を保持する頭首載置部16が形成されている。この頭首載置部16の上部には略V字状に窪んで形成されたVカット部18が形成されVカット部18の両側部18A,18Aは傾斜して形成されている。また、頭首載置部16の基端部16Aには連結部20が連続して下方向に向かって形成されている。この連結部20と前記頭首載置部16との間には略三角形状の切欠部22が形成されている。また、前記連結部20の下部には抱え部24が連続して形成されている。この抱え部24の両側部には括れ部26,26が形成されている。このため、括れ部26の下部はなだらかに傾斜した腕係止部28となっている。前記抱え部24の下端中間部は上方に向かってカーブした円弧部30が形成され、抱え部24の下端両端部は下方に突出した突起部32,32が形成されている。
【0006】
次に、実施例の座席シート用枕10の作用について説明する。本発明に係る座席シート用枕10を使用する場合は図1に示されるように頭首載置部16を使用者の後頭部又は首部の後ろの座席シート40の背もたれ部42に配設する。これにより使用者の後頭部又は首部は頭首載置部16に載置されることになるので後頭部や首部が直接座席シート40の背もたれ部42に直接当接することがない。また、後頭部はVカット部18に対応するので後頭部はVカット部18の両側部18A,18Aにより左右に動くのを阻止される。そして、使用者の肩部を前記切欠部22に対応させて連結部20及び抱え部24を使用者の前方に位置させる。そして、抱え部24の括れ部26に両腕を回すようにして抱え部24を抱える。この時、両腕は傾斜した腕係止部28,28に保持される状態になるので抱え部24を抱えていても両腕が疲れるようなことはない。また、抱え部24の下端中間部に形成された円弧部30は使用者の大腿部に対応するので抱え部24の下端が大腿部に当接しても違和感をおぼえることが少なく、しかも抱え部24の突起部32,32が座席シート40の座板部44に当接すれば座席シート用枕10の重量が分散されるので使用者は座席シート用枕10を抱えているという感じをほとんど感じることがない。従って、使用者の後頭部や首部は頭首載置部16に載置され、また、両腕で抱え部24の括れ部26周辺を抱えることにより安心感を与えることができる。しかも、腕係止部28により両腕が下がらずに両腕の位置を維持することができると共に突起部32,32が座席シート40の座板部44に当接することにより座席シート用枕10の重量を分散することができるので座席シート用枕10を抱えているという意識を激減できるため、座席シート40に座った状態でも気持ち良く眠ることができる。
【0007】
なお、本発明の座席シート用枕10は主に列車や自動車の座席シート40に座って寝る場合に使用することを目的として開発されたものであるが、室内等で横になる場合等に使用してもよいことは勿論である。また、実施例では芯充填材14として綿を使用したが、プラスチックで形成されたプラスチックボール,プラスチックパイプ、蕎麦殻、羽毛、スポンジ等の材料を使用してもよいことは勿論である。
【0008】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る座席シート用枕は使用者の後頭部や首部は頭首載置部に載置され、また、両腕で抱え部を抱えることにより安心感を与えることができるので座席シートに座った状態でも気持ち良く眠ることができるという優れた効果を有する。
【図1】座席シート用枕の使用状態を示す斜視図である。
【図2】座席シート用枕の正面図である。
【図3】座席シート用枕の側面図である。
【符号の説明】
10・・・座席シート用枕
16・・・頭首載置部
18・・・Vカット部
20・・・連結部
22・・・切欠部
24・・・抱え部
26・・・括れ部
28・・・腕係止部
30・・・円弧部
【図1】
【図2】
【図3】